ウクライナ戦況

ロシア軍は南ドネツクで前進を続ける中、クルスク方面でも攻勢を再開か

ウクライナ人が運営する情報分析グループ=DEEP STATEは7日夜「ロシア軍がクルスク方面で攻勢を再開した」「ロシア軍がポクロウシク・クラホヴォ・ヴフレダル(南ドネツク)方面で前進した」と、ロシア人が運営するRYBARも「ロシア軍がポクロウシク方面で拠点を占領した」と報告した。

参考:Ворог розпочав нову хвилю наступальних дій на Курщині
参考:Мапу оновлено!
参考:Удары по Киеву, рвущийся фронт под Курахово, продвижение под Северском — сводка за 7 ноября

RYBARはクピャンスク方面とシヴェルシク方面でもロシア軍が前進したと報告しているが、南ドネツクの状況と比べればかすり傷程度だ

DEEP STATEはクルスク方面について「ロシア軍が伝統的な方法(目的地にBMPで歩兵を送り込む戦術)による攻勢をポグレブキ、ゼレニ・シュリャク、ダリノ、スジャ方向で再開し、この地域のウクライナ軍にとって困難な1日(7日ことを指しているのかは不明)だった。ポグレブキ、ゼレニ・シュリャク、ダリノ方向の攻勢は止まったが、スジャ方向については状況が解明されつつある。勿論、これだけでロシア軍が止まることはなく、新たに到着した戦力を投入して大規模攻撃を繰り返すだろう」言及。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

まだDEEP STATEは「解明されつつある状況」を戦況マップに更新しておらず、RYBARもロシア軍の攻勢再開について何も言及していないため、クルスク方面で何が起きているのか全く分からない。

DEEP STATEはポクロウシク・クラホヴォ・ヴフレダル(南ドネツク)方面について「ロシア軍がノヴォレクシイウカを占領した」「ロシア軍がノヴォドミトリヴカの南で支配地域を広げた」「グレーゾーンがノヴォドミトリヴカからソンツィフカ集落内まで伸びた」「ロシア軍がヤスナ・ポリアナとマクシミフカの間で支配地域を広げた」と、RYBARは「ロシア軍がノヴォレクシイウカと周辺を占領した」「ロシア軍がクレミナ・バルカの南で支配地域を広げた」「ロシア軍がイリンカ方向に前進した」「ロシア軍がエリザベティフカの南で前進した」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

視覚的にもウクライナ軍がノヴォレクシイウカ集落内=でロシア軍を攻撃する様子、ウクライナ軍がノヴォズネセンカ集落内=でロシア軍を攻撃する様子、ウクライナ軍がイリンカ集落内=でロシア軍を攻撃する様子が登場し、DEEP STATEとRYBARの報告が概ね事実であると裏付けている。

因みにロシア軍がヤスナ・ポリアナ付近から西に7kmほど前進すればヴェリカ・ノヴォシルカとN-15を結ぶT-0518を、マクシミフカ付近から北に10kmほど前進すればクラホヴォに繋がるN-15を物理的に遮断することができるため、ロシア軍がヤスナ・ポリアナ付近やマクシミフカ付近で前進するのを食い止めないと南ドネツクの状況は酷いことになるだろう。

関連記事:侵攻988日目、ロシア軍がトレツク、ポクロウシク、南ドネツクで前進
関連記事:ロシア軍は戦場で露呈した問題を修正、もう砲弾の餌と馬鹿に出来ない
関連記事:勢いが落ちないロシア軍の攻勢、南ドネツクの状況悪化は目も当てられない
関連記事:ウクライナメディア、相次ぐ撤退と防衛ラインの崩壊は人員不足が原因
関連記事:南ドネツク方面の戦い、ウクライナ軍が守るクラホヴェは危機的状況

 

※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ

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コメント

    • たむごん
    • 2024年 11月 08日

    クラホヴェ西部の補給線、T-50を南北から圧迫していく作戦に見えますね。

    クラホヴェ北方、これ包囲されてませんか?

