ウクライナ戦況

ロシア軍がオスキル西岸で5つ目の拠点を占領か、複数方向からスームィ州に侵入?

ロシア国防省はクピャンスク方面ドヴォリチナ方向について25日「オスキル川西岸のトポリを解放した」と発表、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは「ロシア軍がスームィ州ジュラフカ方向だけでなくノヴェンケ方向にも侵入した」「この方向の攻撃はスジャへの移動を遮断することだ」と報告した。

参考:Министерства обороны Российской Федерации  о ходе проведения специальной военной операции (по состоянию на 24 февраля 2025 г.)
参考:Купянское направление: официальное освобождение Тополей обстановка по состоянию на 8:00 25 февраля 2025 года 
参考:Курское направление: бои на границе с Сумской областью обстановка по состоянию на 18:30 24 февраля 2025 года 

ウクライナ軍が保持しているクピャンスク方面オスキル川西岸の拠点はカムヤンカ、クラースネ・ペルシェ、カリノヴェ、ホルビフカの4拠点

RYBARはクルスク方面について今月22日「ロシア軍が国境を越えてジュラフカ方向に前進している」と報告していたが、24日「ロシア軍がスヴェルドリコヴォの西でウクライナ軍を国境付近まで押し戻した」「ジュラフカ方向とレベデフカ方向で衝突が続いている」「ロシア軍が国境を越えてノヴェンケ方向の森林地帯で徐々に支配地域を広げている」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

今のところロシア軍がスームィ州に入ったことを裏付ける視覚的証拠はないが、RYBARは「ロシア軍がジュラフカ集落の約半分を支配している」「ロシア軍がスヴェルドリコヴォから南下してノヴェンケ方向に前進している」「この方向の攻撃はスームィ州ユナキフカとクルスク州スジャの間の移動を遮断することだ」と主張しており、RYBARが更新した戦況マップではグレーゾーンがノヴェンケ集落の郊外に到達している。

DEEP STATEはクピャンスク方面ドヴォリチナ方向について2月上旬「ロシア軍がオスキル川を渡河してトポリ郊外に足場を築いた」と、RYBARも17日までに「ロシア軍がオスキル川を渡河してトポリ南西に新たな足場を築いた」と報告し、視覚的にもウクライナ軍がトポリ南西のオスキル川西岸でロシア軍を攻撃する様子していたが、ロシア国防省も25日「トポリを解放して戦術的状況を改善した」と発表。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

RYBARも「ロシア軍がオスキル川西岸のトポリを占領した」「ロシア軍がトポリの西に位置する森林地帯に前進して足場を築いた」と報告し、ノヴォムリンスク、ザパドネ、ドヴォリチナ、フィホリフカと同じようにトポリ占領はオスキル川を渡河する形(ベルゴロド州側からの攻撃ではないという意味)で行われたと付け加え、視覚的にもウクライナ軍がトポリ集落中心部=でロシア軍を攻撃する様子が登場した。

ロシア人らはノヴォムリンスク、ザパドネ、ドヴォリチナ、フィホリフカを占領したと主張し、DEEP STATEは「ノヴォムリンスク以外は完全に占領されていない」と主張しているものの、ほぼ3拠点がグレーゾーンに収まっていると認めており、今回のトポリ占領が事実なら「ウクライナ軍が保持しているクピャンスク方面オスキル川西岸の拠点」はカムヤンカ、クラースネ・ペルシェ、カリノヴェ、ホルビフカのみだ。

追記:RYBARは他にも「コンスタンチノフカ方面やヴェリカノボシルカ方面でロシア軍が前進した」と報告しているが、こちらはDEEP STATEの更新をまって記事にする予定。

関連記事:嘘報告が繰り返されたシヴェルシク方面、ロシア軍がビロホリウカをほぼ占領
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関連記事:ロシア軍がヴェリカノボシルカ方面で前進、シヴェルシク方面でも動き
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України

嘘報告が繰り返されたシヴェルシク方面、ロシア軍がビロホリウカをほぼ占領前のページ

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コメント

    • 2025年 2月 25日

    クピャンスクを包囲するための西岸への渡河だと思ってたけど国境沿いのとこまで拡張するということは、22年当時の兵站の要だったベルゴロドからの鉄道補給を復活させるための緩衝地帯確保の意味もあるかな。

    24
    • 名無し
    • 2025年 2月 25日

    こんなどうでもいい情報、レスつかないんだから
    早う政治の話題プリーズ
    ここの住民は政治の話題を求めてる!

