DEEP STATEは13日夜「ロシア軍がクピャンスク方面、クラホヴェ・ヴフレダル(南ドネツク)方面、ヴェリカノボシルカ方面で前進した」と報告、特筆すべきは「ロシア軍の装甲車輌部隊がクピャンスク市内に侵入した点」で、オスキル川東岸地域の状況が急速に悪化している。
参考:Мапу оновлено!
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参考:Генштаб запевняє, що армії РФ не вдалося увійти до Куп’янська і окупувати Іллінку
ロシア軍の前進方向を考えるとヴェリカノボシルカを両翼から包囲しようとしているのかもしれない
DEEP STATEはクピャンスク方面オスキル川沿いについて「ロシア軍が線路沿いにクピャンスク方向へ前進した」「グレーゾーンがクピャンスク市内に伸びた」と報告、視覚的にもウクライナ軍がクピャンスク市内=Ⓐに侵入したロシア軍の装甲部隊を攻撃する様子が登場。
この視覚的証拠についてDEEP STATEは「ロシア軍の装甲部隊が13日午後にライマン・パーシイからクピャンスクに前進してきた。最初の装甲部隊は戦車1輌、歩兵戦闘車1輌、兵員輸送車2輌で構成され、2番目の装甲部隊は夜になって前進したため正確な構成は不明だ。兵員輸送車1輌は森の中で破壊されたものの、もう1輌は何の抵抗も受けないままクピャンスク市内の工場地帯まで辿り着き、攻撃を受けてから歩兵を降車させ周囲の建物に取り付いた。第116旅団、第14旅団のおかげで敵部隊の一部は破壊された。この成功を受けたロシア軍は増援を送り込もうとしたが阻止された」と言及。
これまでも「少数のロシア軍兵士」がクピャンスク郊外に到達したことはあったが、今回は「複数の装甲車輌で構成された部隊」がクピャンスク市内に侵入しており、しかも「パターン化された攻撃アプローチ=線路沿いからの前進」だったため事態は深刻だ。
![](https://grandfleet.info/wp-content/uploads/2024/11/UA_2024_1114_23.webp)
出典:DEEP STATE
ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏はロシア軍がオチェレティネからプログレスに、プログレスからノヴォホロディフカに前進した際「線路の森林地帯に沿って前進するのがロシア軍のパターン化された攻撃」「それなのに工学的な対策は何も施されていない」と指摘していたが、ウクライナ軍は予測可能な前進を今回も阻止できなかったことになる。
DEEP STATEはクラホヴェ・ヴフレダル(南ドネツク)方面について「ロシア軍がイリンカを占領した」「ロシア軍がダル二ジェ集落内に侵入した」「ロシア軍がO-0510沿いにウスペ二フカ方向へ前進した」と報告。
ロシア軍がダル二ジェ方向とウスペ二フカ方向に前進したことでアント二フカ方向に成形された大釜の開口部は約7km(グレーゾーン基準なら約5km)となり、現在の前進スピードで状況が推移するならアント二フカ、カテリニフカ、イリンカ、エリザベティフカ、ロマニフカ、ヴェセリ・ハイ、ハニフカ、トルダベ、ウスペニフカの運命は時間の問題だろう。
そして大釜の蓋が閉じらればクラホヴェは本格的に南からの直接的な圧力を受け始めるため、もう南ドネツクの状況悪化はドミノ倒しだ。
DEEP STATEはヴェリカノボシルカ方面について「ロシア軍がノヴォドネツケの西で支配地域を広げた」と RYBARは「ロシア軍がシャフタールとゾロタ・ニヴァの間でヴェリカ・ノボシルカ方向に前進した」と報告、ロシア軍の前進方向を考えるとヴェリカノボシルカを両翼から包囲しようとしているのかもしれない。
