ウクライナ戦況

侵攻998日目、ロシア軍がチャシブ・ヤール市内中心部に到達か

DEEP STATEとRYBARは17日夜までに「ロシア軍がチャシブ・ヤール市内、トレツク市内、ポクロウシク方面、南ドネツク方面で前進した」と、特にDEEP STATEは「グレーゾーンがチャシブ・ヤール市内中心部まで伸びたと」と、RYBARも「ロシア軍が市内中心部まで前進した」と報告した。

参考:Мапу оновлено!
参考:Когда уйдёт свет с Украины, больше женщин в мясорубку, бомбардировки Калининграда — итоги 17 ноября

もうクラホヴェ方向の状況悪化は手が付けられないところまで来ている

RYBARはクピャンスク方面オスキル川沿いについて14日夜「ロシア軍がクピャンスク市内の製糖工場付近にある敵陣地を攻撃した」「ロシア軍がクピャンスク市郊外に足場を築くことに成功した」とテキストのみで言及、DEEP STATEは16日「クピャンスク市内に取り付いたロシア軍兵士の掃討が行われている」と報告したが、現在もクピャンスク市内に伸びたグレーゾーンを維持している。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

RYBARは17日夜に当該方面の戦況マップを更新、この中で「ロシア軍がペトロパヴリフカ方向からクピャンスク市内に到達した」と主張しており、ロシア軍が線路沿いにクピャンスク市内に到達したと主張するDEEP STATEと異なる評価だ。

因みにRYBARは「現在もクピャンスク北東部で戦闘が続いている」と報告しているが、今のところクピャンスク北東部の戦闘を裏付ける新たな視覚的証拠はない。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

DEEP STATEはコンスタンチノフカ方面について「ロシア軍がチャシブ・ヤール市内ゾフトネヴィ地区で前進した」「グレーゾーンがスタジアムや耐火物工場付近まで伸びた」と、RYBARは「ロシア軍がチャシブ・ヤール市中心部のスタジアム付近まで前進した」と報告。

チャシブ・ヤール市内で何処までロシア軍支配地域が広がったかは差があるものの、DEEP STATEとRYBARが主張するグレーゾーンの大きさはほぼ一致しており、カナル地区とゾフトネヴィ地区の間の運河沿いにあった防衛ラインは完全に突破されたのだろう。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

RYBARはトレツク・ニューヨーク方面について「ザバルカ地区西側のロシア軍支配」を主張してきたが、トレツク市内の状況と整合性(ザバルカ地区西側のロシア軍支配が事実ならザバルカ地区西側とナハリフカ地区の南側に展開するウクライナ軍部隊が包囲されたことになる)が取れなくなり、遂にザバルカ地区の評価を大幅に変更した。

RYBARはザバルカ地区西側のロシア軍支配を削除し、改めて「ロシア軍がザバルカ地区のシャフタリブ通りで前進した」「ロシア軍がザリズネとザバルカ地区の間で前進した」と報告、さらにニューヨーク方面のネリピフカやレオニディフカに伸びていたロシア軍支配地域も削除しており、DEEP STATEが主張している前線位置とほぼ一致した格好だ。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

視覚的にもウクライナ軍がスタジアム付近の住宅地=でロシア軍を攻撃する様子、ウクライナ軍がザバルカ地区の住宅地=でロシア軍を攻撃する様子が登場し、前者はDEEP STATEの前線位置に近く、後者は評価を変更したRYBARの前線位置に近い。

DEEP STATEはポクロウシク・ディミトロフ方面について「ロシア軍がグリホリフカを占領した」「プーシキン方向にグレーゾーンが伸びた」「ロシア軍がヴォズネセンカを占領した」と、RYBARは「ロシア軍がグリホリフカを占領した」「ロシア軍がユリウカ方向で前進した」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

セリダブとツクリネの間に形成されつつある突出部はT-0515方向に伸びつつつあり、ポクロウシク・ディミトロフを攻撃するための条件を作り出そうとしているように見える。

