ウクライナ軍の第24独立機械化旅団は20日「防衛強化のためチャシブ・ヤール方向に第24旅団が再配備された」「チャシブ・ヤールや街周辺の状況は非常に厳しく、敵は正面方向に大規模な攻撃を仕掛け続け、北と南から迂回しようとしている」と明かした。
参考:24 ОМБр імені короля Данила
参考:Для посилення оборони Часового Яру передислоковано 24-ту бригаду: ситуація надзвичайно важка
2025年以降に希望を繋ぐためにはチャシブ・ヤールを守り切ることが重要で、アウディーイウカの二の舞いだけは絶対に避けなければならない
DEEP STATEはバフムート方面チャシブ・ヤール方向について7日「ロシア軍がカナル地区の東と南で支配地域を広げた」と報告して以降「大きな変化なし」という立場だが、RYBARは「ロシア軍が前進している」と主張し続けており、両者が主張する前線位置は食い違いが大きくなっている。
第24独立機械化旅団は20日「防衛強化のためチャシブ・ヤール方向に第24旅団が再配備された」「チャシブ・ヤールや街周辺の状況は非常に厳しく、敵は正面方向に大規模な攻撃を仕掛け続け、北と南から迂回しようとしている」「敵は誘導爆弾を含むあらゆる兵器でチャシブ・ヤールを容赦なく攻撃している」「我々は敵の人員や装備を破壊し、敵の計画を混乱させ、1m進む毎に莫大な代償を支払わせているが、残念ながら我々の方にも被害が出ている」と明かした。
このまま消耗の激しい戦いが永遠に続くことはなく、ウクライナ軍が許容できない損害を与えてロシア軍の攻勢を頓挫させるか、同じように消耗するウクライナ軍を押し切ってロシア軍がチャシブ・ヤールに入るかのどちらかで、2022年のスラビャンスクを巡る攻防は前者の結果に、セベロドネツク、リシチャンシク、ソレダル、バフムート、アウディーイウカを巡る攻防は後者の結果で終わり、今回の戦いがどちらに転がるかは蓋を開けて見るまで分からない。
ウクライナ軍がチャシブ・ヤールを守りきれば「ロシア軍を止める事ができる」と証明でき、ロシア軍にチャシブ・ヤールを奪われれば「どれだけ抵抗しても同じ結果になる」という印象が強くなる。
ウクライナ軍が2025年以降に希望を繋ぐためにはチャシブ・ヤールを守り切ることが重要で、アウディーイウカの二の舞いだけは絶対に避けなければならない。
追記:ロシア軍の攻撃で廃墟になったチャシブ・ヤールの様子を収めた映像
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※アイキャッチ画像の出典:24 ОМБр імені короля Данила
チャシブヤールは、後方の都市防衛=砲撃阻止のために、絶対に守る必要のある拠点ですよね。
ウクライナ軍のチャシブヤール防衛部隊、Youtube(日本マスコミ)などで負傷者の後送も困難である事を訴えています。
前線部隊は奮闘していますが、厳しい消耗線が続いていますね。
素人考えだとそこまでとは思えないですね絶対に守るべき拠点ですか?あれだけ騒いでいたバフムート、アウディーイウカの陥落後ロシア支配地域に劇的な変化はあったでしょうか無いように思います。
そこを奪われる事でウクライナの兵站が脅かされるなどする、ロシアがより縦深に展開しやすくなると言うのは確かな攻撃手段や移動用車両等の戦力があればこそです、現時点でのロシアにはそれが足りていない。
現時点のロシアは車両被害が多く主な移動手段が徒歩になって進撃速度が速度が極端に落ちている。素晴らしい攻撃手段を持ち妨害手段や兵站解決して初めて重要拠点を落とした成果が出てくるが、そこに至るまでロシアがいけるかは依然不明です。
砲撃措置に関しては相手の砲兵部隊をより遠くへ留めておく為の防衛で多くの血を流すよりは長時間飛行出来るドローンやヒューミント、米国の衛星写真等を組み合わせて妨害に強い長距離攻撃手段で攻撃出来ないかを考える必要はあると思う。現時点でウクライナが懸念すべき事はそこは敵を攻撃しやすく防御に優れ拠点を失った後に要塞化されて取り返すのにより大きな被害が出るかだとは思います。
実際にハルキウ方面だって最終的に下がるだけ下がったラインは地形的に有利になる場所であったりするので、何を置いてもより遠くでではなく損得含めた上で相手に出血を強いるべきでしょう。
仰る点、ドローンに通信は重要なのですが、ウクライナ軍がチャシウヤールの高所を、アンテナ設置する拠点として活用していたんですよね(44:30~)。
ロシア軍が攻撃していますが、チャシウヤールを占領すればアンテナを設置して、付近一帯に向けてドローン戦を有利に進めることになります。
(2024/04/20 【深層NEWS】防空兵器枯渇にウクライナ危機感。東部要衝チャシブヤールで攻防激化。現地で支援活動を行う日本人写真家が見た激戦地の今。ウクライナ軍特殊部隊「レンジャー連隊」新設狙い。NATO“戦時体制” Youtube)
遂にFAB-3000(3t滑空爆弾)が実戦投入されたという話があるので、これがチャシブ・ヤールに放り込まれるようになったらもうダメなんじゃないかな…更地にされてしまっては防御も何も無いので
