ウクライナ戦況

ロシア軍が東部戦線で前進、EUは200億ユーロ相当の軍事支援を準備中

DEEP STATEとRYBARは「ロシア軍はコンスタンチノフカ方面、クラホヴェ方面、ヴェリカノボシルカ方面で前進した」と報告、米国のジョンソン下院議長は「新たなウクライナ支援法案を可決する気はない」と述べたが、EUは200億ユーロ=3.1兆円相当の軍事援助パッケージを準備中だ。

参考:Мапу оновлено
参考:Хроника специальной военной операции за 20 февраля 2025 года
参考:EU Is in Talks for €20 Billion Military Aid Package for Ukraine

シェフチェンコ方向に大規模なリチウム鉱床があると言われているが、どの辺りにリチウム鉱床があるのか不明

RYBARはコンスタンチノフカ方面について「ロシア軍がフリホリフカを占領した」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

RYBARはフリホリフカについて「ロシア国防省は2024年9月に集落の解放を発表したが事実ではなかった。敵側は2024年12月29日に集落喪失を報告し、その頃からロシア軍が集落内で成功を収めた映像が登場した。我々の情報によれば1週間前に集落周辺を占領し、ようやく集落の支配が安定的になった」と指摘した。

DEEP STATEはクラホヴェ方面について「ロシア軍がシェフチェンコ方向のポケットを占領した」「ロシア軍がウラクリーの大半を支配している」「ロシア軍がコスティアンティノピル方向に前進した」と、RYBARは「ロシア軍がヤセノベの南で支配地域を広げた」「ロシア軍がウラクリーを占領した」と報告、視覚的にもロシア軍兵士がウラクリー集落内=ⒶⒷで国旗を掲げる様子が登場した。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

もうウラクリーの運命は決したように見え、コスティアンティノピルとアンドリイフカが落ちればバハティルとオレクシイウカへの道が開かれ、ここまで来るとドニプロペトロウシク州への侵入が現実味を帯びてくる。

DEEP STATEはヴェリカノボシルカ方面について「ロシア軍がブルラツケ方向に支配地域を広げた」「グレーゾーンがブルラツケまで伸びた」と、RYBARは「ロシア軍がノヴォチェレトゥヴァテを占領した」「ロシア軍がノボシルカを占領した」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

シェフチェンコ方向に大規模なリチウム鉱床があると言われているが、どの辺りにリチウム鉱床があるのか不明で、そもそもリチウムの埋蔵が確認されているだけなので経済的に採掘コストが見合うのかどうかも分かっていない。

米国のジョンソン下院議長は「新たなウクライナ支援法案を可決する気はない」と述べたが、EUはウクライナに対する200億ユーロ=3.1兆円相当の軍事援助パッケージを準備中で、来週の外相会談で合意を得ることを目指しているらしい。

関連記事:停戦ラインを巡る戦い、クルスク方面でウクライナ軍の補給が脅かされる状況
関連記事:将来の停戦ラインを巡る戦い、ロシア軍の前進テンポが東部戦線で加速
関連記事:将来の停戦ラインを巡る戦い、ロシア軍は東部戦線で西に前進し続ける
関連記事:ロシア軍がクルスク方面の補給路遮断に前進、クラホヴェ方面でも大きく前進
関連記事:停戦ラインを巡る戦い、再び動き出したロシア軍が東部戦線で前進
関連記事:停戦ラインを巡る戦い、ロシア軍が今年最大の攻勢を東部戦線で開始
関連記事:停戦ラインを巡る戦い、ウクライナ軍の兵士不足がクピャンスク方面で露呈
関連記事:ゼレンスキーを独裁者と呼んだトランプ、自身を王だと自称し始める
関連記事:トランプの世界が開幕、各国の指導者は作り笑顔の練習を始めるべき

 

