DEEP STATEとRYBARは2日夜「ロシア軍がクルスク州コレネフレスキー地区、ドネツク州クラホヴォ・ヴフレダル方面、オリヒウ方面で前進した」と、特にDEEP STATEは「ロシア軍がクラヒフカを占領し、支配地域を大きく広げた」と報告し、ウクライナ軍は南ドネツク方面で急速に領土を失っている。
参考:Мапу оновлено!
参考:Курское направление: обстановка в Суджанском районе обстановка к исходу 2 ноября 2024 года
参考:Южнодонецкое направление: освобождение нескольких населенных пунктов обстановка к исходу 2 ноября 2024 года
ロシア軍が膠着状態から脱却できたのは均衡していた戦力バランスが崩れたため
DEEP STATEはクルスク州コレネフレスキー地区について2日夜「ロシア軍がマルエフカ方向に前進した」「ロシア軍がトルスティ・ラグの南で前進した」「レフシンカ~ノヴォショロフカまでがグレーゾーンを抜けた」と、RYBARは「ロシア軍がボグレブキ方向に前進した」「ロシア軍がノヴォイヴァノフカを再奪還した」と報告。
カウチュク~アナスタスエフカ方向に伸びていた約8kmのグレーゾーンが約2kmまで減少し、DEEP STATEはレフシンカ、セミョノフカ、シャポシュニコワ、ヒトロフカ、ノヴォショロフカの5集落をロシア軍支配下に戻している。
DEEP STATEはクラホヴォ・ヴフレダル(南ドネツク)方面について「ロシア軍がヒルニク郊外とクラヒフカ郊外で支配地域を広げた」「ロシア軍がクラヒフカを占領した」「ロシア軍がマクシミルヤニフカ郊外で支配地域を広げた」「ロシア軍がマクシミフカ中心部を占領した」「ロシア軍がシャフタールを占領した」「ロシア軍がシャフタールの南で支配地域を広げた」「ノヴォドミトリヴカからヴォズネセンカ方向にグレーゾーンが広がった」「マクシミルヤニフカ郊外でグレーゾーンが南に伸びた」と報告。
RYBARは「ロシア軍がマクシミフを解放して残敵掃討が行われている」「ロシア軍がヤスナ・ポリアナからシャフタールの間を占領した」「ロシア軍がアントニフカ集落内に足場を築いた」「カテリ二フカ解放を裏付ける確実な証拠は登場していない」と報告、視覚的にもウクライナ軍がヴォズネセンカ方向=Ⓐでロシア軍を攻撃する様子、ロシア軍がアントニフカ集落内のウクライナ軍陣地=Ⓑを襲撃する様子、マクシミフカ中心部=Ⓒの建物にロシア国旗が掲げられた様子が登場。
Ⓐはロシア軍がノヴォドミトリヴカからヴォズネセンカ方向に前進していると、Ⓑはロシア軍がアントニフカ集落内に存在すると、Ⓒに映るロシア国旗は支柱にきちんと掲げられており、建物の外にもロシア軍兵士が映っているため「ドローンによる国旗設置」とは考えにくく「ロシア軍がマクシミフを支配している」と解釈するのが妥当だろう。
南ドネツク方面のロシア軍は「夏季攻勢に匹敵する速度」でクラホヴォ方向に前進中で、New York Timesは1日「米政府のアナリストは『今後数ヶ月の間にロシアが大きな利益を得る可能性は低い』と予想したが間違っていた。米軍当局者らは『もう戦争は膠着状態ではない』『ウクライナにとってのウィークポイントは武器供給ではなく兵士不足だ』と結論づけている」と報じており、これは均衡していた戦力バランスが「崩れた」という意味だ。
このペースでウクライナ全土を占領するのは何十年もかかるという見方もあるが、均衡していた戦力バランスが崩れた主な原因は「ウクライナ軍側の兵士不足」にあり、同問題が短期的に解決する可能性も限りなく低く、戦力バランスのギャップが広がれば広がるほどウクライナ軍が被る損害が多くなるため、戦力密度が薄くなれば「決定的な突破が起こる可能性」を否定出来なくなる。
DEEP STATEはオリヒウ方面について「ロボティネ付近でロシア軍が前進した」「ロボティネとヴェルボヴェの間でロシア軍が前進した」と報告、DEEP STATEは明確に言及していないものの、ロボティネ集落全体がロシア軍支配地域に収まっているため「ロシア軍がロボティネを制圧した」と解釈するのが妥当だろう。
もうロボティネを失ってもオリヒウ方面の状況がどうなるという理由でもなく、昨年夏の反攻作戦で奪還した拠点=スタロマイオルケとウロジャインが既に失われているため、ゼレンスキー政権に対する政治的ダメージもないはずだ。
追記:直近1ヶ月(10月1日~11月3日)にポクロウシク・クラホヴォ・ヴフレダル方面で観測された変化(ウクライナ人が運営するDEEP STATE基準)
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※アイキャッチ画像の出典:24 ОМБр імені короля Данила
>このペースでウクライナ全土を占領するのは何十年もかかるという見方もある
その通りで、この状態が続く限りどれほどロシアが進撃しても一喜一憂する必要はない。
ウクライナを応援していても小集落をいくつ失ったところで嘆く必要はない。
リヴィウやオデッサに危機が訪れるような「決定的な突破」が起きてから嘆けばいいと思うわけよ。
まだ慌てる時間じゃないってやつではなかろうか。
均衡が崩れるとかつての日本や独逸が経験した様に加速度的に差が開いて行くよ。
実際に加速度的に侵攻ペースが拡大したときに心配する話でしょうな。
「夏季攻勢に匹敵する速度」では継続的に続いたとして、ドンパス制圧に2年、ウクライナ全土制圧に100年かかる計算ですからねえ。
「加速度的に」というのは、ロシア軍の進撃の速さが「継続的に続く」ということではなく「どんどん大きくなっていく」ということです。
「今のペースで行けば後何年」というのは、ペースが増していく状況に対しては当てはめられないというか、意味をなさない計算です。
加速度的には大きくなっていないからこそ、未だに「夏季攻勢に匹敵する速度」なんじゃないですか。来月はそうなりますと言っても説得力はないし、上限をその速度で計算しておけば概算としては十分というものです。
>未だに「夏季攻勢に匹敵する速度」なんじゃないですか
一応夏季攻勢よりも上がってはいるらしい
1月 40 ㎢ (1.3 ㎢/日)
2月 118 ㎢ (4.0 ㎢/日) ←アウディーイウカ陥落時
3月 39 ㎢ (1.3 ㎢/日)
4月 131 ㎢ (4.4 ㎢/日)
5月 314 ㎢ (10.1 ㎢/日)←ハリコフ北部173 ㎢含む(東部戦線のみでは4.6 ㎢/日)
6月 111 ㎢ (3.7 ㎢/日)
7月 178 ㎢ (5.7 ㎢/日)
8月 363 ㎢ (11.7 ㎢/日)
9月 397 ㎢ (13.3 ㎢/日)
10月 503 ㎢ (16.2 ㎢/日)
8月 477㎢
9月 459㎢ じゃあなかったでしたっけ。
いずれにしても加速度的に拡大しているというには程遠いかと。
そもそも論で申し訳ないのですが、ロシア側は誰もウクライナ全土支配を口にしていませんよね?それを持ち出して100年かかるからとロシア軍を過小評価する事に意味はあるのでしょうか?
