ウクライナ戦況

2024年とは異なる東部戦線の状況、如実にロシア軍の有効性が低下

ウクライナ人が運営する情報分析グループ=DEEP STATEは1日「東部戦線でロシア軍の有効性低下が続いている」「ロシア軍が昨年11月に前進した範囲と比較して領土損失は1/6に減少した」と報告し、現在の東部戦線はロシア軍に一方的にやられた2024年とは別の顔を見せている。

参考:За березень ворог окупував 133 кв км української території — це показник співставний з квітнем та червнем 2024 року
参考:Яка ціна квадратного кілометру в ОСУВ “Хортиця”?

前向きな兆候は失われた領土に関する統計以外にも現れているが、組織内の非効率なアプローチが一掃されたわけではない

DEEP STATEはウクライナ軍参謀本部のデータに基づいて「ヴェリカノボシルカ陥落後=1月25日以降、前線での衝突回数が減少している」と何度も言及、2月の衝突回数は1月の約半分(特にポクロウシク方面の衝突回数は1/3に減少)で、3月に入ると全体的に衝突回数が増加したものの「昨年の攻勢時」と比べれば少ない方で、この傾向はDEEP STATEとRYBARの報告回数や前線の動きにも如実に反映され、DEEP STATEは1日「ロシア軍の有効性低下が続いている」「ロシア軍が昨年11月に国内で前進した範囲と比較して領土損失は1/6に減少した」と報告した。

出典:DEEP STATE

“ウクライナ軍は以前として「大きな疲労感」と「敵の数的優位」に悩まされているが、その中でも敵の成功を最小限に留めることに成功した。さらにウクライナ軍は組織内の非効率なアプローチ改善でも結果を示しつつある。昨年11月のロシア軍は平均7.1回の攻撃で1平方kmの土地を奪うことが出来たが、一連の安定化措置を実施した12月には15.9回に、1月には15.7回に、陸軍司令官のドラパティ少将がホルティツィア作戦・戦略グループの司令官に着任した2月には17.1回に、そして攻撃が活性化された3月には36.4回までロシア軍の有効性が低下した。昨年11月と3月の衝突回数には約20%の差があるものの敵の成功は大幅に減少した”

“この前向きな兆候は失われた領土に関する統計以外にも現れているが、組織内の非効率なアプローチが一掃されたわけではない。まだまだ問題は沢山あるので解決には長い時間がかかると思うが、最も重要なのは前向きな変化が司令官の交代によってもたらされたという点だ”

出典:DEEP STATE

ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏は「ロシア軍の前進を止められない本当の原因は組織的な防衛作戦や部隊運用の欠如だ。火力やドローンの投入は限定的、EWシステムとドローンの運用にも相互性がなく、工兵支援も皆無なので歩兵に大きな損害が発生し、準備を整え足場を固める時間すらない。我々には効果的なシステムと組織が必要なのだ。さらに戦術レベルでも各指揮官らは『非現実的な任務を設定する司令部の無責任さ』『異なる部隊間での相互運用性のなさ』『統一された防衛計画や組織化の欠如』について言及している」と指摘したことがある。

DEEP STATEも「ウクライナ軍の有効性が低いのは前線の状況を顧みない、前線指揮官からの不都合な報告を見ようともしない、敵に奪われた陣地を取り戻せとしか命令しない、司令部や司令官のアプローチに問題がある」と批判してきたが、ホルティツィア作戦・戦略グループの司令官に着任したドラパティ少将は「各部隊の指揮官と信頼関係を築く方法、ドローンとEWシステムの相互運用性、批判的な意見に耳を傾ける真摯さ、部下に嘘をつかない態度、そして最も重要なのは下した命令に責任を負うことを知っている」と評価されており、東部戦線の状況も実際に改善しているため彼の手腕は本物なのだろう。

出典:Сухопутні війська ЗС України

ウクライナメディアやAP通信は「ロシアが停戦交渉の立場を強化するため数週間以内に新たな攻勢を複数方向(スームィ、ハルキウ、ザポリージャ)で始めるだろう」と報じ、3月下旬から両軍の衝突回数は大幅に増加し始め、DEEP STATEは衝突の激しさについて「2024年末レベル」と表現しているものの、DEEP STATEとRYBARが報告する前線ラインの変化は本当に僅かだ。

ウクライナ軍の改善された有効性は「2024年末レベルの衝突」が長期間続いても維持できるのか不明だが、現在の東部戦線はロシア軍に一方的にやられた2024年とは別の顔を見せている。

