ウクライナ戦況

ロシア軍の決定的な成功、クルスク方面でウクライナ軍左翼の守りを突破

DEEP STATEはクルスク州コレネヴォ方面について10日夜「ロシア軍がウクライナ軍左翼の守りを突破した」と、RYBARも「ロシア軍がリュビモフカを突破して38K-030付近まで前進した」と報告し、DEEP STATEは「コレネヴォ方向のウクライナ軍が包囲されないことを願う」と付け加えた。

参考:Мапу оновлено!
参考:Ворог продавив лівий фланг Курського угрупування Сил Оборони України
参考:Курское направление: наступление российских войск в Кореневском районе обстановка по состоянию на 22:00 10 октября 2024 года

DEEP STATE基準で見てもコレネヴォ方向の突出部は遅かれ早かれ消滅するだろう

DEEP STATEはクルスク州コレネヴォ方面について10日夜「ロシア軍がウクライナ軍左翼の守りを突破した」「リュビモフカからレオ二ドヴォまでがグレーゾーンに移行した」と報告、さらに「敵はノヴォイヴァノフカとゼレニ・シュリャクの付近で足場を固めようとしており、ここより北に展開する部隊にとって極めて不安定な戦術的状況が形成されている」「ウクライナ軍はミスを繰り返したため混乱の極みに落ちようとしており、コレネヴォ方向のウクライナ軍が包囲されないことを願う」「我々にとってクルスク作戦は大きな戦略的成功だが、どんな成功でも維持されなければ意味がない」と指摘。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

RYBARも同タイミングで「ロシア軍がリュビモフカを突破して38K-030付近まで前進した」「ロシア軍がクレミヤノエ西郊外まで前進した」「ロシア軍がジェポロフカ西郊外まで前進した」と報告、RYBARが提示した戦況マップが事実なら「ウクライナ軍のコレネヴォ方向に伸びる突出部の縮小」が始まっており、クレミヤノエ西郊外にある比較的大きな森林地帯を利用した防衛陣地が本当に失われているなら、コレネヴォ方向のウクライナ軍部隊にとって致命的だ。

視覚的にもロシア軍が38K-030=を使用してゼレニ・シュリャク方向に前進する様子、ロシア軍がオルゴフカ方向から38K-030=まで前進する様子、ロシア軍がゼレニ・シュリャク付近の38K-030=でウクライナ軍と交戦する様子が登場、これはDEEP STATEとRYBARが報告したロシア軍の前進が「(部分的に)事実である」と裏付けており、DEEP STATE基準で見てもコレネヴォ方向の突出部は遅かれ早かれ消滅し、セイム川南岸=グルシコフスキー地区を孤立させる可能性も完全に消滅するだろう。

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※アイキャッチ画像の出典:Командування Десантно-штурмових військ Збройних Сил України

ロシア軍はトレツク市内で前進、シヴェルシク方面の成功は存在しない勝利前のページ

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コメント

    • かぼ
    • 2024年 10月 11日

    ロシア軍はウクライナ軍戦力を削るのに主眼を置き、領土奪還や拡大は二の次
    ウクライナ軍は、とにかく領土死守や拡大などの政治的思惑が一番に見える
    今年の冬は酷い事になりそうだ・・・

    59
      • たむごん
      • 2024年 10月 11日

      ウクライナ視点で考えれば、クルスクの部隊は頭の痛い問題でしょうね。

      兵士・兵器の損耗、装甲車などの損傷した車輛は、前線から回収できないものが多くなるでしょうし。

      最高司令官(ゼレンスキー大統領)は、クルスク州の占領地維持に、勝利計画で並々ならぬ意欲ですから何とも厳しいなと…

      27
        • 名無し
        • 2024年 10月 11日

        とにかく、ゼレンスキー総統を何とかしないと
        ウクライナは映えながら滅びるだけ

        43
          • DEEPBLUE
          • 2024年 10月 11日

          冗談抜きにクーデター起きた方がウクライナにとってマシな気がして来た。

          44
            • たむごん
            • 2024年 10月 11日

            ウクライナの戦後再建は、日が経つに連れて厳しくなっていきますからね。

            ウクライナ支援国と言っても、各国内政の方が重要でしょうし、庶民に余裕がないわけで。

            ウクライナに民意があるように、ウクライナ支援国にも民意があるわけですから、本当はゼレンスキー大統領も見極める必要があるなと…。

            6
          • うくらいだ
          • 2024年 10月 11日

          無理でしょうねー
          ゼレンスキー政権は意図的に国民が停戦へ向かうことを拒否している
          そういう選択を与えないようにして行動している