〇〇制圧に△△年かかると宣うたところでウクライナの現実は何一つ変わらないし、士気が上がるわけでもないですよね?
人口激減、インフラ破壊、GDP大幅減少等を鑑みると、今のままでは国家として保たず、例えばソマリアの様になるのでは?
ロシア軍は、相応の時間をかけてやろうと思えば、ウクライナの全土制圧も達成可能です。
もちろん、本当に「やろうと思う」状況になるかは、状況次第ですが。
ウクライナが降伏せずに徹底抗戦しようとするなら、ロシアもやむなく全土制圧まで続けるでしょうし、ハリコフやオデッサ等の地域を新たなロシア領土として編入する(戦利賠償の形で土地を取得する)になるでしょう。
負け戦を長引かせるほど、ウクライナが失う土地と人命も増えていくことになります。
相手国を併合するための踏み台としての停戦合意など吞む国はいませんよ。これじゃあ戦争は終わらんでしょうな。
戦争が終わらないことは、NATO、EU、G7にとって好ましいことですか?
それはつまり、膨大な支援金を今後2年、5年、10年と支出し続けねばならないことを意味します。私は、ウクライナに停戦合意を呑ませるべく日本政府は圧力をかけていくべきと考えます。ゼレンスキー政権の延命のためなどに、日本の税金を投入してほしくはない。
別に貴殿のカネじゃないですからねえ。
それに中国ロシア北朝鮮を隣国とした、明日は我が身の日本が、あからさまに侵略国に加担するととられかねない、「圧力をかける」行為までする理由はありませんね。
そもそもNATO、EU、G7にとって好ましいこかどうかは、ウクライナにとって戦争を続けない理由にはならんでしょう。
そもそも突っ込みどころが違うのでは?
国家間の現代戦を外征形態で10年以上維持するのは現実的とは思えませんがね。その意味では100年が80年になろうが50年になろうが意味は変わらないですよ。実力での屈服が不可能ということを、感覚的に理解できるよう示しているだけです。
貴方は「国家間の現代戦を外征形態で10年以上維持するのは現実的とは思えません」と言っている。つまり、「外征形態のロシアは10年以上戦争継続できるとは思えない」であると。
では、「ウクライナの継戦能力」は後何年であると見積もっておられますか? これまでの2年8ヶ月の以下の諸条件を前提の上で。
・電力インフラは7割近くを喪失
・国外難民は未だ数百万規模(継戦中は帰還は困難)
・東部戦線の随所で兵員不足が発生している
・新規の動員は遅々として進んでいない
・クルスク侵攻は最大占領地の40%程度を奪還されている
仮に、ウクライナの継戦能力が5年程度である場合、「ロシアは10年以上戦えない」は論じることに意味がなくなります。
それを言い始めたら、そもそもロシアが10年戦えるかどうかも保証の限りではないですけどね。
クルスク内に侵攻したたかだか2万弱の侵攻戦力を3カ月たっても追い出せないばかりか、北朝鮮の参戦というワイルドカードを振り込まざるを得ないところをみると、ロシアの内情もだいぶ怪しいですね。
1943年7月より始まったクルスクの戦いの結果、ソ連軍は8月にハリコフを奪還し、11月にキエフを奪還しました。そしてそれから約1年半後、1945年5月2日、ベルリンの国会議事堂にソ連の旗が掲げられ、5月9日、ドイツは連合軍に無条件降伏しました。ウクライナ全土制圧に100年掛かる訳がないでしょう。
だから当時と侵攻ペースが全く違いますよね。それに既に2年以上かかっているわけで、全く説得力がないですよ。
2年以上の間にウクライナ側が失った戦力の補充を、どのように行えばロシアの侵攻を遅らせることが出来るとお考えですか?(今のゼレンスキー政権が実行可能な範囲で)
現状、ゼレンスキーの勝利計画は、西側の諸政府に否定的に受け止められ、支援の強化は何一つ保証されてはいない状況下です。率直に、ウクライナの外交関係は悪化しており、来年、再来年と戦争を続けたところで好転する兆しが見えません。
私は、「ゼレンスキー政権に後2年以上の戦争継続能力がある」という見解こそ、説得力がないと考えております。
遅らせるも何も、現在の侵攻ペースでは到底実力でウクライナを屈服できる見込みはないですからねえ。
それに「ウクライナへの支援が0になる」ことも「ウクライナが2年以内に戦争継続能力がなくなる」ことも保証されているわけでもないですし、絶滅戦争を気取る相手に無条件降伏を選ぶ選択はないでしょうね。
80年前もこういう奴が大本営発表()鵜呑みにしてたんだなって。全土空襲されても。
なんかこの人ウクライナ全土制圧に○年かかる~とか必死に繰り返してますね
>リヴィウやオデッサに危機が訪れるような「決定的な突破」が起きてから嘆けばいいと思うわけよ。
それまでどれだけのウクライナ兵が亡くなっても嘆く必要はないということ?
まあ、今までどれだけウクライナ兵が亡くなっても意に介さない人がそれを語っても偽善でしかないですけどね。
つい最近日本に帰化したウクライナ人の話してます?
アレだけ徹底抗戦を叫んでいた人が、シレッと帰化している事に恐怖で震えます…。
我が日本においても特攻精神を勇ましく唱え、兵士を次々に無駄死にさせていった将校たちが、
戦死することも無く生き延びたことを恥じることも無く天寿を全うしています。
戦争のおぞましさは何時の時代も変わらないという事を、改めて思い知らされました…。
自分が戦場に立つつもりがないから意気揚々と徹底抗戦を唱えるんだと思います。必ずしも全員がそうではないでしょうがそんな人はもう軍に志願してるでしょうし…
「更なる血を、更なる復讐を、更なる廃虚をと声高に叫ぶのは、戦場で一発の銃弾も撃ったことがなく、傷ついた者たちの苦痛の叫びや苦悶の呻きを聞いたことのない連中だ」と
シャーマン将軍が「戦争は地獄」で述べたことそのものですね。
と、いうと?