※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України

米国務長官、支持率4%が事実かどうかは関係なくトランプを怒らせるな前のページ

勝手に期待して失望するギリシャ、欧州に防衛の連帯は事実上存在しない次のページ

関連記事

  1. ウクライナ戦況

    侵攻892日目、ロシア軍がチャシブ・ヤール市内に支配地域を広げる

    DEEP STATEとRYBARはドネツク州コンスタンチノフカ方面につ…

  2. ウクライナ戦況

    ドネツク西郊外の戦い、ウクライナ軍が1km以上もロシア軍を押し戻す

    ドネツク西郊外方面で新たに登場した視覚的証拠は「マリカンを制圧したロシ…

  3. ウクライナ戦況

    ウクライナが南部と東部での前進を公式に発表、TB2の攻撃シーンも公開

    ゼレンスキー大統領は4日「ウクライナ南部と東部でロシア軍から拠点を奪還…

  4. ウクライナ戦況

    バフムートを巡る戦い、ロシア軍が市街地に向けて前進している可能性

    ウクライナ軍とロシア軍の戦いは泥濘んだ土地の影響で全体的に低調なものの…

  5. ウクライナ戦況

    侵攻657日目、ウクライナ人は「前線の状況が全体的に悲惨だ」と警告

    ロシア軍によるウクライナ侵攻から657日が経過、ロシア軍は東部戦線のク…

  6. ウクライナ戦況

    侵攻541日目、ウクライナ軍はザポリージャ、南ドネツク、バフムートで優勢

    ロシア軍の侵攻開始から541日目が経過、ザポリージャ、南ドネツク、バフ…

コメント

    • もへもへ
    • 2025年 2月 22日

    ”EUはウクライナに対する200億ユーロ=3.1兆円相当の軍事援助パッケージを準備中”
    EUさん金額をぶちあげるのは大得意だけど、その中身のもの自体をちゃんと生産して納入できるのって疑問しかない。
    3年以上経っても欧州軍需産業の強化は程遠し。

    58
      • 名無し
      • 2025年 2月 22日

      >3年以上経っても欧州軍需産業の強化は程遠し。

      だって戦況見た感じ、今から軍需工場作ったって、「コロナが収まったあとにマスク工場ができる」状態ですし。。。

      50
        • 匿名
        • 2025年 2月 22日

        まずね、その時点で「露宇戦争が終わったらロシアの侵攻はそれで終了する」って考えてるって事なのよ。
        もしかしたら終わるかも知れないけど、「ここまで肩入れした時点でそのままロシアが戦争を続行する可能性」を一切考慮してない辺りが無能だし、そもそもその前提な時点で露宇戦争に西側が肩入れした大義名分自体も消滅するのよ。

        18
          • ふむ
          • 2025年 2月 22日

          本音では「自分には火の粉が掛からない安全な遊び」と思っているんでしょうね
          だからいつまでも生産ライン増強しない範囲でしか動かない

          38
      • nk
      • 2025年 2月 22日

      欧州の本気を見せるべき時はとっくに到来しているのでトランプになんて期待せず、あれ程好きに言ってたのだから人類の最先端と彼らが思っているであろう欧州的な価値観を守る為にも本気で金も血を流すべきで全くもって支援が全然足りていないしその程度で露が止まるはずが無い。
      出来ないなら黙ってれば良いしそもそもアメリカなんかに期待するのが大きな間違いで、アメリカはもうウクライナを損切りに入る体制なのだから文句をいっても何も起ない所か悪化するだけでアメリカと溝深めるだけに終わる。
      日本の80年に渡るアメリカ属国の動き方をしかと欧州は勉強するべきで、属国や腰巾着ではないというなら口では無くしっかりと行動で示すべき。

      65
      • ろみ
      • 2025年 2月 22日

      そもそもEUだけで軍事支援を継続してもHIMARSもパトリオットも弾切れで高価な置物です
      アメリカの支援終了は、ウクライナ軍の後方打撃能力と防空能力の多くを担ってるこの二つの米国製装備が実質無力化と等しく欧州だけでこれを代替出来るほどの支援が出来るかというの厳しいというか無理て断言出来てしまうのが非常にあれですよね

      35
    • ふむ
    • 2025年 2月 22日

    昨年の4割ですか…
    ウクライナは厳しいですね

    2024年2月2日
    欧州連合(EU)の加盟27カ国は1日、ウクライナに対する500億ユーロ(約7兆9500億円)相当の支援パッケージを承認した。
    BBCニュース

    10
      • ふむ
      • 2025年 2月 22日

      いや違いますね、軍事援助パッケージで検索したのに民間が出てました
      失礼、正しくは210億ユーロて昨年比微減のようで

      EU公式プレスリリース
      Informal Foreign Affairs Council (Defence): Press remarks by High Representative Josep Borrell at the press conference
      31.01.2024

