ゼレンスキー大統領はFox Newsの取材に応じた中で「我々にロシア軍を1991年の国境線まで押し戻す力がないことを理解している」「クリミア返還のため何万人もの命を犠牲にすることは許されない」「米国が軍事支援が停止すればロシアとの戦争に負けるだろう」と述べた。
参考:Zelenskyy answers whether he’s willing to cede Crimea, other territory in peace deal
参考:Україна не має стільки сил, щоб зі зброєю в руках дійти до кордонів 91-го року, – Зеленський
参考:Зеленський: Крим можна повернути дипломатичним шляхом
譲歩を伴う和平交渉の必要性を具体的な言葉として口にし始めた格好
トランプ氏の大統領復帰や共和党の両院支配が確定したことで「ウクライナとロシアの停戦に向けた動き」が本格化、New York Timesの取材に応じたウクライナ政府高官も「停戦ラインは戦場の結果に左右されるため、将来の交渉で重要なのは領土よりも停戦を維持するため安全保障だ」と、別の高官も「ウクライナにとって領土問題は非常に重要だが、最も優先されるべき問題は安全保障だ」と述べ、軍事的にも外交的にも占領地からのロシア軍撤退は実現不可能だと強く示唆している。
ゼレンスキー大統領も10月22日「どの様な道を歩んだとしても占領地を法的に他国とは認めない」と言及、これは「ロシア軍による占領地支配が継続したとしてもロシア主権は認めない」という意味で、対外的には「占領地支配と主権問題を切り離すことで将来の取引を正当化させるアプローチ」と解釈されており、New York Timesも「これはロシアとの取引を正当化させる方便だ」と報じていたが、Fox Newsの取材に応じたゼレンスキー大統領はクリミア奪還についても「武力による奪還は不可能」という見方を示した。
ゼレンスキー大統領は「和平交渉の一環として占領地割譲に応じる意志はあるか」という質問に「本格的侵攻前と侵攻後に占領された土地をロシア領と法的に認めることは出来ない」「その一方で1991年の国境線までロシア軍を押し戻す武力がないことも理解している」と回答、さらに「欧州での流血を止めるためクリミアを手放す意志はあるのか」という質問には「クリミアを外交手段で取り戻す用意があると表明済みだ」「クリミア返還のため何万人もの命を犠牲にすることは許されない」「クリミアは武力ではなく外交によってのみ返還が可能だと理解している」と述べ、この発言にはウクライナメディアも注目している。
Ukrainska PravdaもRBC-Ukraineも「大統領はロシア軍を1991年の国境線に押し戻す力はまだないと述べ、外交手段を通じたクリミア返還が可能だと主張た」と報じており、ゼレンスキー大統領は「外交手段を通じた領土返還が和平交渉時に達成される」とは一言も言及していないため、ウクライナが領土問題で譲歩可能な範囲を「主権を放棄しないまま占領地(ハルキウ州、ルハンシク州、ドネツク州、ザポリージャ州、ヘルソン州の占領地とクリミア)の継続支配を黙認する」と定義したいのだろう。
因みにゼレンスキー大統領はFox Newsの取材に「(トランプ次期大統領が)軍事支援が停止してもウクライナは戦い続けるが、最終的にロシアとの戦争には負けるだろう」とも言及し、譲歩を伴う和平交渉の必要性を具体的な言葉として口にし始めた格好だが、これをロシアに受け入れされるには相応の取引材料が必要だ。
関連記事:ウクライナの最優先は安全保障、戦場の結果に左右される領土奪還は無理
関連記事:ロシアは交渉前までにクルスク奪還、ウクライナは交渉開始まで保持
※アイキャッチ画像の出典:Президент України
問題は領土じゃなくてNATO永久不加盟とその約束を反故にしないための具体的保証だから、領土の話しかしてないうちは停戦は遠いね。
ジェムさん、それはおっしやる通りです。
ロシアにとっては、ウクライナのNATO非加盟が最大の目的なので、これは前提だと思います。
ゼレンスキーは言及しなかったようですが、トランプはそれは承知しているはずです。
トランプの過去の発言で「ウクライナのNATO加盟を進めたら戦争が起こるのは当たり前だ」バカめ!と言うようなニュアンスの発言があって、トランプは分かっているなと思った記憶がありますから。
