ウクライナ人が運営するDEEP STATEはクルスク方面について15日夜「ロシア軍がザオレシェンカ、ポドル、クリロフカを占領した」と、RYBARも「ロシア軍がゴロチャロフカを占領した」と報告したが、今のところスジャ方向の占領地に残るウクライナ軍がロシア軍に包囲される恐れはない。
参考:Мапу оновлено
参考:Курское направление: разминирование и эвакуация населения из Суджи и окрестностей
ウクライナ軍の準備が整った部隊がゴゴレフカ~オレシュニャ間に展開して退路を確保している
RYBARはクルスク方面について15日「ロシア軍がザオレシェンカ集落内で支配地域を広げた」と、夜までにDEEP STATEも「ロシア軍がザオレシェンカ、ポドル、クリロフカを占領した」「ルバンシチナとゴンチャロフカがグレーゾーンに移行した」「グレーゾーンがスームィ州バシフカ集落内に伸びた」と、RYBARも再び「ロシア軍がゴロチャロフカを占領した」「ロシア軍がザオレシェンカの大部分を支配している」と報告した。
ウクライナ軍はスジャを含む一帯をほぼ失い、クルスク方面で支配的なのはゴゴレフカ、オレシュニャ、メロボイ、グエボ、ゴナルの6拠点のみで、スームィ州でもグレーゾーンがノヴェンケからバシフカ集落内まで伸びており、H-07~38K-004間を車輌で移動するのは不可能だろう。
但し、スジャ方向の占領地後方は約10kmも開けているため徒歩での後退は十分可能で、RYBARも「ウクライナ軍の準備が整った部隊がゴゴレフカ~オレシュニャ間に展開して退路を確保している」と報告しており、今のところロシア軍に包囲される恐れはない。
DEEP STATEはリマン方面ゼレベツ川沿いについて「ロシア軍がノボリュビフカを占領した」と報告、視覚的にもウクライナ軍がノボリュビフカ集落内=Ⓐでロシア軍陣地を攻撃する様子が登場した。
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※アイキャッチ画像の出典:24 ОМБр імені короля Данила
クルスク方面は最悪徒歩での後退は可能でしょうが、車両での後退はすでに難しそうなので、重装備類はすべて放棄になるのでしょうね。
後退でどれだけの損害を受けたのか不明ですが、重装備類は相当失ってそうです。
これから問題なのがスームィ州防衛の戦力をどうするかで、クルスクではウクライナ軍の数倍のロシア・北朝鮮連合軍がいたとされ、徴兵の部隊は国境を超えられないので幾分かマシとはいえ、損害を受けたのウクライナの旧クルスク方面軍だけで抑え込めるか微妙なので造園が必要ですが、それを何処から持ってくるかでしょう。
アメリカの支援が再開したといってもバイデン政権での分を出しているだけで、肝心のトランプ政権では予算も議題にあがってないみたいですからね
ここで多くの武器を失うのは痛い?
正直今のロシア軍がスームィ州を狙うメリットって有るのでしょうか?
ウクライナ軍がスジャやマラヤ・ロクニャに留まっている間は、ウクライナ軍の補給を断つ目的でスームィ州・ユナキフカ方面に向けて進軍しようとしていたのは理解できますが、ウクライナ軍がクルスク州から撤退を始めた事でスームィ州に進軍する意味は無くなったと思います。
それにロシア軍がスームィ州に緩衝地帯を造ったところで、今のウクライナ軍に再度クルスク州へ進軍する力も無いうえ、政治的な観点からしても「意味が無い」って事はゼレンスキー政権も理解したでしょうし、なによりスームィ州にはドンパス地方ほど資源が無いので緩衝地帯にするにしてもメリットも無いでしょうから、スームィ州にロシア兵を置くことは遊兵を作ることになると考えます。
それよりも東部戦線においてはウクライナ軍が巻き返しを図っているので、スームィ州に戦力を送るより東部戦線に戦力を送った方がマシな気がします。
意味が無い」って事はゼレンスキー政権も理解したでしょうし
この前提はわかりません!
