DEEP STATEとRYBARはクルスク、クピャンスク、スバトボ・リマン、クラホヴェ、ヴフレダルで「ロシア軍が前進した」と報告、特にクピャンスクとクラホヴェは危機的な状況に拍車がかかっており、クルスク侵攻によって状況が緩和したという主張は前線の動きとリンクしていない。
参考:Мапу оновлено!
参考:Кацапи сьогодні активно обстрілюють Гірник артилерією та КАБами
参考:Курское направление: отражение атак украинских формирований на всей протяженности фронта обстановка по состоянию на 20:00 21 сентября 2024 года
参考:Южнодонецкое направление: продвижение ВС РФ на нескольких участках обстановка по состоянию на 15:00 21 сентября 2024 года
参考:Хроника специальной военной операции за 20 сентября 2024 года
米大統領選挙の結果が出るまで「より多くの利益を戦場で確保する」という流れは今後も加速するだろう
RYBARはクルスク州コレネフスキー地区について「ロシア軍がダリノ~二コラエヴォ・ダリノ~ウスペノフカのラインまで前進した」「ロシア軍がウスペノフカ集落内に足場を築いた」「ロシア軍がダリノを解放した」と報告したが、公開される戦況マップのサイズが広域かつサイズが小さいので読み取れる前線位置も非常に大雑把だ。
RYBARはグルシコフスキー地区ベセロエ方向の状況についても繰り返し言及しているが、これを簡潔にまとめると「ウクライナ軍はベセロエ方向にレオパルト2A6やCV90を投入して攻撃しているものの結果は不明」「今のところ支配範囲やグレーゾーンに大きな変化はない」「敵はベセロエからグルシコヴォへの突破を諦めておらず工兵部隊による地雷原の開拓が強化されている」というもので、DEEP STATEは同方向の状況について情報を更新(作戦上の安全性を保つため情報の更新が遅れると説明している)をしていない。
DEEP STATEはスジャンスキー地区について「ウクライナ軍の支配地域が38K-024沿いのナイデノフ一帯に広がった」と報告、現在も38K-024を北上する動きは継続しているものの、リコブやE-38までは25km以上も離れており、ウクライナ軍が何処を目指して支配地域を拡大させているのかは謎に包まれたままだ。
ウクライナ軍はクルスク方面に投入できる戦力に限りがあるため、占領地を国境に沿って横に伸ばすのではなく縦に伸ばせば伸ばすほど敵と接触する側面が大きくなり、限られた戦力は薄く引き伸ばされてしまう。そのため38K-024を北上する動きはマラヤ・ロクニャ周辺のポジション改善で、これ以上の北上は行わない(行えない=現在の占領地保持を優先)可能性が高い。
DEEP STATEはクピャンスク方面について「ロシア軍がクルフリャフカ方向に前進した」と報告、ロシア軍はクルフリャフカまであと1.4kmの位置に迫っており、O-211942を物理的に遮断するまで残り1.9km、オスキル川に到達するまで残り3.3kmしか残っていない。
仮にロシア軍がクルフリャフカ方向からオスキル川に到達しても「クピャンスク東地区を含む範囲が包囲される」という訳では無いが、ここに展開するウクライナ軍部隊は舟橋輸送に依存することになるため、補給が複雑化=後方地域と安定したアクセスが遮断された孤立状態に陥り、この状況で攻勢を仕掛けれられ消耗が発生すると補給が追いつかなくなるかもしれない。
DEEP STATEはスバトボ・リマン方面のゼレベツ川沿いについて「ロシア軍がジュラフカ渓谷からネフスケ集落内に侵入した」と、RYBARは「ロシア軍がネフスケを占領した」「ロシア軍がマキエフカからネフスケまでの範囲も占領した」と報告、視覚的にもロシア軍がネフスケ集落内=Ⓐで国旗を掲げている様子が登場した。
ロシア軍がネフスケ方向に前進したのはほぼ確実だが、国旗をネフスケで掲げた映像には兵士の姿が映っていないため集落全体を支配しているのかは何とも言えず、本当にマキエフカからネフスケまでの範囲を占領したのかも根拠が示されておらず、RYBARよりもDEEP STATEの報告の方が現実的なものに見える。
但し、ロシア軍にネフスケを奪われると「マキエフカからネフスケの間のゼレベツ川東岸」を維持するのが困難になるため、ネフスケの状況次第でRYBARの示した戦況図通りの状況に落ち着くかもしれない。
