ウクライナ軍のドネツク州ポクロフスク方面における防衛ラインは各所で破られており、たった4日間でロシア軍はノヴォホロディフカ北西市内まで支配地域を広げることに成功、もうポクロフスクまで約8km、ディミトロフまで約3km、セリダブまで約2kmしかない。
クルスク方面の戦況マップ更新はDEEP STATEの報告待ち
DEEP STATEはドネツク州ポクロフスク方面について26日夜「ロシア軍がクラスヌイ・ヤル方向に前進した」「ムイコラフカがグレーゾーンに入った」「ロシア軍がノヴォホロディフカ北西市内まで前進した」「ロシア軍がノヴォホロディフカ市内中心部で支配地域を広げた」「ロシア軍がミハイリフカ郊外のテリコンを占領した」「ロシア軍がプティケを占領した」「ロシア軍がミハイリフカ方向に前進して集落内に足場を築いた」「ロシア軍がE-50を越えてメムリクに侵入した」「ロシア軍がヴォブチャ川沿いまで支配地域を広げた」「ロシア軍がカリノヴェに侵入した」と報告。
もうノヴォホロディフカを巡る戦いは4日間で趨勢が決した感があり、ロシア軍はポクロフスクまで約8km、ディミトロフまで約3km、セリダブまで約2kmの位置に到達、ここまでロシア軍が前進すると夏前に誰が予想できただろうか?
7月2日時点で前線位置はヴォズドヴィジェンカ~プログレス~ノボセレフカ・ペルシャ~ヤスノヴロディフカだったが、ロシア軍は57日間で15km~16kmほど西に前進し、プログレスを突破されたことでヴォブチャ川西岸の高台陣地もあっさりと抜かれてしまい、個人的にポクロフスク周辺の防衛は破綻しているようにしか見えない。
ロシア軍はE-50を越えてメムリクに到達しているため「ヴォブチャ川西岸の高台で起きたこと」がE-50の南=ウクライナスク~ヒルニク~クラヒフカの高台地域で再現される可能性があり、クラスノホリフカから線路沿いに西へ進む動きを加味すればクラホヴォが狙われてのは確実だ。
因みにウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏はアウディーイウカ陥落前の2月6日「アウディーイウカから撤退すべきか」という読者の質問に「アウディーイウカはドンパスにおける戦略的な交通要衝で防衛の拠点だ。ここを敵に明け渡すということは得策ではない。もしアウディーイウカを失えば地形的に不利な戦場で戦うハメになるしかなく、ポクロウシク、ディミトロフ、クラホヴェが最前線の街になるだろう。つまりアウディーイウカを失うということは戦闘に有利な地形まで後退することを強いられ、その過程で多くの土地を失うという意味だ」と回答。
そして「だからこそザルニジーを始めとする軍上層部は“アウディーイウカ防衛に手を尽くす必要がある”と考えているのだろう。我々にとっても敵にとってもアウディーイウカはバフムートより遥かに重要で、まだウクライナはアウディーイウカを守り切る可能性が残っている。ウクライナ軍司令部が準備された予備戦力を投入すると決断させすれば敵を払うことは可能だ。全ては司令部の戦略的決断にかかっている」と訴えていたが、ゼレンスキー大統領は8日にザルニジー総司令官を解任、後を引き継いだシルスキー総司令官は17日にアウディーイウカ撤退を発表。
この時点で「ブトゥソフ氏の予想」が現実のものになるとしても「当分先の話=アウディーイウカからポクロウシクまで直線距離で約40km」と思っていたが、本当にロシア軍はポクロウシクの目の前にいる。
追記:DEEP STATEはトレツク方面について「ロシア軍がピヴ二チネ市内のテリコン一帯を占領した」と、クピャンスク方面について「ロシア軍がピシュチャン郊外で支配地域を広げた」報告、RYBARはクルスク方面の戦況を報告しているものの「ウクライナ軍占領範囲」と「ロシア軍支配地域」が大雑把に伸びたり縮んだりを繰り返しているため、DEEP STATEの報告が登場するまで戦況マップへの落とし込みを見送ることにする。
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
以前ポクロフスクはおまけでロシア軍の本命はセリタブの方へ南下してアウディーイウカ方面の防衛線を背後から突破するなんていうのを見かけましたが本当になりそうですね…。
もっともおまけのポクロフスクまで攻略されそうな勢いですが。
まさかもうE-50を越えてメムリクに侵入するとは、南方面への前進が予想より遥かに早い。
ノヴォホロディフカが僅か4日間でほぼ制圧されるとも思いませんでしたし、ここにきてロシア軍の前進速度がさらに上がったような。あるいは、ウクライナ軍の前線維持能力に限界が来たのか?
クルスクに1点賭けしあれだけ勝利をアピールした以上政治的にクルスクからの撤退は出来ないので、ここから兵力を東部戦線へ戻すことはできないですし、何なら戦果維持の為により多くの兵力を吸い取るまであります。
東部戦線は諦めてさらに後退し、土地と引き換えに時間を稼ぐしかないでしょう。クルスクの戦果でプーチン政権が倒れるまで。
そういえば噂のゼレンスキーラインは更に後方に建設されたのでしょうか。
結局位置がよくわかってない。。。
>クルスクの戦果でプーチン政権が倒れるまで
ポクロウシクで目に見える戦果が出ている以上、倒れるどころかドンバス制圧が現実味を帯びて支持率が上がるだけかと。土地を引き換えに時間を稼ぐ、という方向性でロシアに張り合って勝てる国はこの世にありません。ロシアは世界1位の領土面積国家です。中国やアメリカ、インドですら、その方面でロシアと張り合うのは愚策でしょう。
仰る通りだとは思うんですが、ここからウクライナ逆転勝利出来る方法が思いつかなくて…
宝くじの1等当たるレベルの確率のプーチン政権崩壊に賭けるか、何とかしてNATOを巻き込んで参戦させるかの2択しか思いつきません。
ロシア軍がいくらキーウに迫ろうとウクライナの残存勢力をすべてモスクワ方面への進撃に投じるのです。
そうすると、両軍がウロボロスの蛇のようになり、
テプリンスキー「そろそろ潮時ではないでしょうか?」
プーチン「もう少し勝ちたかったな。」
と切り上げてくれます。きっと。
モスクワどころか、国境すぐそばのクルスク原発まですら、とても辿り着けそうにない状況なんだが。
モスクワに危機が訪れたらそれこそ核を使うでしょう。
その状況で勇ましいNATO軍は玉砕覚悟でロシアに攻撃出来ますかね?(どーでも良いウクライナの為に)
最初から勝ち目は無いがウクライナも満身創痍になりながら良く戦ったと思うが、ポクロウシク方面が瓦解したことによりもはやこれまでだと思うけどもクルスク侵攻やプロパガンダで自ら終戦交渉を当面無くしてしまったので、ここからロシアによるウクライナ領土の切り取りが本格的に始まることになるでしょうね。
一応、その折衷案として「ポーランドの進駐」がありまして。
ドニエプル川ラインまでポーランド軍に防衛を依頼して進駐してもらい、そこでポーランドvsロシアの構図で膠着させるわけですね。
これならNATO参戦にもなりませんし,無傷のポーランド軍はウクライナより遥かに強力ですから、ロシアに停戦を強要することができます。
いわば、ウクライナの分割占領統治ですね。
ウクライナ以外の関係者にとっては全員が納得出来る無難な落としどころです。
ツッコミどころが多すぎてヤフコメ民か。
相手の意見に対してただレッテルを貼るのではなく、建設的な対話を試みることが大切です。どんなにツッコミどころが多いと感じても、それを指摘する際は冷静で丁寧な言葉を使いましょう。意見の違いを尊重しながら議論することで、互いに学び合い、より良い結論に至ることができます。
自国民の安全を口実にしてポーランドがウクライナに武力介入ならあり得ると思いますがね。
ポーランドとウクライナに領土問題がある事はご存知か?
