DEEP STATEとRYBARは24日夜「ロシア軍がクルスク方面、クピャンスク方面、ポクロウシク・クラホヴェ方面、ヴェリカノボシルカ方面で前進した」と報告、もうクラホヴェ方面の防衛状況は壊滅的で、ロシア軍がヴェリカノボシルカ東郊外に到達したことも視覚的に確認された。
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ロシア軍がヴェリカ・ノボシルカ東郊外に兵士を送り込む様子が登場し、街を巡る戦いが勃発したと解釈しても良さそうだ
RYBARはクルスク州コレネフレスキー地区について「ロシア軍がトルスティ・ラグやポクロフスキーを奪還してゼレ二・シュリャクの南まで前進した」「ロシア軍がダリノを奪還した」「ロシア軍がオブホフカの南東でスナヒスト川方向に前進した」と報告。
視覚的にもロシア軍兵士がダリノ集落内=Ⓐで国旗を掲げる様子が登場し、これでスナヒスト川沿いやリュビモフカ~ゼレニ・シュリャク周辺の状況はDEEP STATEの報告とほぼ一致した格好だ。
DEEP STATEはクピャンスク方面オスキル川沿いについて「ロシア軍がステルマキフカからロゾヴァ方向に前進した」と、RYBARは「ロシア軍がペルショトラヴネヴェからコパンキ方向に前進した」「ナディアを守るウクライナ軍部隊は半包囲された」と報告。
ロシア軍兵士がコンパキ集落内で国旗を掲げる様子が登場していたが、RYBARは「まだペルショトラヴネヴェで戦闘が続いているためコパンキ解放には至っていない」と、さらにDEEP STATEは「ロシア軍がドヴォリチネからボートでオスキル川を渡河し西岸に上陸した」「これは写真撮影のための渡河ではなく我が軍の陣地を占領したのだ」「敵があぶり出されて元の場所に戻ることを願っている」とも報告している。
DEEP STATEはポクロウシク・クラホヴェ方面について「ロシア軍がペトリフカからジョフテ方向に前進した」「ロシア軍がユリウカを占領してプーシキン方向に前進した」「ロシア軍がノヴォドミトリヴカの北と南で支配地域を広げた」「ロシア軍がヴォズネセンカから線路沿い前進した」「ロシア軍がC-051135の西で支配地域を広げた」「ロシア軍がクラホヴェ東市内をほぼ占領した」「ロシア軍がクラホヴェ東郊外の要塞を占領した」「ロシア軍がカテリ二フカを占領した」「ロシア軍がエリザベティフカ集落内に侵入した」と、RYBARは「ロシア軍がノヴォホロディフカの西で前進した」と報告。
ロシア軍はポクロウシクとクラホヴェ、ポクロウシクとヴェリカノボシルカを結ぶT-0515を物理的に遮断するためセリダブから西に前進しており、クラホヴェ東市内を制圧したことで市内中心部に侵入する条件も整い、ウスペニフカ方向のポケットも急速に縮小している。
DEEP STATEはヴェリカノボシルカ方面について「ロシア軍がヴェリカ・ノボシルカ東郊外まで支配地域を広げた」「ロシア軍がT-0510に沿ってヴェリカ・ノボシルカ東郊外に到達した」と、RYBARは「ロシア軍がロズドルネ郊外のダーチャに侵入した」「ロシア軍がロズドルネの南方向に前進した」「ロシア軍がシャイタンカ川沿いまで支配地域を広げた」と報告。
視覚的にもロシア軍がヴェリカ・ノボシルカ東郊外=Ⓐに兵士を送り込む様子、ウクライナ軍がノヴォダリウカ集落内=Ⓑのロシア軍を攻撃する様子が登場、DEEP STATEはヴェリカ・ノボシルカ市内の一部がグレーゾーンに入ったとも報告しており、もうヴェリカ・ノボシルカを巡る戦いが勃発したと解釈しても良さそうだ。
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
ウクライナ軍からすると人手不足や弾薬不足などの不安が募っている状況でのロシア軍の猛攻、かなり痛いですね。
