ウクライナ戦況

ロシア軍がシヴェルシク西市内に進出、ディミトロフ南市内もほぼ占領

DEEP STATEはシヴェルシク方面について10日「ロシア軍がシヴェルシク西市内にも支配地域を広げた」「ウクライナ軍は侵入するロシア軍兵士を捜索して排除しているものの、市内への侵入ルートが複数あるためロシア軍兵士の数はどんどん増え続けている」と報告した。

参考:Мапу оновлено
参考:Бійці 54 ОМБр публікують кадри знищення кацапів в центральній частині Сіверська
参考:Чорний день для кацапів поблизу Покровська

ロシア軍も「悪天候がドローンの脅威を全て緩和してくれる訳ではない」「この戦場で戦力の集中がどれだけ危険か」を再認識しただろう

DEEP STATEはシヴェルシク方面について10日「ロシア軍がシヴェルシク西市内に支配地域を広げた」「パゼーノ集落がグレーゾーンに移行した」「グレーゾーンがパゼーノを越えて西に伸びた」と報告し、視覚的にもウクライナ軍がシヴェルシク駅周辺の建造物=でロシア軍兵士を攻撃する様子が登場。

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DEEP STATEはシヴェルシク市内の状況について「敵は積極的に市内へ侵入し、シヴェルシクを完全に占領しようと試みている。ロシア軍にとって最大の障害は市内の中を流れるバフムトカ川で、その沿線で最も激しい戦闘が繰り広げられている。ウクライナ軍はシヴェルシク市内に侵入するロシア軍兵士を捜索して排除しているものの、市内への侵入ルートが複数あるためロシア軍兵士の数はどんどん増え続けている」と報告し、YouTubeでの放送の中でも「市内に蓄積されたロシア軍兵士がどんどん増えている」と繰り返し指摘した。

さらにパゼーノ方向のグレーゾーンが西に伸びており、もしライ・オレクサンドリフカに到達されるとシヴェルシクの背後にある高台一帯を包囲することができ、ドネツ川沿いの各拠点は北と南から挟撃される格好になるだろう。

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DEEP STATEはポクロウシク方面について10日「ロシア軍がディミトロフ南市内を占領した」「ロシア軍がリアを占領した」「ロシア軍が線路沿いの一帯を占領した」と報告、視覚的にもウクライナ軍がディミトロフ市内のでロシア軍を攻撃する様子、ウクライナ軍がポクロウシク北西郊外の道路=でロシア軍部隊を殲滅した様子が登場。

DEEP STATEは「ポクロウシク方面のロシア軍にとって暗い一日になった」「ロシア軍は悪天候を利用して最低でも10台のバイク、バギー、自動車、40人以上の歩兵でフリシュネを襲撃しようとした」「この部隊に装甲車が含まれていたかどうかは確認中だが、ポクロウシクを出るとサプライズに直面し、混乱したロシア軍兵士らは何をすべきか分からなかった」「久々にウクライナ軍部隊間の素晴らしい連携を見ることが出来た」「この攻撃に参加した旅団がより鮮明な映像を公開すると確信している」と言及。

第7軍団も「ロシア軍は朝早くから動き出して悪天候を利用しようとした」「ロシア軍は装甲車、自動車、バイクを使用して南から北に向かって前進しようと試みたが、我々は敵の攻撃を予想していたため組織的な反撃を加えた」「第68独立猟兵旅団が敵部隊の先頭車輌を焼き払い、他の参加部隊や砲兵部隊が敵車輌群と敵兵士に打撃を与えた」と発表し、ロシア軍も「まとまった戦力を集中運用する作戦が通用しない」と血の代償を支払って学んできたが、それでも忘れた頃に戦力の集中運用(今年のポクロウシク方面だけでも今回で3回目/シヴェルシク方面では指揮官交代まで数え切れないほど)に手を出して酷い目に遭っている。

