動員法改正案に盛り込まれた「復員規定」は軍の要請で削除され、ウクライナ国防省は兵士の不満が高まったことを受け「動員解除に関する法案作業が12月18日まで完了する」と発表したが、最終的に「法案は準備されているものの交代要員がいないので提出できない」という茶番で終わった。
参考:Міноборони просить відтермінувати підготовку законопроєкту про демобілізацію до 18 березня
動員解除を巡る政府や軍の茶番、主張と義務が一致しない社会の態度、誰も勝利への責任に向き合わない
ウクライナでは18歳~60歳の男性は戒厳令によって出国が禁止されており、動員法に基づいて25歳(2024年4月までには27歳)から60歳までの男性が強制的に動員され、25歳以下の男性、60歳までの女性も契約を通じた自発的入隊が可能なものの、動員法に基づく強制的動員には「服務期間」が定められていないため「実質的な無期限動員」と呼ばれており、契約を通じた自発的入隊も戒厳令によって「契約満了による除隊」が認められておらず、どのアプローチで軍に参加しても戒厳令解除まで復員が望めない状況だ。

出典:Чіткі терміни служби
そのため兵士の親族らが「他の人間が戦争に行く時が来た」「勝利の責任(負担)は平等であるべきだ」「軍人にも家族がいる」「1人だけで戦争に勝つことはできない」と訴え、ゼレンスキー大統領も復員を指示し、政府が提出した動員法改正案には当初「動員から36ヶ月間が経過した兵士を交代させる復員規定」が盛り込まれていたが、この規定はウメロフ国防相やシルスキー総司令官の要請で削除され、最高議会は「交代と動員を直接関連づけた新しい法律を8ヶ月以内に作成しろ」と国防省に義務付けていたものの、戦況悪化に伴い復員規定は有耶無耶にされてしまう。
ステファンチュク議長は6月「私は戦時中に復員を行うような国を知らない。唯一の例は1919年のウクライナ人民共和国だけだ。そして1919年に何が起ったかを説明する必要はないだろう。私にとって中央ラーダの過ちを繰り返さないことが非常に重要だ」と言及し、元々増加傾向だった脱走に拍車がかかり、ウクライナ人兵士のセルヒー・フネズディロフ氏(24歳)も部隊から脱走した事実を公表し「戦いに疲れ果てた兵士を新兵で交換すべきだ」と訴えた。

出典:Сергій Гнезділов New York Timesの取材に応じたウクライナ人脱走兵
フネズディロフ氏の行動はウクライナメディアだけでなくNew York Timesを含む海外メディアも取り上げ、国防省も交代の必要性に再び注目が集まったため「動員解除の手続きと条件を定めた法案の作業が12月18日までに完了する」と唐突に発表したが、今月20日「動員解除の条件や手順を定めた法案の準備は整っているが、交代要員を確保できるまで法案を議会に提出するのは不可能だ。これを今直ぐ提出すれば国家の喪失に繋がる」と説明し、議会に対して「法案作成の期限を2025年3月18日まで延期してほしい」と要請。
ウクライナ参謀本部も「動員解除の条件や手順を定めた法案が今直ぐ施行された場合、除隊の権利を獲得する軍人の数は10.8万人(内1.4万人が将校)になり、彼らが一斉に除隊すれば戦闘部隊の人員は大きく減少する」と主張したが、前線部隊のニーズを満たす補充兵の供給すらままならない状況で「約10万人の交代要員を確保する」など不可能に近く、兵士や親族が要求する「動員解除」は絵に書いた餅でしかない。

出典:24 ОМБр імені короля Данила
ウクライナ社会は「領土や安全保障に関して譲歩できない」という意見が多いものの、次はあなたの番だと言われると「人権侵害だ」と言って法律で定められた義務に応じず、大多数の意見に必要な犠牲を一部の人々に押し付けている格好だ。