DEEP STATEはクラホヴェ方面について「ロシア軍がクラスノホリフカ~へオリフカの間のポケットを占領した」「ロシア軍支配地域がマクシミルヤ二フカ集落内に到達している」「ロシア軍がホストレを南から迂回して西にあるセリディフスカ刑務所を占領した」と報告、これでRYBARと大きな食い違いを見せていたクラスノホリフカ、へオリフカ、マクシミルヤ二フカ、ホストレ一帯の評価がほぼ一致した格好だ。
さらに興味深いのはロシア軍がホストレ制圧前にセリディフスカ刑務所に前進した点で、これでホストレとマクシミルヤ二フカを守るウクライナ軍部隊は背後を遮断される可能性に直面しており、突破して回り込んで包囲するという古典的な戦術が目に見える形で成功し続けている。
DEEP STATEは「ロシア軍がヒルニクを積極的に大砲で攻撃している」「建造物や拠点の破壊は市街戦を行うための前提条件だ」「敵は街の北郊外で陣地を強化してヒルニク突入の準備をしている」とも報告しており、クルスク侵攻によってポクロウシク・クラホヴェ方面の状況が緩和したという主張は「前線の動き」と全くリンクしておらず、ロシア軍がクルスク方面に移動させたのは東部戦線と無関係の戦力だ。
DEEP STATEはヴフレダル方面について「プレチスティフカ~パヴリフカ間のT-0509沿いから北にグレーゾーンが広がった」と報告していたが、RYBARは「ロシア軍がプレチスティフカ~パヴリフカ間のT-0509沿いから北に支配地域を広げた」と報告、これは前回記事で紹介した視覚的証拠に基づく評価の違いに過ぎない。
どちらの評価が正しいにせよ「ヴフレダルに対する左翼からの攻撃が始まっている」という意味で、米大統領選挙の結果が出るまで「より多くの利益を戦場で確保する」という流れは今後も加速するだろう。
因みにRYBARは「どうやらロシア軍司令部はパヴリフカからヴフレダルに対する正面攻撃を断念したようだ」「ヴフレダル市内の建造物はほぼ破壊したものの防衛に有利な拠点であり続けている」と述べている。
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※アイキャッチ画像の出典:Пионер запаса
建物のほとんどが破壊されたのにも関わらず迂回を選択される街、ヴフレダル。
ウクライナ軍が籠城を選べば包囲すれば良いわけだし無理攻めする理由にはならないか
ヴフレダールってパッと見大規模な拠点じゃないですけどやたら堅牢ですね
地形の関係なんですかね?
アウディーイウカが完全に陥落するまで残ってた旧防空基地や
今月まで残ってた近郊のネベルズケ
今でもピンピンしてそうなシルヴェスク方面のビオホリウカと妙に粘り強いポイントありますね。
みなさんの話で防衛に向いてるとか部隊が優秀とかなんとなくそういう物だろうくらいには思ってますが
正直それほどの物なのかって印象は拭えないですよね。
コメント欄で以前、守備隊も地下陣地を掘り進めたという点を、教えて頂きました。
ウクライナ軍ヴフレダル前線部隊、これだけ長期間よく戦っているなと思います…
大規模な弾薬庫を短期間に三ヶ所も破壊されたのに勢いが落ちませんね。
前線に回す弾薬の保管庫じゃなく備蓄用保管庫ならすぐには影響がでないかもしれないですが。
弾薬庫から直接砲撃しているとかでないかぎり、数日で勢いが落ちるわけがない。
ロシア軍の弾薬補給がコンビニのようなシステムになってたら別だけど。
地震を観測するレベルの爆発あったなら前線の兵士にも噂くらいは伝わってきそうなものですけど、本当に前線の兵士には何も伝わってないのか、弾薬庫の二つや三つ破壊されたと聞いても動じないメンタルなのか。
そりゃ去年の南部反攻時に今の比ではない頻度で弾薬庫を破壊されていたのにそのまま東部攻勢に成功してしまう連中ですし…
前線の兵士はスマホ禁止だろうから、情報を得る手段がないんじゃないかな。
ロシア南部のクラスノダール地方にある弾薬庫はロシアのもつ3か所の大規模な弾薬庫のうちの1つらしいのだけど、ロシア領トヴェリ州の弾薬庫はそれより大きいから、3つある大規模弾薬庫のうち、2つが攻撃されたってことかな。
最後の一つはどこにあるんだろう。
工場の生産と、同じように、前線部隊・前線近くの保管庫にも近々の商品分があるかと。
前線の弾薬消費量の変化が観測されなければ、他の保管庫から、弾薬を輸送して対処するかもしれませんね。
ウクライナ軍に一時期ありましたが、弾薬の入手量が限られてこれば、前線の弾薬割当・消費量を制限してるだろうなと。
消費する兵器弾薬の殆どを自国で生産できる国はやはり強いですね。
ロシアはそれに加えて材料となる資源も無尽蔵と言える。
とはいえ、三ヶ所も大規模な弾薬庫を破壊されたら、どこかのタイミングで一時的な砲弾不足になる可能性は高いので、ウクライナがそのタイミングを見誤らないと良いですが。
弾薬の材料の一つのニトロセルロースは足りなくて中国に依存しているみたいだけど(日本もだけど)。
国産の生産も増やそうとはしているらしいが。
まあ足元見られて高値とはいえ中国は売ってくれるから問題ないとはいえるが。
NHK 中国からロシアへ輸出急増 プーチンの戦争支える戦略物資?
