ウクライナ戦況

トレツクが陥落寸前、ロシア軍が市内北西のテリコンに軍旗を掲げる

DEEP STATEは10日夜「ロシア軍がクラホヴェを占領した」と、RYBARは「ロシア軍がトレツク市内北西のテリコンを占領したため都市解放を言及できるようになる」と報告し、視覚的にもロシア軍兵士がテリコンで軍旗を掲げる様子が登場、もうトレツクは失われる寸前なのかもしれない

参考:Мапу оновлено
参考:Позначки фіксацій ударів по кацапах у Торецьку
参考:Александро-Калиновское направление: грядет освобождение Дзержинска? обстановка по состоянию на 20:00 10 января 2025 года
参考:Ворог окупував Курахове – DeepState

まもなくウクライナ軍は「兵士の命を守るため準備された陣地に後退した」と発表するだろう

RYBARはトレツク・ニューヨーク方面について「ロシア軍がシュチェルビニフカ集落内で支配地域を広げた」「ロシア軍がレオ二ディフカを占領した」「ロシア軍がレオ二ディフカ南西で支配地域を広げた」「ロシア軍がスハ・バルカ集落内に侵入した」「ロシア軍がヴァレンティ二フカ方向に前進した」と報告、視覚的にもウクライナ軍がペトリフカ集落内=に侵入したロシア軍の歩兵戦闘車と兵員輸送車を攻撃する様子が登場。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

ウクライナ軍はペトリフカ集落内に侵入した敵車輌を破壊、ロシア兵士らは車輌を捨てて散り散りに逃げ出したものの、川に向かったロシア軍兵士は無人機によって、家屋に逃げ込んだロシア軍兵士は戦車によって殲滅され、ペトリフカ集落内への攻撃自体は失敗に終わったが、ここまで車輌で到達できるということはニューヨークからレオ二ディフカの間にウクライナ軍陣地がないと強く示唆しており、RYBARの報告は事実かもしれない。

DEEP STATEはトレツク市内について「過去2週間の間に市内全域でロシア軍の存在が確認された」「まだ市内の前線位置については判明していない」と、RYBARは「ロシア軍がトレツク北西郊外の住宅地区で前進した」「ロシア軍がクリムスケ方向に前進した」「ロシア軍がトレツク市内北西のテリコン70mを占領したため都市解放について言及できるようになるだろう。但し『勝利宣言』は現場からの証拠が現れるまで控えるべきだ」と報告、視覚的にもロシア軍兵士がテリコン70m=で軍旗を掲げる様子が登場。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

ロシア軍がテリコン70mを抑えたということは「ウクライナ軍がジェルジンスキー鉱山を放棄している」と、市内で登場した20以上の視覚的証拠も「ウクライナ軍が市内で支配的でなくなっている」と強く示唆しており、まだ断言は出来ないもののトレツクは失われる寸前なのかもしれない。

DEEP STATEはポクロウシク・ディミトロフ方面西方向について「ロシア軍がソローネ郊外のテリコン方向に前進した」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

クラホヴェ方面ではロシア軍兵士がクラホヴェ西郊外の機械工場西端で国旗を掲げる様子が登場、これを受けてロシア国防省は6日「クラホヴェを解放した」と発表したが、ウクライナ軍は「クラホヴェで戦闘が続いている」と主張し、ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏からは「なぜ同じ過ちを繰り返すのか?」と、DEEP STATEも「街の一角を保持しているのは政治的任務だ」と批判した。

ブトゥソフ氏は「クラホヴェの状況は司令部の即時決断を必要としている。もう街は失われているのに司令部が命じるため兵士らは『郊外の工場地帯』や『街に通じる道』を勇敢に守っている。現在の状況は我が軍にとって著しく不利で、現場の指揮官らは『部隊の全滅させるな』『戦えるうちに有利なところまで部隊を後退させよ』『先手を講じて損失を減らし敵の損失を増やせ』と訴えているが、司令部はソレダル、バフムート、アウディーイウカ、ヴフレダルと同じことを繰り返している」と批判。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

DEEP STATEも「もうクラホヴェは敵にほぼ占領されている。幾つかの部隊が街の一角を保持しているのは政治的任務でしかない。急速に市内中心部が失われたため街を守っていた部隊の士気に大きな影響が出ているが、軍報道官の発表は兵士の士気を更に下げるだけだ。この様な行動は戦場の現実ではなく『こうでなければならない』『そうあってほしい』という立場から生じている」と批判したが、ウクライナ軍は10日夜の戦況報告でもクラホヴェ市内の状況に言及せず「ポクロウシク・クラホヴェ方面で計13回の衝突が発生して敵は大きな損害を被った」と発表。

