ウクライナでは動員努力を台無しする規模の無断離脱や脱走が2024年(5万人以上)に発生し、ゼレンスキー大統領は28日に「脱走兵の自発的復帰に関する法案」に署名、戒厳令中に脱走した兵士(10万人以上)が2025年1月1日まで自主復帰すれば刑事責任に問われない。
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脱走兵の自主復帰率が低くければ同法案の結果は機密扱いになるだろう
ゼレンスキー大統領は総額3兆9,410億フリヴニャの2025年度予算、ウクライナメディアが歴史的増税と呼ぶ税制改革法案、脱走兵の自発的復帰に関する法案に署名し、予算と税制改革は来年の戦争継続を担保するもの、脱走兵の自発的復帰は今年の動員努力を台無しする規模(5万人以上)の無断離脱や脱走に対応するものだ。
2025年度予算規模は3兆9,410億フリヴニャ=約14.1兆円だが、歳入は2兆3,390億フリヴニャ=約8.4兆円なので1兆6,406億フリヴニャ=5.9兆円の赤字分は国際援助で補填され、歳入分のほぼ全額=2兆2,300億フリヴニャ=約8.1兆円が国防支出に割り当てられており、全国民に課されている軍事課税率の引き上げ(1.5%→5.0%/軍関係者は1.5%を維持)を含む税制改革で2025年の税収は1,410億フリヴニャ=約5,000億円ほど増加する見込みだ。
ウクライナに対する西側諸国の資金援助や経済援助は非軍事分野にのみ使用可能、軍事援助は資金提供ではなく装備、弾薬、サービスなどの現物支給なので、ウクライナは軍を維持するのに必要な人件費、独自の装備・弾薬調達、防衛産業基盤の維持・拡張などに必要なコストは自己財源で賄われているため、税収額以上の資金を国防支出に割り当てることが出来ない。
ロシアは2025年の国防支出に13.5兆ルーブル=約19兆円(前年比25%増)を割り当てているが、安全保障分野にも国防支出とは別に3.5兆ルーブル=約4.9兆円を割り当てているため、ロシアの国防・安全保障関連の総支出額は17兆ルーブル=約24兆円規模になり、ウクライナと比較すると予算規模は約3倍になる。
問題は脱走兵の自発的復帰に関する法案で、ウクライナでは2024年1月から6月までに所属部隊からの無断離脱に関する刑事訴訟が3万件以上、所属部隊からの脱走に関する刑事訴訟が1.8万件以上も登録されており、米ディフェンスメディアのDefense Newsも30日「約3年の戦争期間中に10万人以上の兵士が無断離脱や脱走で起訴されている」「人員不足に対応するため改正法に基づく積極的な動員作戦を開始したが、政府や軍の関係者は本取り組みの大部分が失敗したと認めている」「軍事分野に詳しいウクライナ人議員も実際の脱走兵は20万人に達しているかもしれないと述べた」と報じた。
この法案は「戒厳令中に部隊や勤務地から無断に離れた軍人=脱走兵」が「2025年1月1日まで部隊に自主復帰すれば刑事責任を問わない」という内容だが、Defense Newsは脱走の主な理由について「約3年も続く戦いへの疲れ」「戦意の喪失」「戦争指導に対する怒り」「勝利がおぼつかないことへの苛立ち」などを挙げているため、どれだけの脱走兵が政府の呼びかけに応じかは不明だ。
逆に脱走兵の自主復帰率は「戦争継続への指数」としても活用できるため、数字が低くければ同法案の結果は機密扱いになるだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:Президент України
せっかく命がけで逃げることが出来たのに戻る人が居るとは思えませんが。外向けのポーズなんですかね。
ウクライナは意味不明で実効性の無い戯言辞めて即日、ロシアに無条件降伏するが一番良い対応ではという所まで追い込まれている模様でロシアを甘く見た結果がこのザマ。
実際に戻ったら見張り付きで最前線に送り込まれるような気がします。
>自主復帰すれば刑事責任に問われない。
脱走するような人達なら刑務所と塹壕なら刑務所選ぶだろ
このコメマジで納得感あるね。日々後退し続けている前線より刑務所の方がまだマシって思う人結構いそう。
囚人を強制動員する法案作られそう
そして今度は、強制動員の役からの脱走者を免除する法案が作られる。
憲兵役なんて、敗戦になれば掌返しで迫害されますし。
少し前まで北朝鮮軍に対して人を舐めてるようなプロパガンダを流してたのに、一ヶ月足らずでこの体たらくだしな
もしかして脱走勧告映像の待遇が前線のウクライナ人より良かったから脱走したんじゃないか?