なんせ、ゼレンスキーですからね
どれほどリソースを割くかはわからないけどやるんじゃないでしょうか
侵攻以前から受けていたようなドローンや砲撃でのゲリラ的な本土攻撃の被害を軽減させるという口実で、国境の向こう側にロシアが優越的に行動出来る空間を作ってしまえば将来ウクライナとの交渉材料として使えます。
現在もベルゴロド州は全域が激しい攻撃を受けているようです
こちらの防衛に手が回らないのなら尚更クルスク安定に注力するんじゃないかなと
ドネツクへの圧力も激減させた事だし、軍事作戦の防衛的性格を印象付けるべく一つ一つの成果を手堅く仕上げていく気がします
個人的に主戦場でもないスームィ州の僻地を取って、主戦場である東部戦線が弱体化しては交渉が有利になるとは思えません。
現状東部戦線においてはポクロウシク方面でウクライナ軍が盛り返しており、ウクライナ軍もクルスクから東部戦線にリソースを移した以上ロシア軍もそこにリソースを移すべきであり、ロシア本土であるクルスクやベルゴロドの安定は各州内で行えば良いのであって、越境して戦力の分散と兵站の負担を負ってまで僻地を占領する事自体に意味が有るとは思えません。
それにベルゴロド州の防衛に至っては、昨年から緩衝地帯獲得として侵攻していたボルチャンスクなどの占領も中途半端なのに、スームィ州に新たな緩衝地帯を設ける為に更にリソースを割いたところで、主戦場である東部戦線が弱体化しては意味が無いように思います。
> 後退でどれだけの損害を受けたのか不明ですが、重装備類は相当失ってそうです。
ロシア国防省の発表によればクルスクでのウクライナの累計損失は
戦車400、戦闘車両2400、火砲1000だそうです
かなりの割合が最後の数週間で生じたのではないかと思います
陸自が重装備を全て失くした感じですかね
普通の国なら継戦能力喪失ですよこれ
陸上自衛隊の装備より多いね
一大攻勢だったんだなぁ
1週間前の占領地の広さを考えると、この1週間で失った兵器は1/5もないと思いますけど、それでも大損害に変わりないですよね。
>戦車400、戦闘車両2400、火砲1000
さすがに多すぎでは
戦車は開戦後の供与含め1000両あるなしじゃなかったっけ(3年間の損失で失われたものも含め)
ドイツ軍ならおつりが出るね!
とても眠い……、もう放置する以前に面で押せば制圧するくらいしか残ってないのか………、戦争って勢いなんだな。
ゴゴレフカ~オレシュニャ間、田舎の集落程度・建物が東西方向ではないため、防衛力どのくらいなんでしょうね?
スジャ方面ウクライナ軍は、クルスク方面に工兵能力・武器弾薬を、限りなく投入してきたと考えるべきと思います。
クルスク占領~撤退中に重装備は相当数失われているわけですし、スジャ国境後方に固い防衛線を建設できる余力もなかったでしょう。
バシフカ東西が突破されると、ゴゴレフカ~オレシュニャ間に遮るものがないわけですから、どうなるのか続報に注目したいと思います。
追記です。
泥濘期の影響が、両軍に、どの程度でているのか気になりますね。
追記です。
便意兵と見なされかねない、ウクライナ兵捕虜の映像がでていますが、信憑性含めてどうなんでしょう。
クルスク撤退時に、民間人の恰好で偽装していたようですが、トランプ大統領=プーチン大統領の先日のやり取りだと捕虜扱いになるのかもしれませんね。
(2025年3月15日午前9:20 @sputnik_jp X)
スプートニクの時点で信用度がかなり低いですが、追い詰められた兵士が民間人に成り済ましてでも逃げようとするのは古今東西で見られる光景(直近だとシリアのアサド政権軍)なので、やっていてもおかしくはないという感じですね···
まさに仰る通りで、ソースの信用性ありますが、現実的に有り得そうという絶妙な感じですよね。
「何が民間人だふざけた奴だ」ってロシア兵のセリフが面白かった
ただそれよりも「職場で徴兵された」って証言が気になる
なかなかリアルですよね。
ソ連から続く徴兵方法なんでしょうが、両国似たような事やってるのは、とても興味深く感じます。
半官半民のような会社や、インフラや社会機能の維持に必要とされる会社は徴兵免除になっています。
が、戦局の悪化と共に免除条件が狭められていき。
100人いる職場に、「これまでは全員免除だったがこれからは5人出せ」などの指令がきているんですね。
それで選ばれたということでしょう。この方式は逃げようが無いので、可哀想ではありますね。
情報ありがとうございます、勉強になります。
自分、半年以上前の情報で止まっていたのですが、兵士不足が深刻になっているのを感じますね。
>動員・徴兵対象とならないのは以下などのカテゴリーの国民となる。
・特定の機関・企業に付与されている徴兵除外枠が適用されている者
(2024.5.18 ウクライナ、動員法が発効 ウクラインフォルム)