    29
      • ななし
      • 2024年 11月 08日

      ロシアの大釜の範囲がどんどん広くなっていますね

      昨年は一都市を包囲でしたが、今年アウディイウカ陥落ぐらい
      から複数の都市をまとめて包囲するようになり、今は地域全体
      (南ドンバス)をまとめて大釜にしようとしているように見えます

      45
        • たむごん
        • 2024年 11月 08日

        仰る通り、頻繁に見かけるようになりましたし、大釜の面積も大きいものを見かけるようになった気がします。

        戦略予備がクルスク侵攻・占領にいったうえに、ウクライナ兵力不足もあり、仰るようなまとめて包囲する動きがやりやすくなったのかもしれませんね。

        32
          • ろみ
          • 2024年 11月 08日

          ロシア軍の中期的な作戦目標はおそらくクラホヴェだけではなくヴェリカ・ノヴォシルカ、アンドリイフカも攻略しヒルニク方面、ヴフレダル方面、ヴェリカ・ノヴォシルカ方面を合流させ戦線を均一化する事にあると思われます
          突出部を半包囲し撤退を強制するという意味では規模の大きさ以外、今までロシア軍と変わりがなく堅実に常套手段を行っているように見えますね
          特にヴェリカ・ノヴォシルカは南には標高優位、東には川という要害地形ですが北部から狙われると地形と防衛陣地を迂回され更に主要補給路も切断されれてしまいます
          ロシア軍からすれば一石二鳥でありクラホヴェが落ちたらポクロウシクより先に攻略が試みられるかもしれません

          32
            • たむごん
            • 2024年 11月 08日

            仰る意図、考えられますね。

            大都市ドネツク市を起点として、補給距離はそれほど変わっておらず、道路・鉄道が効率よく使えるように地図上で感じています。

            今後の動きに注目したいと思います。

            14
      • たむごん
      • 2024年 11月 08日

      追記です。

      N-50
      >T-50

      11
    • もへもへ
    • 2024年 11月 08日

    今思えば2022年のハリコフ、ヘルソン奪還の時に講和を結べていたらと悔やんでも悔やみきれない。
    あの時が一番ロシアが苦しくウクライナはイケイケだった。

    クリミヤと親露派の巣窟の東部二州で手打ちにできたと思う。
    元々その三州は親露派が多すぎて持て余していた土地でもあるし、新欧米に向かうウクライナには足手まといの土地だった。

    38
      • toto
      • 2024年 11月 08日

      >2022年のハリコフ、ヘルソン奪還の時
      既に、ロシアでは長期戦を見据えた予備役30万の動員が始まり、ワグネル囚人兵によるバフムートの消耗戦、スロヴィキン・ラインの急ピッチの構築が進められていましたね。
      不要な占領地に拘泥せず戦線整理をしっかり行い、苦しい時こそ「予備役動員」という自国民の痛みを伴う決断をし、防衛ライン構築に心血を注いだロシア。予期せぬ大勝利に浮かれて楽観視し、ハリコフやヘルソンと同じようなペースでメリトポリまで進めると安易に考え、反抗作戦でスロヴィキンラインに不用意に突っ込んで溶けたウクライナ。戦争に勝つ国と負ける国の違いがもろに出ています。

      94
        • キーウは涙を信じない
        • 2024年 11月 08日

        あくまでも素人目ですが、初期のキーウ攻防戦の頃はロシア軍はいたずらに戦線を広げていてむしろウクライナ軍の作戦の方が優れている印象も受けていました。しかし、その後のロシア軍の巻き返しは凄かったですよね。バフムートでの多大な犠牲を看過してでも比較的短期間で着実な防衛線とロジスティクスを築けたことには本当にロシア軍の底力を感じました。逆にウクライナ軍(というよりはゼレンスキー氏ら首脳部かもしれません)は我が国の神風神話みたいなものにハマってしまったのか鳴かず飛ばずで司令官交代後はますますダメな部分が目立ちますね。

        4
        • ポレ
        • 2024年 11月 08日

        アリとキリギリスの話ですね
        バカにされても愚直に
        やるべき事をやったロシア
        SNS映え重視で遊んでたウクライナ

        ちなみに原作の童話だと
        最後キリギリスはアリに命乞いするが
        無慈悲に断られて餓死するらしい

        46
          • 謎菜史
          • 2024年 11月 08日

          もう直ぐ極寒の冬、ですね。
          発電施設の殆どを破壊されたウクライナは大丈夫なのでしょうか。
          キリギリスと同じ運命を辿らない事を祈るばかりです。