出典:Сухопутні війська ЗС України

因みにDEEP STATEとRYBARの報告は約2日分溜まっているものの「変化の度合い」が少なすぎるため、もう少し目に見える変化が大きくなってから更新する予定だ。

関連記事:膠着状態の前線、ロシア軍が数週間以内に新たな攻勢を始める可能性
関連記事:一方的でなくなった2025年の東部戦線、ウクライナ軍も黙っていない
関連記事:一方的でなくなった2025年の東部戦線、ウクライナ軍の連続した反撃が登場

 

※アイキャッチ画像の出典:93-тя ОМБр Холодний Яр

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コメント

  • コメント (44)

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    • たむごん
    • 2025年 4月 03日

    ウクライナの安定化策が成功したのか、クルスク攻勢にヒト・モノをとられ過ぎていたのか、ロシア軍の攻勢限界・物流再編中なのか、泥濘期なのか…

    分析がいろいろ興味深いですね。

    4月になり、泥濘期も終わりをむかえて、外交の影響もはっきりするでしょうから、ここからの動向にも注目したいと思います。

    34
      •    
      • 2025年 4月 03日

      季節性がある場合は、前年同月との比較じゃないと、あまり意味がない。
      前年同月と比べると、、、、

      4
      •   
      • 2025年 4月 03日

      季節性のあるものは、前年同月比じゃないとあまり意味がないんだよな。
      前年と比べると・・・・

      1
      •    
      • 2025年 4月 03日

      季節性がある場合は、前年度同月比じゃないと意味がないことが多い。
      前年同月比だと。

      なぜか、コメントが表示されないな。NGワードを含んでいるのか。メールアドレスの問題か。
      ちょっとテストを兼ねて投稿します。

      5
        • たむごん
        • 2025年 4月 04日

        歴史家の分析を待たなくてもいいため、情報の鮮度は極めて早くなったとは感じています。

        色々な要因が考えられるとき、すぐに見極めが難しいですよね。
        米軍の分析力・諜報力は、こういった時に重要なのだろうなと妄想しています。

        管理人様の生活面で、ご都合もあるでしょうし大丈夫と思いますよ。

        2
    • お家芸
    • 2025年 4月 03日

     もちろん、DSはロシア軍が3月におよそ460~470平方キロメートルの領土を解放したクルスクのことは都合良く省いた主張を展開している。

     前線に近い兵站拠点が不足していることが、ロシア軍の進軍を食い止めている一番の原因だと個人的に考えている。
     コトリネやシェフチェンコのロシア軍を支えてきたセリドヴォは前線から遠すぎる上、セリドヴォから西のルートには常にドローンの脅威がある。
    ポクロフスクを占領できれば補給事情をだいたい解決できるのだが、都市の三方に進出して撤退を強いるこれまでの戦術が補給不足で使えない。詰みかな?

    57
      • hoge
      • 2025年 4月 03日

      > DSはロシア軍が3月におよそ460~470平方キロメートルの領土を解放したクルスクのことは都合良く省いた主張を展開している。

      都合が良いと言うよりも「あまり意味が無い」だと思います。
      なんでかと言うと、昨年のロシア軍のブレイクスルーはアウディーイウカ攻略が契機だったからです。
      そのアウディーイウカ攻略は、2022年の外交失敗から大崩れ、バフムート決戦、ウクライナの反転攻勢……などの大きな出来事の後で、2023年の後半から2024年の初めまでまとまった戦力を投入して、やっと果たされたものです。

      それじゃあ今年のロシア軍にブレイクスルーはあるのかと言えば、やはりかなりの確率でクルスク奪還が引き金になって起こりそうで、つまり今年は東部ではなく北部戦線の動きに注目した方がよさそうなわけです。
      南部でも攻勢が……という声はありますが「既に起こっていること」に注目すればやはり今年は北部がホットスポットになりそうです。

      10
      • 無題
      • 2025年 4月 03日

      戦闘回数が少ない。2025年1月~3月取った領土が少ないのは、事実だろうけど。

      戦闘回数が少なくても、領土を取れる可能性はあるが。
      戦闘回数が多くても、領土を取れないこともある。

      現状、ロシアが問題を抱えている。ウクライナが上手にやっているかは微妙だな。
      季節性がある場合は、前年同月比と比べるものなんだけど。
      どうなんだろう。

      PS コメントを投稿できないな。NGワードか?

