ウクライナ軍参謀本部は29日「F-16がミサイル攻撃を迎撃中に墜落してパイロットが死亡した」と発表、まだ墜落原因は明かされていないもののゼレンスキー大統領は30日夜「オレシュチュク空軍司令官を解任する」と発表した。
参考:Зеленський звільнив Олещука з посади командувача Повітряних сил
参考:В Україні розбився F-16. Загинув пілот Мунфіш
もし墜落原因がフレンドリーファイアなら顔をしかめるしかない
ロシア軍はウクライナのエネルギーインフラに対して26日に各種ミサイル127発と自爆型無人109機、27日に各種ミサイル10発と自爆型無人81機を発射、ウクライナ軍は内266発(各種ミサイル107発+自爆型無人機159機)を迎撃することに成功し、ゼレンスキー大統領も「F-16は素晴らしい成果をもたらした」「我々はF-16の助けを借りてミサイルや無人機を数機撃墜した」と述べていたが、ウクライナ軍参謀本部は29日「F-16がミサイル攻撃を迎撃中に墜落してパイロットが死亡した」と発表。
ウクライナは比較的安全な任務で手に入れたばかりのF-16を失ってしまったため墜落原因には大きな注目が集まっており、Voice of Americaの取材に応じたウクライナ空軍関係者は「味方によるフレンドリーファイア、技術的故障、パイロットのミスなどの様々な原因を調査している」「正確な墜落原因は調査完了後に明らかになる」と述べていたものの、ゼレンスキー大統領は30日夜「オレシュチュク空軍司令官を解任する」と発表した。
このクラスの司令官人事になると前兆や噂が事前に登場するものだが、今回の解任発表は唐突だったため「F-16墜落」に関連している可能性(フレンドリーファイアによる撃墜?)が高い。
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※アイキャッチ画像の出典:Командування Повітряних Сил ЗСУ
西側諸国が供与したウクライナ空軍のF16戦闘機が墜落した原因について、味方のミサイルの誤射によるものだったとウクライナの国会議員が明らかにしました。
とニュースには出ていますね。
色々と残念なニュースです。
共同通信発のネットニュースでパトリオットが撃墜したという記事がありました。
日本の場合はPAC3が配備された部隊は空自所属ですが、ウクライナももしかしたら空軍所属なのかもしれません。
空軍所属のパトリオットで空軍所属のF-16戦闘機を撃墜してしまった、ということなのでしょうか。
このタイミングでの解任はフレンドリーファイアが事実ですって言ってるようなもの。
公式に認めて発表する可能性低いけど。
この件に関しては、特別調査委員会が設置され、誤射も視野に含めて調査すると言っているので、公式に発表する可能性がありそうです。
この空軍司令は、戦闘機撃墜は味方の誤射せめたウクライナ議員とウクライナ議会に自分の進退かけて誤射ありえないいってしまった司令だからな。
さらにウクライナ議員の悪口までつけてウクライナ議会が事実無根の話でウクライナ空軍のイメージ落とすとね。この空軍司令色々としゃべりすぎだから解任は仕方ないと思う。誤射なら事故原因解明されるまではわからないで黙ってよかった。
しかしウクライナ空軍はこれまで壊滅を防ぎつつ地対空戦略でロシア軍を抑止できている優秀さがあったので、このような一回の失敗と失言で軍指導者を解任するのはやはり軍との軋轢を深めることになるかと。
司令を政治家のように特定の失言を問題視しすぎるなどは避けるべきですね。
ゼレンスキー大統領による空軍司令官の解任は、非常に不必要であり、むしろ軍の士気を挫く人事権の乱用に見えます。現在の厳しい戦況において、唐突で不必要な指揮官の変更は混乱を招く恐れがあり、軍の柔軟な運用を損なう可能性があります。現在進行形で空軍を指揮している司令官を不当に解任することは、軍の士気に悪影響を及ぼすだけでなく、戦略的な判断にも疑問を投げかけます。冷静な判断が求められる今、感情的で粗野に見える人事は避けるべきです。
とりあえずF16が墜落したのは事実ってのは確定したな。ゼレンスキーは余計なことしかしないな
F16配備直後の練度不足(連携不足)で、実戦に投入してる訳ですから、空軍司令官(トップ)の責任まで問うのは過酷なように感じてしまいます。
一歩間違えば、現場から正しい情報が上がりにくくなったり、作戦失敗を認められずに損失拡大する事に繋がりかねない危険性もありそうですね。
懲罰人事、特に組織トップを対象にしたようなものであれば、組織の反発を招きやすいんですし…
追記です。
ウクライナ外務省が、ベラルーシ軍がベラルーシ国境に部隊配備している事を指摘していました。
関連不明ですが、T72戦車に『B』の識別を書き込んでおり、鉄道輸送している写真(場所不明)がありましたので、もしご興味があれば(ロシアは『Z』ですね)。