DEEP STATEは同日「ロシア軍がクラホヴェを占領した」「ロシア軍がシェフチェンコからアンドリイフカ方向に前進した」と報告し、ウクライナメディアもDEEP STATEの報告を引用して「敵がクラホヴェを占領した」と報じており、まもなくウクライナ軍は「兵士の命を守るため準備された陣地に後退した」と発表するだろう。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

DEEP STATEはヴェリカノボシルカ方面について「ロシア軍がO-0510方向に支配地域を広げた」と報告。

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※アイキャッチ画像の出典:Карта спецоперации СВО 2.0

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コメント

  • コメント (42)

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    • らっく
    • 2025年 1月 11日

    トレツクを西側から攻撃するのではなく、トレツクの西にロシア軍が進んでいるということ自体がトレツクの現状を物語っている。

    24
    •      
    • 2025年 1月 11日

    ロシア軍が大規模市街戦を避けているのか。しなくても良くなったのか。ウクライナが避けているのは。
    それらの組み合わせなのか不明だけど。
    街の破壊が避けられるのは良いことかな。 ハリコフとか、大規模市街戦ではなく包囲の可能性が高くなってきたな。

    28
      • 野獣先輩
      • 2025年 1月 11日

      良くないことだろ。街が破壊されなかったということはロシアは明確な補給地点を得たということ。普通の考えなら撤退の際に焦土作戦ぐらいはやっとくべき

      6
        •     
        • 2025年 1月 11日

        街が破壊されるのは悲しいよ。
        勝ち負けが不明ならまだしも。ある程度勝負が決まってからの死者や破壊は良くないよ。
        戦後のことを考えると尚更。
        ウクライナ支持者、ロシア嫌いは容赦ないな。

        31
        • ppp
        • 2025年 1月 11日

        バフムートの頃は撤退前に拠点破壊してたんですが、もうそんな余裕もなさそうですね
        あの頃はロシアの爆撃が焦土作戦とか言われてて謎でした

        13
      • Easy
      • 2025年 1月 11日

      最近の流れを見ると。
      ・補給を遮断すれば、時間と共にドローンの周波数が陳腐化して電子戦で制圧できるようになるので、都市内に篭っているウクライナ軍は事実上無害となる。
      ・なので、補給を遮断して2-3ヶ月ほど日干しにしてから、ゆっくり料理する
      という攻略戦のレシピが出来ているように見えますね。
      まあ、これが成立するのは、ウクライナ側の支援兵器の多くがクルスクに出張してしまったために包囲軍に投射する火力が圧倒的に不足している、という背景があるからですが。

      33
        • 朴秀
        • 2025年 1月 11日

        クルスクにウクライナの戦力を集めた奴は本当に無能ですね・・・クビにした方が良さそう

        25
          • 理想はこの翼では届かない
          • 2025年 1月 11日

          シルスキー「えっ」
          ゼレンスキー「えっ」

          33
            • グロズヌイ
            • 2025年 1月 11日

            その2人首にすればなんぼか戦局マシになるのでは

            7
        • たむごん
        • 2025年 1月 11日

        クルスク侵攻は歩兵・装甲車両だけでなく、砲兵・野戦防空・電子戦装備もっていったわけで、歴史に残る酷い愚策だなと感じます。

        独ソ戦でさえ、ベルゴロド・オリョールを押さえて始めてるのに、大統領閣下は何を考えているのでしょうか…。

        24
          • Easy
          • 2025年 1月 11日

          瞬間的短期的な作戦ならまだ理解出来ますが。
          物量で負けてる側が、戦線を増やして消耗戦を始めちゃってますからね・・
          軍学上では100年先まで戦略の失敗例として教科書に載るんじゃないでしょうか。
          ある意味,ゼレンスキー氏は歴史に名を残すことに成功しましたね。

          12
            • 帝国
            • 2025年 1月 11日

             シミュレーションゲーム雑誌ではギリシャ・ローマの時代の戦闘でも擦られていますから、人類が続く限り千年単位で擦られますよ。
             もっとも、後世の人々は英米欧の軍事顧問団(本体)の無責任なやらかしなり、あえてやったことだと理解しているでしょうが。

