ウクライナ戦況

ロシア軍が東部戦線で前進、ポクロウシクではウクライナ軍の反撃が続く

ウクライナ人が運営する情報分析グループ=DEEP STATEは13日「ロシア軍がシヴェルシク方面、コンスタンチノフカ方面、ヴェリカノボシルカ方面で前進した」と報告、さらにポクロウシク方面では「ウクライナ軍がシェフチェンコ集落西端に到達した」と視覚的に確認された。

参考:Мапу оновлено
参考:Хроника специальной военной операции за 13 марта 2025 года

ポクロウシク方面の反撃規模はクルスクに比べれば小さいものの「異常さ」の点においてはインパクトが大きい

DEEP STATEとRYBARは動きの激しかったクルスク方面について連日言及し、視覚的にも位置が判別できる映像や写真が毎日登場していたが、DEEP STATEは久々にクルスク方面に言及せず、RYBARも13日朝の報告内容(ポドルとメロボイの占領、ゴンチャロフカ西郊外での掃討)を繰り返すだけで、ロシア軍の前進を示す新たな視覚的証拠も登場していない。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

一部のロシア人ミルブロガーは「ゴンチャロフカやルバンシチナも解放された」と主張しているものの事実かどうかは不明で、クルスク方面の報告ラッシュは止まったようにも見えるが、ロシア軍が残りの部分を放置するとも思えないため、暫くすれば再び火が付くかもしれない。

クルスク方面に言及しなかったDEEP STATEは東部戦線でのロシア軍前進を報告し、RYBARはテキストのみでポクロウシク方面の状況に言及しており、視覚的にもポクロウシク方面で興味深い映像が登場している。

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DEEP STATEはシヴェルシク方面について「ロシア軍がビロホリウカ集落内で支配地域を広げた」「ロシア軍がビロホリウカ南東の浄水施設を占領した」と報告。

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DEEP STATEはコンスタンチノフカ方面について「ロシア軍がフリホリフカを占領した」と報告、これでフリホリフカ方向の状況はRYBARの評価と一致した。

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DEEP STATEはヴェリカノボシルカ方面について「ロシア軍がドニプロエネルヒヤ集落内に足場を築いた」と報告、グレーゾーンを含めた範囲はRYBARの評価と概ね一致しており、ロシア軍はコマールに向けてじわじわ北上している。

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RYBARはポクロウシク方面について「ウクライナ軍がシェフチェンコ方向で反撃を続けている」「この集落からロシア軍を追い出そうとしている」と述べ、視覚的にもロシア軍がシェフチェンコ集落西端にあるレクリエーション施設=に到達したウクライナ軍兵士を攻撃する様子が登場、これまでも集落内で「ロシア軍がウクライナ軍を攻撃する様子」が複数回登場しており、今回の映像は「ウクライナ軍が集落内に定着している可能性」を強く示唆するため、非常に興味深い動きだ。

もしウクライナ軍がシェフチェンコを奪還できれば「戦うことなく奪われてしまった要塞」にアクセスできるようになり、T-0406方向のロシア軍も押し戻すことが出来るかもしれない。兎に角、短期間に同一戦場で連続した反撃が成功するのは「2023年の反抗作戦」以降初めてで、クルスクに比べれば反撃の規模は小さいものの「異常さ」の点においてはインパクトが大きい。

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追記:ロシア軍がザオレシェンカ集落の住宅地=でウクライナ軍と交戦している様子が登場した。

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※アイキャッチ画像の出典:24 ОМБр імені короля Данила

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コメント

    • 通りすがりA
    • 2025年 3月 14日

    ポクロフスクでロシア軍を押し戻すことが出来ているという事実は、8月からの「クルスクへの注力」は失敗だったと改めて証明されたと感じます。つまり、やろうと思えばウクライナ軍はまだ、東部戦線を支えることができた。深読みすれば、そういう風潮に持っていくためにあえてゼレンスキー政権肝いりのクルスクを潰し、司令官が交代したポクロフスクでは後退を許可しているのか。
    いずれにせよ、8月から2月の間に東部戦線は取り返しのつかないほど領土を失い、ウグレダールなどは遥かに遠い。この失敗による領土失落を、現地部隊の頑張りで全て取り戻すことは不可能でしょうね。つくづく、ウクライナ軍は上司に恵まれない。