確か9月か10月ごろにゼレンスキー大統領がバイデン政権からの徴兵年齢引き下げ要請を突っぱねてから、シルスキー指揮の元で各種徴兵免除者の見直しと動員強化が行われています。対空部隊や砲兵部隊から前線塹壕への配置転換が少し騒ぎになって有名ですが。
当然、銃後の市民も無関係ではなく。様々な免除カテゴリが見直されて追加徴兵になっています。
これは職場の管理者と結託して、ある日出社するとそこに徴兵事務所の係官が待ち受けていてそこで拿捕される、という感じだったそうです。
もしその対象者が逃げると、職場の別の人間が対象になるので。徴兵されたくない周囲が協力的になるので、徴兵の効率が高いそうです。
尿意兵もたくさん潜んでいるはず。
ウクライナ兵たちが無事に撤退できたようで本当に何よりだ。重装備をまるまる投棄して、22年のハリコフ電撃戦のロシア軍の意趣返しを食らったかの如く潰走状態だったが、生き残ってさえいれば戦後復興なりなんなりでやり直せるのだから。
供与国からすればふざけんなこのクズどもとブチギレても当然です。
せめて破壊して撤退していればマシだったのでしょうけど。
健康で体力のある兵士や国境地帯の防衛を担っていた兵士は撤退に成功するかもしれないが、負傷していたりする兵士は落伍していく。クルスクは両軍の密度が高い戦線のため敗走に伴う損失は決して軽くないだろう。
今回のクルスク崩壊は、機械化攻勢を無力化したドローンに依存したデジタル塹壕戦も、崩れる時は一気に崩れるという軍事史において重要なチャプターとなる。
北朝鮮や人海戦術の戯言ではなく、ロシア人が戦術・作戦的に何をしたか研究する必要がある。現実逃避しても他の戦線で再現されるだけだからだ。
だからピンポンダッシュにしておけと···自由ロシア軍団がピンポンダッシュしていた頃が懐かしい。ピンポンダッシュ後にロシア側が公開したスタックしたハンヴィーがおかしいって時もあったなぁ···
彼ら今頃どうしているんだろうか?
まぁ、ロシアの男ですからね、弁解不可能な裏切りをやらしてしまった以上じたばたすることなく落ち着いたもんだとおもいますよ。最前線を志願しているかもしれませんね。
どうでもいい追記
某紳士向けのネトゲに追加されたサブスクシステム、愛称がクルスクで目を剥いたでござる
クルスクに攻めてきた損害賠償をロシアは求めてるわけでクルスク程度の広さのスームィ州の土地でも賠償としてとるつもりかしら
ウクライナ軍はユナキフカを防衛ラインとして堅守する目標でクルスクからは即時マラソンして撤退が良いでしょうけど、過疎な地域だけあって集落間の距離も結構ありますね。
クルスク侵攻始めた頃の熱狂は当然無く、あるのは損耗を重ね厳しい撤退戦を行いロシアの逆侵攻をどこで止められるのかという非情な現実があるだけでゼレンスキーは東部を止める一助となったとの結果論を確立する為にポクロウシクとトレツクで反攻中とどうしようも無い程に責任取る気無いですね。
少なくとも動員兵はロシア法的に宇露国境を越えられないんだから
完全にウクライナ領内に引き籠もって、ウクライナ兵vsロシア契約兵の戦いに持ち込んだ方が良いんじゃないかな。まぁ今もロシア領内を彷徨う哀れなウクライナ兵を一人でも多く連れて帰るには、ゴゴレフカを守らないといけないんだろうが、少なくない精鋭が動員兵如きに拘束されて、契約兵に自由を与えるのはな…
今見ると2014年のウクライナがいくら甘っちょろい態度取ったか、よく分かるな。イロヴァイスクのたった1回の潰滅で講和するなんてな。現政権なんてクリンキ、南ドネツク、クルスクとウクライナ軍を何度潰滅させても、全く気にする様子すらないぞ。ここまで(ウクライナにとって)やべー奴だとは流石のロシアも予測してなかったんじゃないかな
クルスクの占領地があると停戦交渉ややこしくなるからさっさと撃滅して交渉進展して欲しい
ラブ&ピース
組織的な抵抗をしながらの撤退戦は無理そう、車両を使っての大人数の移動も難しい
徒歩で森林から逃げるか、降伏を選べで完全包囲じゃなけど包囲に近い厳しい状況ですね
トランプ-プーチン間のやり取りを見てると、ロシアはクルスクに残存するウクライナ兵について包囲殲滅ではなく、退路を空けておいて追い出すということなのだろうか。包囲戦ではなく面で押していくのだとして、国境で止まるつもりなのかどうか。
包囲殲滅陣じゃなかったんですね。
トランプさんが「クルスクのウ兵の命だけは助けてやってくれェ」ってプーチンさんに言ってくれたので、
命だけは助けてもらえそうですね。
ウクライナも色々言いたい事は有るでしょうが、この点は素直に感謝すべきだと思います。
まぁこれで従来のクルスク式捕虜虐待なんてやろうものなら、2016年のシリア毒ガス疑惑への対応よろしく、シレッと米国から一線越えてくる可能性あるしな。まぁ何でもやりかねないのはトランプの弱みであり強みでもある。
連日のロシア大戦果、大進軍の書き込みはホントかな~?