      8
      • 航空万能論GF管理人
      • 2025年 2月 22日

      それは2024年から4年間をカバーする500億ユーロ(補助金170億ユーロ+融資330億ユーロ)の経済支援、今回準備している200億ユーロの支援は軍事援助パッケージなので、これを比較して「援助が削減された」と考えるのは間違っていると思います。

      28
        • ふむ
        • 2025年 2月 22日

        全くもってその通りです
        失礼しました

        9
    • ppp
    • 2025年 2月 22日

    リチウムは戦争初期は高騰していて領土紛争のファクターかと言われてましたが、ここ2年位で暴落しちゃったんですよね
    受給問題もありますし、世界各地でちょくちょく大規模鉱脈が発見されたりしてます
    現在は鉱山会社が操業停止に追い込まれるほどなので、手に入れたとて短期的に利益を出す事は難しそうです
    開発しないにしてもポケットの中にあることが国家の戦略に重要ではあるんでしょうが

    23
      • たむごん
      • 2025年 2月 22日

      まさに仰る通りです。
      資源ビジネスの肝で、冷静に見ると、そのリスクをアメリカ(海外企業)が背負ってくれるというわけなんですよね。

      資源ビジネスの怖い所は、今の価格で投資しても未来の価格が分からないのに、数百億円~数千億円単位の投資が平気で必要になる事です。
      しかも、資源採掘が始まって儲かったと思えば、自国政府が増税を要求したり・労働者が分け前を寄越せとストライキをやることも普通なんですよね…(地元に落ちる金額が増える)

      トランプ大統領は山師のように5000億ドルとぶち上げただけで、正直なところ、儲かるかどうか分かりません。
      ゼレンスキー大統領の気持ちは分かりますが、トランプ大統領にレスバするのではなく、ウクライナに落ちる金のメリットを説くべきだったと感じる面があります。

      21
        • 匿名
        • 2025年 2月 22日

        しかも当初案って合法なアメリカ企業の資産がウクライナに発生するって事だからアメリカ軍が動く根拠になるのよね。
        つまり間接的にトランプはウクライナを保護するって言ってたのよ。
        それが読み解けず感情的に反対してたんだから救いようがない。

        33
          • たむごん
          • 2025年 2月 22日

          まさに本質です。

          トランプ大統領のロジックは、ただでさえ軍隊は高額なため、自国の安全保障や権益に関わるもの以外に海外派兵したくないということでしょう。

          ウクライナに、アメリカの権益(っぽいもの)があれば、納税者に対して米軍関与の説明ができますね。

          18
          • のー
          • 2025年 2月 22日

          でもトランプも妥協案を考えてるみたいですから、とりあえず怒ってみた効果はあったのかも。
          もしロシアが再度侵攻を開始したら、即座にウクライナのNATO加盟を認めるとかなんとか。
          このまま決裂しないように、トランプの側近たちが色々と走り回って頑張ってるのでしょう。

          9
            • たむごん
            • 2025年 2月 22日

            今後の展開に注目ですね。

            ケロッグさんが、トランプ大統領のSNSにも注目しながら動いている、と話していたインタビューがあったと思います。

            巨大組織なわけですが、ベンチャー企業みたいな意思決定なわけで、側近も仕事の速さが求められそうですね…

            9
        • D-day
        • 2025年 2月 22日

        進めて考えるとアメリカは資源での回収は二の次で、まずはこれ以上の援助を切ること、その上で儲かりそうなら掘るだけでは?
        掘らなかったとしてもアメリカの資産ではあるのでロシアが妨害する場合には関与に大義名分ができます。
        先に書いたように単なる損切りだけでもアメリカには損はないし、ロシア領土になってもロシアと関係改善をして採掘権を買えば良いのです。ロシア寄りの方向は単に停戦のテーブルに付ける以上に戦後の資源入手(サハリンもまたエクソンとか入れたいかも?)の気がします。

