DEEP STATEは1日夜「ロシア軍がスバトボ・リマン方面、ポクロウシク方面、クラホヴォ・ヴフレダル方面で前進した」と、特にDEEP STATEとRYBARは「ロシア軍が南ドネツク方面で大幅な前進を遂げた」と報告し、夏季攻勢に匹敵する速度でクラホヴォ方向に前進している。
参考:Мапу оновлено!
参考:97 батальйон 60 ОМБр наносить ураження по кацапах на північних околицях Тернів
参考:Взятие сёл на Южнодонецком направлении, бои за Терны, удары по России — сводка за 1 ноября
ウクライナ軍が何処にロシア軍を阻止するつもりなのか全く読めない
スバトボ・リマン方面ゼレベツ川沿いの戦いはマキエフカ~トルスケの東に広がる複数の渓谷を奪い合うというもので、ウクライナ軍はゼレベツ川への突破を図るロシア軍を1年以上も食い止めてきたが、9月21日までにマキエフカを、その直後の唐突な突破でネフスケまで失ってしまい、DEEP STATEは24日夜「ロシア軍がマキエフカとネフスケの間のポケットを占領した」と、RYBARも「ロシア軍がマキエフカ北のゼレベツ川東岸地域で支配地域を広げた」「ロシア軍がゼレベツ川西岸地域で支配地域を広げた」「ロシア軍がテルニー方向に支配地域を広げた」と報告。
視覚的にもロシア軍兵士がノボサドベ集落内で国旗を掲げた様子が登場し、ロシア軍がテルニー方向に南下していると裏付けられていたが、DEEP STATEは1日夜「ロシア軍がテルニー集落内に侵入した」「ロシア軍がテルニー東郊外で支配地域を広げた」「ノボサドベを占領したロシア軍がテルニーに迫ってきた。ここ数日間で敵は集落の北側を占領することに成功した。現在も戦闘が続いており、敵はテルニー集落の中心部に押し寄せてきている」と報告した。
視覚的にもウクライナ軍がテルニー集落内の農場付近=Ⓐでロシア軍を攻撃する様子が登場、シロカ・バルカ渓谷方向からの攻撃に対して突破を許してこなかったテルニーも「想定していなかった方向からの攻撃」には脆弱で、ここを突破されるリマンへの進入路にあたるトルスケが危なくなってくる。
DEEP STATEはポクロウシク・ディミトロフ方面について「ロシア軍がノヴォドミトリヴカ集落内でC-050951を越えた」「ヴィシュネヴェから線路沿いにグレーゾーンが伸びた」「ノヴォレクシイウカ方向にグレーゾーンが伸びた」と報告したが、RYBARはロシア軍支配地域の変化を報告していない。
この方面のロシア軍前進距離は大したことはないものの、DEEP STATEとRYBARはノヴォドミトリヴカ方向に言及する機会が多く、DEEP STATEが今回言及したグレーゾーンの拡大は「ロシア軍がセリダブから西に進もうとしている」と示唆しており、E-50沿いにポクロウシク方向へ北上するのではなく「T-0515方向」への突破を狙っている可能性がある。
DEEP STATEはクラホヴォ・ヴフレダル(南ドネツク)方面について「ロシア軍がクラヒフカ西郊外の鉱山を占領した」「ロシア軍がノボウクラインカからマクシミフカ方向に支配地域を広げた」「ロシア軍がマクシミフカ集落内に侵入した」「はロシア軍がヤスナ・ポリアナを占領した」「トルダベ集落内にグレーゾーンが伸びた」と、RYBARは「ロシア軍がノボウクラインカを占領した」「ロシア軍がヤスナ・ポリアナを占領した」「ロシア軍兵士がシャフタール郊外で支配地域を広げた」と報告。
もう南ドネツク方面の攻勢は「夏季攻勢に匹敵する前進速度」でクラホヴォ方向=N-15に迫っており、ウクライナ軍が何処にロシア軍を阻止するつもりなのか全く読めない。
関連記事:ロシア軍が開始した南ドネツクの攻勢、7日間で11kmも前線を押し上げる
関連記事:侵攻980日目、ロシア軍がセリダブ全体とクラヒフカ東半分を占領
関連記事:クラヒフカも陥落寸前、市内や郊外で軍旗を掲げるロシア軍兵士が登場
関連記事:ウクライナ軍を自滅させる嘘報告システム、元凶はシルスキー総司令官
関連記事:ウクライナ軍はヴフレダル喪失の代償を支払う、南ドネツクの防衛ラインが崩壊
関連記事:ウクライナ人ジャーナリスト、政府の防衛ライン建設に関する説明は全て嘘
※アイキャッチ画像の出典:56 окрема мотопіхотна Маріупольська бригада
どこで防衛線を構築するか政権側と前線で乱れがあるんですかね?