2024年5月27日 13時13分
ボトルネックは、少ない方がいいですよね。
ウクライナ軍が、戦線整理などに活用できるのか、注目したいと思います。
ロシアからすれば元から量が多いし、あのだだっ広い領土のあちこちに分散して置かれている無数の保管庫のごく一部説
野外に弾薬を集積していたとゆうことは施設内部に収まらなかった位に供給過多だったと推測出来る。
そうなると多少の供給量が減っても東部の満身創痍のウクライナ軍を退け続けるには問題なさそうだ。
米軍トップや独国防大臣の発表によるとロシアはウクライナで使用する弾薬の需要を満たした上でさらに露国内に弾薬を積み上げている、という事なのでもしそれが本当なら弾薬庫を破壊しても前線に供給される弾薬に影響はさほどないかもしれない
ですねー
備蓄の管理方法はさておき、1年以上もずっと攻勢続けていますし、もはや供給が需要を満たしているのかもしれないですね
ベセロエ方向からレオパルト2A6やCV90を投入ってことは、増援はウクライナ軍の西側兵器で一番新しい装備の部隊なのかな。
数はわからないけど。
それが事実なら、反撃を開始してて、守る兵士の数が減ってるはずのグルシコフスキー地域には、見積もりの約3000人を遥かに越える兵力がいたか、よほどの精鋭部隊が集まっていたのでしょうね。
ウクライナに提供されたCV90は約50両らしいので、これまでの損耗と稼働率の問題で、そんなに数はなさそう。
CV90の開発国のスウェーデンはレオパルド2とStrf9040(CV90の本国仕様)の組み合わせらしいので、なんちゃってスウェーデン陸軍?
クラスノホリフカ隣のポケットの制圧はRYBARの飛ばしかと思われてましたが現実だった訳ですね。
まあ無理して保持する必要のある場所でもないので仕方ないですが、その先のホストレで食い止められてないのが…。
deepstateマップはどうやらウクライナ軍が奪還を諦めてなかったり部隊が攻撃を加えてるポイントは、断固ロシア軍の支配地域として認めない方針が見て取れるので
へオリフカまで変更されたあたりを見ると、ホストレを迂回されて先のポイントまで攻撃されて再編を余儀なくされ更新したんでしょうね。
そういう見方をするとハリツィニフカとクラスのホリフカの間にはまだウクライナの部隊が残ってるであろうことが推察されます。
ウクライナ視点・キエフ視点で見た時に、(西~東)クルスク攻勢・ハリコフ防衛・クピャンスク防衛を同時に見てしまいます。
クルスク攻勢は勝利計画の一環(政治・外交による作戦)、ハリコフは第二都市、クピャンスク方面は東端になります。
クピャンスク方面について、管理人様が再三言及されていますが、ウクライナが限られた軍事資源をどの程度分配しているのか疑問に感じています。
クラホヴェ方面は、ヒルニクへの攻勢が始まりそうな気配があります。
ヒルニクが(ポクロウシク前面のように)あっさり陥落すれば、泥濘期前までにクラホヴェまで前線が移動しそうですね。
RYBARが主張していたクラスノホリフカ方面のロシア機甲部隊によるウクライナ軍大規模包囲殲滅は本当だったんですね…
あれほど固着していた東部でそんな機動攻撃が成功するとは、それだけウクライナ軍の防衛ラインが崩壊状態にあると言う事なのでしょうね。
トレツク方面では、ロシア軍部隊がネレポフカを陥落させレオニドフカまで迫ってきている。
クルスク方面では、ロシア軍部隊がダリノとニコラエボダリノを陥落させスベルドゥリコボまで迫ってきている。
・・・という情報もあるようです。
スベルドゥリコボは、スジャからコレネボへと北東に向かう主要道路があるので、ここを遮断されたら突出部西側先端が非常に危うくなるでしょう。
「北東に向かう」は間違いでした。「北西に向かう」が正しい。
数ヶ月前と比べたら「1ヶ月分のまとめ記事かな?」と思うほどに各方面での動きが大きいですね
ほんとクルスク以外でまともにウクライナ軍が反撃できてる箇所が無いといっても過言ではなく、こんな状況でどうしてそこまでクルスクに拘るのかがわかりません
