ウクライナ戦況

ロシア軍が二ューヨーク中心部を制圧、ディミトロフ郊外まであと6km

ロシアはクルスク州コレネヴォから住民の強制避難を発表、DEEP STATEは「ロシア軍がドネツク州二ューヨーク方面とポクロウシク方面で前進した」と報告、ロシア軍は二ューヨーク中心部をほぼ制圧し、ポクロウシクの門前=ディミトロフ郊外まで約6kmの位置に到達した。

参考:Хроника специальной военной операции за 14 августа 2024 года
参考:Мапу оновлено!
参考:Власти Курской области приняли решение об обязательной эвакуации Глушково

ウクライナ軍はクルスクで前進し、ロシア軍はドネツクで前進

RYBARはロシア領クルスク方面について14日夜「スジャ周辺は戦場の霧に包まれている」「敵はスジャ占領を主張している」「ウクライナ軍がミハイロフカを支配している」と報告し、スジャで戦闘は続いているという主張は報告から消えた。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

さらにクルスク州の作戦本部は14日「コレネヴォから住民の強制避難について決定を下した」と発表、視覚的にはDEEP STATEが14日に占領を報告したリュビモフカ=でウクライナ軍がロシア国旗を撤去する様子、ウクライナ軍がヴネザプノエ=でロシア国旗を撤去する様子が登場。

ウクライナは占領したクルスク州の領土について「併合するつもりはない」と述べているため、占領した拠点で撤去したロシア国旗の代わりにウクライナ国旗を掲げるセレモニーは行わないのだろう。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

DEEP STATEはドネツク州二ューヨーク方面について「ロシア軍が二ューヨーク中心部と北市内で支配地域を広げた」「二ューヨーク西市内と郊外で支配地域を広げた」と報告。

ロシア軍は二ューヨーク中心部を一気に制圧した格好で、ウクライナ軍にはフェノール製造工場と市内北西の高台しか残されておらず、残念ながら二ューヨークでの抵抗は近いうちに終わりを迎えるだろう。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

DEEP STATEはポクロウシク方面について「ロシア軍がジェランネを占領した」「ロシア軍がオルリフカを占領した」と報告、ロシア軍はフロディフカだけでなくノヴォホロディフカにも近づいており、ポクロウシクの門前=ディミトロフ郊外まで直線距離で約6kmしか残されていない。

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※アイキャッチ画像の出典:93-тя ОМБр Холодний Яр 

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コメント

    • 愛国戦線
    • 2024年 8月 15日

    将棋の終盤かな?

    32
      •    
      • 2024年 8月 15日

      全然違いますね
      詰みも見えないしウクライナが盤面荒らして局面を複雑にしてきているので将棋なら中盤戦といったところ

      せめてハルキウくらい落とさないと無理でしょう
      まあキーウ落としても終わらないでしょうけどね
      万が一キーウ政権が降伏したとしてもレジスタンス勢力は必ず抵抗し続けるでしょう

      19
        • 2024年 8月 15日

        首都が落ちても戦えとか鬼畜で草生える、いやシャレにならん。

        39
          • 2024年 8月 15日

          西側諸国の支援ありきでの継戦していたのでアフガン等と違いゲリラで戦い続ける程の意志はないでしょ。
          ウクライナは所詮旧ソ連の構成国。
          西洋列強に潰されるアフガンやベトナムとは訳が違う。(どちらも米軍尻尾巻いたが)

          34
        •  
        • 2024年 8月 15日

        >レジスタンス勢力は必ず抵抗し続けるでしょう

        もう動員兵ばかりなので戦争が終われば復員するよ。
        ウクライナ人は教育レベルも高く環境が変わっても収入を得て生活していく適応力があるので。
        戦わないと飢え死にするしかない中東やアフリカの民とは違う。

        37
    • lang
    • 2024年 8月 15日

    そりゃ押されてる地域で戦力引き抜いて逆侵攻なんてしたらこうなるわ・・・

    14
    • もへもへ
    • 2024年 8月 15日

    戦争の行方は全てクルスクにありとさんざん報道してるのだから、今更東部戦線がいかに崩れようと世界の注目は皆無でしょう。

    ウクライナもそれがわかってるから東部戦線を切り捨ててクルスクに全力投球してるようだ。

    クルスクは国境部の田舎を落とすだけではやっぱりインパクトが薄いので、もっと増援を突っ込んで州都若しくはクルスク原発を抑えたい。そうすればもっとこの戦争は東部戦線の状況に関わらずウクライナの勝利間違いナシと報道される。
    それによる一時的な高揚感はウクライナ含めて西側を絶頂させられると思う。