クルスク侵攻とポクロウシク死守を続けさせたい政権側、戦略的に防御可能な地点まで戦線整理をしたい現場部隊という感じでしょうか
ただ今の流れだと無理な防衛でさらに戦力をすり減らして大きく後退せざるを得なくなり、逃げた先で慌てて塹壕堀りという悪いとこ取りになりそうですが…
斧先生によるとウクライナ軍には2個のフェイク旅団があるそうです
この戦力は、どんな活躍(悪い意味で)をしてくれるのでしょうか
これから先の後退しながらの防衛戦は、おっしゃる通り更に酷い事になりそうですね
北朝鮮軍全滅!とか飛ばし記事に浮かれてる日本報道も酷いですが・・・
北朝鮮兵の心配をする前に見捨てられた東部のウクライナ兵の心配をしろと思うのですが日本のメディアってのは現実から目を背け続けますね。
ロシア軍はリアル世界で攻勢、ウクライナ軍はネット空間でプロパガンダ攻勢、と言った感じですね。
日本は出所不明の北朝鮮軍全滅報道で盛り上がっております(泣)。
アメリカはまだ前線に到着してないと言ってるのにどうやって壊滅したのか謎過ぎる…
ロシア大本営「西側新兵器の〇〇を撃破」
例の人「まだウクライナに到着していません」
10回は見た
ゼレンスキーもまだ接敵してない言っているのにあんなプロパ現場が勝手にやるのは…もう呆れてきました。
本当に北朝鮮兵士に被害が出てるなら、しばらく前にウクライナのミサイル攻撃で北朝鮮の将校が6人死亡したとかの情報があったので、その時の事かな。と思ったりします。
ポクロウシクはハブとしの機能を止められた時点で目的の大半は達成されてしまってますから、まともに相手するより、順当に包囲して、ロシア特別性大釜にて煮込む感じの動きかな
クラホヴォ方面って幹線道路も少なくてしかも、東西に引かれてますからね。補給大変そうですし、もはや切り捨ててそうな感じかな。
DEEP STATEの主張するグレーゾーンの拡大が事実なら、そのような意図に見えますね
ゆっくり着実に突出部・包囲を作り上げて、補給・撤退を困難にしてから呑み込む定番の流れ
更に南側からクラホヴェ、カホフカ貯水池も制圧してしまったら、もうこの地域はどうにもならなくなりますね
いやほんとウクライナ軍はどうすんのこれ
ウクライナ南東部戦線瓦解の様相、クラホヴェとアンドリイフカで時間を稼ぎポクロウシクでさらに時間を稼ぐという感じになりそうだけどウクライナは次手が無いので時間稼ぎしても何も起きないのが厳しい所。
ゼレンスキーを筆頭にウクライナは嘘を辞め、現実に即した判断と行動が求められるが国家の指導層や上級国民が手の施し様が無いレベルで腐っているので万事休すという所か。
民主主義防衛の砦という建前のウクライナは汚職と無能祭りで、イスラエルは絶対正義イスラエルの様相でやりたい放題な挙げ句西側の一部からは強固な支持があるという酷い有り様、アメリカと日本含む愉快な仲間達の覇権崩壊はそう遠く未来間違い無く起こると言わざる得ない。
>現実に即した判断と行動が求められるが国家の指導層や上級国民が手の施し様が無いレベルで腐っているので万事休すという所か。
この部分だけ見ると日本も当てはまる気が・・・
中国に喧嘩を売ったりしない時点で我が国の為政者は圧倒的にウクライナより優秀ですよ
>ウクライナ軍が何処にロシア軍を阻止するつもりなのか全く読めない。
そもそも止める能力があるんですかね
ロシアが進むに任せて攻勢限界待ちに見えます
4州制圧したら止まるとか考えていそうですが果たして
確かに我が国はまだ良い方ですね。
対中国ということに重きを置くなら
むしろアメさんの方が酷いものですし。
ウクライナに、今のロシア軍を止めるほどの能力も余力もない…あったら奇跡レベルなのでは…。
クラホヴェの陥落がもはや時間の問題なので、ウ軍は南部戦線の整理(大規模な撤退)を行なっているのでは
