ウクライナ人が運営する情報分析グループ=DEEP STATEは27日夜「ロシア軍がクラホヴェ方面で前進した」と報告しただけで、その他の方面ではロシア軍の動きが観測されておらず、久々に静かな1日と言えるものの「実際の戦闘が少ない」という意味ではない。
久々に静かな1日だが、実際の戦闘が少ないという意味ではない
DEEP STATEはクラホヴェ方面について「ロシア軍がノヴォアンドリイウカ東郊外まで前進した」「ロシア軍がスロヴヤンカ西郊外で支配地域を広げた」「ロシア軍がペトロパヴリフカ西郊外で支配地域を広げた」「ロシア軍がダクネ南郊外で前進した」と報告。
DEEP STATEはクラホヴェ方面以外に、RYBARは全ての方面で前線の変化を報告しておらず、前線に関する特別な言及も見当たらず、これ以外に書くことがない。
久々に静かな1日だが、実際の戦闘が少ないという意味ではない。
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
嵐の前の静けさ……
トレツク、ヴェリカノボシルカ、チャシブヤルを掌握(ほぼ)しましたから、兵站の見直しでしょうかね
ヴァリカノあたりは次の動きで一気に侵攻しそうです。
トレツク、チャシウヤールを取ったとなるとコンスタンチノフカが南と西から圧迫されるのか···
ISWなら「ロシア軍の攻勢は停滞」、日本の戦況解説チャンネルなら「ロシア軍は攻勢限界!いよいよウクライナ軍の反攻が始まるか?(n回目)」などと言い出しそう。
個人的には米国戦争研究所の信憑性は
再生数目当てのいい加減なYouTubeチャンネルレベルです…
過去2023年~を振り返れば、止まった・押し返したと思っていれば、その後も浸食されてきました。
2月中には、ドニプロ州まで前線が動く可能性があるわけですが、防衛線の整備が進んでいるのか気になりますね。
私の探し方に問題があるかもしれませんが、ポクロウシク方面のドニプロペトロウシク州の境周辺にそれらしい陣地は見つけられませんでした···(1/20撮影の衛星画像より)
情報ありがとうございます。
工兵リソースの余力も、クルスク侵攻占領に、国家戦略として使われているわけですからね。
ヒトモノカネは、ドネツク南部~ドニプロ州・ザポリージャ州東側面の州境防衛線に、もっと使うべきだったと思っています…
取り急ぎの都市は落としたから次の攻勢ラインの擦り合わせと
戦力の交代兼後方予備の増援とか?ですかね
クルスクも戦況考えると管区メインで侵攻作戦に回してそうですし
FPVドロ-ンで、ウクライナ兵ドカーン!
「東部戦線異状なし」
比較的平和な1日でも数km単位で前進されていてバフムートやアウディーイウカ攻防戦してた頃に比べると随分戦況が悪化したなあと感じさせられます。
戦線の動きを裏付ける情報が入手出来なかっただけで実際は多かれ少なかれ前進と後退が発生してるのでしょうね
後日戦線の変化が確認された時に今日起きていたが確認出来ていなかった動きも纏めて反映され急激に戦線が変化したように錯覚する事態が起きるかもしれないのです
アンドリイフカ以外は目ぼしい都市は全部取ったから今後の方針決めるのとちょっとした休暇かな。攻勢限界ならいいけど普通に2〜3日したらまた動き出すんだろな
(最前線から離れられる側の部隊にとっては)お待ちかねのローテーションタ〜イムもあるでしょうし。
ヴェリカノボルシカの部隊は褒賞休暇でしょうね。ここぞとばかりに旗を立てまくってるのはボーナスの査定に響くからで。
なんとなく中世封建時代に騎士や武士が手柄を競ってアピールしまくってたのを彷彿とさせますね。
1.0km~2.3kmの前進が、一方面なら「静か」に感じる戦況になってしまいましたね。
ポクロフシクの包囲への動きを進めるのか、ドニプロ方面へ進むのを優先するのか。進軍速度は遅くてもいいなら、二面作戦もありそう。ただでさえ、多方面作戦の同時展開状態ですし。
第155機械化旅団が脱走が続出して崩壊状態なのはすでに言われてますが、第157機械化旅団もポクロウシク方面の最前線に投入されて同じ運命を辿ったようです。
情報ありがとうございます。
機械化旅団かっこいい名前なわけですが…ベテラン部隊・新規徴兵部隊・連戦部隊・未充足部隊・脱走部隊など、どれに当てはまるのか最近の情勢で実体に合っていて分かりやすい気がするんですよね…。
ウクライナの機械化旅団で戦車や装甲車両が無くて突撃旅団になった旅団とかあった気がする
2022年ではロシアから車両をガンガン取れたから歩兵大隊が自動車化歩兵大隊になったとかいう話もあったのに(白目)
欧米からレオパルト2やブラッドレーが供与されるようになると、T72レベルならロシア軍が乗り捨てたほぼ無傷の物でも破壊するようになりましたから。
あれがきっかけで、置き土産のチェックのリスクをとるより、破壊してしまおう。ってなったと思います。
それが昨日の今日のことというわけではないのでしょうけど、お国が改めて「手足が残ったまま戦場から生きて離れられる可能性は脱走成功するかロシア側に捕まるかしかない」も同然なこと言っちまったからにはなぁ…
フォーブスの記事でしたっけ。
157機械化旅団がクラホヴェに投入され悲惨なことになった旨が書かれていましたね。
脱走と大損害で、まだ使える部隊は大隊、中隊レベルで古参部隊に引き抜きが始まってるようですが、部隊そのものはまだ最前線にいるので、残ってる兵士はますます質も低下して、士気も下がってるようですね。
ザポリージャ方面、州都ザポリージャの外周、特に南方面に向けては相当守りを固めていますね。最低でも3層の対戦車壕が確認できます。
問題はやはりドニプロペトロウシク州。1/20撮影の衛星画像でもポクロウシク方面からの攻撃に対しての防御陣地が全く見つかりません。ウダチネにも侵入されている事を考えたら州境から20キロ位は捨てるのでしょうか? でもそれをするとヴェリカノボシルカ北西のヴェセレから造られているゼレンスキーラインの裏を取られちゃうんですよね···
ポクロウシクが危なくなってから結構時間はあったはずなのに···どうして···
XでPlayfra氏を検索すれば探しているものが見つかります。
Playfra@Playfra0
情報ありがとうございます、勉強になります。
ポクロウシク~ドニプロ州東部にかけて、ロシア軍が突破した場所から州境までは防御陣地が薄く。
州境への撤退の必要性・塹壕陣地の再編成に言及されていますね。
(2025年1月19日 午前0:04 @Playfra0 X)
ありがとうございます、私も確認しました。
やっぱりろくな陣地も無いんですよね···
あとアンドリイフカ周辺でロシア軍が一度撃退された件についても語られていましたね。
ロシア軍の当初の進撃ルートは陣地群から撃ち下ろされる川沿いの低地だったため複数方向から攻撃を受け失敗。だから北から回り込み、陣地を抜いてアンドリイフカ内に足場を築けたと。
最初から北から回り込めば良かったのでは? ボブは訝しんだ
ドニプロ州入られたら、そのまま北から背後取られるし、何よりもガチガチの防御陣地築いても詰める人員がいなければ無意味だとドンバスで証明され続けているので。