    2
      • 弾正
      • 2025年 2月 25日

      そんなことはなくて正確な戦況分析はぜひ欲しいです。

      102
        • 弾正
        • 2025年 2月 25日

        国際政治の情報はメジャーメディアでも表面的にはそこそこ拾えますし、なにより戦時の政治は戦況によって動きます。

        36
        • cosine
        • 2025年 2月 25日

        「正確」かどうかは管理人にも分からないでしょうけど…
        さておき、ロシア側・ウクライナ側双方の優先しているところと優先度を下げている(下げざるをえない)ところが、何となく見えてくるような戦況ですかね。

        …もしかしたら、ポクロフスクはロシア領ではない、ただしウクライナ領でもない、「米国接収地」だ、みたいな取引がされていたりとか?

        3
          • 2025年 2月 26日

          英国防省“ロシア軍など死傷者86万人以上も犠牲いとわず進軍”(NHK)

          メジャーメディアなんて未だにこんな感じですね。足し算引き算も出来ないらしい。

          11
            • 2025年 2月 27日

            メジャーメディアがそうなのはどうでも良いですが自衛隊公式がそれ鵜呑みにしていて、政治家へのレクチャーもそれなので多少なりとも現地情報知っている秘書連中と外務省が頭抱えているとか。害務省ことチャイナスクールが頭抱えるて

            1
      • byecken
      • 2025年 2月 25日

      一緒にするな出ていけ

      44
      • ジャム
      • 2025年 2月 25日

      むしろ逆で、停戦話は言葉のやりとりだけでNATO永久非加盟をゼレンスキーが了解しない限り成立し得ないんだから、
      当面続く軍事の記事のほうが内容の薄い政治の記事よりはるかに大事。

      59
      • コンビニ
      • 2025年 2月 25日

      政治ですか…選挙開始したら一時停戦が前提のハズですよね……?(ニュースでは停戦→選挙→条約交渉だと書かれていた筈)

      なぜ皆選挙会場爆撃するって言いだしているの…?
      (Twitterの)もへもへさんまで言い出してるし…イミワカラン

      30
        • NHG
        • 2025年 2月 25日

        停戦を裏付ける条約交渉前なんだから何でもありっちゃり
        まぁ、わざわざ選挙会場を狙ってヘイト稼ぎするかって言ったら疑問だけど(アメリカのメンツつぶすことにもなるしね)

        3
        • 千葉のとおりすがり
        • 2025年 2月 25日

        そもそもその停戦とやらが仮に結ばれたとして
        遵守されるか極めてあやしくない?ウクライナ東部紛争と言われてた2014~2022の間何回衝突してたか考えると停戦中にも普通に攻撃あっておかしくないんじゃと思うのは穿ちすぎかね

        緊張高まるウクライナ東部、停戦違反10倍に 米露が牽制合戦 産経2021/4/6 より
        「停戦を監視しているOSCEの報告によると、4月2日までの1週間、1カ月間とも、1日平均当たりの停戦違反回数は約100回だった。しかし4月3日は一気に1千回を超えた。」

        6
          • 伊怜
          • 2025年 2月 26日

          ロシア軍ではないので当事者ではないですよと言い張ってたドンバス紛争当時と、ドネツクルガンスク民兵がロシア軍に編入されてる今とじゃ状況が違うのでなんとも

          3
        • kitty
        • 2025年 2月 25日

        選挙会場爆撃ですか。
        どこの選挙かは知りませんが、イスラエルが爆殺したヒズボラ指導者のレバノンでの葬式会場に戦闘機飛ばして威嚇したというのにはドン引きです。
        まあ集まった人間に爆弾落とさなかっただけ理性的?なのか。

        13
        • 2025年 2月 26日

        そもそも選挙は支持率4%のゼレンスキーを引きずり下ろす正当な手段なので集まった民間人を爆撃するはずが無いですね。

        1
          • Mr.R
          • 2025年 2月 26日

          4%はガセだとあれほど···

          2
        • 2025年 2月 27日

        あれは池内さんを全否定して罵倒するためだけにひねり出されたヒステリー反応なので論理で見てはいけません

      • 2025年 2月 25日

      政治の話題はどこでもやっていますからね

      ここは戦況をまとめてくれるので助かる

      28
      • なんとも
      • 2025年 2月 25日

      自分も現在の戦況を追えるのは重要だと思いますね。
      どんな形になるかはさておき、停戦や講和は既定路線です。国連総会と安保理の採択を見ればわかりますが、平和路線は一致。各論の相違をすり合わせる段階です。