DEEP STATEはクラホヴェ・ヴフレダル(南ドネツク)方面について「ロシア軍がベレストキー方向に前進した」「ロシア軍がダル二ジェ集落内で前進した」「グレーゾーンがロマニフカ方向に伸びた」「グレーゾーンがイリンカ方向に伸びた」と、RYBARは「ロシア軍がノヴァ・イリンカをほぼ占領した」「ロシア軍がトルダベ方向に前進した」「ロシア軍がマクシミフカからスキ・ヤリ方向に前進した」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

もうクラホヴェ方向の状況悪化は手が付けられないところまで来ており、ウクライナ軍がカテリニフカ~ウスペニフカの集落群を失うのも、クラホヴェから撤退を強いられるのも時間の問題で、この状況に陥った原因はヴフレダルを失ったことにある。

もし経験豊富な機械化旅団を追加配備していればヴフレダルを失うことも、ここまで南ドネツクの状況が悪化することもなかったはずだ。

関連記事:ウクライナ軍の嘘報告、DEEP STATEは状況を悪化させるだけと苦言
関連記事:ザポリージャ方面で戦うウクライナ人、ロシア軍が何か重大なことを準備中
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関連記事:侵攻994日目、ロシア軍が防衛ラインを突破してクラホヴェ市内に侵入
関連記事:侵攻933日目、ロシア軍がザポリージャとドネツクの州境で新たな攻勢

 

※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України

バイデン大統領がATACMS使用制限を緩和、北朝鮮への政治的メッセージ前のページ

ドニエプル川左岸上陸作戦の総括、実施前から失敗すると分かっていた次のページ

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コメント

    • ジェム
    • 2024年 11月 18日

    クピャンスクはさらに支配領域を前進、拡大しない限りDSは認められないんですかね。視覚的証拠をのんびり待ちましょう。

    43
      • たむごん
      • 2024年 11月 18日

      クピャンスク方面、あれだけ維持してきたのに、クピャンスク市内にまで一気に突っ込まれたことに驚いています。

      防衛ラインが弱体化しているのでしょうか?仰る通り、視覚的証拠を待ちたいです。

      26
        • かぼ
        • 2024年 11月 18日

        クピャンスクの地図は凄いですね
        思わず二度見してしまう変化
        それだけウクライナ軍の防衛ラインが機能しなくなってるんですね

        31
          • たむごん
          • 2024年 11月 18日

          自分も仰るように、二度見しました。

          兵士不足・弾薬不足・資材不足など、色々な要因があると思いますが、消耗戦のダメージが積み重なっているのかも注目しています。

          18
    • マンゴー
    • 2024年 11月 18日

    クラホヴェ方向では大釜が出来上がってますね
    規模から見て数千人は閉じ込められそうですし、恐らく狭い出口は砲兵やドローンの管制下でしょう
    チャシブ・ヤールはもう消耗に耐え切れないのかと
    クピャンスクは防衛線が破られたと視ても問題なさそうですね
    個人的には、ザポリージャ方面やドニプロペトロウシク州との境目が気になる所です

    45
      • ポンポコ
      • 2024年 11月 18日

      マンゴーさんのおっしゃるように、クラホベェ攻略では、大釜があちこちできますね。

      特に南のカテリニフカから東でウスペニフカから西に向けた集落群は、すでに大釜がほぼ完成ですね。ウクライナ軍はこれらの集落から、今すぐ退却しないと包囲されますね。

      ・チャシブ・ヤールは、私は南北の両翼包囲で時間がかかると予測していました。しかし、他の方もおっしゃっているように、トレツク方面に部隊が転用されたのでしょうね。

      同じくクピャンシク市街にいきなりロシア軍が現れたのも驚きましたが、これも周辺の部隊が転用で薄くなっていたのでしょう。

      ・ザボリージャ州やドニプロペトロウスク州方面が気になるとのこと、戦略にはその通りと思います。

      こちらには今はウクライナ軍がいなくなり奥にも防御率陣地がないので、一気にロシア軍が侵攻できてしまいますね。例えば三国志とかの戦略であればここは面白いです。でも、ロシア軍も兵力不足で戦線も長大なので、その余力はないかも。どうなんでしょうか。