3トン級でもなかなか構造物を更地にするほどの破壊力は無いですよ。その千倍以上の破壊力があるリトルボーイですら、原爆ドームという構造物を破壊し切ることは出来なかったわけですから。
ただ、半径200メートル以内の生命体は壕に入っていようがなんだろうが圧力波で効率100%で殺害可能、とかいうスペックはべらぼうだなと思いました。もはや非人道兵器ですねこれ。
情報ありがとうございます。
CEPも、10mくらいですから(UPAB-1500V)、とんでもない威力で補ってしまいそうですね…
>ただ、半径200メートル以内の生命体は壕に入っていようがなんだろうが圧力波で効率100%で殺害可能、とかいうスペックはべらぼうだなと思いました。もはや非人道兵器ですねこれ。
(2024/02/18 米田光一3等海佐 アウディーイウカで見られたロシア航空作戦の変化―近接航空支援への誘導滑空爆弾の投入― 防衛省)
流石に諸処の条件を無視して空中爆発した核爆弾と地面にめり込んでゼロ距離爆発する大型爆弾を単純比較したら駄目でしょう。仮の話でリトルボーイが広島県産業奨励館を直撃してエネルギーを解放したら流石に建物が残っているとは思えないです。
原爆ドームだって直線距離で620m程離れた状態で原爆炸裂後に3階建ての本体部分がほぼ全壊しています、おまけに爆風を受けた方向やガラスや構造材が弱い部分で抜けている。これは爆風だけの話でこれに高熱も含まれますから諸々の条件を無視して更地に出来なかったと言うのはいかがな物でしょうか。
fighter_bomberが言うように500キロ爆弾を数撃った方が強そうだけどなあ。
3トン爆弾って命中率悪そう。
射程も短そうだし。
爆弾も不足してきたのかね。
命中率悪そうで射程短そうなモノをわざわざ作って爆弾不足してきたのかねって…
言ってる事がめちゃくちゃで全く意味が分からねえ
不足してきたなら無駄な事はしないで命中率でも射程でも安定してる既存品作って冒険はしないだろ
つーかCEPのズレが多少あってもこのレベルの爆弾だと衝撃波と熱波でどのみち4ぬ事になるから全く問題にならんだろ
わさわざ作ったというか、戦車とかでやってる、お得意のソ連時代の遺産の再整備品なのかなと。
FAB−3000自体はソ連のアフガニスタン侵攻時に使われている。
CEP10m程度だと言われてるから
残念ながら、精度はかなり良い
また、ボグダン氏のYouTubeによると
ロシアの空爆はクラスター弾頭が増えてて
迎撃に成功しても地上被害が増えてるとの事
この規模の領土の一時支配権を獲得する為に払う犠牲には大きい様に見える
防衛側のウクライナなら主権の為にやむを得ないにしても、野戦軍及びウクライナの完全制圧を図らなければならないロシア側の収支に見合わない様な犠牲を払ってるいる様に感じる
ウクライナ側が言うほどの犠牲出てないんじゃね?
ワグネルなんかと違ってロシアとしても温存しておきたい空挺主体なので無理な攻め方してないでしょ。
戦争だから損失はでるだろうけど、この正面で派手に撃退されて壊滅し予備が投入されてるの見たことない。
ロシア軍全体の損失のうち国外傭兵や国内異民族がどれだけの割合を占めているのか気になりますね。
個人的には国内傭兵(囚人兵やPMC)の割合も気になりますね。
ロシア側にとってウクライナの完全制圧は一番の理想でしかないので出来れば理想、自国安全保障が保たれる最低限の陸海エリア確保が出来れば目標達成でしょう。収支に見合わないかは先の話で少なくともロシアに手を出す事、ロシアの要望を軽んじればどうなるかを世界に知らしめる事が出来ただけはプラスでしょうね。
チャシブヤールもそうですが、アウディウカ方面からのT-0504遮断が成功してしまうのも様々に影響がありそうです。今のところ、そこまでは到達してないが、これからどうなるか·・・。
いつもの両翼進出の型を狙ってますね。北のカリーニン郊外の運河・道路迄到達出来るかでしょう。月初に一度進んだが退却した(威力偵察?)と聞いてましたが、本格侵攻開始でしょうか。先が高地になるのでチャシブヤール市街戦前の前哨戦になるかと。長い攻防戦の始まりですかね。
チャシブヤールの攻防は今の所はロシアが優勢に都市を包囲する様にいつも通りの進め方しているように見えるがどういった展開になるか注目しているが、現状ではチャシブヤールとクピャンスクがロシアが欲しいウクライナの要衝と言えるので、チャシブヤール攻防戦とクピャンスク攻防前のオスキル川東岸へのロシアの攻勢がどういう展開になるかでウクライナの稼げる時間が大分変わるのかなと思っているが時間軸の有利でいうと今の現状ではロシアのほうに長期戦の分がありそうなので、ウクライナは何かしら返す手がないとジリ貧になる可能性が大分高いのかなと思う次第。
ハルキウはいっそのことボルチャンシク捨てて川の南に下がり、ロシア側の緩衝地帯を許容して他の戦線に兵員割り振る等したほうが良い気がするが、ボルチャンシクを取り返す勢いでウクライナが攻勢しているのでウクライナは結構な賭けに出たなと思うがどうなるか注目しています。
もうジリ貧だからそんな“賭け”に出てるんじゃないの?