一度ポーランドが進駐したら、かえさないだろうし、ウクライナもそれをおそれている。
ポーランドは二次大戦後にベラルーシとウクライナに大きく領土をとられて、かわりにドイツ東部を受け取ったけど、ウクライナ領はそれはそれとして自分の本来の固有の領土とおもっている。
もう一つありますよ、今は停戦して、プーチンがいなくなった後に再度、国土奪還の戦争を行うのです!何も強い敵にわざわざ挑む必要はないのです。
そもそもの停戦合意内容すら定まっていないのに数年十数年後の国土奪還の話はおかしいでしょう?
終わった時に奪われた国土の帰属がロシアにあった場合はいくら国土奪還を吹聴しようがそれは他国への侵略でしかない。
一端区切って時間稼ぎして侵略行為するのならウクライナへの支援なんて復興含めてやめた方がいいですね。終わった話を蒸し返すために各国が支援するとは思えないし復興が簡単でもない中で今度は侵攻とか頭おかしいでしょう。
国外避難しているウクライナ人が数百万~いますから1%でもウクライナに戻って戦争に参加すればいい線いくと思いますよ。
開戦1年経って大々的にヨーロッパ各国巻き込んで出戻りキャンペーンすると思ってましたがハズレましたw
ポーランドへの不法入国の件もそうですがどうにも詰めが甘いと言うか、ホワイトチケットの販売もそうですがわざと抜け道残している気がしてならないんですよね。予想していなかった訳でもあるまいし。
戦争に巻き込まれるのが嫌で避難した女子供を無理矢理兵隊にするとか本当に民主主義の戦争なのだろうか?
日本を参考にするのも乱暴ですけど、日本に避難してきたウクライナ人のデータが公開されてます。ざっくり2600人居て18歳以上60歳未満の男性が700名ということです。
ここから健康な戦場でも大丈夫な人を20名選べば良い訳です。何なら2%も大丈夫じゃないですかね?これを世界中、ポーランドだけでも実施できれば数万は楽勝で集まりますよ。
現在のクルスクの戦況を聞いた感じでは、あの辺りに配備されていた不馴れなロシア軍が、縦深攻撃に対応できるようになってきている様子を表しているようにも思えます。そうなってくると、削られるのはウクライナ軍となり対応不能になったところで畳み掛けにくると思います。この状況になったロシア軍は、もしかしたら、世界最強と言えるかもしれません。
実戦で兵が育つということは基本的にありませぬ
肝っ玉は頑丈になりますが、実戦というのは穴掘りと警邏が大部分の作業を占めますので、技術・戦術的なスキルが育つヒマがないのです
単にウクライナ軍の攻勢限界点がこの辺りということでしょう
それは初耳ですね。どのような仕事であれ、現場の状況把握は実戦で上手くなるものかと思っておりました。
逆に実戦がなければ名もない一兵士で終わってたごく少数の天才もいるんですよねえ。
洗練された兵士の出世のチャンスにもなりますし、組織的には強化されそうですね。開戦当初と今のロシア軍は別物のようですね。
任務の大部分は警戒待機築城ですから「状況判断」の機会が稀なのですよ
日がな一日敵陣を眺め続けたり自陣の周りをブラブラしたり土のうを積み上げたりしているばかり
最前線にムダにできる弾はありませんから戦闘訓練どころか静的の射撃訓練すら出来ず、筋トレの時間すら乏しい、技術も体力もどんどん落ちていきます
ようやく戦闘が発生したとしても豆粒みたいな距離で撃ち合うばかりですので判断の有効性の判定は困難を極め、結果を採点し次に活かすということが出来ない
戦闘が続くと練度はむしろ下がることのほうが多いのです
故にちゃんとローテーション組んで前線→休暇→調練→前線と回していかなきゃいかんのですね
確かに実戦で兵士が鍛えられるというイメージは、映画や物語でよく描かれるものですが現実は必ずしもそうではありませんね。スポーツに例えると試合ばかりやっていては成長しないのと同じです。
なるほど、確かに言われてみればその通りですね。
自分は端的に戦争状態が続けば練度が上がるのではと思っていたので、何故独ソ戦時にソ連軍の練度がいつまでも上がらなかったのか(新兵がすぐに戦死するという要素もあったとは思いますが)、数でロシア軍を圧倒するウクライナ軍がなぜ2年半経って未だ損耗率が改善されないのか謎でした。
戦争が技術以外で当事国の軍に与えるメリットは兵士の練度ではなく戦術・組織としての洗練なのですね。
状況を把握し戦訓を拾って次に生かすのは将官の仕事ですね
現場の兵士は練度が落ちて逆に弱体化するので、ローテーションして再訓練が必要です
よく自衛隊は実戦経験が無いから弱いなんて言われますが、実戦経験豊富なアメリカと訓練してるからそんなに弱くはないんだよなぁと常々思ってます
でもこのウ露戦争見てると非正規戦ばっかりのアメリカの戦訓参考にしてると対中露でマズい事になりそうなんで、ウクライナから情報収集してしっかり戦訓拾って欲しいなと…
戦後の支援約束してんだからそのぐらいは貰わんとね
ポクロフスク方面でロシア軍の前進が続いていますがウクライナ軍はまだ希望を捨てる必要はないと思います。厳しい状況ではありますがバフムートでの戦闘のように、ウクライナ軍が市街戦でロシア軍を消耗させることができれば戦況を逆転させるチャンスがあります。
ロシア軍は陣地戦を中心に展開しており、損失の拡大を避けたいという姿勢が見受けられます。これを逆手に取り、ウクライナ軍は複雑な市街地を利用して待ち伏せや奇襲攻撃を仕掛けロシア軍の陣地戦を無力化する戦術が効果的です。
特に大規模な市街戦では防御側に有利な点が多く、ウクライナ軍が電子戦の優位性を活かしてロシア軍の進路を読み切り圧倒的な奇襲を繰り返すことで、ロシア軍に大きなダメージを与えることが可能です。ポクロフスク市内ではロシア軍を地獄の市街戦に引き摺り込む準備が用意周到に行われています。
この戦いは単なる防衛戦ではなく、ロシア軍の進軍を極限まで消耗させる戦略が求められます。奇襲攻撃を繰り返すことでロシア軍に疲労と恐怖を植え付け、最終的には彼らを撃退するチャンスが訪れるでしょう。ウクライナ軍がこの機を逃さず不屈の精神で戦い抜けば、勝利の可能性は十分にあります。
その市街戦を戦える兵士をクルスクに突っ込んじまった訳だから、東部はもう捨ててるんじゃないかな・・・
アンドリュー・フォークじゃないんだし、徴兵されただけのおじさんに不屈の精神は無理だ。
バフムートの戦いから学んだ教訓として、精鋭部隊を市街戦に投入することはリスクが大きいです。そのため、ウクライナ軍は今回、動員された新兵力を主力に使う戦術を取ることが考えられます。市街戦では特に経験の浅い兵士でも、建造物や地形を利用した待ち伏せや防衛戦が有効です。