      2
        • マンゴー
        • 2024年 11月 19日

        ロシア軍は兵力が不足している箇所があっても、ウクライナ軍がそれよりも遥かに兵力が不足しているので、陽動で他の戦線に簡単に穴を開けられる状況になっているのは、間違いなさそうです
        そして陽動かと思ったら本気で取られに行ったり、という事が繰り返されているのかと

        6
    • ろみ
    • 2024年 11月 18日

    クルスク侵攻を行う戦力をヴフレダルへの救援に回していれば少なくとも年中に南ドネツク全て失うかもな状態にはなっていないだろう事を思うと決定的でしたね色んな意味で
    チャシブヤールが崩れたのが気になるところです
    トレツクへの度重なる戦力転用で守備隊が弱体化している為、ローテーションと戦力回復を完了させたロシア軍に押し負けたと考えるのが妥当ですがそうだとするとこのまま一気に主要部全てを失陥する可能性があると思います

    46
      • 2024年 11月 19日

      ゼレンスキー「クルスクはロシア北朝鮮軍5万を引きつけたから成功!これらが東部に増援されたら・・・」

      2
    • もへもへ
    • 2024年 11月 18日

    >もし経験豊富な機械化旅団を追加配備していればヴフレダルを失うことも、ここまで南ドネツクの状況が悪化することもなかったはずだ。

    精鋭をクルスクに送って暴れたおかげでアメリカから譲歩を引き出せたし多少ね。
    その成功体験から余計にクルスクから足抜け出来なくなった。
    正直南ドネツクがどうなろうが西側は追加支援とか出さないけど、ロシア領で暴れれば譲歩や追加支援なりを引き出せたので、また追加で何処かウクライナ軍はロシア領に越境しそう。

    支援獲得目当てで。

    27
      • toto
      • 2024年 11月 18日

      ドネツクの領土を売って、勝てもしない戦争を継続して西側から支援を貰う物乞いを続けるくらいなら、停戦に舵を切ったほうがまだ将来に繋がると思います。自国民を支援金の餌にすることが「成功体験」ならば、これほどおぞましいものはない。(その支援金は末端兵士や遺族には絶対に還元されない)

      91
      • 北の参戦
      • 2024年 11月 19日

      アメリカの譲歩を引き出せたのは北の参戦のお陰ですよ。もうクルスクの戦況も劣勢に転じてるのに何の意味があるのか?

      6
    • とある帝國臣民
    • 2024年 11月 18日

    あんなに西に有つたクラホヴェがもう間近に。
    ヴブレダルもあつと云う間に地図の端から消えたな。

    61
    • toto
    • 2024年 11月 18日

    クラホヴェ方面の崩壊は不可避。クピャンスク、チャシフヤール、トレツクといった最近はあまり変化がなかった都市で防衛線が破られつつあるのが非常に危険だと思います。予備兵力を派遣しなければ破られそうですが、兵力不足の中でどこからどこへ派遣するのか。全部を守り切ることは到底無理だが、捨てる箇所を選べなければ全てを失うことになりかねない。

    33
    • 宇宙犬
    • 2024年 11月 18日

    長射程武器の使用制限解除、相変わらずゲームチェンジャー扱いしてる連中はこの1000日何を見てきたんだ…と言いたくなる有り様。
    シチュエーションで言えば「シュタイナーが来れば大丈夫だ」を延々やってるのに気がついてないのか何なのか

    84
      • 黒酢
      • 2024年 11月 18日

      どうせ後から連中は「畜生めー!!」って言うのがオチですよ。

      44
      • 謎菜史
      • 2024年 11月 18日

      訓練施設をいくつか撃破して動画投稿サイトでは「ロシア崩壊カウントダウン」動画が乱発されると思います。
      でも、それで終わりなんですね。何時までカウントダウンを続けるんでしょうか…。