      6
    • reon
    • 2025年 4月 03日

    クルスクを省いた意味が無い記事
    余り詳しく無い西側市民に対するプロパガンダ

    57
      • あああ
      • 2025年 4月 03日

      東部線線でロシアが上手くいっていないという事実にプロパガンダもクソくもないだろ?

      ウクライナざまーがやりたいだけならよそ行きな

      124
        •  
        • 2025年 4月 03日

        クルスクの戦力を東部に回しただけだろ

        14
          • 無学なソフィスト
          • 2025年 4月 03日

          ウクライナが東部へ再配置しただけで説明がつくのなら、ロシアは2024年並みの速度で北東部で攻勢を掛けられるはず
          しかし現状を見る限り北東部でも再度膠着が始まっているのだから、やはり別の要因が存在すると考えるべき

          21
            •  
            • 2025年 4月 03日

            もちろん別の要因が存在する
            まず森林地帯の北東部国境地帯は防御有利で東部戦線のような前進は期待できない点
            それと無視できない点として、ウクライナ軍が3月初頭に東部で開始した攻勢の影響がある
            この攻勢はロシア軍に打撃を与えたもののクルスク戦線の崩壊の影響もあり目標を達成出来ないまま停止しており、現在はその残存戦力が東部の前線に安定化をもたらしている状態だ
            反転攻勢の失敗以来再建された攻勢用戦力が前線に投入されて高い戦闘効率を発揮しているのは当然のことであり、それを数週間前に交代された指揮官の手腕と短絡的に結びつけるのはこの状態がずっと維持されるという無根拠な期待の転化にすぎない
            反転攻勢の時にそうであったようにロシア軍は伝統的に敵の攻勢に対して積極的な反撃を行い、敵戦力の拘束と消耗を強いて主導権を奪い返しにくる
            現在は再建戦力の投入によって一時的にウクライナ側に傾いた天秤が再びロシア側に戻りつつある過渡期にすぎない

            17
      • 冷静に
      • 2025年 4月 03日

      もうプロパガンダに毒され過ぎてロシア軍が常に勝ってるって情報以外は受け入れられない感じですね。

      戦争は勝ったり負けたりのシーソーゲームで、もしプロパガンダ通りのロシア軍の圧勝、ウクライナ軍の惨敗続きなら戦争は随分前に終わってるよ。

      65
        • 通りすがりA
        • 2025年 4月 03日

        >もうプロパガンダに毒され過ぎてロシア軍が常に勝ってるって情報以外は受け入れられない感じですね。
        これが、2023年頃は「もうプロパガンダに毒され過ぎてウクライナ軍が常に勝ってるって情報以外は受け入れられない感じですね。」になってただけだから、あらゆる意味でどっちもどっち。
        ウクライナが改善したと主張している、事実ならそれは良いことだ。少なくとも改善されないよりはよほど良い。悪いケースは、一部の事実を誇張していたり、ロシア側の都合で前進していなかっただけのものを、ウクライナの改善成果と発表した場合。実際がどうであるかは、今後の戦況と外交交渉の動きを見ていれば、答え合わせは出来る。

        42
        • 無学なソフィスト
        • 2025年 4月 03日

        ここを親露扱いしていたウクライナ応援団と同様に、それを批判していた人たちの一部もまた結局根っこは同じのロシア応援団だったよね
        調子がいい時に中立的な事を言う事は誰にでも出来るのでロシアが優勢の時は中立的な人と区別が付かなかったが、
        こうした事実が出てくるとある程度区別が付くようになる

        27
          • ノーテイスト
          • 2025年 4月 03日

          「ウクライナざまぁ」や特に親露ではありませんが、超絶絶対悪・全生命の敵のアメリカ合衆国と、その戦争・世界戦略をアシストする存在が地獄の一番底に堕ちて永遠に最大の苦痛を受け続ける様に毎日呪詛しています。

          8
            • 通りすがり
            • 2025年 4月 03日

            何かあったんですか…負の雰囲気が溢れていて心配です

            15
            • 無学なソフィスト
            • 2025年 4月 04日

            どれほどの怒りか知りませんが、正直困惑しています
            というかこのコメントを書いた人の呪詛が私に向かっているような
            一応言っておきますが、藁人形や蠱毒程度では私は倒せませんよ