          31
      •     
      • 2024年 11月 08日

       当時はロシア軍弱い。西側の戦車無双、ロシア軍敗北の評価なので、ウクライナ側がそんなロシアに優位の停戦するわけない。

      31
        • 匿名
        • 2024年 11月 08日

        今でも言ってる人たちいるから余裕ですよ(棒)

        68
        • 伊怜
        • 2024年 11月 08日

        ロシア軍/ソ連軍が序盤に大損害出すのは伝統みたいなもんで歴史に学べば分かりそうなもんだけどな。
        やはりウクライナは史実よりロシア憎しの教育重視で歴史を捨ててきたのか?

        24
          • 2024年 11月 08日

          歴史に学べ云々は後の結果で分かるものですから現在進行してるものには当て辛いと思います。
          当時者が過去のあれとは違うんだと思っちゃううので…
          なので後々過去のアレと同じだったねとなるわけです…

          39
            • 伊怜
            • 2024年 11月 09日

            初めてのケースならともかく前例がある以上想定しておくべきなのは間違いないかと。それができてないのは慢心と思っちゃうな。

            9
              • 2024年 11月 09日

              本来ならそうなんでしょうけど人間の性か自分だけは大丈夫と思ってしまうんですよね…

              10
      • アンゴラ
      • 2024年 11月 08日

      当時のウクライナの熱気を考えると不可能でしょうね
      最低でも1991年の国境線の復帰、欲を言うならロシアの一部の割譲でしょう

      当時のウクライナは間違いなく戦勝国でした、戦勝国が敗戦国の言い分を飲んで領土を割譲してあげるなど聞いたことがありません

      • Mr.R
      • 2024年 11月 08日

      ヘルソンやハルキウ方面の奪還、22年の9月なのでもう2年以上も時間が経ってしまったんですね······

      19
      • 理想はこの翼では届かない
      • 2024年 11月 08日

      大体はブリカスのせい (※個人の偏見です)
      ブリカスが無責任に唆したから停戦できなかった (※個人の偏見です)
      ブリカス滅ぶべし (※個人の偏見です)

      56
        • TKT
        • 2024年 11月 08日

        イギリスはいよいよ現在、野党である保守党の党首までナイジェリア移民の黒人女性とかになりましたからね。もはやアングロだとか、サクソンだとか言えない国家となりつつあります。

        この先、グレートブリテンという国家が存続したとしても、それはもはや西欧白人の国家とはいえないものかもしれません。ウクライナの過激な民族主義者を全力で支援し続けた結果としてはあまりにも皮肉です。

        6
      • イーロンマスク
      • 2024年 11月 08日

      ギャンブルで勝ってる時に辞められるか?
      株が上がってる時に売れるか?
      それが答え

      52
        • Mr.R
        • 2024年 11月 08日

        やめてくれカカシ、その術はオレに効く······

        28
        • どねつくぼうし
        • 2024年 11月 09日

        負けてる時は損切りしてくださいよ
        ナンピンするならせめて自分の金でやってください他国の金をアテにするなと

        19
      • nachteule
      • 2024年 11月 08日

       後でならなんとでも言える典型ですね。支援がどうなるかロシア軍がどのように対応出来るかなんて当時に見通すのは不可能です。やったらやったでこんな所で講和かと言う人が居たんじゃないですかね。
       ウクライナが辞めたくても力による現状変更をよしとしないスポンサーの意向が無視出来たか。

       仮に講和したとしてもNATOやEU加盟は果たされずに戦力消耗がそこまでではないロシアが好きなタイミングで再侵攻可能な環境が残されたみたいな状況もありえる訳で、早期講和が正解だったかは神のみぞするでしょう。

      12
        • 通りすがり
        • 2024年 11月 08日

        早期講和が正解だったかは神のみぞ知る
        されど、2年8ヶ月以上の徹底抗戦が間違いだったことは人間にも分かります。より言えば、コメディアンを大統領に選んだことが間違いだった。そして、NATO加盟という世迷言に走ったコメディアン上がりに早期講和を図る政治力などありはしなかった。

