ウクライナ戦況

侵攻970日目、ロシア軍は数的有利を活かして複数方面で攻勢を維持

DEEP STATEは20日夜「ロシア軍がクピャンスク方面とヒルニク・クラホヴォ方面で前進した」と報告、ロシア軍はクピャンスク方面では新たな方向に前進し、ヒルニク・クラホヴォ方面ではヒルニク市内の支配地域を広げ、もう市内の約半分がグレーゾーンに指定されている。

参考:Мапу оновлено!
参考:Цель — Курахово, удары украинских БЛА по России, наступление в ДНР — сводка за 20 октября

東部戦線には危機的な状況が幾つもあるため、限られた戦力で対応しなければならないウクライナ軍は苦しい状況が続く

今年の夏頃から活発的に前線が動いているクピャンスク方面は「ロシア軍のシンキフカから南下する動き」「ロシア軍がピシュチャネからオスキル川を目指す動き」「1年以上もロシア軍の前進を阻止してきたステルマキフカ~ミャソジャリフカ~アンドリエウカの渓谷ラインを攻略する動き」が観測され、特にピシュチャネからオスキル川を目指す動きはほぼ達成され、渓谷ラインの主要3拠点も今月10日までに占領されていたが、DEEP STATEはクピャンスク方面オスキル川沿いについて20日夜「ロシア軍がヴィシュネヴェ方向に前進して集落内に侵入した」と、RYBARは「ロシア軍がクルフリャフカ集落内で支配地域を広げた」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

ロシア軍は渓谷ラインを越えてヴィシュネヴェ方向に前進しており、このまま前進されるとゼレベツ川西岸の背後に回り込まれる可能性が、ヴィシュネヴェ方向から西に前進されるとオスキル川東岸の物流拠点であるボロバが危なくなる可能性が出てくる。

状況が一気に悪化するとは思えないが、ピシュチャネの時と同じように「日々の前進が積み重なって気づいたら危機的な状況になっていた」となるかもしれない。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

DEEP STATEはヒルニク・クラホヴォ方面について「ロシア軍がヒルニク市内で支配地域を広げた」「ロシア軍がゼランヌ・ドルーエを占領した」と報告、DEEP STATEの戦況マップではヒルニク市内の約半分がグレーゾーンに指定されており、何処までヒルニクでロシア軍を足止めできるのかは未知数だが、同規模の都市に比べてコンクリート製のアパートが少ないため抵抗力は限られているのかもしれない。

どちらにしても東部戦線には危機的な状況が幾つもあるため、限られた戦力で対応しなければならないウクライナ軍はヒルニクだけに集中できず、何れは撤退を強いられるだろう。

関連記事:クルスク州の戦い、ウクライナ軍の占領地喪失に歯止めがかからない
関連記事:ロシア軍がオスキル川に肉薄、ポクロウシク方面でもヒルニク市内に侵入
関連記事:ウクライナ軍はクピャンスク方面で反撃、ロシア軍はバイク攻撃が成功
関連記事:侵攻967日目、ロシア軍が前進してクラホヴェの一部がグレーゾーンに入る
関連記事:ロシア軍の決定的な成功、チャシブ・ヤール南郊外の防衛ラインを突破

 

※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ

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コメント

    • たむごん
    • 2024年 10月 21日

    ウクライナ戦争は、ウクライナ=ロシアの国境がそもそも長いのですが、南部戦線が黒海=アゾフ海沿いの陸地も増えたためとんでもなく長いですね。

    独ソ戦は、戦線の凹凸が生まれれば両軍ともに前進・後退して戦線整理に繋がっていますが、ウクライナはできるだけ土地を固守するのも苦しくなる要因かなと感じています。

    本土決戦のため、自国の土地に固執したくなるのも理解できるのですが、前線兵士の消耗をおさえなければ国力差・人口差による消耗戦で時間が経てば苦しくなってしまいます(大胆な後退は、ゼレンスキー大統領しか決定できないですが決断できないのでしょう)。

