ロシア軍の侵攻で始まったウクライナとの全面戦争は4年目に突入し、ウクライナ人が運営するDEEP STATEとロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは「ロシア軍はスバトボ方面ゼレベツ川沿い、シヴェルシク方面、クラホヴェ方面、ヴェリカノボシルカ方面で前進した」と報告した。
参考:Мапу оновлено
参考:Заход в Сумскую область, зачистка Андреевки, флаги над Белогоровкой — сводка за 22-23 февраля
DEEP STATEとRYBARはビロホリウカの状況についてロシア軍は集落を支配してないという評価で一致
DEEP STATEはスバトボ方面ゼレベツ川沿いについて「ロシア軍がゼレベツ川沿いのマキエフカ付近で支配地域を広げた」と報告。
RYBARは嘘報告が繰り返されるシヴェルシク方面について「嘘とごまかしが支配する呪われた戦場」と命名したが、ロシア軍兵士がビロホリウカ西郊外付近の複数地点で国旗を掲げる様子が登場、この映像を投稿した3-я ударнаяは「第7独立親衛自動車化狙撃旅団の兵士がビロホリウカを完全に制圧した」と報告したものの、RYBARと同規模の登録者数を誇るロシア人ミルブロガー=Два майораは「あれは旗を振っただけで集落を占領していない。報告書ではビロホリウカを解放したことになっているが実際には敵が存在する。RYBARが指摘するようにシヴェルシク方面には幾つかの問題が残っているようだ」と言及。
DEEP STATEは問題の視覚的証拠が登場した翌日「ロシア軍がビロホリウカ東郊外に支配地域を広げた」「ビロホリウカ集落全体がグレーゾーンに移行した」と、RYBARはロシア軍支配地域に変更を加えず「ビロホリウカ西郊外までグレーゾーンが伸びた」と報告、共に「ビロホリウカ集落全体はグレーゾーンに移行したもののロシア軍は集落を支配してない」と評価で一致し、シヴェルシク方面で登場するロシア側映像の主張を認めなかった。
今後登場する情報によって評価は変更されるかもしれないが、この映像がシヴェルシク方面以外のロシア軍部隊から登場していれば「ロシア軍が集落を占領した」と判断する可能性が高い内容なので、如何にシヴェルシク方面のロシア軍が信用されていないかを浮彫りにしている格好だ。
DEEP STATEはクラホヴェ・ヴェリカノボシルカ方面について「ロシア軍がノヴォチェレトゥヴァテ南郊外のポケットを占領した」と、RYBARは「ロシア軍がアンドリイフカ集落内で支配地域を広げた」と報告。
因みにウクライナ政府や軍は現在もクラホヴェやヴェリカノボシルカの喪失を公式に認めていないが、ウクライナメディアはDEEP STATEの報告に基づき「両拠点を失った」という前提で前線の状況を報じており、ロシア国防省もトレツク解放(RYBAR曰く2回目の解放発表)を今月7日に発表したものの、未だに都市の制圧を誇示するセレモニー(都市の至る所で国旗を掲げる行為)を公開しておらず、現在もトレツク市内で戦闘が発生していることが視覚的に確認されている。
ロシア人ミルブロガーらは表向き国防省発表を遵守して「トレツク市に隣接する地区で戦闘が続いている」と主張し、DEEP STATEも「ロシア軍がトレツク中心部を支配している」と認めているものの、北郊外、西郊外、ザバルカ地区では戦闘が続いているため「3回目のトレツク解放宣言」が必要なるだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
この戦争もとうとう4年目に突入しましたね、形はどうであれ1日でも早く停戦してウクライナ市民が安心して眠れるように願うばかりです。
ビロホリウカは流石にあれだけの視覚的情報が出ればグレーゾーンにせざるを得ないという感じでしょうか、ただロシア側の評価でも意見が分かれてるのが興味深いですね。
実際問題としてビロホリウカの防御力は、南部に隣接する採石場により齎されるもので今までも数回、RYBARがビロホリウカ集落の占領を報じたことがあっても採石場に取り付くことが出来た事は無く全ての報告で数日後に集落は、奪回されたものとして修正されました。
今回にしても視覚的証拠から集落内からウクライナ軍の掃討には成功したかもしれないが採石場から撃ち降ろされ続ける限り安定した占領は不可能な為、グレーゾーンであると判定するのが妥当なものと考えられます。