恐らくウクライナ軍は「ロシア軍が戦力を集結させている兆し」を把握していた可能性が高いが、DEEP STATEは「残念ながら敵が線路の南側地域に安定した足場を築き、ここを戦力の集結場所として利用しているが今回の攻撃で確認された」とも付け加え、ロシア軍も「悪天候がドローンの脅威を全て緩和してくれる訳ではない」「この戦場で戦力の集中がどれだけ危険か」を再認識しただろう。

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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України

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コメント

  • コメント (9)

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    • たむごん
    • 2025年 12月 11日

    シヴェルシクは、年内厳しそうですね。

    ディミトロフ市内A・Bということは、複数方向から浸透されていてるなかで、退路も厳しいなと…。

    ウクライナ軍のディミトロフ守備部隊は、『必死』の状態に感じますから、これ以上の無理をしないで欲しいなと感じています。

    18
      • ろみ
      • 2025年 12月 11日

      シヴェルシクの最も大きな戦略的な役割は、リマン、スラビャンスクへの東方からのアプローチを阻む盾なので既にシヴェルシク=リマン間に楔が打ち込まれいる現状では、死守するほどの戦略的価値も薄れてはいます。(というかシヴェルシク市自体が不利な地形でもう死守するには割りが合いません)
      リマンの進展も合わせて来年は、スラビャンスクが北東二方向からアプローチされるかもしれずシヴェルシクよりもシヴェルシク陥落後の動きの方が注目するべきかもしれませんね。
      ディミトロフ守備隊は、最早ロシアドローン部隊の攻撃を両都市郊外へ専念させない為の囮のような状態ですね……組織的な抵抗がまだ行われているのかどうかが気になります。

      23
        • たむごん
        • 2025年 12月 11日

        仰る通りですね。

        シヴェルスク市内は、窪地なんですよね。
        ディミトロフ守備隊、まさしく仰る通りで、なんともなあと…。

        来年かなり厳しいと思いますが、どうなるのか見守りたいと思います。

        2
      • 無名
      • 2025年 12月 11日

      記事内にもありますが、シベルシクは市内を川が流れてるので、橋を全て落として、川の西側に撤退すれば年内は大丈夫だと思います。
      反撃のためとか、まだ民間人が残ってるとかで橋の破壊を躊躇すると話は変わりますが。

      8
        • たむごん
        • 2025年 12月 11日

        なかなか厳しい状況ですが、どうなるのか見守りたいと思います。

    • kitty
    • 2025年 12月 11日

    まあOSINT解析者が、画像を期待するのは当然ですけど、当たり前のように軍隊の最前線情報のアップロードを前提にしているこの戦争は、やっぱりおかしい。

    32
      • ななしぃ
      • 2025年 12月 11日

      そうですかね?私は根暗かつ話がつまらない典型的タイプの日本人なのでSNS発信とかしませんが、世界的には自分の気持ち、(私のような独善的タイプからすると)取るに足らないこと、くだらない(こんなことをいう私がくだらないかもしれない)意見の発信を積極的にしたがる人がかなり多いようです
      戦場みたいな極端に衝撃的で異常な空間にいたら、毎日自分と周囲のことを誰かに見せたくなる気持ちもわからないではありません 発信したがる側とそれを知りたがる側の、これはWin-Winでそうなっているのだと思いますよ

    • ras
    • 2025年 12月 11日

    いつも思うんですが成果だとしても公開しない方が敵の対策を防げると思うんですがね

    4
      • 名無しの悪夢
      • 2025年 12月 11日

      たぶんロシアのこのやり方で成功してる局面も結構あるんでしょうね。
      だからこそ失敗させたら誇示する、するとロシアも疑心暗鬼に陥りメンツも潰せる。
      実害が出せてる以上即席の対抗手段としてはわりと有効だと思いますよ。

      まぁ失敗例の一部で多くは成功してると捉えるのも危険な考えの気はしますが

      4

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