ウクライナ戦況

ドローン戦争の実態、電子戦に生じるギャップに適応して活用する争い

ウクライナ国家親衛隊の無人部隊=タイフーン部隊がDefense Newsの取材に応じ、その中で「なぜFPVドローンのセッティングを戦場毎に変更しなければならないのか」「そのために必要なものは何なのか」に触れ、ドローン戦争の本質が人間の適応能力であることを浮き彫りにしている。

参考:Of fiber-optics and FPVs – 6 questions with a Ukrainian drone trainer

戦場毎に効果的な周波数が異なるため、敵が妨害に使用する周波数の分析と、それを回避するためのセッティングを採用する必要がある

Defense Newsの取材にウクライナ国家親衛隊の無人部隊=タイフーン部隊が応じ「ドローンオペレーターの不足や育成」「ドローンオペレーターに求められるスキル」「電子戦に対抗するための工夫」「戦場毎に異なる状況に対応するためのセッティング」「西側製無人機やドローンの有効性」「無人地上車輌の問題点」「光ファーバー制御の課題」「無線制御と光ファーバー制御の効率性」について大変興味深い情報を披露している。

出典:ОЗ БССП «Тайфун»

タイフーン部隊はドローンオペレーターの不足に悩まされていないのか? この問題にどう対処しているのか?

ドローンオペレーターの不足は事実だが、それ以上に意欲のある人材が不足している。特に無線、工学、その他関連技術の経験がない人材をドローンオペレーターとして育成するのは困難だ。どの分野も経験がない人材を初心者レベルまで教育するには最低でも3ヶ月はかかる。特のFPVドローンを扱うオペレーターはエンジニアリングの要素も求められる。システムがどのように機能するかを理解するのは当然だが、問題が起きたら自ら解決できる能力、ドローンが上手く機能しない状況をどうにかする技術力も必要になる。つまりドローンの操縦技術と同じぐらいエンジニアリングの知識が重要だ。

この課題への対処方法は非常に複雑で、我々は量よりも質を重視し、人材育成に最善を尽くし、戦場で必要になる最新の知識と分析を提供している。例えばFPVドローンについて議論する際は現在の最適な設定や必要なコンポーネントについて話し合うし、妨害システムに関する最新の情報=ロシア軍が使用する周波数帯の詳細を入手できればデータを分析し、ギャップを見つけて他のオペレーターと情報を共有する。

もしドローンの飛行制御で問題が生じれば、何が原因だったのか究明する。使用していた周波数帯、飛行高度、飛行経路を検証し、問題のパターンを特定することで敵の変化を理解する。兎に角、任務を成功させる秘訣は戦場によって異なる効果的な無線周波数を見つけて共有することで、これが少ないオペレーターで敵に対抗する効果的な方法だ。

出典:ОЗ БССП «Тайфун»

電子戦に関して現在直面している最大の解題は何なのか? 妨害システムとして最も有効なのは何なのか?

最大の解題は戦場で起こっていることの最新情報を入手しつつ、明日の戦場で何が起こるかを少しでも予測できるようにすることだ。ロシアが使用する大半の妨害システムはほぼ全ての周波数帯域をカバー(全周波数を一斉に妨害することも不可能)しているため、常にその動作に注意を払う必要があるが、同時に妨害システムが昼夜を問わず稼働できるわけではないことも理解しなければならない。なぜなら戦場では電力と人員が常に不足しているためだ。

戦場では両軍とも「誰がドローンを使用したミッションを行っているのか」を把握してから妨害システムを起動するため、ドローン使用した作戦には有効性が求められる。十分な能力があれば敵が妨害システムを起動するヒマもなく一撃で目標できるからで、一撃目を外したり、攻撃に手間取れば妨害システムを起動する時間的余裕を敵に与えることになり、そうなれば目標を破壊することは極めて困難になる。

一部のFPVドローンでは妨害システムを回避するため異なる偏波のアンテナを備えた複数の受信機を採用している。この冗長性のおかげ1つの周波数が妨害されても代替受信機を通じて制御を維持でき、異なる周波数帯に対応した2~3種類の受信機、異なる偏波(水平偏波と垂直偏波)のアンテナを組み合わせることで競争が激しい電子戦環境下でも安定した接続を維持できる可能性が高まる。

出典:ОЗ БССП «Тайфун»

無人技術に関してに最も緊急の要件は何なのか?