          31
            • 通りがかりさん
            • 2024年 10月 11日

            開戦時も国民には情報統制していきなり国境封鎖で市民を吸い上げましたからね。血に濡れている

            7
              • たむごん
              • 2024年 10月 12日

              (テレビ)メディアの情報統制、管理人様が過去記事であげられていましたが、賞味期限切れになってきたようですね。

              内乱みたいに、ならなければいいんですけどね…

              4
            • どねつくぼうし
            • 2024年 10月 12日

            停戦すれば無益に国民を死なせた大統領として断罪待ったなしですからね
            ハリコフの大成功が呪いになってしまっている
            不利な条件で停戦することになれば「あの時点で停戦していればよかったのに」と神の視点でゼレンスキーを叩く無責任な世論は野火のように広まり彼の命を奪うでしょうから

            5
            • S
            • 2024年 10月 13日

            本来の支持率は10%と少し(開戦前)なので停戦終戦した瞬間魔法が解けて支持率はガクッと下がり責任を追求する話も出てくる
            再び首都に戦火が迫るまでやめられないとまらない

      • メカコジン
      • 2024年 10月 18日

      ロシアに取っては随分ラクな戦いになったなぁと
      相手の失点をひたすら突いて着実に相手を消耗させれば良いから
      個人的にはこの戦争が終わった時が一番怖いなぁと。う
      ウクライナ戦争で洗練された戦争国家手に、今の日本人と自衛隊が耐えられる気がしない……

      何せ日本人は元寇以来、本土防衛なんてやった事が無いんだから

    • マダコ
    • 2024年 10月 11日

    久々に見ましたが、けっこうザックリ切り取られそうですね。
    しばらく多忙で、状況が分かりませんが、地図を見るかぎりでは、大きく包囲されそう。先端部分は現状でもちょっと絶望的ですね。クレミヤノエは残していたようですし、そこがまた痛いですね。

    33
    • 2024年 10月 11日

    ロシア領内は米軍からの情報が貰えてないんだろうな。
    なので地図に載ってる橋とか固定目標くらいしか叩けない。
    部隊の移動や集結地点や火点が見えない状況で戦ってる。
    クルスクのウクライナ軍が本来のウクライナ軍の能力なんだろ。
    ハリコフ攻勢を成功させたのは米軍の能力だったということ。

    58
      • 納屋の戸
      • 2024年 10月 11日

      まぁ初年度のアレも次の年の反攻作戦の壊滅から考えるとロシア軍のスロビキンラインまでの戦線整理のおかげなんだろうけどな

      40
      • NIVEA万能論
      • 2024年 10月 11日

      あのキエフ攻略戦ですら米軍の情報提供と作戦指導がなければ効果的な反撃も行えず、結果がどうなっていたか分かりませんね。

      28
    • 2024年 10月 11日

    クルスク方面でも功を焦る無能な指揮官がいるみたいだね。
    ウクライナからすればロシア軍こそ突出しているわけで、両側からウクライナ軍の反撃に遭い、ロシア軍は壊滅的打撃を受けることは想像に難くない。

    2
      • 名無し
      • 2024年 10月 11日

      そうだったらいいのにな
      的な事ばかりですねウクライナ軍は

      84
      • ヤギ
      • 2024年 10月 11日

      あなたのような素人考えをロシア軍は想定していないとでも?
      突出部分を挟撃する戦力がないから突破してるんですよ。
      そもそも2023年の反転攻勢失敗以降にロシア軍の突出部分をウクライナが奪還したことありましたっけ?