        47
          • レプタリアン
          • 2024年 11月 09日

          そもそも欧州に唆されて暴力革命しなかったら、クリミアもウクライナ領のままだったんだなぁ

          31
            • かぼ
            • 2024年 11月 09日

            ウクライナの民族主義者が主導して欧米が協力の下で暴力革命政権を作ったのでそもそもウクライナ全土をその民族主義で統一するのに無理があった
            ロシア語話者が多いのにロシア語禁止とかロシア系勢力を議会で強制排除とか実態は民主主義からは程遠い内容
            逆に反発から東部が分離するのも当然の流れ
            強いて言うなら民族主義者が多い西部が分離独立を目指すぐらいが妥当だったと思われる

            17
              • ras
              • 2024年 11月 09日

              産業的弱者の地域が分離独立はさすがに難しい、というか現代ではそうそうないし、支援もつかず不可能です。
              たいていの現代分離独立運動は、独立主体とは裏腹に戦略資源などの確保が目的で外国が援助して行われるもので、まさにロシアが対抗で仕掛けたドンバスとクリミア分離がそれですね。
              一応その文脈で言えば、旧ソ連地域のウクライナをロシア側から分離するために民主化支援金であり、その目的自体は達成されてました。

              対立を煽らない程度のナショナリズムでの融和がマイダン後にできたら良かったと思いますが…やはり選挙を覆すクーデターというのは結局暴力的排除で、無血だろうと平和的民主化運動は不信によって道が絶たれやすいのです。

              3
        • Hakugen
        • 2024年 11月 09日

        孫子の兵法の始計篇では、戦えばどうなるか事前に見通すべき旨を述べています。
        「見通すのは不可能」というのは、戦うべきではない、戦いを避けるべき、ということです。

        ロシアは、「戦えば勝てる」と当初から見通していましたし、「ウクライナは早く講和する方が身のためだ」ということも知り尽くしていましたよ。

        8
    • toto
    • 2024年 11月 08日

    N-15やT-0518に近づかれれば補給路が断たれる。なので後方まで守らねばならない。
    ソンツィフカ集落内にグレーゾーンが伸びているから、北からも狙われている。
    エリザベティフカの南で前進されてるから、南部も兵を置かねばならない。
    そして、東は既にクラホヴェの郊外に達している。
    うーん、兵士が絶対的に足りませんね。大釜の大きさに比べて、クラホヴェが割と前のほうにあるから殊更に補給路が狙われやすい。

    34
    • 2024年 11月 08日

    クルスクに北朝鮮軍が投入されたらウクライナ軍はさらに苦しくなりそうな展開だな。
    突破の先鋒はロシア軍がやるとしても掃討と逆襲に備えた陣地固めを任せるだけでロシア軍は更に進める。
    その仕事は複雑な諸兵科連携の練度も不要なので北朝鮮兵でも充分機能する。敵味方さえ間違わなきゃいいのだから。

    43
      • D-day
      • 2024年 11月 08日

      その北朝鮮兵がいるクルスクで攻勢されてるからゼレンスキーが北朝鮮兵士に死傷者と吹聴しているのだろうと裏読み。
      不利な場所でのありもしない、または戦況には影響しない戦果やトピックを公表するのはプロパガンダの典型的な定型文みたいなものですし。
      北朝鮮兵士は工兵任務と後方警備だと思いますよ。損害は出るとは思いますが。

      63
    •  
    • 2024年 11月 08日

    ここに来て管区を跨いで南と北の端と端で機械化攻撃が始まった件は注目に値しますね
    かねてより陣地攻撃を成功させるようになったロシア軍の次の課題は追撃戦における戦果拡大にありましたが、やはりこの点で機械化攻撃は必要不可欠な要素だったのでしょう
    しかし非線形会戦下における機械化部隊の集中運用は被観測性において不利であり、その致命的デメリットが本戦争で繰り返し実証されてきたものであることは周知の通りです
    逆にそうであるからこそ、今回のドネツクとクルスクにおける機械化攻撃はロシア軍にとって実験的な側面を含んでおり、一見して「伝統的」に見えてもここ3年弱の研究成果から導かれた最新鋭の教義を採用したものであると思われます