市街戦に投入される兵士たちには国を守るという強い意志が根底にあります。徴兵されただけのおじさんでも、家族や未来を守るために戦う姿勢が闘志となり戦局を変えることができるのです。最前線で戦うウクライナ兵士たちが持つ不屈の精神は国全体を背負って戦うことで強化されるものであり、彼らがこの闘志を失わない限り、まだ希望は残されています。
>市街戦に投入される兵士たちには国を守るという強い意志が根底にあります
ウクライナ軍がクルスクに越境侵入した時点で、ロシアの一般動員兵もまた、「徴兵されただけのおじさんでも、家族や未来を守るために戦う姿勢が闘志となり戦局を変えることができる」の条件を満たしてしまっています。そして実際、戦局はウクライナに不利な方向へどんどん変わっています。
家族を守るために戦うという人間の心は、ウクライナ人もロシア人も、当たり前に皆が持っているものですから、それがウクライナだけのアドバンテージになることはあり得ないでしょう。
その不屈の闘志を持った素人のおじさんたちの心を折るのに最も効果的な戦術として,ロシアの多重歩兵攻撃が実施されています。
これは物量に勝るロシア軍が、砲撃をかけつつごく少数の歩兵をウクライナ軍陣地に向かって前進させる→ウクライナ軍は応戦せざるを得ない→すぐにロシア兵は逃げていく
ところが、1時間もしないうちに次のロシア兵が来る→応戦
またロシア兵が来る→応戦
またロシア兵が来る→応戦
またロシア兵が来る→応戦
またロシア兵が来る→応戦
またロシア兵が来る→応戦
またロシア兵が来る→応戦
この繰り返しです。朝の4時から夜の8時まで続くそうです。ロシア側はローテーションを組んでいるので一回突撃したらあとは帰って飯食ってウオッカ飲んで寝てるんですが、ウクライナ側は文字通りトイレに行く時間すら無いそうで。
これを3日続けられるとほとんどの素人のウクライナ兵はゾンビのように憔悴して戦力として使い物にならなくなるそうです。
なんか見覚えがあるなと思ったら、国民突撃隊だコレ。武器や援護、練度の不足は必勝の信念が補うってゲッべが言ってた。
徴兵されただけのおじさんに不屈の精神を求めるのは「愚将の考え」ですね。
今必要なのは戦える兵士と大量の武器弾薬なのに、それすら前線に送らずに精神論でなんとか出来るなら皆苦労しませんからね・・・フォークもそうですけども、牟田口廉也や辻政信とかも大概ですよ。
私も大言壮語並べる物言いがフォーク准将そっくりだと思いました。
アウディイウカでずっと粘ってた部隊のほとんどは精鋭ではなかったから指揮官と地形次第だよ。精度の高い情報がない以上ぶつかってみるまでは時期尚早かな。
>不屈の精神で戦い抜けば
それは、太平洋戦争の末期に大日本帝国で流布した神風理論と同じなのでは?
その末路が悲惨な敗戦であったことを、沖縄戦で大量の民間人を死なせたこと、原爆を落とされるに至ったことを考えると、精神論での戦争継続に希望があるとはとても思えません。
私から見れば、戦場にいるだけで凄いけどな。
勇ましく散らないとダメとかハードル高すぎ。
ps
神風は神罰だから。少し違うかな。
スポーツで「自分まだやれます!」言った時はもうボロボロだった
ギャンブルで「まだ巻き返すチャンスある」言った時はもう残金ほぼ無しからの無しに。
ウクライナ軍が私とは違うことを願います
そもそもロシア軍は市街戦に乗らずに市外の補給路や連絡線を断つように動く傾向にあるのでそういう意味でも厳しいと思われ
人間の不屈の精神って案外大したことないです。瞬間的な爆発力よりも、日々淡々と積み重ねる事のほうが最終的には力を発揮するというのは、よく知られたことで、ロシア軍は今のところそれができているという感じです。
確率論で言えば、淡々とした積み重ね側のほうが無理がなく、不屈の精神で、局地的に戦術的大勝率を納めても、より大きく戦略的に見れば、一時的な抵抗にすぎないというのはよくあります。諸葛亮が、不屈の精神で北伐を行っても、それは局地的には戦術的勝利を納めましたが、戦略的には、地道に力を蓄えた魏(司馬懿)が勝利しています。
クルスク攻撃は、この北伐にも似ていなくはないですが、それだけに賭けで、トランプ大統領誕生を見越して、何らかの交換条件を停戦時に引き出す事を考えていたかもしれませんが、それも雲行きは怪しいですね。。
はっきり言ってその可能性はないかほぼゼロです。
15000人規模の都市、つまり集合住宅などもあったのに現実は4日程度で明け渡しました。つまり兵士がいない事、航空も含め火力で制圧され撤退を強いられる状況です。
この戦争では戦術としての奇襲はドローンの監視により双方とも封じられています。
地獄の市街戦はウクライナ側ですよ。少ない安全な場所に閉じ込められ、反撃すれば特定される、援軍もなく援護火力もない。
だからここまでウクライナ軍は敗走を続けている。
ノヴォホロディフカがロシア軍によって短期間で制圧されたとしても、それが直ちにポクロフスクの陥落を意味するわけではありません。まず、ポクロフスクの人口は約60,000人から70,000人と、ノヴォホロディフカの10,000人から15,000人という規模に比べて圧倒的に大きいです。この違いは街の防衛力やロシア軍の進軍に対する抵抗力にも反映されるでしょう。
ロシア軍がわずか4日で都市を制圧したように見えるかもしれませんが、それはウクライナ軍がポクロフスク市内での反撃にリソースを割いている可能性も考えられます。ウクライナ軍はリソースが限られているため、全ての前線で同時に全力を尽くすことは難しい状況です。
硫黄島の戦いで日本軍が限られたリソースを最大限に活用し、米軍に多大な損害を与えた例が示すように戦力を集中して適切に運用することが防衛戦術の要です。硫黄島では水際での抵抗を放棄し、地下陣地やトンネルを活用することで持久戦を展開し、敵に多大な消耗を強いることができました。同様にウクライナ軍もポクロフスクで構造物や地形を活かし防衛戦を長期化させることで、ロシア軍に対して激しい消耗を強いる戦術が期待されます。
さらにF-16戦闘機の配備が進めばロシアの滑空爆弾に対抗する手段としても有効です。F-16の優れた航空能力を活かし防空網を強化することで、ロシア軍の空からの攻撃を抑制し地上の防衛戦をより効果的に進めることができるでしょう。
限られたリソースを最大限に活用し戦力を効率的に運用することで、ポクロフスクの陥落を防ぎ戦況を好転させる可能性はまだ十分に残されています。
