DEEP STATEはポクロウシク市内について29日夜「グレーゾーンがソバチェフカ地区とリアに伸びた」と、RYBARも「ロシア軍がポクロウシクの西出口付近、市内のドゥルニャク、ピウデニー、シャフタルスキー、ラズールニー地区を占領した」と報告した。
参考:Ураження та фіксація кацапів в східній та північній частині Покровська
参考:Главное от Рыбаря дайджест материалов за 29 октября
市内中心部にロシア軍の安定的な足場=ロシア軍支配地域を設定してきたという部分は特筆すべき点
DEEP STATEはポクロウシク市内について29日夜「グレーゾーンがソバチェフカ地区とリアに伸びた」「29日18時時点の状況は依然として厳しい」「市内の状況は依然として厳しい。敵は5人~6人、時には10人のグループを送り混んで浸透のペースを維持しようとしている。市内に多くの敵兵士が浸透し、その一部は既にナティフカに侵入しようとしている」「それでもポクロウシク市内、特に南市内にはウクライナ軍の陣地があり市内の大部分はグレーゾーンだ」と報告。
“現地のウクライナ軍兵士は『浸透してきた敵は戦闘を回避して集結しようと試みている。ウクライナ軍は北市内の通りを徐々に掃討しているものの、その周辺に隠れていた敵は無線で状況を共有し隣の通りに移動し、掃討作戦が終わると元の通りの隠れ家に戻ってきた。これに大規模な人的リソースなしで対抗するにはドローンしかないが、悪天候になればそれも使用できなくなる。敵は正にその点を利用して防衛ラインの脆弱から浸透してきた”
DEEP STATEは市内に浸透したロシア軍の画像=➊➋➌も報告しており、視覚的にもウクライナ軍がリア=Ⓐでロシア軍を攻撃する様子も登場している。
RYBARも29日夜にポクロウシク市内の情報を更新し「ロシア軍がピウデニー、シャフタルスキー、ラズールニー地区を占領した」「ロシア軍がウクライナ守護通りの一部を越えた」「ロシア軍がポクロウシクの西出口付近を占領した」「ロシア軍がドゥルニャク地区を占領した」「ロシア軍が線路沿い樹林帯を占領した」と報告し、ポクロウシクの西出口と線路沿い樹林帯の前線位置はDEEP STATEが29日に報告したグレーゾーンの位置とほぼ一致している。
30日の報告でポクロウシク市内の状況にもっと詳しく触れてくると思われるが、遂に市内中心部にロシア軍の安定的な足場=ロシア軍支配地域を設定してきたという部分は特筆すべき点だ。
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※アイキャッチ画像の出典:68 окрема єгерська бригада ім. Олекси Довбуша






















これから冬で天候が悪化しやすくなるから、頼みの綱のドローンも飛ばし辛くなるし温暖化で冬になっても凍らないから秋の泥濘のままらしいけど、大規模機械化部隊の突進なんてやらないし歩兵の浸透戦術ならあまり関係ない。
ロディンスケやディミトロフ方面に注力しすぎてポクロウシク方面の浸透を後回しにしたツケがやってきたように思います。
ここまで来たら各戦線から少しづつでも歩兵を引き抜いてポクロウシク市内に投入するしかないんじゃないでしょうか。
各戦線から根こそぎ集めれば数個旅団規模くらいにはなるでしょうし、一気に市内を掃討して迅速に戻れば各戦線への影響も少ないはず。
どうでしょうね。
それだけの規模の人数を迅速にかき集められるのか。
寄せ集め旅団でまともな指揮命令系統を迅速に確立できるのか。
指揮命令系統を確立できたとして、包囲網が完成しつつある市内に侵入できるのか。
侵入できたとして、敵を迅速に排除できるのか。
そもそも、大部隊を維持できるだけの補給を、侵入した市内で継続できるのか。
排除できなければかき集めた部隊が包囲殲滅戦を食らってしまいそうだが、何とかなるのか。
この期に及んでは早期の撤退を軸に考えたほうが良さそうですけどね。
というか現在のウクライナ軍はどこで戦ってるにしてももう寄せ集め部隊と化しているのでは…?