      36
        • かぼ
        • 2024年 11月 18日

        中国で反日動画のカウントが良く回るように日本では反露な動画が大衆受けするのが現実ですね

        28
      •    
      • 2024年 11月 18日

      ロシア軍の死者数も分からないしな。今月、BBCが7万8千人が確定って記事があったけど。未確定も含めて10万くらいじゃないか。
      死者数をグラフにしたらどうなることやら。減少してたりして。

      7
    • 無名
    • 2024年 11月 18日

    ロシア国内に撃ち込むATACMSが残ってるならドネツク州のロシア軍集結地点の攻撃にもっと使えば良いのに。
    発射機をドネツク州に近付けるのももう危険って事かな。

    36
    •  
    • 2024年 11月 18日

    この惨状で未だに巻き返しできると勘違いしてる人が多すぎるのがなんか怖い…これで戦線崩壊してないとは口が裂けても言えない、日本のマスコミは口を閉じてるけど(そもそも知らないかも?)

    73
    • D-day
    • 2024年 11月 18日

    根本的な原因が兵士不足である以上は解決しないと思います。さらにウクライナが今動員をした所で、促成栽培の新兵をまだ青いうちに出荷するようなものです。
    チャシブヤール、クピャンシク東側、クラホヴェは今月中ですかね?
    確かにヴフレダルへの援軍がなかったのは痛かったです。しかし軍全体で余力がないのでしょう。
    万単位でウクライナ人がこの地域で”消える”と思います。

    40
      • かぼ
      • 2024年 11月 18日

      ウクライナは都市部丸ごと切り取られて人口減
      ロシアから見たら人口増ですね
      今年2024年のウクライナGDPは悲惨な事になりそう
      このままだと例年比50%ぐらいになりそうな悪寒
      去年2023年のGDPがマイナス30%の70%程度でしたし

      33
    • 七資産
    • 2024年 11月 18日

    >もし経験豊富な機械化旅団を追加配備していればヴフレダルを失うことも、ここまで南ドネツクの状況が悪化することもなかったはずだ。

    クルスクかな?

    • たむごん
    • 2024年 11月 18日

    クルスク侵攻に精鋭を使ったため、ヴフレダルなどに増援が送れず、南ドネツクの戦況悪化・クラホヴェ周辺の危機に繋がりました。
    クラホヴェ周辺は、戦力・砲爆撃・地形の不利が、ウクライナ軍は重なっていますからこれ以上持たないのではないでしょうか。

    トレツク~ニューヨーク、チャシブヤールも同時並行で厳しい戦況になっており、クルスク攻勢の判断失敗が、ウクライナにとってどれだけ厳しい状況を生んだのかを感じてしまいます。
    独ソ戦の戦訓ですが、政治的要請で軍事作戦を立案すると、失敗リスクが大きいという歴史を繰り返していますね。

    29
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2024年 11月 18日

    相変わらず、どこもかしこも突出部作ってから別軸で突出部を作り半包囲して呑み込んでいく形ですが、これにウクライナ軍が対応出来てない時点で戦力差が歴然としているのでしょう
    逆に戦線が動かないクルスクには対応出来るだけの精鋭と予備兵力を送り続けている事になるの、状況を見る限りでは「ドネツクは捨て石に」とウクライナ政府・軍が判断しているとしか思えません

    ただ、それで稼いだ時間とクルスクで何を目指すのかがわかりませんね。まさかクルスクをいつまでも保持出来ると信じているのでしょうか…?

    35
    • .
    • 2024年 11月 18日

    チャシブヤルとクピャンスクあれだけ堅かった両市が一気に突破されたな。泥濘期でも攻勢を緩めなかったロシアの粘り勝ちだね。ウクライナ系の発信者は泥濘期でロシアの攻勢が緩んだのを見計らって「ロシア息切れ、ミサイル枯渇」などと連呼して士気を保ってきたが単にロシアが溜め込んでただけでしたと。

    54
    • うくらいだ
    • 2024年 11月 18日

    これは市街地戦多いな
    冬場に向けてのねぐら確保戦が始まってます

    17
    • 2024年 11月 18日

    クビャンスクの東側についてはロシア軍はウクライナ軍に対して既にオスキル川にある橋を落として擬似背水の陣を強要して、前線で戦うのに必要な補給増援を絞っているから陥落は時間の問題だと思ってて全く驚いてはいないんだけど。