追記:ウクライナ軍参謀本部は14日「ロシア軍のクピャンスクに対する攻撃は全て撃退した。ロシア軍はクピャンスクに入ることが出来ず都市はウクライナ軍の管理下にある」「ロシア軍が南ドネツクのイリンカを占領したという情報は真実ではない」と発表した。
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
驚くべき形勢の悪化だ。
ウクライナのリソース払底を感じる。それは弾薬に限らず兵力、城塞化のためのアスファルトといった物資までも含めた総合国力と称しても良い概念だ。
仰る通りです。
武器のスペックだけを単純に見るのは、表面的な話ですからね(自分は武器スペックにロマンは感じてしまいます)
中国のGDPを見る時に、李克強指数が有名であり、『電力消費量』は非常に重要な要素になります。
ウクライナ国内が電力不足になっているうえに、ドンバスの鉱工業地帯を占領されていますから、工業生産力はガタガタになっているでしょうね。
セメントや重機くらい支援できんのかねえ
後方の土方として海外の女性を呼び戻すとか
頭お花畑だった欧州が昨日の今日で地雷や戦車を大増産ってわけには行かないだろうけど、ほかにもやりようがあるだろ
国力は言い訳にはならないと思う
クピヤンスクの中心部への突破はいつもの飛ばしだろうと無視していたらウ側のインテルが続々報じはじめて目が点になりました。
シンキフカを失ったことでウグレダルと同じようにドミノ倒しが始まったのかもしれません。
ちなみにクピヤンスクの気温は氷点下から5℃程度、泥濘が本格化するはずの気温でこれなので、突破成功を見てロシアの増援が来るとオスキル側東方が本格的にまずいことになるでしょう。
クピャンスクはなんか急すぎて信じられない。
一時的に突破したが、反撃を受けて戦線はすぐ戻ってるとかじゃないの?
一昼夜待たないと信じられない。
一時的に突破されただけでも、相当やばいですよね。線路からロシア軍が進んでくるのは固定パターンなのに。
クピャンスクは結構な規模の都市ですから、守備兵が足りなくて“穴”があちこちに生じているのか。とはいえ、“穴”を慌てて塞げば、今度は近郊の集落が兵士不足に陥り制圧されてしまう。
ウクライナ軍参謀本部「ロシア軍のクピャンスクに対する攻撃は全て撃退した。ロシア軍はクピャンスクに入ることが出来ず」「ロシア軍が南ドネツクのイリンカを占領したという情報は真実ではない」
読んだら、クピャンスクに本当に侵入されたんだ。イリンカは本当に陥落したんだ。という気持ちが逆に強くなったのは何でだろう。
ウクライナ政府・軍の積み重ねた信頼と実績によるものであります!
…嘘を嘘で塗り固めすぎなんですよもうほんとどうなってんのさ
せめて、クピャンスクに奇跡的にたどり着いたロシア軍の車両があったけどすぐに排除したとか言っておけば良いのに、映像が出ても侵入されたこと事態を否定するから信憑性をますます失う。
参謀本部が何か言ってるが…Deepstateに前「集落の端にまだ残っている」を「集落を失っていない」と言い張るのは可能だが無意味って言われてたのを考えるにまるで参考にできない。
正直このままクピャンスク攻略戦が始まるとも思えないが現地部隊の自主的な陣地放棄が起きてもパニックになって増援送ってくれてもどっかが有利になるから両面待ちどころではないどう転んでも得な盤面ではある。
将棋や囲碁は所詮テーブルゲームと思っていたけど優位な地点を取られてリソース差つくとどんどん状況が悪化していくのは戦場で起きる出来事を模したものなんだな実感する
手堅く攻めるロシア軍が進むということは
もうそこにウクライナ軍は大して残っていないということなのでしょうね。
ここではしばらくロシア軍が手堅く攻めてるように語られてますが
正直言うとクピャンスクの北からスラビャンスクの中央、ドネツクの南からザポリージャまでやってることは変わってない気がします。