領土問題については、一般的に当事者においては重大で微妙な問題ですが、これについては双方に交渉や妥協の余地はあると思います。双方ともに。
NATO加盟に、そこまで拘る必要があったのか、今でも疑問に感じています。
ウクライナを経済面で見れば、主要な貿易相手国から見ても、重要な国ではありません。
中国が、最大の輸出輸入国であり・多額の資金援助も受けてきたわけですが、今でも切り捨てる覚悟を感じないんですよね…
>また、2021年のウクライナの主要な輸出相手国は、中国(全体の11.7%)、ポーランド(同7.7%)、トルコ(同6.1%)、イタリア(同5.1%)、ロシア(同4.2%)であり、主要な輸入相手国は、中国(全体の15.2%)、ドイツ(同8.5%)、ロシア(同8.5%)、ポーランド(6.9%)、ベラルーシ(同6.7%)であり、主要な輸出相手国にとって、ウクライナは大きな輸入元ではなく、主要な輸入相手国にとって、ウクライナは大きな輸出市場とはなっていない
(通商白書2022 第Ⅰ部 第1章 世界経済に対する地政学的不確実性の高まりと経済リスク 第1節 ロシアのウクライナ侵略による世界経済への影響 経済産業省)
ロシアもウクライナには多額の経済支援をしてきたけど、EUは俺たちの仲間になりたきゃ自分達で経済立て直しなって言うだけだったからなぁ。
その状況でNATOに寄るとか控えめに言ってもウクライナ人は合理的な判断ができないのではと思ってしまう
日本人の一部は、EU諸国民がウクライナ加盟を大歓迎すると、勘違いしているなと。
EUは、独仏を中心として豊かな国から、貧しい国に対して予算を流す仕組みがあります。
ウクライナは貧乏な国ですから、そんな国を即加入させて、予算を回すなという反発も予想されます。
EUの既得権益国(貧しい国)、彼等の国に流れる予算が削られる訳ですから、仰るように歓迎されない事は容易に想像がつくはずなんですけどね…。
(2017.6.19 域内格差是正と成長のためのEU結束政策 EUMAG)
そもそも、戦時体制下で改革を進めてもなお腐敗が止まらないウクライナをNATOに加盟させようとしてたという話が信じられない。 単に個別の同盟国という話ならわかるんですが… 実はロシアもそれくらいのふわっとした意味で「NATOの東方拡大」を語ってる可能性もある気がしてます。
北方領土やコソボの例をみれば分かるが
敗戦国は、まな板の上の魚に等しい
国内法で認めようが認めまいが
主権の有無は大国の利害関係で決まりますわな
アメリカなんか、北方領土を
ソ連にに与えた張本人だから
日本の宗主国だが我関せずってスタンスですし
だから負ける戦争はしてはいけない
宗主国の軛から抜け出し竹島と北方領土を取り戻しに外征する以外に道はない!
オデッサ割譲要求されるだろうから、それを断って無い体力を吐き出し続けながら戦争継続か、受け入れて早期終戦かの、2択だと思われる。
そうやって東部のロシア系住民の保護という建前を忘れて、そういうこと言うからレッテル貼られるんだよ
オデッサ近郊から海上・海中ドローンを飛ばしまくった実績があるので、東部ロシア系住民・クリミアの保護という観点からオデッサ割譲を要求されるとは思いますよ
ロシア『もう越境テロも直接侵攻も出来ないようにハリコフ州スムィ州チェルニゴフ州割譲で。あと、二度とクリミア大橋やセバストポリ港にテロれないようにニコラエフ州オデッサ州も割譲な。あ、それと原発攻撃とかいうフザケた真似も二度と出来ないようにドニプロ州もよこせ。不服だって?お前らもう突っぱねるだけの戦力も国力も無いだろ?残った州で何十年かかるか知らないけど、西側の借金頑張って返してね。』
それやったら本当に第二のナチドイツ化待ったなしでは……
単に、指摘するだけでよく、レッテルを貼る必要はありません。書き間違いだってありますし、認識はしていても毎回のコメントに全部書いたら冗長にもなる。
結局、レッテル貼りする人の行動のほうが問題だと思います。コメント欄全体の空気が悪くなってしまいますし。
私は貼ってませんよ?(今回は)
ただ「ロシア優位の現状を語ったら親露派のレッテルを貼られた」という書き込みを見かけることも多いから、「オデッサ割譲は当たり前」みたいな話を当然のようにして自分から貼られに行ってるんじゃないのかなと思ったから書いたんだけど、読み返したら自分の書き込みは唐突でしたね(HNで追いかけたわけでもないのに)