    チャシブヤールについては逆に守備側のウクライナが運河を渡って攻めてきているロシア軍に対して補給路である橋が再度かけられても落とすのを繰り返すだけでも、装備が不充分なロシア軍を孤立化させて撃退できるから、陥落するにしても時間がかかると思ってたけど、意外にも早く町にとりつかれてしまったってことは、ロシア軍の攻撃やらなんやで運河にかけられた橋を落としにくくなってるっことだと思うから、チャシブヤールも今年中に陥落してしまう可能性は高まってしまったと思ってる。
    後ろに運河があること関係なくロシア軍が前進できているのは、バフムトの地下要塞からチャシブヤールに通じる日本で言えば2車線分の横の広さがある地下通路があるんだけど、その出口付近をロシア軍が取ってウクライナ軍が撤退する時に破壊したであろう場所を修復して使えるようにしたからなのかもしれないとも思った。
    自分の言ってる推測が正しいなら、とにかく通路としても使えるし兵士を安全に休ませることが可能な安全な前線基地使えるから、チャシブヤールの陥落も時間の問題じゃないかな。

    7
      • Mr.R
      • 2024年 11月 18日

      チャシウ·ヤールの運河ってそれなりの部分が地下化されていたんですよね。戦闘前にウクライナ軍が工事したらしいですがどれだけの工事ができたのやら······今こうして抜かれているのを見るに工事は不完全だったのか、ロシア軍の戦力が想像以上だったのか。ドローンの監視下でまともに工事ができたとも思えませんね。

      10
        • 帝国
        • 2024年 11月 18日

         何か月も前から防空網が制圧され、滑空爆弾のアウトレンジ攻撃だけでなく頭上をSu-25がブンブン飛びまわって自由な狩猟状態、後方を砲爆撃されて兵員の出し入れと補給を妨害されていたんで、チャシブヤール防衛体制は相当弱体化していたと見るべきでしょう。
         こうなると多少の要塞ではどうにもならない。
         にも拘らず損耗を厭う露軍はさらに時間を掛け強攻を避けてチャシブヤール周辺を削り更なる弱体化を進めてきたと。弱体化の様子を確かめた一つがいつぞや話題になった露軍の長距離浸透偵察でしょうね。
         弱体化が相当に進んだこと、ウ軍の増援は期待できないことを見て、逆に露軍は恐らく増援を貰えたんで満を持して攻略に入ったんでしょう。
         露軍の詰めチェスぶり、恐ろしい限り。

        30
    • Mr.R
    • 2024年 11月 18日

    どうしてこうなった······どうして······(頭を抱える)

    ここのコメント欄に散見される親ウクライナ派=現実見えてないって論、そういう方も居るのは間違いないんだけどそんな人ほど声が大きいというのがなんとも言えねぇっていうね。
    一方で地道に衛星画像や現地民のSNSからSAMや車列の位置情報特定に励む人たちも忘れないで欲しいんだぜ

    24
      • Mr.R
      • 2024年 11月 18日

      自己レス
      ドイツのヘルシング社が自社製のHX-2 カルマ自爆ドローン4,000機の供与を発表。安価でGPSに依存しない誘導が可能、さらに群体行動が可能だとか。見た目はスイッチブレードですね。
      私のアンテナが短いのか最近スイッチブレードの名前も見なくなった気がします。GPS妨害にめっぽう弱かったらしいですが弱点は克服できたんですかね?