謎の北上も止まっていないようですし、ウクライナ軍の戦略目標がわからないまま日数が経過しているのが不安になります
州都クルスク市やクルスク原子力発電所を占領する、あるいは首都モスクワを占領する、というような夢を叶えようと考えてるのでは。
ブダノフ国防省情報局長は、「モスクワで凱旋パレードを開催する」とか豪語してましたし。
ゼレンスキーはそもそも芸人ですし。
ウクライナ軍で戦う日本人義勇兵のgangsta氏によると、両軍ともにマルチカム迷彩が流行しているため、クルスクでは両軍ともに味方のふりをして浸透したりしているそうです。また、コロンビア人義勇兵が負傷した際パニックになって敵の方へ歩いて行ってしまったそうですが、敵陣地を横断してもバレなかったらしいです。
誤射等も心配されます
ロシア語を話せるウクライナ人は多いですからね。
開戦当初もロシア兵士と言い争う一般人女性の映像とかありましたし。
コロンビア義勇兵に気づかなかったって事はロシア側にも南米系の契約兵とかがたくさんいるんでしょうね。
いや単に顔が見えるほどの距離じゃなかったんでしょ
コロンビア人でもメスティーソとかなら白人に見えてもおかしくない
重要な情報ですね。
個人や部隊レベルで、敵味方が何らかの交流をしていてもおかしくない環境かもしれません。
クラスノホリフカ近郊の包囲から西進、ちょうどその頃に砲撃でヒルニク突撃準備とか順当すぎるくらいの突破と連携だぁ
ぶっちゃけ、砲弾は最悪同盟国から爆買いすればいい話だし、弾薬庫爆破がそのままロシアの失速に繋がるとは考えにくいかもしれない。
ロシア軍の戦術は実に堅実で、ウクライナも簡単に読み取れる様な物だと思うのだが、それを阻止できていないという事は、単純に兵力が足りないのだろうか。
人の数だけは短期間で補うには限界がありますしね
ロシアの弾薬供給ルートは仰る通り盲点がありそうです
ウクライナも西側も、軍事評論家もロシアの経済や政治含め継戦能力がここまであるとは誰も予想していなかってですしね。
弾薬も総量がもはや不明、生産量も不明、ただともかく、惜しまずに使えている現実。
後先考えてないのか、後一年分かもしれないし10年分かもしれない。
北朝鮮から確保してるのも単にコンクリを適当に壊すだけなら粗悪品でいいと考えているだけかもしれない。
宇宙友人飛行然りソユーズの安定性然りですが、ロシアはただの図体大きいならず者国家ではないのに、特に西側や日本のメディアは小馬鹿にしすぎてますね。
ロシアは、ノーベル賞(理系)を輩出している国ですからね。
皆さんも写真・動画で御覧になっていると思いますが、戦場の畑・草原・森のような場所でも、とんでもない量の弾痕があります。
弾薬をチビチビ使うよりも、数は力というものを感じてしまいます(自衛隊は心もとないですね…)。
砲撃・砲弾は、物理の法則(重さ×速度)から逃れられず、品質を上げてすぎても破壊力は大して変わりません。
前線の砲兵が数を撃てなければどうしようもないので、仰るように、数がある事の重要性を感じています。
数より精度の方が大事だよ
精度が高い方がありとあらゆるメリットがある
砲弾の使用量も少なく済むし、少なければ補給も楽、砲身の劣化も遅くなる
精度の良い武器や弾薬が少数あれば、ロシアに勝てるというのが、西側式の真髄ですね。
まさに仰る通りです。
どういった帰結になるのか、見守りたいと思います。
前にも書いたことあるけど、情報ソースは明かせないけど
冷戦終了時のロシアの弾薬備蓄量は7500万発でござる
結局、弾薬庫の爆破はウクライナの宣伝材料にしか役立たなかったみたい。製油所への攻撃も最初は原油価格の高騰とかロシアの外貨獲得の阻止だとか騒がれたけど特に意味なかったから、今回も同じかな。まぁ弾薬庫の方が爆発の映像の見栄えが良いからゼレンスキーは大満足だ。
あとdeepstateマップだと、チャシプヤール方面とトレツク方面のロシア軍の前進とか、ソレダル方面のウクライナ軍の反撃とかあったけど更新しないのかな?