政府や軍も改正動員法を成立させるため「復員法案を作成する」と約束したが、改正動員法が発効すると「動員解除は無理」だと手のひらを返し、兵士の不満が高まると「期日までに法案の作業が終わる」と唐突に発表してみたものの結局「交代要員を確保できるまで法案提出は無理」と言い出す始末で、誰も勝利の責任(負担)について真剣に向き合おうとしていない。

出典:Президента России
勿論、好き好んで戦争に行きたいと思う人はいないと思うが、犠牲を支払ってでも「ウクライナが望む形の停戦」を追求するのか、もう犠牲は沢山なので「領土や安全保障での譲歩」を受け入れるのか、主張と行動を一致させる時期が来ているのだろう。
国際的な「プーチンの侵略を成功させてはいなけない」という世論も理解できるが、命を捧げるだけの価値があるという正義や大義は「流す血の量」によって「命より重要なものはない」と変化することが多く、特に実現しないものに対しては尚更だろう。
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
>命を捧げるだけの価値があるという正義や大義は「流す血の量」によって「命より重要なものはない」と変化することが多く、特に実現しないものに対しては尚更だろう。
正義や大義も宗教やイデオロギーと同じく人間の想像力が源ですからね
ナチズム然り、共産主義然り
その遥か前で言うと聖地回復運動なんかもそうですが、『本当にここまで犠牲を払う価値あるの?こんなスローガンに』って段々と現実へと引き戻されていくのを繰り返しているのが人類の歴史のように思えます
それらの点も含め、2024年8月の段階でのクルスク侵攻は政治イデオロギー的にも悪手だったと思います。
ドンバスの独立紛争への介入の目的に、「NATOの東方進出を防ぐための国家防衛戦争だ」という“大義”をプーチン政権は自国民向けにも掲げていたわけですが(西側目線では侵略の欺瞞)、NATOから大量の兵器を供与されたウクライナ兵が国際連合も認めるロシア領に乗り込んだことで、大義に現実が追い付き、防衛論の根拠が補強されてしまった。
ドンバスの戦いが長引けば、徐々にロシア国内でも厭戦気分や軍拡への反対論は高まっていたでしょうが、クルスク侵攻によってそれらは雲散霧消してしまった。ウクライナの戦争継続の士気を高めるための演出作戦は、ロシアの戦争継続の士気をより高める結果に。そして今、元々国力に劣るウクライナは兵士がいないという現実に追いつかれ、領土奪還という大義が翳っている。
外国人戦闘員がクルスク州での戦闘で捕虜になっていたり、この戦争は最早ほぼ『北方十字軍』の様相を呈していると思います
内輪揉めで完全にグダついたりする辺りも美しく前例を踏襲してますね
ただ、その理論的・思想的根拠はボロボロになっています(自分達の行動で)
西欧人はロシアへ十字軍を起こすのがクセにでもなっているんでしょうかね、前大戦でのスターリングラード攻防戦なんかは侵攻軍の陣容的にはほぼ、って感じでしたし
その前のナポレオン戦争も然りです
であればもう細かい部分を考慮するまでも無く、今回も結末は決まっています
北方十字軍を叩き潰したアレクサンドル・ネフスキーはロシア最大の英雄となりました。(Имя Россияという2008年に行われたロシア人が自国の英雄を選ぶ企画で一位になっている)
今回の戦争、ロシア人にとってはウクライナではなく西側との間に起こっているそれに指導者として勝利するであろうプーチン大統領はロシア人からどのように記憶されるのでしょうかね。順当にいけばロシア最大の偉人の一人になりそうですが。
北方十字軍はドイツ人直々乗り込んできたのに対して今回は同胞(ウクライナ人)をそそのかしてポケモンにしてる分余計にタチが悪いですね。
カザンへのドローン攻撃も同様ですね。
プーチン激おこ以外の効果はまったくないのに。
もちろんロシアも民間施設を攻撃しまくりなので道義的にどうこうという問題ではありませんが実利的に無意味。
また脱走が増えるでしょう。
もう逃げるしかないですよね。
