ウクライナ戦況

ロシアは和平交渉で4州割譲を要求、ウクライナと欧州は拒否すると表明

トルコのイスタンブールで行われたウクライナ代表団とロシア代表団による和平交渉が終了、両国の代表団は幾つかの点で合意できたものの、ロシア側は以前として「完全に支配していない4州割譲」を要求し、ウクライナと欧州は「和平交渉におけるロシアの立場を受け入れられない」と表明した。

参考:Russia says each country will “present its vision” of a ceasefire after talks with Ukraine
参考:Turkish FM hails Istanbul talks as “important day for world peace”
参考:Leaders of Britain, France, Germany and Poland call Russia’s negotiation stance “unacceptable”
参考:Ukraine-Russia peace talks in Istanbul end, no ceasefire agreement, ‘unrealistic’ demands from Moscow

和平交渉を蹴ってプーチン大統領の望みが叶うかどうかはリスクの高いギャンブルになるだろう

トルコのイスタンブールで行われたウクライナ代表団とロシア代表団による和平交渉が終了、CNNは「約2時間の交渉でロシア側は完全に支配していない4州(ヘルソン州、ザポリージャ州、ドネツク州、ルハンシク州)割譲を要求した」「ウクライナとロシアは1,000対1,000の大規模な捕虜交換で合意した」「ロシア代表団は重要な決定について決断を下す権限をもっていなかった」「ゼレンスキー大統領とプーチン大統領の直接会談の可能性について協議した」と報じた。

出典:Президент України

ロシア代表団を率いるメジンスキー大統領補佐官は交渉終了後の声明で「我々は交渉結果に満足している」「今後もウクライナ側と連絡を取り合う用意がある」「今回の交渉で合意した内容は1,000対1,000の大規模な捕虜交換、ウクライナ側が要請した首脳間交渉の検討、双方が将来の停戦の可能性に関するビジョンを文書で提示することの3点で、引き続き交渉を継続することが適切だと考えている」と言及。

ウメロフ国防相も「1,000対1,000の捕虜交換が近い将来に行われる」「交換日時も分かっているがまだ話せない」「停戦についてあらゆる方式が協議された」「詳細は後日発表される」「プーチン大統領との直接会談にも取り組んでいる」と述べ、この和平交渉を主催したトルコのフィダン外相は「懸命な外交努力の結果、ロシアとウクライナの代表団がトルコの仲介によってイスタンブールで会談した」「両国は信頼関係を構築する措置として1,000対1,000の捕虜交換で合意した」「停戦合意を可能にする条件を文書によって共有することでも合意した」「原則的に両国は交渉継続で合意している」と述べている。

つまりメジンスキー大統領補佐官が言及した「停戦の可能性に関するビジョン」とは「互いの停戦条件を文書して共有する」という意味になるが、Sky Newsの取材に応じたウクライナ外交筋は「ロシアの要求は非現実的だった」「これまで話し合われたことを遥かに超える要求をしてきた」「停戦のためにはウクライナ軍の撤退などが含まれている」と明かし、Kyiv Independentは「一方的な住民投票で不法に併合を宣言したヘルソン州、ザポリージャ州、ドネツク州、ルハンシク州からのウクライナ軍撤退だ」と説明している。

和平交渉終了後にトランプ大統領と電話で会談したゼレンスキー大統領、マクロン大統領、メルツ首相、スターマー首相、トゥスク首相も「和平交渉におけるロシアの立場を受け入れられない」と発表し、特にトゥスク首相は「ロシア代表団は事実上、イスタンブールでも交渉を打ち切り停戦を拒否した」と激しく非難し「ロシアに対する圧力を強化すべきだ」と訴えた。

出典:Президент України

恐らく「受け入れられないロシアの立場」とは「完全に実行支配できていない4州の割譲要求」で、ゼレンスキー大統領は以前から「ロシア軍に占領されている領土を武力で奪還するのは困難」と認めており、停戦後もロシア軍による占領状態が続くことを遠回しに示唆しているが、ロシア軍が支配していない地域からのウクライナ軍撤退や4州とクリミアのロシア主権は絶対に認めないと主張している。

ロシアが戦場の現実以上のものを要求し続けるなら、力ずくでヘルソン州、ザポリージャ州、ドネツク州からウクライナ軍を追い出さなければならず、現在の前進ペースを維持できたとしても数年はかかる見込みで、ロシアの人的資源も資金も無限ではないため、和平交渉を蹴ってプーチン大統領の望みが叶うかどうかはリスクの高いギャンブルになるだろう。