    33
      • のー
      • 2025年 3月 14日

      最終的に失敗か成功かは判断は難しいです。
      ロシアが停戦交渉の条件としてクルスク撤退を提示してるので、何らかの影響はあったでしょう。
      十分かどうかは分かりません。
      個人的には、核兵器使用のレッドラインが大幅に後退したのが、最大の成果かなと思います。
      クルスク占領時点で、ロシアは戦術核兵器を被害の少ない場所に、威嚇で撃ちこむという選択肢を取る可能性はあったと思います。でもプーチンにはそこまでの度胸は無いことが確認できました。

      5
        • go2
        • 2025年 3月 14日

        >でもプーチンにはそこまでの度胸は無いことが確認できました。
        威嚇のために戦術核を撃ち込むというのは度胸ではなく、常識がない、倫理がないと評すべきでしょう。
        ロシア国民にとっても、ウクライナ国民にとっても、「狂気の度胸」の持ち主がいなかったことはよいことでしょう。

        59
          • hoge
          • 2025年 3月 14日

          まあ、その、核兵器を使わないことを度胸がないと評価するセンスには恐れ入りますわな
          西側の民主主義の守護を掲げる連中は2022以降、しばしばこんな姿を見せてきたから
          何年も言論の自由や基本的人権の尊重を標榜してきた自分はヤバい狂人なんじゃないかと不安になってる

          59
            • のー
            • 2025年 3月 14日

            度胸というか、無謀というかはともかく。
            プーチンはロシア領に攻め込んだら、核兵器使うぞゴルァ的な事を言ってましたね。
            正確にそういう言い方ではなくて、少々含みを持たせてましたけど。
            バイデンは当初、ロシアが核兵器を使う事を恐れて、ロシア領への攻撃を許可しなかったでしょう。
            だからウクライナは米国の妨害を懸念して、秘密裏にクルスクに攻め入った。
            結局、やってみたら案外そうでもなく、西側諸国は驚いてた。
            という経緯だったと思いますが。
            違います?

            5
              • ななし
              • 2025年 3月 14日

              どこも「度胸」で外交やってる訳ではないですよ、、、
              高度な駆け引きの応酬をやっているわけで、それは
              全て自国の国益の為にやっている

              個人的にはプーチンは自国に核が発射されない限り、
              絶対に核を使用しないでしょう。核を2発も非戦闘員の
              居住地に打ち込み、それを礼賛する連中とは違いますな
              プーチンは終戦記念の日、原発投下映像を見て欧米首脳が
              拍手喝采をする中、ただ一人十字を切っていました
              (メルケルは拍手はしなかった)

              突如として凶暴な独裁者プーチンが無垢のウクライナに
              侵略を開始したなどという「神話」を信じる御仁は
              ここのミリオタニキには一人もいないと思いますよ

              53
              •  
              • 2025年 3月 14日

              核使うまでもなく貴重な戦力注ぎ込みまくって大損壊出しながら留まった末に排除されただけだろ

              23
              • Mr.R
              • 2025年 3月 14日

              ウクライナ軍が本当に原発や、州都クルスクに迫るような事があればどうなっていたか分からないと思います。

              11
        • はあ?
        • 2025年 3月 14日

        プーチンにそこまでの度胸はないことが確認できた。
        →Forbesやニューヨークタイムズのプロパガンダ記事を読み過ぎると、そんな認識になるのでしょうね。

        58
    • cosine
    • 2025年 3月 14日

    以前にどなたかに言われたことのせいで、ウクライナ軍支配地域の水色が右向いて口開けてるオッサンの顔にしか見えなくなってしまいました…どうしてくれr

    それはおいときまして、お互いに当座の最重要目標の達成へは邁進できているようですね。
    あとは、その成果を半永久化しておけるかどうか次第でしょう。

    7
      • 通りすがりA
      • 2025年 3月 14日

      現状のあたりで停戦になったとして、ポクロフスク炭鉱が操業再開できるかは非常に微妙なラインになりますね。インフラ再建にも鉄鋼は必要でしょうから、ウクライナ側にとっては確保したいですが、ここまで前線に近い箇所に従業員が戻れるかは別問題として残りますし。かといって、クルスク占領地とポクロフスク炭鉱周辺の交換などももうできませんし。他のウクライナ領との交換では、引き渡される地域が反乱起こしかねませんし。