そうですね、このままではどうにもならないしすでにジリ貧なのでボルチャンシクに賭けの攻勢だとは思います。
クリンキーよりはまだ意味あるかもとは思いますがどいう展開になりますかね。
ウクライナは「政治的に」一切の撤退が許されないですから。
ましてや使える部隊はほぼ全て突っ込んでるハリコフ戦線で負けて撤退したら、もうウクライナに勝ち目が無い事の証明になりますので。
報道上の「数字」はまだ幾らでも調整できますから、実質的に兵士がいなく成ってロシア軍に押し流される形になるまではボルチャンシクからは動かないと思います。
とりあえず日本はウクライナ支援やめよう、馬鹿な日本の官房長官が制裁やるとか言ってるし。
そうですか。なら倍プッシュですね
本当にそれで良いのですか?
インド、中国、アゼルバイジャン、UAE、の企業に制裁を行う意味分かってます??
日本は間違いなく敵になりますよ??
そうなれば日本は完全に孤立し干上がります。
ウクライナなんてほっときましょう。
先進国を見ても、日本のように急速に貧乏になっている国(実質賃金・実効為替レート)は、あまりないでしょうからね。
モノが安く買えることに(デフレ・円高)、慣れた人が多いのかもしれません。
インフレは数値以上に激しいですが(ガソリン補助金・電気代補助金など)、上記各国から物が入らなくなれば、インフレの一層悪化により生活が苦しくなる人が続出しそうですね。
国相手の制裁じゃなくて、SDNリスト同様に制裁した個別企業(団体)の国籍がそれらの国だったってだけでして。
ロシアとベラルーシを除くと、6月21日に追加されたのは中華7団体、インド、カザフスタン、ウズベキスタンそれぞれ1団体の合計10団体。
いずれの国も別の団体が去年の時点で制裁済み。
UAE国籍の団体は今回追加はなかったけど、こちらも去年の時点で2団体が既に制裁対象になっている。
で、日本は孤立して干上がりましたかね?
あとアゼルバイジャンに関しては、いまだに制裁された団体はゼロ。
ロシアが小さいコストて成功すれば、中共も同様の動き強める要因になる。
現状、せっかくウクライナが抵抗してくれているのだから、適度に手助けしておく方が長期的には日本の支払うコストが少ないと思う。
いつになったら落ちるんだよと思ってたマリウポリやバフムト、アウディーイウカも落ちる時は一気に陥落したしな
ウクライナ軍の補給ルートはドニプロからポクロフスクへ、ポクロフスクからT-0504道路でコンスタンティノフカ、チャシブ・ヤール、ニューヨーク、トレツク、さらに北のセベルスク、クラマトリスク、スラビャンスク、リマンへと言うルート。またポクロフスクから南のクラホボを経由してウグレダールへと言うルート。ロシア軍はノヴォアレクサンドロフカを制圧しポクロフスク~コンスタンティノフカをつなぐT-0504道路まで7キロまで迫っている。またクラホボの隣のマクシミリアノフカに攻勢をかけ、クラホボまで7キロまで迫っている。既にロシア軍はウクライナ軍の東部前線と南部前線の内側に入っている。ロシア軍の戦略はポクロフスクから北と南へつなぐ補給ルートを絶ち、ポクロフスクから北と南のウクライナ軍を継戦不能にすること。それからT-0504道路とH20道路沿いに北上してニューヨーク、トレツクを大釜に入れ、コンスタンティノフカ、チャシブ・ヤール、セベルスク、クラマトリスク、スラビャンスク、リマンへと攻め上がっていく。南はクラホボの後、ウグレダールを落とす。またポクロフスクを落とした後、西へ行けばウクライナ軍の南部前線の補給ルートも絶て、ドニエプル川にも達する。ロシア軍は既にウクライナ軍に王手をかけている。(参照:WARNews247)