    23
      • たむごん
      • 2024年 10月 21日

      追記です。

      ヒルニクで粘り続ける先はあるのでしょうかね?補給路が厳しくなり、武器弾薬補給が細り・負傷兵の後送が難しくなる流れのように感じます。

      16
        • らっく
        • 2024年 10月 21日

        簡単に言うけど、徒歩だと榴弾砲の餌食になるだけだからまとまった数の装甲車両が必要だけど集められないでしょう。数が揃えられたとしても集結点をドローンに探りだされたら格好の的だしね。

        9
          • たむごん
          • 2024年 10月 21日

          正攻法は、仰る通り、対処が難しいですからね。

          カルリブカ攻防、それ以前もそうですが、ずっとその状態が続いてるなと感じています。

          9
          • 2024年 10月 21日

          最近のアメリカの軍事支援パッケージにハンヴィーがあったので車両が不足してるんでしょうね。
          装甲車は訓練する時間もないから誰でも運転できるハンヴィーにしたのでしょう。

          18
            • たむごん
            • 2024年 10月 21日

            物がないとどうしようもないですから、仰る通りかもしれませんね。

            5
    •  
    • 2024年 10月 21日

    地図で見ればちっぽけな、ほんの少しの線の移動でどれだけ無駄な血が流れるのか。もちろん戦争という意味では小さくない前進なのだが…。戦争のエスカレーションが意味をなさないくらいの短期間でロシアの戦争最高能力を奪うのが一番犠牲はすくない(ロシアが勝利したところで長いまで犠牲は増える)と思えるが、潰しきれなければ泥沼のww3になるだろう事は想像に難くないので支援国の踏ん切りがつかないのもよくわかる。良くも悪くも民主主義国家の元首は国民の意見の平均値でしかないのだから無理もない。

    4
    • 2024年 10月 21日

    ウクライナが現状を打開するためには多層的かつ戦略的なアプローチが不可欠です。まずクピャンスクやヒルニクといった戦略的要衝に対して防御線を強化し、後方には深部防御を展開する必要があります。これによりロシア軍の前進速度を抑制し、ウクライナ軍に対して戦略的予備力を活用する時間を確保します。
    次に非対称戦術を駆使したゲリラ戦や非正規作戦を実施しロシア軍の兵站線や通信網を標的にすることで、敵の作戦行動を断続的に妨害します。特に複雑な地形や都市部の特性を活かした小規模かつ高機動な部隊による攪乱作戦が有効です。

    多領域作戦(MDO)の観点ではサイバー空間や宇宙空間の優位性を活用し、ロシア軍のC2(指揮統制)能力を低下させ、戦場での情報優位を確保することが重要です。さらに国際的な支援を受けて、兵站およびインテリジェンス支援を最大化し、作戦の持続可能性を強化します。また戦力の集中投入が求められる局面では、予備部隊を迅速かつ集中的に投入し、決定的な地点で敵の突破を阻止します。

    人的資源の管理も極めて重要であり、戦闘部隊のサイクルを効率的に回し疲労した部隊を後方へ交代させることで、長期的な防御作戦における戦力の持久力を保つ必要があります。モラルの維持と兵站支援の強化は、継続的な戦闘能力の維持に不可欠です。
    これらの戦略要素を統合し動的かつ柔軟に運用することで、ウクライナ軍はロシア軍の進撃を抑制し戦略的な反転攻勢の基盤を構築することが可能です。

    4
      • 名無し
      • 2024年 10月 21日

      それもウクライナに欠けている要素やし、それが出来てたら愚の骨頂たるクルスク侵攻など在り得なかったやろう……
      このまま映えながら滅びていく未来しか見えない。

      58
        • かぼ
        • 2024年 10月 21日

        軍事的合理性を無視して”映え”優先の作戦でウクライナの兵士を使い捨てにしてるキエフ政権には絶望を感じますね
        ウクライナの兵隊さん可哀想・・・

        26
      • 0点
      • 2024年 10月 21日

      ウクライナには不可能なことの羅列で
      軍事的合理性で採点すると0点ですね

      AIにレポート書かせると
      この程度の内容が出てくるのかな
      ネットに転がってる言説の拾い食いだから
      仕方ないのですけどね

      67
        •   
        • 2024年 10月 21日

        ウクライナの状況に対する評価に対し、「軍事的合理性で採点すると0点」というのは非常に厳しい見方ですが、現状を総合的に判断した場合、ウクライナがロシアに勝利する可能性は20%から30%と見積もられます。

