ウクライナ戦況

ロシア国防省がチャシブ・ヤール解放を発表、市内の各所で国旗を掲げる

ロシア国防省は31日「チャシブ・ヤールを解放した」と発表し、トレツク解放時と異なり「占領を強く裏付けるセレモニー」も公開、RYBARも国防省発表を受けて「16ヶ月間にも及ぶ激しい戦闘を経てチャシブ・ヤール南西郊外に国旗と軍旗が掲げられた」と報告した。

参考:Министерства обороны Российской Федерации о ходе проведения специальной военной операции по состоянию на 31 июля 2025 г.
参考:Министр обороны РФ поздравил военнослужащих гвардейского соединения ВДВ, проявивших мужество и отвагу при освобождении населенного пункта Часов Яр Донецкой Народной Республики
参考:Воины «крылатой пехоты» подняли флаги России и ВДВ на окраинах микрорайонов Шевченко и Южный в знак освобождения Часова Яра в Донецкой Народной Республике.
参考:Успехи в Часовом Яре Обстановка по состоянию на 13.00 31 июля

コンスタンチノフカに対する包囲網も形成されつつある

ロシア国防省は31日「チャシブ・ヤールを解放した」「ベロウソフ国防相はチャシブ・ヤールを解放した空挺軍の親衛隊部隊を祝福した」と発表、さらに「チャシブ・ヤール市内の各地で国旗や軍旗を掲げるセレモニー映像」も公開し、視覚的にもロシア軍兵士がチャシブ・ヤール市内ツェーフ2地区の、ユージネ地区のⒷⒸⒹ、シェフチェンコ地区のⒺⒻで国旗や軍旗を掲げる様子が確認されている。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

RYBARも国防省発表を受けて「ロシア軍がチャシブ・ヤールを占領した」「16ヶ月間にも及ぶ激しい戦闘を経てチャシブ・ヤール南西郊外に国旗と軍旗が掲げられた」「まだ敵はミコライウカ、シェルヴォーン、スタポチキーに残っているため、失った陣地回復や市内端に旗を掲げるための反撃を試みるかもしれない」と報告、DEEP STATEが報告するチャシブ・ヤール市内の状況と食い違う部分も多いが、ロシア国防省はトレツク解放時と異なり「占領を強く裏付けるセレモニー」を公開しているため「チャシブ・ヤール占領に自信がある」と解釈すべきだろう。

因みにRYBARも「チャシブ・ヤールからコンスタンチノフカに進むには防御が強化された集落を幾つも通過しなければならない」「早くも楽観的な見方が登場しているドルジュキーウカに至っては年内に話題なることもないだろう」「コンスタンチノフカは占領に16ヶ月間もかかったチャシブ・ヤールの3倍以上も広く、スラビャンスク、クラマトルスク、ドルジュキーウカ経由で増援を送ることも可能だ」「それでもコンスタンチノフカに対する包囲網は形成されつつあり、ポクロウシク方面とコンスタンチノフカ方面の間に生じた突破口の成功が続けば敵の立場は大幅に悪化するだろう」とも述べている。

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※アイキャッチ画像の出典:Минобороны России

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コメント

  • コメント (22)

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    • .
    • 2025年 7月 31日

    コンスタンチノフカとポクロウシク両方の包囲が見えてきた。先月両都市の中央に突出部を作ったからどちらから包囲するか主導権はロシアにある

    38
      • お家芸
      • 2025年 7月 31日

      ポクロフスクが先でしょう。DRGとはいえ市内で戦闘も起きていますし、ポクロフスクを中心に半包囲に近い戦線が形成されつつあります。コンスタンティノフカはようやくその前段階が終わったといったところ。

      また、コンスタンティンノフカは低地にある都市ですが、すぐ北に別の都市が連なっているので単なる道路より補給線が頑丈です。

      30
        • nk
        • 2025年 7月 31日

        ポクロウシク北側の兵站線巡る戦いがどうなるかでしょうかね、ウクライナも譲れないので双方大きく戦力投入しそうな感じはしますが結局はロシアを止められない様な感じがします。

        22
    • たむごん
    • 2025年 7月 31日

    チャシブヤール西側、シヴェルスキー・ドネツ・ドンバス運河西部から、本当に粘り強く防衛してきたなと。

    チャシブヤールは高地であり、コンスタンチノフカまで10km程度の砲撃圏内・ドローンのアンテナ設置に適していると指摘されてきましたので、コンスタンチノフカに影響がでてくるのか注目したいと思います。

    27
    • Mr.R
    • 2025年 7月 31日

    とうとう陥落ですか···16か月よく持ちこたえたと思いますが、ウクライナ側は厳しい局面が続きますね

    31
    •  
    • 2025年 7月 31日

    自身があるときはちゃんと公開するんだな
    まぁ今年はコンスタンチノフカよりポクロフスク優先だからまだ大丈夫でしょう。ウクライナは今のうちに守り硬めとかなきゃな。資材や人員があるのか知らないけど