    33
      • Easy
      • 2024年 11月 08日

      いや、単にローテーションで送られて来た内地の部隊が、最新の戦術に対応出来ずに昔ながらの作戦をやってるだけかもしれませんよ。
      何日か前にどこかで無駄な機甲突撃やって1日で二桁の戦闘車両溶かしたロシアの部隊指揮官が、ロシア側のテレグラムで糾弾されてました。
      相変わらずの「死なないと覚えないロシア軍」のような気がします。ただ、死ぬと覚えるから厄介なんですが。
      ウクライナに良いニュース
      ・ロシアも無敵ではない、ミスをする指揮官はたくさんいる
      悪いニュース
      ・ロシアではローテーションがしっかり回っており,休息も装備も十分な部隊が前線にやって来ている、そしてそれが戦訓を吸い上げてアップデートされていく

      44
        •  
        • 2024年 11月 08日

        シベルスクならそうだったかもしれませんが、ロシアにとって最も重要度の高いドネツクとクルスクで同時にというと単なるミスとは思えません

        1
        • 田舎者
        • 2024年 11月 09日

        可能性としてはどちらも有り得るでしょうが、“一見して「伝統的」に見えてもここ3年弱の研究成果から導かれた最新鋭の教義を採用したものであると思われます“と解釈した方が有益ではないでしょうか?

        最新鋭であれば試行錯誤の段階であって失敗もあるでしょうし、結局は過大評価だったとしても、まずは伝統的戦術との違いを観察分析しても良いかと。

        7
      • kitty
      • 2024年 11月 08日

      miltermさんとこの

      ウクライナにおけるロシアの戦争のやり方:90年にわたる軍事的アプローチ

      と言う記事がとても興味深かったです。

      18
    • 七資産
    • 2024年 11月 08日

    トランプ勝利で停戦圧力かかるのを見てクルスク奪還に動いたとみるべきかな?
    トランプ就任は来年1月だが気象も考えると今から動かないといけないとみたか?

    • 58式素人
    • 2024年 11月 08日

    他所の記事を見ていたら。
    ロシア軍の北朝鮮製の軽機関銃が捕獲されたとか。
    73式と言うそうで、外観が英国のブレンや日本の99式に少し似ています。
    ベルト給弾ではなく、30発のボックスマガジンを銃の上から挿しています。
    ロシア軍はどうしちゃったにかな。
    弾は7.62×54R出そうだから、DP28を出した方が良いのでは?。
    多分、何処かにしまっているでしょうし。

      • 58式素人
      • 2024年 11月 10日

      また、別の記事によると。
      北朝鮮兵は、ロシアの第810独立海兵旅団に編入されたとのこと。
      海兵旅団となると、最前線なのでしょうね。
      一部で言われている後方での勤務ということはなさそうな様子。

    • Mr.R
    • 2024年 11月 08日

    FIRMSにて確認。本日も天候不良のためウクライナ北部および東部の大部分を確認できず。

    ドネツク
    クラホヴェ市内、N-15沿いで反応
    ヘルソン
    Hola Prystan北東の中洲で反応。ダーチャでしょうか? Googleマップでは川沿いに住宅らしき建物が並んでいます。
    ノーヴァ·カホフカ市内北西部の道路沿いで反応

    EOブラウザで昨日更新されたsentinel-1のSAR画像で、ロストフ州タガンログ東方の防空陣地近郊で反応がありました。反応がSAMであればタガンログの空軍基地や防空陣地近くの橋を守っているかもしれません。

    8
    • 2024年 11月 08日

    クルスク州周辺は先週末くらいから寒波が来てました
    戦闘が止まっていたのはその影響でしょうか?