      66
      • toto
      • 2024年 10月 11日

      >ウクライナからすればロシア軍こそ突出しているわけで、両側からウクライナ軍の反撃に遭い
      素人が地図を見ても、“突出したロシア軍”によって“両側からのウクライナ軍”のうち北側の片翼の補給路および退路が遮断されたことが分かります。にもかかわらず【ロシア軍に壊滅的打撃を与えること】を夢見て反撃を命じる無能なウクライナ指揮官がクルスクにいないことを祈ります。完全に包囲される前に、今すぐ逃げるべきでしょう。今ならまだ、ロシア軍の包囲は完成していません。

      57
        • ろみ
        • 2024年 10月 11日

        泥濘期の間、道路を守りきれるかがウクライナ軍の今後を決定づけるので徐々に泥み始めてるこのタイミングでこれは本当に致命的です
        クルスク方面のウクライナ軍は装輪装甲車やピックアップトラックが主力の為、泥濘が来れば道路上以外でまともに機動出来ないと可能性が高くコネロヴォ方面に取り残された部隊がいるなら現時点で既に脱出方法は重装備を全て捨てて歩く他なく絶望的状況です
        本当に既にウクライナ軍が脱出済みなのを祈るしかないですね

        22
      • うくらいだ
      • 2024年 10月 11日

      さすがです軍師どの
      あの有名なサンドイッチ作戦ですね(しらん
      そんな挟める軍がいたなら前線破られるまで何してたんだって批判がなければ最高です

      39
      • guest
      • 2024年 10月 11日

      それが出来る戦力があったらそもそもこんな事にはなってない

      37
      • 七志
      • 2024年 10月 11日

      ウクライナ国内と一緒に考えているからそのような思考に行き着くのだと思いますが、クルスク戦線はロシア領内です。

      あなたの言う突出部の北翼の正面(北側)にはウクライナ軍の前進を阻んでいるロシア軍がいるんです。
      ウクライナ軍部隊が半包囲されていると考えると分かりやすいでしょう

      突出部を潰そうとして北側の戦力を動かしたら、それこそ防御から攻勢に転じた部隊に潰されます。
      この状況では、突出部の勢いを止めつつ、かつ正面の部隊の追撃を阻止しつつ、補給困難な状況で道路も悪い中、東へ撤退して、なんとか南部のウクライナ軍と合流しなければならないというめちゃくちゃ難しい状況にウクライナ軍指揮官は直面していると思いますよ

      38
    • もへもへ
    • 2024年 10月 11日

    あぁ….
    最近のウクライナ勝利の象徴がなくなっていく。

    このままだと今年はただ領土と戦力を失っただけになってしまう。
    何か他の大きな政治的効果が見込める戦果が早急に必要だと思います。

    19
      • toto
      • 2024年 10月 11日

      >何か他の大きな政治的効果が見込める戦果が早急に必要だと思います。
      その考えに取り憑かれた結果、大日本帝国は若者に特攻を強い続けるに至り、ウクライナも同様に自国民の命を浪費し続けている。1945年8月15日のように、“諦めて降伏する日”は必要かと。
      愚かな指導部が勝てない戦争を続けることの悲惨さは、日本人が一番分かっているはずだったと思うのですが、80年近い時の流れは教訓を忘れ去ってしまうには十分な時間なのでしょう。

      67
        • 通りがかりさん
        • 2024年 10月 11日

        言いたいことは分かるが、ウクライナと一緒にしないでほしい。リアルタイムな分、虫酸が走る

        5
      • ののの
      • 2024年 10月 11日

      形だけの戦果やパフォーマンスなんていらないから、東部と南部で堅実にロシア軍を食い止めて欲しい。そっちの方がよっぽどウクライナ支援への意欲が増すというともの。

      18
      • Hakugen
      • 2024年 10月 11日

      ウクライナが日本と「アジア版NATO」を結成すれば、何かしらのアピールにはなるかもしれませんね。

      日本が「存立危機事態」としてウクライナを助けるために「集団的自衛権」を行使し参戦してくれれば、ゼレンスキーも多少は精神的余裕が持てるかも。

      日本が参戦したらゼレンスキーの精神以外はどうなるのか。そんな野暮な疑問をぶつけてはいけない。
      「仮定の質問には答えられません!」

      1
        • hiroさん
        • 2024年 10月 11日

        申し訳ない。
        意味不明だし、面白くもない。

        40
        • うくらいだ
        • 2024年 10月 11日

        知らないようだからおしえてやるが、ウクライナはアジアには無いのですよ

        16
          • Hakugen
          • 2024年 10月 11日

          いやいや、知ってますよ。

          石破氏がハドソン研究所に寄稿した論文では
          「韓国、フィリピン、インド、オーストラリア、カナダ、フランス、イギリス」を加盟国候補として挙げてます。
          彼自身が、「アジア版NATO」と言いつつアジアに限定してませんから。