出典:Сухопутні війська ЗС України

勿論、過剰な要求は交渉時におけるテクニックかもしれないし、これまでロシア軍は東部戦線での軍事的成功を証明してみせたが、2025年のロシア軍には2024年ほどの勢いはなく、ウクライナ軍も無条件降伏に追い込まれるほどの破綻を起こしていないためロシアの要求は大きすぎるのだ。

関連記事:ウクライナとロシアが和平交渉を開始、トルコ外相は両国の幸運を祈る
関連記事:ウクライナと米国が公平な復興基金協定に署名、ロシア経済は失速の可能性

 

※アイキャッチ画像の出典:Президент України

ウクライナとロシアが和平交渉を開始、トルコ外相は両国の幸運を祈る前のページ

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コメント

  • コメント (40)

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    • メロン
    • 2025年 5月 17日

    ウクライナ側から和平会談を言い出したのは、どう見ても戦力が払底したからのように見えるが……
    時間稼ぎして戦力の回復を図りたいのかそこら辺は意図が分からんけど、最新の戦況図を見る限りかなり重要なポイントまで奪われ始めてる
    ウクライナ側は自分達に残された時間が少ない事を自覚してんじゃないのかな
    あんまりワガママ言うと支援しねぇぞってアメリカも言ってるし、クルスクは完全失敗して逆侵攻掛けられちゃってるし、今が損益分岐点な気がする
    アメリカが復活しつつあるけど、その力はアメリカ自身の強化に充てられるだろうし今要求飲んだ方が犠牲少なくて済むんじゃないかな

    43
      •  
      • 2025年 5月 17日

      >どう見ても戦力が払底した
      >ウクライナ側は自分達に残された時間が少ない事を自覚してんじゃないのかな
      >今が損益分岐点な気がする
      >今要求飲んだ方が犠牲少なくて済むんじゃないかな

      全部3年前にも見たことがあるような台詞で草

      56
        • 774
        • 2025年 5月 17日

        3年もあれば状況は変わってくるよ
        1942年と1945年の状況はどうでしたか?

        30
      • hoge
      • 2025年 5月 17日

      交渉の裏側で長らく凪に近い状態だった南方の戦線にて激しい攻撃があったみたいです。
      やはり外交プロセスの進捗に合わせて戦力の再編に集中していたということなのでしょうか。

      10
      • SB
      • 2025年 5月 17日

      何度でも書くんですけどね、「組織的に」虐殺だの拷問を民間人にやってるような国の要求をそのまま飲むとか単なる自殺ですわ
      戦って死んだほうがまだマシ

      39
        • nanashin
        • 2025年 5月 17日

        別に要求に「組織的」に民間人を虐殺させるような要望なんてあるわけないし
        よしんばあったとしても「そのまま」じゃなくするのが交渉担当者の仕事であって
        その努力放棄して何万人も死んでこれからも死なせ続けてどうするんだと

        33
          • そうですね
          • 2025年 5月 18日

          そうです。おっしゃる通りだと思います。
          ただ、虐殺に、捕虜虐待。無関係な民間人を執拗に狙う長距離ミサイル。国際法を無視して侵略を続ける無法な嘘つき国家に対して、どのように約束を守らせるか?
          本当に難しいと思います。だから交渉は決裂したのでしょう。
          ロシアが世界の秩序にしたがってウクライナから撤退し、しかるべき補償を行ってくれると良いですね。
          でないと、両国の無辜の人々がプーチンの野心のため、今後も死者を積み上げていくのですから。

          1
        • 傍観者
        • 2025年 5月 17日

        日本人は先の戦争中ずっとそう刷り込まれていた。ウクライナ戦争は「ウクライナ正義・ウクライナ軍勝った勝った」のプロパガンダが現実によって粉砕されてきた過程。
        日本人のあなたがウクライナ人はロシア人と和解せずに戦って死ぬべきだと主張しているように思われるのですが正気ですか?