ロシア軍は地味ながらも兵站や様々な問題を試行錯誤して改善してきましたが、ウクライナ側はやはり西側諸国の制約などがあっての兵器使用やそれを継続的に支援してもらうためのアピールやプロパガンダなどで自らの首を締めて兵士それぞれの改善にはなってない印象があります。
クルスクがなければ兵士は温存できてもアピール不足で支援が滞ってたかもしれず、とはいえクルスクにかなりの兵力を集結させていまだにずるずると占領と言えばよく聞こえますが、敵の掌に留まることしかできず、どちらに転んでも詰みのような状況ですが、それもクルスク以前のクリンキーなどの無理難題な水遊びや汚職によって首を締めてきた結果でしょう。
ここから勝利することはまず無理で、次に目標としては有利な交渉材料を得る、ですがこれも原発占拠ぐらいしかないので無理でしょう。できても支援を打ち切られる可能性が高いです。
やはり前線を整理し、粘りつつ妥協案をロシアに提示し続けるぐらいしかないでしょうが、ここでもいざ停戦となれば ロシア相手に交渉できない法律やクルスクの越境により要求はかなりのものになるでしょうね。
NATO非加盟 , 四州譲渡+オデッサか四州から数キロの非武装地帯 , 永久的な軍縮
この辺りは求められそうですが、人口も少なく塩などの天然資源も取られたウクライナに一体何が残るんでしょうか……。
いくら他の国々が復興支援などに名乗り出るとは言え、経済が回復するのも30年ぐらいかかりそうですし、支援に対する貸付なども支払えないでしょうから、富裕層は欧州やロシアに逃げかなり生活水準の低い国が出来上がってしまいそうです。
ウクライナは戦争で荒廃、貧困層だらけの少子高齢化デフォルト国ですからね。
戦争のカントリーリスクまでありますから、民間資本の投資対象には、政府保証がなければなりません。
EUが頑張るのでしょうが、仰るように貧しい国で前途多難ですね。
ドイツ経済は、今リストラの嵐が吹いてます。
日本は、アメリカ追随(バイデン政権追随)でしたから、トランプ政権をきっかけに上手に距離感をとれるのか見守りたいと思います。
援助特需で美味しい思いをした人たちは、大急ぎで海外に出国中でしょうね。ここから先は流石に美味しい思いは減るのでしょう。
残った人たちで、助け合いになるのか、配給を利用して足の引っ張り合いになるのか、どうなるんだろ。
クルスクのアピールで西側支援継続に弾みがついてるんですかね?個人的にそこまでの効果があったとは思えませんが。もちろんスジャを占領する事でロシア産ガスをEU圏に好きなだけ送れた可能性があるので何かしらのお礼があったかもしれませんが。
ぶっちゃけ兵員や兵器不足とかもあるでしょうが地雷や砲弾、破壊した兵器、使用した兵器による国土の汚染やあらゆるインフラの損耗とか考えたら長引くにつれ国力は弱体化する一方なのは分かっているはずなんですがね。
「良いね」は沢山もらえたよ。みんな楽しめたじゃないか。
戦線崩壊が同時多発過ぎて、最早応急処置が間に合わないダムのような状態
ロシア正教のクリスマスが1月7日だが、ロシア兵は楽しいクリスマスを迎えられそうだ
ウクライナ兵の方は地獄のクリスマスになりそうだが……
もう1週間先の戦況を予測するのも難しくなって来た
ATCMSやストームシャドウを数発ロシアの都市にぶち込んだ程度で舞い上がってる段階なんすかね?(困惑)
舞い上がってるのは、西側の一部のおめでたい連中だけだと思う
今ウクライナに西側がやらせている行動は、負債を膨らませているのと同義だ
トランプは戦争を終わらせると息巻いていたが、軍事支援を縮小してどうやってロシアを講和のテーブルにつかせるというのか。軍壊滅状態での和平交渉など、単なる降伏条件のすり合わせではないか。
ベトナム戦争時代は米国は月100万発の砲弾を生産していたというのに、今や月10万発が精一杯なのだから、泣けてくる。
そもそもウクライナがロシア勢力圏に入って困るのは欧州諸国なのだから、本来はEU勢がアメリカ並みの軍事支援を行うべきなのでは
トランプのいう「戦争を終わらせる」って最初からそういうニュアンスですよね?