安全圏から戦争継続を叫ぶのは卑劣な行為に見えるから、やめろという意かと。(私の読解力や想像力はそれほど豊富ではありませんが)
停戦や核廃絶を訴えるならば、例えどれだけ空虚であっても善性に基づいた意見ではありますが、戦争継続を訴えることは「人間と人間が殺し合う状況の肯定」です。それが国家理性として必要なことと判断される局面でも、行為それ自体は“政治的な必要悪”の領域を出るものではないですから。
戦争継続を叫ぶのは卑劣な行為に見えるからやめろというのは如何でしょう。
所詮当事者でない者たちにとって一方を支持する発言は勝手な言葉に過ぎず、だからといって発言するなと言うのも暴論かと。そして今回はさほど戦争継続を極端に訴えるような発言は見られませんでした。
政治・軍事で戦争状況を考えるためにも、善悪感情論で戦争を見るのではなく、戦争を実際に存在する一状況としてとらえて分析する方が有意義です。
匿名11号氏のような戦争継続派の戦争を継続することで何を得られるか、何が起こりうるか、現実性はあるのかなどの建設的な意見を発言する機会を否定しないようにお願いします。
補足
安全圏から戦争継続を叫ぶのは卑劣な行為に見えるから、やめろという意…と言うのはその帰化した方のことですかね。まあ…その人を詳しく知りませんが、祖国の危機と言う異常な当時者性の中で別の戦争継続の意義を見ているのかと推測できます。
それを踏まえたうえで否定するのは結構ですが、発言自体を害として抑圧するべきではないと、一市民にすぎない私は考えます。
まとめますと息苦しくしないでお互い別視点で議論を建設しましょうよという意見でした。
フェアにするため私の停戦・戦争継続の意見を表明しておきます。
私は、ここまで戦況が悪化した以上もはやウクライナは継戦能力でロシアに完敗しており打開の余地がないので、無条件降伏でもなんでもして国力を残したほうがリベラル派ウクライナの国益になるし、西側は長期的なシナリオを考えて平和維持・戦後復興の準備をすべきと考えております。
…それでも、西側当局者は此処まで参加した以上頭を変えない限り簡単に損切りできない、ウクライナ政府も軍もクーデタか、天一号という象徴的敗北に加えて大規模制圧という決定打がないと終われないと、当事者の意思決定という観点で推測できます。
当事者の立場を考えて停戦を訴えるにしても、停戦は双方の合意が取れる段階になるまでは戦争継続して行き着くところまではいかねばなりません。
ウクライナ側としては停戦のその時まで戦える力を見せなければウクライナの主張は一切通りませんので、納得できない以上戦うしかないのです。無条件降伏はWW2ですら首都が廃墟になる大空襲ですら終わらず、首都制圧やクーデタ、原爆と大国の参戦まで待たなければなりませんでした。
ロシア側は他国に揺さぶられ難い継戦体制を整えている以上、現実的な終戦はウクライナ側当事者、つまりウクライナと支援国欧米の意思決定になります。
ウクライナ派上記した通りで、欧米も納得する・民主主義として国民を納得させるための理由が必要です。ウクライナのクルスク進行などの失策や人員不足、欧州議会の停戦派拡大、そして明日の大統領選は納得のキーの一つとなりますが、果たして…
個人的な感想に過ぎませんが宇露戦争開始後の掲示板の書き込みを見る限りはどちらかと言えば親宇的な方はロシアにダメージを与える事が出来るならウクライナの将兵の損害は軽視されている傾向が目立って見えました
対して親露的な方は双方の将兵の損害共に憂いておりウクライナの被害が最小限に止まるように願う書き込みが多かったように見受けられましたが如何に思われますか?
そもそも、人品が関わることに親ウ派親ロ派の2元論を当てはめるのは適切とは思いませんけどね。
ただ後者について、親露的な方が敵国「ウクライナでさえ被害が最小限に止まるように願う」方が多かったのであれば、同盟国北朝鮮ならなおさらあまりに拙速な戦線投入に懸念や心配されてもよさそうなものです。
ここのコメント欄も含めてそんな声が全く見受けられなかったということは、当時もそんな事実はなく記憶が上書きされておられるか、見せかけだけで本音は別にあったということじゃないですかね。
どちらかというとウクライナ政府報道を信用していなかったかと。アメリカですらロシア軍が指導し始めているという報道ですし。
そして指導しているということは、もし戦線投入されるとしてもただの肉壁にする気はないということになりますね。
プーチンと金正恩が派兵を決めてから半年も経っていないですからね。前線近くで短期間にできる指導は最低限の武器取り扱いと言語習得といったところで、その状態で戦線投入して期待できるのは肉壁ぐらいですよ。
そりゃ西側諸国の目的はロシアを再起不能になるまで削り続けることだからね
ウクライナはその為の防波堤であってそれが機能している限りいくら死のうがどうでもいい話
その防波堤維持に西側は費用が掛かりしかも莫大な金を掛けたその防波堤は、今まさに崩壊が始まっている所です
日本なんてウクライナの借金保障国ですからどうでも良い話ではないんですよね、これがまた
いや、消費税が20%とかになって経済成長が0%どころか永遠のマイナス成長でも良いのならまた別ですが
我々外野が慌てる必要はありませんが
ゼレンスキーに危機感がなさそうなのが気になります
ここから状況が良くなる見込みがあるのでしょうか
ウクライナ全土の攻略ペースはそうですが、ウクライナの国力について言うと厳しいものがある。かなと思います。
WW1の教訓として国の耐久力が限界を超えるほどの継戦は危険というのがありまして。実際、ドイツとロシアは全土征服されたからではなく、国の耐久限界で崩壊してるんですよね。
今回の戦争は、ウクライナ側に有利な停戦という分水嶺を超えているように思います。賠償金を支払わせる。侵攻前の領土を取り返す。それを押し付けるだけの勢いも勝利もウクライナにはないんです。
巨額の負債や荒廃した国土、人口の激減。戦争を止めても西側の介護が必要な国になっています。
そして、西側は面倒など見ないと想定される。(世論的にも不可能でしょう)徹底的にやるなら、まだ続けられると思いますが、そのためにはアメリカの中東、東アジア用の在庫を吐き出し続ける必要があります。
西側の国力を大幅弱体化させるという条件で、どこまで続けられるのか?