どこに戦線を引き直しても致命的な事態になりそうですが
戦略的に撤退しウクライナ軍がもぬけの殻だとしたらロシア軍の進撃速度が遅すぎ(クラスノホリフカポケット並に急速に進む筈)かといって未だに秩序だった防衛戦闘を展開しているにしてはロシア軍の進撃速度が速すぎる(毎日どこかしらで1km単位の前進があり全く阻止できていない)という塩梅なので撤退中というより敗走状態というのが適切の気がします
敗走するウクライナ軍をロシア軍が追撃しているという
構図でしょうね。
両軍共泥に足を取られ、移動速度は鈍化しているでしょうが
ただ正直言って、泥濘期にロシア軍がここまで進撃できる
とは予想外でした
泥濘期が11月上旬に終わり、既に書かれている方もいますが
電力の大半を喪失しているウクライナに、地獄の冬将軍が
やってきます
フィナンシャルタイムズのアーカイブによると、双方インフラ
施設を攻撃しないとの協議を行っていたが、ウクライナが2月
3月にロシアのインフラを攻撃したため、この協議は破綻し
ロシアがウクライナのインフラを大規模攻撃したとのこと
これが事実ならば、またしてもウクライナは墓穴を掘ったと
>地獄の冬将軍がやってきます
ウクライナは北海道よりも温暖な場所なんだって言ってるのに…
近年の暖冬傾向もあり冬将軍に期待するのは愚かすぎると思う
あの、、、北海道より温暖だって、、、
北海道の冬がどれだけ過酷かご存知ないのでしょうね
厳冬期の北海道は氷点下は当たり前、−10度以下もザラ
ですよ?それよりは温暖と言っても,氷点下になるのは
ウクライナもザラです
「北海道はよりは温暖なんでウクライナは余裕!」という
方が甘いですよ
例えば冬場は日本の東北地方〜北関東ぐらい(あくまで例えば)の寒さだとしても、真冬に電気もガスも使えないのは普通にキツそうなんですけど…。
暖まる為の電力すらないウクライナと
余裕ありありの北海道を比べても…
仮に北海道より温暖だったとて
寒い事に変わりは無いでしょうし
市民や軍隊が防寒着だけで耐えれるほどなのかが疑問でしかない。
地獄なのは変わりないのでは?
今調べたら、東部ウクライナが冬季は-5〜-10、北海道はあったかい方の札幌と同じくらい、盆地で冷える道央一帯とか海に冷やされる沿岸部は-10〜-15くらい。
北海道よりは確かに暖かいけど、しかし暖房なし、防寒着少ない状態で冬を越えれますか?となると流石に凍死者出るんじゃないかなぁ、と。
特に高齢者や乳幼児はヤバいかと。
八甲田山の雪中行軍遭難事件は、北海道よりも温暖な青森県で起こりました。
冬のウクライナの電気も燃料もない場所で野営したら、十分寒いというか凍えます。まあ、黒海沿岸部は幾分ましでしょうけど。
何々よりマシだからは、あまり成り立たないと思います。
日本で言うなら、熊谷や群馬より神奈川の方が夏の最高気温低いからマシ!冷房いらない!とはなりません。(茨城や静岡でもいいですけど)
どっちみち、体に大きなダメージを与える気温であることにかわりません。
-5から-10度で冬、ろくな暖房なしでしたら人は亡くなります。大体、室温11度台でも年齢によっては日本でも凍死する人はいます。
しかも、リスクは闘志だけではありません。低体温状態になって戦闘などできません。そこまで行かなくても、十分に暖を取れなければ、風邪や肺炎、コロナの重症化など多様なリスクがあり、兵士にとっても民間人にとっても危険です。
単純に気温をみるだけでなく、それが人体に与える影響をみるべきと思います。
以前と同じように主張して山ほどツッコまれてるのって、もはやギャグかな。北部カナダ人なのかもしらんが。
こう見るとプフレダル方面から北進するロシア軍は最早クラホヴェ、ヴェリカ・ノヴォシルカは眼中になくて、両拠点の後方にあたるアンドリイフカを落として、そのままポクロウシクの西方を突こうとしてるんでは?