11月中旬以降のクルスク州占領範囲の顕著な縮小は北朝鮮軍の貢献が大きいのだろう。あの辺は限界集落みたいなもので、配備されたロシア軍戦力も二流だったから拠点に立て籠っていた。幾ら北朝鮮が貧乏とはいえウクライナ軍の高齢動員兵より練度や体力は上だろうし、これがドネツク方面に投入されたら悲惨なことになる。
これ、どういう人が部隊に復帰することを想定しているのか、聞いてみたいですね。
この法案を作った議員達と現場の兵士達の意識、乖離しすぎじゃないですかね?
脱走したが、うまく自宅や職場に戻れなかった者、ロシア軍に投降するには心理的抵抗がある者たちにとっては、「リセットして2度めの逃亡のチャンス」なのでは?
自分が逃げたせいで味方が死んでる、ある意味人殺し状態な訳ですからね。戻る理由が思いつきません。戻った所で良くてリンチ、悪ければその場で撃たれます。
まぁ…実際、後ろから撃たれて見捨てられる兵士の動画あるくらいだしなぁ…
普通には死なせてもらえなさそう。
投降しようとロシア側に走っていたウクライナ軍車両がウクライナ軍によって後ろから撃たれて爆発炎上してるという説明が付いた動画が流れてましたね
本当かどうかは映像だけでは何ともいえない感じでしたが、現場ではそんな事があるのかもしれないですね
で、復帰した人達をどう「使う」おつもりなので?
他の方も触れてますが、結局↑なんですよね…
せめて、元脱走兵とはいえども復帰した人達への「報い方」に真摯にならなければお話にならないでしょう。
もちろん一度脱走したのは確かなので、脱走せずに踏ん張ってきた人達との区別は必要となるのでしょうが。
あと、機能させるためには復帰に応じなかった人達へのペナルティが厳に断行される必要がありますが、どうするつもりなのでしょう。
中国のような他国であろうとも地の果てまで追い回すぞなどはまずできないかと。
リンク
厳密な意味での脱走者は任務等からの自主離脱も含めて二重に公訴の対象となりうることが原因かもしれませんが、2024年上半期の脱走に関する公訴は(あくまで上記の記事や当時読んだ他記事が正しければ)計3万件弱かもしれません。
一つ前の記事で言及されていたRadio Ukraineのインタビュー記事は、2024年上半期ではなく半年との表記だったことと、以前の記事で9カ月で脱走が5万人強とあったので。
法律って、守ることによるインセンティブまたは守らなかった時のペナルティ、なにより法律を遵守させるための実行力(警察・司法)が無いと「法律としてはあるけど誰も守らない」になっちゃうんですよ
今のウクライナに万単位の脱走者を全て取り締まる能力があるんでしょうか?