三日で戦争が終わると言っていたのにいまだにやってるし、大躍進の戦果なのに毎日1000人規模の死傷者出して戦車や装甲車は枯渇して馬まで活用してるし北朝鮮に援軍お願いしてるし・・
今に至っては停戦交渉の条件の内容で勝利だー、とか言ってるし
旗から見れば完全にロシアの大敗北にしか見えないよw
クルスクの現状の評価については実はこのブログの方が米国の所謂「戦争研究所」(ISW)よりはウクライナ軍に対しての評価が甘いのです。
あちらの戦況図ではもっと手厳しい感じになっている。
レポートこそ今でもウクライナよりではありますが、戦況図の方は完全にクルスクのウクライナ軍に対しては駄目出しをしております。
ISWの人達が嘘をついてるという可能性もあるにはあるのですが、事実としてどうかは近い内に明らかになると思いますね。
毎日せいぜい600人にすぎないのに、1000人に達するわけがない。
しかも1000人といっても大した数字じゃないよ、ロシア軍契約兵の増加速度はこれの2倍以上
なんかロシアの戦果を必死に語っていますが・・・
この戦争はどうすればロシアにとって勝利になるのですかね??
当初は「ウクライナを完全併合」だったよね?しかも3日で。
今となっては勝利の条件が変わったのかな?
いえ、当初からウクライナ完全併合微塵もでてきてませんよ
質問する前に情報の整理をお願いします
え?違うんですか?
NHK国際ニュースナビより抜粋
「ロシアは当初、10日間で侵攻し、8月までにウクライナ全土を併合する計画だった」
イギリスのシンクタンク、RUSI=イギリス王立防衛安全保障研究所は侵攻開始から9か月となる11月に公表した報告書でこう指摘しました。
アメリカの複数のメディアも侵攻前の2月上旬、ロシア軍が大規模に侵攻した場合、首都キーウが2日以内で陥落するなどとするアメリカの情報機関の分析を伝えていました。
素晴らしい計画ですね!
ええ、違いますよ!
基本中の基本なのでもう一度情報の整理をお願いします。
言葉遊びかな?
ここは割と専門的な人が集まってるので貴方にはちょっとレベルが高い
専門書を読んでいる事を前提に交流しているのでニュースをヤフーで見ている程度だと入っていくのは厳しい
まず3万円くらいの予算を作って軍事や国際政治、歴史の本を買って読んでからの方がいいですよ
とりあえずトッド先生の本を全巻買おう(布教)
あとミアシャイマー教授とピケティ先生と色々あって書ききれない
あはは
そりゃまあ、大したものだw
あなたは年間でどれだけ本読んでます?