過酷な前線で耐えて、ポケットに取り残されて戦い続けても、除隊に期待できないわけですから…
18歳以上徴兵のルートがまだ残っています。
脱走兵が増えさらに戦線が不利になればアメリカからの要求を断れないでしょう。
トランプがあっさり援助引き下げしてウクライナがほぼ降伏するルートもありますがね。
>「法案作成の期限を2025年3月18日まで延期してほしい」
つまりは、汚職委員たちの夜逃げ亡命の準備が整うまで国民は黙って待っていろと。あるいは、汚職利権をドル化し、スイス銀行に振り込むまでの期間か。
2014年のドンバス戦争当時から、マイダンクーデター政権のいう「大義」とやらは国民の支持は薄く、予備役に動員をかけても応召する者は少なく、最後には2割台だったと言いますし、戦場に行っても装備を置いて逃げること、果ては部隊ごと寝返る例もママあったとか。また、ゼレンスキー大統領は75%の得票率で当選しましたがその公約は”ミンスク合意の履行で平和を取り戻す”でした。つまるところ、10年前の最初から大方のウク民はこの一連の戦いに大義を見出さずやる気なんてなかったというのが実相です。”ドンバスもクリミアも独立したいならしちゃえばぁ~。何なら俺も一緒に年金倍の世界に連れて行って欲しいものだ”というのがウク民の大勢なわけで。だからこそ、ガチナチ一派はクーデターとテロ、強権にプロパガンダで強引にウク民を引っ張ってきたと。”世論調査”なんてバンコバの鉛筆舐め舐めのプロパガンダなんですから重心を掛けても仕方がない。大方のウク民にとってはこの10年の戦争は米欧を含む偉い人が勝手に作った戦争に過ぎず、わーくに同様、敗けた方がマシまであるんですから、建前では”聖戦完遂”と口を合わせても本音で動員から逃げ回るのは残当ですよ。
ベトナム戦争やアフガン戦争と違って、ゲーリングが言う通り※の”平民には損しかない国の偉い人のご都合の戦争”に過ぎません。
※「もちろん、一般市民は戦争を望んでいない。貧しい農民にとって、戦争から得られる最善の結果といえば、自分の農場に五体満足で戻ることなのだから、わざわざ自分の命を危険に晒したいと考えるはずがない。当然、普通の市民は戦争が嫌いだ。
しかし、結局、政策を決定するのは国の指導者達であり、国民をそれに巻き込むのは、民主主義だろうと、ファシスト的独裁制だろうと、議会制だろうと共産主義的独裁制だろうと、常に簡単なことだ。
国民は常に指導者たちの意のままになるものだ。とても単純だ。
自分達が外国から攻撃されていると説明するだけでいい。そして、平和主義者については、彼らは愛国心がなく国家を危険に晒す人々だと公然と非難すればいいだけのことだ。
この方法はどの国でも同じように通用するものだ。」
現在のウクライナ政府および軍の態度は、戦争を続ける国家としての覚悟を欠いていると言わざるを得ない。戦争の本質は厳然たる現実であり、犠牲なくして勝利はあり得ないという基本的な原則に向き合わなければならない。勝利を目指すには、全ての市民が自らの責任を果たし、戦争という厳しい現実に立ち向かう覚悟が求められる。「自分の番ではない」と逃げるのではなく、「自分が勝利を支える柱となる」という意志を持たなければならないのだ。
ウクライナ政府もまた、戦争指導の責任を果たしているとは言い難い。動員年齢を25歳ではなく18歳まで引き下げ、国全体が戦争に動員される態勢を整えるべきである。戦時において「交代がいない」という理由で行動を停止することは、国家防衛の放棄を意味する。それでは、ロシアに打ち勝つどころか、敵の侵攻を許し、国家の未来そのものを失うことになる。
復員の問題も同様だ。兵士たちが疲弊しているのは確かに事実だが、それは戦争という極限状態では当然のことであり、そこに「疲れたから帰りたい」という甘えが許される余地はない。もし復員を許せば、戦闘部隊の崩壊は避けられず、ウクライナの防衛は瓦解するだろう。歴史を振り返れば、国家の存亡を賭けた戦争においては、全ての国民がその犠牲を共有してきた。ウクライナが例外である理由はどこにもない。