    停戦なんてその後の賢者タイムにゆっくりお考えればいい。
    クルスクにさらなる増援を、さらなる占領地を。
    これがウクライナ国民と西側が今求める最優先オーダーですね。

    47
      • 名無し
      • 2024年 8月 15日

      それって、ただの自滅……

      64
      • 2024年 8月 15日

      完全に現実逃避。
      いくら世界が注目しようがロシアはクルススクを交渉ではなす実力で取り返すだろう。

      65
        • FAB
        • 2024年 8月 15日

        どう考えてもマリウポリ、セベロドネツク、ソレダル、バフムト、アウディーイウカと比べても難易度低いしな

        36
        • そういう話ではないと思う
        • 2024年 8月 15日

        トランプのディールの手札。
        別に交渉が決裂してもウクライナは困らない。
        恐れるのは東部を売り渡す条件でトランプとプーチンが合意すること。
        まあ、今の感じだとトランプ負けて、交渉材料としてのクルスク州は無価値になるかもしれないけど。
        それでもハルキウ北部への鉄道補給遮断と戦力誘引の成果残る。

        2
      • ネコ歩き
      • 2024年 8月 15日

      さすがに東部戦線を切り捨てているというのは無いでしょう。
      今朝のニュースで、政府関係者か軍関係者か聞き逃しましたが、クルスク侵攻作戦では同地を占拠するつもりはないとの発言があったと報じられていましたよ。

      ロシア軍はウクライナとカリーニングラードからクルスクに移動させる部隊再配置を行っているとの報道もありますが、反抗戦準備完了には相応の時間を要します。狙いはその間にロシア領にどれだけ侵攻できたかという実績作りで、ロシア側の本格反抗戦が開始されれば意外にあっさり引くかも。最小限、包囲殲滅は避けるでしょう。

      F-16提供もそうですが、欧米諸国の武器支援が充実するのは来年後半までかかる見込みです。侵攻ロシア軍に打撃を与え戦局を好転させるにしても、将兵や国民の戦意維持も含め、それまでの時間稼ぎが必要なのが現実です。

      4
      • 菜名氏
      • 2024年 8月 15日

      ウクライナは総力戦を戦っているのだから、露の勝利条件はウクライナの継戦能力(組織的戦闘をする能力)を喪失させること。ウクライナは継戦能力を失ったら負けが決まる。
      民主主義国家において継戦の条件は人員(兵士)・装備(武器や機器等)・兵站(補給と輸送)・国民の支持。
      ウクライナの5月の世論調査(キーウ国際社会学研究所)では、絶対的領土防衛を主張する人は55%まで減り、領土放棄を容認する人は32%まで増えていて、57%が停戦交渉を始めるべきと回答していた。
      米の支援再開で装備や補給が間に合い、兵士がいかに踏ん張っていても、国民が支持しなければ継戦できず敗戦(敗戦と同等の停戦)が決まってしまう。ウクライナは5月の時点で結構ぎりぎりの局面だったと思う。
      クルスク侵攻は軍事的に不合理な作戦であっても、国内の戦争への支持を取り戻して継戦する=敗戦しないために必要な作戦。現に国内の士気は回復してるみたいだから、敗戦を引き延ばすという意味では今のところ成功してるのではないでしょうか。
      もう他国は戦争継続を望んでないのは明らかで、更なる支援を得るために”世界の注目”を集める目的の作戦ではないと思いますよ。このままだと国民が継戦意思を失って負けちゃうから負けないために必要な手を打ったという単純なことだと思います。

      24
        •  
        • 2024年 8月 15日

        そういう抵抗の象徴みたいな作戦は政治的に損切できず、貴重な戦力がジリ貧になっていくのをクリンキーで学んでないのだろうか

        36
          • ネコ歩き
          • 2024年 8月 15日

          クルスク戦線に比べ遥かに強度の高い東部戦線に投入し損耗するより、精鋭部隊の使い道としては効果的と思えるんですが。
          勿論、クルスクでは占領維持の意思がなく、東部戦線では損耗を極力押さえ無理をしない戦術的後退戦を織り込んでいる前提でです。

          4
            • Easy
            • 2024年 8月 15日

            現実的には、ロシアの2線級の部隊に足止めされた後に、ランセットやFPVドローンで貴重な装甲部隊が毎日ガリガリと削られてしまっていますが。
            これ精鋭部隊の使い道として正しいんでしょうかね。