そう思います。アンドリーフカに南北から近づいたら、クラホヴェなんて勝手に敵が撤退するだろうと。
アンドリーフカを確保したら東南部の戦線は縦にまっすぐになります。それからポクロウシクの東西に回り込んで決戦かと。
アンドリーフカを早期に落とされると、クラホヴェ方面は言うまでもなく、西のヴェリカ・ノヴォシルカも全兵站路を取られてロシア軍の大釜に入る訳なので、この北進の動きを封じないと南ドネツクはポクロウシク以南全て奪われかねないんでは?
地図で確認したら、アンドリーフカ落ちたらポクロフスクを経なくてもドニプロ州が目と鼻の先にある…
正規軍・装甲部隊・予備隊が、防衛線の間隙を埋める役割ですが、クルスク侵攻に使ってしまいましたからね。
ウクライナ軍の防衛線がよく分からないのは、突破された時に、穴埋めできる部隊をクルスク侵攻に使ったり消耗したのでしょう。
ポクロウシクは、ドニプロ・ザポリージャからの結節点でしたからね。
セリダブから西に進む動き・ヴフレダルから北上する動きは、南ドネツクを占領しながら、ウクライナの補給線・防衛に過大な負担をかけることになります。
追記です。
ポクロウシク周辺の防衛網、幹線道路・鉄道、地理関係が分かりやすいので、ご興味のある方は。
(2024.08.28 【英文記事和訳】ポクロウシクが陥落した場合、それがウクライナにとってどのような意味をもつ可能性があるのか(ウクライナ軍元将校Tatarigami氏 | Panzergraf)
クルスクで損耗したウクライナ軍の精鋭部隊や装備、車両等がどれぐらいの規模だったのか気になる所ですね
ココで多くの方が推測してるように残っている予備戦力の殆どだったのだろうか?
なんかクルスクからさっさと撤退出来てるようにも思えない
オーストラリアとクロアチアから供与される戦車もクルスクにぶっ込むんだろうなって…
勝利計画を外交議題にしており、クルスク占領地維持がありますから、最優先でしょうね…。
47機械化旅団など東部から引き抜いた部隊も、使い回すくらいですが、予備の装甲部隊・正規軍がカツカツと解釈しています。
クルスクの損耗・増援がどれくらいだったのか、仰る点についても気になりますし、残置してクルスク占領地維持する必要があるのも苦しいですね。
ロシア国防省の11月2日付発表によれば、クルスク方面越境攻撃に伴うウクライナ軍の損害累計は、
兵員死傷者が29,100人超、
戦車が180輌、
歩兵戦闘車が101輌、
装甲兵員輸送車が106輌、
その他の装甲戦闘車が1,063輌、
非装甲の自動車が780輌、
らしいです。
>ウクライナ軍が何処にロシア軍を阻止するつもりなのか全く読めない
クルスクで47thはじめ精鋭が絶対防衛ラインをしいて待ち構えていますよ
なぁに、南ドネツクからはほんの400kmほど先のことです
その精鋭も北朝鮮軍の実戦経験の糧に使われるしまつですからね。クルスクに置いては消耗戦すら成り立たせて貰えない現実。
>ウクライナ軍が何処にロシア軍を阻止するつもりなのか全く読めない。
もう行き当たりばったりとしか思えない。
ゼレンスキーは東部の戦況になんら寄与しないロシア国内の北朝鮮の訓練施設を攻撃させろと吠えてるだけだし。
そんな弾薬があるならドネツク方面のロシア軍の拠点を叩けよと。
もはや、北朝鮮軍の実戦経験の糧に使われる体たらく
笑うしかないよね
自分たちは何と戦ってるんだ!って気持ちになりそう
あれ、反映されてた。
似たような投稿2つになって申し訳ない
ウ軍にはもうろくに兵隊(と労働者)がいないのだから、何処で防衛線を引くのかが見えないのは自然ですよ。そもそも論で、有効な戦線を張ることさえできないレベルでしょう。
