ウクライナ人が運営する情報分析グループ=DEEP STATEは18日夜「ロシア軍がクルスク方面、チャシブ・ヤール市内、トレツク市内、ポクロウシク方面、南ドネツク方面、ヴェリカノボシルカ方面で前進した」と報告、特にチャシブ・ヤールではロシア軍がカリニナと比較的大きな森林地帯を占領した。
参考:Мапу оновлено!
参考:Покровское направление: бои к западу от Селидово и у Новогродовки обстановка по состоянию на 15:00 18 ноября 2024 года
ロシア軍は運河の西側に強力な足場を確保した格好だが、木々の葉が落ちれば身を隠すのに最適ではなくなるかもしれない
DEEP STATEはクルスク州コレネフレスキー地区について「シェプトホフカ方向に伸びていたウクライナ軍支配地域がポグレブキ東郊外まで後退した」「ジュラヴリとカリノフがグレーゾーンから脱してロシア軍支配地域に戻った」と報告。
今回の後退でウクライナ軍が38K-024の東側で保持する占領地域は拠点や陣地(クレミヤノエ南西の森林地帯)を結んだ線になり、この線の何処かが破れれば、特にポグレブキからクレミヤノエ南西の森林地帯までの間を突破されるとコレネヴ方向の突出部が切り落とされることになり、そうなると38K-024の西側面、38H-449の北側面が露出するためウクライナ軍は厳しい状況に追い込まれるだろう。
DEEP STATEはチャシブ・ヤール市内について「ロシア軍がカリニナを占領した」「ロシア軍がカリニナ南の森林地帯を占領した」「ロシア軍がチャシブ・ヤール市内ゾフトネヴィ地区で前進した」と報告。
ロシア軍はカリニナとゾフトネヴィ地区の間に広がる大きな森林地帯を確保したことで運河の西側に強力な足場を確保した格好だが、冬の到来で木々の葉が落ちれば身を隠すのに最適ではなくなるかもしれない。
DEEP STATEはトレツク市内について「ロシア軍がザリズネとザバルカ地区の間で前進した」「ザバルカ地区東側の大半がグレーゾーンに入った」「行政地区がグレーゾーンに入った」「市議会の東側がグレーゾーンに入った」と報告。
これまでザバルカ地区の評価はDEEP STATEとRYBARで大きく食い違っていたものの、RYBARは評価を大きく修正し、DEEP STATEもザリズネとザバルカ地区の間に広がる森林地帯について「ロシア軍が占領した」と報告したため、ザバルカ地区の方向の評価が徐々に一致し始めた。
但し、DEEP STATEは「ザバルカ地区東側の大半がグレーゾーンに入った」と、RYBARは「ザバルカ地区西側の大半がグレーゾーンに入った」と報告しているため、両者のグレーゾーンに対する評価は真逆だ。
DEEP STATEはポクロウシク・ディミトロフ方面について「ロシア軍がユリウカとペトリフカの間で西に前進した」と、RYBARは「ロシア軍がノヴォホロディフカとセリダブ西側面で支配地域を広げた」と報告。
DEEP STATEはクラホヴェ・ヴフレダル(南ドネツク)方面について「ロシア軍がノヴァ・イリンカ集落内で前進した」「ロシア軍がクラホヴォ市内に新しい足場を確保した」「グレーゾーンがイリンカ方向に伸びた」「グレーゾーンがエリザベティフカ方向に伸びた」と報告。
クラホヴォ東市内に登場したロシア軍の足場は後方の支配地域(DEEP STATE基準)と繋がっておらず、恐らく装甲車両で歩兵を建物に送り込んだだけで、後方の支配地域と接続される前に孤立した足場を排除できるかどうかがクラホヴォ防衛にとって重要だ。
さらに興味深いのはイリンカ方向とエリザベティフカ方向にわかりやすくグレーゾーンが伸びている点で、恐らく「そういうこと」なのだろう。
DEEP STATEはヴェリカノボシルカ方面について「ロシア軍がロズドルネ方向に前進した」と報告、ロシア軍はリヴノピル方向とロズドルネ方向からヴェリカノボシルカの背後に回り込もうとしているように見える。