        25
          • SB
          • 2025年 5月 17日

          先の戦争こそまさにルーズベルトがぶっち上げた「無条件降伏」が長引いた原因でしょ、チャーチルやスターリンはおろかアメリカ軍からすら非難されたの知らないのか?
          当の日本だってポツダム宣言で生存が保証されてようやく降伏に向けて動きだしたんだぞ

          30
        • ゴモラ
        • 2025年 5月 19日

        それってどういう意味?ウクライナの共感?それとも現実的な話として?組織的な虐殺は米国もやってるけど………、

        7
    • AAS7
    • 2025年 5月 17日

    ここでプーチンが国内の主戦派に押されて「爾後キエフ政府を対手とせず」をやってしまわないといいのですが。
    プーチンって歴史が大好きな割に日中戦争、ベトナム戦争、ソ連のアフガン侵攻がどうなったかには興味が無さそうで困りますね

    13
      • お家芸
      • 2025年 5月 17日

      >国内の主戦派
      既にプーチンから「五万の契約兵がロシア軍に入隊」的な事を主張して継戦能力をアピールしていたような…

      >歴史が大好きな割に〜
      全くの的外れ。かつてロシア帝国が左岸ウクライナを獲得してから350年に渡りロシアとウクライナは支配被支配の関係にあった。ソ連崩壊までは。
      宗主国としての支配歴ゼロで文化宗教言語関わり無しの3つの例はウクライナ戦争を考えるうえで何の参考にもならない。

      18
        • AAS7
        • 2025年 5月 17日

        プーチンが主戦派なら交渉団すら送らんでしょ。
        それほど自分らの力に自信があるなら、ついこの間まで主権国家扱いしていなかったウクライナに対する交渉団を出す様な屈辱を受けてまでトランプの歓心を買う必要も無い。

        >ロシア帝国が左岸ウクライナを獲得してから350年に渡りロシアとウクライナは支配被支配の関係にあった
        351年目に即独立されてるんだったらウクライナにとっては余程同じ国でいるのが耐え難いんだろうね

        9
          • 犬の〆
          • 2025年 5月 19日

          なんか断定的ですね。
          >プーチンが主戦派なら交渉団すら送らんでしょ
          そうでしょうか?今回の和平交渉には参加各国様々な思惑があるはずです。そうとまで言い切るのならばそれなりの根拠が必要では?

          >351年目に即独立されてるんだったらウクライナにとっては余程同じ国でいるのが耐え難い
          ウクライナには少なからずロシア語話者が住んでいるのはご存知かと思いますが、彼らも立派なウクライナ人です。上記の場合、ウクライナの民族としてのアイデンティティーが反ロシアにあるかのようなニュアンスが多分にあるように感じますが確かですか?

          2
      • お家芸
      • 2025年 5月 17日

      >国内の主戦派
      既にプーチンから「五万の契約兵がロシア軍に入隊」的な事を主張して継戦能力をアピールしていたような…

      >歴史が大好きな割に〜
      かつてロシア帝国が左岸ウクライナを獲得してから350年に渡りロシアとウクライナは支配被支配の関係にあった。
      宗主国としての支配歴ゼロで文化宗教言語が疎遠な3つの例はウクライナ戦争を考えるうえで何の参考にもならない。

      4
      • Hakugen
      • 2025年 5月 17日

      ソ連のアフガニスタン介入は、ソ連と親ソ政権が負けましたが。

      日中戦争は、ソ連が支援した中国が最終的に勝ちましたし。
      ベトナム戦争も、ソ連が支援した北ベトナムが勝ちました。

      ウクライナに対しても、ロシアとドンバスが勝つでしょう。

      アフガニスタンや中国やベトナムでは、介入した軍事大国が相手の効果的な遊撃戦に翻弄され泥沼に嵌まりました。
      しかしウクライナは、効果的な遊撃戦ができていません。ロシア軍占領地域で反露パルチザンが執拗な襲撃を繰り返し、ロシア軍がその掃討に手を焼いているような状況には、なっていません。

      5
    • kame
    • 2025年 5月 17日

     開戦からロシア軍に損耗がある程度の損耗が出れば、自発的にロシア側から撤兵をすると考えていたが結局は今に至ってしまっている。少なくてもロシアが経済制裁を受けながらも三年もの間、国家間レベルでの戦争と損耗・戦術的・兵装面での発展進歩を遂げられると考えていた人間は多くはないだろう。
     三年で概ねウクライナの国土の5分の1は奪われた。最近はロシアが残りの5分の4は12年かければ奪えると考えているようにも感じてしまいます。ロシアがここまで強硬な姿勢をとるとは考えていなかった欧米やウクライナ同様に、『ここまですれば諦めるだろう』というナイーブな考えは日本も捨てるべきでしょうね。

