ウクライナ人が運営するDEEP STATEはバフムート方面について1日「ロシア軍がチャシブ・ヤール東地区のダーチャで支配地域を広げた」と報告、ロシア軍がカリーニン集落内を前進して運河に到達したことを示す視覚的証拠も登場したが評価は別れている。
参考:Мапу оновлено!
参考:Ворог намагається захопити Сокіл, зіткнення відбувалися на околицях села
これが一時的なものなのか、この辺りに足場を築かれたのか、今のところ何とも言えない
ウクライナ人が運営するDEEP STATEはバフムート方面について31日「ボダニフカの北西でグレーゾーンが運河方向に伸びた」「ロシア軍がチャシブ・ヤール東地区のダーチャに侵入した」と報告していたが、1日「ロシア軍がチャシブ・ヤール東地区のダーチャで支配地域を広げた」と報告し、ウクライナ軍がカリーニン集落内=Ⓐでロシア軍の装甲車輌を破壊する様子も登場した。
ロシア軍がチャシブ・ヤール東地区内でじわじわと占領地域を広げているものの、問題はロシア軍がカリーニン集落内を前進して運河に到達することを示すⒶの視覚的証拠だろう。
この視覚的証拠についてロシア人らは「ロシア軍の攻撃グループが運河の西岸に到達した」と評価しているが、DEEP STATEは「敵のMT-LBがⒶまでどうやって辿り着いたのかは不明だが車輌は破壊された。MT-LBから下車したロシア軍兵士の運命は分からない」「カリーニンの状況に変化はない」と報告している。
どちらにしても「ロシア軍のMT-LBがⒶに到達した」というのは事実で、これが一時的なものなのか、この辺りに足場を築かれたのか、今のところ何とも言えない。
さらにDEEP STATEはアウディーイウカ方面についても「グレーゾーンがソキル郊外まで拡大した」「ロシア軍がセメニフカ方向から1.5km以上西に前進した」と報告し、視覚的にもソキル郊外=Ⓐでロシア軍の攻撃を受けるエイブラムスの様子、ヤスノヴロディフカの南=Ⓑでロシア軍の攻撃を受けるウクライナ軍戦車の様子が登場した。
東方向に窪んでいたソロヴィオーヴェからウマンスキーの間の前線は平らになり、ソキル、ノヴォポクロフケ、ヤスノヴロディフカの3拠点はロシア軍の前進に飲み込まれて行くことが予想される。
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※アイキャッチ画像の出典:WarArchive
塹壕を掘るほうが良いにしても、やはり川などの地形にかなり影響を受けている戦況マップになっていますね。チャシブヤール東地区までは、ロシア軍が近いうちに占領しそうではありますが、川の辺りでしばらく足止めでしょうかね?カリーニンの視覚的に川付近にロシア軍が展開している可能性があるとして、ここを突破できるのかどうかで、西地区の状況がどうなるかに影響を与えそうです。
いずれにせよ、かなり犠牲は出る戦闘にはなりそうですね。。
ロシアの戦略通りハリコフ侵攻はドンバスの助けになっているようです。チャシブヤールはどこまで粘れるかがポイントでその後ろのクラマトルシクは案外簡単に占領されそうな気がします。
こうして多方面でジリジリとロシアが押す展開が続くのでしょう。
チャシブ・ヤール南側の攻勢軸と北側の攻勢軸から運河を渡河する構えと思われる。
高地の市街地への正面突撃は無謀な作戦であるため、ゆっくりと両側から包囲を狭めていくこれまでのパターンを踏襲するだろう。
ルガンスク方面でもウクライナ軍が頑強に抵抗しロシア軍を一時期はかなり押し戻したビロホリフカも集落の半分がグレーゾーンになり、南部戦線ではロボティネの近くにあるネステリアンカ近郊でロシア軍が北上を開始しているとのことですから、やはり部隊や支援に武器弾薬をハリコフに集中させ過ぎている弊害が如実に現れて来てるのでしょうね
チャシブヤール落とすの結構大変だろうけど、ウクライナ側の戦力不足が助けになるな。