        数的・物量的劣勢(15%減): ロシアの動員力と資源がウクライナの長期的な消耗戦での不利を助長しています。
        国際支援の継続性(+10%加点): 米欧諸国の軍事・経済支援がウクライナの防御力を強化していますが、支援が途絶えれば状況は悪化します。
        ロシアの国内状況(+5%加点): 経済制裁や戦争への不満がロシア軍の戦意に影響を与える可能性があります。
        ウクライナの戦術的優位性(+5%加点): 最新のドローンやサイバー戦を活用し、局地的な打撃を与える能力がウクライナにはあります。
        これらの要素を考慮すると、ウクライナがロシアに勝利する確率は**20%から30%**と推定されます。

        4
          • 通りすがり
          • 2024年 10月 21日

          「ゼレンスキー政権の無能さ」が評価項目に入っていないので、やはり0点
          そもそも、現状を総合的に判断する能力を持っていたザルジニーを更迭したのがゼレンスキー。
          羅列された「ウクライナがロシアに勝利する確率」は、“ゼレンスキー政権ではないウクライナが戦っているイフの世界線”の話でしかない。

          23
            •  
            • 2024年 10月 21日

            AIに政権運営させたほうが良い結果出せそう。

            14
      • うくらいだ
      • 2024年 10月 21日

      お上品な感じする

      13
      • 理想はこの翼では届かない
      • 2024年 10月 21日

      どうにも生成AIっぽさが感じられますが…
      まず、ウクライナ軍に十分な予備兵力が無いから今の状況になっています。予備兵力がある事前提の論理は成り立ちません
      次に平野部が多く「聖域」とできる領域がほとんど無いウクライナ東部でゲリラ戦は無理があります。都市ゲリラを行うにしてもいずれは検挙・殲滅されます。開戦当時はパルチザン活動がありましたが今はほぼ下火です

      結局は「人が足りない」に尽きる話で、もっと前の段階で動員年齢引き下げを含めた大規模動員を行い、支援国と連携した上で装備の統一・訓練を行っておくべきだったで終わる話です

      46
      • イーロンマスク
      • 2024年 10月 21日

      「なるほど完璧な作戦っスねーッ 不可能だという点に目をつぶればよぉ~ 」

      ⤴︎を貼れと言われた気がした
      結局戦争は血と鉄がなければどうしようもないのよね
      スポーツで言えば作戦が優れてても身体と技が揃ってないのと同じ

      42
      • 見える消し
      • 2024年 10月 21日

      >戦闘部隊のサイクルを効率的に回し疲労した部隊を後方へ交代させることで、長期的な防御作戦における戦力の持久力を保つ必要があります。モラルの維持と兵站支援の強化は、継続的な戦闘能力の維持に不可欠です。
      ↑これゼレンスキー&ウクライナ上層部に、理解出来るまで言い聞かせてやって下さい、と反射的に思ってしまいました。ウクライナの兵隊さん、本当に扱いが酷過ぎるので。

      防御線の強化、今からやるのは遅過ぎませんか?完成前にロシア軍にそこを占領されそう。

      27
      • nk
      • 2024年 10月 21日

      ウクライナがロシアに勝てる可能性はセロではないけど、軍事的にはもう不可能といえるだろうから政治的又は経済的にロシアが崩壊すれば勝機もあるかという所だろうか。良くて1-2%とかの幸運に幸運が重なる奇跡的な確率でロシアに勝てる可能性があるレベルの話だと思う。

      11
    • 58式素人
    • 2024年 10月 21日

    他所の記事によると。
    ロシア側に来る(であろう)北朝鮮兵は、どうも、偵察兵みたいですね。
    夜間戦闘が得意な人たちですね。
    ロシアは夜間戦闘で分が悪かったですから、その辺りを改善するのかな。
    軍人としては練度の高い人たちですから、単なる”肉壁”ではないのでしょう。
    見積もられている人数が、今のところ、最大12,000人のようですから、
    今のロシア軍の人的損害のペースでは、肉壁要員としては長くは保たないでしょうし。
    たったそれだけの為にロシアがあれこれするのは、分が悪すぎますし。