    38
      • 投石器
      • 2025年 5月 17日

      >三年で概ねウクライナの国土の5分の1は奪われた。最近はロシアが残りの5分の4は12年かければ奪える

      これはありませんね
      ロシアがウクライナ国土の1/5を奪ったのは最初の1年の事で、1年あたり1/15ずつ3年かけて奪ってきた訳ではありません
      2023年は、逆に大きく占領地域を減らしましたし
      この記事にもある通り「2025年のロシア軍には2024年ほどの勢いはな」いです

      一昨日モスクワタイムスも、過去1年半でロシア軍はウクライナ領土の1%しか奪えず、その為に40万人の兵士を失ったと報じました
      先月確かForbesにも、今の侵攻ペースではウクライナ全土の占領に百数十年かかるとありました

      27
        • kame
        • 2025年 5月 17日

         合理的に考えれば仰っている通り、全土制圧なんて今のペースじゃ無理だろ、となります。ただ、それを言うならそもそも論としては今の状況になる前にロシアが引き返すタイミングはあるにはありました。その選択をしなかった時点でやはりロシアという国家を欧米も日本も理解できてはいないのではないかと考えてしまう訳です。
         西側の考えている合理性はロシアにも通じるなら、こんな戦争自体が起きていない筈ですし。

        21
          • NHG
          • 2025年 5月 17日

          最終的に「ロシアが戦争を終わらすつもりがない」と明らかになればそれでいいってレベルなんじゃないかな。西側の共通認識として。
          そしてそれはウクライナの次はNATOという危機感を裏付けるものだし

          7
        • Hakugen
        • 2025年 5月 17日

        2025年の初めの3ヶ月余りは、ロシア軍はクルスク方面に火力投射を優先的に配分し、その後春の泥濘期になったのが、結果として他方面の進撃ペースを減速させたのではないでしょうか。

        戦勝記念式典が終わった今は、ロシア軍が東部戦線で再び活発化しているように窺えます。

        5
    • 赤狐
    • 2025年 5月 17日

    どちらの動きも「そうでしょうね」でしかないです。
    そして「ウクライナと欧州」が最早セットものになっていて米国が明らかにここから足並みをずらしてる。
    という事で、戦闘続行でしょう。
    ただし、支援の主体はEUと英国と北欧諸国、あるいはカナダやオーストラリア、ここまで中心になるはずです。イスラエルも参加するかもしれません。地味にウクライナはイスラエルの根強い支持国ですから。
    米国がここに改めて相乗りしても結局一歩引いてるのは動かないと思いますね。
    結局、まだ曖昧なのだからもっとはっきりするまで戦うしかありません。どちらが強いかは個人的にはもうはっきりしていると思うのですが、納得してない人や勢力が多いのでしょう。
    大きな節目がこの先あればその時にまた交渉になるでしょうよ。

    27
    • ar
    • 2025年 5月 17日

    実際、ウクライナ側から30日停戦を持ち出したりロシア軍の夏季攻勢のうわさが出回ってるあたり厳しいのはウクライナであってロシアではないんじゃないかなぁ
    ウクライナがどうしても譲りたくないならばロシア軍の状況を悪化させる必要がある

    41
    • nimo
    • 2025年 5月 17日

    原油価格の値下がりでロシアも苦しくなるので
    欧州は強気に出られるのでは

    7
    • たむごん
    • 2025年 5月 17日

    両国ともに、成果に言及、次(交渉継続)があることを示唆する内容はいい事だなと。

    2000人もの英雄が、本国に帰還できるのは素晴らしいですね。

    両国の世論に、次回の交渉参加・交渉継続を納得させる、大きな材料になるだろうなと感じます。

    15
    • paxai
    • 2025年 5月 17日

    戦線の動きはそこまで激しくないがロシアの優位性が増してるようには見える。

    13
      • BAKA
      • 2025年 5月 17日

      ゼレンスキーがロシアの要求を呑んで和平交渉をロシアの指定場所で会議に臨んだことは何故?
      最近捕虜動画をロシアが流してます、プロパガンダなんでしょうが戦況図を見に行ってると
      前線でウクライナの抵抗が明らかに弱まった場所が有ると、ウクライナ兵がこの停戦交渉に
      希望を持っていて、前線のウクライナ兵は継戦に限界を感じてると思っています