    15
      • 無名
      • 2025年 7月 31日

      資材や人員は他所の戦線から引っ張ってくるしかないのでは?
      いつもそうやってましたし。

      12
    • お家芸
    • 2025年 7月 31日

    旗を掲げるとはいっても、コマール方面でよく見られる自信満々に街道で掲げる形とは異なり、遮蔽物に身を隠しながらといった例が多かった。近くにウクライナ軍がいるかドローンの脅威が去っていないためでしょう。

    ドルジュキーウカとコンスタンティノフカ、これはポクロフスク次第でしょう。どちらも低地の都市ですから、三方から近寄られたらチャソブ・ヤルほど長くは持ちません。

    8
      • Mr.R
      • 2025年 7月 31日

      チャシウヤールは運河の存在も大きかったですしね

      14
      • お家芸
      • 2025年 7月 31日

      追記
      DSによると、

      ”敵は市街地や旗を立てた場所を制圧していません。”
      ”多くの「旗立て隊」はすでに死亡しており、これは一方通行の作戦です。”

      うーん、マリイウカと同じで根拠なし…

      18
    • お家芸
    • 2025年 7月 31日

    すいません、本件にdeepstateが反応しました。

    ”敵は市街地や旗を立てた場所を制圧していません。”
    ”多くの「旗立て隊」はすでに死亡しており、これは一方通行の作戦です。”

    …。
    マリイウカの時もそうですが、死んだというならせめて映像くらい欲しいです。ポクロフスクの件で早まる親露マッパーがいましたが、deepstateも主張がおかしくなってきました。

    27
      • ケン
      • 2025年 8月 01日

      旗立て隊を爆撃できたなら格好の宣伝材料になりますから、そういった映像が出て来ないのは違和感がありますね。
      現場に近い情報源は上部からの統制もかかるでしょうから、管理人さんのコラムで述べたようにバランスよく見ていくしかないと思います。

      22
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2025年 7月 31日

    確認がされていなかっただけでシェフチェンコ地区にとっくに侵入していたのか、それともウクライナ軍側が撤退したりして一気にシェフチェンコ地区が制圧された事になったのかがちょっとわからないですね
    市街地中心部を制圧された時点で時間の問題だとは思っていましたが、ここ数ヶ月大きな動きが無かったので急にチャシフヤールが陥落したと言われてもまだ半信半疑な感じです
    事実なのであれば、コンスタンチノフカからポクロウシクまでドミノ倒しのようになってしまうかもしれません

    18
      • ポンポコ
      • 2025年 8月 01日

      理想はこの翼では届かない さんのおっしゃるようにすでに市街地はほぼロシア軍が占領していましたね。

      残っていたのは、南のユージネ地区の地区の数ブロックにウクライナ軍が残っていたようです。コンスタンチノフカ方面への退却命令が出てなかったのかもしれません。

      コンスタンチノフカは東側のウクライナ軍は固いので、ロシア軍はトレツクから北上して包囲してからの攻略になると思います。

      9
    • 無名
    • 2025年 7月 31日

    ウクライナに新たな問題が発生。
    ウクライナ南部を中心にバッタが大量発生して、農作物を食い荒らしているとの事。

    17
      • リンゴ
      • 2025年 7月 31日

      1000年前ならそれで戦いが終わっていたかもだが……

      6
        • 無名
        • 2025年 7月 31日

        穀物輸出で外貨を得てるウクライナにとっても、安いウクライナ産穀物に依存してる国々にとっても頭の痛い問題だと思います。
        駆除が追い付かなければ、ウクライナ南部の作物を食いつくしたバッタは移動します。

        14
      • Mr.R
      • 2025年 7月 31日

      私も動画見ました。ものすごい数のイナゴの群れが発生していますね。
      おそらく農家の方々がいなくなって畑の管理がされなくなった結果なんでしょう。
      ザポリージャもトクマクから北の地域は随分と荒れていますね

      14
        • 無名
        • 2025年 8月 01日

        戦争中のために駆除が満足にできてないみたいですね。
        地雷だらけで人が近づけない所なんかもバッタは平気なわけで。

        16
      • kitty
      • 2025年 8月 01日

      ウクライナの大地で

      異常気象
      食糧危機

      とか並ぶと90式はブリキ缶が思い出されてくる。

      4
      • たむごん
      • 2025年 8月 01日

      ロイターの動画、拝見しましたが凄い数ですね。

      鳥類がいなくなったこと、農薬散布などの手入れが行き届かないことが理由にあげられていました…。

      2
    • 匿名
    • 2025年 8月 01日

    マリウポリでもバフムトでもアウディーイウカでもクラスノホリフカでもウグレダルでも見た、もうとっくに市街地のほぼ全域制圧されてるのに、街外れの数軒に増援と云う名の肉の盾突っ込ませ続けてまだ交戦中であってウクライナの負けでは言い張り続けるアレ

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