逆に採石場がこの勢いのまま陥落した場合、集落が撃ち降ろせなくなるだけではなく一帯の最大標高地点を失う事でドローン管制範囲にも大打撃となる為、ヴフレダルの再来になると思われます。
今までロシア軍は一度もこの採石場に橋頭保を築くことに成功していませんがもし成功した場合、シヴェルシク方面が一気に動くでしょうね。
クルスクに火がついてる以上は増援は見込み難いですから
あとはどれだけロシア側が本腰を入れてくるか……
ぶっちゃけロシアから見てシベルスク方面で大突破に成功したとしても他の戦線に与える影響はごくわずかですからねえ
ビロホリウカはグレーゾーンですか
ISWに占領されたと示されたと書いてあったので信用しそうになってました
4年目になってしてしまいましたか…
ウクライナにとって、ドンドン内外情勢ともに厳しくなっていますが、そのままで大丈夫でしょうか?
日本でさえも、ウクライナ避難民への支援期限・寄付金減少などが数字に表れており、海外はなおさら厳しくなっているでしょう。
ウクライナの復興も、他国の金を頼りにするのではなく、自国がコツコツやるしかありません。
時間は味方にならず、時間が経てば経つほど苦しくなると思うのですが、どういうプランを描くのでしょうね。
厳しい意見ですが、ゼレンスキーの投稿を見ると現実的な思考を放棄して、とにかく今を維持したいという願望が透けています。中身も勢いもないので。
国民としても、領土の譲渡は機運として高まっているようですが。率直に学習性無力感に囚われ、今を維持できればいい。先のことは考えたくない、、、、という状態ですよね。
まあ、そうなるのも自然で贔屓していたCNN、ロイターですら全線で負け続けていることは認めてますし。
できることは、終戦プランを独自に立ち上げるか、一方的停戦をして、身売りするしかなさそうです。
終戦後の収入を考えると一度破産は免れないので素早く破産できるか否かですね
4年目を迎えて余力が有る訳でもないのに今からプランを描くなんて冗談でしょう。
現時点で達成可能な見込みがあるエンドステートが無いなら総辞職すべきだと思いますよ、露宇双方の有利不利でコロコロ変わるゴールなら終わりなんて来るのかも疑問です。
目標が決まっておらずウクライナが押しているなら欲かいてより多くの領土を奪還する方向に舵を切るかもしれない、その結果より多くの血が流れたり逆に押し込まれる事があるかもしれない。
損をしてでも終わらせる、目標を達成出来するまで犠牲は問わないで続ける。ゴールが決まらない事には必要な兵力とか物資の算出や作戦を立てるのにも苦労するでしょう。
まさに仰る通りで、現実と思います。
ウクライナは、現実的に何をゴールとしているのか、よく分からないんですよね。
ロシアが、先に根をあげる事をゴールとしていたのであれば、100%間違えていると思っています。
ウクライナ=ロシアの国力差、アメリカとの外交状況・欧州の政権交代を見れば、時間が味方になるとは限らないからです。
ゼレンスキーの目標はおそらく、戦争の永続化ではないでしょうか?なんといっても、彼らは無能ぶりを晒してしまったわけで、戦争が終わればどうなるのかはわからない。
また、復興もきちんと進むのかもわからない。であれば、だらだら戦争を続けて、援助を受け取れるだけ受けとった方が良い。
現状を見てると、戦争を続けることが目的化しているように思います。
偽情報が出されるのは
シベリスク方面担当LPR軍
トレツク方面担当DPR軍
シベリスクは2年近くほとんど進めてないしトレツクもウクライナが兵力をクルスクに移動させたにも関わらず半年かかっても制圧に至ってない。
開戦初期はマリウポリやセベロドネツクの戦いでロシア軍より実戦経験豊富な部隊として活躍していたが、最近は輝きを失ったように思える。
補充兵としてやってくるロシア本国出身者を消耗品扱いしたり、味方の負傷兵を指揮官が殺害しまくる動画が流出したのもここ。
国防省的にはウクライナ人の手によってドンバスが解放されているという物語にしたいのだろうけど、現実を知るRYBAR的には面白くないのかもしれない。
自分はアウディウカ方面や南ドネツク方面でも旧DPR軍が猛威を振るってるとは聴きますし、DPRだから弱いと言う訳でもないと思います。何よりDPR、LPR双方にとってこの辺りの地域は州境付近の田舎、愛着も土地勘もないような土地です。そんなところでわざわざ正面突撃して甚大な損害をこうむるより、南北から進軍してくる露軍を待った方が楽と言う感情も働いているんじゃないかと
ウクライナは明日の北海道ですね
意味がわかりません。
まさかロシアが北海道に上陸してくるとでも?