      どれほどの領土がロシアになり、ウクライナになるのか?すでにステージはそこに移っています。そして、欧州が参戦しない以上、ロシアは損害少なく、取れる領土を取る。ウクライナはどれだけ粘って守られるか?綱引き中ですので。

      3
    • たむごん
    • 2025年 2月 25日

    国境から直接、オスキル川の西岸に直接物資を運べれば、渡河するよりも補給は容易になりますからね。

    橋頭保拡大・部隊増強、道路整備などが行われるのか注目したいと思います。

    13
      • 無名
      • 2025年 2月 25日

      トポリが陥落したか、陥落の危機って状態なのに、いまだにロシア軍が国境沿いから攻撃してこないって事は、国境沿いにまだウクライナ軍の精鋭部隊がいるか、密な地雷源が拡がっているのでしょう。

      9
        • たむごん
        • 2025年 2月 25日

        国境沿い、どうなっているのか気になりますね。

        ロシア=ウクライナ国境から、ロシア側の街ウラソヴォに、貨物列車が停車したりしているのがGoogleMapで見えるんですよね(50.079724, 38.057316)。

        ここから物資を車輛で運ぶのか、もう少し先まで鉄道で運搬したりしていくのか、少しに気になっています。

        4
      •  
      • 2025年 2月 26日

      地形からしてトポリから南下なんて無理

      4
        • たむごん
        • 2025年 2月 26日

        なかなか難しい地形ではありますね。

        1
    • 七志
    • 2025年 2月 25日

    スームィ州の情勢悪化がクルスク州のウクライナ軍の寸断and殲滅戦の移行する前兆だとしたら、元来の「クルスクにウクライナ武装組織がいる限り停戦交渉は始まらない」というロシアの立場からしたら停戦へのカウントダウンが始まったというふうに取れるのかな?

    個人的に、ポクロウシクやシヴェルシクなどの都市を落とすまではクルスク奪還作戦開始しないのではないかと思ってたけど、これもトランプ効果なのだろうか?

    クルスクのウクライナ軍、完全に包囲環完成させられたら、どうなるんだろうか。
    ロシア的にはテロリストに近い、不法越境攻撃してきたウクライナ人武装勢力みたいな扱いだったりしていたような……

    包囲環が完成する前に、五体満足なうちにウクライナ領内に戻ってほしい。ロシアに捕まる前にウクライナに逃げることが出来れば助かるんだから……

    3
    • 通りすがりA
    • 2025年 2月 25日

    個人的に気になっているのは、ゼレンスキーはスジャを“いつまで”保持せよと命じているのか。
    このペースで補給路に迫られるのでは、2ヶ月後には兵站線が物理的に切られる可能性が高い。そこまでに停戦合意に到れるなら、「合意まで持ちこたえろ」で済むが、拗れた場合には全てを失う。前線が保てる時間には制限があることを、ゼレンスキー政権は理解できているだろうか。

    2
    • 無名
    • 2025年 2月 25日

    スヴェルドリコヴォに対しては、ウクライナ軍が再度国境を越えての大規模な攻撃を試みたけど、国境を超える前から砲撃とドローンで複数の戦車や装甲車両を失っていた。
    恐らく国境沿いの地雷とかは攻撃のために一時的にウクライナ側によって撤去されてるから、ウクライナ軍の進撃ルートを逆に辿れば地雷を気にせずスームイ州に入れますからね。
    大規模じゃないにしても、越境攻撃部隊を送り込んだ可能性はあります。

    14
    • ななし
    • 2025年 2月 25日

    >ロシア国防省も25日「トポリを解放して戦術的状況を改善した」と
    トポリは「ドンバス」ではないのですがね、、、「解放」とは?

    まあ今さらこんなツッコミをいれてもしょうがないですが、
    ハッキリしたのはロシアはこの地域も緩衝地帯として削り取る気
    満々ということで、スームィ・ザポリージャ・ドニプロも全て
    ウクライナが抵抗する限り、ぶんどるつもりですね。
    ウクライナが土下座するまで殴り続けるつもりですな(ため息)

    アメリカが蜘蛛の糸(イバラまみれで血まみれになりますが)を
    垂らしているのだから、それにウクライナは乗っかるしかないと
    個人的には思いますがねえ、、、

    15
      • hoge
      • 2025年 2月 25日

      このブログに来てる人には釈迦に説法だろうが。
      2022年に講和せず、その後にロシアを何らかの形で打ち負かすこともできず、
      戦線が膠着してしまった時点でウクライナの運命は決まっていたのだな。