    16
      •  
      • 2024年 10月 21日

      ウクライナ戦線における北朝鮮兵の最適な役割は、後方支援に従事することです。彼らの高い戦闘技術や夜間作戦能力は評価されますが、言語の壁やロシア軍の複雑な指揮統制システムへの即応は困難です。これにより、前線での戦闘力向上には限界があります。一方で、ロシア軍は補給ラインや兵站に重大な課題を抱えており、北朝鮮兵をロジスティクスや基地防衛に投入することで、この課題を効果的に補うことができます。

      北朝鮮兵の後方支援への配置は、ロシア軍の前線部隊に集中するリソースを解放し、作戦の持続性と即応性を高めることができます。彼らの規律と忠誠心は、補給や後方防衛に適しており、ロシア軍全体の作戦効率を間接的に向上させるでしょう。

      18
      • ポレ
      • 2024年 10月 21日

      ボグダンによると、ロシア軍は
      サーマルカメラ搭載したドローンを多用
      体温の他、塹壕内のタバコや焚火もバレて
      速攻で砲撃されるとの事
      ロシアの分が悪い根拠が謎ですね

      40
        • 名無し
        • 2024年 10月 21日

        サーマルカメラ等夜間装備も昔は高級品で潤沢に揃えることは難しかったのですが現在は中国で安価に大量生産されているので非常に厄介ですね
        ていうか西側は兵器弾薬特殊装備ドローン等を総力戦となった時に中国無しに掻き集めることが出来るのかしら?
        トルコインド韓国辺りに頑張ってもらうしかなさそうだけどどうなる事やら

        18
          • M774A6
          • 2024年 10月 21日

          半導体、ことに画像センサーについては日韓台にとにかく作れということになるでしょうか。
          そもそも画像センサーは日本が強い上にTSMCの工場を日本に誘致できたのはよかったです。
          民需が大きく他の軍需品より維持しやすい上に、軍事的にも手放せない品ですので防衛努力を注ぎ込む価値は評価されるでしょう。
          他の物作りに関しても日韓台に何とかしろと無茶振りされるでしょうが、その無茶振り先としてあてにしてもらえるなら防衛する価値があるということです。

          しかし、サプライチェーンが世界中に入り組んでいて戦争なんかしたら経済的損失が大きいので今後は戦争できなくなると希望も持たれましたが、そうはなりませんね。

          22
            • 理想はこの翼では届かない
            • 2024年 10月 21日

            経済学や政治学の観点だと、全ての国が経済的に強固に結びつけば戦争によって得られる利益・掛かるコストを考えると極めて割に合わなくなるので、戦争は起こらなくなるという論理ですね
            非常に好ましい論理なのですが、現実はイデオロギー・民族・宗教対立や、過去の遺恨から来る警戒感・恐怖心などで戦争は起きてしまうというのを、我々は目の当たりにしているのですよね
            実にやるせないです

            4
          • かぼ
          • 2024年 10月 21日

          米国を筆頭に西側は工業製品の生産人口はどんどん減少しており
          増えてるのはサービス業だけ
          激安ドローンの生産競争なんて起きたら相当酷い事になりそうな悪寒
          下手するとロシアの方が上手に順応してるかもしれない

          28
      • ねじまわし
      • 2024年 10月 21日

      本気で派兵したとするなら北朝鮮側の狙いは、最新の軍事情報を収集し貴重な実戦体験を兵に積ませることにあるのではないだろうか。してみると派遣された将校や下士官は、スペイン内戦に派遣されたドイツのコンドル軍団と同様、帰国したなら軍の幹部要員として要所に配属され、それは確実に北朝鮮の軍事力全体を底上げするはずだ。ならば派遣された部隊はそれなりの精鋭。少なくてもロシアの弾除け要員なんぞという消耗品ではないだろう。だからこそ韓国の情報部も神経をとがらせているので、こちらも日本にミサイルを向けている国の軍事力が強化されるのはあまり気味のよいものではない。