仰りたいことは何となく理解出来るけど露が北海道へ上陸は現状ではまず無いのではないでしょうか。
それより中国に土地や会社を買われまくっているのと経済的に中国いないと日本も回らないのが実情なので時間経過と共に経済的にさらに中国に飲まれれば戦争するまでも無く当分先ですが朝貢状態になる危険はありそうですね。
失礼ながら軍事の知識が少しでもあるならそのようなコメントはしない筈ですが。
本気でこういうことを思っているのなら
今こそ日本の軍事行動を訴えるべきだと思うんですけどね
北海道民としては、ゼレンスキー政権のウクライナごときと一緒にされるのは不愉快極まる。日本の敗戦でソ連軍に追い立てられ、満州から引き上げ、炭鉱の坑夫として極寒に生きた我が家族への侮辱に等しい。北海道に生きる民を舐めるな。
核を持っていたら焦土か戦術を使ってロシア軍に対して効果的に戦えていたのかも知れないと考えると日本も早く核を保有するべきなのかも知れませんね。
日本本土で使用する分には海外、国内の反対勢力も問題視しないのでは?
上でも思いましたが、いったい我が国での有事の戦争形態をどう想定しているのでしょうか?
相互確証破壊のためのSLBMならまだ理解可能ですが、欧州のような戦術核をどこで使うんですか?
列島に上陸されたら米軍の助けが来ないとダメなので時間稼ぎに核使用で敵を減らすかつ時間を稼ぐべきかと….核地雷みたいな?
史上最もクレイジーな戦術ですね。仮想敵が中国、北朝鮮、ロシアでも堂々と核撃たれて終わりになると思いますよ。
核の最も正しい使い方は使わずにとっておき脅すことです。ロシアがやっているように。
>時間稼ぎに核使用で敵を減らすかつ時間を稼ぐべき
その数倍の核兵器を、ロシア、中国、北朝鮮のいずれかから報復で打ち込まれるだけ。時間稼ぎのためだけに最悪の非人道兵器を使った国家など、イスラエル以下のならず者国家として全世界から害虫扱いされる。日本人以外は人間じゃないから殺していいと思う者くらいにしか、時間稼ぎに核兵器を使うなんて発想は出ない。
それでは、英仏の核戦略の全否定になってしまいますな。
例えばイギリスは核弾頭の配備数120発しか無いですが。
ロシアはその10倍以上持ってます。
でも比較的少数の核兵器でも、保有に意味があると思ってる訳ですよ?
あれは対ソ連、対ロシア用じゃなくて、少数保有国、非核国を脅すためだから。
イスラエルがならず者国家とは僭越ですな。イランというオワコン国家すら属国化できないイスラエルから見ればウクライナを今日明日にでもできそうなロシア連邦大国家様は我々の上司と呼んでも差し支えないくらいだ
核兵器は高価ですが、その費用で、洋上迎撃のための正面装備を揃えて、上陸部隊を漸減させる方が現実的です。
ああ、核魚雷で敵艦隊を撃滅という手は有用かもしれませんけど、今は北朝鮮しか持っていない。
でもって、北朝鮮が虎の子の核弾頭を海自相手に使うかなー?!