両軍はFPVドローンに中国製の部品を採用し、幾つもの中国製部品を組み合わせることでFPVドローンを製造している。私はここでも量より質が重要だと考えており、特にスペアパーツの確保は非常に重要だ。例えば異なる周波数帯(3GHz、1.2GHz、6GHz以上など)に対応したワイヤレスビデオトランスミッターを確保しておけば、FPVドローンを迅速に改造して攻撃作戦の成功率を高めることができる。但し、今日の戦場で成功した方法は直ぐに分析され、明日の電子戦システムに分析結果が反映される可能性があるため、他の周波数に対応するスペアパーツがなければ敵の妨害に負けてしまう。

兎に角、無線制御の分野では戦場毎に効果的な周波数が異なるため、これに素早く適応するためには敵が妨害に使用する周波数の分析と、それを回避するためのセッティングを採用する必要があり、そのためには沢山のスペアパーツを事前に確保しておかなければならない。ウクライナは中国に依存しているスペアパーツの供給を緩和するためスペアパーツの国内生産にも取り組んでおり、一定の成果を挙げ始めている。

西側製もしくは西側諸国が提供する無人技術の有効性と性能に関して、どのような観察結果を得ているのか?

西側諸国のシステムの中で最も成功を収めているのは偵察用の固定翼式無人機だ。その中でも特に効果的なのはドイツのQuantum Systemsが供給するVectorやポーランドのWBが供給するFlyEyeだ。両社の無人機が成功している要因はウクライナ国内に拠点を設け、オペレーターからのフィードバックに直ぐ対応し、問題点を修正したシステムを直ぐに供給してくれるからで、逆に偵察用の小型ドローンやFPVドローンの大半は戦場で直面する厳しい電子戦環境に対応しきれておらず、その点を踏まえると最高得点を獲得しているとは言い難い。

特に戦場で何が起こっているのか、その情報がいつ入手できるのか、問題点の修正にどれだけ時間がかかるのかという点において欧米企業間でも格差が生じており、これは地上部隊と直接結びついていない一部のウクライナ企業にも当てはまる。昨年、欧州の固定翼式無人機を製造している企業関係者を面会する機会があり「戦場と同じような電子妨害環境下でテストしているのか」と尋ねるまで、同社の技術は非常に興味深く信頼できるものに見えていたが、質問に対する回答は「一度も実施したことがない」で、つまり同社の無人機は現実の戦場でどのように振る舞うのか未知数なのだ。

評判通りに機能していない小型ドローンの代表例は米国のSkydioが供給するもので、Skydioシリーズの一部は電子妨害環境下での信頼性が著しく低く、こうした現実は一部のウクライナ製システムにも共通している。特にウクライナで設計された無人地上車輌は戦場の現実を反映したテストで重大な課題に直面している。このテストプロトコルは意図的に困難な条件を採用しており、開発者らは塹壕の中から直接視界や安定した通信手段が環境で無人地上車輌を制御しなければならず、頼れるのは車載カメラと上空を飛行するドローンからの映像のみだった。

これは開発者に実際の兵士が置かれた状況を疑似体験させる意図もあり、開発者が制御した無人地上車輌は停止したり、境界線を越えたり、ぬかるみにはまって動けなくなったりして走行が中止されたが、この車輌はテストが全て完了するまで回収することが禁止され、後続の無人地上車輌が走行テストを始めると追加も障害として機能した。開発者らはテストコースの地形を事前に歩いて把握することを禁止されていたため、車載カメラと上空を飛行するドローンからの映像で即興的に対応するしかなく、このテストで無人地上車輌の重大なギャップが判明した。

多くの無人地上車輌は事前に把握している地形でのみ良好な結果を示し、リモートセンシングに依存したリアルタイム制御になると苦戦を強いられ、このテストで得られた教訓は「企業が提出する技術仕様と戦場での有効性は一致しない」という点で、実際の戦場では事前に得られる情報に大きな制限があるため、これを想定して設計されたシステムが求められている。

出典:Сухопутні війська ЗС України

ロシア軍の無人システムの質や構成要素について変化が観測されているか?