            24
              • ののの
              • 2024年 8月 15日

              全然正しくない。西側の支援が無尽蔵ならいざ知らず、備蓄が限られてる中そんな博打の消耗戦をやっても先が見えてる。
              とりあえずパフォーマンスとしては100点満点の結果を出したので、犠牲が増える前にさっさと引き上げて東部に転戦しましょう。人員や貴重な軍事資材は東部の防衛線の補強なり、第2防衛線の構築なりに注力すべきです。時間さえ稼げば再開した西側の支援がまたドシドシ届き始めるはずです。

              ただでさえ不足してる人的資源をギャンブルに摩耗するくらいなら、来たるちゃんとした反攻に備えて人間は温存した方がよい。

              12
        • 2024年 8月 15日

        >現に国内の士気は回復してるみたいだから

        この侵攻作戦の効果で徴兵センターに行列ができてるだろうか?
        ロシアは志願兵の応募が増えたようだが

        34
      • たむごん
      • 2024年 8月 15日

      ボグダンさんの動画、クルスク攻勢開始前=攻勢開始後を比較すれば、ウクライナ人の温度感を仰るように感じます。
      (賛否は置いておいて)ゼレンスキー大統領、とんでもなく絶賛されてますからね…

      ウクライナ政府=ウクライナ軍も、追加ベッドするしかなく、引くに引けない状況でしょうね。

      42
        • 舎人
        • 2024年 8月 15日

        そうですね。ウクライナ軍としては救援のロシア軍が本格的に到着するのに備えて派遣した兵力に応じた戦線に縮小したいところですが、広大な面積を占領したという話が絶賛されているとなると政治的には簡単には戦線を縮小できなくなってしまいましたね。
        今の支配領域に応じた兵力の投入や占領した地域をカバーする防御陣地の構築となるとウクライナ軍にとってかなりの負担になると思いますが、いい落とし所はあるのでしょうかね。
        政治的な必要性は軍事的な合理性を無視することが少なくなく、クリンキーのようなことが再び起きるのではないかと心配しています。

        16
          • たむごん
          • 2024年 8月 15日

          仰る通り、規模に応じて縮小したい所なんですよね。
          戦略が曖昧なので、作戦計画も曖昧であると考えるべきでして。

          進出目標が曖昧ということは、部隊規模に応じた守備に適した要地も当初の計画にあったとは思えず(すでに探っているのでしょうが…)。
          維持する想定期間も曖昧ですから、必要な機材の想定も曖昧なのかなと。

          国内・国外ともに、引けなくなった情勢になりましたから、非常に難しい舵取りになっている気がします。
          クリンキの失敗、仰るように繰り返さない事を願っています…

          10
    • 無名
    • 2024年 8月 15日

    コレネヴォからの住民避難ですか。
    住民が避難に使う橋を爆破したり、占領された地域に取り残された住民に火炎瓶での抵抗を呼び掛けてたどこかの国よりはマシに見えるのなぜだろう。

    49
      •  
      • 2024年 8月 15日

      ウクライナの支配地域に取り残された住民をウクライナ領内な避難させるみたい。
      これロシアがやれば拉致とか強制移住とか言われたんだけどな

      51
        • 無名
        • 2024年 8月 15日

        ウクライナへの避難を希望する住民はそれで良いでしょうけど、拒否する住民まで連れていったりしたら拉致以外の何でもないですね。

        22
        • 信用の差
        • 2024年 8月 15日

        ロシアと中国は信用を軽視し過ぎる。

        6
          • 紅豚
          • 2024年 8月 15日

          ついでに、西側のダブスタもあるからね。

          23
          • kitty
          • 2024年 8月 15日

          ロシア製兵器のお得意様相手に一方的なサポート打ち切りや無期限納期延期や納入予定の機材の勝手流用などやりたい放題ですからねえ。
          そりゃ武器輸出世界2位から3位に落ちますわ。
          今年は何位になるんでしょう。

          3
        • 7743
        • 2024年 8月 15日

        ウクライナ語を話している住民も居たし、彼らの希望に応じて対応する話でしょ。
        ウクライナは捕虜にしたロシア兵も自由に外部とコンタクトを取れるようにしていると言われていますし、
        どこに連れていかれたか不明で連絡も取れないロシアと同一視できないと思います。