ウクライナにとっては実質最後の有効な防衛ライン。
アツい戦いだな。
チャシブ・ヤール東地区の北側へのロシア軍進出が事実であれば、これまでの各地で見られた小さな両翼包囲からの前進が始まるのでしょう
チャシブ・ヤール東地区が陥落してしまうと完全に標高差による有利が消えてしまうので、幅の狭い川・橋を突破されたら力押しされてしまいます
長く持ちこたえていましたが、そろそろチャシブ・ヤールは終わりが近づいているように思えます
関連記事にフランシス・フクヤマ氏の記事が出てきたから読んだけど
“侵攻すればウクライナ人は直ぐに降参するという認識の下で開始されたウクライナの戦いは「ロシア完敗」に向かって進行しており、占領した都市でのパレードに動員するため連れて行った兵士は余分な食料や弾薬を持っておらず、彼らの多くはユニフォームを脱いで戦いから逃げ出している。”
“ロシアの敗北は「衰退する民主主義」という我々の不安を掻き消すことに繋がるはずで、グローバルな経済自由主義と民主制を究極の制度として宣言した1989年の精神は勇敢なウクライナ人のお陰で生き続けるはずだ”
この人の予想は本当に何一つ当たらないな
プロパガンダ臭が、すごいですね…。
プロパガンダというか願望と現実を混同してる気がする
だから余計哀れ
もう絶望しながら死ぬしかないんじゃないかなこの人
プロパガンダですが、こういう大御所には、当人が現実的な利益があるから書いているわけです
もちろんそれは単純に一記事いくらなどという直接的なものではなく、
日頃の付き合い、情報提供、講演依頼など、直接的な買収とは言えないような形での利益供与があります
なので本人はなんとも思っていないでしょう
むしろ本人のためにもそうあって欲しいと思うくらいだけどね
けど個人的には願望と現実を混同したおじさんが現実逃避して妄想に浸ってるようにしか見えない
文筆業も、お金儲けの1つの職業であり、世渡り上手な人が残るんだろうなと。
冷静に考えれば、ウクライナは大統領選挙をやらずに、戦争が続く限りは『臨時永世』大統領なんですよね。
戦時中と言えども、民主主義から離れた所にいるなと感じています。
フジテレビの朝の情報番組にもチビメガネ爺も願望と妄想で何の根拠もない事を解説して一度も実現したこと無かったな。(プーチンは政権内部こら暗殺される!とか)
「民主主義」という言葉に浸ってるだけですね。
仰る通りで、民主主義という題目で、新興宗教が別物を扱っているようにさえ感じてしまいます。
ジャーナリズムに求められる『公権力の監視』という機能が欠けており、機関誌の論説・小説に成り下がっているように感じてしまいました。
最早宗教ですよね、それもカルト感丸出しの狂信者
ハリコフ侵攻、5個大隊の少数と言われていますが、もの凄い効果を発揮しているように感じています。
ウクライナは、50個大隊を救援に掻き集めたと言われていますが、元に戻せるのか気になりますね。
アウディーイウカ方面ですが、ウクライナ軍が綺麗に撤退できているのか、少し気になっています。
撤退を繰り返せば、負傷者や装備を置いて行く場面が、必ず出てくるからです。
アウディーイウカ西方は、アウディーイウカ陥落後に防衛は、やはり難しかったという事でしょうね。
チャシブヤールも陥落すれば、高地ということもあり、周囲の防衛は難しくなりそうです。
結果は様々な要因の噛み合わせだから今はそうなんだろうな位に思っていた方が良い。
ハルキウ方面に展開済み部隊をオープンソースでざっと見る限りだとロシア側は歩兵中心だけどMLRSと榴弾砲の支援もあるし戦車も居る。それに加えて空爆の支援もあるし、毎日のウクライナ側の発表だけでもMLRS攻撃は相当な物でロシア側の認識能力が上回っているなら効果は結構大きいと思われる(展開しているロシア部隊の詳細なんて分かりっこないので明確な判断は出来ない)。