      • ろみ
      • 2025年 1月 11日

      ロシア軍は都市を攻撃する時は半包囲からの多方向攻撃でウクライナ軍側から撤退するのを促すのが定石でした
      トレツクはそういった都市外周からのアプローチが無く殆ど正面攻撃だったのにも関わらずロシア軍側が今日までの一か月間に急速に押し切って勝利した形なのでウクライナ軍が市街地戦を行える体力が尽きてしまったという形ではないかと思われます
      視覚的証拠とDEEP STATEの広すぎるグレーゾーン指定範囲から考えると広大なトレツク市街地の戦線全てを監視出来る戦力を配置できずにロシア軍に後方浸透され放題になった結果、各守備隊が孤立し急速に防衛線が崩壊したのではないでしょうか?

      31
        • 多少マシなだけ
        • 2025年 1月 11日

        逆に言えば半包囲されてもいなければ、補給線を絶たれた訳でもなく、まだウクライナも比較的安全に兵力を送れるからこそ、DSはグレーゾーン扱いしているのでは?
        郊外から半包囲されて救援なんてほぼ不可能になった末期ブフレダルやアウディウカに比べれば、トレツクもチャシフヤールもまだどうにかなる。

        2
    • 2025年 1月 11日

    露「ずっと俺のターン」

    38
      • 帝国
      • 2025年 1月 11日

      露「イニシアティブチェックに成功しっぱなしの上、ポイントがたんまりあるから無限インパルス💛」「ポイントも指揮官も多いから動かせる部隊も多い」「砲撃と爆撃のポイントもたんまりあるから戦闘結果表もいつも右端で気持ちE」

    • 名無し
    • 2025年 1月 11日

    クルスクも兵士の命を守る為に有利なポジションに移動させろ定期

    21
    • ak
    • 2025年 1月 11日

    0-0510が塞がれたらヴェリカノボルシカは完全包囲の完成だけど、やっぱり死守命令が出てて籠城して全滅するんだろうなぁ。ホンマに、ウクライナ軍は兵士の無駄使いがずいぶんとお好きなようで。

    クラホヴェはインディアンの鞭打ち刑回廊ではあってもまだ西に逃げる余地はあったけど、ヴェリカノボルシカは逃げるにはもう完全に敵中強行突破しか策が無い。川を渡って北西に有る未舗装の農道使って少人数で徒歩移動しても、何も遮蔽物が無いからドローンで狩られるはずだし。

    24
      • たむごん
      • 2025年 1月 11日

      北西方向の衛星画像を見ると、畑なわけで、仰る通り丸見えですよね…。

      北(ノヴィコマール)・西の街道を支えられない時点で、兵力不足でどうしようもなくっているように感じます。

      19
        • ak
        • 2025年 1月 11日

        「マトモな軍隊」であれば、包囲される前に脱出させる、場合によっては助攻により救出部隊を送り込むんで脱出させるくらいの事はやるはずなんですですがねぇ。
        人命軽視と謗られている帝国陸軍ですらも、海軍に頭下げて餓島への補給と最終的には撤退策は行っていたというのに。

        それこそが正に、ウクライナ軍報道でおなじみの「兵士の命を守る為に後退させ、より良いポジションに移動させた」という行為でしょうに。

    • 匿名
    • 2025年 1月 11日

    まだ街の端っこに立て籠もっている部隊がいるからそこは陥落していないし、あくまで交戦中であって負けでは無いとかいう超理論をウクライナはいい加減にやめようよ…。

    33
    • 名無し
    • 2025年 1月 11日

    この規模の市街地戦でウクライナ側とロシア側の戦況報告がこれほど食い違ったまま陥落するのはこの戦争初じゃない?
    今までの都市戦闘では時間差があってもなんだかんだDSの報告も終盤には収束して両者一致していった印象だけど
    やっぱりアゾフみたいなプロパガンダ部隊が発する情報を信用しているとこういう事になるんやな

    33
    • nk
    • 2025年 1月 11日

    毎日ロシアはどこかしらで数キロ単位で進むことに特に驚きを感じないのは慣れなのか感覚が麻痺しているんでしょうね、キエフまであと何キロ何年かかるみたいなのあったけど今年中にどこまで進んでいるんでしょうかね。