        12
          • たむごん
          • 2025年 2月 22日

          アメリカは超大国なうえに、安全保障にほぼ関係ないですから、仰る通り主導権を握っている気がしますね。

          緩衝国家は、大国に翻弄されるというのが歴史の宿命ですから、本当に上手くやる必要性を感じてしまいます…

          10
        • ノーテイスト
        • 2025年 2月 22日

        本当に「アメリカが開発のリスクを背負ってくれる」ならウクライナにとって慶事ですが…石油を巡る米英の過去の行状からすると希土類も心配になります。中国と対決したいトランプとしては是が非でも、でしょうが…。これをアメリカに渡せば希望が見える事が確定するとは思えません。政権云々では無く、西側陣営の大義が本物なら、斯様な“ディール”は論外の筈で、ここにもウクライナ戦争の軋みを感じます。

        8
          • たむごん
          • 2025年 2月 22日

          イギリス=ウクライナの『100年協力パートナーシップ協定』に、いろいろ入っているという噂はありますが、実際見返りはどうなんでしょうね?

          スターリンク遮断も現実的になりましたから、ここからどうなるのか、見守りたいと思います。

          (2025年01月24日 スターマー英首相、ウクライナ訪問、100年にわたるパートナーシップに署名(英国、ウクライナ) JETRO)

          8
    • 皇道派
    • 2025年 2月 22日

    アメリカの支援がないと厳しいんだろうなと思いつつ
    始めさせたのも挑発させてたのも一部ヨーロッパだから結局お前らが責任取れよは理解できる。
    10年近くNATOは来るなと言ってた奴怒らせてる実績がね

    37
    • 温泉
    • 2025年 2月 22日

    確か1月頭にクラホヴェがほぼ陥落したように記憶していますが、その頃とは様相が大分変わりましたね。トランプ流の停戦が嫌だという気持ちは理解しますが、受け入れずに戦争を続けても状況は悪化し続けるだけ……。
    わが国は民間人に何十万人もの犠牲が出てようやく全面降伏したわけですが、ウクライナはどこまで行くのでしょうか。軍事バランスが大きく崩れた状態で戦って何が起きるかはガザで証明済みですし、犠牲者に対して世界が何かしてくれるわけではないことも証明済み。
    欧州としては「正義側の自分たちが勝ったと言える状況にして負けたい」ということなんでしょうけど、それは結局のところ為政者のメンツを重視して人命を軽視するということ。
    きれいな負けを目指して失敗した例はたくさんあると思いますので、歴史に学びうまく早期停戦を目指してほしいです。

    41
      • やみと
      • 2025年 2月 22日

      ガザの状況は全然違うでしょう。もしウクライナ人にガザ人のような戦意があれば(230万人の中で10万人が死んでも、戦闘を続けることができる)、欧米の援助を加えると実は高い勝算がある
      ハマスがイスラエルの要求を受け入れているように見えるが、実際にはイスラエルも「ガザへの物資封鎖解除」や「人質1人につき数十倍のパレスチナ人囚人/捕虜と交換する必要がある」という条件に直面している
      イスラエル人は不満を抱いていたが、政府はこの条件を受け入れざるを得なかった——決定的な勝利を収め、より有利な条件を得ることは難しいことを理解している

      10
    • 朴秀
    • 2025年 2月 22日

    欧州のお気に召さない結果になりそうですが
    停戦には向かっていますかね
    ここまでコケにされるとゼレンスキーが意固地になりそうではありますが

    31
    • .
    • 2025年 2月 22日

    焼け石に水ですね。ロシアの全身は止められないでしょう。今年も石油タンクにドローン突っ込ませて映え狙いしかない。

    25
      • 名無し
      • 2025年 2月 22日

      映え目的でロシア本土に侵攻するのも入れましょう。

      15
        • な梨
        • 2025年 2月 22日

        クルスクにもうやってるやろ?

        18
    • 名無し
    • 2025年 2月 22日

    現状のままだと砲弾100万発の件が再来するだけでしょうね
    でも状況が状況なのでゼレンスキーは二度と「支援の到着が遅い」「約束した納期を守れ」とは口が裂けても言えないんじゃないでしょうか
    あとトランプ政権と関係が劣悪なままだとアメリカ製のコンポーネントや技術か噛んだ兵器は供与を拒否られる可能性もありますね

    23
    • DEEPBLUE
    • 2025年 2月 22日

    ゼレンスキーに名誉ある撤退を進言できる側近はいないんだなあ・・・。負け戦でこうなると先の日独しかり南ベトナムしかり。

    32
      • 匿名
      • 2025年 2月 22日

      勝つための方策を提案しただけで追放されるんやで?
      流石に前線崩壊前から「このままだと前線維持出来ないから徴兵制を始めてくれ」って言っただけで司令官が更迭されるのは狂気やろ…