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
橋が落とされてるクビャンスクの東岸や、大きく半包囲されてて補給路も砲撃下にあるクラホベ方面のウクライナ軍の前線には充分な武器弾薬食糧が行き届き辛くなってて、そうなると増援も派遣できないから、遅かれ早かれ陥落するのは間違いなくて、チャシブヤールも取られてしまうと道路の経由地であるコンスタンチフノカにも砲撃が出来るようになって、バフムト南南西辺りのトレツク方面の補給も滞って今みたく粘れなくなってしまうから、ウクライナがトランプ就任後も戦争を続けるなら、春までには一気にロシア軍の占領地が増えて、いよいよ誤魔化しきれなくなるはず。
何百キロにも渡ってロシア軍と相対している最前線の全てで負けてるんじゃ話にならない。
アウディーイカ、ウフレダルの陥落とクルスクに戦力持ってった影響がが色々な方面で表面化した結果、あっちが取られるとこっちもマズくなって、こっちがマズくなるとそっちもヤバいというドミノ倒し状態ですね
なんとかするにはまとまった増援を入れて押し返して戦線を安定化させるしかないけど、その増援を捻出する事が兵士不足で出来ない
なんかもう色々と詰んでるように見えますが、どうなることやら
どうにもならないと思いますが、こういう時に停戦交渉はまずできませんから。
一撃講和論ですよ、やはり。
なにかしないと停戦交渉する気分にすらならないが、恐らくロシア軍はそのチャンスをくれないはずです。
チャンスを与える=大戦果を与える、でもありますし。
ウクライナはなにかしようとじたばたしたまま、更に追い込まれていく未来が一番可能性が高く見えますね。
トレツク方面、グレーゾーンが広すぎる…
ポケットの排除がまた始まりましたね……
大釜形成→包囲→ポケット作られる→殲滅・撤退→大釜形成……
もう完全にパターン入ってて、要塞ラインでも関係なく行われている所が本当にヤバい
どれだけ最強で強固な要塞でも、補給無し、援軍無し、退路無し、で囲まれたらオワリですもんね
しかも空からは一方的に滑空爆弾
明日はいよいよ1000日目か
1000日目なんでウクライナが何かしそうではありますね…
早速許可でたからATACMS使いそうな予感がします。
BBCの速報が来ましたね↓
リンク
BBCの速報が来ました↓
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1000日の節目が近いからかは分かりませんが、ゼレンスキーが東部要衝を訪問し兵士を鼓舞したと記事がありました。
記事によるとクピャンスクとポクロフシクのようですが、陥落フラグが立ったとしか思えない。
トレツクの反撃はなんだったんだろうか…精鋭(アゾフとか)が押し返す→プロパガンダに使う→精鋭が撤収し一般部隊に交代→ロシア軍が確保みたいないつもの流れの大規模版?
突出部作って小規模包囲見せて後退強要の大釜戦術もすっかり定番になってるわけだけど、素人が見ても弱点の突出部を側面から突いてウクライナ側が攻撃かけてるのまるで見ないのはどうしてか…最後に見たのオチェレティネ(失敗)だった気がする
側面に回す部隊が足りない
側面に回す機動が空爆や砲撃で不可能
現有位置を死守する以外できることがない。
その反撃に使える精鋭部隊を全部クルスクに突っ込んでるからだと思います。
ロシアの名将ゼレンスキ―将軍は見事戦力の誘引に成功したわけです。
その名将の背後には、クリンキーで大活躍したロシア名誉顧問「英国」の影あり。
ここまで来ると西側総出でロシアを勝たせようと協力しているようにも見える。
誘引したのがはるか遠くの北朝鮮軍とはなんともいえない
個人的に、ウクライナ参謀本部がよく使う「ロシア軍に大損害を与えつつ有利な位置に後退した」っていうフレーズが大嘘だと思ってるのはそれが理由だなあ。
嘘偽り無く大損害を与えているんなら、ロシア軍は残存戦力で無理矢理に突出部を作っているっていう事になるので突出部を刈り取るのは容易なはずだし突出部を潰さないという選択肢はそもそも軍事的にありえない。