    なお、クルスクで撮影されたとされるウクライナ兵のご遺体が多数記録された動画をみましたが、どのご遺体も傷が殆どなく妙に綺麗でした……

    雪が積もっていたので、この寒波後だとは思うのですが、冬装備は大丈夫だったのでしょうか?
    もしかして低体温で……

    32
      • たむごん
      • 2024年 11月 09日

      情報ありがとうございます!
      遺体に損傷があまりないという事は、現地は相当寒くなってきていますね…

      気温が低く、乾燥していれば、腐敗しにくくなります。
      現地の気温1桁~氷点下ですから、冬装備・燃料があるのか気になりますね…

      11
      • どねつくぼうし
      • 2024年 11月 09日

      遺体に損傷がないのはロシア軍が毒ガスを使ったからだ!
      等と荒唐無稽なプロパガンダをはじめる輩が現われなければいいのですが…

      13
    • ホンマカイナ
    • 2024年 11月 08日

    歩兵をBMPに乗せて突進てことは
    対戦車火器や地雷、ドローンによる抵抗が
    ほとんど無いって話になる

    クルスクのウクライナ兵は一軍で
    ロシアは車両不足な上に
    すぐ降伏する二軍という話でしたが
    また胡散臭くなってきた

    32
      • Mr.R
      • 2024年 11月 08日

      それはクルスク侵攻当初の話では? 国境警備の兵隊がそれなりに捕虜になったのは事実でしょう。彼らを見捨ててアフマトが逃げたとも言われていますし。
      逆に今では155や810等精鋭な海軍歩兵も投入されています。

      19
        • 伊怜
        • 2024年 11月 09日

        海軍歩兵どころか第76親衛空挺師団も投入されてるんじゃなかったか
        完全に詰めの段階だよこれ

        13
    • cosine
    • 2024年 11月 08日

    ロシアにとって領土や資源の奪取が不要というわけではないですが、鉾を収める条件として絶対に譲ることができないのは「喪失を補って余りある人口増加の確約」。
    もちろん流石に人口増加のための「特別作戦」ではないはずですが、決して少なくは無い犠牲への国内からの批判に蓋をするためには不可欠でしょう。

    ロシア兵が討たれる度にロシアの要求は吊り上がるも同然であり、これ以上抗戦しても喪うものプラス奪われるものとで重加算になってしまうだけのような…

    21
      • 匿名
      • 2024年 11月 08日

      大体の戦争ではそこまで酷くなる前に講和・降伏するもんなのにな

      1
    • マンゴー
    • 2024年 11月 08日

    これ、大統領選の結果を待ってたな……
    ホント恐ろしい連中だな、クルスクのウクライナ軍は遊ばれてただけだ

    30
      • 通りすがり
      • 2024年 11月 08日

      ロシアにしてみれば、どちらに転んでも焦る必要がなかったですからね。
      トランプはウクライナ支援反対、ハリスだとしても国内で虐殺を非難されるガザやイスラエルの対処が優先される。(加えて、民主党は優柔不断)

      28
    • kasugi
    • 2024年 11月 09日

    ウクライナに比べ余裕はあるとは言え、ロシアの側も「時間は味方」と言えるほど余裕はない
    「特別軍事作戦」の枠はなるべく出たくない以上、国力全ツッパとはいかないし

    ウクライナの士気を決定的にへし折るイベントについては、何かしら考えていることでしょう

    クルスク奪還はその一つになり得ます

    11
      • 宇領が失われた訳ではない
      • 2024年 11月 09日

      >>ウクライナの士気を決定的にへし折るイベント
      それこそポクロウシクを含む南ドネツク全域の攻略ではないでしょうか?
      クルスクが失敗したところで、大統領と総司令官の威信は失墜しても、ウクライナ世論はあらゆる意味で変わらないので戦争は終わらないかと。

      1
        • kasugi
        • 2024年 11月 09日

        その地域を重視してるのはあくまでも軍事的視点から戦線を追ってる者の視点であり、そうした情報に疎い一般の目線では「また町が一つ落ちた」という印象しか残らないでしょう
        このまま漸進的に戦線が動いても、キーウにもう一度踏み込まれるまでウクライナ国民に衝撃は与えられないと思います

        しかしながらクルスクを喪失し、形だけでも「攻め返している」という状況が「一方的に攻められている」に戻ってしまうのは、町の名前を知らない人間であっても無視できない変化です

        8
          • ウクライナ世論
          • 2024年 11月 09日

          ウクライナ紛争に完全に興味を失った西側諸国ならともかく、ウクライナ世論は既にクルスクでも劣勢だと気付いている筈です。ならば無意味なロシア領の占領地よりウクライナ領土を優先して欲しいと言うのが世論ではないでしょうか?

