ウクライナ戦況

RYBAR、ロシア軍の東部戦線における成功とウクライナ軍の反撃を報告

RYBARは27日「ロシア軍が東部戦線で大きく前進した」と、特にトレツク方面では「ロシア軍によるシュチェルビニフカ包囲」を、ポクロウシク方面では「ロシア軍によるディミトロフ北郊外のテリコン占領」「ロシア軍がミコライウカ・マーン方向で6km以上押し戻された」と報告した。

参考:Бои у Жеребца
参考:Атаки под Константиновкой
参考:Бои на флангах Покровска

RYBARが久々にポクロウシク方面について言及、トレツク方面でシュチェルビニフカ包囲も報告

RYBARはリマン方面ゼレベツ川沿いについて27日「ロシア軍がカルピフカ方向で支配地域を広げた」「ロシア軍がシャンドリホラブ郊外に到達した」「ロシア軍がコロディアジ方向で前進した」「ロシア軍がザリチネ集落内に足場を築いた」「ロシア軍がトルスケの大部分を占領した」「ロシア軍がセレブリャンスキー自然保護公園内で支配地域を広げた」と報告。

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DEEP STATEとRYBARは「ロシア軍がザリチネ集落に足場を築いた範囲」について評価が一致し、大きな差が生じていたセレブリャンスキー自然保護公園の評価も修正されたが、ニトリウス川沿いに評価は大きく食い違っている。

RYBARはコンスタンチノフカ・トレツク方面について23日「ロシア軍がカテリニフカを占領した」「ロシア軍がトレツク西郊外で支配地域を拡大した」「ロシア軍がシュチェルビニフカ集落の南部分を占領した」と、DEEP STATEは26日「ロシア軍がオレクサンドロ・シュルティネ方向とビラ・ホラ方向に前進した」と報告。

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DEEP STATEはRYBARが23日に報告した内容について何も触れておらず、RYBARの報告が事実ならウクライナ軍はシュチェルビニフカとトレツク北市内から今直ぐ撤退を強いられるはずだが、RYBARは27日夜「ロシア軍がビラ・ホラ北郊外で前進した」「ロシア軍がシュチェルビニフカの背後を両翼から挟撃した」と報告、視覚的にもウクライナ軍がシュチェルビニフカ集落=でロシア軍陣地を攻撃する様子が登場し、RYBARはコンスタンチノフカ・トレツク方面について以下のように述べた。

“ウクライナ軍がビラ・ホラで失った陣地を奪還するため北方向とイヴァノピリャ方向から小規模部隊で攻撃を仕掛けている。ウクライナ軍はオレクサンドロ・シュルティネ東郊外に陣取るロシア軍を包囲しようとしているようだ。さらにウクライナ軍がオレクサンドロ・シュルティネ西郊外で抵抗するだけでなく戦力を1個小隊規模まで増強している。トレツク方向の状況は流動的で、ウクライナ軍は依然として聖マトロナ鉱山を保持している。一方でシュチェルビニフカ方向では状況が好転した。ロシア軍がシュチェルビニフカの背後を両翼から挟撃して線路に到達し、中にに残るウクライナ軍部隊の状況は日々悪化している”

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“クレバン・ビクスキー貯水池方向ではウクライナ軍がクレバン・ビクに徒歩で増援を送り込み、集落を保持するだけでなくカテリニフカ方向に反撃している。カテリニフカ自体はロシア軍の第68親衛戦車連隊によって掃討が完了した。同時にコンスタンチノフカの西側ではロシア軍の圧力が弱まっている。ここ数ヶ月間でロシア軍はT-0504沿いとヤブルニフカ方向で前進したものの攻勢のペースは鈍化している。これは道路沿い構築された防衛拠点網の制圧が現時点で不可能なためだ”

RYBARの報告が事実ならウクライナ軍はシュチェルビニフカとトレツク北市内から今直ぐ撤退を強いられるはず、最悪の場合は包囲されたシュチェルビニフカの中にウクライナ軍部隊が取り残されていることになるものの、まだウクライナ側から危機的な報告は上がってこないため何とも言えない状況だ。

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RYBARは8月に入るとポクロウシク方面について殆ど言及しなくなったが、27日「ポクロウシク方面の状況が徐々に明らかになりつつある」「ロシア軍によるゾロティ・コロディアズ方向への侵入が続いているものの安定した前線の形成に関する情報はない」「ロシア軍がヴォロディミリフカ方向に支配地域を広げた」「ロシア軍がマヤック、スヴォロヴェ、スヘツケ、ディミトロフ北郊外のテリコンを占領した」「ロシア軍が線路沿いに到達した」「ロシア軍がズヴィロヴェ周辺で支配地域を広げた」「ロシア軍がウダチネ方向で支配地域を広げた」と報告。

RYBARが報告したロシア軍の前進は「DEEP STATEの評価に追いつく部分」と「独自の評価」に別れ、後者に関してはマヤック占領、ディミトロフ北郊外のテリコン占領、ヴォロディミリフカ方向への前進、ズヴィロヴェ周辺での前進だが、非常に興味深いのはシルスキー総司令官が24日に発表した「ミコライウカを奪還した」が反映されている点で、RYBARは「ウクライナ軍の反撃で前線がミコライウカ・マーン方向に後退した」「ロシア軍は侵入したウクライナ軍部隊を捜索・殲滅している」「ノヴォエコノミチネ集落の南部分はグレーゾーンになった」と報告している。

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※アイキャッチ画像の出典:Третій армійський корпус

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