ロシア軍が猛進してるドネツク南ですらクラホノホリフカから攻めてる部隊は特に酷く、クラホノホリフカの東の端からホストレを掠めて刑務所まで伸ばした頃から、今のマクシミヤルニフカからダルジニエまで伸ばした支配地域まで似たようなことをやってるなぁと思いました。
クラホヴェを包囲する前に突っ込ませてるあたりも、大群で無理責めしてるだけに見えています。
むしろ、だからこそヤバいのでしょう。
ウグレダールとアウディーイウカが両方健在の頃は、“大軍で無理攻めしてるだけ”の場合ロシア側の大損失、失敗に終わっていました。それ故に、これらの要塞は包囲して補給路を遮断しない限り落ちなかった。
ですが、クラホノホリフカでも、セリダブでも、クラホヴェ東でも、正面からの単純な攻めが“無理攻め”でなくなっている。成功している以上、無理でもなんでもない「平押し」になるほど、力の差が開いてしまった。2023年の頃は、最後は負けるにしても押し合いを成立できていたのに。
実際に装甲部隊が市街地まで到達した視覚的証拠がある以上はその後、ロシア軍が撃退されたかは別として既にクピャンスクが既に射程圏内にあるというのは間違いないでしょうね
ロシア軍が森林内に戦力を集積して攻勢発起点にしているのは確実なのにも関わらず市街地への到達を許しているあたり森林内の戦力移動を監視出来るシンキフカはRYBARの主張通りロシア軍の支配下にあるか両軍共に集落内に存在しない可能性が高そうです
クピャンスクの報告が衝撃的で隠れますがヴェリカ・ノボシルカを伺う攻勢がRYBARの主張では明確になりつつあり何週間後(何日後かもしれません)T-0518に到達するかどうかも注視したいです
ヴェリカ・ノボシルカ自体は周辺に比べ標高が高く東西を川に挟まれた要害ですが主要補給路を失えばヴフレダルと同じ運命を辿る事になるでしょう(そしてこの動きを阻止するリソースをウクライナ軍が投入するとは思えずヴェリカ・ノボシルカ守備隊が現有戦力だけで攻勢を撃退出来るとも思えません)
もう遅かれ早かれウクライナ軍はオスキル川の東岸から撤退するしかないっしょ
クルフリャフカが占領され続けてるのを見ると そこに増援を送れないぐらい深刻なんだろう
線路沿いにロシア軍が進撃するのはお決まりのパターンなのにどうしてこうもあっさり進撃を許すのだろうか······地雷は? 対戦車壕は? 障害物は?
クピャンスク。これまさかオスキル川あるからって東岸の防衛を諦めてたりしないよね······?
2022年の反攻で奪還した(あるいは単にロシア軍が前線を整理したかった)領土をこうもあっさり奪われるとなると政権的にもダメージあると思うんですがそれでもクルスクにこだわるのか?
敵の領土をぶんどってやったぜ、というアピールよりもウクライナの守護者達は今日も敵を粉砕したぞ、我々の要塞に突っ込むしかない敵が哀れだぜwって映像を出す方が良いと思うんだけどなぁ
>我々の要塞に突っ込むしかない敵が哀れだぜwって映像
残念ながら、2023年6月の反転攻勢の際に、スロヴィキンラインでその映像が散々流れたのはウクライナ側でしたよね・・・、クリンキーといい、どうしてゼレンスキー政権はバズり優先で戦争が下手なのか。まあ、コメディアンだからでしょうけど、ウケとオチをつけずにはいられないのか。
ウケ狙い自体はいいんですよ。それが笑えるのなら······
ウケ狙いはまだ分かるんですが、どうしてそれを戦況を悪化させる方向でやらかすのか、コレガワカラナイ。
そうドヤってたうウグレダルも結局陥落しましたね…
ヴフレダルはまだ良いじゃないですか、ドヤれるだけの実績もありましたしそれだけの要塞もあったんですから······
クピャンスク方面、クピャンスク市内に一気に進んでる事に、かなり驚きました。
南ドネツクも、ヴフレダル陥落以降ガタガタになっていて、今年中にクラホヴェも動きそうですね。