仮に米国が100万発の砲弾を作ってロシアを追い詰めたら普通に核兵器が落ちてくるだけだと思いますよ
ロシアからしたら無抵抗でぶっ殺されるか、抵抗して殺されるかの違いでしかなくなるし
核兵器なしじゃ、EUが束になっても(本気の)ロシアに勝てないとわかったんじゃないですかね今回。
予想していたロシア国民の不満も、弾薬や装備の枯渇も、財政や経済の混乱も、なにも起こらなかった。
なんたら研究所ばかりではなく、各国家でも本当に想定外だったんでしょう。
EU並みに支援したところで、ウクライナ人がギブアップすればその装備ごとロシアに渡ってしまう。
そしてEUは対空ミサイルも長距離ミサイルも枯渇した状態、かつロシアがデータもったいない状態で色々交渉しなきゃいけなくなる。
ウクライナが信用されてないというか、実際に中国に空母売り渡したり、CO2排出権取引のお金が行方不明になったり、EU向けのガス輸出を抜き取ったり、確定ではないもののノルドストリーム爆破したり、信頼を損なってきたのがボディブローのように効いてきて、今KOされかけているように思えます。
例に挙げたあらゆる事態が起きていないと言う具体的で信頼のおけるデータってあるんですか?
制裁の影響は軍民共に有りますし、なんならウクライナ産のバターが巡り巡って価格上昇した物がロシアに入ってくるような有様ですよ、それに西側の物を導入したインフラとかはマトモなメンテが出来ていない。このまま後一年ぐらい粘って貰えれば双方共にいい具合に倒れてくれる気がしますけどね。
ロシアのほにゃらら枯渇論やら経済崩壊論がそもそも信頼のおけるデータじゃなかったねっつー話やろ
EUが束になっても勝てないって言うけど、EUも本気じゃない。ロシアが核のカードをチラつかせてるからEU側も本気になれないってのはあるけども…
EU「俺が本気を出しさえすればあいつなんてぶっ飛ばせるんだがよう、まだその時じゃないだけサ」
で、口だけ番長のEUさんは一体いつになったらその本気とやらを見せてくれるんですかね…
核兵器関係なく通常兵器の生産量で思いっきり競り負けてますが…
砲弾の生産量で負けているというのを「通常兵器の生産量」と表現するのは御幣がありすぎでしょう
航空戦力は4倍の開きがありますよ
ロシア軍はドネツク州全土制圧に向けて、ドネツク州境まで西に
爆進中ですね。
先に書きましたが、クラホヴェ・アンドリイフカ・ヴェリカノボシルカ
が陥落すれば、その西にロシア軍を阻む組織的防衛線はなく
ロシアの冬の大攻勢は、来年夏までにドネツク州境を遥か越えて
ザポリージャ・ドニプロまで到達する可能性がありますな
その過程でポクロウシク・ディミトロフの包囲戦が発生するでしょうが
もう戦意ないから包囲されたらすぐ陥落でしょうね。
ヴェリカノヴォシルカ東側も、ロシア軍が車輌でウクライナ軍陣地に近付いて、降車した歩兵が陣地に突入したらもうウクライナ兵は逃げた後。って事が多いみたいです。
砲とかの重火器どころか小火器も残されたままで。
バグラチオンほどでは無いにせよ
一気にパワーバランスが変わったのを感じます
ロシア軍が鹵獲ブラッドレーを
使い始めたって話もあるので
武器を置いて逃げたり
無抵抗で投降したりが
増えてるのかもしれません
ブラッドレーを運用し始めたって事はある程度の数量をロシアが確保したってことでしょうな。
まあ、あれだけアメリカがおかわり渡してたらそうもなりますわな…
完動品のエイブラムスだけでなくレオパルド2も手に入れて動かしてるので
各国からの装甲車や兵員輸送車等、相当数をロシアは手に入れてるのでしょうね
開戦時にウクライナがロシア車輌を大量鹵獲したと言っていたのと逆の状態になってきましたね
西側が困って新兵器を供与すると、それをロシアが有り難く頂くループが完成しつつありますね。
最終的にはウクライナ政権が崩壊して、親露政権が誕生して、ロシアにF-16航空隊が誕生しそう。