固定翼の偵察ドローンがFPVドローンを搭載し、より遠方の空域でFPVドローンを投下する事例が多数確認されている。この構成では単独到達できな目標への攻撃が可能になるため「効果的な戦術」と認識されており、偵察ドローンは「FPVドローンの運搬機」としてだけではなく「オペレーターがFPVドローンを無線制御するための中継機」としても機能する。そのためFPVドローンとの接続性を大幅に強化し、前線の妨害システムを回避するのに貢献している。

さらにロシアは使用する光ファーバー制御の品質と到達距離の向上にも取り組んでいる。15km~20kmまでだった到達範囲は25km~30kmまで拡張されることがあり、光ファーバー制御のFPVドローンによるクラマトルスクへの攻撃はその一例で、前線から遠くはなれた都市を光ファーバー制御のFPVドローンで攻撃できた初めての事例だ。

我々にとって最も重要なのは光ファーバー制御の信頼性で、両軍ともFPVドローンとの光ファーバー信号が途絶する問題に直面している。我々が注力しているのは信頼性の高いスプールファイバーをどのように製造するか、潤滑剤を増量すべきなのか、それとも光ファイバーの直径を見直すべきなのかといった点で、信頼性の課題はこうした細部に宿っている。

FPVドローンの無線制御と光ファーバー制御の効率性はどのぐらい違うのか?

これは一言で説明できない複雑な質問内容だ。FPVドローンの効率性を大きく左右するのはオペレーターのスキルとドローンの追加改良に使用できるスペアパーツの備蓄で、熟練のオペレーターの任務成功率は70%~80%、一般レベルのオペレーターなら40%~50%ぐらいだが、初級レベルの任務成功率は悲劇的で大体20%ぐらいだ。さらにFPVドローンの制御が光ファーバー制御に変わっても状況が劇的によくなるわけではない。

光ファーバー制御は妨害システムを無効化できても、物理的なケーブルによる操縦制限が追加されるため任務成功率はせいぜい40%~50%ぐらいだ。無線制御と光ファーバー制御ではFPVドローンの操縦方法を変更する必要があり、ケーブルを切断する砲撃の激しさ、天候や風の状況、FPVドローンの密集状態、道路や電線といった障害物を避けるための慎重なルート設計も考慮しなければならない。

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※アイキャッチ画像の出典:ОЗ БССП «Тайфун»

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コメント

  • コメント (29)

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    • ponta
    • 2025年 11月 08日

    ドローンは、大々的に運用するには、相当な人材基盤(特に理工系)が必要なたようですね。
    一見安価に見えても、人材基盤の無い国がやるととてつもないコストになるか、全く使い物にならない結果になりそう。これをやれてるだけでも、ロシア、ウクライナ共にすごい
    懸念すべきは北朝鮮か、ノウハウは学んだ上に、科学重視の共産国。そこそこの理工人材を安く、大量に動員するなら分があります

    31
    • たむごん
    • 2025年 11月 08日

    『優秀なエンジニアが必要』複数分野に造詣のある人間、こう表現しても問題ないと思うんですよね。

    最大の問題点は、極めて優秀な人間・引っ張りだこになるような人材が、最前線に近い場所に行きたがるのかという事でしょうか。

    30
      • 名無し三等兵
      • 2025年 11月 08日

      この面でも中国が最強ですかね
      人的資源が豊富だし、なにより育成に無制限って感じで国が金かけてますからね

      22
        • たむごん
        • 2025年 11月 08日

        仰る通りです。

        日本は、Fラン文系大学の利権(天下り先・不動産賃貸収入・田舎郊外の開発・バイト確保など)のために無駄遣いずっとしてきましたが、何やってるのでしょうかね…

        19
      • FAB
      • 2025年 11月 08日

      ポクロウシクに浸透したロシアのDRGがドローンオペレーターを殺して回ったらしいから、歩兵近接戦闘のスキルも備えてなければこれからは厳しい。

      34
        • たむごん
        • 2025年 11月 08日

        仰る通りで、ほんと求められるスキルレベルが高すぎますよね…

        9
    • Authentic
    • 2025年 11月 08日

    もはやどんな戦争になっても中国が最強としか思わないな
    メディアはいまだにトランプ政策の生産力の側面を無視して貿易収支の話ばかりしてるし
    銭金でしかものを考えられないなら負けても仕方ないけど