          じゃあまずはウクライナから誘えばいいんじゃない、と。
          ゼレンスキーは断らないというか、喜んで応じるでしょう。

          「絶対にロシアに勝たせてはいけない」という徹底抗戦論者も、「今のウクライナは明日のアジア、ゆえに素晴らしい運命共同体だ」という具合に賛成するのでは。

          2
            • 通りがかりさん
            • 2024年 10月 11日

            NATOも海起点だし、何もおかしくないが?
            ウクライナは黒海で相手を探せばよろしかろう。

            7
      • 犬の〆
      • 2024年 10月 11日

      >何か他の大きな政治的効果
      そのために死んでいく兵士。

      21
      • 目隠しさん
      • 2024年 10月 18日

      モルトヴァの沿ドニエストル共和国に居る小規模なロシア部隊でも攻めて、倉庫の物資を大量鹵獲でもして、戦果アピールする?
      そしたら、もうやっている事が山賊と変わらないが。

    •  
    • 2024年 10月 11日

    まあ遅かれ早かれこうなるとは思っていましたが、冬に入ってからになると考えていました
    既に泥濘み始めているだろうこの時期にこの進撃速度は驚きますね
    ウクライナ軍が思ったより消耗していたのか、あるいは既に主力は撤退していたのか

    41
      • 舎人
      • 2024年 10月 11日

      あまりに早い展開なのでウクライナ軍撤退後にロシア軍が入ってきたと思いたいですがどうでしょうね。

      クルスク方面全域での撤退が一番とは思いますが、ウクライナの戦勝計画にクルスクが入っているということからするとスジャに集結して徹底抗戦ですかね。

      書き込みをみるとスジャからも撤退という話があるようですが、それはそれで撤退が早すぎるような気もするので確報待ちですね。

      16
      • Hakugen
      • 2024年 10月 11日

      9月中旬にロシア軍が本格的反攻を開始した後、速やかにロシア軍はリュビモフカ付近まで前進しました。その後間もなく、ウクライナ軍のコレネボ攻略に向けた戦闘活動は鎮静化し、リュビモフカ付近の方が激戦地になりました。リュビモフカ付近の戦闘開始から今までに、4週間近く経過しています。

      リュビモフカ付近のウクライナ軍部隊が、限界まで消耗したのでしょう。1日平均の死傷者が150人と仮定するならば25日経てば3750人、これは本来の定数を充足できなくなった今のウクライナ軍の2個旅団に近い数字ですし。

      18
    • toto
    • 2024年 10月 11日

    9月10日 スナゴスト奪回から38K-006一帯を制圧
    10月10日 リュビモフカ突破から38K-030一帯を制圧
    これまでのところ、ロシア軍は一か月に一度のペースでクルスクで大規模な反撃を行っています。となれば、

    11月10日 マラヤ・ロマニャ奪回から38K-024を制圧
    12月10日 スジャに繋がる幹線道路を北、東、南から包囲
    みたいな流れでロシア軍は焦らずに進めていくつもりなのかと予想。まあ、ウクライナがさらに増援を出したり、冬将軍にやられて前線崩壊という可能性もありますけど。国内の戦いでもロシアの攻めは相変わらず補給重視で堅実なのにはびっくりです。

    31
    • ニーモーター
    • 2024年 10月 11日

    まさに楔を打ち込んだ形ですね。
    和平交渉までにクルスクの大半が奪還される形ならウクライナ側が東部地域を犠牲にしてでもやりたかった領土交換による停戦交渉は失敗しそう…

    34
    • NIVEA万能論
    • 2024年 10月 11日

    リュビモフカ周辺はしばらく動きがないと思ったら、これはまた酷い事になってますね…
    コレネヴォ東側に陣取るウクライナ軍は包囲殲滅される運命を避けがたいように見受けられます。

    27
    • らぐ
    • 2024年 10月 11日

    数日前にウクライナ軍が部隊を追加投入してましたが、
    すでにウクライナ軍がスジャからスムィへ撤退し始めているという話もあるあたり、
    どうやらウクライナ軍の増援は撤退支援のためだったのではないかと

    29
      • D-day
      • 2024年 10月 11日

      確か有名な47旅団と2個機械化旅団でしたか?