ソレダル西の突出部だったとこでしょうか?
畑と森しか見えなくて正直何の戦略かわからない感じのとこですけど、deepstateの推しの部隊が動いたのかもしれません
5月か6月くらいからイワニフスキーの南やクピャンスクの、戦略的な目標が見えない地域でアゾフが反撃成功という記事が時々ありましたけど、続報がなかったり取り換えされてるものと同じ匂いがします。
ソレダルは塩の一大産地で、ここの塩はロシアに奪われてるだけじゃなくて、ロシアはこの塩を輸出して利益を得ているみたいなので、ウクライナとしては早期奪還は難しくても塩の採掘や輸送の妨害は優先度高いでしょうね。
>ソレダルは塩の一大産地
そうなんですか、たぶんコメント頂かなければ一生知ることのなかったような情報です。
ありがとうございます。
ソレダルを失ったことでウクライナは塩の輸出国から輸入国になってます。
新しい岩塩の鉱床の開発を進めてるみたいですか。
岩塩なんて高くても1トン当たり数百ドルぐらいなんだから塩の採掘や輸送の妨害の優先順位は絶対低いよ
クルスクから全面撤退すれば良いのでは…?
これだけで2万人規模の予備兵力(機甲戦力込み)が生まれるぞ。長射程の防空システムも転用できる。それさえあれば東部の補強でも滑空爆弾機の阻止でもでもなんだって出来るわ。
はよクルスクから退いてもろて
与太話ですが、たしか、BRICSが決済システムを構築してるニュースも飛び込んできてるし、中国、ロシア経済へのアクセスは今後BRICSを入り口としたら、反欧米を中心に今回の戦争で中立の国々は興味を示すと思われるし、2度目の平和会議の声も聞こえてきませんし、外交面でも限界なのかな
そろそろベストな結果を求めるのではなく、いかに切り取られる領土を少なくするかを考えないとですね。
NATO加盟国の要のトルコがBRICS加盟申請をしてるし
このままだと兄弟国のアゼルバイジャンも申請するかもしれません
すでにロシアの電子決済を利用した海外貿易も小規模ながら始まっており
全然、与太話ではないですよ
なんか英米や日本の報道だと妄想の一種みたいな報道をBRICSに対してしてますが
この手の過小評価や嘲りにも似た報道傾向は非常に大本営発表的で良くないと感じます
ああ、失礼
与太話ではないですね 意味間違えてました
ニュースを見たらわかるけど2度目の平和会議は着々と交渉が進んでるよ
SWIFT(決済システム)は、ロシア排除の際に、大々的に言われていたのですが。
ドル取引は、米国銀行のコルレス勘定を開設して、決裁する必要があったりしまして(日本のメガバンクも)。
アメリカ政府が、(上記の取引慣行があるため)ドル取引を銀行規制(国内法)により合法的に見れるという、多大なデメリットがありました(アメリカにはメリットです)。
バイデン政権、アメリカの特権を自ら手放したわけですから、SWIFT排除+中央銀行の資金没収(利子)コンボは本当にセンスがなかったなと感じています。
長くなりましたが、BRICS・反欧米が、新しい決済システムに仰る通り興味を示すのも、当然の流れかなと。
いつもためになる情報いただいてます
ありがとうございます。
こちらこそ、いつも皆様に勉強させて頂いています。
全世界のドル決済額がここ10年で過去最低を記録したという話もありましたね。コロナ禍すら下回ると。
あれだけ露骨な「ドルの兵器化」を目の当たりにして,中国を中心にドル離れがものすごい勢いで進行しています。
親米反米関係なく、リスクヘッジとしてそうせざるを得ないんですね。バイデンさんは完全に自爆でした。
リスク回避を考えれば、合理的な動きになりますよね。
各国リーダー・官僚が、自国の国益を考えれば、仰る動きは妥当な判断と思います。
日本も追随して、『円』の立場を弱める動きをやっていますが、何やってんのかなあと…
日本が、石油・天然ガスを依存している国、特に中東諸国がどんな政体なのかを考えて欲しいですね。