        4
      • 通りがかりさん
      • 2024年 8月 15日

      カメラ撮影は偵察で火炎瓶はそのまま軍事的脅威なので、攻撃可能になってしまうんですよね。なので本来なら非戦闘員である民間人は避難一択なんですけど。

      25
    • 名無し
    • 2024年 8月 15日

    TKOなのにまだ足掻くか

    10
    • Dr.Strangelove
    • 2024年 8月 15日

    ニューヨークでのロシア軍前進は大きいですね。ニューヨーク、ネリピフカを落とした先にはトレツク、ジェルジンスキー鉱山のテリコンがあります。アルテーモヴェが落ちトレツクに王手が掛かったとは言え、高地を支配されたままでは攻略は困難です。ロシア軍が大都市を落とす際は必ず複数方面から攻撃していますし、ネリピフカからテリコンを狙う可能性は高いと考えます。

    40
    • 名無し
    • 2024年 8月 15日

    進軍スピードからするとクリアリングに時間がかかっているだけでウクライナ軍は基本的に戦わず後方に退いているように見えますね。余計な消耗を避けてポクロウシクの防衛線に戦力を集中しているのではないでしょうか。
    記憶が確かならポクロウシクの周囲には対戦車壕を含む二重の防衛線が敷かれていたような?

    16
      • 241
      • 2024年 8月 15日

      対戦車壕を含むウクライナ軍の防衛線はフロディフカの北にある貯水池からフロディフカ西側の農地の高台(戦況図で影になっている辺り)、スッヒ・ヤル周辺、E50のゼレーネとノボウクラインカ間のT字交差に作られています。それとポクロウシクの周囲にある外周陣地で二重の防衛線になります。

      23
    • 241
    • 2024年 8月 15日

    フロディフカのウクライナ軍陣地は西側の農地の高台に作られているので、もともとここでは熱心に市街戦をやる気はないかもしれません。川沿いの低地で抵抗拠点に出来そうないい建物もあまりなさそうですし。(ちなみにフロディフカからT0511を西に向かって最初の十字路にある陣地が標高200mでフロディフカ中心にある病院の辺りの標高が160mです。)

    オルリフカとノヴォホロディフカの間にあるウクライナ軍の陣地は線路沿いの防風林(グレーゾーンが被さっているところ)にそれなりに大きなものが一つあるだけであとは街の外周に対戦車壕があるくらいですね。ノヴォホロディフカとクルティ・ヤルの間にある林には塹壕があるだろうとは思いますが。こちらは街の東側に集合住宅が密集しているので市街戦を行うかも。

    ロシア軍が急いでいなければ先にジェランネ東のO-0542の支配を確立、ノボヘランヌとムイコラフカを占領、ノボセレフカ・ペルシャのドネツク第1軍団をヴォブチャ川の東側から渡河させるなどしてウクライナ軍の防衛負担を増やそうとするような気がしますが、ポクロウシクへの攻勢を担当しているのは中央軍管区隷下の部隊、ドネツク第1軍団は南部軍管区隷下の部隊であり、異なる指揮統制下の部隊間連携になるのでこれは難しいかもしれません。

    25
    • ざる
    • 2024年 8月 15日

    ロシアもウクライナも毎日前進が止まりませんね。
    ウクライナ軍も補給線が近いとはいえ敵地の中でよく前進していると思います。
    ある程度陣地を確保したらロシア側の防衛線が構築される前に追加の装甲戦力整えて一気にきそうな気がしますね。

    8
      • BOB
      • 2024年 8月 15日

      >追加の装甲戦力整えて一気にきそうな気がしますね

      もう奇襲効果がないのにそんなことしたらカモ撃ちにされますがな。
      やるなら砲爆撃で徹底的にロシア軍陣地を叩いてからにしないと

      34
      • ななしびと
      • 2024年 8月 15日

      ロシア側に増援が来た事によってウクライナ軍の進軍スピードが鈍化している、とする情報も出ていますのでクルスク方面が今後萎んでいく可能性はありますね。
      現状ロシア側は二線級の部隊が同地で対応にあたっているとされていますので、ウクライナ国内に展開している部隊から幾らか送られてきたとするならばこれ以上の進撃は厳しくなってくると思われますね。
      そうして引き抜かれたので東部や南部の圧力が減ってウクライナ側も防衛しやすく…となれば上々だったのかも知れないですが、今日の記事からしてもロシア軍の進攻を抑えられているわけでもなさそうですので、クルスク作戦が進展ないままドンバスやザポリージャ方面がどんどん削られていくという事もありえます。
      まあ当のウクライナ国民や支援している西側諸国民が東部や南部の苦境など忘れてしまっているのかも知れないですが…