ウクライナの指導者たちは、国民に対して戦争の現実と覚悟を明確に伝えなければならない。「ロシアに打ち勝つためには犠牲が必要だ」というメッセージを国全体に浸透させ、戦う覚悟を持たせることが、今まさに求められている。NATOは全面的にウクライナを支援しているが、最終的な勝利を掴むのはウクライナ自身である。そのためには、全ての国民が立ち上がり、自分の役割を果たす必要がある。これを怠れば、勝利どころか、国家そのものを失う危機に直面することになるだろう。ロシアの侵略を退け、ウクライナの未来を守るために、今こそ全てのウクライナ人が一致団結し、戦場でその決意を示すべき時だ。
面白い意見です。
そんな人達をネオコンさんは求めてるんでしょうね。
背筋がゾっとなるような怪文書ですね
純粋に気持ち悪いです
こうやって我々日本国民も
自衛隊が1機ドローンを飛ばせば100機を飛ばし返し
1発大砲を打てば1000発返ってくるような戦場に10年後に送られ
自分の子供のような年頃の自衛隊の隊長の部下として死を強要されるのです。
そうなったら、ドローンを国会議事堂と首相官邸に飛ばす輩が出そう。安倍元首相が殺されたように、首相暗殺は我が国の伝統的歴史でもある。大久保利通、伊藤博文、原敬、犬養毅。6人目は誰か。
伊藤博文は韓国あたりから物言いがつきます
>ロシアの侵略を退け、ウクライナの未来を守るために、今こそ全てのウクライナ人が一致団結し、戦場でその決意を示すべき時だ。
そもそも、ドネツクとルガンスク人民共和国の“分離独立紛争”から始まっているのに、「全てのウクライナ人が一致団結」は前提条件がおかしい。アウディーイウカの戦いなどは、ウクライナ兵とドネツク人民共和国の兵士が最も激しく殺し合った。貴方の頭の中では、クリミアやドンバスのロシア系住民はこの世に存在しないのですか? 貴方の主張が実現すれば、彼らはガザの二の舞いになって、欧米の兵器で虐殺されてしまいます。
核心を見逃している。ドンバスやクリミアのロシア系住民の存在を無視しているという主張は、現実を正しく把握していない。
国民というのは、同じ国家の法と秩序に従う意思を持つ者を指す。国家の領土を侵略し、銃を向けてくる者たちは、もはや国民ではない。彼らはロシアに煽動され、武器を取った過激な分離主義者であり、テロリストに他ならない。
アウディーイウカでのドネツク人民共和国の兵士は、自らの意思で銃を取り、ウクライナの国家主権を侵害した存在だ。ロシアからの資金や武器支援を受け、国家を分断しようとする行為は、国民ではなく、反逆者と見なされるべきである。もしそれを「国民」として扱うならば、国家という枠組み自体が成り立たなくなる。
また、彼らがロシアに煽動されている点を見過ごしてはいけない。ロシアはプロパガンダと秘密工作を駆使してドンバスの住民を武装化させ、紛争を意図的に長期化させている。その目的は、ウクライナの主権を揺るがし、国家としての一体性を崩壊させることにある。彼らはロシアの戦略的な駒として利用される過激派でもある。
「全てのウクライナ人が一致団結」という主張は、国民という定義をきちんと理解している者にとって自然な帰結だ。国を守る意思を持ち、法に従う者が国民であり、武器を取って国家を裏切る者たちに対しては、断固として排除するしかない。彼らが欧米の兵器で倒されるというのも国家防衛の一環だ。侵略者を排除する行為を混同してはならない。
彼らがガザの二の舞いになるというのは、ロシアのプロパガンダに乗せられた一方的な視点だ。ウクライナが行っているのは、自国の存亡をかけた防衛戦であり、侵略を受けている側の権利である。この現実を無視し、侵略者に妥協を強いるような考えは、ロシアのさらなる侵略を助長するだけであり、平和への道を閉ざす行為でしかない。
関係性を理解していないのはAIだからじゃない?何を考えているのか全く不明ですが自動生成で意思のないコメント投下してる人がいるんですよね。
なんかAIがまた出てきましたね。
定期便になったのかな?