ランチェスターの第2法則的に言って戦闘を繰り返すたびにウ軍と露軍の兵力比はますます悪化し戦闘結果はひどくなります。ますます速い速度でキエフ政権は支配地域を喪っていくでしょう。
本来的には、ハリコフや東部キエフを捨ててもウ軍はドニエプル西・北岸に早く下がるべき。まあ、そうしても露軍にベラルーシから南下されるから詰んでます。
あの、ロシアさん攻勢限界は…
もうこれウクライナの戦力が払底して、ロシアが攻勢掛けても志願兵で補充できる分しか損耗してないのではと思ってしまう程に長いですねロシアの攻勢
後方の陣地化が不十分なのと降ってくる滑空爆弾、それと練度低下に人員枯渇…考えられる要因は多々ありますが
2014年以来の防衛ラインは本当に堅かっただけに落差で情報に現実感が持ちづらいというか、狐につままれたような気分が1割くらい混じりますね
鈍るどころか加速とは恐ロシア
攻勢限界は直接的な人員の損耗、組織としての統制の喪失、利用できる物資の枯渇、の3点から定義できます
このうちWW2までによく見られた攻勢限界は集積した物資の枯渇によります
しかし現在の非線形会戦においては75年前に基本的な方法だった物資の集積が物理的に不可能になっており、前線部隊は持続的な補給を受けながら戦っています
逆説的に利用できる物資の枯渇による攻勢限界は本当に総力戦の次元か、もしくはインフラによる制限でしか訪れないわけです
ロシア軍は伝統的に編成における柔軟性が高く再編成にはそれほど時間がかかりませんから、連続的な攻勢を阻止するためにはロシア軍の人員を直接的に殺害し続けるしかありません
ゲラシモフドクトリンの特異点と言う話ですかね?
戦略で言えばそう言う変化に対応した、戦争を持続てきる新しい考え方かも知れません。
しかしロシアはとんでもない天才をたまに生むから恐ろしい。元素の周期表もロシア人とかかなりのレベル。
大規模な補充が確認されないのに攻勢が加速したというのは
1.損耗を気にせず終戦近いと踏んで攻勢を仕掛けている
2.損耗を維持して戦線を絞って攻勢を仕掛けている
3.損耗が減って戦線を広げられている
の三択になります。
ここで注目すべきなのは、北朝鮮を補給兵とすることで前提を変える方法です。
ロシア軍に大規模補充が入ったために攻勢をしかけているという論理が成り立つわけですね。
クルスク侵攻()始まってからもうじき3ヶ月だっけ?当初はクルスク市またはクルスク原発奪取して講和材料だの、そのままモスクワ進撃だの盛り上がっていたのが懐かしい。
どこに防衛線引き直すつもりか分からないというかどこに引き直すか当のウクライナ上層部もまだ決められて無さそうな気配すらします
本当に戦略的にクラホヴェ一帯の放棄を決めてたならなんでヒルニクからクラヒフカに撤退した大隊が包囲前に独断での撤退を決行しなきゃいけなかったんだという事で……
ウクライナ軍は予備戦力をクルスク侵攻に使ってしまった為に戦略レベルの防衛高地だったヴフレダル(自分も陥落直後はここまで影響が多大とは思ってませんでした)の救援が出来なかった事が致命的な戦略ミスでありクラホヴェ一帯を損切しなきゃいけない状態に陥ってしまいました
ただ大統領府は戦略的敗北の事実を受け入れようとせず軍上層部も大統領の怒りを恐れて損切を先送りにする事で事前の防衛計画が無いまま各旅団が個別に防衛し連携が無いまま各個撃破され後退を繰り返すというのが現状の気がします
ロシアでも流石に占領地を際限なく拡大かつ維持できるわけではなく、獲るのはここまでと考えているラインがあるはずです。
親露度が低過ぎるところまで獲ってしまったら治安維持コストが跳ね上がりますし。
もっとも、それを弁えている発言はとっくになされていますが。
もはやウクライナがどこで止めるかではなくロシアがどこで「特別軍事作戦円満完遂」とするかなんじゃないですかね…