要約すると「ウクライナ軍は精神論で戦えば勝てる!」
精神論が大事なのは確かですが、それだけで戦争に勝てるという話ではありません。精神力は士気を高め戦い抜く原動力にはなりますが、それを実際の戦略や戦術、技術力に結びつけなければ効果的な戦果は上げられません。
私の主張は精神力と現実的なリソース運用を組み合わせた防衛戦術が重要だということです。ポクロフスクの防衛は単に気合で何とかしろという話ではなく、具体的な防御戦略や新しい技術の導入、リソースを最大限に活かすことで初めて実現可能なものです。
精神論を軽視するつもりはありませんが、それを単独で取り上げて批判するのは私の主張を正確に捉えていない証拠です。現実的な戦術と精神力が融合することで、ウクライナ軍がこの困難な状況を打破し、ロシア軍を破壊できると考えています。
>私の主張を正確に捉えていない証拠です
まずは、分かりやすく伝わる努力をしたほうがよいと思います。
>ウクライナ軍がこの困難な状況を打破し
2年半も戦争を続けて「困難な状況」に自国を陥らせた政権に、その能力があるとは思えません。そもそも、それが出来る政権ならこんな困難な状況になっておらず、「前提が矛盾した、ないものねだり」に思えます。【理想的な最高司令官】には理論的に出来ても、現実のゼレンスキーには出来ません。求心力にせよ判断力にせよ、欠けているものが多すぎます。
まず、侵略を始めたのはロシアでありその行動がこの戦争の根本的な原因です。ウクライナは自国を守るために戦い続けており、ゼレンスキー政権がその中で国際支援を得て、戦略的な判断を行っていることは重要な成果です。
もちろん戦争が続く中で誤りや失敗もあるかもしれませんが、それは侵略に対して抵抗する中での避けられない現実です。ロシアの侵略行為に対抗するためウクライナは現実的なリソース運用と戦術的判断を組み合わせて戦っています。侵略者に対抗するための国家全体の努力を、単にリーダーシップの欠如と結びつけるのは不公平です。
戦争の複雑さを理解しウクライナが示している抵抗の意志と戦略的な行動が、単なる理想論ではなく、現実的な防衛戦術であることを認識する必要があります。
限られたリソースを活用して高度な柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対応すれば勝てる!!問題は、限られたリソースのうちの最良のものを戦略的に価値の薄いクルスクに突っ込んだことですね。
価値の薄いという見方自体が、短期的な成果に焦点を当てすぎている可能性もあります。クルスクでの行動は、長期的な戦略や外交的な圧力に影響を与える要素があるかもしれません。リソースが限られているからこそその使い道は柔軟にかつ臨機応変に対応する必要があります。
結果が見えたときに初めて判断できることも多いですし、現在の状況では最適な選択が常に明確でないことを理解する必要があるでしょう。
>結果が見えたときに初めて判断できることも多いですし
ただ、民主主義体制ですと、選挙結果が出てから“誰に投票すべきか”を判断しても遅いんですよね。例えば6月のフランスの選挙なら、マクロンの解散は失敗だったと「結果が見えたとき」にはもう、解散をするべきではなかったと言い出しても後の祭り。
フォーク准将の勇ましい理論だな。
確かにフォーク准将のような理論に聞こえるかもしれませんが、現実の戦場では理論と実戦のバランスが重要です。私が強調したいのは単なる理論ではなく、実際に成功例がある戦術を応用することであり、特にリソースが限られている状況下での戦術的な選択がいかに重要かという点です。
硫黄島の戦いのような持久戦の例を挙げたのは、少数のリソースでも戦局を有利に運ぶ可能性があることを示すためです。もちろんこれは理論だけでなく、実際の戦況に応じて適切に応用されるべきです。ウクライナ軍がポクロフスクで持ち堪えることができれば、戦況はさらに複雑化しロシア軍にとって容易な勝利とはならないでしょう。
仰られている通り確かに精神論は軽視すべきものではなく、士気が戦闘に与える影響は強大です。大東亜戦争でも戦力的に明らかに劣勢な日本軍が祖国や家族を守るという決心のもと鍛冶場の馬鹿力というか、所謂大和魂で何倍もの米軍を撃破した事も何度もあります。その点は同意致します。
一点だけ反論を致しますと、まずポクロフスクでの反撃のためにリソースを割いているとのご主張ですが東部戦線で防御側のウクライナ軍にとって市街戦はロシア軍を消耗させ時間を稼げる最大のポイントであり、仮に市街戦での死傷者がロシア軍より多くても平地で戦うよりはマシです(例外としてはバフムートやルハンシクでの「死守」です。あれは軍事的というよりはゼレンスキーの政治的な目標のために行われた行動であり、半包囲と猛撃を受けながらのあのような行為は一方的に損害を出すだけで無益です)。
ポクロフスクで成功するためにも、その前段階でのロシア軍を消耗させる事は必須条件です。仮にロシア軍を消耗させる事が叶わなくとも、ノヴォホロディフカで時間稼ぎをしている間にポクロフスクで防御陣地を構築し続け、潮時が来たら速やかにポクロフスクまで撤退、と言うだけでもかなり変わります。
しかし、ウクライナ軍はそれをしなかった。つまりウクライナ軍はもはやそれを出来るだけの戦力的余裕が無いということに他ならないのです。
「外野は気楽に言ってくれるな…」って感想しか浮かびませんでした
外野だから良いんだよ。組織内に居ると地獄。でも居るんだよな。大企業だと。
確かに私もあなたも外野として意見を述べているに過ぎません。誰もが現地の状況を直接体験しているわけではなく、私たちは外から見た情報を基に考えています。しかし私たちが外野であることは意見を持つことや平和を願うことを否定する理由にはなりません。
私たち全員が戦争の終結と平和を願っている点では平等です。あなたが特別な重要関係者であるわけでもなく、私も同様です。外野であっても戦争の現実を直視し、共に平和のために祈り意見を交わすことには価値があります。
だからこそ私たちが何を言うか、どう考えるかが重要なのです。
スンマセン、ちょっとだけズレますが、
お互い色々な想い、があるとは思いますけれども、
ちょっとズレますけど、古来からあったウクライナ正教を禁止して、国家が主導した分離派しか活動しちゃダメとかやっちゃたら、それを信じてたウクライナ国民はどうなんだろうね?クリスマスの日もずらすしさ〜ヤバくね?