      そらヤバい事に関して報告誰も出来なくなるべ。

      34
    • tokisada
    • 2025年 2月 22日

    EUはウクライナに対する200億ユーロ=3.1兆円相当の軍事援助パッケージを準備中で、来週の外相会談で合意を得ることを目指しているらしい。

    ああ、突然外相ではないけど、国防相を集めて緊急会合を24日にするってこれ関係か
    終戦するのに、これ意味あるの?と揉めそうだな。
    使い込んだロシア凍結資産を有耶無耶にするために終戦ではなく、停戦に持ち込みたいのだろうな

    17
      • 匿名
      • 2025年 2月 22日

      まぁロシアとしても将来を見据えれば終戦より停戦やろ。
      アメリカとは和解するけどウクライナは知らんって態度で終わりそうな気もする。

      ここまでゼレンスキーがあれだとアメリカとロシアの間で「万が一ロシア領になってもウクライナと協定でアメリカの権益とされた元ウクライナ領の権益は保護する」みたいな密約してる可能性もあるし。

      ロシアからしたらアメリカ軍が駐留しない限りは文句ないやろ。

      10
        • tokisada
        • 2025年 2月 22日

        停戦だとロシア凍結資産が解除されない上に戦勝国として、ウクライナに賠償請求が出来ない。
        けど、終戦だと凍結資産が解除される上にウクライナに賠償請求が出来る。
        EUは勝手にロシア凍結資産を利用して、処分にも金がかかる旧兵器の処分をウクライナ支援と称して使って、自国の最新兵器を揃えるのに使っていたので、停戦だと一番困るのがEU。
        凍結資産を使い込んでいたから、全部自腹で返金しないと倍の損害賠償金を払う必要がある。
        ロシアとしては、10年ぐらいEUを抑え込めるので終戦が望ましい。

        18
    • ざる
    • 2025年 2月 22日

    アメリカの援助なしにEUの援助だけでパトリオットやハイマースの代わりをどうするのでしょうか?
    他の方も指摘しますがアメリカの許可なしにアメリカ製の部品使った武器の供与は出来ないでしょうし。
    砲弾もチェコの計画でろくに集めれませんでしたし、パッケージの中身が気になるところではありますね。

    19
      • なんとも
      • 2025年 2月 22日

      ご懸念おっしゃる通りです。そして、実態は会議が踊るだけです。中身などありません。
      そもそも、ウクライナの問題は資金ではありません。鉄と血です。ビスマルクであれば、金などどうでも良い。砲弾をつくれ。兵士を送れと指示するだけでしょうね。

      大体、ドイツがアメリカの助けなしでヨーロッパや自国を守れませんって言ってること自体、おかしいんです。
      停戦後はアメリカが保護すれば兵を送りますと言ってるイギリスも同じです。アメリカにおんぶに抱っこで自分達が国だと思ってること自体、めちゃくちゃです。国家に本当の友人はいない。という原則を忘れて、アメリカ依存を進めた結果です。

      武器はアメリカさんの納品待ちです。自分達は生産能力低いです。お金は用意します。兵隊が足りない?出しません。どうやって、戦争に勝つんですか?という話です。それであれば、中国さんに土下座して自分達に砲弾やミサイル売ってください!と頼めばいいんです。または、アメリカに土下座して、兵器を売ってもらうか。 
      なんでしょうね。竹槍でB29は落とせないと言った記者や軍部に絶望し抜いた大岡昇平、中井英夫の気持ちがよくわかりますね。

      1
    • らっく
    • 2025年 2月 22日

    セルビアの独立と自由を守るために行われた第一次世界大戦を思い出しましょう。それだけの価値はありましたか?