レッテル貼ったように見えたならすいません
盛大なブーメランとなってゼレンスキーにブッ刺さっているように見える…。東部のロシア系住民との宥和が公約だったのにこのザマだから…。
ロシア軍は、ヘルソンの対岸からはウクライナの反転攻勢時に撤退をしましたが、開戦当初からそういう動きをしていたようにも見えます。
内戦後のユーゴで、一応ボスニア・ヘルツェゴビナに残されたアドリア海に面するわずか数kmの海岸線のような状況も考えられる。
最初から分かっていたろうに、西側に唆されてウクライナに栄光あれ!とやった結果が現状と何とも言えない気持ちになる。
米英が幾度となく繰り返してきた「梯子外し」ですな
彼等が忌々しいと「敵国認定」している国とトラブルを
抱えている国(国境・少数民族・言語・文化・宗教など)
にそっと近寄り「君たち不満を抱えているだろう?我々は君ら
を全面支援するから、真っ向から立ち向かいたまえよ」
と唆すわけですね
その実は忌々しい敵国を苦しめる為に捨て駒にするだけです
今回はウクライナがそれに選ばれたということですな
ジョージアのようにそれを察知することができなかったんですね
まあ前にサーカシビリ政権の轍を踏まなかったと
次はモルドバが怪しそうです…
とりあえずNATO入るのやめればオデッサくらいなら勘弁してくれるかもよ?NATOも内部グダグダだしトルコも駄々こね始めたし言うほどメリットあるのかね?
我々にロシア軍を国境線まで押し戻す力はない
だから他国もこの戦争に巻き込むねが後ろに隠れてるように見える…
>大統領はロシア軍を1991年の国境線に押し戻す力は「まだ」ないと述べ
つまり、「領土を武力で取り戻す為にまた必ずロシアに戦争を吹っ掛ける」んで、その時はNATOも協力してくれるよね?という事だな。
もっともそんな体力も能力も、「ウクライナの資質では」百年たっても生まれ無い到底無理な話だと思うけど
再び始める気しか無いあたり、結構危ういですよね。
政権の始まりから今まで対内外の約束を裏切り続けている政権が生半可な決着で済むわけがないと私は思います。
それは2022年、2023年のスタンスで(ポーランドにs300落としたり)今は徹底抗戦唱えていた過去の自分の不甲斐なさを悔やんでいるでしょう。
当時ゼレンスキーがロシアの攻撃だと言い張ったのはお粗末でしたが、何もわざと落としたわけじゃないでしょう。
リヴィウの方ではポーランド領空を通ってくるミサイルに向かって迎撃弾を撃ち返すわけで、特別な配慮をしない限りは起きてしまうことです。
ゴリゴリの保守メディア(最近話題のヘグセス氏も出身者)のFOXニュースにこれを打ち明けたってのが何とも…
FOXは元々トランプ傘下みたいなものですし、インタビューとして見るのではなくトランプへのメッセージとして見るべきですね。
ただ…私はウクライナの利益をどれだけ考慮するかが、トランプの大臣任命を見てもかなり疑問視しております。
FOXがトランプ傘下のようなものなら、トランプ陣営からFOXに出て停戦への意思表示をするように要求されててもおかしくないですね。
アメリカの保守派はモンロー主義が強いからアメリカ以外は興味薄いからなあ
せいぜい中南米まで
ブッシュ親子が例外
ついに講和の流れが表面化し始めましたね
長かった…
あらがいがたい現実とは言え,敗戦国として交渉を行わなければならない立場というのは筆舌に尽くしがたく苦しいものでしょうね。
日本で言うなら、沖縄の主権は放棄しないけど、アメリカの実効支配を黙認するみたいな内容か。
満州、朝鮮半島、台湾といった海外領土や東南アジアの占領地は全部主権放棄することになったが、ドネツクとルガンスクについては対ウクライナ感情が悪すぎるから、放棄したほうが良いと思う(また拗れるリスクが高い)。また“黙認”はその後の治安維持や外交に禍根を残す。クリミアやドンバスで首長殺害といったテロ事件が発生した際、名目上「ウクライナの領土」と主張しているなら犯人を取り締まる必要が生じ、小さなテロ事件がまたロシアとの紛争に発展するリスクが高い。どんな形であれ、【安全保障の義務】がどちら側にあるのかは、明白にする必要があるだろう。
譲歩を伴う和平交渉を口にし始めたといっても、現在優位な戦況のロシアがわかりましたと簡単に受け入れる可能性は低いし、何より焚き付けた国民世論のほうがゼレンスキーにとっては重要なんじゃないんですかね?