      それにしても今の情勢は、基本的に兵数でもロシア優勢で現に戦場で押しまくっている以上、ロシア兵が毎日1000人から2000人も失われているという話を信じない限り、猫の手も借りたい状況だろうから兵が多いに越したことはないにせよ、北朝鮮の支援を必要とするほどの切迫感は感じられない。だからNATOもこの情報に半信半疑の煮え切らない姿勢を見せているのではないだろうか。

      北朝鮮派兵のメリットがロシアにもあるとするなら、それは今のウクライナ戦争の状況を踏まえた戦術的なものもあるにせよ、むしろ北朝鮮の軍事力を強化する、将来を見据えた戦略的なものが大きいのかもしれない。

      10000人という戦局を一変するには少なすぎ、ただの技術支援にしては多過ぎる規模の派兵を北朝鮮が行い、それがやがて戦場に現れるはずだと言う韓国/ウクライナ情報を信じるなら、だけど。

      この戦争、ますますややこしくなっていくなあ。

      28
        • D-day
        • 2024年 10月 21日

        しかし、本国に帰ってそれを伝える。
        北朝鮮にはもちろん大量のドローンはないし用意できないからフィードバックと実情に齟齬が出ると、将軍様の作戦に批判的だ!と炭鉱送りになると思います。兵士も、ロシアの食い物すげーとか言いふらすと不味いので隔離か収容でしょう。
        前の方が書いてますが収容所の看守や土木工事、後方警備がメインでしょうね。さらに収容所でウクライナ人や外国人の捕虜を棒で殴り殺して晒されるまでがセットです。

        5
          • aburo
          • 2024年 10月 21日

          俺が言えた立場じゃないけど
          ここまで酷い日本人がここに来るのは久々だを
          頭痛くなるくらいだね。

          19
          •  
          • 2024年 10月 21日

          過程はアレだけど結論はそんなに間違っていないと思う。北朝鮮兵が前線に出てくることは無いはず。

          17
      • マダコ
      • 2024年 10月 22日

      北朝鮮特殊部隊の実態はよく分からないのですが、韓国の軍事専門家は、この部隊はゲームチェンジャーになりうると言っていますね。久々のゲームチェンジャー論ですが、この戦争を通して見た感じでは、兵器単体の能力よりは、人材のほうが、そういったゲームチェンジャー的なものにはなりうるという感じはします。
      基本的には、後方支援から入るでしょうが、それだけでもロシアが有利に動けるのは確かな話ではあると思います。あとは、特殊任務につくかどうか?でしょうかね。

      4
    • らっく
    • 2024年 10月 21日

    簡単に言うけど、徒歩だと榴弾砲の餌食になるだけだからまとまった数の装甲車両が必要だけど集められないでしょう。数が揃えられたとしても集結点をドローンに探りだされたら格好の的だしね。

    2
    • 亡国
    • 2024年 10月 21日

    2022年時点で、歩兵の頭数だけは
    ウクライナが圧倒してた筈なのですが
    いつの間にやら数的不利が固定化

    反転構成で地雷の密度に怖気付いたザルジニが
    歩兵の人海戦術に切り替えたので
    昨年の下半期で、相当溶かしてしまったのか

    書類上は存在してても
    死亡や自主退役(逃亡)した兵士が
    相当数いるとボグダンさんも暴露してましたね
    そして指揮官が死者の給与をピンハネ

    外野が決める話ではありませんが
    ウクライナが戦争を続けるのは
    もう色々な面で無理があると思う

    42
    • 無名
    • 2024年 10月 21日

    ウクライナの隣国モルドバの大統領選挙とEUへの加盟に関する投票で、大統領は親欧米派の現職が首位。
    一方EUへの加盟の賛否は反対派が上回っていて、大統領がロシアの選挙妨害のせいだと非難してます。
    望む結果にならなかったら妨害だってトップが言い張るのはどうなんですかね。