各国ともシビアな判断が必要な時期かと思います。(なお、中国、インドはウハウハです。停戦の際、仲介国として貸を作れますし、継続するなら自国のプレゼンスを大幅に高められる)
嘆いた時ってもうなにしても遅い時ですよ
本当のターニングポイントは、まだまだ趨勢が読めないと思っていた時に過ぎているのです
ターニングポイントにクルスク侵攻を挙げる人は多いでしょうね。
クルスクによって、満塁ホームラン2発でも追いつけない差に拡がった感じですかね。
多数派の意見では無いのかもしれませんが、昨年の反転攻勢失敗が均衡が崩れたターニングポイントだと思っています。そしてクルスク侵攻という軽率な一発逆転を“慌てて”狙った結果が、現在の劣勢加速状況だと考えています。
それなりの先読み能力がある指導部ならば、ヘルソン撤退/スロビキンライン建設の時点で露の変化を感じ取り、反転攻勢も違った形になったかもしれないな、と思っています。
ある海外のアナリストは、22年3月の時点で「ロシアはおそらく速戦即決の幻想を捨て、数年続く持久戦モードに切り替えようとしている。これは突然の発想ではなく、ロシアが事前に用意していた予備計画だが、ウクライナと西側はこのシナリオにまったく気づいておらず、何の準備もしていない」と話している
しかし、ほとんどの人は今年までは、彼を狂人としか思っていなかっただろう
なぜそこで持ち出すのがリヴィウなのか。
リヴィウなんて大した産業もない70万程度の中規模の都市だろ。しかも反露思想が蔓延していて、ロシアとしては取る価値はまったくと言っていいほどない。
普通に考えればドニプロ、ハリコフ、ザポリージャ、オデッサだろう。
上にあげた都市の中でオデッサ以外は数年のうちに取られる可能性があるからわざわざ戦略的価値の高いオデッサとしょうもないリヴィウを並べて書き込んだな。リヴィウにはロシアが進軍する可能性は限りなくゼロだし、オデッサは軍事的に奪取するのが困難だからな。
それに対してザポリージャ、ハリコフ、ドニプロはポグロフスクを取られた場合、現実的にロシアが奪取する可能性が出てくるからな。
謎理論は置いておいて、リヴィウは反露勢力を追い込むにはなかなかの適地ではないでしょうか?価値が高い土地はなるべく無傷で切り取り、価値の低い土地に敵勢力を集中させることが出来るなら、戦略的に有利でしょう。
オデッサへは空爆や大規模侵攻の危機をアピールして抗戦派の軍民脱出を促し、リヴィウは安全な疎開先として世論誘導するのが露にとって上策だと考えられます。
>リヴィウやオデッサに危機が訪れるような「決定的な突破」
オデッサなんて落ちたら戦争で負けてるどころか国家存亡の危機、事実上、主権国家なウクライナの消滅を意味します
畑しかない借金だらけの経済破綻国家でしかもその畑は殆ど西側穀物メジャーが所有状態
嘆く必要はないけど、ゼレンスキー政権とウクライナ軍上層部は慌てないといけないんじゃないか?と思いますよ。自分達が手を打てる持ち時間が加速度的に失われていっている状況に自分には見えます。
それと、どんなに小さな集落であっても、その土地と住民を守る義務が国家や政府にはあるんじゃないですか?綺麗事って解ってるけど。日本に置き換えて、小さな村が他国に占領されたら、自分は怒りを抑えられないと思います。
住民はともかく、土地を守る義務云々は、状況によります。
第二次大戦時には、フランスが、パリを無防備都市とすることを宣言してドイツ軍に明け渡しましたし。
アメリカも、マニラを無防備都市と宣言して日本軍に明け渡しました。
いずれも、首都の破壊を回避するためでした。
教えて下さりありがとうございます。私の不勉強でした。
リヴィウは反ロシアもだけど、白人至上主義者やウクライナ至上主義者も多い地域で、昔ウクライナを観光で訪れた事のある日本人も、ウクライナは朗らかで友好的な人が多いけど、リヴィウ周辺は雰囲気が違ったって、語る人が多い。
そんな地域だし、黒海沿岸や東部に比べて目立った産業もないから、ロシアは初めからウクライナ西部には興味もないと言ってる。
どっちかと言うと、「もう慌ててもしょうがない」だと思う
「均衡」ってのは「互角」という事でなく、「多少負けても取り戻せる状態」なんですよ(逆に言えば多少押しても押し戻される)
その均衡が破れたというのは、押されたり突破されても手当てができない状態なので、抜本的に戦力を補強しないとズルズルと負け続ける状況なんです
“まだ慌てる時間じゃない”ではなく、”慌てるには遅すぎる”なんですよ
虫歯と一緒で
決定的に痛み出してからでは
もう遅いのよ
>まだ慌てる時間じゃないってやつではなかろうか。
元ネタはスラムダンクの仙道だと思うんですけど、結局その試合負けてるんですよね…
ウクライナは全土が制圧されるまで、最後の一人まで抵抗するつもりなのか
本土決戦ですねわかります
ロシア軍の街に取り付いてから占領するまでの時間がどんどん短くなってますね
少し前までは街を空爆や砲撃で更地にしてから更に1~2週間ぐらいは掛かってたのに今では街も綺麗なまま街に取り付いたら1~2日でロシア国旗が掲げられてます
今の占領”速度”ではなく占領速度の”加速ペース”が続いたら1~2年ぐらいでロシアが紛争当初から言っていた目標は達成されてしまいそうな悪寒
両大戦でも、冷戦中の代理戦争でも、閾値を超えたら一気に崩壊するのが現代戦の定番ですからな
冬将軍の加護があるロシアは例外ですが
クラスノホリフカの大釜がようやく閉じた
クラホヴェ周辺、ウクライナ軍はきちんと撤退できたのでしょうか?