コープゲージは、つけていないように見えます。
(2024/8/26 ベラルーシ、国境近くに軍部隊集結か ウクライナ「悲劇的な過ち犯さないよう求める」 産経新聞)
(2024年8月28日 午後3:12 Clash Report @clashreport X)
ウクライナがロシアに侵攻してしまった手前、CSTOの防衛義務に抵触してしまいますから何かしら動きがあっても不思議ではありませんね
ナゴルノ・カラバフやドネツク・ルガンスクはさすがに国家承認されていないわけで発動しない言い訳は出来ましたが、今回の件があってはさすがにベラルーシ側もロシアの参戦要求に抗う理由を見つけられないでしょう
ベラルーシは、仰る通り、妥当な対応になっていまいます…
日本の事例で考えれば、日米安全保障条約による集団的自衛権が、散々議論されてきたような話しですからね。
ルカシェンコ大統領、ここまでロシアの要求を撥ねつけてきましたが、部隊移動・識別マーク書き込みだけでも相当嫌な雰囲気だなと。
これまたロシア・プーチン大統領に貸しを作った形でしょうね。
誤射説はウクライナ側の関係者が漏らしたみたいだが
責任のある立場の人間では無いとか
そもそもこの墜落と解任の関係もまだ不明か
とはいえ誤射の他に理由も無さそう
んー、仮に誤射だったとしても司令官まで解任する必要あるのかな、対策を講じればいいだけなんじゃ?
でもまあ戦時中の国だと色々あるのかな
隠蔽するつもりで大統領に知らせてなかったか、逆に大統領府は隠蔽するつもりだったのに情報を漏らしたのかも。
西側諸国に対する「政治的な配慮」を優先した人事のような気がする
この戦争では、F-16も、随分と政治的な兵器になっていますね。廻りに抱かせる、期待値の大きさも、普通ではない感じです。自分的には、改修されたソ連製戦闘機とどれ程違うの?という感じで見ていましたが。。
ウクライナに回ってくるのは
欧州がF35の大体で不要になるセコでしょ?
ロシアが運用しているSu27に比べると
取り立てて高性能でも無いと思うのですが
フランカー系に比べると、実際F-16は見劣りしますね。搭載量、航続距離の面でも。
それでも、パイロットの練度次第で活躍はしそうですが、その点においても、ロシアに対して分が悪い事には変わり無さそうに見えますね。
今回行われた任務に関しても思うことですが、mig-29でも十分と思える任務です。そもそも、mig -29が劣るわけでもありませんし。
実際のところ、ウクライナ空軍のSu-27/MiG-29って巡航ミサイル狩りしてるのかな。
今回のが誤射なら、今までもSu-27/MiG-29を誤射してそう。
過去にmig29も2機撃墜してるとこの議員は暴露してますよ
カタログスペックでは劣っていても、実戦でどうなのかは戦ってみないとわからないと思う。
PIDSとECIPSは最近の装備だから、最新のロシア機にも有効かもしれない。
実戦をする前にフレンドリーファイアで墜落したらカタログスペックの意味ないのでは?
カタログスペックで語る愚かしさに賛同いただきました
味方による撃墜を告発した議員によると
同じようなケースは過去にもあったらしい
いまさらTOPを更迭するのは
失策以外の政治的意図を感じる
流石に隠せなくなりそうなのと、内部から声が上がった事もあり、支援国に対する報告的義務もあるでしょうから、そちらも含め、何らかの形で発表しそうな雰囲気はありますね。事が重大であるという雰囲気が作られてしまっているから尚更。
もう、多くの西側諸国も及び腰な感じですし、今後暴露合戦が始まりそうですね。
中央からは政治アピールの為主力運用しろって言われてて現場からは系統の違う兵器連携に混ぜたくねぇなぁ…と敬遠されてたんじゃないでしょうか
それで今回の事故で「ほーら言わんこっちゃない」みたいな空気になったとか
さすがに無いとは思いますが大統領府が被害妄想拗らせて軍部が故意に撃墜したとして司令解任とか
実際どうかは我々が知る事無いと思いますけど司令解任ってそのレベルの話ですよね
私も同意見です。
フレンドリーファイヤーは戦場ではあることで、それでトップの空軍司令官が解任されることは軍事的にはないと思います。もし、あったとしても、担当や部隊の責任者くらいでしょう。
だから、解任の直接の原因がフレンドリーファイヤーの可能性が高いですが、その奥にはF16の政治性があると思います。
つまり隠蔽や宣伝の指示に従わなかったとか、政治的な運用や作戦の指示に従わなかったとかです。しかし、ゼレンスキーの焦りを感じます。
F-16でなくてSu-27とかであればここまで問題視されませんから、やはりミリタリー視点だと顔を顰めずにはいられないですね。
フレンドリーファイア(?)とはいえ戦闘機1機落ちたくらいで司令官交代とはF-16も随分と過剰な期待を背負わされたもんですね…
f-16はゲームチェンジャーですか?