      10
    • tokisada
    • 2025年 3月 14日

    クルスク東部に食い込んでいるロシア軍がウクライナ軍の背後に回って、また包囲殲滅をする動きがあるようです。

    26
    • nk
    • 2025年 3月 14日

    ポクロウシクはウクライナも継続反攻箇所があり戦えているけど、クルスク筆頭に他戦線はロシアが優勢変わらない戦況であると。
    ポクロウシクは一時停戦見越して外縁都市を奪還しておきたい思惑もありそうだけども、一時停戦までの道筋はまだまだ遠いと思うので反攻に出たのが吉なのか凶と出るのかどういった顛末迎えるでしょうか。

    15
      • toto
      • 2025年 3月 14日

      ポクロウシクが交通の要衝であり、重要拠点であるのは変わらないので戦力を多めに配備して守るのは妥当として、この段階で反攻に出て体力が持つのかは判断が分かれそう。一時停戦になるのか、なったとして何時からどのくらいの期間になるかが、これらの判断の吉凶の目安になるかと。

      12
        • Mr.R
        • 2025年 3月 14日

        地図を見てみると小さいですが川が流れているので、そこから北は取り返したいとも見えますね

        2
    • 懐中電灯
    • 2025年 3月 14日

    東部からかなりクルスク方面に軍を引っこ抜いた影響なのでしょう。今は反撃できているけど、既に反攻開始時から戦線はかなり西へ後退してますし、反攻部隊も潰走。今後引っこ抜かれた軍が戻ってきたらどうなることか…

    15
    •  
    • 2025年 3月 14日

    まあウクライナの狙いは明白ですよ
    なんとしてでも停戦にもつれ込ませるまで炭鉱を死守したい、これだけです

    作戦的にはウダチネ方向に形成されたロシア軍突出部に対する、ノヴァシリウカ→ノボトロイツケとシェフチェンコ→例の要塞陣地の2つの軸による攻勢です
    しかしノヴァシリウカ軸は既に衝撃力を失っていますし、シェフチェンコ軸はまだ優勢を維持しているものの今後要塞攻略が控えているわけで、目標の達成にはまだまだ遠い状況です
    またクルスク方面の情勢悪化を受けてウクライナ参謀本部は安定化のために東部からの部隊を引き抜くことが予想され、そうなれば攻勢継続は困難となります
    いずれにせよロシア軍はウクライナの攻勢が停滞し次第反撃を開始し、シェフチェンコに突撃している部隊は壊滅的な打撃を受けることになるでしょう
    そしてもはやその戦力を回復する機会はありません

    22
    • hoge
    • 2025年 3月 14日

    優先度は比較的に高くないけれどシヴェルシク方面がじわじわ進んでるのは興味深いですね
    やはり難攻はあっても不落はないのだなと
    あと過去のこの戦線のロシア軍司令官は無能だったとの評価を確定させてよさそう

    13
      • cosine
      • 2025年 3月 14日

      私も以前に前任者を腐しはしましたが、よくよく考えるとウクライナ側の抵抗力がずっと同じだったのかは分からない以上、一絡げに無能判定が正しいのかはなんとも、かなと。

      実はボディーブローのごとく効いていたとか、あるいはヘボかったが故にウクライナ側の判断ミスを誘ったとか、後任者が前任者よりも大幅にやり易くなっていた面はある…のかもしれません。

      15
        • Mr.R
        • 2025年 3月 14日

        前任者がアレだったが故に、『アレな司令官の攻撃なら凌げる』程度の兵力しか残されていなかった可能性はありますね

        2
    • たむごん
    • 2025年 3月 14日

    ポクロウシク方面の反撃は、非常に興味深いですね。

    クルスク侵攻がなければ、ヴフレダル~クラホヴェ~プロレスの維持、後方防衛線の整備に工兵資材を投入できたのかなと思ってしまいます…

    クルスク州~スームィ州、プーチン大統領が緩衝地帯について触れており、国境沿い~後方に防衛線を整備できているのかは少し気になりますね。

    3
    • ゴモラ
    • 2025年 3月 14日

    胡瓜に味噌をつけるとどうしてこんなに美味しくなるんだろう。
    ロシアってなんやかんやで、強国なんだなと改めて思わされる。いつの世も力あるものが力なきを者を淘汰するのは真理。ロシアさんって包囲殲滅が好きだね。僕はドクトリンとか知らないけど、これが普通の戦い方なの?