「ウクライナの国家と未来」のために「犠牲」が必要という文章にこんなに尾ひれが必要だとは。
そもそも個人にとって、国家とその未来に自分を差し出す価値があるのかってことが問われているわけで、なんかベクトルが頓珍漢な方向に向いてますね。
大昔、土地と自分の生存が不可分だった頃には、土地のために戦わないという選択肢は、そのまま死を意味していたので必死に戦ったであろうとは思いますが、土地の縛りもなくそれなりに頑張れば他所の国で幸せになれるかもしれない今の時代では、そんなロジックのために自分の命を投げ出すなんてナンセンスだなって、ちょっと自分の身に置き換えてみたら分かると思うんですがね。
この文章の正しさなんて言うまでも無くないんだが…
今の悲惨な戦況下でもロシアに譲歩せず戦って戦況を変えたいと本気で言ってるのなら、具体的に言い換えればこの怪文章と変わらんよね。
序盤の停戦交渉を跳ね除け、警告された兵器の使用なども敵陣地へ積極的に行い、ロシア領へ攻め入ったと喜んでいた以上何を言われても反論できない状況を自分達で作り上げた割には敗戦国になるのは嫌だと目をそらしてる。
勝利への責任というか敗戦への責任を取るべきゼレンスキーの言動が感謝は禄にせず、支援くれた国を足りないと責めてるあたりでウクライナはこういった人の集まりだと思うようになった。
素晴らしいご意見ですね
ウクライナ国民も大多数が賛成してくれることでしょう
(ただし自分が戦場に行く場合は除く)
誰だって死にたくないし、好き好んで戦場に行きたくないのは分かるけど、譲歩や妥協して停戦をせず継戦をするなら、継戦能力を維持する為に今徴兵されてない人々もその対象になって戦場へ行くしかないですよね。
それが嫌だからと拒否して何も決められず時間が過ぎていくと、戦場がどんどんと近づいて来ると思いますけど。
しかし国際的な「プーチンの侵略を成功させてはいなけない」というのはわかりますけど、去年のアゼルバイジャンや現在進行でのイスラエルのシリアの侵略とかが成功してるのを放置してるのが気になるんですよね。
イスラエルとかやってることロシアと変わらないというか、ガザのジェノサイドとか考えたらロシア以上にあれですし。
西側的基準によればロシアの侵略は悪い侵略であり、イスラエルの侵略は綺麗な侵略なので同列に扱うこと自体が間違っているということでしょう。
国際世論は西側が牛耳ってますし、正義か悪かを決めるのもまた西側なのです。
なんかトランプもカナダはアメリカの51番目の州になるべきだって言ってみたりパナマ運河はアメリカの物だって言ってみたりグリーンランドを寄越せって言ってみたり暴走してますね
来年以降の国際情勢はどうなることやら…
そんなんだからダブルスタンダードと言われて、グローバルサウスから距離を置かれることになったんだろうに!
動員に関してはどうするにしろ、ゼレンスキーは戦時のトップなので自分で判断して決めて、国民に説明しなければならないと思う。
それなのにゼレンスキーは人気取りになることだけを言って、辻褄合わせは閣僚や部下の責任にしているように見える。
>国際的な「プーチンの侵略を成功させてはいなけない」という世論
そういう人達はロシア軍はバイクすら枯渇したのでセダンで突撃し、70万人戦死して栄養失調の北朝鮮兵に頼って崩壊寸前だから西側が出し惜しみせず支援すればもう一押しで勝てると思ってるんだよな。
「ウクライナ国境管理局によると、22日のわずか1日で15万人もの市民が国境を越えた。」
「国境管理局によると、12月19日時点で年内に出国した人の数は320万人を超えるとのこと。5万5000人近くの市民が出国を認められなかったが、その大半は動員対象の男性だという」
こういったニュースを見かけましたし、既に一部のウクライナ人以外は戦争継続には後ろ向きな考えしかもてないでいるのかもしれませんね。以前のように「ロシアに勝てる見込みがある」状態ならまだしも政府がどれだけ隠しても、他国の本格的軍事支援は有り得ず、勝つための具体的な戦略も提示されない状態での徴兵など未来ある若い世代からしたら受け入れがたいのでしょう。
戦況図を見に行ってたら国外脱出について言及してました
どうも、徴兵年齢引き下げが近い内に可決されるからと
ゼレンスキー氏は形振り構わずにロシアとの戦争を継続させたいみたいで
ロシアの輸送船が破壊されてるのも、ウクライナが関与してるのが
高そうですね
そのせいでクリスマスにインフラ攻撃があったのかな?