恐らくだけども、日本よりも宗教の影響力はヨーロッパ近辺すごいんじゃないの?
信仰心もボロボロにされて、命張れんのか?
ロシア正教会からウクライナ正教会になったけど。もともと東方正教会は国ごとに違う組織。
ソ連解体後も、ロシア正教会が強かったのが例外だけど。
現状、キエフ派と東部と南部のモスクワ派。さらに西部のカトリックにわかれている。 潜在的に揉めるだろうね。
リベラルや西側は無視するけど。
左様で御座いましたか、学ばせて頂きました。有難う御座います。
が、信教の自由、表現の自由、等々、それが大切なモノだったはずじゃ無いんですかね、それを踏み躙って、得られる物ってなんですかね?
モスクワ正教会は以前に禁止されて、ウクライナ正教会に合流する事で存続してる教会もあったけど、そのウクライナ正教会に合流したモスクワ系を今回禁止に追い込んでますね。
文章を読んでいて実に痛々しい。
実に痛々しいとは議論を深めるためのコメントではなく、ただ感情的に相手を攻撃するような発言ですね。あなたがそう感じるのは個人の自由ですが建設的な対話の場ではありません。
現実的な議論を行い互いの意見に敬意を持つことで、より良い結果が得られるのではないでしょうか。単なる中傷や感情的なレッテル貼りは生産性がなく、問題の解決には何の役にも立ちません。これではただの感情的な発散に過ぎず他の参加者にとっても不快なものです。議論の場では他人の意見を尊重し、冷静な対話を行うことが必要です。
たぶんAI
これってバフムトで本当にキルレ7:1だかで一方的に大損害を与えた設定がベースなんですかね。
面白かったです、次はTwitterでやってください♪
桁違いの人が居ますよ盛り上がると思います!
(名前を言ってはいけない例のあの人を召喚してバトれば最高)
クルスク方面で、ロシア軍支配地域とウクライナ軍占領地域が伸びたり縮んだりを繰り返しているとなると、これまで不馴れだったその地域のロシア兵が戦闘に慣れてきている可能性が高そうですね。そうなると、伝統的にロシア軍が自力で強くなってその後は。。という感じでしょうかね。
それにしても、アウディーイウカから、そこまで前進したんですね。昨年は、あの辺りはかなり粘っていた印象がありましたが、やはり強固な要塞だったということでしょうね。
ポクロフスク方面のウクライナ軍の状況は壊滅的ですね。西進と南進を同時並行されても抵抗がほぼ見当たらないあたり、戦力が殆どないのでは。
元々アウディーイウカの敗北による消耗で戦力不足だったところに、プログレス陥落で戦線を広げられ、トドメにクルスクへ部隊を引き抜かれたことがとどめになったのでしょう。それにしても大規模な集落のノヴォグロドフカ(ノヴォホロディフカ)がまともな戦闘もなく落ちかけているというのは驚きです…
ポクロフスク方面の戦場における細かい動きでは、E50号線へロシア軍が南進していることに注目します。これについて装甲部隊の進撃路を確保しようとしているという見方があり、私も同意しています。ウクライナ軍がここまで弱体化したとはいえ、この地域の主力であろう分散した歩兵部隊だけで大都市ポクロフスクを落とすのは困難でしょう。
また、ウクラインスクやクラホフカまで進撃し、クラスノゴロフカ方面のロシア軍との合流も狙ってるのでは。以前なら野心的な作戦でしたが、この進撃スピードなら大して苦労もなく達成できそうですね。
セリダブ方向にロシアが北側から南進してくるなんてウクライナは夢にも思ってなくて、アウディーイウカ方向から北進、西進してくるロシア軍を迎え撃つ陣地が作られていますから、兵力があったとしても対応が難しいでしょう。
ポクロフスクへの西進が止められないのは、皆さんも書いてる通り、ここまで早く進めてるのは驚きです。
フロディフカとセリダブがまだ前哨基地としては残っていますが、これらでどれだけの抵抗ができるのかも怪しいですね
これらが陥落してポクロフスク攻略戦になった場合、ロシア軍としてはT-0504、T-0515、E-50をそれぞれ遮断するように包囲してから時間を掛けて攻略すればいいので、ウクライナ軍が増援の投入と補給路の確保を続けられないと戦わずして陥落という事になりかねません
なんなら、ポクロフスクを機能不全に落とし入れて、それによって他地点を攻略してからでも遅くないでしょう
交通の要所であるがゆえに半包囲されるとどうしようもなくなると思います
RYBARのクルスク方面の報告でウクライナ軍占領範囲が大雑把に伸びたり縮んだりしているのはウクライナ軍の小規模な偵察部隊が遠方の敵地まで進出して反撃を受けたら退散したのをいちいち過大評価してるとかですかね?
もう侵攻開始から2週間以上経つのに着いた評価ができていないのは腑に落ちませんね。。
ロシア側が土地よりも戦果を重視してるんですかね?
一気に距離を詰めて相手を狭いところに押し込めると、グレーゾーンは大きくロシア側支配に取り戻せるが相手の火力も集中してしまう
遠巻きにゆるく囲っておくと、グレーゾーンは相手が支配を進めるが過程で待ち伏せ攻撃でき偵察破壊グループを各個撃破できる
というような算段で、前線の形成を進めず広くグレーゾーンにしているとか…?
ウクライナはロシア領を
長期的に占領して居座るほどリソースがないのを
おそらくロシア側は見透かしてますね
ほぼシカトしてドネツク制圧と
電力インフラ破壊に注力
いずれウクライナは防空システムや
重装備をクルスクから引き上げるしかない
真珠湾攻撃で一撃講和の
目論見が外れたようなもん
ロシア軍が非常に合理性のある立ち回りをしている事を再認識箚せられ戦域ですね。
クルスク侵攻が上手くいくほどウクライナの破滅へのトリガーとなる。なのに、大統領と軍のトップはこの作戦を礼賛している。やっぱりウクライナは物的な制約以上に論理的な思考ができないのが問題なんでしょうね。
日本もノイジーマジョリティーに飲み込まれたり外患に政権を乗っ取られたり行政が腐敗して国が機能不全になるといったことにならないといいんですけど良いんですけど。
ノイジーマジョリティーって、それは所謂世論という奴では…?
愚民に負けずに自分の意思を貫き通す為政者って独裁者って言うんですよ
ウクライナ支援って民意が反映されていしたっけ?