      10
        •  
        • 2025年 5月 17日

        >前線のウクライナ兵は継戦に限界を感じてると思っています

        これも3年前から聞いてる。とっくに聞き飽きました

        10
          • かまじ
          • 2025年 5月 19日

          ロシアの破綻はもうすぐの方がずっと言ってる気がしますがね。

          4
    • AAA
    • 2025年 5月 17日

    ウクライナ側の指揮官入れ換えやメソッドの改善で
    以前のような躍進は不可能になりロシアの夏季攻勢なんてのは幻想だと思うがね
    やったとしても2023年のウクライナが失敗した反攻作戦を今度は攻守入れ換えて再現するだけだと思う
    今後もロシアが損耗をだしながらジリジリ進む展開が続くだろう

    9
    • ガストリア
    • 2025年 5月 17日

    互いに攻撃しても領土的戦火がほぼ得られない状態になれば、実質的に戦線は膠着し、

    朝鮮戦争型の停戦が可能な情勢になってきていますね。

    7
    • 大祖国戦争
    • 2025年 5月 17日

    ロシア経済の疲弊とウクライナの兵員不足どちらが先に折れるかでしょうね。

    2
    • 58式素人
    • 2025年 5月 17日

    どうなのでしょう。
    前に書いたことがありますが、少なくも、プーチン大統領が現役の間は、
    現状の延長になるのかな。
    ロシアへの経済制裁は維持強化され、ウクライナには西側武器を
    (核兵器以外は)制限なく売却し、ロシアを人的/経済的に疲弊させる。
    ウクライナ戦役が続く間は、次の、バルト三国/ポーランド/ダンツィヒ?/戦役?
    のステップには進めないだろうし、時間稼ぎ?にもなるのでは?。
    ウクライナにとっては迷惑極まりない、とは思うのですが。

    2
    • 傍観者
    • 2025年 5月 17日

    ミンスク合意の不履行は西側の約束は信用できないという事を露に教えた。その露に対してまず停戦だと主張するウクライナと西側は厚かましいにも程がある。
    露はウクライナに対する3条件+αは露の実存に関わる問題と一貫して主張しており、軍事的に強制されるか、交渉で飲むかの択一をウクライナに迫っている。
    これは完全に一貫しており露の軍事的敗北以外では変更されない。露の軍事的敗北というのは核戦争で負けるという事だ。
    米トランプ政権が露の態度が気に入らないといってズルズルとウクライナに軍事、財政支援を続けるという事はこれはバイデン政権の継続であり米の破綻を意味する。
    ウクライナはこの和平交渉にしがみつかなければ国家として存続していく道はない。露の戦争目的の達成は見えてている。
    そもそも最初からウクライナに勝ち目はなかった。ミンスク合意の不履行、イスタンブール交渉からの離脱は大量の死者を出し国を滅亡の淵に追い込んだ愚かな選択だった。

    21
      • kitty
      • 2025年 5月 17日

      傍観者って言う割には随分ウクライナにばっかりキビシー見方すんですね。 

      24
      • uralT72
      • 2025年 5月 19日

      > ミンスク合意の不履行は西側の約束は
      >信用できないという事を露に教えた。

      いやいや、不履行だったのはロシアですよ。

      5
        • green
        • 2025年 5月 19日

        ウ露ともに解釈の仕方が違うから紛争は続行し不履行も糞もなくなってしまったのが本当。
        2021年12月のウクライナ世論調査によれば国民の75%はミンスク合意は修正ないし放棄すべきだと回答。

    • 暇な人
    • 2025年 5月 17日

    数年で取れるなら続けるでしょう
    まあ数年かからないと思いますけどね。ウクライナの兵員が尽きれば戦線は崩壊しますからその時全部とれるわけですし

    19
    • L
    • 2025年 5月 17日

    原油価格が下がるからロシアは厳しくなるだろうって、それ西側のいつもの希望的観測だ。ロシア国内が安定している限り、ロシアは停戦しない

    17
    • ポンポコ
    • 2025年 5月 18日

    停戦の原則は現在の戦線での停戦だと思う。朝鮮戦争の時と同じで。 

    1000人の捕虜交換と言うけど、ウクライナに1000人のロシア兵捕虜があるのかな?

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