    34
    • リンゴ
    • 2025年 11月 08日

    かつて自衛隊工科学校の教育を動画で見た事があるが、PCのケーブルを自作したり、基本的な修理まで課程に組み込んでいたのは面白かったな……
    他にも本当に基礎の基礎を、少年達へ丁寧に教え込んでいた
    ドローンオペレーターの育成も、そういった教育の延長線上にある気がしてならない

    26
    • のー
    • 2025年 11月 08日

    心身ともに健康で、戦場で走り回れる体力が有り。
    そのうえで頭も良くて、工学的なセンスがある人材。。。
    もちろんそんな人物が多く揃えば、その軍は強いでしょう。
    民間でもそんな人物は引く手数多だし、給料も圧倒的に良いでしょう。
    わざわざ軍隊に行かないですよね。

    33
    •  
    • 2025年 11月 08日

    イスラエルとかは軍隊が徴兵した若者の中でエンジニアリングに優れた人間を退役後は軍需産業に送り込んでると言う話は聞くし、北欧諸国でも確かエンジニアを優先して徴兵しているんじゃなかったけ?
    自分は徴兵に賛成ではないし志願制のがいい、体力のないのを無理に動員してもと思ってはいるが、大企業転身の道が開ける可能性があるなら志願にしても徴兵にしても今よりは人気が出るんじゃないかなと。

    21
      • たむごん
      • 2025年 11月 09日

      キャリアデザインとしての仕組み作り、仰るように重要と思います。

      ドイツ・韓国などを見ていても、過半数の賛意のために『男女差別・男だけ負担』になっていますから、きちんと仕組み作りして欲しいものですね。

      『大学の女性枠』もう失敗してるわけですが、日本も徴兵制を議論するより前に見返りから入っていかないと、男性が損する仕組みばかりになってしまいかねないと危惧しています。

      14
      • 追剥強盗武士の手習い
      • 2025年 11月 09日

      現場で役立つ技術者や技能者、オペレータと設計するエンジニアをごっちゃにしてはいけない。軍需産業に天下りは出来ても、設計ができなければお払い箱。軍需産業が欲しがるのは、将官クラスで購入に権限のある人が優先。

      6
    • Mr.R
    • 2025年 11月 08日

    8日はウクライナへ大規模なミサイル攻撃が行われた模様。以下はウクライナ空軍発表によるものです。
    ・イスカンデルM/KN-23 n/25発発射
    ・イスカンデルK n/10発発射
    ・Х-47 n/7発発射
    ・カリブル n/3発発射
    ミサイル9発を撃墜(内訳不明)
    このほかに各種無人機が406機撃墜または無力化/458機発射(内300機程度がシャヘド型)

    7
    • 2025年 11月 09日

    ここまで高度なドローン戦術をものにした軍隊を、嘲笑し軽蔑する空気が蔓延しているのか…。(くそでか溜め息)

    10
    • 2025年 11月 09日

    ここまで高度なドローン戦術をものにした軍隊を、嘲笑し軽蔑する空気が蔓延しているのか…。(くそでか溜め息)