    14
      • FAB
      • 2025年 1月 11日

      首都が堕ちなくても継戦能力を失ったら敗戦ですよ。
      日本も占領された面積は沖縄と硫黄島を合わせても国土の1%未満なんだから。

      34
    • ざる
    • 2025年 1月 11日

    コンスタンチノフカもかなり大きい街なのでトレツク攻略後どう攻めるか気になりますね。
    無難にチャシブヤール攻略してから包囲だとは思いますが。

    17
      • 黒酢
      • 2025年 1月 11日

      仮にロシア軍がポクロウシク方面を平定し、T−0504を東に向かって進軍すればコンスタンチノフカに行くことが可能で、東からチャシブヤール、南からトレツク、西からポクロウシクと3方向からのより安定した包囲戦が出来ると思います。
      被害を抑えつつ攻略の効率化を求めるなら、ポクロウシクを取ってからコンスタンチノフカ攻めをやった方が良いかもしれません。

      8
    • 多少マシなだけ
    • 2025年 1月 11日

    RYBER報告でも都市周囲のテリコンやダーチャ地帯をロシア軍が奪えていないと言う判断なので、そこら辺を根拠地にDSの言うところのグレーゾーンまはならでまだウクライナ兵が出没すると言うことなんじゃないでしょうか?
    何であれ、これまで落とされてきた都市群と違い、補給線も健在、都市北部の陣地も健在、放棄したらコンスタンティノフカまで何もないな状況でウクライナ側が放棄する意味がない。
    どちらかと言えば北や南からロシア軍が迫るまでかなり耐えたクラスノホリフカ(ドネツク市街西方)と同じでは?

    3
    • Panzer
    • 2025年 1月 11日

    トレツク大部分陥落は視覚的証拠で確実になりましたね。チャシブ・ヤールはO-0510がグレーゾーンに移行したこととチャシブ・ヤールをロシア軍がほぼ制圧(RYBAR発表)したことで補給が著しく困難になっていると予想され、クラホヴェ同様長くは持たないと推測します。それでも持ち堪えるなら死守命令でしょう。

    11
    • お茶
    • 2025年 1月 11日

    ポクロウシク方面のロシア軍はT-0504奪取に動いてるから、トレツク南西のH-20上に巨大ポケットが生まれそうだね。トレツク西の戦線拡大がかなり早いから、下手すると2月頃には半包囲されると予想。
    幹線道路上だし主要集落もないから、流石に死守からの完全包囲は無いはず。ただ、変な突出部が作られるたびに前線苦しくなってるから、可能な限り早めに退いてほしいよね。

    6
    • まだ陥落とは言えないのでは?
    • 2025年 1月 11日

    今回奪い合いになってる70mテリコンにしても付近の80mテリコンをウクライナ側が抑えている限りは撃ち下ろされる訳で、やはりRYBERは少しはしゃぎすぎなのでは?

    2
      • 2025年 1月 11日

      80mテリコンは周りに建物や森など身を隠すものがない孤立したテリコンなので脱出できるうちに放棄すると思う。

      4
      • 帝国
      • 2025年 1月 11日

      >やはりRYBERは少しはしゃぎすぎ
      後方連絡線のない孤立した陣地なんて、風前の灯じゃん。
      テリコンの価値は諸々あるだろうが、高さを生かした観測所やアンテナの設置場所が主。土質地盤がグズグズの砂山、砂利山なんだからこんなところで繰り返し爆撃を喰ったりTOSで焼かれたら一溜まりもない。

        • 早とちり
        • 2025年 1月 11日

        本当に後方連絡線は絶たれているのか?
        今回のロシア軍は正面から突破してきたので郊外地区はまだ陥落してません。同じような状況は前年夏のクラスノホリフカ攻防戦でもありましたし、あれも数ヶ月DSとRYBER評価が乖離した状況が続いたかと思います。

    • マンゴー
    • 2025年 1月 11日

    トレツク北部の鉱山とテリコンについてはまだ情報が上がって来てないだけでしょうね
    じき動画が上がって来るとは思います
    状況を見る限り逃げられなくなってるだけのような気もするので……
    意図的では無いんでしょうけど、現状RYBERが先走ってそれをDEEPSTATEが追認する状態になっている気がします
    どこまで意図的では無いかは圧力も掛かっている以上、分からないんですけども……
    どっちが「自由」か分かりませんな