一年くらい前は大反抗でクリミヤ奪還確実って吹聴してたのに今や戦線の維持すら危うい。
この落差は大きすぎて国民にはなかなか受け入れ難い。
それにまだ世論調査では領土割譲はあり得ないし奪還まで戦争継続が多数派だし、毎日ジリジリとした後退で象徴的な大敗北がまだないから負けたというインパクトがまだないと思う。
後退はしてるがロシアに大損害を与えているという事だから、このまま続ければロシアが耐えられなくてより良い講和が出来るのではないかという希望をまだ大勢抱いていると思う。
>象徴的な大敗北がまだないから負けたというインパクトがまだない
今までの死傷者を正直に発表すればいいのでは?
でも、先日のクリンキ―の記事にあった不味い失敗にも触れなくてはならず、おっつけ責任者の追求がはじまると考えると、今の政権のメンバーには受け入れることは難しいかと。
無駄な命とエネルギー消費しないで欲しい。
ウクライナはもちろん、ロシア、北朝鮮、その他傭兵、みんな同じ命。
私たちもよく考えなくてはなりません
身の丈を弁えず、ロシアを超越した存在と戦争になってしまった場合、停戦の条件は大陸棚の容認や尖閣諸島の割譲琉球の独立というような開戦前のぬるい要求ではないはずです
現実的に、絶対に無理ですよ。
象徴的な大敗北が無い限り,国家国民に無惨な敗北を受忍させることは出来ません。
単に政権がひっくり返って、次の政権がまた戦争を続けるだけですよ。
結局、一定数の死者が出ないと戦争は終わらんのですよ。この死者は軍事的な理由ではなく、国内政治を納得させるための材料としての死者が必要なんですね。
戦争が終わらないのは国民が受け入れないからじゃなく為政者が失脚や訴追を恐れるからだよ
だから重要なのは死者数の増加じゃなくどうやったら為政者が政治的責任を回避してメンツを保てるかで
周りも本当に止めたいならそれを考えてあげないといけない
航空機事故の取り扱いみたいに「指導者に敗戦の責任は問わない」という通例ができればよさそうですが、免責によって終戦が早まる保証がないうえに敵国や自国民が納得するかというと・・・
ロシア連邦ウクライナ自治共和国になったらロシアの再侵攻もないし領土も戻ってくるんじゃないの。
ドニエプル川を境に、2つの自治共和国に分割されたり、オデッサ人民共和国、ハリコフ人民共和国との4分割になったりする可能性もあるので、キエフを首都とした国に今回失った領土が戻っては来ないと思います。“ロシア系”がどれだけ多いか、主流派なのかにおいてでも、それぞれの帰趨は変わってくるでしょうし。モスクワよりもキエフが嫌われてる場所もあるでしょう(汚職や動員の不平等などの感情的対立で)。とにかくめんどくさくて、揉めると思います。
ウクライナをまとめる強力なリーダーシップを持ったカリスマ的指導者がいないからな。
チェチェンはカディロフがいたから統率できてるけど。
大義がみえる国土奪回ならロシアもゲリラ等に苦しみ
戦争を上手くコントロールできてなかったと思います
奪回する住民の意思を無視同然で戦争してたら
苦戦するのは当たり前だと思います
この発言が停戦に向けた予防線なら、無駄な争いも
要約終わりが見えると…
>「クリミア返還のため何万人もの命を犠牲にすることは許されない」
今気づけて本当に良かったな……
ただ、米英というクソ雇い主達がそれを認めるかどうかは謎
「政権の面子のために、クルスクで数万人の兵士を犠牲にすることは許される」
なのが、なんとも。クリンキーで多くの命を犠牲にした責任も取る気はないようですし。
まあ戒厳令を盾に選挙をしない時点で、権力の座から降りたら恐らく何処かで殺されると分かっているんでしょうね
それを防ぐ為に市民や兵士を犠牲にしていくスタイルなので、この方……
ただもう耐えられなくなって来たから、自分だけ楽になりたいんでしょうね
良くも悪くもゼレンスキー氏は凡人だったと思います