ノイジーマジョリティに迎合するかどうかは別として、今年2月にFNNが実施した世論調査では、日本人の7割がウクライナ支援を支持していますね。
「FNN世論調査では、今後のウクライナ支援のあり方について聞いたところ「西側諸国が一致して支援を継続すべき」が34.3%、「各国の判断で、支援を継続するべき」37.6%となり、支援を継続するべきとの意見が7割を超え、その中でも34%は「西側諸国が一致する」必要があるとの意見だった。」
ノイジーなのは親露派ですねえ。
もうポクロフスクまで10km圏内か…到達するだけなら来月中にはこれそうだな。到達された時点で補給拠点としての機能は見込めなくなるけど
ポクロフスク周辺がこんな事になっているのはウクライナ軍上層部がどんなに隠してもクルスク駐留部隊にも伝わります。
不満と疑念が渦巻くでしょうし、まずはその憤りはどこにぶつけられるかというと捕虜とか逃げ遅れたロシアの住民にぶつけられる可能性が高いですね。そうならない可能性がほぼ無いです。感情に振り回されるお国柄だからこそ「尊厳の革命」は発生しました。常習的に汚職が行われている国ですが親露派の大統領の汚職は許せないというのがあの「尊厳の革命」の趣旨です。もっともその時に公表された大統領が持っていたらしい豪華なお屋敷は「非公式の迎賓館」みたいなものだった可能性が高いんですけどね。おじさんが個人的に楽しむためにこれいるかな?ってもので埋め尽くされていたので。
それはさておき、ウクライナ兵達が余程冷静で落ち着いた性格で無い限り、むしろロシア市民の怒りに火を付ける可能性はこの先高いです。無理もない状況なのですが、頓着するとは思えませんし。そうなるとプーチン政権はむしろ安定する事になりそうです。
ウクライナ側が今やるべき事は俺から見ると「クルスクを放棄してでも東部の守備に戻る事」だと思います。何故かというと本当にポクロフスクなどが占領されるとウクライナ側の士気の低下振りは非常に激しいものになるだろうからです。多分、ウクライナの人達自身が自分達でも思ってもいなかったくらいに意気消沈すると思うのですね。何故かというとこれは一時は物凄く喜んでしまった大失策が原因、ってなってしまう可能性が高いので。
ですが後退する選択肢はゼレンスキー氏は自ら閉ざしました。西側諸国も「最早これまで! 引け!」とは強く言いません。言ってくれません。大丈夫かなーと疑念を表明するだけです。
だからなるようになっていくでしょう。
クルスクを放棄するという決定は軍人には出来ても政治家であるゼレンスキーには出来ないでしょうね。放棄すること自体がウクライナ国民の目には失敗と映り、それだけでも大きく士気を下げることになるので。
もしかするとポクロウシクが落ちようが見果てぬ夢を追い求めてクルスクにリソースをつぎ込み続けるかも知れません。
長期化すると政治的だけでなく軍事的にも撤退が困難になってくる。
大部隊の撤退を支援する予備兵力が捻出できるのかって話。
敵国の中の突出部の撤退はジリ貧になってからでは難しい。
クリンキーのように逐次投入したら間抜けが際立ちますね。
>まずはその憤りはどこにぶつけられるかというと捕虜とか逃げ遅れたロシアの住民にぶつけられる可能性が高い
ウクライナにとっては国内で不満の声あげられるよりロシア人にあたってもらったほうが助かるのではないでしょうか。
ロシアでウクライナ軍が狼藉を働いて発覚したとしても、”ロシアはウクライナにもっと酷いことしてるから同列に扱うな。プチャの虐殺を忘れるな。”
って感じで有耶無耶に出来るので、不満解消先としてはうってつけなのではないでしょうか。
有耶無耶にできるのは戦勝国側の特権であって、負けてしまえばニュルンベルク裁判と極東国際軍事裁判にしかならないのでは?
まぁ、負ければ十中八九そうなりますよね。
というか、年々劣勢が酷くなるウクライナが
発言権というか発言力とかでロシアなりに勝てるわけもないですし。
色んな情報工作も化けの皮が剥がれているので尚更ですね。パイプライン、ブチャ、収容所、ダム、原発攻撃、兵器追跡/横領に後何が出てくるか
『ウクライナ国民の事だから「撤退」ではなく「転戦」っていえば何とかなる』ってウクライナ政府や軍上層は思っているのでは?もとよりクルスク侵攻の目的もあやふやな感じでしたし、適当に理由つけて「目的は果たせた」ってウクライナ国民向けに言えば何とかなるって思ってそうでは?
最早現実を直視するような戦略も立案できないのだから、せめて妄想の中だけでも自分たちの都合の良いように捉えないとやっていけない仕事だと思いますよ?
既にスームィ州の侵攻を防ぐ為の侵攻とプラグを立てたからいつ転身しても問題ないでしょうね。
hoi4でよく見る光景なんだけど、最初は拮抗してても途中から大規模包囲(勿論ゲームだからできることだしやるのも難しい)とかで敵が弱るとある時からスイスイ進めるようになる
リアル志向でゲームを設計するとどうしてもそうなりますね。
なので、素人向けには「ある程度形勢が傾くと、負けてる側にバフがかかったり,一撃逆転の超必殺技ゲージが溜まったりして最後まで盛り上がるように設計します。
が、現実ではそんな都合のいい話は用意されておらず。
負けてる側は加速度的に悲惨な負けになりがちです。
なんの、独軍モスクワ到達で大祖国戦争イベント発動!ソ連軍のデバフを解除し大反攻作戦の開始ですよ!