    7
      •  
      • 2025年 3月 14日

      包囲に持ち込もうとするのはどこも同じだけど方法論は結構違うかも
      ロシアほど両翼包囲を好む国は他にないんじゃないかな
      NATOやウクライナはもっと狭い範囲に戦力を集中させて突破を図ってから電撃的に包囲に持ち込むけど、ロシアは広正面攻撃で前線を押し上げて気づいたら包囲の状態に持ち込んでる

      16
        • ゴモラ
        • 2025年 3月 14日

        そうなんだ。答えて頂き有難う御座います。ロシアって領土広いせいで、感覚バグってるのかな?

        1
          • cosine
          • 2025年 3月 14日

          横から失礼、かつただの個人の感想ですが、ソ連・ロシアが志向しあるいは巻き込まれる戦いって面を取るか取り返すかだからそうなるのかなという印象です。
          点と線で制圧しようとする国とは違い面でまで制圧するを必要とする故に。

          面を取るために敵を退がらせる手段として圧せるところを圧し挟めるところを挟む、その上でそれでも退がらなかった敵を釜茹でにしていくと。

          4
            • ゴモラ
            • 2025年 3月 15日

            確かに、そう言われてみる分かりやすいです。戦争に残酷という言葉が合うか分かりませんが、私としてはこの戦術は受けたくないですね。

    • kitty
    • 2025年 3月 14日

    しかし、何気ない戦場のスナッフじゃねえスナップ写真に何気にドローンが写り込んでるのが、ウクライナ戦争を象徴している。

    3
      • 納屋の戸
      • 2025年 3月 14日

      かつては米兵のヘルメット映像やらロイターのカメラマンがヘリに殺された映像が流出して問題になったけど、今や誘導爆弾がスナッフフィルムを量産する時代だしな

      2
    • Mr.R
    • 2025年 3月 14日

    昨日NASAのFIRMSで火災反応があったカルーガ州シャイコフカの空軍基地ですが、ロシア国防省が発表したカルーガ州にドローン25機が侵入したこと、また周辺住民の撮影した動画等が出てこないことを併せて考えると、基地上空まで接近できたものの撃墜され、弾薬庫の近くで火災が発生した。と結論せざるを得ません。シャイコフカ空軍基地は戦略爆撃機の拠点なので同基地にダメージを与えられれば大きかったのですが···

    3
      • Mr.R
      • 2025年 3月 14日

      追記:この記事のXを引用して3/13撮影のクピャンスク方面の衛星画像を貼ります。参考までにどうぞ。
      個人的に気になったのがオスキル川の両岸で高温反応(おそらく火災)が起こっている点ですね。ロシア軍が渡河していると思われる場所なので、ウクライナ軍による砲撃が行われている可能性があります。

      2
    • 追剥強盗武士の手習い
    • 2025年 3月 14日

    予想通り、誰もが疑問に思う事をロシア側に質問される停戦案でした。トランプの暴走の産物以外の何物でもなく、国防省も国務省も人手不足とばかばかしさのため、停戦するのに必要な事務的手続きを説明しなかったと想像できる。「撃ち方やめ」だけでもいいけれど、実際、戦力の引きはがしはどうするのか、グレーゾーンはどうするのかね。トランプとゼレンスキーが、本気で停戦を望むならロシア側の条件を飲むしかないが、そんな気はなさそうだし、とにかく停戦をぶちこわしても、アメリカの支援が得られるし、選挙もなさそうだし、ゼレンスキーとEUは万歳だろうな。
    トランプが、石油の値段をどうやって下げさせるのか。幸いなことに、トランプの朝令暮改で、アメリカの景気は減速中だから、アメリカの石油の値段は下がるだろうが、輸入設備が十分でないのとサウジの頑張りで、欧州は相変わらず高値に苦しむだろうなあ。それにしても、スームイへの侵攻はどうだろうか。せっかく、国境をならして予備兵力ができたのに、それを使うのか。

    2
    • ななし
    • 2025年 3月 14日

    管理人さんの戦況図、さりげなくバシフカ集落内でロシア軍と
    ウクライナ軍が戦闘中って、、、

    既に北からスームィの国境越えてロシア軍が侵攻していて、
    ザオレシュンカ、ゴロチャンフカの最前線どころか、その後方
    ルバンシチナ・ゴゴレフカ・オレシュカも東西から挟撃されて
    危機的状況ですけど、、

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