戦域限らずの様々な情報を見て個人的にロシア側の成果を大きくした要因としては、電力施設への攻撃・長射程のランセットファミリーとGPS妨害による砲火力の低下(継続射撃不可、砲の破壊、命中率減)・ウクライナのドローン妨害でロシア側に有利な偵察・現時点での砲弾の潤沢さ・ウクライナ側の防衛線の脆弱さ・ウクライナ兵の質の低下・スターリンクアンテナへの執拗な攻撃(恐らく通信一般に対して効率を下げるよう働いている可能性)・エアストライクの優位と様々な物がある感じ。
それぞれの相乗効果で限りある戦力でも効果がアップしているから単純に5個大隊がどうこうよりはウクライナの国力低下や慢心等、自分達が有利な状況を引き出せたロシアの地力がすごいと考えた方が良い。
一方でハルキウ侵攻に関してはこんな話しもある「OPINION: Russia’s Kharkiv Offensive is a Strategic Failure for Now–Kyiv Post]。これに関しては戦略的に失敗しているとの話。
・ロシア侵攻は停滞、兵や装備の損失は甚大
・戦略的に重要なドンバス/チャシフヤールに投入すべき部隊をハルキウにしたから占領には繋がらなくなった。
・西側諸国がロシア領内への攻撃を許可した
・スームィとチェルニーヒウ州への侵攻は遙かに困難
所詮分析だからなるほどとも思えるし見通しが甘いとも思えるしどう考えるかは受け手による。チャシフヤールは2月ぐらいからちょっかいかけて未だに占領出来ていないが今のロシアならどんなに犠牲を払い時間を掛けても占領を目指すんだろうなとは思う。
別の戦線に投入すべき部隊をハルキウ方面に振り分けたと考えるなら50個大隊が適切であるかは別として戦力移動は適切であると思えるし、今のハルキウ方面は攻撃量にしても敵戦力にしても他の激戦区よりマシなレベルでひょっとしたらハルキウ防衛と言う名のまともな戦力待避の可能性すら考えられるわ。
情報ありがとうございます。
ベルゴロドは、ロシア軍の一大策源地ですので、諸兵科攻撃を準備しやすい下地はありそうですね。
外交的な視野で、仰る点の中で、自分もこれは気になっています。
ロシアの完全な想定外・何れあると踏んでいたが想定よりも早いのかです。
チャシウヤールの進捗状況も、想定内か想定外か、少し気になっています。
戦況の推移、引き続き見守りたいと思います。
>西側諸国がロシア領内への攻撃を許可した
ザポロジェでもロシア軍が北上しだしたとの噂が流れています。
Zaporizhzhia advance でXを検索するとISWなどの情報がヒットします
激しい砲爆撃で生え際戦線も更地と化してます。更地を占領してもむなしさだけが残る。
無条件降伏で武装解除、つまりバリカン入れて和尚さん。
無条件降伏などしてしまったら、残されたうぶ毛たちはどうなるんですか!しらみつぶしに処刑されてしまします。今こそ徹底抗戦するときです!最後の一本になるまで希望を捨ててはならない。
うぶ毛に栄光あれ!
光あれって言うな!!!!!
禿戦隊
「降伏は許可されていない。最後の一本になるまでその場に踏みとどまれ」
毛狩り隊じゃん
毛根な不毛な戦いはやめるべきだ
朝日が、キラキラ1面を反射して、眩しさを感じます。
チャシブ真っ正面で渡河との話も…
確認が待たれます。
(twitter上のロシア系情報アカから)
テレグラムなども見ていますが「北側で水路を超えた」「ウクライナ陣地からの攻撃がない」「FPVドローンしか飛んでこない」とか本当かよって話が飛び交ってますね
水路を超えたのが威力偵察なのか、本当に十分な反撃が無くて超えられてるのかが不明です
新たに動員した兵士全部ハリコフにつぎ込んだからこっちはもうがら空きなんだろうね
がら空きなのに全然進めてないですなあ
リンク
ここでよく取り上げられるJulian Roepcke記者も渡河を認めたので濃厚みたいですね。
それにしても、塹壕築いたのに誰もいないのは何故なんでしょうか…。この地域で人員不足だとすれば深刻ですね。
アメリカがロシア領内への攻撃を限定的でも許可したから、兵士だけじゃなく精密誘導弾とかもハルキウ方向に持っていかれますね。