クルスク攻勢でも、スジャ撤退戦でも、今のポクロウシクでもかき集めた戦力で戦っていたのですよ
そして、その戦力も損耗し続けていたという事です
少人数編成の浸透部隊なんて防衛側がまとまった数の歩兵で応戦できるのならばただの鴨の筈です
それができないって事はお察しです
ウクライナ軍は、どのタイミングで撤退するのかでしょうか。
ポクロウシク~O-0525~フリシュネが空爆されたり。
ロディンスケ~フリシュネ間が、ドローン攻撃されたりしてるんですよね。
特にポクロウシク方面南方、撤退などを早めに決断しないと手遅れになって、とんでもない損害がでるかもしれませんね。
問題はゼレンスキー政権がポクロウシクを簡単に諦められるかどうかだと思いますが。
仰る通りですね。
政治外交マターになってますから、前線兵士どころか前線司令官でさえも、どうしようもないかもなと感じています…
この感じですとポクロウシク市内は戦力差が相当付いている様に見えますね、シルスキーが隠し事するなと先日発言していたので戦況悪いとは思っていましたが予想以上に悪い様でした。
ボルチャンシク、クピャンスク、オスキル川東、リマン、シベルスク、ドニプロ方面、フリアイポレ方面でロシア軍が攻勢継続で前進しリマンにロシア軍が取り付いたらしいとの情報を他で見たけど本当であるならもうウクライナ軍はポクロウシクは捨てて下がる局面なのは確かだと思う。
〉〉この感じですとポクロウシク市内は戦力差が相当〜
キーウ通信によるとポクロウシク前線は、戦力差が8:1でロシア軍が有利なようです。
また本記事にもあるようにロシア軍の少人数部隊を浸透させる「千の切り傷」戦術にウクライナ軍はドローンで対抗しているようですが、如何せん戦力差と荒天の気象条件を利用されたというところでしょうか。
戦力差8:1が正確なのかどうかは分かりませんが、状況が不利な時ほど戦力差は大きく報告される傾向があるように思います。
つまりそういう事なんでしょうね。
スジャ同様に重機を捨てて撤退するしかない。
今回は、何割が逃れられるか。
露軍ドローンは夜間能力も高まってる様だ。
ロディンスキを取り戻しても事態は余り好転しない。
ロシアのドローンがウ軍市街地の上空を飛ばずに撤退路を封鎖出来たら大惨事になる。
じわじわと支配領域広がってはいるけど、結局ロシア側は少数部隊による浸透戦術、対するウクライナ軍は都市を使った抵抗してるんでまだまだ地獄のような市街地戦は続きそう
包囲つったって、こんな何もない平野で包囲なんてしたくねぇな……
ロシア領内への攻撃に対してより、今は国内の主要都市や重要拠点を攻撃しているロシア軍に、大量の自爆ドローンを友軍の支援に振り向けるべきだったのでは? 分からないけど···。
ポクロウシク方面の状況を見る限り、ロシア領内への攻撃は前線の戦況に影響を与えていないのではないかという気もしますが、「ロシア領内への攻撃をしなかった場合」と比較のしようがないため何とも言えませんね。
過去の都市戦と違うのは砲爆撃で街が大きく破壊されてないこと。
トレツクやボフチャンスクのように核でも落ちたかのような瓦礫地帯になっていたのとは大きく違っている。
建物が残っているのでロシアの歩兵は隠れながら進むことができている。
兵士にとっても、地図作成者にとっても地獄が始まりやがった
ロシアが力任せに建物を砲爆撃で破壊して回らないようになったのが、どういう意味を持つのか?市内に侵入する不利な立場なら、遮蔽物を潰さないほうが良いという結論に至ったのか?まぁ瓦礫なんて跡形なく破壊しない限り、市街戦でも害にしかならんが。