ウクライナ側は兵力・物資不足が深刻、ロシア側は戦術が進化しているという、コメント欄の皆様の指摘通りかもしれませんね。
クビャンスクが陥落した、あるいは陥落しそうなってる理由は何かと思うと、地勢の問題でしょうかと思います。
クピャンスクには大きな橋があります。「×」がそれでしょうが、その東端をロシア軍に占領されるとウクライナ軍の兵士達は南に行くしかありません。
ですがクプヤンシク・ウズロヴィイ(書きにくい……)は対岸の西側にロクな防御陣地になりそうな所がない。そのままロシア軍に追撃されると大変な事になりそうです。
そして更に南の橋は遠い。この時期におスキル側で寒中水泳をする気は全く無いでしょうから、生きていたいならとにかく西側に行かないといけません。それならクピャンスク西部に行く方がずっとマシです。
となれば
「俺達ここにいてもジリ貧じゃない? 西部行こうぜ! 行けるうちに」
こう仲間の誰かとか指揮官が言い出したら一も二もなく賛成するしかないと思います。
政治的都合からゼレンスキーにしてみるととんでもないでしょうが、兵士達にしてみると多分それが「合理的」です。
こんなもんなのかはわかりませんが、とりあえずさっさとクピャンスク東部から退却する理由は、ウクライナの兵隊達がまだ戦意があっても理解は出来ます。長居しても死ぬだけでしょうと正直思う。
ウクライナの問題はここにもあると思うんですね。
いっそ最初から防衛ラインを西岸にしてしまえばまだ兵隊達も落ち着いて戦えるはずです。
ですが、少しでも失いたくないという事でなんとなく居座って、結局退却する事になる。
損切りが出来ないというのがウクライナ軍の特徴で、そしてそれはもうロシア軍は悟っている感じですね。
物資不足って西側の支援はどうなったのよ
軍上層部が横領して行方不明・・・なんて思いたくない。
燃料とドライバーが不足してるんじゃないですかね。ついでに電力も不足しているから、パーキングエリアとかもまともに機能しない。EU側の人間を雇うのは、危険が大きすぎて人件費が跳ね上がるでしょうし。
太平洋戦争末期の日帝に似て、もう色々と限界なんだと思います。終戦の青写真もないマラソンは精神的にもキツイ。老人介護に似てますね。
ポッケナイナイしてるか、前線まで届く前にロシアの空爆や砲撃の餌食になってそう
鉄道魚雷の復活を望む
都市占領には少なすぎるから威力偵察したら突破してしまったみたいな話かな?
もうロシア側は無謀とも言える特攻を「お試し」
でできるのですね、、
クピャンスク撃退できたのかも定かではないですが
できたとしても、市内に特攻を許してしまったのは
防衛がザルになっているとしか
南部ドネツクのウクライナ軍はもう壊滅状態ですね
ロシアはポクロウシク・スリャビンスク・クラマトルスク
の大都市攻略前にドンバスの全ての小中都市を攻略する
つもりですな。もうウクライナ軍はそれを止められない
この感じだとある程度の規模の都市でもロシアに迅速に補給線切られて次々に陥落していく未来しか見えないがロシアを止める算段をウクライナは持っているのだろうか、トランプ就任までにとんでもない戦況になっていそうだ。
補給線が切られるペースも早くなってますが、セリダブや今回のクラホヴェのように、中規模都市の正面突破を許すのも相当早くなっているのが気になります。アウディーイウカの頃は、1年半経っても許していなかったのに。
トランプになりさえすれば〜もここまでロシアとウクライナ(・西側)の間に戦況も戦力差も開いてしまうと非現実的でしょ。
ボグダンが去年「クピャンスク市にもそろそろロシアが攻めてくるから」と民間人のおばあちゃんたちを助け出そうと何台もの車で説得に行きましたが、ほとんどのおばあちゃんは拒否して住み慣れた街に残ってました。あれから一年たってロシア軍が街に入ってくるのが現実のものになってりましましたが、あのおばあちゃんや娘さん(娘もおばさんだった)はまだ街にいるのだろうか、あのあと考え直して西へ西へと逃げたのだろうか・・・逃げないと本当に滑空爆弾で家ごと吹っ飛ぶよ