          2
            • kasugi
            • 2024年 11月 09日

            ウクライナメディアの報道はゼレンスキー大統領やシルスキー司令官の主張を垂れ流し、ロシア軍の犠牲を強調するばかりで、本邦のネットメディアとあまり変わりません
            (というか本邦のネットメディアがウクライナメディアの垂れ流しなのですね)

            このブログで引用される「ウクライナ国内の情報」は、兵士個人らの証言や英米特派員による独自取材が主ですが、そうした実情を取り上げる「キエフ・インディペンデント」などの国内メディアは少数で影響力も小さく、国民には届いていないと思われます

            9
              • 航空万能論GF管理人
              • 2024年 11月 09日

              ウクライナメデイアの報道に継続的に目を通した上での印象なんですか?

              管理人には苦しい、厳しい、劣勢だが主流のように見えますけど?

              5
                • kasugi
                • 2024年 11月 10日

                劣勢と言っても程度が違うのです
                ウクライナメディア最大手1+1のニュースサイトTSN.uaでは、人員不足やローテの滞りについては触れられていますが、このサイトで指摘されているように虚偽報告や士気崩壊により前線の秩序が失われていることに触れている記事は見当たりません
                「精鋭なるウクライナ軍は最善を尽くしている(だから世界は支援しろ)」というゼレンスキー氏の主張から逸脱しない報道です

                「ロシア軍が電動スクーターで射撃の的になってる模様」とか「ロシア内部分裂の可能性」とか、本邦ネットメディアと同種の頭の痛さが生じる記事も散見されます

                6
                  • 航空万能論GF管理人
                  • 2024年 11月 10日

                  そこまで踏み込むかどうかは各メディアで異なりますが、2023年夏に反攻作戦が失敗した後「戦争に対す楽観的な状況認識」はほぼ見かけなくなりました。

                  各報道機関は大統領府や軍の公式発表を必ず報じますが、前線状況は軍の発表ではなく「DEEP STATEの報告」「海外の主要紙」「国内外の軍事アナリスト」を引用して書かれていることが多いため「ウクライナメディアの報道はゼレンスキー大統領やシルスキー司令官の主張を垂れ流し、ロシア軍の犠牲を強調するばかりで、本邦のネットメディアとあまり変わりません」という意見には賛同出来かねます。

                  あと交戦中の国なのだがら「相手の犠牲を強調するのは当たり前」で、ロシアでは軍の信頼性を損なうような情報発信は法律で禁止されており「自軍の犠牲の大きさ」など絶対報じませんし、それこそロシア国防省の「美しい報告書」を垂れ流しているだけで、公に政府や軍を批判しません。

                  まだ政府や軍を批判できるウクライナメディアの方が健全だと思います。

                  2
                • kasugi
                • 2024年 11月 10日

                ただクルスクの失陥が空気を変えるという予想(期待)は外れそうです
                「目的を果たしたから帰るだけ」だという言い訳が先んじて用意し始めたようです

                リンク

                4
    • 赤狐
    • 2024年 11月 09日

    今の流れは凄く分かり易いので、あれこれコメント書いてもな、って思うんです。
    一応書いてみたが「これ既にわかってるような事の確認ですよね」ってなったので。

    ロシアも勿論苦しいでしょうが、苦しいとしても今までに比べると全然楽でしょうね。
    トランプ政権になったというよりも、議会まで共和党が強くなったというのは、これはもうウクライナ支援に対しての拡充はトランプ政権においては余程何か起きない限り無理です。余程何か起きても米国自体を脅かす展開にならないと支援の大きな積み増しは無理です。
    停戦を成立させるために支えるための支援は多少やると思いますが、それも何時まで続くかわからない。中東の怖いおじさんが「あまっているのなら俺達に全部よこせ!」ってすると思いますし、ゼレンスキーもそれについては文字通り何も言えないでしょうから。
    一方ウクライナは大変なわけで、少しでも状態がいい形で戦後を迎えたいならば停戦に向けての動きはこれで待ったなしになりました。ゼレンスキーがどう思っているか、なんならウクライナ市民がどう思っているか関係なく、これからは停戦に向けて動かざるを得ません。
    したくならしなくてもよいのですが、結果は悲惨なものになると思います。