全員をまともに取り締まる事が出来ない場合、居場所が割れている脱走者を見せしめ・懲罰的に取り締まって大々的に公表して「こうなりたくなければ出頭しろ」とするのでしょうけど、それでも出頭することよりも出頭しない事のほうが価値があるから大多数は出頭しないでしょうね…出頭したらまず前線送りは間違いないのですから
この法案を使えば、今前線で戦ってる人たちも1ヶ月は休み取れそうだな
今すぐ脱走して1か月休暇を過ごして12/31に戻れば刑事責任0で休暇を取得できる?!頭良すぎんだろ…
「元旦までに戻ります」という置手紙が前線部隊で大量に見つかりそうですね。
それにしてもこの法案は悪手に思えます。
国家の為に命懸けで頑張っている兵士にはモチベーションを下げる効果が高いでしょうし、社会的に孤立しているであろう脱走兵には多数の同類がいるという確信を与えそうです。
個人的には予測される危機への対処では無く、どうにもならない為の辻褄合わせで、法案を通している節すら感じます。
当然のことながら、より事態を悪化させるでしょうね。
問題は借金と同じで、時間と共に清算がより難しく重くなっていくものですから。
1ヶ月の自主休暇許可と読めますよね。政府内情を測れるほど詳しくはないですが、現状から推測すると無くはないかなと。
脱走でどうしようもなかったのだという、敗戦の理由作りかもしれません。
流石に既にやった脱走に対してであって法施行後の事ではないと思いたいがさて
ここまでやらないと脱走兵が元に戻らないと上層部が判断しているということで
脱走による前線兵力の欠乏が深刻ということなんでしょう
同時に後方で効果のほどが怪しいライフル級での対空射撃してる連中の前線投入や不法な徴兵逃れのより一層の締め付けが必要だと思われます
見ようによっては休みは出せないけど目を瞑るから自分で休み取ってくれって言ってるようにも聞こえますね
先生怒らないからこれやった人は手を上げなさい
(((((一番悪いの先生じゃん…)))))
やる気ない(続けられない)ならもう止めた方がいいですね
現代の正規軍でこんなに脱走兵が出るものなんですね
個人的に、脱走兵を責める気にはなれないです。問題は戦う気がないのに他人に血を流させ、同調圧力か何かで戦争支持を言い続けるその他のウクライナ国民です。
彼らが本気で戦う気があるなら、血を流せば良いのです。もし、その他の国民が断固徴兵拒否なら、停戦するしかありません。だって、本音では戦争したくないのですから。
元来の枠組みなら非正規雇用にしかならない者達を、無理やり正社員扱いしてブラックでこき使おうとした反動みたいなものですかね。
ただ、これもちょっと色々噂があり。
これ、単に戦死者に対する弔慰金や遺族年金を払いたくないから、滑空爆弾で爆散した死体とか瓦礫に埋もれた死体とかを全部行方不明の脱走兵扱いにしてるだけなんじゃないの?と。
なので、20万人の脱走兵がいるのではなく、実はこの半分くらいはこの世から物理的にサヨナラしてるのでは、と。
および,脱走した後にロシア側占領地に逃げて、そこでウクライナ帰還者のフリして生活に溶け込んじゃってる連中がいて。それも発表すると都合が悪いので脱走兵のままカウントしている、と。
普通に考えると、身元不詳または軍から手配されてる20万人もの人間たちが、経済が破綻しかけてるウクライナの社会のどこで生きているんだろう、という謎があります。もちろん,人間は裏社会とかでなんらかコミュニティを作って生きていけるものではありますが・・・
ウクライナのそういう創造力は我々日本人の想像力を越えてますからねぇ…
そんなことするかな?とか、そこまでは出来ないだろうとか、そんなことは普通しないし出来ないようになってるものだろ?という常識に捉われない覚悟が必要ですね。
予算圧縮のためですか。一理ありますね。
ウクライナは、社会モラルが壊れてる国ですからねぇ
旧ソ連の闇を煮詰めて腐らせた感じ
ここと比べたらロシアなんて清廉潔白な国に見えるレベル
こんな国を支援してロシアと戦わせて儲けようとか西側の指導層も倫理観が終わってるのが悲しい
散々裏切り続けたブラック職場に心底ウンザリして退職した者が、前の職場の人間から「待遇良くするから戻ってきて」と連絡を受けて、じゃあ戻るかとはならないでしょうに。
ましてやインセンティブ刑事罰の免除とか、上記の比較にならない処か、下手したら最前線送りと私刑まがいの扱いをされるリスクすらある訳で。
ウクライナのクリスマスは12月ですか?
正教徒も多いのでせめて正教徒のクリスマスが終わるまで
復帰日を調整してもいいのでは。
開戦後、ウクライナは正教を「ロシアの手先」として弾圧した。今となっては正教徒の考えを気にすることはないだろう
一方、ロシア側はこのことを「邪悪なウクライナが正教を迫害している」と宣伝し、宗教をうまく利用している……
開戦後ウクライナ正教は二派に分裂。独立派のウクライナ正教会は普通の扱いで、コンスタンディヌーポリ総主教庁下にあります。ウクライナ政府が弾圧しているのはロシア正教会との関係を認める派です。
信者数は独立派の方が多く、正教自体が国民や社会や文化に深く根ざしているので、無視は出来ないと思いますよ。
クラホヴォ近郊のクラヒフカ周辺が急に陥落する少し前、近郊にロシアに寝返った元ウクライナ兵士で構成された部隊が配備された。って情報があったから、ロシアに寝返ったウクライナ兵士も多いでしょうね。
そして彼らは寝返りや戦場からの脱走を働きかけたりとかの任務についている可能性が高い。
ウクライナ兵士はロシア語を理解できる兵士が多い、ロシアやロシア支配地のウクライナ人に知り合いがいることが多い状況も大きい。投降したいと考えたら通訳なしでやり取りできる。
ロシアは降伏勧告のビラ巻きはやりまくっているようですが、
ドローンに拡声器くっつけて、投降したウクライナ兵に
「友よイタズラに命を散らすな、投降すれば命は保証される」
なんて声明を録音させて、前線で四六時中流しているのかも?