おっしゃる通りだと思います。「凡人を大統領に選んでしまった責任」が、ウクライナ国民にとんでもない重石になってのしかかってきますね。分離独立紛争で二分している国の舵取りを任せるには、政治も軍事も経験のないエンターテイナーというのはあまりにも不適格でした。
西南戦争中の日本の内務卿に、大久保利通ではなく、「成功した徳川慶喜」を演じた歌舞伎役者を選ぶようなものですから。“国民の僕”は、あくまでフィクションでした。
ゼレンスキー大統領の能力は関係ないよ
国家総力戦の敗戦責任なんて誰だって取りたくはないんだから結局は誰がやっても同じことになる
もし十分な能力があれば、英国の手に乗らずにイスタンブールで停戦することができます
2022年前にプーチンと戦争回避で合意した可能性もある
最悪でも、クリンキーの水遊びやクルスクの長期化といった意味不明な行動は避け、交渉の手札として精鋭な力を温存しておくべきだ
もしウクライナ戦争が大国間の駆け引きの結果なら誰が大統領でも同じだよ
ウクライナを取り巻く状況が変わらない以上どうせ同じような人しか大統領になれないんだから
クルスクがどうとか細かいところは違ったかもしれないけど
最初からわかっていたこと何を今更という感じだ。とにかくNATOを戦争に引きずり込むか露を騙して停戦に持ち込むしかゼレンスキー政権が生き残る道はない。NATOは露と戦争する気はサラサラない。何度も騙されている露は朝鮮戦争型の停戦などは飲むわけはなく求めるものはウクライナ問題の最終決着。そのために核戦争覚悟で戦争を始めた。露の3条件の受託と勢力圏の確定が必要だ。最近ではウクライナ3分割案が浮上している。すてでに東部ドンバス4州、クリミヤはすでに露と統合しており話し合いの対象にはならない。和平交渉の協議の対象となるのはハリコフ、キエフ、ドニプロ、オデッサなどの中間地帯の中立化とその保証。西ウクライナについての周辺諸国との話し合い。米とはゼレンスキー支援を続ける気ならばイランや北朝鮮とのへの防空システム供与、軍事経済支援、核安全保障の提供などパレスチナ・中東問題が絡んだ話になるわけだ。「自由と民主主義」より「ウクライナ人の命と生活」が大事となった段階で周辺諸国でない米英に出る幕はない。
「ウクライナ人の命と生活」は、最初から米国もどうでもよく、「自由と民主主義」の看板を光らせるために金を出し続けたのがバイデン政権。「米国第一の保護主義」であるトランプ政権にとっては、国際社会への看板としては掲げる価値が薄い。焦点はやはり、アメリカが何のために何処に金を出すか、という問題とのバランスになりそうですね。米軍内部の予算獲得競争、備蓄確保も絡むでしょうから、そうなるとやはり、ウクライナの重要度は相当下がりそう。
共和党指導部は2025/1/1以降の立法計画にウクライナ支援を盛り込まなかったとの事。アメリカはウクライナは切り捨てて、まずは不法移民やエネルギー対策に注力すると思います。
(米下院議長、2025年の立法計画でウクライナ支援を盛り込まず 2024年11月20日, 09:49 スプートニク
スプートニク以外を探してみましたが見つけられませんでした)
この期に及んで「やっぱり無理でした」だと、ゼレンスキーは右側から刺されるのでは。最前線ですり潰されてしまった徴集兵や家族の怒りも、ゼレンスキーに矛先が向く可能性がある気がする。
「たら・れば」が後知恵だとしても、やはりイスタンブールの時点でこの方向に進んでいれば、ゼレンスキーの歴史的評価は全然違っただろうに。
戦後はウクライナにはいられないのは分かりきってるので、役割を果たしてから他国に移ってるでしょうね。
なんで今更言ってるんだという気になりました
まさか米英が長距離兵器を一部解禁したけど制約付きである事を受けて、米英がまだまだウクライナを戦わせようとしている事にようやく気付いたんですかね
支援国にとって都合の良い「勝手に戦ってくれて、支援国の血を流さずに済む消耗品」扱いされていた事に今更気付いた?