イリンカが呑み込まれてしまいました
このままハニフカ、ウスベニフカが呑み込まれていけば満を持してのクラホヴェ包囲でしょう
その前にクラホヴェから撤退するかもしれませんが
クラホヴェが陥落すれば次はポクロウシクをゆっくりと包囲していくでしょうし、止まりませんね
ウクライナ軍側に止める気があるのかすらもわかりません
ポクロウシクは、ザポリージャ=ドニプロ=ハリコフ方面などから物資が通り、南北ドネツクに分配する拠点でした。
T0515が遮断や圧迫されれば、南ドネツクへの補給は絶望的になるかもしれません。
ヴェリカノボシルカ方面も、ヴェリカノボシルカだけでなく、北側の補給路が圧迫されています。
ヴェリカノボシルカも、それほど長く持たないでしょうから、陥落後に戦線が一気に動きそうですね(ウクライナ兵は撤退が遅れれば厳しいかもしれませんね…)。
今月入ってから戦線崩壊具合が露骨化しちゃったな…ヴェリカノボシルカにまさかもう接触しちゃうとは思わないじゃない…なんなら同時進行でアンドリイフカに接近したりポクロフスク&ディミトロフ郊外に包囲の準備を始めたりもう勝ち負けじゃなくてどうやって停戦(降伏?)するかの段階に来ちゃってる
個人的見解としては「負け方を選べるタイミングもウクライナは既に喪失した」と思います。
その理由らしきものをつらつら書くと長くなったwので、消しましたけども、ウクライナやクルスクでの戦いは最早ロシアのコントロールかにあるだろうとしか言えません。
こうならないようにする為にまずはクルスクからの撤退が必要だったと思います。
今の状態ではトランプが介入した段階での「現状維持」すら難しいと思います。そしてそれにストームシャドーやらATACMSやらが更なる混乱要因になりました。これもロシアが戦いを引き延ばす口実になります。
クルスク侵攻というものが無ければトランプの介入は大きな意味を持ったでしょうが、今となってはそれほどではありません。
ウクライナ国民も戦争を続けたい徹底抗戦派が多い(らしい)ので結局続けるしかないでしょう。
この劣勢のまま続けても、最後はベトナムのサイゴン陥落の二の舞いにしかならなさそうなのが何とも。
今なら「条件停戦(実質は条件降伏)」で済みますが、長引くほどに無条件降伏へと近づいていくことになりますし。
「ウクライナ」は存続すると思います。
キーヴだとかリヴィヴだとかロシアにしてみると統治上の障害でしかないでしょうからね。
完全中立を要求する可能性は高いですが所謂「ロシアの傀儡政権」になる事もあまり望まない気がします。
そのためにも今のウクライナは様々な協定をEUや英米と結んでいる訳ですので。それを全部撤回させるのはロシアにとっても至難ですし、ウクライナだけが世界の問題では無いのであまり時間もかけられないでしょうし。
存続はするでしょうけど、領土を失ったままの停戦になれば、ウクライナ至上主義の強硬派が、ロシアだけじゃなくウクライナ政府にも牙を剥いて、武力衝突に発展する可能性は高いです。
この戦争とは米国のいわゆるネオコン勢力と英国のMI6勢力が描いたロシアの疲弊もしくは国力の崩壊を狙ってスラブ人同士を戦わせるというストーリーだったのだとつくづく実感しております。しかしそのような戦略も既に第三世界には見透かされておりその戦局も既に終盤に近いかと思われます。メルケル曰くプーチンに魅了されているというトランプに期待したい気持ちもまだありますがすぐに成果を見るのは難しいでしょう。今となっては東部4州の実質をロシアが支配しクルスクも元に戻した時点でトランプが経済制裁解除と引換えに現状停戦をするというシナリオしか考えることしか私には思い当たりません。双方の若者が溶かされていく現状は1日も早く停めたいと祈っている身ではありますけれども
次の要塞や塹壕は存在しないのか?