            6
        • 同意
        • 2025年 4月 03日

        シーソーしながらどちらに傾くかですよね。いずれの応援団も常勝はありえないこと斟酌して頂きたい。

        19
      • 特盛
      • 2025年 4月 04日

      普段からここの記事読んでたらプロパガンダとか言わないはずなんだがなぁ

      4
    • 赤狐
    • 2025年 4月 03日

    クルスクに戦力を多めに配分したのでそちらが大体落ち着いた今は休息と再編成中。
    トランプ側からあまり攻撃しないでくれと言われているのでクルスク以外はそこは一応守っている。
    南部とかにもちょこちょこ手を出しているのでそちらにも予備部隊を出している。だから東部では静かにしてる。
    どれでしょうかね。

    可能性が高いのはトランプ側との交渉がどういう形でも着地点が見えるまではのんびり再編成しつつ休ませているって事かなと思います。
    やる気が無くなったかというとそれは動員増やした事で覆されていると思うので。
    トランプがロシアに対する制裁を発動する事が確実になったらそこで兵を動かしてもいい訳ですよ。「この話は無しだって宣告してきたのは米国です」って事で。

    47
      • kitty
      • 2025年 4月 03日

      最前線でも世界情勢がスマホで見られる時代、誰がロシア兵でも、この局面で無理攻めして、死にたくはないわな…。

      26
        • 納豆兵
        • 2025年 4月 03日

        ウクライナ兵でも死にたくないわ…

        25
    • 匿名希望
    • 2025年 4月 03日

    まだロシア軍の再攻勢の全貌が見えない&ドラパティ少将が着任して一ヶ月かそこらで判断するのは時期尚早ですが
    本当に長期間戦線の安定化が可能ならやっと本物の停戦交渉が始まるかも知れませんね
    勿論領土を握っているロシアが優位であることは変わらず現段階ではまだ遠い見通しですが…

    24
    • ののの
    • 2025年 4月 03日

    大変喜ばしいことでこれぞ見たかった記事。ウクライナ頑張れ超頑張れ
    ただ、もしクルスクで馬鹿やってないでちゃんと東部に集中してたら、半年くらい早くこのニュースが見れたのかなとも思ってしまい、なんか悲しくなる。

    14
      • 納豆兵
      • 2025年 4月 03日

      とにかくウクライナ軍は頑張って現状維持して貰わなないとな。
      問題は于政府や于軍上層がまたクルスクみたいに無意味な攻勢を考えてなければ良いんだが…

      9
      • ras
      • 2025年 4月 03日

      まあ上の表を見れば9月のクルスク攻勢のための決壊ですからね…
      実際防御陣地を捨てるような状況=配備計画が改善されれば、Rybarらが積極的防衛も得意な訓練されたウクライナ軍は脆弱じゃないと何度も警告していた通りこの膠着化は当然なのでしょう。

      1
        • ras
        • 2025年 4月 03日

        訂正 *まあ上の表を見れば9月のクルスク攻勢のための決壊と一目でわかりますからね…

        1
    • 名無し
    • 2025年 4月 03日

    あんだけ長期間攻勢を続けていたりクルスクに戦力を回したりしたんだからそりゃあ休養なり再編なり必要になって低調になるだろう
    ウクライナはこの状況に胡座をかいていたら軍事的もしくは政治的にまた煮え湯を飲まされることは間違いない

    29
    • DEEPBLUE
    • 2025年 4月 03日

    それでもこれまで奪われた土地を取り戻せるほど圧倒的な訳じゃないんですよね・・・。クルスクが悔やまれる。

    9
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2025年 4月 03日

    アウディーイウカ陥落(2024年02月)以降がスッカスカの防衛線を突破されまくるという異常事態だっただけで、本来はそんなに全線が動いて都市がいくつも占領されるのがおかしかったのですよ
    ドネツク方面、主にポクロウシクでウクライナ軍が持ち直しているのも事実ですが、むしろ後方の要塞線構築が間に合ったラインまで下がりきってしまったとも言えるのです。もうすぐ後ろはドニプロペトロウシク州ですし
    果たしてロシア軍が装甲車両も兵員も使い切ったというのが本当なのか、ウクライナ軍が再編を経て勝てるだけの力を身に着けたのかはもうしばらくしないと分からないと思います

    32
    • 通りすがりA
    • 2025年 4月 03日

    個人的にウクライナが抱える最大のリスクは、成果を出したドラパティ少将が、第二のザルジニー総司令官となって更迭されることだと思う。ゼレンスキー政権ならば、やりかねないと思っている。

    26
    • ゴモラ
    • 2025年 4月 03日

    コメント欄今日はいつもに増して殺伐としているね。結局どういう事になってるの?ロシア軍は本当に減速しているの?本当として、それはロシア軍の本隊がクルスクに行ったからではなく、ウクライナ軍の働きのお陰なの?