      4
    • ろみ
    • 2024年 10月 11日

    こうなってくるとDEEP STATEが主張していたクレミヤノエの包囲は何だったのでしょうね
    リュビモフカを守りきれる絶対の自信があったのでスナゴスト喪失後もコネロヴォ方面で前進を続けクレミヤノエ攻略を試みたものだと考えてたのですがリュそのビモフカがグレーゾーン化したとなればウクライナ軍の見積もりが楽観的だったと受け取るしかないのですが

    33
      • Hakugen
      • 2024年 10月 11日

      クレミャノエは、「なんちゃって包囲」みたいなものだったのでは。

      例えば、ロシア軍守備隊1個大隊のいる集落の外側で東西南北の4地点にウクライナ軍を1個小隊ずつ配置すれば、地図だけ見ると「ウクライナ軍はロシア軍を包囲した」と言えるでしょう。実際の戦場の包囲網としてはがら空きであっても。

      ウクライナ軍のコロネボ攻略に向けた戦闘活動は、9月下旬には鎮静化していました。オルゴフカ・マトゥエイェウカ付近の戦闘は、10月になっても続いていましたが。

      13
      • D-day
      • 2024年 10月 11日

      緩い包囲で”物品が届いたり人員の輸送が出来る事もある”と書かれていたはずです。

      6
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2024年 10月 11日

    なんというかもう「ですよねー」という感想しか出てこないですわ
    クルスクはウクライナ軍の足が止まった時点で遅かれ早かれこういった感じになるだろうと散々言われていましたが、いざ実際になってみるともう言葉にならないですね

    これはひどい

    53
      • Easy
      • 2024年 10月 11日

      誰がどう見てもこうなるという状況にウクライナ軍自ら果敢に飛び込んで行ったので。
      何か秘策があるのかと思ったが、何もなかったわけです。
      何でしょうねこれ。
      僕らはどう反応すれば良いのか・・

      34
        • トーリスガーリン
        • 2024年 10月 11日

        希望的予測に基づき作戦目標と期間も曖昧なまま精鋭を投入して損耗させる
        なんだかこう、80年前くらいが思い起こされて嫌な感じがしますね…

        27
    • さとし
    • 2024年 10月 11日

    クルスクで露の領土奪還に対してゼレンスキーが 戦力誘引作戦は成功だ とか言い出しそうで怖いです

    30
      • 2024年 10月 11日

      ロシアの奪還だけでは済まないと思う。
      政治的にも住民を帰還させるためにはウクライナ領に10キロ程度の緩衝地帯を作る必要があり、作戦は継続されることになる。
      ウクライナ軍が国境まで撤退したとて、国境地帯は激戦地になるのは確定じゃないかな。
      なのでウクライナ軍はここの戦力を東部に転用することは不可能になった。

      42
        • 通りがかりさん
        • 2024年 10月 11日

        転用どころか、どれだけ残せるか、相対するのにいくら人物品の補充が必要か、どれだけ時間がかかるかも分からないぐらいですよね。
        歴史に残る戦いです。

        8
    • うくらいだ
    • 2024年 10月 11日

    おお、この戦争では久しく見なかった光景だ。ガッツリ食い破られてますね。痛そうです。
    クレミヤノエも助かりそうでみなさんも一安心ですね

    なんかワザとやってるのかと思うくらい、ゼレンスキーが何か言った後あとにその前提が壊れること多いですよね
    未だにコントしてるつもりなんでしょうかね

    51
      • 朴秀
      • 2024年 10月 11日

      大統領としてはカスですが
      コメディアンとしては一流なところを見せていますね

      14
    • 謎菜史
    • 2024年 10月 11日

    クルスク侵攻のウクラナ軍はAPCで後先考えず突っ込んでるだけで、支配領域を増やしている様に「見せかけている」だけなので、
    ロシア軍が反撃に転じれば最後本当にあっさりと崩れてしまいますね。
    ゼレンスキ―の政治アピールの為だけに突撃させられ、ロシア領土の只中に取り残されたウクライナ兵の末路はそれはそれは悲惨なモノとなるでしょう。