      降伏か撃滅。
      程度(プロセスと戦後の扱い)の違いこそあれど結果は変わらない。
      だからウクライナには上手く負ける必要があって、その機会もいくつかあった。
      トランプの無茶振りもきっと戦後には「そうだった」と評価される類のものだろう。

      とにかくウクライナはどんどん酷い方へ行っている。
      腐った支配階級の下で生きる国民とはかくも悲惨なものか。

      47
        • なんとも
        • 2025年 2月 26日

        そうなんですよね。
        2022年に講和できなかった時点で、ウクライナは王手でした。それだけでも、悪手だったのに、23年の反転攻勢が大失敗で大ダメージを負って今に至っています。

        ちなみに、ウクライナ国民にも責任があって、革命やクーデターをしなかったことがそれです。無能であることがわかった時点で、ゼレンスキーを引きずりおろす必要がありました。でも、それをしなかった。
        こうしてみると、指導者の格の違いが全てを決めたかもしれませんね。

    • nk
    • 2025年 2月 25日

    この方面の戦略的目標はクピャンスク奪取だと推測されるので、オスキル川西岸への補給線の改善としてカムヤンカ攻略並びにオスキル川西岸の制圧作戦とクピャンスクにはまだ相当数のウクライナ軍が存在し相当固く守っていると推測される為陽動として北西コロディアズネ方向へ攻勢もあるかなと思う、ロシア軍はウクライナ軍は強敵であり甘く見れないという評価をしていると思うので時間かかるが地道に確実に進めるのではないでしょうか。

    12
      • ななし
      • 2025年 2月 25日

      ロシアもクピャンスク・ポクロウシク・クラマトルスク・
      スリャビンスクなど大都市攻略戦は自軍の被害も大きく
      また戦後復興の為、廃墟にしたくないのだと思います

      ヘビー級ボクサーが軽量級ボクサーをコーナーに追い詰めて
      ひたすらジャブで衰弱させているような状況でしょうか
      郊外の小中都市を落とし、「ジャブを繰り出して殴り続け
      ウクライナを衰弱させ続けて」降伏してくるのを待って
      いるのだと

      20
    • お茶
    • 2025年 2月 25日

    クルスク方面は「ノヴェンケにも来るかな〜」とか呑気にコメントした覚えあるけど、それどころじゃなかったなこれ。まさかダリノ南方全域で平押しされるとは。
    RYBARに従えばユナキフカ-スジャ間方向への攻勢ってことになるけど、一見するとユナキフカ正面への攻勢にも見える。スヴェルドリコヴォから38k-030沿いに東進するための予備攻勢、つまり足場固めの可能性も捨てきれない。むしろ、ロシア軍は全部選択肢に入れてると見るのが自然かな。
    ウクライナ軍にとってまずいのは、防衛範囲が広大すぎること。RYBAR発表だけ信じても、防衛重心はスジャ-ユナキフカ間の38k-004〜H-07全て15kmという洒落にならん状況。現地ウクライナ軍指揮官の手腕が試されるね

    15
      • たむごん
      • 2025年 2月 25日

      地図通りの進軍ならば、仰る通り、本当に心配になりますね。

      マラヤ・ロクニャ~スジャまでも含めて、生命線の補給路まで極めて近くなってきていますから、補給が遅滞なく続けられているのか少し気になっています。

      6
      • col
      • 2025年 2月 26日

      露軍はスヴェルドリコに橋頭保を確保したので、そこから支配地を拡げたい。
      地図にノヴェンケが二つ並んでますが下の方は、Basivkaという集落です。
      スヴェルドリコは小さな集落なので兵を多く集めると、おなじみの遠隔攻撃で大損害を被る。
      この状態から030をスジャに行くのは難しいので、Basivkaが狙いではないですか。
      地図の黄赤の部分は何の遮蔽物もない農地なので確保は出来ないが、こことノヴェンケ方面からBasivkaに取り付きたい。
      ウ軍は、Basivkaとクリロフカ、グエボを取られたらクルスク全体が酸欠になるので、何が何でも抵抗するでしょうね。
      簡単ではないと思います。

      1
    • cosine
    • 2025年 2月 25日

    スジャ維持の生命線に、いよいよギロチンが落とされようとしているのでしょうか…

    6
    • Mr.R
    • 2025年 2月 25日

    このあと管理人殿のXに引用する形で2/24撮影のクルスク方面の衛星画像を貼ろうと思うのですが、マラヤロクニャの南、ニコラフカの辺りが特に砲撃が激しいです。あの辺りを切断されたら北のウクライナ軍は干上がるしかないため相当厳しいでしょう