それとも、アメリカかイギリスへの亡命の確約でも取れたんでしょうか
なんにせよ、本当に今更感がありすぎて言葉にならないです
長距離ミサイルも何も、既にロシア国内のかなり奥地までドローンテロしまくってるのにな。
WW2でドイツの工業地域は大量に爆撃されたが、1945年まで生産能力は向上し続けていた
今回の戦争では、ロシアもウクライナに1万発以上のミサイルを発射し、ウクライナは大打撃を受けたがまだ倒れていない
西側はウクライナにどのくらいのミサイルを供給できるのだろうか。二千か、どうせ三千にはならないだろう、とにかく流れを変えるにはこの数では全然足りない
戦略爆撃によって敵国を屈服させた事例は歴史上存在しませんからいくらミサイルやドローン飛ばしても無意味…とまでは言いませんけどとても効率悪いんですよね
ロシアもそれをわかっているから価値もない目標に悪戯に撃ちんだりはしませんし
こういう事を言うに至ったのは何か表に出ている事よりも更に一段悪い事があるという事です。
今までは言わなかった事をあえて言った、しかもそれがとらんぷしがまだ信用してるメディアであるFOX。
状況認識は今まで語っていたものよりも現実には即してると思うのでFOXの方がCNNなどよりは安心出来るという事でもある。
どこかが良くない状況なのです。そしてそれはまだ情報が表に出ている東部戦線などではないでしょう。
高確率でクルスクが非常にうまくいっていないのだと思います。
事実ISWの戦況図では全然両者とも動いていない事になっています。だがそれは有り得ません。多少怪しくても今まではISWは更新してきましたがしてない。という事は積極的に変化を言いたくない、あるいは知りたくないです。
クルスクの状況が危機的になっているのならこの発言は理解出来ます。
可能性としてはありえますね。私的には今までの行動からすると、表で引いた時には裏で何かを企んでいる時ですので、例えばモスクワ等大都市に大規模攻撃の目処が立ったのでは、などを考えてしまいますね。
こうなると米国海兵隊と海軍が黒海に強襲して電撃的にクリミア、ザポリージャに上陸するくらいインパクトのあるウルトラCがないと講和も無理だろ
ロシア経済はどんなに短く見積もっても27年までは戦い抜けるだろうし
トルコにF-35を只で20機ぐらいあげるとかしないと黒海へ通してくれないんじゃないかな・・・
多分クリミアやソチやノボロシースクから地対艦ミサイルや自爆ドローンが大量に飛んで来るし、黒海艦隊の潜水艦からも総出でお出迎えされそう。黒海という逃げ場の無い内海だから普通にアメリカ側が圧倒的に不利かつ、立案の段階でペンタゴンが猛反対するっしょ。
クルスク侵攻前に、せめて言えてれば。今更なのかという感が…
トップリーダーが汚名を被る覚悟がないと、停戦交渉は進まないですからね。
3カ月タームで停戦交渉を考えた時に、占領された領土・戦力差・インフラ破壊・国民の士気などを見れば、時間が経つにつれて条件が悪化していっている気がしています。
クルスク侵攻は本当にどうして…という失敗作戦の事例ですが、歴史上をみても日露戦争のように負けすぎないうちに決着をつける例は少ないのです。
特に専制政治でなくては継戦派を納得させるために負けていかなければ終戦できないことは、民主主義の欠陥として提唱されるべきですね。
明治の元老は、仰る通り敗戦前・長期化前に決着つけて優秀でしたね。
トップリーダーが、現在~未来まで糾弾される覚悟を持たなければ、終戦できないのだなと感じてしまいます。
勝ってるうちに終わらせる戦争ですら、条件がヌルいと国民激昂して日比谷で大暴動ですよ。
現代日本で戦争なんてやったら,勝ってるうちに止めようとしても大炎上して大暴動、負け始めたらエコーチャンバーに入って「我々はまだ勝っている!諦めたら試合終了!」の現実逃避でやはり戦争を終わらせることができず。
民主主義ってのは戦争を破滅的終局に導く傾向があるのかもしれませんね。
それはそういう世論にしたからでしょう
正しい情報は正しい判断の前提なんだから政府が国民に誤った情報を与えれば世論が間違うのは当たり前ですよ