こうも酷い状態なのにクルスクの保持に拘ってるという事はクルスクで何か適当な事をでっち上げる気があるのかも知れません。
ハリコフ人民共和国、ドネツク人民共和国、クリミア共和国、ルガンスク人民共和国に続く、クルスク民主国(仮名)みたいな。
でも、ロシアが承認した「共和国」以上に元々住んでる住民に支持を得られない独立になるかと思いますが、そうした上でドヤドヤと西側諸国の軍隊が乗り込んで居座るとかそう言う無茶苦茶な事でもやりたいのかも知れない。自由ロシア軍団にでも政権を取らせて。
でもそれならとりあえずでも完全制圧(あるいはそれに準ずる)しないと駄目な訳で現状は全然それが出来そうもない。
勿論、こんなのはただの妄想なんですが、それくらいトンデモな事でも考えないとクルスクに拘る理由が思い付かない。
こうしてる間にも東部戦線は次々と突破されていますし、つまりそれは南部戦線も更に危うくなるという事です。
ゼレンスキー氏は勝利計画に自信があるようですが、トンデモ方向ですら無理な感じなのでやはりさっぱりわかりません。
ゼレンスキーは勝利計画に自信のあるフリをしていないと、自分自身すら騙せないほど精神を病んでいるのではと思っています。
東部防衛の破綻、インフラ防衛の失敗、終戦へ向けた外交、クルスクへの越境攻撃、互いに競合する方針が多すぎて「着地点とすべき方向性」が見えません。徹底抗戦をするにしては追加動員が手ぬるすぎ、停戦を目指すにはクルスクに拘りすぎている、独立さえ守れればよしとするにはその後に貿易友好国となる西側への態度が傲慢すぎる(終戦条件を考慮すればロシアへの遠距離攻撃能力は障害としかならない)。【戦争を続けるしかない】状況に陥っています。
クルスクのマップはrybarの地図が最新、deepstateは後追いで渋々更新という見方だと
相当クルスク侵攻に入れ込んでる感じが伝わってきてヤバイとしか言い様がないですね。
その感覚を言語にし文章で伝えようとしたら、そういう表現になってしまうのも仕方ないと思います。
ソレダルは塩の一大産地で、ここの塩はロシアに奪われてるだけじゃなくて、ロシアはこの塩を輸出して利益を得ているみたいなので、ウクライナとしては早期奪還は難しくても塩の採掘や輸送の妨害は優先度高いでしょうね。
ゼレンスキー氏が精神を病んできているのは眉間の皺とか疲れた顔付きからもそうかなと思う。
ただ、米国が何か出来るらしいんですよね、この勝利計画。
外交的な影響力か、軍事力からみかなにかわかりませんが。
ロシア相手ならとにかく「だってロシアが悪いんだから」で西側諸国は押し通す気満々なので、なんか妙な事を言い出すのは確定だと俺は思っています。
ただ、ウクライナも西側も忘れているのか、とてつもなく傲慢なのか、「西側諸国でも無くロシアでもないそれ以外の国が自分達をどう見ているのか」って全然気にしてない感じなんですね。なんなら日本の事もあまり気にしてないと思います。日本はつべとかヤフコメ見る限りは「だってロシアが悪いんだから」派が大勢ですからいいのかも、だけど。
みんな素直ですからね。
さすがに憶測が過ぎると思いますがね、去年まで流行ってたプーチン重病説みたいな趣です
ウシクがポーランドの空港で拘束された時に速攻で ウ外務大臣に指示 ポ内務大臣に開放要求 ウシクに直電 と動いたときに結構元気だなって。そして何時ものゼレンスキーだなあと。
そういえばクルスク侵攻をロシア軍が知っていたというのは結局どうなんだろう
先日のウクルインフォルムにも撤退したロシア軍がウクライナ軍侵攻を把握してそれに応じて訓練などをしていたのを、
ウクライナの特殊部隊などが制圧した地域で発見されたというのがあった。
そうなるとあれはロシア側の作戦とまではいかないまでも、あえて見逃した事になる。
ウクライナ側は勝利にしよる国民士気の回復、ロシア側は危機を煽る事で志願者の増加を狙ったということだろうか?