      15
      • toto
      • 2024年 11月 18日

      政権に批判的なウクライナの国内記事など「実際にウクライナの将来を憂慮している人達」=「反ゼレンスキー」になってきている気がします。また、「ロシア=独裁=悪で叩ければいい人たち」=「現実を見ずにゼレンスキーを持ち上げる」傾向があるのではと。その筆頭がバイデンやフォンデアライエンというのは残念極まりますが。
      ロシアの侵略に否定的な意見を述べることと、ゼレンスキー政権を擁護・支援することはイコールではなく、選挙を行わないまま国民をクルスク侵略に巻き込んだという点で、「ロシアと何が違うのか?」と疑問を持つ層が出てくるのも当然なのでしょう。

      32
      • T.T
      • 2024年 11月 18日

      まあどちらの集団にせよ、色々な属性を持つ人たちの積集合の一つに過ぎないわけなのですが、どうしても極端な例がステレオタイプ的に取り上げられてしまうというのは有る話ですよね。皆が皆同じ理由で支持しているわけじゃ御座いませんし。

      21
      •     
      • 2024年 11月 18日

      敵を知って戦争するのではなく。レッテル貼って戦争だから。圧勝すれば問題ないけど。力のある相手には時間経過と共にチグハグさを露呈する。 停戦交渉の着地点とか、現実と相手を見ろと言いたくなる。

      西側内部、sns、西側とウクライナという二重三重のエコチェンバー状態だから抜けるのは難しい。

      25
    • マダコ
    • 2024年 11月 18日

    夏ごろには、まだ遠いかな?と思っていた要衝が次々と攻め込まれている形。
    ウクライナ軍も、これまでのように粘らないので、ここからはあっさりとした感じかもしれませんね。
    チャシブヤールの粘りは、この戦争では目を見張るものがありましたが、ここまできたら、もう困難でしょう。運河あたりで停滞しているときは、この地形はどうやって攻め込むのだろう?と思ったものですが、運河も渡られてしまえばあっけないものですね。

    17
    • はまぐり
    • 2024年 11月 18日

    チャシブヤールの陥落は政治的な意味合いも大きいのでそのためなら北朝鮮軍の投入も厭わなそうなロシア軍

    4
    • 暇な人
    • 2024年 11月 18日

    初期のロシアは市街戦をさけ都市は徹底的に破壊した後進んでいたが、最近は都市の原型が残ってるから市街戦で占領してるようだ
    市街戦は火力投射量より兵力の過多や練度の差が出る、ロシア兵のほうが兵力や練度でウクライナ側を上回っているということなんだろうな

    19
      • やみと
      • 2024年 11月 18日

      ロシア軍は市街戦でも火砲を大量に使用していた
      最近の状況は、ウクライナ軍が頑固な防御をしておらず、激しい市街戦を経ずに都市が陥落している可能性が高い

      13
      • TKT
      • 2024年 11月 18日

      砲撃戦とはつまり砲兵同士の大口径砲弾の撃ち合い、
      「対・砲兵戦」
      が中心ですが、ウクライナ軍砲兵の砲弾枯渇、弾切れが顕著になりつつある現状では、ロシア軍の砲兵はすでに対・砲兵戦を行う必要が極端に減りつつあります。

      つまりロシア軍の歩兵はすでに突撃目標に接近しても、ウクライナ軍の榴弾砲や迫撃砲の砲撃を受けることが滅多にない、抵抗があるにしても、機関銃や自動小銃による銃撃のみ、みたいな感じになりつつあり、それらを破壊し、制圧するだけなら、榴弾砲や迫撃砲による間接照準弾幕射撃はもはやほとんど必要ない、機関砲や戦車砲などによる直接照準射撃だけで十分ということになります。建物ごと破壊する必要はない、小火器の銃身が出ている銃眼を狙って直接砲撃するだけで十分ということです。

      いよいよこういう段階に至れば、ロシア軍の方は砲弾の消耗も少なく、弾薬の補給も楽、短期間の休止や交代でまたすぐに前進を再開できるようになるのです。

      9
    • ドネツクへの使用制限はない
    • 2024年 11月 19日

    少なくともドネツクのロシア軍占領地域への西側製長距離ミサイルの使用制限なんて一切ない状態でこの劣勢と言うのに、ゼレンスキー政権は何故そんな物に国運を賭けてしまえるのか?しかももうクルスク方面も劣勢に転じて、ロシア領に長距離ミサイル撃ってももう何も変わらんでしょ?

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