そのうちウクライナが主張したクルスク方面でのウクライナが制圧した領土はロシアが制圧した領土より多いという主張が覆りそうですね。
数字は盛ってしまえば問題ないと思ってそうな気がしないでもないですが、もしかすると「我々が制圧した領土はロシアが制圧した領土より多い!」という主張を守るために面積だけは広いグルシコフスキー地区の制圧を試みるかも知れませんね。
ウクライナ軍にはまだ温存された予備があるとの情報もあるね。
ベラルーシ軍が国境に兵力を集めてきたのも予備を拘束する狙いがあるのかも。
その話は聞いたことがありませんが、ウクライナ軍は数ではロシア軍より多いはずなので可能性はありますね。もっとも兵器及び兵士の質の差のために数で優っているのに押されている状況なのですが。
ラノベの包囲殲滅陣思い出す
圧力をもっとも受ける正面戦力ってのはなぜか軽視される不思議
背骨みたいなもので折れると何もできなくなるのだが…
もう大勢が決した感が凄いな。
ウクライナ軍のクルスク侵攻は、色々な意味でこの戦争の分水嶺になったと思う。
策があってあえてやっているのか、仕方がないと割り切っているのか。それともロシアが馬鹿正直に大幅に戦力を引き抜くと思ったのか。なんにせよクルスク戦がロシアに対して与える影響は無視できるものではないか、即効性はあまりなくじわじわと効いてくる類の、むしろ今後のための布石としては有効であるものの、陽動としての即効性のある効果は少なくともあまり得られていない。それに対してロシアの前進はウクライナに直ちに出血を強い流もので、かつ資源の限られたウクライナには尾を引く影響を与えるという意味でも現時点ではウクライナ不利の状況といえる。今後の動向次第ではあるが現時点でウクライナの前進大成功!ロシア敗戦!みたいなことにだけはならないのは確かだ。
岩田将軍が、クルスク攻勢のタイムスケジュールについて解説しています。
(A)アウディーイウカ陥落・(B)オチェレティネ陥落・(C)プロレス陥落を書き加えると下記のようになります。
クルスク侵攻作戦準備を、東部がかなり厳しい中で行っていた事が分かります。
(B)以降、どこかのタイミングで東部から部隊移動(ローテーション報道・懲罰報道も一部欺瞞の可能性)・部隊引き抜きがあったとの報道も見かけました。
アウディーイウカに、増援を送らない事が疑問視されてきましたが、クルスク侵攻作戦・何らかの反攻作戦のために温存してきたのか気になりますね。
(前編7:20~)タイムスケジュール
(A)2月17日 アウディーイウカ撤退命令(Wiki)
(B)5月4日頃 オチェレティネ陥落の報道
6月 欺瞞報道
初夏 ロシア部隊配置などの情報収集・迅速な攻撃可能部隊の編制
(C)7月24日頃 プロレス陥落の報道
2週間前 ロシア国境検問所システムの破壊
数日前 ロシアとの国境地域(スムイ州)で訓練
3日前 指揮官に命令下達
前日 兵士に命令
6日 ロシア領クルスク州に1000人規模の越境攻撃
(前編1:00~)兵数 18000人(8個旅団+特殊部隊)、2個砲兵旅団
(2024.05.4 ロシア軍が複数方面で前進し、オチェレティネとアルハンヘルズケを占領 航空万能論)
(2024.07.24 ドネツク州ロズヴァツケ周辺の状況が急速に悪化、ロシア軍が1km以上も前進 航空万能論)
(2024.08.22【岩田清文×小泉悠 軍事解析】 ウクライナ越境攻撃 “奇襲作戦”巧妙なシナリオ 2024/8/21放送<前編><後編> Youtube)
追記です。
東部のウクライナ兵、ローテーション不足・寡兵・武器弾薬不足・陣地構築や資材不足の中で、存分に戦ってきたと思います。
前線の戦力差が、非常に激しいという報道がありますが、戦争は来年以降も続く可能性が高いため無理をしないで欲しいですね。
ウクライナ上層部は、陣地構築・有利な地形・兵力を集中するなどして、ウクライナ兵の環境を整えて欲しいと思います…
RYBARやいくつかのロシアのチャンネルがオデッサへの人員・USVの集中から将来的なクリミアへの上陸作戦の可能性について指摘しています。
今回のクルスク攻勢及び同時に実施されたと思われるキンバーン砂州への攻撃から見ても、前線のウクライナ兵士には気の毒ですが、いかにして対外的な戦果やアピールを上げるかを優先しているように思えますね。
情報ありがとうございます。
キンバーン砂州への攻撃、無力化されたと思われる映像を拝見しました。
ウクライナ上層部、政治的アピールと言えども、精鋭部隊を浪費して酷い作戦だなと…
前線のウクライナ兵は、本当に勇敢に感じています。
ボグダン氏の最新動画でクルスク侵攻に参加している兵士(隊長)の話を聞いていますが、ドネツクから部隊を引き抜いてクルスクに回すことについて不安視していますね。
「ロシアがドネツクから部隊を引き抜くのではないかと期待したが、ウクライナの予想した内容と現実が異なってしまった」「苦肉の策としてウクライナはドネツクから部隊を引き抜いてクルスクを押し進んでいるが、この判断はちょっとどうかと思うと隊長さんはおっしゃっていた」「僕もそこは聞いていて気になった」
クルスク侵攻を大喜びしていたボグダン氏、実際にクルスク侵攻に参加して士気が高いウクライナ軍の兵士ですら不安に思うのですから、ポクロフスク方面で孤軍奮闘するウクライナ軍の兵士たちがどう思うかは言うまでもないでしょうね…
Youtube「クルスク前線の兵士が語る、ウクライナとロシアの攻防:原発の重要性と現場の真実」
バフムートの戦いのときは,ウクライナはバフムートに拘らず戦線を下げて,有利な場所で戦うべきだという声が多かったです。今回のポクロフスクはどのような位置づけになるのでしょうか?軍事的に守るべき場所なのでしょうか?それとも,より有利な戦線を構築すべき場所があるのでしょうか?
ポクロフスクは今まさに決死の防衛戦をしてる場所やで。ここで踏ん張らなロシアの圧力に屈してしまうし、狂信的にでも守らなあかんところや。今はロシアの解体と破壊がウクライナの正義として求められてるんやから撃滅のチャンスを逃したらアカンやろ。戦線を下げるとか言ってる場合ちゃうで。
ポクロウシクの先で有利なところまで下がるとなるとドニプロ川まで下がることになります
ポクロフスクもバフムートも他戦線への影響を考慮すると守るべき場所ですが、最終的には純軍事的な価値というよりリソース(及びそれを用意するための政治や経済)の問題になると思います。
十分な動員・訓練・物資等の供給体制が整っていれば諦める理由はありません。
不足しているなら取捨選択を求められますが、本来は状況そのものを変える努力をすべきです。
ただ、ウクライナ政府の動向を見ている分には、そのために必要な負担を有権者が受け入れるとは考えていないようです。
ウクライナの有権者が、仰る点について、産業界が増税を拒否している事を思い出しました。
ポクロウシク方面=ウクライナ前線兵士にとって過酷な話ですが、ウクライナ有権者の情勢を見ると、(26日エネルギーインフラ攻撃で停電も発生しており)供給体制がすぐに解消される見込みはなさそうですね…
(2024.08.2 ウクライナの動員は月3万人ペース、次の問題は予算不足を解消する増税 航空万能論)
フェノール工場のウクライナ兵は干し殺しでしょうか。
守ってもどうせ少々被害与えて落とされるだけで、目に見える戦果出せず士気が下がるだけ。
なら守りより攻める方が士気は高まると思ったのだから仕方ない、膨大な犠牲が出てもね。
それだけウクライナは末期だったのだろう