    33
    • ののの
    • 2024年 10月 11日

    こんなこといっちゃアレなんだろうが、もう無意味な突出部でしかないクルスクは全部ロシアに制圧してもらったほうが、かえって今後戦力がクルスクに吸い取られることが無くなって、ウクライナ的には得なんじゃないか。
    領土防衛隊を殿にして、主力部隊は包囲される前にさっさと撤収してもろて

    16
      • toto
      • 2024年 10月 11日

      確かに、クルスクはもう捨てて撤退すべきだと思います。(より言えば最初からやるべきじゃなかった)
      そのままロシア軍が緩衝地帯作りでスームィ州に侵攻してくるにしても、補給線がより長い敵地のクルスクで食い止めるよりは、国境線付近での防衛に徹したほうがまだましかと。

      34
    • nk
    • 2024年 10月 11日

    クルスクは補給線切られそうだなと思っていたら、一瞬で切られてたの巻。
    ウクライナ軍は国内へ撤退し守り固めるしか無さそう、ロシア間違い無くクルスク排除したら遅かれ早かれ緩衝地帯作りでスームィ州に侵攻待った無しの状況ですね。ウクライナはクルスクでの遠足は止めて、国内へ撤収が現状出来る最善策ではないかな。

    31
      • グロズヌイ
      • 2024年 10月 11日

      >>緩衝地帯作りでスームィ州に侵攻待った無し

      ロシアは一時の激情で戦力を無駄遣いするほど愚かな国では無いと思います。クルスク国境に構築した塹壕線を奪還したら、そこにしっかり守備兵力をおいて主力は全部東部に移動。
      これまで通り、粛々と堅実にトレツクやポクロウシク、チャシプヤールなど要衝の攻略に注力するのではないでしょうか。

      10
        • kasugi
        • 2024年 10月 11日

        補給路は限られているのである場所で攻勢を展開しながらそのちょっと後ろで防備を固めるというのは困難です

        そもそも最初から釣り野伏せをするつもりだったとかでもない限り、スームィ州の部隊は前線への補給の処理に忙殺されて防御を固めるどころではなく、スカスカなのではないかと思われます

        緩衝地帯どころか本格的にウクライナ領に攻め込まれるかもしれません

        13
        • kasugi
        • 2024年 10月 11日

        スームィはクルスクへの補給物資でごった返しているでしょうし、おそらく近々撤退支援に忙殺されるようになるかと思います、防備を固めるどころではないのではありますまいか

        クルスク攻勢が頓挫すれば、ロシア軍は国境を大きく踏み越えてそのまま攻勢に移行すると思います

        キーウの戦い第二ラウンドに繋がるかもしれません

        16
          • D-day
          • 2024年 10月 11日

          ここでウクライナ軍を追い出したとしたらロシア軍がここから逆進攻する可能性があります。
          ローテーション含めかなりの頭数になります(遠くまで休養に出さなくてもクルスクは自国だから再編補充はラクだろう)し撤退戦次第では退却した後に守備隊としての戦力すらない場合にはそのまま行くかも知れませんね。

          8
    • 暇な人
    • 2024年 10月 11日

    スジャ方向も三方から突破してるってのを見たけどここで反映されていないってことは取り返したかグレーゾーンのうちだったのかな?

    7
    • 2024年 10月 11日

    え!?急にだな
    経緯が気になりますね
    ウクライナは増援をするって話もあったような
    間に合わなかったか

    7
    • DEEPBLUE
    • 2024年 10月 11日

    仮にハリス政権だったとしても、ウクライナは来年末を越せない気がしますね。ゼレンスキーをどうにかして交代させでもしないと

    19
    • コンビニ
    • 2024年 10月 11日

    突撃バカ…に見せかけた真露派は今頃オブイェークト三唱をしていることでしょう。

    石破総理は清谷呼んで奴等に制裁を…職場のバイトの子が自衛隊入るって言っているからもう洒落じゃないです。

    1
    • 赤狐
    • 2024年 10月 11日

    なるようになっただけの話です。
    どこにも不思議な部分はありませんからね。大量に部隊を追加した所でクルスクからウクライナに通じる道が広くなる訳でもどこかに道が出現する訳でも無い。(やろうとしても攻撃されるだけでしょうが。)