    8
      •  
      • 2025年 4月 03日

      ウクライナ軍のおかげだよ
      クルスクのロシア軍は東部で戦ってた部隊とは違う
      ただ司令官交代によっていきなりウクライナ軍が強くなったなんていう都合のいい話はなく、反転攻勢以来再建された戦力が全力投入されてるだけ

      11
      • hoge
      • 2025年 4月 03日

      空軍の動きを見ればわかりやすいと思う。
      今、優先度が一番高くなってるのはスームィとベルゴロド。
      東部は優先度が下がってる。

      ちなみに「このままだとウクライナは今年中に北部で予備戦力を使い果たす」という指摘がウクライナ国内からも出てきている。
      スームィ・ベルゴロドの戦いは太平洋戦争で言えばマリアナ沖海戦くらいの段階だろうか。

      24
    • 追剥強盗武士の手習い
    • 2025年 4月 03日

    ロシア軍の停滞。これはあるだろうな。
    その理由として、補給の限界がきて厳しくなった。その場合、ウクライナ軍が攻撃に出れば、もっと追い散らされるだろし、泥濘関係なさそうなトレツクとチャシブヤールでもっと動きがあれば、ロシア軍の補給が厳しくなっているのだろうけど。
    どちらかというと、衝突回数が少なくなっていることから、ウクライナ軍もロシア軍も自重しているのでは。そして、新しい攻勢の準備に入っているのではないのか。
    ただ、ドローンと電子の戦いになってきているから、突破口の開き方だな。新しい戦術があるのか、古い戦術を復活するのか。
    ロシア軍もトップは無能だが、将軍連は、前線送りで死ぬよりは、と必死に、新しい戦術を考えるのでは。
    ところで、パイプラインを使って相手の陣地内へ侵入するようなトンネル作戦は、中国人や北朝鮮人のお家芸では。そういえば、群狼型ドローンのシャヘドは、イラン製だし。ロシアに協力する国がまた何か新しい戦術を持ち込むのかな。

    2
    • paxai
    • 2025年 4月 03日

    ドラパティ少将の有能さ・・・はそこまで評価してないが別に彼も一方面の担当でしかなく他の方面には影響力は殆ど持ってないはず。
    クルスクでの奪還は見事だったが米軍事支援の効き目が低下してる事を思うと東部でももう少し大きな前進はあってもいいのでは?とは思ってます。
    1滑空爆弾対する妨害 2戦闘車両の質 3ドローンの質     3はルビコンに改善の兆しが見える 1fighter_bomberの改善案が妥当案に見えるが現時点で動いてる様子は無し  2が一番深刻に見えますしこれが改善されないと支配範囲拡大という点で苦労し続けると思います。

    3
    • 朴秀
    • 2025年 4月 03日

    攻勢を食い止めたのは結構なんですが
    なんで最初からこの将軍を使わなかったんですか?

    6
    • nk
    • 2025年 4月 03日

    ロシアの東部攻勢止まったのは様々な要因があり皆さんが上げている要因全て当てはまり割合の問題だと思うけど、3ヶ月後にどんな状況か推測すると結局はロシアが各戦線で地道に進軍しているんだろうなと思うかな。
    特に南部の戦線がウクライナの側人員不足でロシアが大きく進軍しそうな気している。

    21
    • ras
    • 2025年 4月 03日

    司令官は本来分不相応な階級でして。
    それよりもそもそも一ヶ月でそれが現れるわけがなく、他の方も言っている通り軍の再建と効果的な量の投入が前もって進められてきて今顕在化しているだけだと思います。
    指揮系統の改善もあるとすればそれは「無能で滞る業務が排除した結果改善された」です。
    まあ前に書きましたがウクライナに必要なのはトロツキーのような扇動的英雄で、現場派の英雄指揮官が来た結果で士気が回復したとかはあるかもしれません。

    10
    • 2025年 4月 03日

    ここ最近はクルスク奪還に力点が移っていたし、音沙汰が無かったザポリージャでも久々に前進したみたいだしな。力点が東部に戻った時どうなるかな。

    10
    • 伊怜
    • 2025年 4月 04日

    年明け〜春先に沈静化して5月に活発化するのは状況とか関係なくていつもの流れなのでは…?

    4
    • てすと
    • 2025年 4月 05日

    クルスクガーって言ってる人いますが
    東部や南部で勝てるんならクルスク攻勢自体してないんですよ
    軍事的に無価値なクルスク攻勢を選択した時点で正攻法では勝てないということなんです

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