なのにこの戦争で見られた事実として、突出部を何度も何度も作られてるのに潰す事ができず、包囲されてやられるというのを繰り返してる。
憶測だけどその理由はウクライナ軍上層部や政府が喧伝しているほどロシア軍に打撃を与えられていないか、与えていたとしてもウクライナ軍も同等以上の大損害を被ってるから突出部を潰せずに後退せざるをえないか、のどちらかだと思う。
ロシア軍に打撃を与えられていない上に、ウクライナ軍が大損害を被っているという“両取り”を推します。バフムートの頃は、まだ双方に大損害があったでしょうが、アウディーイウカが落ちてからは差が開く一方。
実際のところはわからないものの、ロシアの新兵契約金が上がり続けてることからは後者が実情に近いってことを示唆してるとは思う
ただ数日前に負傷時の補償金がカット(基準の厳格化)されるニュースがあったように、将来的に契約金減額のニュースがあってもそれが損害率が減ったからなのか財政的な理由なのかははっきりしないと思うけど
ロシアの職業軍人契約金は上げないと賃金インフレに追いつかないからじゃないですかね
生産年齢の男手60万かそれ以上が軍隊に取られている上、占領地の復興や軍需工場の生産拡大、
ウクライナに攻撃された施設の再建、制裁代替品の開発製造などなど、まぁどれだけあっても
人手は足りないから他所もガリガリ上がっていく中で人手を引きつけるには上げざるを得ないでしょう
もちろんロシア軍にもかなりの人的被害が出ていると思いますが、ウクライナが全く押し返せていないので
ロシアのそれはウクライナに比べればかなり少ないというのが実情と思います
追加動員をネットにバラされずにこっそり行うのは無理ですから、そんな情報があれば
ウクライナはここぞとばかり「ロシアは損失を隠してきたがついにそれにも無理が来た!
損失が膨大になった証拠!」と騒ぎ立てるでしょうがそんなことは初年度の追加動員以来
一度も起こっていないのが…
基本的に、賃金インフレの恩恵を受けれる層は契約兵に目もくれないと思う
WSjの記事(有料記事なので引用されてたところしか知らない)では、1年従軍して死んだら生涯年収を上回るお金が支払われることが戦争参加のインセンティブになってるという話もあるし、損失が少ないのであれば”安全な仕事”として給料が下がるのが市場原理ってものかと
別にロシアが脳筋突撃しているだけでもないので、寄せ集めの部隊なら刈り取るのは容易とか言うのはどうかと思う。
ロシア軍が前進する為に滑空爆弾での地ならしとかは最近のトレンドだし、突撃する前にウクライナ軍に人が死ぬような直接的なダメージ与えるか陣地だけにダメージを与えて結果的に攻撃を困難にさせる支援は有ると思うんだよね。
ロシア軍の占領地域の拡大は数km程度だけど毎日数箇所で進み、しかもほぼウクライナ軍が取り戻す事は無いですね
ここでクルスク地方にATACMSで攻撃してもロシアの怒りを買うだけだろう
西側指導層には、「どれけウクライナで負けても核戦争にすれば全部負けはチャラ!」みたいな発想の奴が居るとしか思えない状況
速報:ベルジャンシクの弾薬庫で大爆発。詳細は不明。
ATACMS? それともパリヌ(舌を噛む)? ウクライナ軍は攻撃をしたとしかいっていません。ロシア当局の発表待ちですね。自爆ドローンならまた自爆ドローン『残骸』の戦果になりますが。
間違えました。ベルジャンシクじゃなくてベルゴロド方面でした
これまでも何回かあった大爆発ですかね(詳細は忘れてしまいましたが)。仮にそれが事実だとしても、それでロシアの攻勢が緩まったことが一度もないのが無常さをかきたてる。物量差って恐ろしい。
9月に攻撃があったリペツクやチホレツクの弾薬庫ですね。
リペツクの弾薬庫を10/31に撮影された画像を確認しましたが、10箇所程度のクレーターがありました。その次元で重機等は確認できなかったので復旧するつもりもないのかもしれません。
比較的ウクライナに近いクラスノダールのチホレツクにある弾薬庫の様子は天候不良でここしばらく確認できていません。
ブリャンスクでござった。おいは恥ずかしか! 生きておれんごつ!!