    本格的にロシア軍が動き始めたのなら撤退もうまく出来ないと思います。
    必死で撤退支援をやろうとする可能性も高いですが、それこそ多分待ち構えられています。
    無様だとか、何の為にここまで来たのかとか、言われそうなタイミングで遮二無二退却するのが多分一番だったと思いますが、ゼレンスキー氏はやらせる訳もないし。

    米国大統領選は11月の第一月曜日ですから確かにそろそろ「やっていい」って事なんでしょうね。

    35
      • 通りがかりさん
      • 2024年 10月 11日

      然り然り。
      米国では、今のタイミングでバイデンにお気持ちで税金使うのはは止めて戦略計画を出せと押しているあたり(本当はすでに提出されてなければいけなかったのですが)選挙に絡んだ動きは一因としてありそうですよね。

      4
    • そらそうよ
    • 2024年 10月 11日

    捕虜という名の金貨を手に入れるの
    ロシアの方やんか

    32
      • うくらいだ
      • 2024年 10月 11日

      いやほんとう
      勝利計画もハリケーンに飛ばされたようですし、踏んだり蹴ったりです

      19
        • 名無し
        • 2024年 10月 11日

        衝突力なくしたあとで根元を刈り取る
        わかりやすいですね

        2
    • yamabuki
    • 2024年 10月 11日

    案の定悲惨な結果になってるわけですが、日本の場合どのマスコミもこういう報道しないから一般の方はウクライナの苦境を全然ご存じないんですよね。未だに「祖国防衛の意気も高いウクライナ国民が西側の支援を受け優勢に戦争を展開し、ロシアはプーチンが面子を守るために無駄に兵士を投入して多数の戦死者を出している」という理解の方が大変多い。あるラジオ番組のタイムラインで「ロシアは火力投射で優勢」と書いたら、驚かれたましたもの。その意味ではウクルインフォルム日本語版とか良い仕事してるわけですが、真の意味でウクライナのためになってるんですかね…。

    13
    • れんちゃ
    • 2024年 10月 14日

    ウクライナ側が北上したのが不思議という話がありましたけども、ロシア軍は横殴りをかけている訳なので…
    むしろ左側からくるロシア軍に閉じ込められる事を避けて圧力の薄い北側に広がって、そこから右側と合流する目的があったのでは?狭いエリアに集まっていたら砲爆撃の的にされるだけですし、3方から激しい攻撃を受けて動ける場所を失ってしまう事にもなる。
    左からの圧力が更に継続するならばそうやって広げたエリアを通って右側と合流する流れになるのかと。完全に包囲されて孤立したなら話は別ですが。

    あと、そもそもの目的が国境を荒らしまわるロシア軍部隊と物資を破壊する事と、この方面に新たなロシア側の増援を誘引してクルスク方面に誘引されてしまった部隊で敵を受け持つことが主眼だろうから、まったく無意味とかそういう話ではないんだと思いますが。本来ならば北方の集落を次々に落とされ続けて大きく支配地域を広げられているか、それを止める為に戦力を固定させられてしまった上で敵がロシア領に逃げ帰るのでにらみ合うしかなかったかという状況でしたので…どうもそういう想定が完全に欠けてる人が多すぎる様にも見えますね。
    むしろ、クルスクに攻めるなんてけしからん!気に入らないのでウクライナが愚かでみじめだと喧伝して己の憂さを晴らすみたいなノリも見られるのが気になるかも。
    そもそもからして、こうなったのはロシアが新たな越境攻撃を頻繁に仕掛けた事から来てるんですよ。藪蛇なだけだし、そもそもからしてなんでこんなに入り込まれてるんだよって話で…左翼が撤収して合流して戦線を整理しても全然解決してないですからね?
    ロシア側も侵攻を仕掛けるなら反撃を受ける事くらい考えて行動してないとダメですよ。高をくくり過ぎてこんなことになっとるんです。

      • 鉄筋BOY
      • 2024年 10月 18日

      話長い割には内容も論理も纏まってないけど、結局何が言いたいんだ?
      ウクライナのクルスク侵攻は失敗じゃない、と最初から結論を書けよ。

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