ロシア軍がポクロウシクを獲りたいのは間違いないだろうけど、東の手前側にあるディミトロフを獲るだけでも、チャシブヤールやコンスタンチフカへの補給線を絶ててしまえるし、ポクロウシクまで獲れたら、そこを防衛拠点として充分な兵士の補充や補給ができなくなった東側を今やっている作戦より更に簡単に占領できるようになる。
この戦争が起こってから、ずっとそうだけど、ウクライナ軍がロシア軍が防衛線を敷いてない場所を一気に突破したことはあるけど、正面から向かい合っているような場所を突破できたことは一度もないし。
クルスク方面も州都や原発の占領なんて諦めてしまったのかというぐらい前進が止まってしまってるというか、昨日とかクルスク方面のウクライナ軍の占領地域に空爆が実施されて前進自体が難しくなってだけかもしれないけど。
争いを終わらせられうタイミングに久々に来てるんじゃないだろうか。
ロシアがドネツク州を完全制圧するまではまだまだ時間がかかる状況、ただ勢いはロシア。
クルスク撤退、ドネツクはロシア有利だろうが即時停戦で休戦。終戦ではないのでNATO加盟は凍結。
これが落とし所ではないかと。
ウクライナとしては東部二洲を丸ごと失うことは避けられ、加えてクルスクに攻めたからこそロシアの狙う東部二州完全制圧を退けたと宣言はできる。南部についても押し返した状態と言える。
ロシアとしては、ドネツク州ルハンスク州にロシア系を集めて再興、ノルドストリームを再稼働させてウクライナを干上がらせることで経済的にウクライナを追い込んでいくという作戦が取れる。
ロシアが悪い、原因がどうと言ってももうどうにもならないし、ローマ法王も手を引いた以上、あとは当事者でなんとかしつつ、その合意が守られるように今回の侵攻に関わっていない第三国に間に立ってもらうしかない。
感情的にはモヤモヤしますが、日々殺し合いが続くだけなのでもうやむを得ないでしょう。
ウクライナ復興はロシア抜きでは茨の道ですが、ヨーロッパの抱えきれなくなった移民受け入れなどでなんとか立ち直ってロシアを見返してほしい。
「東部2州は完全に明け渡せ。」
「凍結資産と金利分も返せ。」
「返せないなら、オデッサまで明け渡せ。」
「別にこのまま戦争続けても構わん。そのほうが土地が儲かる。」
負けてる側からの打診で至る講和条件の現実は、「モスクワ講和条約」の内容を見てから、現実を知ったほうがいいと思います。
クルスクに関してはもう先が見えた感
ロシアは待ち伏せ多用による遅滞戦術に切り替えてて、
地雷と攻撃ヘリ部隊の連携で徐々に削ってて、もう大きくは進めなくなった。
ちょっと前にウクライナ軍の車列に、対戦車ミサイルが次々に撃ち込まれる
動画が出回ってたし
持久戦をやろうにも補給物資は途中で爆撃され、大規模な増援も中止(誰が止めたのかは不明)、
おまけにドイツ製の防空ミサイルも破壊されドイツ本国では供与兵器が侵攻に使われた事が
大問題になってる。
原発とか抑えられなかった時点で作戦失敗のように思える。
でもまあウクライナ軍はよーやっとる。本当に駄目ならもっと全面的に押し込まれるだろうし。
ポクロフスク方面のロシア軍の立場は意外と脆弱です
この突出部には大規模な戦力が展開していますが、それを支える補給線を見ると主たるものは幹線道路と鉄道が1本ずつだけであり、その両方ともが現在の戦線では利用しづらい状況にあります
秋の泥濘というタイムリミットが迫る中でロシア軍がどの方向に戦力を指向するのかは非常に重要なところであり、最悪の場合にはポクロフスクの防御に成功し体勢を立て直したウクライナ軍による反撃が行われる可能性もあるでしょう
まあとはいえクルスクのお遊びで戦力を浪費した以上はウクライナ軍に戦況を動かすほどの力は残っていないでしょうが、それでも一刻も早いロシアの勝利のためにここで決定的な優位を掴みたいものです
フォーク准将乙
フォーク准将のレッテルを張ることであなたは建設的な議論を避け、実際の問題に向き合うことを放棄しています。レッテル張りは生産性のない批判であり何の意味も持ちません。私たちが必要としているのは状況を冷静に分析し、事実に基づいた議論を展開することです。
尊重し合いながら建設的な対話を行うことでより良い理解が生まれます。ただレッテルを貼るだけではなく、実際の意見に向き合い対話の中で自分の立場を明確にすることが求められています。それが生産的な議論の基本です。
突出にはカウンターのリスクがあったんですが。
なんとウクライナがそのカウンター用の戦力を全部クルスクにブッパするという謎の行動に出ましたので。
結果,ドンパス方面のロシア軍はウクライナ軍予備戦力のカウンターを受ける心配をせずにのびのびと戦線を拡大しているわけですね。
戦略予備って大切なんですよ。いるだけで敵にプレッシャーを与えて行動範囲を狭くする効果があるのです。
なんで全部使っちゃったんでしょうか、これは21世紀の戦史上の謎として残るでしょう。
本当にまったく意味不明ですね
このポクロフスク突出部のロシア軍は北側に柔らかい脇腹を晒しながら進んでいるというのに、ウクライナ軍の戦略予備はそこを突かずクルスクに遊びに行ってしまいました
ノヴォオレクサンドリフカあたりで限定的な反撃を行われるだけでも相当嫌なんですがね
仰る通り、本当に謎でしたね…
停戦・講和を有利に進める点からも、軍事力があることが担保になるため、戦略予備を失うのは極めて痛いなと。
ポーツマス条約、ロシアから賠償金をとれなかったのも、陸軍戦力が温存されていた事が理由の1つですし。
戦略予備、本当になんで使ってしまったのでしょうか。
(スームィが空爆を受ける中で)スジャなどの占領地維持のために、スームィ~クルスク占領地に大量の車輛を使って、補給を継続する必要もでるわけですし。
現時点で10km幅で突出している状況は変わっておらず進行中なのだから、カウンターのリスクを過去形で語るのはまだ過早でしょうねえ。
一ヵ月後に兵站が伸び切ってまだポクロフスク前面で立ち往生していようものなら、カウンターのタイミングとしてはむしろ最良ですし、成功すればその結果はロシアにとって致命的でしょうな。
クルスク方面でウクライナ軍は少し横に伸びロシア軍は上からプレッシャーを
かけて、村二つを取り戻してますね、東部戦線ではウクライナ軍の兵士が映像で
救出を願ってるのですが、直属の上司では無く師団長かその上に訴えてるみたいです
かなり無理な死守命令を受けてるのでは?
ウクライナは戦後大きく領土を切り取られ生産者にも消費者にもなる国民を多く失い
経済も生産設備も失い、外国からの債務もあり間違いなくインフレを起こす。
アメリカからの支援を逆侵攻に使うとか愚の骨頂なのではと思ってしまう。
善人面して支援と評してウクライナ国民を〇すアメリカも日本政府も本当にクソだ。
戦後純粋なウクライナ国民は死に絶え外国から移民がやってきて国家の乗っ取りでもするつもりなんだろうか。
ノイジーマジョリティに迎合するかどうかは別として、今年2月にFNNが実施した世論調査では、日本人の7割がウクライナ支援を支持していますね。
「FNN世論調査では、今後のウクライナ支援のあり方について聞いたところ「西側諸国が一致して支援を継続すべき」が34.3%、「各国の判断で、支援を継続するべき」37.6%となり、支援を継続するべきとの意見が7割を超え、その中でも34%は「西側諸国が一致する」必要があるとの意見だった。」
ノイジーなのは親露派ですねえ。
では支援のために消費税上げるとか復興税みたいな税金取りますか?と言ったら逆転すると思います。