私は自分の仕事用専門書で自腹分で10万円(職場負担で学術誌も数万円分)ちょい、趣味の軍事歴史政治ネタで確かに三万円。SF小説ラノベに2万円くらいですね。
たぶんここの博識な住民の方には、この程度平均的で全然「大したもの」ではないと思いますよ。
まあ金額は横着して購入するからで、図書館とか駆使すればいいんですけど。無料で読めるジャーナルも増えていますしね。
予算三万でウクライナ戦争を読み解くにはどんな本がいいだろうか
以下俺のオススメ
①湾岸戦争大戦車戦上下 おそらく最後に戦車が大活躍したであろう湾岸戦争。戦車が活躍しなかったウクライナ戦争との対比で今戦争でのドローンや対空火器、電子戦の意義がわかる。T-72萌え
②独ソ戦全史 ウクライナ戦争より一桁上だが規模や場所が似てる。ウクライナ戦争も相当な規模の戦争なのだが上には上がいる。あとロシア(ソ連)軍の底堅さ、戦うごとに強くなる特質は同じ
③戦争する脳 メンタルヘルスから読み解く戦争。人は長期間の戦争に肉体も神経も耐えられない。ロシア軍がきちんとした生活を送れる塹壕を作ったのは見栄からではない士気にモロに関わる。戦場のリアリティ
「ウクライナ全史」もおすすめですね。
ロシアとの関係を理解すれば同じスラブ民族の内部紛争なんて軽々しくが言えなくなります。
>イギリスのシンクタンク、RUSI=イギリス王立防衛安全保障研究所
>アメリカの情報機関の分析
ふ〜、、、情報ソースが欧米側の時点でね、、、情報分析の仕方を
もうちょい勉強されたほうががいいと思いますよ
それともワザと煽ってるのかな?悪いですが正直失笑ものですな
ちなみにロシア首脳陣は、2022年夏の時点で「我々は短期的な解決を
想定していない」と明言しています。むろんウクライナ全土を併合する
とロシア政府が公式に宣言したこともありません
スプートニクやRTが信頼できるソースと言っているわけではなく、
情報を発信するサイドは何らかのバイアスがかかっています
ステークホルダーの思惑にどうしても影響を受けてしまうわけです
これはロシアであろうが欧米であろうが同様です
戦争の当事者, RUSI, ISW等から広報される情報にさしたる正確性はありませんよ。あなたが挙げた、NHKも最近はその辺り反省しているように思います。
客観的情報を収集して個人が解析を共有し合うOSINTの登場が今回の戦場の転換点で、今は各国の情報機関もOSINTの情報に頼る部分大です。OSINTをキュレーションして和文でまとめてくださる有り難いサイトがココです。誤解なきよう。
ロシア側の勝利が「短期間でのウクライナ降伏」とすれば緒戦の時点で「敗北」している。緒戦でロシア軍は20万人の兵力を投入したが、ウクライナ軍は70万人でこれに対峙した。圧倒的な軍事力を持つアメリカでさえイラク戦争では陸上戦力30万人を動員したのに、空自に毛の生えた航空戦力でしかないロシア軍がエアランドバトルによる電撃作戦なんてできるはずがない。
但し社会維持の観点からすると、長期戦に持ち込まれたウクライナは非常にマズくなる。戦前から少なかった若者人口を消耗し、インフラは破壊され、避難民も避難先に定住して戻ってこなくなる。アメリカのバイデン政権が安泰ならロシアに圧力を掛け続けられたが、新ロシアのトランプ政権ではウクライナに有利な条件を引き出せない。
参考資料として清谷信一の著作及び月間軍事研究の文谷氏のコラムをお勧めします。
三日が十日だったり、数字が適当ですし、サージカルストライクと全土掌握の違いもあやふやだし、そもそもブリカスのシンクタンクとか米国のメディアの信頼性とかツッコミどころが多すぎて。
ここにいらっしゃる軍事のプロの方々のこの戦争のロシア勝利の条件というのは何なんでしょう?
普通にウクライナのNATO加盟阻止&武装の制限では?
当初から一貫してその条件だったはず
ロシア政府の戦略目標は当初から1ミリも変わっておらず
①ドンバスの解放
②ウクライナのNATO加盟の阻止
③ウクライナの軍事的無力化
この三点です。これに加えて干渉地帯の創設を要求しています
①に関しては、既に戦況を見ても達成が現実的に近づいており、
②はもともと加盟は困難でしたが、ゼレンスキーが主張し始め
核配備まで仄めかしたので、ロシアの逆鱗に触れたという次第
③は最も抽象的かつ、達成に困難が伴うので時間かかりそうです
4州併合+中立化(NATO加盟阻止)+ゼレンスキー政権転覆(非ナチ化)+非軍事化(野戦軍の殲滅もしくは武装制限)がロシアの要求です。反露感情の強い西部を含めた完全併合は当初から現実的でないとロシア内でありました。
要するにロシアの裏庭にNATOの前線基地ができるのは絶対に許せないというのが譲れない一線な訳です。
トランプ政権の方針は報道を見る限り、領土は凍結+NATO加盟阻止に同意、平和維持軍に関してはまだ細部不明+選挙の実施をロシアと同調して要求+野戦軍に関してはまだ不明。今戦場で勝っているのはロシアのため、かなりの部分を丸呑みする方針で講和を模索中です。
現状のまま交渉を詰めていけば判定勝ちに持ち込めるというのがプーチンの計算でしょう。
個人的にはバルト三国・北欧諸国のNATO加盟は
あっさり認め、経済圏としてEUにも勝手に加盟すれば?