    41
      • みー
      • 2024年 10月 21日

      本当にロシアが選挙妨害をしたのなら、そもそも親欧米派の現職は首位に立てないと思うのですが…(汗)
      モルドバ国民はウクライナの状況とNATOの言動をしっかり観察していたでしょうから、西側に近い立ち位置でいたいがEUはあてにならないと判断したのかなと。

      42
        • かぼ
        • 2024年 10月 21日

        ジョージア(グルジア)も西側の口約束の餌は、ほぼ嘘って判ってますからね
        最近は、西側よりもロシアとの距離が近くなってきています
        今の西側は無茶苦茶すぎる・・・

        38
        • DEEPBLUE
        • 2024年 10月 21日

        NATOは必要ですがEUは確かに疑問ですよね

        3
        • たむごん
        • 2024年 10月 21日

        トルコなんか、(EC)加盟申請は1963年・EU加盟交渉開始2005年10月とかで、今も進まないですからね。

        EU加盟なんか水物な訳で、何を吹っ掛けらえるか分からない事も考えれば、モルドバ国民の考え方も現実的と思いますよ。

        >モルドバでは今も電力の大半を、ロシアの天然ガスを使って発電する沿ドニエストル地方の発電所に頼っています。

        >パルリコフ エネルギー相「モルドバにはまだロシア産のガスが必要です。EUでもまだ一部、ロシアのガスを使っています。われわれは小さく、脆弱ぜいじゃくな国なので、ロシアのガスを完全に手放すことはできません」

        (2023年6月15日 ロシアから離れたい?離れられない? なぜ揺れるモルドバ? NHK)

        10
    • ポレ
    • 2024年 10月 21日

    ゲリラ戦を安易に口にする人が多いですが
    ああいう作戦は基本的に非合法かつ
    人間を使い捨てにする前提の手段なのでね。
    出生率が世界最低のウクライナがやれば
    戦争の勝敗に関係なく国が滅びます。

    また毛沢東も『遊撃戦論』で述べてる通り
    民衆の支援がないとゲリラ戦には勝てません

    ウクライナ東部は元々ロシア系が多い上に
    インフラ復興や社会保障で飴を与えて
    ロシアは住民を懐柔していますので
    命懸けでパルチザンをやる人間は出てこないし
    すぐ密告されて処刑されます

    47
      • ダイナ
      • 2024年 10月 21日

      ロシア『帝国』を撃退するにはゲリラ戦しかないが、最早それも出来ないという……
      詰みである

      10
        • 通りすがり
        • 2024年 10月 21日

        そもそもロシア帝国やソビエト連邦の一部であった期間のほうが、ウクライナが独立国家であった時間よりも遥かに長い。アフガンをソ連やアメリカが侵攻するのとはわけが違う。モスクワを首都にするか、キエフを首都にするかの違いくらいしかない。

        16
      • D-day
      • 2024年 10月 21日

      その愛国心みたいのを期待するからこそロシア領土に踏み込まず専守防衛を基本的な戦略にしたと思います。もっとも実力不足はあります。
      クルスク進攻までは西側車輌でロシア領土に入る事は暗黙に認められなかった話ですね。それが事後承諾になっています。
      例えばですが、台湾と中国、韓国と北なら占領地域は文化や言葉の壁が薄いので専守防衛は不利ですが、日本と韓国なら双方抵抗が激しくなりそうですよね?抵抗、不服従、サボなどが表面化して占領側に影響が出るはずです。
      ところがウクライナとロシアはそれほどなく、さらに前は一つの国だったわけで40代以上ならその経験もありますからレジスタンスやパルチザンは盛り上らず、当然身体を張って、もない。その辺り初めから戦略が誤りがあったと思います。

      18
    • kitty
    • 2024年 10月 21日

    タリバンがANFO爆弾なんて使っていたのですか?
    普通に榴弾の流用じゃなくて。

    2
      • kitty
      • 2024年 10月 23日

      なるほど、見てみます。ありがとう。

      1
    • 暇な人
    • 2024年 10月 21日

    クリミア侵攻とかクルスク侵攻とか無謀な特攻で戦力を消費して、数的優位を棒に振った結果なのが何とも

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