いいえ、コマンダーチェンジャーです。
コレは美味い
お見事
誤射以外の原因で考えられるとしたら
低空を飛ぶ巡航ミサイルを追いかけていて地面に激突したとかでしょうか。
フレンドリーファイヤは戦場における避けがたい事故ですよね。米軍でさえそれなりの規模で生じていたと思うのですが
少し調べたのですがこの司令昨日「F-16の墜落は軍の誤射によるもの」と発言した議員に「虚偽の発言である」と反発して議会に訴えてたみたいですね
そして議会は逆に司令の方を「虚偽発言で誤射を隱蔽しようとした」として解任に至ったようです
仮にも空軍司令がすぐバレる嘘を進退賭けて言いますかね?って事でかなり疑問に感じてます
誤射による撃墜の可能性があるらしいが
Fー16にはIFFが載ってるので
防空システムからは味方と識別されるはずだが
トランスポンダのスイッチ入れてなかったのかな
ウクライナが持つ東側の防空システムはNATOのIFFに対応してないかも。
あとIFFの運用ができていたのか、というのもありそう。定期的に暗号鍵を変更しないといけないと思うけど、NATOのIFFを持つ機体はF-16とわずかなNATO規格に改修された機体だけだろうし、IFFの運用体制が構築できてなかったとか。
ただ、ミサイルにやられたのなら、警報装置は作動するだろうから、脱出を試みることはできたと思うんだよね。となると高射砲とかにやられたのかな。
地上レーダーにはIFFがあるけどミサイル自体にはIFFはないから、発射後のミサイルがロシア軍の対地ミサイルではなく同じく迎撃任務中のF-16を誤って追尾したのかも。
つぎはぎだらけのフランケン状態のウクライナ軍SAMの運用で、まともなIFFシステムが構築できるわけが無いです。古今東西のあらゆる国のあらゆる対空ミサイルがごちゃ混ぜになっていますから。
そしてその中で前例のない大規模攻撃で空中に200以上の標的が飛び交っている状態です。
これはもう人力で標的選定をやるしかないので、やってるうちにエラーが起きるのは仕方ないでしょう。
特にパトリオットは弾道弾軌道で飛んでくる高速ミサイルを撃ち落とすのが期待されていますから,それこそ秒単位の判断が求められ。
そこに新規のF-16が混じってくれば、遅かれ早かれ誤射は起きるでしょう。
>古今東西のあらゆる国のあらゆる対空ミサイルがごちゃ混ぜ
ここで飛ばなきゃいけないパイロットはすっごい嫌だろうな。
元々湾岸戦争当時ぐらいでも、米軍の陸と空の識別が甘くて味方殺しは起きています。
現在の米軍やイスラエルのブロックの新しい機体は対策済みかもしれませんが、
多分ウクライナに送られたのは最低限レストアされただけの初期型でしょう。
またウクライナが多用しているスティンガーの類いは、昔から同士討ちをよく
起こす兵器ですし。
ウクライナに提供されたF-16AMの改修初号機の初飛行は1995年だから、初期型ってことない。
独裁国家みたいだな。
ロシアは悔しがっているでしょうね
F-16を初撃墜するという栄誉を逃したんですから
もうミサイル迎撃に使ってるんですね
報奨金は継続なのか、巡航ミサイル部隊とドローン部隊が裁判で争うのか、どっちだろう?
ゼレンスキー氏がこういう感じの人だろうというのは想像通りですので驚きはありません。
こんなもんだろうと思う。
何か分かり易い責任者捜しをしたり、それのついでで気に入らないのを更迭したり。
ではなくて、更迭された司令官が重大な過失があった可能性もあるにはありますし。
ただ、こういうような事はこれから多発しそうです。
撃墜された残骸は遊園地に飾ろうぜ(露天放置)
(元ネタの方はいろいろと緩い時代とはいえ、何であんなものスクラップ屋経由で流れて問題視されてないのか……)
メルカリで売って戦費の足しにすればよろし
うがった見方をすると。
この異例の反応は何かを隠していると考えた方が自然です。
すなわち。
そもそも、各国混成のごちゃ混ぜ兵器のウクライナ防空部隊の上空を、これまた過去に例のない新導入機を飛ばしたら事故になるのは当たり前です。
にも関わらず、危険性を無視してF-16によるミサイル狩りを強行したのは、ゼレンスキー政権の対外アピールの一貫だったのでしょう。すなわち、政治的に必要とされて強行された作戦だったわけです。
支援国に目に見える成果を宣伝しなければならない,しかし最前線には出すわけにはいかない。となると、消去法的に巡航ミサイル対策に使うしかなかったんですね。
が、それで最悪の結果となってしまった。
これは素早く空軍司令官の責任にして幕引きをしないと、そんな無理な作戦を強要した政権の責任問題となってしまうんですね。
F-16が墜ちるまでに指摘した人はいたのだろうか?