と言っているところから、やはり「核配備」がロシアに
とって絶対に譲れない一線なのではないでしょうか?
もちろん歴史的に結びつきが強い「同胞の裏切りは許せん」
という感覚もあるかもしれませんが、バルト三国や北欧が
核配備を主張し始めた場合、ロシアは軍事侵攻するかも
キューバに対するアメリカの対応と同じく、首都の喉元
にナイフ突きつけられるのは絶対に容認できませんよね
いや普通にバルト三国も北欧もロシアに自分からちょっかいかけたりはしないからでしょ
ウクライナの(対ロシアの)素行の悪さでNATO入りとかロシアにとっては悪夢だよ
おっしゃる通りでバルト三国や北欧はロシアにちょっかい
かけたりしないでしょう。だからこそのプーチン発言です
ウクライナが異常なほどロシアに好戦的な挑発を繰り返し
現在に至ってしまったのだと思います。もっといくらでも
やりようはあったのかと
断首作戦としてキエフを狙いましたが完全配合は全く考えてないでしょう。
東部4州以外の領土的野心としては、オデッサは欲しかったのではと思います
皆さん随分と控えめな事でw
NATO加盟云々といった政治的な事を除いて
そしてこれだけ自国民の犠牲者、経済的損失を出しておきながら
未だに何一つ目的を達成できないプーチンロシアは事実上の「大敗北」はないでしょうか
あなたが大敗北だと思ってるならそれでいいのでは?
ていうかレスの人気で自分自身の大敗北を悟って欲しい。
確かに2022年のロシアは大きな失態をやらかしましたが、そこから立て直して現在に至るまで軍事的な優位性を維持している時点で十分です。
ウクライナのスポンサーである民主主義陣営の最大の弱点は選挙の結果次第で為政者&政策がコロコロ変わること。
現にアメリカはトランプ政権になってからウクライナに対する態度が大きく変わりました。
一方でロシアはいつまでたってもプーチンのままです。
長期戦になったとき、戦略を考える上でどちらが有利かは考えるまでもありません。
ロシアの目的が達成できるかが決まる、本格的な停戦交渉はまだ始まってすらいません。
「勝負はこれから」ですよ。
グルジア戦争と同じく電撃戦でパッと勝てると思ったら緒戦でコケて泥沼ってパターンですよね。
併合を目的にしてないのは明らかだと思うんですけどね
ところで、(ここに限らず)反ロシアな投稿でよく「プーチンロシア」という言葉を見かけますが、どこかの界隈で流行ってるんでしょうか?
ウクライナは、
「クリミア及びドンバス等東南部4地域の失地の回復」
「ロシア側の戦犯の処罰」
「ロシアからウクライナへの賠償の支払い」
等を、対露戦の目標として掲げていましたが。
またロシアに対する要求とは別に西側諸国に対する要求として、NATO加盟も挙げていますが。
何か一つでも達成できそうですか。
どれも達成できないなら、ウクライナの大敗北、ということになってしまいますね。
ウクライナの自爆ドローン攻撃はロシアの車輌を追いかけて、後ろから攻撃するパターンが多く公開されてるけど、ロシアの自爆ドローン攻撃は、前とか横から運転席に突っ込む物が多く公開されてる。
自爆ドローンで人的被害を多く受けてるのはウクライナだろうなあ。と思う。
ウクライナは装備、ロシアは人員と目的がはっきり現れていますね。人員を損耗させてもロシアには効果が薄いというのは確かにそうではありますが、ロシアが狙うウクライナの人員減らしのほうが効果がありそうです。
リマン奪回かな?
リマンからかなりの難民がロシアに逃げているのを報道されていたしな
ロシアも停戦までにここまでは取り返したいだろう
囲師必闕の計
いかさずころさずで削るつもりだろうな