ヴフレダル陥落後、南からの押上げが止まらなくなっているようにも見えます。
クラホヴェ南部・南西部の突出部、かなり厳しく感じます。
クラホヴェ西部の補給路も、ロシア軍が11月中に圧迫するような勢いを感じています。
ホストレからスパテニフカへのルートが塞がっていながらdeepstateマップで埋まってないのを見ると撤退できてなさそうなんですよね
ネベルズケやカルリブカを粘り強く防衛してた部隊はどこへ…
包囲殲滅されたり、仰る通り少なくとも無傷とは考えられないですよね…。
南ドネツク方面の正面戦力差、我々が思ってるよりも大きいのかもしれませんね。
撤退時は敵の追撃も怖いですが、最も怖いのは前線の兵士にとって脱走する絶好の機会ということだと思います。
勝っている側の一時的な撤退の場合はそうでもないですが、負けている側はわざわざ死にに戻らなくてもと考えても仕方ないですし、撤退時は必ず監視の目が緩みますので。
撤退したら、指揮官を懲罰にかけたり(管理人様過去記事)、部隊移動として激戦地に送る(コメント欄指摘)なんていう話しもありましたからね…
投降するドローン映像を見ましたが、仰る通り、監視の目を感じない場面ですね。
アンドリーフカ南方のロシア軍北進は衰える予兆すら全く見せてないが、ウクライナ軍は迎撃出来るのかな。最悪カテニフカからクラホヴェまで大釜に入りかねないし、明らかにウクライナ軍はアレを最優先に叩くべきにも思うが戦力足りてないのかな。
はやくね?人が足りないのはマジか
南ドネツク、T-0518を遮断するような動きに見えなくもないような……もしそれやられたらヴェリカ・ノボシルカも危ういぞ。Googleマップではそれなりの要塞が確認できるんですが……
視覚情報についても南ドネツクから出てくるのは連日ロシア兵の国旗掲揚ばっかりだし、いつものウクライナのドローン攻撃も不調なのだろうか?
航空万能論さまにて以前に紹介されていましたが、周囲に比べて高地にあり、ドローン用のアンテナ設置及び電子戦の要となる「ウグレダル」、「ヒルニク」を取られた影響で、ウクライナ側のドローン環境は著しく悪化しています。
北と南の高地に挟まれている地域は、兵員、兵站、アンテナ環境のあらゆる面で不利を強いられるため、長く持ちこたえることが厳しく、撤退するしかない状況になっています。
ただそれは自軍のドローンを遠方まで飛ばしても操作出来ると言う話で、一方的に相手のドローンだけ機能不全に出来ると言う話ではなかったような
シャフタールからアンドリーフカ方面に突進して南東部の突出部をまるごと殲滅するつもりだと思ってたからマクシミルヤニフカから南に大きな攻撃が行われたのは意外だ
狙いはカテリニフカ一帯の包囲かな
ノヴォイヴァノフカは第47機械化旅団のブラッドレーとかエイブラムスを使って反撃してたけど失敗したのか
エイブラムスも残骸じゃなくてエンジンの掛る稼動品が鹵獲されてましたね
動画でロシア人が大喜び
あれエンジンが掛かるどころか内部の機器類も普通に動いててロシア兵がそのまま乗って帰れるレベルでしたね。
撃破で億単位のボーナスがでるんだったよね?
完動品の鹵獲ともなればいくらになることやら。
確率論的に言って宝くじの一等より1000倍ほど当てやすいだろうし、
勝ってる側の兵士からしたらロシアンドリームに他ならんな。
正しく天国と地獄だ。
ノヴォイヴァノフカで押し戻してコレネヴォ近辺の解囲を狙った動きだったはずですが、あれから全く解囲成功の報告が無いままロシア軍が押し戻したという展開なので、失敗したと考えてと思います
ここまで来たらポクロウシクなどに戦力集中して以南が計画的かはともかく撤退に入っているのは明らかですので、果たしてどこの戦略拠点を中心とした防衛線を引きなおすのかにかかってきます。
そしてロシア軍の侵攻速度が衰えない、ウクライナ軍の戦力&建設人材の不足、これまで防衛線の建築を謳って成功したことがない以上、とにかく遥かに下がってこれまでできなかった防衛線構築をなんとかして成し遂げるほかもはや継戦の道はないでしょう。
守りやすく到達まで半年間の時間を稼げる地点となるとやはりドニエプル以西となり、再びキエフ防衛を経験する覚悟を持って要塞化する決断をするかに今後の継戦の可否がかかってくるでしょう。
まあそんな話よりも、クルスク侵攻に加えて価値のない勝利計画を出してきたゼレンスキーの西側からの信頼はもはや地に落ちてるでしょうから、首をさしかえて改めて信頼を勝ち取るところからですね。
ドニエプル川西岸を要塞化するにしても、その労働力がそもそも無い気がする・・・
そこまでして継戦するより、ロシアに降伏したほうがまだましな気がします。
何せ、継戦しても戦争が終わるビジョンが見えない。大日本帝国が沖縄を取られた後に継戦を選んだことと似たような悲劇しか思い浮かばない。続けば続けるほど、国土が悲惨なことになる。
1943年のドイツ軍は、クルスク会戦の後、ドニエプル川でソ連軍を阻止しようとして、失敗し突破されました。
ウクライナ軍も、ドニエプル川でロシア軍を阻止できるかは、怪しいでしょう。
クルスク攻撃についてはMI6の長官もCIAのトップも口を揃えて褒め称えていましたよ。
なんならNATOの人も。
公然とクルスク攻撃を早い段階で駄目出ししていた人は、少なくとも西側にはほぼいなかったと思います。
ロシアは流石に言っていた気はしますが、泣き言扱いでしたねぇ。
勝利計画についても大体褒めている人の方が多かったと思いますね。
アレは本音じゃないんだとか言ってもまあ無駄なんですよね
持ち上げた事によってウクライナ軍の退却の機会も実は彼ら西側のお偉いさん達は事実上奪っているのです。
その結果がどうも出て来ている。配慮が足りない。先も見えない。これが西側の上層部の現実だと思います。
だからこの先も更におかしな事を今まで通り続けると思いますね。
中東の問題もありますからこの複雑さに彼らが対処出来るとは思えません。
西側がほぼ全部掛かってロシアに少なくとも状況判断では完全に負けていますので。
これは戦況さらに酷い事になっている模様、個人的にウクライナを応援する気持ちは理解は出来るが、現実的にはロシアが勝利するだろうし西側覇権は凋落しbricsに取って変わられる日もそう遠くない未来が予想される中で、今迄の西側の価値観継続だと日本は衰退を早め単なる貧乏国家になってしまう可能性が高いとなれば、ここは西側の一員だが何故かbricsにも加盟しアメリカと中国とロシアとインド間で上手く泳ぎながら日本に関しては貿易で金を稼いでも特別に文句の出ない立ち位置が一番良いと思うが、そんな外交出来る可能性は限り無く難しそうで結局はアメリカに最後まで追従しいつの間にか貧富の差の激しい破綻国家になってしまいそうなのが懸念される。現状日本は扶養控除の壁などが政治的に争点になる位のレベルで貧しくなってしまっているという所で、ウクライナなんぞに感けている余裕一切無いと思う。
資本主義の勝者の行く末がああですから、対米追従戦略はどこかしら大きく間違えているのは確かなはずです。誰もロールモデルにできない、所謂多極的世界に入ったという意味では、少なくとも露国の言い分は理解できます。