    3
    • kitty
    • 2025年 11月 09日

    米国製無人兵器が実戦で役にたたなったって知見が米国人の血以外で知れたのは米国にとって結構大きい利得でしたね。

    14
    • 2025年 11月 09日

    他人が書いてくれたマニュアルがないと何も出来ない日本人は苦手そう

    9
      • nednir
      • 2025年 11月 09日

      むしろ現場力でどうにかする気質とも良く言われるので、そこはなんとも

      12
    • かず
    • 2025年 11月 09日

    近い将来はFPVドローンのオペレーターもAI化さえるに1000ガバス

    1
    • ニーモーター
    • 2025年 11月 09日

    軍事に限らずドローンが普及したからには学校でドローンの組み立てと操縦教えるくらいしないといけないのかなぁ…

    2
    • p-tra
    • 2025年 11月 09日

    なんかすごいことやってる風に言ってるけど要するに周波数コロコロ変えてるだけやんけ。
    そんなのどんな軍隊だって昔からやってきたことでしょう…ただハードが変わっただけだ。
    個人的に、FPVドローン部隊に3ヶ月務めた人の迫撃砲の方が効率いいって言ってた
    インタビューは一理あると思う。
    今のウクライナは双方が砲弾を大いに消費してしまったので、FPVで補っている面がある。
    そのFPVを機能させる為に妨害電波と戦う技術がやたら発達しているが、これを他の軍隊が
    真似るべきなのか?
    電子工学の複雑な知識がある人間を育成し軍隊に配備するより、迫撃砲を撃つ手順を理解できる
    程度の人材の方が圧倒的に低コストで済むだろう。
    やっぱり軍隊が基幹とする技術はバカでも訓練すれば出来るイージーなものであるべきで、
    迫撃砲のような従来兵器はその点で優れている。
    FPVへの適応はせいぜい今だけのトレンドか、特技兵的な特殊技能にとどめるべきだと思う。

    13
      • 航空万能論GF管理人
      • 2025年 11月 09日

      流石に馬鹿にしすぎでしょ。

      あの限られたペイロードの中に全機能を詰め込んだFPVドローンを作ればどれだけのコストがかかると思ってる?

      4
        • nednir
        • 2025年 11月 09日

        技術があればという面もあるとは思いますが、高度な通信デバイスを積めるはずのアメリカ製が現実には必ずしもうまく機能してないのは重く受け止めないと。ウクライナやロシアはより基本的な機材で周波数ホッピングとかアンテナ形状変えたりとか、おそらく詳しい人から見ると昔からやってきた常識的なことをしてるだけなんでしょうけど、試行錯誤の手数でとにかく動かせていることはすごい。

        あと迫撃砲だって飛ばすならだけならともかく当てるのは難しいし、というか結局ドローンで偵察しますし……。ウクライナやロシアのやり方をそのまま取り入れることはなくても学ぶことは多いはず。

        13
      • ブシェール
      • 2025年 11月 09日

      周波数コロコロ変えてるのを当たり前のように仰っていますが、積載量の限られるドローンを地上設置した装置と勘違いしてるのでしょうか。。。
      記事の中でも触れられていますが戦場ごとに効果的な周波数帯が異なるのは無線自体の特性(通信距離や伝送できるデータ量)があるためであり、恐らく市街地戦と森林では減衰されるのを考慮して現場で即応的にセッティングしているのだと思います。

      9
      • Mr.R
      • 2025年 11月 09日

      つまり迫撃砲から発射できるFPV徘徊弾薬……これだ……!

      4
      • 名無し
      • 2025年 11月 09日

      記事読んだ上でコレだからいかに日本人ミリオタの軍事リテラシーが低いかが改めて分かるな
      そりゃドローンのようなオモチャ、正規戦には通用しない論突っ張って大恥かくわけだ

      7
    • nednir
    • 2025年 11月 09日

    台湾や沖縄のタイフーン部隊なら最強の小型ドローン防衛戦力ですが、季節限定で敵味方関係ないのがネック

    3
    • ななし
    • 2025年 11月 09日

    >両軍はFPVドローンに中国製の部品を採用し、
    >幾つもの中国製部品を組み合わせることでFPVドローンを製造している。
    これ相当エグいよね、明らかに中国は共倒れを望んでる

    3
      • cosine
      • 2025年 11月 09日

      軍事ではありませんが、EVバスの件とかもありましたからね。
      中国共産党にとっての国防(党防?)策とは、「中華が瓦解するならば世界はその瓦礫に沈む」への邁進なのです。

      5

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