    5
      • Mr.R
      • 2025年 2月 26日

      追記:ニコルスキーが正しい地名でした。失礼しました。

    • もへもへ
    • 2025年 2月 25日

    米露主導での停戦にウクライナと欧州が大反対してる以上、停戦せずにそのまま戦争は続くのではと思うようになった。

    あれだけメディア含めて大反対してる中でいざ停戦案がまとまったら分かりましたとは政治的に言えないでしょうし、自由と民主主義を掲げる陣営がロシアに膝を屈するなんて欧州のイデオロギー的に飲めるものじゃない。
    今の欧州の唯一の看板がイデオロギーなんだからそれに泥を塗るようなことはできないと思う。

    ウクライナもトランプ大統領の横暴ともいえる提案を蹴ったことでロシアとアメリカの横暴から国を守る為として国内により動員を進めやすくなるのではないか?
    それに領土割譲もまだまだ国民的世論的に難しいし、戦後復興も当てにしてたロシアからの賠償金が得られないのは厳しい。

    なので欧州とウクライナはアメリカ抜きで戦争を継続する必要が政治的にあると思う。

    問題はアメリカ抜きで勝算があるのかどうかだが、そこは”優秀”なウクライナ参謀本部とNATO(アメリカ抜き)参謀たちが考えることでしょう。
    きっと23年の反攻作戦の計画並みに素晴らしい計画ができると思う。

    16
      • らっく
      • 2025年 2月 25日

      要するに、勝つには強すぎ、負けるには弱すぎるロシア軍のせいでウクライナ大迷惑というわけですな。

      3
        • BAKA
        • 2025年 2月 26日

        ロシアの戦術が傭兵が多く牛歩戦術しかしないと言ってましたから
        負けるには弱すぎると言うより、少し進むと防御陣地構築
        迎撃に集まったウクライナ兵を爆撃、被害が多くなる為ウクライナ軍が
        迷惑してるようなことを戦況図の人が言ってました
        ポクロシウクで構築前にロシア軍を攻撃してロシア軍を押し返してたから
        見事なウクライナ軍と褒めてましたね、防御陣地構築されると
        被害を与えるのが難しいんだとか

    • paxai
    • 2025年 2月 25日

    トランプが既に支援カットに動いてるのが効いてそう。
    バイデンの頃は二週間に一度ぐらいのペースで追加支援貰ってたけどトランプになって既に一か月抜きでしょ?
    USAIDも日割りにすると50億円/日ぐらい貰ってた。止まったけど
    CIAも表沙汰に出来ない支援を多数やってたはず。これを金に換算するのは野暮だからしないけど。
    でも今は全員に早期退職勧告やってたし活動出来てるか怪しい。
    推測に推測を重ねるのは実態とかけ離れ易いので好ましくはないが・・・CIAが抜けた影響ってのもありそうで。

    12
      • 2025年 2月 26日

      トランプがふっかけた金額も実はそんな表に出せない支援の合計だったりするのかもしれませんね…

      1
    • らぐ
    • 2025年 2月 26日

    地図にノヴェンケが二か所ありますが、南の方はバシウカですね

    • col
    • 2025年 2月 26日

    追記:
    露系サイトの報告ではありますが、ウ軍の補給活動は夜間が中心になっているそうです。
    その夜間に18台の車両を失った様です。
    マラヤ方面の無血開城は必至ですね。
    スヴェルドリコを優先するべきだったでしょう。

    9
      • たむごん
      • 2025年 2月 26日

      情報ありがとうございます。
      敵地(ロシア領)に突出してるうえに、東西に幅がなくなったので、物資運搬リスクがかなり高く感じます。

      FPVドローンが、運転席・助手席のドアから車両に突っ込む、明るいうちの映像が複数SNSに流れていましたが、夜間も攻撃となると厳しいですね…

      6
    • 名無し
    • 2025年 2月 26日

    スームィ方面への侵攻が効いたのかウクライナ軍がクルスク占領地からの撤退の兆候があるってロシアメディアが報じてるみたいですね。
    仮に本当だとしてもタイミングが遅過ぎた感じはありますね。

    5
      • BAKA
      • 2025年 2月 26日

      確かに戦況図を見に行ったら未確認ですが兆候があると言ってますね
      退路が射撃圏内に入ってる為に無事に撤退できるのか注目です
      政治的にゼレンスキー氏が大変困ると思うのですが
      ほんとに兵士の命を考えたらなるべく急いだほうが良いと思います

      5
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