それも元の部隊の同僚が展開してる前線ごとにやってたりして?
たまに降伏しても殺される映像が流れるのは、ドローン部隊か、ロシア語を理解できない兵士みたいです。
ロシア語を理解できないウクライナ兵もって理不尽に感じますが、実はロシア語がわからないウクライナ兵は少なくて、外国人兵か、西部の反ロシア強硬派の可能性が高い。
映像自体は真実だとしても、稀なそういう映像を積極的に流して脱走や降伏を抑止しようとする意図がありそうです。
ここまでくると、このまま延々と戦争を辞められず、行き着く所まで行き着いたウクライナを見たい…見たくない?
最近読んだ本によると、ウクライナの最善の選択は(チェコスロバキアみたいに)ウクライナ語圏とロシア語圏が自発的に分離することだったとのこと。これなら親欧米派と親露派の争いで外交方針が迷走することなく、それぞれにとっての利益を最適化できたはずだった。
戦前ですら酷い汚職と貧困に加え、人口流出と少子高齢化でお先真っ暗だったのに、戦争が長引けばウクライナ語圏とロシア語圏双方の社会が崩壊する。私はトランプが大嫌いだが、東部4州の割譲だけで停戦できるのなら手遅れにならないうちにウクライナ・ロシア双方を交渉の席に導いて欲しい。
思想や文化の違う共存不可能な集団なら分離した方がトラブルも少なく平和ですよね
インド・パキスタンも宗教上の違いから国を分離して落ち着きましたし
ロシアには督戦隊が!とか報道されてましたが、ウクライナの方が督戦隊が必要な脱走数ですね…。
ウクライナ戦争は、メディアコントロールが多かったわけですが、これも一例だと言えるそうですね。
このまま継戦し続けて、とんでもなく崩れれば、見るも無残な停戦条件を課されるリスクがあります。
ゼレンスキー大統領が、世界の英雄のようにメディアコントロールされましたが、掌返しが始まっておりどういう帰着になるのか注目したいと思います。
ゼレンスキーは権力失ったら確実に吊るされると思う
ゼレンスキー閣下が大統領になって、ウクライナの庶民にいい事あったんですかね?素朴な疑問があります。
一部の特権階級が、汚職でいい思いしてましたが、一般庶民に何のメリットあったのかなあと。
ウクライナ発のロシアを貶める報道は、ロシアとウクライナの主語を入れ替えてるモノが殆どな気がします
プロパガンダって往々にしてそんなものなのかもしれませんが・・・
戦時の報道は、仰る通り、似たような感じなのでしょうね…
ウクライナが、ウクライナ強い・ロシア弱い、ウクライナ士気高い・ロシア士気低いなど、こんな情報戦をしてきたわけでして…
ウクライナが引くに引けなくなって、自分で自分の首を締めてないか?最近の戦況を見ていると、こう感じる場面があるんですよね。
ゼレンスキー大統領が停戦後『ウクライナにお金下さい!』西側諸国民に言ったところで、相手にされるのか懐疑的に見ています。
まともに残ってるのか不明な利権を差し出して何とかでしょうかね。通貨は死んでもコモディティは価値がありますから。
たしかに仰る通りです。
日本に持ってきにくい場所ですから、総合商社が権益出資するようなパターンは有るかもしれませんね。
もう戦線崩壊繰り返して組織だった戦闘も満足に出来て無いのに脱走兵に戦場戻れとか無理言うなと思います
法的に罪に問わないと言っても絶対に前線に戻ったら現場で酷い扱い受けるの確定じゃん
行き着くところまで行き着いた先が日本の機関からお伝えされることはまあまず無いでしょう。
知りたければ自分で頑張って調べましょう、ですね…
兵士たちは無茶な作戦を強行する、さらに腐敗ばっかりの上官や政治家たちの権益を守るために戦いたくはないですからね