ふむ、それでは動員年齢の下限を18歳まで下げて交代要員を確保すれば良いではないか
これは冗談だけどリソースも時間も有限なんだからアレもしたいコレもしたいと駄々こねてる場合じゃないと思うのだが
なければないでハンガリーやスロバキアに癇癪起こしてないで相応の身の振り方を考えないと駄目でしょう
来年ジリ貧になりますが、このまま継戦するんですかね?
支持基盤に配慮しすぎて、国家に尽くして前線で汗をかいた人が損する仕組みになっています。
ゼレンスキー大統領・ウクライナ最高会議は、選挙をやっていないわけですが、もう支持基盤に強くでれないでしょう。
日本でも、多数派の高齢者が得をして・現役世代が損をする政策は頑なに守られます。
ウクライナだけではなく、支持基盤に配慮するのは構造的な問題ですから、早急な解決は期待できません。
仮に終戦交渉開始されたとて、なんだかんだで来年は継戦するのではないでしょうか。ウクライナ軍がまだある程度の戦力残している段階ではお互いに譲歩出来ないと思うので徹底的に国家に尽くして前線で汗をかく人間を潰し終わったらロシア案強制的に飲む形で再来年以降に終戦ではと思いますが本来そうなる前にロシア案飲むのが一番マシだと思いますが、そうはいかないのは人間社会の難しい所かと思います。
太平洋戦争の命題で、1945年に最も被害が大きかったため、なぜ早期降伏しなかったのか批判的に語られることが多いと思います。
ウクライナ戦争を見ていると、人間社会の難しい点は仰る通りで、戦力を残していては難しいのでしょうね。
横から失礼します。
太平洋戦争が出ましたが、先般の大戦でも負け戦だと誰もが分かっていたにもかかわらず、継戦に固執したグループがいましたが、今のウクライナもどんなロジックがあるのかは分かりませんが、同じような感じなのかもですね。
なまじ使える戦力があるからこうなるのだとしたら、そういう戦いを前提とした土俵を2023年の段階で用意したプーチンに軍配ですね。。。
ユーゴスラビアみたいに分割、分裂して地盤のクリヴィーリフ国の大統領をやるワンチャン狙いかもよ。
ウクライナは周囲に友好国がなかっただけでなく、人口2000万人程度に対して、国土が広いですからね。
戦後バラバラになるのも、仰る通り可能性はあると思います。
このまま継戦でしょうね。
残念ながら正気では領土か自分の命かという選択はどちらも選べません。
強権的に国民にどちらか一方の選択を取らせる必要がありますが、現在のゼレンスキー政権にそれができるはずもなく……必然的に選ばれるのは消極的継戦でしょう。
以前民主主義国が敗北を受け入れるには象徴的な敗北が必要というコメントを目にしましたが、正にそうなってきています……。
消極的継戦、仰る通りですね。
(後方の上流階級については何とも思わないのですが)前線歩兵は、最前線で片道切符になりそうなため、何とか報われる事を願っています…
国民が戦うことを拒否している以上はNATO参戦以外にウクライナには勝ち筋がないと思います。
自分は戦いたくない。
でもロシアを追い出すために誰か戦え。
こんな国のために参戦はしないでしょう。
自分は戦いたくない。
でもロシアを弱らせるために誰か(ウクライナ)戦え。
より救えないのは、西側諸国もウクライナも、同じような考え方をしてることですよね。
申し訳ないが、踊らされたウクライナが悪い。市民には同情しているが。
他国工作にハマると大惨事だから警戒すべきであるとの教訓ですな。
財源が無いから減税出来ないみたいな
社員がもういないからリストラも出来ない、がより近いかと。末期的な意味において。