    22
      • 匿名
      • 2025年 2月 22日

      そもそも総力戦がいかんのよ。
      国家の経済構造そのものが軍事主体になるから戦争が無くなった瞬間に詰む。

      18
    • 七資産
    • 2025年 2月 22日

    ドニプロに到達しそうな勢いだな
    こっちは要塞ないみたいなので突破されると一揆に崩れかねない

    • cosine
    • 2025年 2月 22日

    発表されてる内容だけですと、ロシアが南国に思えるほどのサムさですね…特にスピード感が。会議が来週て。
    喫緊ならば、今すぐに大臣叩き起こしてでもWeb会議でしょうに。
    その会議でも、最初は勇ましい言葉が並べども、おたくはお幾らユーロの話になった途端に重苦しくなるんだろうなぁ。
    米国がいなくなるというのは、単純な戦力の問題だけではなく、ファシリテーターのごとき存在もいないことの露呈でもあったのですね…

    ロシアと同等以上のスピードか、スピード差を埋めるほどの一発のどちらかでも無ければ、食い止められるはずなどないのであり。

    23
    • じゃぐりんぐ
    • 2025年 2月 22日

    ヨーロッパではどう逆立ちしてもこの代替が提供できないからアメリカの言いなりになるしかないんだよね。遮断されたら停戦どころか終戦でしょ

    米、ウクライナのスターリンク遮断警告か

    2/22(土) 9:56配信

    共同通信
     【ワシントン共同】ロイター通信は21日、トランプ米政権がウクライナに対し、希少な鉱物資源供与に合意しなければウクライナ軍が情報通信に使うインターネット接続サービス「スターリンク」を遮断する可能性があると警告したと報じた。

    20
    • cosine
    • 2025年 2月 22日

    まあ、民主主義がいわゆる権威主義にスピードで勝てないのは致し方なしか。
    意思決定方法の差、すなわち主義の定義レベルでの差ですので。

    ならばアクション毎の重さで対抗するしかありません。
    もっとも、今までそれは米国頼みだったわけですけど。
    それでかろうじて民主主義は保っていた。
    米国が民主主義の守護者だったというのは別に誇張でもなんでもないでしょう。

    とはいえ以前にどなたがが言っていた通りに、対抗の一撃を欧州で用意すらできないなんてことはないはず…

    6
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2025年 2月 22日

    外相会議で決めるのはいいけど、これから政権交代する・しそうな国がちらほらあるので後でちゃぶ台返しくらったりしませんかね
    EUの本気度が全くわからない

    13
    • やみと
    • 2025年 2月 22日

    十分な生産能力がなければ、もっとお金をかけたくても商品を値上げするだけです
    企業に生産能力を拡張させたいなら、少なくとも10年以上の安定した長期的な注文を提供する必要があります。そして次の政府に注文がキャンセルされるのを防ぐ必要も
    生産能力を拡張するには工場を拡張し、機械を購入し、より多くの労働者を雇用する必要があり、わずか数年後に注文数が少なくなれば、すべてが大赤字になる。株主がそんなことに同意するはずがない
    指導者の任期が短い国にとってこんなことは非常に難しいが、中ロ北のような国では、指導者が十分に長く続けることができ、赤字を考慮する必要がない国営兵器企業も多く、優位性は非常に明らかである

    9
    • Mr.R
    • 2025年 2月 22日

    ちなみにモクリヤリー川を起点にヴェセレのすぐ南からシェフチェンコの北を通って西に向かう3重の対戦車壕が確認できます。

    2
      • 241
      • 2025年 2月 22日

      シェフチェンコのリチウム鉱床はその対戦車壕の南側にあるんですよね。
      リチウム鉱床の場所はShevchenko Field of Lithium Oresで検索すればウクライナの政府機関(たぶん)Державна служба геології та надр України(ウクライナ地質・土壌研究所)のpdfと画像が出てきます。

      鉱床の北側と南側の(おおまかな)座標
      47°54’42.8″N 36°41’45.6″E
      47°54’02.7″N 36°41’50.9″E
      幅は広い所で500mほどのようです。

      4
  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 日本関連

    防衛装備庁、日英が共同で進めていた新型空対空ミサイルの研究終了を発表
  2. 北米/南米関連

    カナダ海軍は最大12隻の新型潜水艦を調達したい、乗組員はどうするの?
  3. 中国関連

    中国は3つの新型エンジン開発を完了、サプライチェーン問題を解決すれば量産開始
  4. 中東アフリカ関連

    アラブ首長国連邦のEDGE、IDEX2023で無人戦闘機「Jeniah」を披露
  5. 欧州関連

    アルメニア首相、ナゴルノ・カラバフはアゼル領と認識しながら口を噤んだ
PAGE TOP