確かに記事でもF-16の戦果を強調するような発言がされてますし、無事全機作戦成功すれば支援の結果と大々的に宣伝するつもりだったのでしょうね。
政権としては安全な場所でパフォーマンスとしての作戦に努めるよう命令していたりして、軍としては目の前のミサイルを前にしてそう言っていられるわけがなく…という命令無視があったかもしれませんね。
少数のF16を首都ミサイル防空任務に充てて、SAMの不足を補い、
余剰(?)なSAMを別任務に回したかったのかな。
同じ西側製の兵器でIFFが機能しなかったのはまずい事ですね。
他にも東側製の航空機が同じ任務に就いていたのかな。
そうなるとIFFは切るかも?、ですね。
ウクライナ空軍のあれこれ不足している部分が露呈したのでしょうか。
当面は運用でやり繰りするしかないのでしょうか。
本当に落ちたんですね
少しそういう情報は出回っていましたけど
戦力の損失としては大したことないのでしょうが、F16はいつのまにか欧米支援の象徴みたいな感じで取り扱われていた感ありますからね。念願のF16が遊撃し、その成果をゼレ大が報告することは、西側支援に対する支援継続の効果のアピールにもなると思いますし。それが味方のふFF食らうなんて、ゼレ大の面目丸つぶれですね
怒り狂って解任してるのが想像できます
操縦士も金かかってますし、おそらく最初ですので一番腕の良い方だったのではないのでしょうか。想像ですが。
最近のゼレンスキー氏の動きを見て南ベトナムを思い出す
色々と既視感がありますね。
F−16とAMRAAMの存在だけで滑空爆弾を少しは抑止できればそれで十分だったのに…
変わりますが74式モスボールはロシアがT-72より55.62のほうがローテクで動かしやすいと同じ考えでしょうか?
きっと日本本州に上陸されたら亀戦車作るためでしょう。
74式モスボールの件は、ウクライナ紛争の教訓として「リストア可能なものは保存しておいて、なにはともあれ絶対数を確保すべき」と防衛方針を変えたのだと信じたい
74式はともかく90式とMLRSはまだ使えそう・・・というか真の狙いは破棄しないで将来、ウクライナに提供するためだったりして。
74式は弾が多分16式と互換なので復活させた時に融通がきく。
サイズ的に鉄路輸送が容易で軽いために踏み込めない地形が少ない。
この辺が理由ではないでしょうか?
ただ油圧系統の足回りがガスケット含めて十分な形で保存、保守部品の維持が
できるのかは疑問ですが。
鳴り物入りのパトリオットでこれまた鳴り物入りのF16撃墜。おまけに大金かけたウクライナ人パイロット死亡となるとアメリカ的には目を覆いたくなる事態だろう。この有様ではアメリカの兵器システムの大恥で威信はガタ落ち。露的には何を渡しても結果は変わらないの実証で大笑い。
巡航ミサイルは低高度を高速移動しているので、夜間から朝方にかけての迎撃ミッション、それも報道によれば4発撃墜して次にいくタイミングで連絡が途絶えた、とあるので、高難度ミッションだったこと、F-16パイロットは刻々と移動していく巡航ミサイルを撃墜できたことから促成栽培といっても十分な練度があったのは確かかと思います。
対空システム群も迎撃を行ってますし、防衛全体の高度な連携が求められるだけに、F-16を巡航ミサイル群の夜間迎撃という高難度ミッションに投じた、その判断自体に問題があった、とするなら、司令官の解任は仕方ないのかもしれません。
全体判断を軍と政治が妥当と判断してF-16が投入されたのなら、たとえフレンドリーファイアでの損失であったとしても、司令官の交代はあり得ないですのも確かです。数少ないF-16を高難度かつ事故が起こればパイロットを失う可能性も高いミッションに投じた事に対して、支援各国から文句が届いた可能性もあると思います。今後のオレシュチュク中将の扱いによって、どの層で司令官交代の判断が行われたのか見えてくるでしょう。