テルニーで民間人女性がロシア軍に射殺される動画があがっていてウクライナ検察が捜査を開始したとか。
テルニーでそれなんですらいわんやクピャンスクをや
2022年にマリウポリから西に避難したロシア語話者でない人たちでも1/3程度がマリウポリに戻っている。理由はウクライナ西部には働く場所も住む場所もないという単純な理由だと元市長が述べているとのこと。ゼレンスキー政権は国民の生活は眼中にないのかもしれません。
>ロシア語話者でない人たちでも1/3程度がマリウポリに戻っている
2014年の蜂起・内戦の折にに東部2州の人々が”なぜ、ロシア連邦に入りたいかって?ロシアになれば(物価を考えても)賃金も年金もそれ以外も遥かに良くなる”って言ってました。
新潮の記事でさえ、ロシア連邦入りして復興が急ピッチで進み戦前よりも安全安心豊かになっている旨を伝えています。ウクライナ語を母語とする人々でも賃金が高くて年金給付が倍でそのほかの給付が良く、景気は良いが物価はそれほどでもなく生活環境の良いロシア連邦入りした故郷に戻るでしょう。
平民にとって、ゼレンスキーらが率いるウクライナが自由だの民主主義だのにおいてさえもロシアを上回っているとは言えないでしょうね。
そもそもマイダン革命直前までロシアから経済支援貰ってたような国だし、EUは入りたきゃ自分達で経済なんとかしなーって言うだけでロクな支援もしないし
どこでもそうだと思いますが、衣食足りてってやつですね。
自由と民主主義なんてむしろ贅沢品なんでしょう。
なくても実際のところそれほど困りませんもの。
どちらにしろ河より向こう側をこれ以上維持するのは困難だろう。
むしろ二年前ロシアが河で防衛ラインを引かなかったのが疑問なくらいで
ロシアのBTRの墓場とか、
勇ましい話はどこ行ったんや?
戦闘行ってるんですから損失は当然でるわけでして…
クビャンスク周辺のマップを見たら分かるけど、オスキル川の幅が狭い場所の東側はロシア軍の影響下にほぼ落ちてて、川幅が広い場所にかかってた橋も落とされて、残された補給は勿論、撤退の方法って即席の橋をかけるしかなくなってて、それに対してロシアも黙っては見ていないだろうから、武器弾薬や食糧不足による士気の低下からの死守命令の放棄などでクビャンスクの東岸の陥落は下手したら今年中に起こってしまうと思う。
ロシア側はそのつもりがあるかないか分からないけど(そのつもりがあって降伏した兵士を殺害する映像を公開したならポクロウシクやウグレダル辺りにも影響を及ぼしてそうで恐ろしい)少し前に降伏しても捕虜にはされず殺処分される報道がされてたのは最前線の兵士は知ってるだろうから、撤退の判断は早くなってしまうだろうし。
ウクライナの兵士も一度でも最前線にいれば、どんなに頑張って粘っても勝てないのは分かったら生き残れたとしても、最前線の酷い状況が口コミで広がってしまえば士気は下がってしまって、他の場所の防衛にも今より強い影と落とすことになってしまうから、ロシア軍のやってることは本当にエグいし、それ以上にエグいのは無理な防衛を強要してるゼレンスキーと愉快な仲間たちにもなるけど!
少し気が早いですが、クピャンスク陥落の後はいよいよハリコフ攻めとなります。1943年7月より始まったクルスクの戦いの結果、ソ連軍は8月にハリコフを奪還しました。ハリコフを失ったドイツ軍は防衛ラインをドニエプル川まで下げました。1943年11月、ソ連軍はキエフを奪還しました。ドイツ軍はハリコフを失ってから3ヶ月でキエフを失いました。そろそろこの戦争の終わりが見えてきたかな、と思います。
どんな形であれ、戦争が終わってくれるならそれに越した事はないですね
ただ、年末がどエラい事になりそうですが