というか、都合よく戦果は極大化被害は最小化して自縄自縛とか100年経ってもやること変わってないし
日露戦争もアメリカが仲介してくれなければそのままずるずる続けてたでしょ
それにもし日露戦争は止めれてたとしてもあれは国家総力戦とはいえないしね
今のウクライナには太平洋戦争時の日本のほうが近い
私も日露戦争の例は露の損切りに注目して例を挙げてます。勝っているうちにではなく、負けすぎないうちで相手が疲弊しているのを見逃さずに終戦を、ですね。
日露両方が戦争しながら交渉を続け、ロシアも余力がある…が内政のガタガタから余力のあるうちに交渉によって終戦した、専制君主の全権代表たるウィッテだからこそできたことです。
勿論終戦できたのは日本側もガタガタだったからなのですが、今回の戦争でロシアの内政がガタガタでウクライナが付け入れたタイミングは初期の和平交渉時点です。
まあ日露戦争にはウィッテ蔵相・クロポトキン陸相・ラムズドルフ外相の三要人も反対していた中でニコライ二世が飢饉の中戦争を仕掛けた愚かな専制の悪い例なのですが。
ウィッテを筆頭に彼ら超優秀な人材が集まっていたのに、それでも帝国を滅ぼしたニコライ二世は紛れもない愚帝ですね。
日露協約が、ポーツマス条約からしばらくして、締結もされていますからね。
虚々実々と言いますか、是々非々と言いますか、何とも複雑な外交をやっているなと感じます。
国民を過大評価しすぎですよ
大多数の国民は外交や経済を理解していません
そして耳に心地よい報道に容易に踊らされる
2022年からこの戦争を見続けている我々にとってそれは理解できることですよね?
どちらにせよ今まさにウクライナがやってるように戦争になれば国家は国民に正しい情報を伝えなくなるんだから同じことだよ
正しく情報が開示されても国民が常に正しい判断を下せるとは限らなかったとしてもはなから情報が大幅に間違ってるなら正しい判断なんてしようがないんだから
間違った地図でどうやって正確に目的地に到達しろというの?
>そして耳に心地よい報道に容易に踊らされる
だからこそ政府やメディアが正確な情報を伝えないといけないんでしょうが
なのに率先してフェイクニュース流してどうする
ははは
第二のベトナムになるであろう
ベトナム戦争化できたら、ウクライナ的には、まだ大成功なのでは?
それを!
2年前に!
言ってれば!!
国内の弁ならともかく、「主権を放棄しないまま占領地(ハルキウ州、ルハンシク州、ドネツク州、ザポリージャ州、ヘルソン州の占領地とクリミア)の継続支配を黙認する」ということが果たして出来るのかな?当然停戦するなら、割譲とロシアの主権を認めることは要件に入ってきそうだけど。
もしかしたら、クリミア占領地をその材料に使用する可能性はあるかもしれないが、そんな禍根をずっと残すような停戦案をロシアが飲むのは考えにくいし。
誰に対してのスタンスかよく見えないですが
クリミアではなく、クルスク占領地でした
私がこの戦争で学んだ東欧政治の腹黒い計算高さと、それをストレートに表現するウクライナの能力を鑑みてあえて言うならば、トランプとウクライナ国民とfoxに向けた言葉でしょうね…
「支援止めたら負けるからな」「支援続いても勝てないからな」「でもNATOに入れてくれないと続けるしかないからな」「続けても死者増えるだけだからな」「どうしたらいいかわからねぇからみんなで考えてくれよ」
「とまぁ、わりとぶっちゃけて答えたからfoxも報道するなら覚悟しとけよ」
こんな感じの丸投げしたい気持ちを強気な姿勢を崩さず言ってるような気がします。
ウクライナメディアからの発信ではないというところに注目すべきでしょう、TSN.uaでのこの発信の取り扱いは小さい
真剣に方針を見直しているのではなく、アメリカ向けのおためごかしに過ぎないと見えますが
言葉通りに受け取って良いのでしょうか
長距離兵器の使用条件が緩和された状況での弱気発言て違和感あるわ
クルスク侵攻する前にも、領土割譲を視野に入れるような弱気発言してましたから、油断を誘ってから、もう一発クルスク侵攻級の自死行為するんでないか