ロシアも大西洋を横断して西海岸の港湾都市を破壊する核魚雷を開発中とか言うニュースがあったけどその後どうなったのか。
日本の核は米中露韓北筆頭にまるで歓迎されないけど、持とうと思えば核もミサイルも材料もあるので時間かからないでしょうけど日本が防衛の為と持った結果やはり日本は危険な国であるということで経済制裁されれば戦争になるまでもなく終了してしまうと思うので現実的ではないのではないかと。
そうなるとイスラエル方式で持っているように見せかけるしかありませんね。
北朝鮮から購入したと情報を流し北朝鮮軍を日本本土に駐留してもらうようにすれば….安心できますね。
米軍はトランプとの期限次第では撤退しかねませんし
新しい時代の安全保障には核(北朝鮮)が必要です。
同盟を結びましょう♪
普通に自国自爆するとして、相手が核保有国なら核攻撃のトリガーで別の都市にICBMや戦術核を許すことになりますが…
上の方も指摘しておりますが、仮想敵が全員核保有国であれば敵本土攻撃能力を持たねば大した抑止力になりません。
今の軍隊では、電子機器類が必須なので、日本国内での使用を想定するならば、EMP弾で敵勢力の電子機器類を無効化して迎撃する方が良いのでは?自国に自ら核攻撃に関しては、広島、長崎での体験談も調べて、被爆した時には、建物のお陰で火傷とかしなかった人達が、2~3日後に次々と体調不良になって亡くなっていく話も、重く受け止められないといけないと思いますよ。*この後は参考ですので。NATOの核シェアリングは、通常戦力でNATOでは、ワルシャワ条約機構に太刀打ちできないので、先手必勝で核兵器使用という考え方でしたが、その時代(1950~1960年代)はアメリカもソ連も同じ考えで、双方共に、最初に3000発の核兵器を使用する作戦計画を建てていましたし、その後に電撃戦する計画だったので、軍人皆被爆者作戦で、被害甚大という、実行は困難なシロモノだったのです。よって核兵器の任務は戦争そのもの抑止する(使えない最終兵器)事ですよ。そして、6000発の核兵器を1度に使用したら、影響で地球環境が変化しすぎて核の冬到来、食べ物皆被爆して食べれなくなって、人類皆飢えながら凍死にしますし‥後は核の迎撃システムA-135(ロシア)とGBI(アメリカ)とかも調べてみて、北朝鮮位の保有数ではロシアとアメリカとは戦えない事に気が付くのではないかと。
核の冬はSF小説家に誇張されている
その後の研究によると、6万発の核爆弾でも核の冬を触発できるほどではなかった
本当かな?