無いみたいですね。
戦場になることを想定していない、後背地なので。
今日のコントロールマップで見るとヴェリカ·ノボシルカ付近にいた領土防衛旅団が北に移動していますね。大統領旅団の第3機械化大隊と市の南にいた突撃旅団(ナンバーは失念しました)が東側を守る構えにも見えますが、東側の農場周辺の塹壕がもうロシア軍に飲まれているので長くは保たないでしょう······
後退が続くことの厄介さは、「武器や弾薬のかなりを遺棄しなければならない」点でして。
これはただでさえ兵器の数で劣勢な側に、さらなるデバフとなります。せっかく陣地に運び込んだ予備の弾薬や装備を、全部持って下がることは出来ないですから。
まさに仰る通りです。
ウクライナ軍が、ギリギリ固守~撤退により装備放棄を繰り返した結果、後退先(次の最前線)で武器・弾薬不足が顕著になったのは大いに有り得ると思います。
独ソ戦中のソ連も死守命令を出したら前線で敗退した時に人員・装備共に被害が逆にとんでもない事になり
それ以来、「死守命令駄目!絶対駄目!」ってなったのを聞いて納得ですね
独ソ戦の初期、ソ連軍はとんでもない量の捕虜・装備の捕獲が、仰る通ように繰り返し発生していますからね。
武器・弾薬なくなれば、宅急便の集配所(出荷後)を考えれば分かりやすいのでが、また集積しなければならないと…。
南ドネツクの最前線を見れば分かりやすいのですが、補給線が圧迫されて攻撃を受けたり・迂回する必要があるため、ゼロから集積するのは現実的ではないなと感じます。
管理人さん更新お疲れ様です&ありがとうございます。
複数の戦線で大きく動いているのでもう何が何だか…。
ヴェリカ・ノボシルカはロズどルネとTー0518を押さえてから攻めると思っていたので、こんなに早く攻防戦が始まるとは思いもせず。2-3日で10km位前進していますよね…。
ナディアってとこにまだ軍が残っていたのが驚きなんだが、そういうもんなん?
ナディアをさっさと捨てた場合、コパンキを包囲するように
ロシア軍が伸びるのを許してしまいます
だから、塹壕陣地に歩兵を入れて相手を止めるのですが…
これを火力差ですり潰される、未来のない遅滞戦術がウクライナの主たる戦法なので、
残してもどうせやられるけど、残さないと進まれるし…という状態かと
ブフレダル陥落後、ロシア軍の進軍スピードが上がってますね。ここはロシア軍が占領した南部の鉄道を観測・攻撃できる高台でもあったとのことで兵站が安全になり兵員・武器・弾薬がより大量により迅速に前線に送られているはずで、それにより南部の各方面で新たな構成軸が生み出せているのでは?と思います。
〉〉構成軸ではなく攻勢軸の誤りでした。
ここは考えを変えて、チェルノブイリの汚れた土を被占領地域に撒けば10年後にはロシア人が消えたりしないだろうか?
半ばジョークでもねえ、、、そういう思考どうかと思います
ロシア人憎しでやって、未来永劫人類が住めなくなるわけで
その土地には人類の歴史が刻まれており、そこには政治経済
文化のかけがえのない、歴史的蓄積という財産があります
ロシアはそれを破壊してるじゃないか!と反論が返ってくるかも
ですが、核の永久領土汚染と領土拡張による影響はレベチですよ
一時の感情で、人類が歴史を刻めない土地を増やすべきではない
こうやってジェネリック伍長閣下みたいなネロ作戦を考えてしまうのがジョークでも生まれてしまう事自体、世も末感が出てきてしまいますな
もう、汚れた土を撒く土木重機すら無いのでは?
ドヴォリチネの渡河は意外ですね
周知の通り、互いの戦場認識力がかつてなく向上した本戦争では敵の後方を精密打撃することが用意になり、その結果として特に危険な事業となったのが戦力の集中と渡河です
ポンツーンは敵の攻撃に対して脆弱であり、架橋した端から沈められていく光景を私たちは何度も目撃しました
川越しの火力投射によって渡河自体は可能としても、これではリソースを投入して対岸に味方を渡しても補給も増援も続かずその後の展望が開けません
しかし今回、ロシア軍は川を渡りました
予想するに、この方面のウクライナ軍の精密攻撃能力が尽きかけているという判断なのでは?
装甲戦力がただのドローンの射的の的になってしまったので。
必ずしも作戦に装甲車を連れて行く必要がなく、現在必要なのは渡河した先に歩兵が身を隠せる森林か構造物か地下室があるかどうか、でして。あとは補給が続けられるかどうか。
昔のような、機甲戦力の集中による破砕的な突破が不可能になりつつあるので、着上陸侵攻や渡河作戦の意味合いも変わってしまっているのではないかなと。
コマンドを送り込んで電波妨害装置と中継装置のアンテナを立てて、ドローンを敵エリアに侵食させていく、的な。