      26
    • たむごん
    • 2024年 8月 15日

    東部・ドネツク方面、もうダメかもしれませんね。
    クルスク方面に人員の引き抜き、管理人様の1つ前の記事にもありますが、正規軍を引き抜いた影響もありそうです。

    ポクロウシク=ディミトロフは、砲撃の射程内に入る事を視野にいれるべきでしょうね。
    泥濘期になっても、砲撃は可能ですから、補給拠点としてはもう使えないでしょう。

    トレツクも、ニューヨークが陥落すれば南からの圧力が増しますから、(兵力の引き抜きもあり)トレツクからの撤退判断も視野に入るる事になりそうですね。
    後方に防衛拠点、予備戦力はあるのでしょうか…。

    15
      • たむごん
      • 2024年 8月 15日

      追記です。
      クルスク原発の南、前線から北側に、ロシア軍が塹壕を構築していることを報道していました。

      (~:35)地図にウクライナ軍の進出位置・塹壕設置距離(北側)・塹壕設置場所が分かるのでご興味のある方は。
      離れた塹壕を繋げていく可能性も、イメージしやすいかと。

      農地を横切るように、直線・単線の塹壕を応急的に設置(退避壕は見えない状況)、重機を活用している事も分かります。

      (2024.08.15 ウクライナが越境攻撃で前進、ロシアは塹壕を設置 衛星画像や動画でわかること Youtube)

      5
    • 徴集兵
    • 2024年 8月 15日

    徴集兵って二線級なんだ。
    訓練が仕事だったのに。

    4
      • らっく
      • 2024年 8月 15日

      基本的に志願兵よりは昇進も遅いですからそういう評価になりがちですね。

      15
      •  
      • 2024年 8月 15日

      徴集兵だから二線級ってわけでなく前衛にいたのが重装備を持たない準軍事組織である国境警備隊の徴収兵だったというだけのこと。
      正規軍の自動車化狙撃旅団なら徴兵も志願兵も訓練レベルや装備レベルもさほど変わらない。

      26
        •  
        • 2024年 8月 15日

        ロシアの融通の利かない官僚主義的なところが裏目に出てるエピソードだね。
        ロシアの国内法的にはまだ平時という建前だから国境は軍でなく国境警備隊の管轄のままだという。
        戒厳令も出してないから住民も強制退去できてなかった。
        戒厳令と同じような効力を持つ対テロ作戦を発動してやっと住民の退去が可能となったけど。

        10
      • kasugi
      • 2024年 8月 15日

      ロシアの兵役期間は1年しかないですから練度はお察しです

      徴兵制は事前に全(男子)国民が研修を終えておくことで戦時の増員をしやすくするのが目的であり、現役軍人としてすぐさま戦わせるための制度ではありません

      2
    •  
    • 2024年 8月 15日

    ある意味ロシアは賢く対応している。下手な再配置は思う壺だ。攻撃は最大の防御と少なくとも今は言えるだろう。まぁ再配置自体は試みではいるがここはどちらかが根を上げるまで殴り合うしかない。

    25
    • 58式素人
    • 2024年 8月 15日

    西側製の長射程兵器のロシア領土内への使用は、
    今のところ、榴弾砲を除けば、HIMARS/MLRSのM31ロケット弾だけかな。
    射程は80kmくらいでしょうか。それから先は、野戦砲と自爆ドローンの担当なのでしょうね。
    であれば、HIMARS/MLRSを国境線から10kmくらい下げるのならば、
    ウクライナ軍がロシア領内に侵入する深さは、多分、30〜50kmくらいでは?
    州都クルスクやクルスク原発には届かないのでは。
    ATACMSが解禁されれば、射程300kmなので、少し伸びるかも、ですが。

    2
    • せい
    • 2024年 8月 15日

    どうせ飲み込まれるんなら腹の中で暴れればいいよ

    2
    • 管理人様へ
    • 2024年 8月 15日

    管理人様へ
    ロシア領内の戦況図ではRybarの報告をDeepStateで上書きするのではなく両者の違いが分かるようにしてほしいです。お願いします

    3
    • 名無し
    • 2024年 8月 15日

    東部は放棄でクルスク特価?
    気持ちは分かるが国家としてやるのは自殺みたいなもんだな

    11
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