本当に理解できないんですけどこの30年間先の世代の人達は何やっていたんですかねぇ?日本が破綻国家を避けるための手段は色々あったはずなのに。おかげで我々現役世代が苦労するんですよ。先の世代の負担を押し付けるのは勘弁してくださいよ
そら、あなたと同じように、前の世代が〜、と愚痴を垂れて特に何もしていませんでしたなぁ。
やれるだけのことはやっていたんですよ。
それ以上のことをしていたならば、あなたが味方・守護者だと勝手に思い込んでいる存在の手で潰されていたでしょう。
実際にそれ以上のことをしうる可能性は、その存在によって丁寧に潰されてきた過去がありまして。
日本を台頭させるわけにはいかない国は、何も中露や朝鮮ばかりではないのですよ。
大変申し訳ありませんでした。生まれる前のことで「前の世代は何やってんだ」と漠然と考えていました。当時のことについて今一度勉強し直します。
国際比較では日本が少子高齢化などに伴う衰退国家の位置付けになってしまいますが、世代間で比較すると、労働時間は軽減され多数の高齢者を支えることの出来ている上に、いまだに経済大国です。
また、東日本大震災を筆頭とする国家崩壊レベルの大災害にも耐えました。環境問題に関しても、海洋ゴミ問題や気候高温化、海産物枯渇などは深刻ですけど国際的要素も強い部分です。国内に限っては30年前より明らかに改善していると思われ、むしろ獣害が激増しています。
そして、若者の政治参加が少ないことも併せると、上の世代から見たら、「苦労して素晴らしい社会を構築したのに、文句が言えて羨ましいな…」となるでしょう。
氷河期世代/団塊世代/戦後復興世代/戦争世代…過去を遡るほど色々と苦しかっただろうと思います。
何もやっていないわけではなく。ウクライナ戦争と同じで、分析を完全に失敗。間違った方針で国家や企業を運営した。異論は無視かバッシング。
具体的には、ソ連、共産主義、社会主義が失敗して、新自由主義、親米の信者になった。社会主義要素が全て悪く、社会主義要素を排除すれば、全て上手くいくと考える人が続出。この辺は昔の雑誌、新聞を読めば分かる。
小泉政権あたりでバランス外交も放棄、人材も知識も損失。 共産主義なら無条件で崩壊、資本主義は無条件で勝てると思い込むまで、論壇レベルで知性が落ちた。この辺は中国崩壊論を見ると分かる。相手の努力を分析せずに、イデオロギー、文化、文明論で、運命論的に中国にダメ出しした。逆に西側は運命論的に勝利する訳で、思考停止、努力不足に陥った。
おっしゃる通りだと思います。
私はろすけ嫌いの右翼ですが、去年、TVで退役自衛官が話してる内容を聞いて、びっくり仰天しました。
本気で言ってるなら、むたぐちの生まれ変わりかも。
観光立国だ投資立国だと言った時点で、この国はダメになるだけ。
物価だ賃金だというが、良いモノを安く作る努力している国に負けます。
中国は日本と違い、一段の利下げ余地があります。
モノだけでなくサービスの仕事もかの国に牛耳られる可能性があります。
暗澹たる気持ちです。
軍事とは関係なくなって申し訳ないですが中国の習近平理論もロシアのプーチン主義も元はといえば90年代から10年代前半までの「行き過ぎた」利己主義だの実利主義だの経済至上主義だの帝国主義的なグローバリゼーションで散々国家や共同体が荒らされたその反動で生じた思想ですもんな。
その結果米軍・米国は人も弾薬も慢性的に不足してある種の主従関係で結ばれた同盟国の経済も食い潰すようになり国内は内乱危機という…
日本人が、資本主義としての観光立国を理解していないんですよね…
企業・株・不動産を、仰るように外国人におさえられていたら、民間はただただ低技能低収入の労働者を量産した結果だけ残ります。
政府側は、税収がとれれば何でもいいのでしょうが、外国の決済サービス・旅行システムなどを使われていたりそれすら単純でない面があります。
ウクライナ軍はクラホヴェに重点的に部隊を配置してるでしょうから、ロシア軍はクラホヴェを直接狙わずにカホフカ貯水池の北側から回り込んでダクネを奪取してクラホヴェを包囲するつもりですかね。
もはや突出部を叩く余力がウクライナにはなさそうですからね
包囲して殲滅って王道でこのままいきそうですよね
しかし、アンドニフカで陣地維持してるウ軍部隊とか、やばいっすね。
そりゃ逃亡したくなるわ
気がつけばクラホヴォ南部に巨大な大釜が形成されつつありますね…
ロシアにとってブフレダルがどれだけ目の上のタンコブだったのかがよくわかります。
ロシア軍とウクライナ軍は、戦場では敵同士でありながら、その目的には微妙に利害が一致しているように見えるのが実に皮肉だ。ロシア軍としては、これ以上の消耗を抑えつつ、じわじわと前線を進めたい。ポクロウシクのような要所を無理に攻めず、あたかも「ここはまだ取る必要がない」といわんばかりに素通りしているのも、その表れだろう。
一方で、ウクライナ軍もまた、すぐに失地の現実を認めるわけにはいかない。都市や拠点が失われるたびに士気や国際的な支援に影響が出かねないため、「戦略的に後退しているだけだ」と見せかけたいところだ。ポクロウシクが包囲される危険があるにもかかわらず、「守りは堅い」とアピールしつつ、実際には引き延ばし戦法に持ち込む。こうして戦場での厳しい対立の裏には、ある種の暗黙の了解があり、宇宙の片隅で響き合う共鳴のように、両者の目的が微妙に共振している。
つまり、表向きは敵対している両軍だが、現状を小出しにしながら「できるだけ消耗せず」「現実を直視せず」進めたいという目的は、どこかで重なっているのだ。互いに望まぬ戦争を続けながら、引き分けに持ち込もうとするその姿は、ある意味で妙に息の合ったパートナーシップと言えるかもしれない。
それはきっと、ロシア側が「ウクライナ側が崩れたところに浸み入る」ことばかりを徹底しているからでしょう。
ロシア側は「無限とは言えずとも無理の無い消耗戦」を粛々と続けているだけで、戦況はもはや単にウクライナ君の通信簿みたいなもんになっているのかと。
ヴフレダル方面で防衛してるのって独立大統領旅団だから本気で前進阻止を狙って動いてるとは思うんだけどねえ。
頑張ってはいるけど押し込まれてる感じ。
ミスではないのに負けているのだとすると、ミスで負けているよりもむしろ深刻なんですよね…
つまり1個旅団では支えきれない大軍が集結している可能性もあると?ならば増援送れば良いでしょうに。
そしてなぜかクルスクに到着する増援
朝鮮軍入ってきましたからね
しかし、貴重な予備選力が泥沼戦場に溶けていきます
というか、もはや予備ではないんでしょうね。貴重な東部戦線の兵も抜いていましたし
ウクライナ軍には、新編成したフェイク旅団が2個もあるそうですよ
まあ、送っても意味はなさそうですが・・・
大きな一枚絵にして頂くと、更にロシアの意図が分かりやすくて有難いですね。ロシア軍はブフレダール方面とセリダブ方面からアンドリーフカに向かうつもりでしょうか?