建物を片っ端から破壊してしまうと占領後に自軍が防御するのに支障が出たり、街を再建するのが難しくなったりとデメリットは大きいと思いますよ。
それでも物資集積と防衛兵が十分にいる中では包囲できない限り占領の最適解になるはずだったのですが。
都市防衛という物自体の戦略がお互い変わって、今はロシア軍の方が相手の戦略に優位になっている感じ…
ここを足がかりにして各地に侵攻する予定なので更地にしたら困るんです
多分絶対的な前線兵が少ない中で浸透を食い止められず、後方に打撃を受けてるという流れなのでしょうね。
もしこれが廃墟なら敵の進軍をすぐに検知できるのですが、廃墟でないほうが隠れられてウクライナ軍も掃討できず気づかないうちにロシア軍だらけになっていたという状態ではないでしょうか。
クピャンスクでもそんな感じのコメントありましたし。
ついにRYBARがポクロウシク市内南半分をロシア軍支配地域に塗り替えましたね。
他のマッパーでは以前から市内南半分がロシア軍支配地域になっていたりDEEPSTATEのマップでは未だグレーゾーン扱いだったりしますが、これは各々が得ている情報の違いやグレーゾーンと支配地域の定義の仕方の違いでしかないと思います。
ポクロウシク市内は両軍の小部隊が入り乱れていて相変わらず前線位置が特定しづらい状況という印象を受けますね。
はやく終わってほしいぜ、ここ落ちたらゼレンスキーそろそろ降伏して停戦条件のんでくれないかな
一生懸命戦うことが別に正しいというわけじゃないしね
ロシアのサハリン2輸入が日米首脳会談でも話題になったらしいが、エネルギー上がるの正直勘弁してほしい
ポクロウシク市の2017年の人口が7万5千人だから
人口だけで単純に考えれば京都の福知山市か舞鶴市が占領されるようなものなのか。
規模的にはマイナーだがどちらも師団駐屯地や艦隊根拠地を構成しているから
このクラスは簡単には手放せない規模の都市ということになりそう
後は交通の要衝であるかどうかも重要なファクターだと思います。
例えば人口3万5000人でも米原市が占領されたら影響は大きいでしょうし。
これほどの規模の都市が、区画一つ建物一つを巡る苛烈な市街戦を経ることなく、ドローンと少数の浸透部隊で落とせてしまうのなら、都市を要塞とする戦略そのものが無意味になってしまう。ウクライナはスラビャンスク-コンスタンチノフカまでの都市群を仰々しくドネツク要塞などと名付けてロシアへの譲渡を断固拒否しているが、ポクロウシクがこのザマではあれらの都市も存外あっさり落とされるかもしれない。
落とされてから講和を申し込んだところで、次はドニ川対岸のヘルソン/ザポリージャの未占領区域もよこせと吹っかけられるだけだ。都市にまだ要塞としての価値を感じさせる魅力があるうちに、とっととドネツクを明け渡して講和するべきだ。
ドローンが強いのではなく、都市の区画一つ建物一つに守備兵を配置できるほどの人員余裕がウクライナ側にないだけかもしれないが、どっちであろうと戦況は同じです
ゼレンスキーもポクロウシクの苦戦を口にし始め、一般報道でも取り上げられる頻度が増えましたが、どう考えても“隠していた”雰囲気が纏わり付いてしまっています。民主主義国家なら国民との情報の共有は義務であり必須事項。ここまで重大な事態だと、「負けているから」「相手もやっているから」「敵につけ込まれるから」というのにも限度があると思います。もっと酷いのは隠していたのでは無く、本当に上層部は事態を知らなかった場合ですが…。80年前じゃああるまいし、衛星画像とかを始め米欧のサポートもあるでしょうから…。でも、それらの情報すら縦も横も流れが機能不全だとしたら?…深刻です。