介錯しもす
そう言えば、チャシフヤールも随分長く戦っていますが、防衛部隊はローテーションは出来ているのでしょうか?
いくら堅固な要塞とはいえ、このままだとアウディーイウカやウブレダルと同じ結末になる気がしますが。
修辞疑問文ですな。
こういった状況でもクルスクに増援送ることは辞めないんだろうと予測出来るし、ロシアをATACMSにて攻撃し報復で冬を前にエネルギーインフラさらに壊滅的状況に追い込まれる流れが見える。
トランプ就任後するのを口実にした終戦の機会を失うとゼレンスキーのキエフ地下壕ルートが濃厚になりそうだ。
記事の内容とは違うのですが。
ドイツは、”ミニ・タウルス”と呼ばれるAI搭載型自爆ドローンを、
12月からウクライナに4,000台提供するとか(≒@333台/月?)
全くの新製品(ウクライナでテスト済とのこと)?の様なのですが、
スペックが全くわかりません。
どなたかご存知の方はおられないでしょうか。
本家?タウルスの提供は不透明な様ですが。
名称:HX-2 Karma
航続距離:通常の神風ドローンの4倍
最大積載量:戦車を破壊するのに十分な爆発物を搭載可能
以上の各メディアで記事にされている情報以外は、開発元のHelsing社からの公表がされていない様なので現時点では不明だと思われます。(同社のホームページにも会社概要、社員紹介、募集要項があるだけで製品・ドローンについての情報はありませんでした)
本家タウルスについてはショルツ首相は一貫して提供を認めていませんが、2月の連邦議会選挙でショルツ首相のSPDは大敗、CDU/CSUが与党となる公算が高いです。
CDUは過去にタウルスの提供を議会に求めていますので、その時の情勢にもよりますが、CDUが与党となり議会の多数を握ればタルウス供給の可能性は出てくるのではないかと思います。
ご教授有難うございます。
安価、群体行動が可能、GPSに依存しない誘導ができる。らしいです。
何と比べて安価なのか、どれほどの群れを作れるのか、等分からない部分も多いです。
ドロドロのこの時期に大攻勢とはなあ。
トランプ就任までにとれるだけ取るつもりとしか思えんな
ロシア優勢となった今ではこれから西側が支援をつぎ込めばつぎ込むほどロシアが西側を打ち倒したという宣伝にしかならなさそう。初期の講話さえ通っていればなんとか取り繕えたけど、支援しなければNATO加盟国以外は見捨てられる、支援したのに負けるのどっちとも捉えられるので特別軍事作戦開始された時点で負けでしたね。結果論ですが…
おそらくは、ロシアが優勢のままだとしても、ロシアが断片的に攻撃されている様子ばかりを報道するメディアがあるので、人は信じたいほうを信じるだけでしょうね。ある程度のクオリティーを持つメディアの多くは、ウクライナ不利の情報を流していますが、SNSや動画サイトでは、そちらはあまり取り上げられない、つまり人気がないので、ますます適当な事を書くメディアの情報が一人歩きしそうです。
事実を言えば、どの陣営が、どこを占領して支配しているのか?これが重要だからこそ、ここのような客観的な地図を重視するサイトが必要なわけですが、どれだけの人がその事を理解できるでしょうかね。。独ソ戦で、どちらの陣営が多くの損害を出したのか?それはソ連でしょうが、要衝を奪還してそこを支配し、目標を達成したのはソ連側です。つまり勝者はソ連です。要はそれだけの事なんですがね。。ですから、何かの兵器の被害が出たからロシアの負けのような見方そのものがおかしいわけですが。
ウクライナも、どこかで負けたとなるのでしょうが、内容的にはロシアの大損害で、西側が目的を達成したという形で、こちらの陣営は終わりそうな気もします。要は両陣営は解釈的にまったく異なる結果で終わるのでは?と思えますね。
コンスタンティノフカ方面(チャシフヤール、トレツク)に重点移してきましたね。やはりこの多方面からの揺さぶりはロシアらしいです。