    6
      • 帝国
      • 2025年 1月 11日

      >DEEPSTATEが追認する状態になっている気がします
       DEEPSTATEが発表する戦況は3日前の状態説が漂っていますね。”今、見ている星の姿は過去のもの。すでに新星爆発していて実は存在していないかもしれない”みたいな話ですわ。
       ま、現場の将兵はDSの戦況図を見てトンコするか留まって戦うかを決めるらしく、それに偉い人が激昂して”喜べ!貴様ら「愛国者」に最も相応しい場所に送っちゃる”という話が出てた模様。で、離島の船便の新聞のごとく3日遅れで状況をアップと。

      4
        • 航空万能論GF管理人
        • 2025年 1月 11日

        >現場の将兵はDSの戦況図を見てトンコするか留まって戦うかを決めるらしく、それに偉い人が激昂して”喜べ!貴様ら「愛国者」に最も相応しい場所に送っちゃる”という話が出てた模様。

        ソースは2chですか?

        >DEEPSTATEが発表する戦況は3日前の状態説が漂っていますね

        いい加減にしましょう

        登場した視覚的証拠、あらゆる見るブロガーの前進したという噂を全て点と点で結ぶタイプの戦況マップはアテにならず、前線で戦う兵士からの情報提供と視覚的証拠を組み合わせたタイプのDEEPSTATEとRYBERもどちらが情報が早いかなんてケースバイケースで、管理人は毎日見ているので具体例を出せと言われれば幾らでも出しますよ。

        本当にロシア人が真実でウクライナ人は嘘ばかりという図式に何でもかんでも当てはめるのがお好きですね。

    • 早とちり
    • 2025年 1月 11日

    トレツク西部のテリコンとて何ヵ月も耐えてるわけですし、トレツクの命運が決まった、あとは追加情報待ちと言う訳でもないと思います。
    思うにウクライナ軍は砲弾量と兵力で勝ち目がないので市街地中心を放棄して、市街を見下ろす各テリコンや砲撃に強いダーチャ群で抵抗しているだけなんでは?

      • 名無し
      • 2025年 1月 11日

      ぼた山って万全な防衛体勢が敷かれてる前提において戦闘を有利に進めるための一要素でしかなく、あくまでその威力を発揮するのは周辺一帯、市街地陣地まで味方が保持している場合に限られると思いますが。
      その市街地やふもと周辺から味方歩兵が追い出されてしまっては、市街地に隠れているロシア軍のFPVドローンオペレーター、砲兵戦力、滑空爆弾を投下する航空戦力に対して頑強な屋根も遮蔽物も無いテリコンに陣取ってもまるで意味がなくなります。
      むしろそんな所に集まって固まってても美味しいマトにしかなりませんよ。

      3
      • 帝国
      • 2025年 1月 11日

      >トレツクの命運が決まった、あとは追加情報待ちと言う訳でもない
      >各テリコンや砲撃に強いダーチャ群で抵抗している
      それは玉砕前提の死守命令状態なだけで”お前はもう死んでいる”の死に体じゃん。補給だってろくにないんだしどうにもならない。露軍は滑空爆弾やTOS、テルミットをふんだんに使って殲滅してくるわな。
       救援に使える有力な予備部隊なんていないし、仮にいてもノルマンディの独戦車教導師団宜しく辿り着くまでにどれほど削られるか知れたもんじゃない。
       露軍の狙いは”非武装化”なんで留まって玉砕してくれるのは追い掛け回す必要もなく”ありがてえ、ありがてえ”でしょ。

      1
        • 早とちり
        • 2025年 1月 11日

        確かにブフレダルのように補給線を絶たれて只耐えるのみなら、死に体とは言えます。
        しかしトレツクは郊外をロシア軍に落とされた訳ではなく、コンスタンティノフカからの補給線はそれこそ街郊外の80mテリコンを奪わないとドローンや砲撃で絶つことも難しいでしょう。
        まだ補給もあって砲撃にも耐えられるなら悲壮なもんでもないと思いますが

          • cosine
          • 2025年 1月 11日

          その先を鑑みるのは、ウクライナ側の大増援が到着した報告があってからにしないと虚しいだけになりそうです…

            • まだ退ける分には先がある。
            • 2025年 1月 11日

            あくまでチャシフヤール、トレツク方面の主目的はコンスタンティノフカ防衛でしょうし、ポクロウシク陥落まで耐えたら御の字では?

            1

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