アンドリーフカってポクロウシク、クラホヴェ、ヴェリカ・ノヴォシルカそしてドニプロ州への道が交差する結構な要衝だったんですね。そりゃ優先的に落としに来るわ。
確かにロシアの進軍は止まらないが、ウクライナにはまだまだ2次大戦末期の独日程根こそぎ動員していないのでまだまだ動員できる余地はある。
動員による国の未来がという意見もあるが未来の為に、ここでロシアに敗北は許されない。
大戦初期のゼレンスキー大統領が呼びかけたように全国民に火炎瓶等での抵抗を義務付け抵抗させればまだまだ戦える。
経済活動も勝利のために捨てて、生きるための食糧くらいは西側が幾らでも支援されるはず。更に根こそぎ動員した人に給料は要らないし、食料配給だけすればいい。
残りの国民2千万位を根こそぎ民兵化して戦えばまだまだ戦ってロシアに損害を与えることができる。
そこまでしても掲げる勝利=領土の奪還は不可能だが、西側の反権威主義宣伝のいい英雄像となれるでしょう。
実に面白いと思います。
あなたの主張が西側の民主主義や人道主義がなんたるかを示していると思います。
実際似たような事を考えている人は少なくはないと思うのですね、西側諸国の人達には。
西欧諸国の首脳の本音は割と大体似たようなものじゃなのかなと思いますよ。
全く、それでこそ「西側」ですよ。
何故、西側の予定と違ってロシアに負けそうになってるのか、理由がよく判る主張と現実認識ですよね
「それでこそ「西側」」とは、妙にしっくりときて納得しかありません
そしてその西側は、中国にぶつけるための駒を絶賛募集中なのです。
中国が過大な脅威であるかのごとく極東各国・地域を煽ることによって。
実際中国は脅威でしょう
領土は狙われてるし、資源も狙われているし。フィリピンやベトナムのように奪われている国もある。
ウイグルやチベットになりたいの?と言われると断固NOですね。
中国とアメリカどちらがマシかと言われればアメリカです。
所詮はどちらがマシかという話ですよ。
日本にとってまだアメリカの方がマシ。
南西の資源地帯や太平洋への進出口を狙って向こうから殴りかかってこようとしているのだから、どんな挑発ものらりくらり交わしつつ、粛々と手出しをしたらメリットよりデメリットが大きくなると理解させれるようにならないといけないだけですね。
大筋のロシア・ウクライナ関連からズレた話して、申し訳ありません
中国が脅威であることは間違いないですけど
ありがたいことに、どうやら戦わずして勝つとかの孫子の兵法を骨の髄まで叩き込まれて育ってるようで、武力で直接行動を起こす感じはしないんですよね。
よほどアメリカが弱体化すればわかりませんが個人的な印象としてはそんな感じです。
単純に、「豊かになりつつある15億人の国」が、海を隔てた「徐々に貧しくなっている1億2000万人の国」へ軍事侵攻するメリットがないのだと思います。太平洋への出口であることを除けば、日本人が自画自賛するほどには中国にとって日本領土は魅力的ではない。
また、少子高齢化がヤバいレベルで加速している日本は、放っておいても20年後には足腰の立たない老人に若者が食いつぶされて衰退していきます。領土を切り取るのはその後のほうが簡単でしょう。
太平洋への出入口を塞いでいるということが果てしなく問題だともいますよ。極端な話、日本と台湾、フィリピンが結託して海上封鎖すると中国をかなり抑え込んでしまえます。しかも日本はアメリカ軍基地もあるので日米同盟がある限りかなり厄介な国です。
将来老人ばかりになると言ってもそれは中国も同じですし、
そうですか?
中国も少子高齢化に悩む国家であり、弱い国から人材を搾取するか、高齢者を他国に押し付けない限り、発展どころか存続すら危ぶまれると思います。
その点、日本は社会制度を乗っ取る形で高齢者を押し付け、静かに浸透するにはもってこいの国です。しかも文句を言うのは足腰の立たない老人で、若者は政治参加が稀。
仰る通り、明らかな国家間の領土切取りはまだまだ先になりそうですが、それまでに多くのものを失い奪われそうです。
いえ、あまり大筋からズレていないとも思います。
我が国でもメディアが「アジア版NATO」と言ったスローガンを流出させ始めています。
“アメリカの属国で安全保障と経済繁栄が得られる”ならば、余程のアメリカ嫌い以外は現状維持を望みますし、私だってそうします。ただ問題は、徐々にアメリカの日本への態度が変わり始めていることです。トランプ主義に見られるように、【安全保障で我々に寄り掛かるな】という意見は年々大きくなりつつある。そのアメリカの関心の買うために、中国を必要以上に挑発して親米をアピールすれば、虎の尾を踏む結果になりかねない。おっしゃるとおり、中国は孤狼の国ですから。
そうして、ロシアからの軍事侵攻を招いたのがウクライナですから、日本が中国相手にウクライナの二の舞いを演じる危険性があると感じています。
軍事同盟があるから、日本やフィリピンはウクライナ役にはならない。その代わり同盟国ではない、台湾がウクライナ役をやらされる危険性がある。
EU・NATOはウクライナに武器支援しても、軍隊は派遣しない。しかしながら、日本政府・自衛隊がどう動くかが、現状では未知数。自衛隊幹部も政治家もミリオタも、日本無双・中国雑魚勢力が多いし、中国嫌い正義大好きな人が多いので、どう動くかは未知数。
定番の「命よりも大切なものがある」で戦争をしかねない。
対中において、台湾がウクライナは異論なしだとしても、日本やフィリピンがバルト三国の位置づけに感じてしまいます。
そして韓国がポーランドでしょう。ただ、北欧やトルコの位置付けにある国が東アジアには無いような…
ブフレダール攻防戦ではロシア軍が圧倒的な兵力を動員して落としに来たそうですが、その戦力がそのまま北進しているなら
6日で11キロも納得です。そしてそんな相手を1個旅団で抑えるのは無謀でしょうよ
ブフレダールを長年防衛していた第72機械化旅団は、包囲される前に撤退したので大きな損害はないそうなので、きっとそのまま防衛戦闘を行ってます。
本当に大きな損害が出てないのかは知りませんけど。
10月には攻勢限界に達するというのはなんだったのか
これはトランプが大統領選で勝ったら一気に終わるかもね。
梯子外される人がゼレンスキー以外にも欧州にも結構いそうだ。
トランプ氏はアメリカの国益にならないのであればアメリカの金は使わないでしょうからね……
ゼレンスキー大統領がトランプ氏を納得させれるモノを出せるとは思えないし。
民主党への攻撃も兼ねて停戦交渉の仲介始めそう。
その場合はゼレンスキー大統領はクルスクの代価でどこ狙うんだろう?