18歳から25歳を徴兵するという動きが本格化すれば、その対象となる世代のかなりの数が国外に流出しそうな気がします。というのも、彼らはスマホ世代で、SNSを通した情報の収集について、中高年とは比較にならないほど鋭敏で、最前線の現実を、かなりの解像度で認識しているのではないかと考えるためです。若い世代や学生であれば、移民や未来の労働力として欲しがる国も少なくはないでしょうし、その選択を採用した時点で、ウクライナは更なる深手を負うことになるのではないかと。
たとえ西側が受け入れに反対しても、元々ウクライナと友好関係にあった中国などの高齢化を抱える東側の国々やインドなどの第三世界の国々が受け入れてしまえば効果は薄れてしまいますからねぇ。
そういう若い子は脱走や逃亡に対し督戦隊や北朝鮮みたいに公開処刑を見せて感覚をマヒさせるのです。実際に北朝鮮は成功してませんか?
兵士を人間だと思ってはダメです。単なる兵器の指揮系統である。
残酷な言い方ですが指揮をする者や将軍とは兵士を人間だと思っては戦争なんかできません。
17歳以下の中高生が大量に国外脱出しているという記事を最近見かけたましたよ。親は何としても子供を逃したいでしょう。ネットに強いウク少年は日本に逃げ込んだまま&国を捨て日本に帰化したN連呼もよくご存じかも。あれは”素晴らしい”ロールモデルであり「勝利の方程式」ですな。
命を捧げるだけの価値があるという正義や大義は「流す血の量」によって「命より重要なものはない」と変化することが多く、特に実現しないものに対しては尚更だろう。
この言い回し好き
まさに、『戦争を始めるときは命よりも大切なもののために戦うと言い、終わるときには命よりも大切なものはないと言って終戦させる。』ですね
管理人さんは真面目に期待してましたもんね
8ヶ月以内に提出されるはずだった復員の法案
判官びいきにも限度がありますわな。ウクライナの失態はその限度をすでに軽々と超えたと思われ。
アメリカの支援継続vsウクライナの動員年齢の引き下げ
どちらが折れるんでしょうね?
ウクライナの方は難しそうですし、そうなるとアメリカの世論が焦点になるんでしょうかね?これ幸いにとウクライナ支援を切りそうな雰囲気ですが・・・
とりあえず100人とかで小さく始めて制度はありますよ的アピールもしないあたりがなぁ
これなんよ。
骨抜きにする方法なんていくらでもあるはず。
そんな事は賢い人はよく分かってるだろうからそれすら難しい政治状況なんだろうなと受け止められる。
ウクライナはソ連崩壊後の影響で、人口構成がひずんでいる。
両親二人に子が一人とう状態。
父ちゃん母ちゃん男の子一人、なら父ちゃんが休みなしに頑張ると言う選択もある。
が、父ちゃんが戦場に全員出払ったら、二世帯に一世帯は女所帯なのだ。
この事こそが世論を二つに割る問題では無いか。
開戦当初にプーチンが言ってた「ウクライナ兵よ、無駄に死ぬことはない。ゼレンスキーを倒せば戦いは終わる」みたいな動画を思い出した。
当初は何バカな事言ってやがるみたいな受け止められ方してたけど、今やったらマジでそうする個人やグループが出ても不思議じゃないね
反抗計画も勝利計画も動員計画も…結局ウクライナ側の計画が一切効果ないという指導部の決定的な欠陥がもう…
行動力で得た士気と物資は素晴らしい成果でしたが、有効活用する計画性が必要がなくては長期戦できるわけがい
どーせロシアが悪い連呼するだけで責任なんて一切取らないんだろうなぁ…
国際法や条約すら守る気が無い奴が濃く無い方なんて守る訳がない。