将は兵を選ぶ権利があるように兵も無能な将たちを見捨てます
ウクライナでは兵士が受刑者になる
ソビエト・ロシアでは受刑者が兵士になる
ウクライナでは22年の開戦直後から囚人兵を集めていたし、今の問題は脱走兵を捕まえられず受刑者にさえ出来ないことでしょ?まあ、兵役というくらいで懲役と1字違いだから、その意味ではウクライナ兵は全員”受刑者”と言えるかもしれないし、死ぬか重傷にならなければ兵役のままという点では”無期懲役”と言えなくはない。
ロシア軍に占める囚人兵の割合はごくわずかな上に、有名なワグネルの囚人兵はだいぶ前に”年季”(ウ軍の”戦争が終わるまで”とは違い、半年かそれ以下のようだ)が明けて娑婆に戻ってる。妄想されているほど死者は多くなくて8割くらいは生きて戻ったようだ。
いや有名なソビエト構文ネタなだけかと。
以前こちらの記事で脱走兵の扱いに苦慮してる記事がありましたね
ウクライナに兵士の違法行為を取り締まる憲兵がいないという衝撃的な内容だったので未だに記憶に残ってます。
2024.03.3 「ウクライナ人ジャーナリスト、ロシア軍はワグネルの哲学と戦術を統合した」中の記事より
アウディーイウカで戦っていた大統領旅団の司令官は昨年末「命令を無視した兵士が刑事責任を問われるまでどれくらい時間がかかるか知っているか? 早くて2週間から1ヶ月ほどの時間が必要で、その間に指揮官達は沢山の書類を用意し、幾つものビデオも撮影しなければならない。更に刑事責任を問うには私の報告書だけでは不十分で60ページに及ぶ関係書類も集めなければならず、そんな時間はどこにも存在しない。事実上、我が国の刑法は命令を無視した兵士に刑事責任を問える体制ではない」と明かし、命令の不履行や戦場から逃亡に苦慮していると吐露したことがある。
脱走しても1ヶ月間は自由にできるボーナスタイムか。前線はどうなるんだろうか。
上にもあったけどほんま草生える
あっちで戦地にいるウクライナ軍兵士がこれを思いつかないとも思えない
何人かは一か八かで実行する奴出るだろ
なんなんでしょうねこの法案、、、悪手すぎますよ
キエフ中央政府はやることなすこと全て悪手で、
もう言葉が見つかりません
言い方は悪いですが、ゼレンスキー閣下も無能でしょうが、
国家全体が丸ごとアレなんだろうなと
行き着くところまで逝っちゃってくださいとしか
アメリカから学徒動員の話が出たから、ウクライナ政府も、やれる事はやってるので援助減らさないで下さい、のアピールだろう?
実際、実効ないだろうけど、兵士確保に制度変えましたのでもう少し待って下さい、と言うだけの話。
なるほど、アメリカを説得というか宥める法案なんですね
確かに腑に落ちます。
これは10万、場合によっては20万はいる脱走兵全てを罪に問うのが現実問題として不可能なので、
それを追認して罪に問わないとする政策に見える。
厳罰となるとまとまって反乱などになったら目も当てられない。
西側に難民として逃亡はまだ欧州各国で捉えて貰えるかもしれないが、ロシアや親ロシア国家にまで逃げ込まれると手が出せないし、現状の厳罰方針ではそれを後押ししているだけだし。
いっそ脱走兵が急増してゼレンスキーが和平飲まざるを得なくなる方がマシだろうね
「ほーん、で追加動員はどうなった?」
ハナから犯罪上等で脱走した人が
戻ったら無罪と言われても
戻る訳ないと思うのですが
そもそも戻るメリットがないし
借金棒引きとか、ちゃんと飴を用意してる
ロシアの方が人集めの手法がマトモ
責める気にならんなあ
動員解除ほない、つまり徴兵されたら死ぬか手足がなくなるか、紛争が終わるまで抜けられない
勝ち目はないから死ぬしかない、それが何時になるかだ