ロシアは共和党が勝ったらトランプ大統領就任を見据えてポクロウシクの炭鉱一帯を切り取りに行くかもだけど……
う~ん……クルスクの占領地域とポクロウシク市周辺の交換を交渉するのかなぁ……
ザポリージャ原発はウクライナの手札が足りないだろうし……
それでも結果は現在の東部4州の非占領地域を諦める代価につかわれそう。
というか、停戦した場合の西側兵器の回収はどうやるんだろうか。
講和条約締結後に回収のためとか言ってNATO兵力がウクライナ入りしたりして。
支援が始まった当初から心配してたことですが
この戦争がどんな結果になってもあれだけ大量の武器がウクライナ国内に運び込まれただけでも戦後が心配になるのに
汚職だか秘密作戦だか勝手な融通だかよくわからないモノで行方不明の兵器が無数にある時点で、この地域は中東並の地獄にしかならなそうなんですよね。
それを復興支援やらその利権に食い込むとか冗談としか思えないというか、それなら占領したロシアに全てぶん投げたほうがマシと思ってる次第です。
ご指摘の点を判ってるのでロシアも「西部ウクライナなんてイラネ!」って最初から言ってるのですよ
トランプ氏が提示できる価格は、ロシアを満足させることはないと思う
「それだけでは全然足りない。俺自身がもっと奪うことができる」
怒ったトランプ氏は一時的に援助の量を大幅に増やす可能性もある。目的はロシアを痛撃し、交渉を受け入れるように迫ることだが
ロシアはおそらく歯を食いしばって踏ん張るだろう、この後、トランプ氏はどうしようもない
ウクライナ中西部をお買い上げしている勢力の背後を鑑みれば、「事後のウクライナ」は第2イスラエルとでもいうべきイスラエルの飛び地のごとき存在となるでしょう。
彼の地で今後起こるのは、ヤクザの睨み合いなのです。
そして、トランプがアメリカ国家の利益なんぞ言ってるのは口実でしかありません。
彼が戦争の早期終結を訴えているのは、もちろんウクライナ国民のためではなく、アメリカの一般国民のためですらなく、「ユダヤの利確」のためでしょう。
仕方ない東部はやるがそのかわり中西部はユダヤのものだと確定させろという交渉です。
そういうスタンスなのは、米国圏のビジネスマンだからです。ユダヤと関わらずに生きていけなどするまいて。
米欧が負けを認めた格好にはできないため、「何故かロシアが途中で止まった」形が取られることでしょう。
そして日本ではロシアダセェwという祭になるでしょう…
自レスの形ですみませんが、流石にトランプ就任初日に実現することではない点は付け加えます。
1日で終わらせるらしいですからね
ロシアの東部4州を支配下においてもらって、とりあえずの戦争目的を達成してから声をかけても嘘にはなりません。
なんちゃって!
トランプ氏が当選するかどうかはわかりません。
そもそも米国のメディアがここまでトランプ叩きを続けなければ接戦にもならないだろうという事で普通に考えればトランプですが、酷い治政だったバイデン政権も褒め称える人が多い米国ですからわかりません。
ただどちらにしてもロシアが今攻撃をやめる理由がありませんので停戦交渉は極めて難しいです。
クルスクについてはロシアは実力で普通に取り返せます。
北朝鮮の部隊もとりあえず置くだけの余裕が有るという事はそういう事です。もう本格的にやり始めていておかしくないです。
ゼレンスキーというか西側が提示できる事は現在の占領地域の状態で止めてくれが限界ですが、それは今までのゼレンスキーの言動を考えると無理ですから、恐らくダラダラと戦い続けるはずです。そもそも戦争が終わってしまうとゼレンスキーは数々の汚職についての責任追及がなされるはずなので彼自身がやめる事が恐らく出来ません。どうしようもなくなったら多分英国か米国かイスラエルかに逃亡するはずです。
この戦いは最早どう終わるかだけが問題です。
これから大きな問題になるのは恐らく中東であり、それにロシアも多いに関わる事になると思われます。
ハリコフやスラビャンスク周辺は重要都市だが、現実的に安心して住める街ではない。
オリヒウが落ちればザポリージャ市の安全度も一気に下がってしまう。
ウ軍は一年以上ロボチネを守り抜いてきた。
この方面に、それなりのリソースをつぎ込んでいると見えるが、今後どうなるか注目してる。
ここを守り切れないほど兵員が不足するなら、他の前線の大規模突破も起こりうるかもしれない。
スムイとザポリージャ市を天秤にかけたら後者が重要なのは明らか。
スジャにこだわっている意味が分からない。
ウクライナの防衛が上手くいっていた理由の大きな部分が「ドローンによる装甲車両の破壊」ですが。
ドローン戦を成立させるには,ドローン部隊の前に防護壁となる前線塹壕線が必要です。ドローン操縦士自体は非常に脆弱なユニットなので。
前線の疲弊と消耗が限度を超えて、防護壁として機能せずロシア歩兵の浸透を許してしまうようになると。ドローン部隊は敵歩兵に接敵されたらどうしようもないので、後方に逃げるしかありません。
バイク兵突撃が有効なのはこういうメカニズムなんですね。
独ソ戦も二年は押し合いへし合いしてたけど、先に限界に達したドイツが崩壊した
ドイツが本格的に負け始めたのが冬
そしてこれから冬が来る・・・
米欧は失敗の具現化を認めることはできないでしょうし、ロシアはロシアで具現化された戦後になってしまえば「欲しがりません勝つまでは」の先に進んで軍と民に報いなければならなくなります。
戦勝をもたらした軍民に報いるとは、米国ですらまともに行えていないことです。
そのため、双方の意図せぬ合致によって明確な条約や協定に基づくことなく、ロシアがそこにいることがニューノーマルになるだけなのではと予想しています。