    でも、ここからロシア有利の停戦はゼレンスキーの事実上の指導の失敗であり、失脚となります。
    だから停戦に向けて動く事は無理かなとも思います。EUも英米も停戦させないように様々な協定を結びすぎました。(なんであんな事するんだ……)と俺は思ってましたけどね。手を縛るから。
    西側全体に言える事ですが「物凄く頭が悪い……」って感想は否めません。ケースBを想定してない。

    20
      • Mr.R
      • 2024年 11月 09日

      停戦させるつもりはない。でも自分達の兵器でロシア人が死ぬとプーチンが怖いからやめてほしい。
      あ、ネタニヤフさんお疲れ様ッス! 追加の兵器ッスか? どうぞどうぞ、女子供もイスラム連中はみーんなハマスですもんね!
      通るか、そんなもん······!(個人の感想です)

      19
        • 赤狐
        • 2024年 11月 09日

        今となってはNATOの長距離兵器でモスクワなどを攻撃させたくないのはこれもやはり中東がらみかなと思います。
        ロシアとしてみるとロシアを応援してくれる、あるいはロシアに対して敵対的では無い組織や国が、「ミサイルやドローンを売ってください」って言い始めたらそれを拒否する理由が無いんですね。
        そして今そういう勢力がどこかというと「中東の怖いおじさん達に苛められている国とか組織」なんです。しかもあのおじさんも何ならそこの政府もロシアに対して非常に敵対的になってますのでますます理由が無い。
        相場で買ってくれるならロシアに取ってみると渡りに船なんです。売らない理由の方が無い。
        ただそうなると米国は非常にお高いスタンダードミサイルやらでその糞安ミサイルとかを相手にする事になります。流石の米国でも破産ものです。
        これが怖いだけじゃ無いかと思います。

        プーチン「もうしょうがない。経済的にも苦しくなってきたので中東に余ってるミサイルとドローン売ります!」

        しかももう酷い経済制裁を受けているのでこれから更に制裁されてもあまり変わらないのです。西側はロシアが腹を決めたら止める方法が無いのです。
        「西側と争いたいつもりは無いよ?」と先日表明しましたが、これはやんわりとした脅しでもあるでしょう。
        「今は」が実はついていると思います。
        そういう訳でボールは西側にあるのです。西側諸国が決めなければいけない。これからどうしたいのかを。

        8
      • Hakugen
      • 2024年 11月 09日

      ロシアにとっては、独ソ戦と比べたら序の口というか苦しいうちには入らないでしょう。
      プーチンも当初から、「ロシアはまだ本気の全力を出していない」と言っていましたし。手加減しながら戦っている、くらいなのでは。

      8
    • カウントダウン
    • 2024年 11月 09日

    シルスキーがクルスク撤退を検討
    ウクライナの例の国会議員が暴露したらしく
    そろそろマスコミも騒ぎ出しますね

    12
    • どうせまた縁故人事
    • 2024年 11月 09日

    最早残ってるのかも怪しい、ゼレンスキー大統領、シルスキー総司令双方の権威が更に低迷しますね。これで総司令が有為な人物に変われば、ウクライナにとってもプラスなのですが。

    6
    • シヴェルシク司令部はコメディアン
    • 2024年 11月 09日

    私の素人分析ではロシア軍は
    クラホヴェ、アンドリーフカ→ヴェリカ·ノボシルカ→ポクロウシク→コンスタンティノフカ→クラマトルスク
    と包囲しながら北進してくるのではないでしょうか?
    ザポリージャ、ドニプロ侵攻も十分あり得ますが、この北進が安牌かと。
    分からないのはオスキル川方面で、幾ら不安定化しているとは言え、ロシア軍のオスキル川東岸制圧が何時になるのか?南からロシア軍がクラマトルスクに迫るまでにリマン、シヴェルシク辺りまで侵出してるのかも怪しい

    6
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