そんな過ちをするならいよいよNATOからも見限られると思いたいですが…
ただご指摘は重要な点で、結局のところゼレンスキー政権は何度も交渉を裏切っているため交渉相手としての信用は地に落ちているのですよね。
戦前からロシアは交渉相手をアメリカに指定してましたしロシア・ウクライナ直接交渉では何も保証できないからせめて米国・BRICS仲介といった感じが良いところでしょう。
改めてのこの支援がなければ確実に敗北というのは、トランプ次期政権に見捨てないでと訴えているだけ…と思いたいですが…
素直に解釈すればトランプ大統領が出したトランプ政権のせいで停戦せざる得なくなったという助け舟に乗ろうとしてるんだと思うけどね
正しい行動だと思う
FOXのインタビューなので、この一連の発言はトランプへのメッセージと解釈するのが妥当でしょうな。要約すれば「あんたが支援を止めるならウクライナはロシアに降伏するだろう。そうなったらあんたも非難されるよ」と。
でも別に非難される謂れはないんですよね
ブダペスト覚書にウクライナの防衛義務なんて全く含まれていないのですから
それトランプ大統領に対する脅しになってるの?
どーぞどーぞって言われて終わりな気がするけど
ウクライナを甘く見てますね、戦略家として都合のいい未来を語るためにいつも言葉に虚飾が多いですが、そういう部分を削って過去の発言から意図を補うと
「支援が切れて負けたらそっちのせいだからな、全部が全部じゃなくてもこっちはそのつもりだからな、一応言っといたからな、覚えとけよ」みたいな単調なものになります。
思いっ切り他責志向であることは否めませんが、昨年から今年5月までの砲弾や戦車、戦闘機の支援の遅れや、今月初めのポーランドとのMIG-29関連での発言からそう理解したほうが早いと言わざるを得ない印象です。
これは勝手な想像ですが「必要なことは言って損することはない」という私の嗜好に近い物があるように思ってます。
そもそも形式的にはウクライナ東部の独立戦争なのですから、主権を手放さないなんていう話は敵の要求を全く受け付けないというのと同じ意味でしょう
言っちゃ悪いですがウクライナの国家存続の為にはゼレンスキーが軟禁か物理的排除された方が良いのでは?
「言葉」ではなく「行動」でどうするのかを示せよとしか
クリミア奪還など不可能なことはとっくに分かっていたはず
(分かっていなければ途方もないア○なわけでして)
「我々にロシア軍を国境線まで押し戻す力はない」などと
お気持ち表明したところで、ロシアからすれば
「うんそうだね。で、あなたはどうするんだ?このまま続ける?
こちらは全然オッケーだよ」ぐらいの態度でしょう
まず停戦交渉を禁止した法律をウクライナが撤回するぐらいの
実際の行動を示さなければ、何も始まりませんな
プーチンにとっての停戦は、西側に手を引かせてから停戦違反を理由に再攻撃するための小休止にしかみえないです。双方が和解し平和が訪れるのが想像できない。
まぁそういう不信感を剥き出しにして停戦に反対する声が多いので戦争継続するしかないわけですな
ゼレンスキーも国内の極右の暴走を止められる自信がないんじゃないですかね。
極右勢力のせいにできれば楽なんですけどね…
ウクライナに敗戦の意志がないならば、軍事支援は停止して、後はベトナム方式で戦って貰うのが一番だと思う。
アフガニスタンでも通用したんだ、ゲリラ戦法が一番だろう。
経済的安定?知らん
どちらの場合も、米国の兵士や物資は遠方から運ばなければならず、輸送コストが高いのに対し、国民は「なぜそんな遠い場所で命と税金を無駄にするのか」と疑問を抱いている
ロシアとウクライナ間の輸送費ははるかに低く、「もともとロシア領土の一部だ」「NATOの脅威に対抗するためには犠牲に値する」と考える国民もかなりいる
ウクライナには山々や部族がなく、密林や沼もなく、主にゲリラ戦に適さない平原である。またロシア語とウクライナ語にも本来は特に大きな違いはなく、「民衆が敵軍を断固敵視し欺瞞する」という基礎も構築しにくい