ピナトゥボ火山の噴火で、寒冷化が起きて米騒動が起きたからな。火山は地面を動かすのにエネルギー使うけど。
核兵器は程良い高さで使うから、粉塵の量は核の方が多い気がする。証拠はないけど。
核兵器が削減された現在は起きない可能性が高いけど。
大量の粉塵を発生させるには、核爆弾を地面に近づけて爆発させる必要がある。しかし、このやり方は破壊力を集中させ、空中で爆発するよりも殺傷範囲がはるかに小さいため、堅固な要塞や避難所を破壊したいときにのみ使用される
千発核爆弾に相当するトンガ噴火でも、地球環境への影響はそれほど大きくない。確かにいくつかの気象災害が発生し、一部の地域では農業が影響を受けているが、全体的には影響は非常に弱い
トンガよりも100倍強力なタンボラ大噴火は、約数年の異常気象をもたらし、食糧生産量の低下と異常な寒さの冬によって世界中で約数十万人や数百万人が死亡した……しかしそれは人類文明を脅かすほどではないだろう
ガンダムによるとコロニー落としで人類の半数が死亡しても地球連邦は全滅しなかったし、戦争も継続しました。
なんでアクシズだったら核の冬で地球に人が住めなくなる設定にしたんでしょうね。
国内でEMP弾なんて使ったら防護処置されてる敵兵器潰す前に国内社会インフラが江戸時代に戻るよ
アメリカ、カナダ、ロシアはオーロラで大停電が起きないように、ある程度対策がある。ヤバイのは日本やドイツかな。
そもそもコンピュータは電波漏れ対策があるから、ちょっとやそっとでは無理。
鉄筋コンクリートも電波の通り悪いし。
ウクライナが勝つとしたら正に本邦の日露戦争の勝因を参考に
①短期決戦で前線で勝利を積み上げる②ロシア国内で工作・扇動して戦争遂行を難しくさせる
の2点で講和に引きずり出すしかなかったと思いますが、
①長期化して国力差から前線での勝利が期待できない②プーチン政権の国内統制に隙が無い
でどちらの条件も満たせず、勝利の道筋はとうに途絶えているのですが
継戦続けることで敗北が確定するのを引き延ばしにしてるだけと言った様相です。なんとも息苦しいですね。
キーウを防衛しモスクワ撃沈した頃はウクライナにも望みはあるかもと思いましたが…
改めて明治政府の戦争遂行の巧みさに感じ入ります。
明治政府の戦争遂行というより、その当時なかった核兵器の要素が大きいのではと考えます。
ウクライナ軍がロシア軍の22年3月のキーフ撤退や22年5月のハリコフ撤退時に
ロシア軍に追撃してロシア領へ侵攻しロシア側に停戦を強要できたタイミングがありました
ですが当時のバイデン政権はロシアによる核使用を恐れ、ウクライナ軍の行動に掣肘をかけた可能性があります。
アメリカによる掣肘として確実なのは22年9月のロシア軍によるヘルソンのドニプロ河西岸地域撤退時に
ウクライナ軍がロシア軍を殲滅する機会があったのにアメリカがそれを妨害したことです。
日露戦争における奉天会戦のような機会を、核の脅しに屈したアメリカに妨害されたことは
ここで非難されているウクライナによるクルスク侵攻の判断に影響を与えた可能性が高いと考えます。
>キーウを防衛しモスクワ撃沈した頃はウクライナにも望みはあるかもと思いましたが…
独ソ戦における「モスクワの戦い」を参考にするなら、この戦いでドイツ軍は多くの戦車や大砲など用いて100万から200万弱の兵士を投入しても結局モスクワを陥落させることが出来ませんでした。この事を考えると、現状のウクライナ軍にウクライナ領内を守りつつドイツ軍以上の戦力を集める事が出来るのか?ってのもありますし、モスクワまでの兵站を維持するのにも多くの人手がいりますので、いずれにせよウクライナがモスクワを落とすのは不可能な事だと思います。
失礼しました。
風読みさんに対しての返信が、誤って黒丸さんに返信してしまいました。
何言ってんのキミは
戦艦のモスクワのことだろ
話は逸れるけど、大祖国戦争の時は、ドイツ側に付いたウクライナ人がいたにもかかわらず、ソ連軍の1000万人近い大軍団のうち、250万人ものウクライナ人がソ連軍として従軍して大活躍したんですよね。
いまや100万人ですら悲鳴を上げている。
22年の最精鋭ウクライナ軍でもロシア軍を大規模に殲滅する能力はない
ロシア軍の撤退時の追撃戦でも、数的優位性があるにもかかわらず、ウクライナ軍はロシア軍よりも高い死傷者を出している
>22年5月のハリコフ撤退時
それは9月かと。5月はまだ、セベロドネツクやリシチャンシクの戦いの前。マリウポリがようやく落ちた頃。
>22年9月のロシア軍によるヘルソンのドニプロ河西岸地域撤退時
そちらは11月かと。9月が、ハリコフ州からの撤退です。
戦争の流れの日付を根本的に間違えているので、まずWikipediaで流れを確認してから認識を組み直したほうが良いと思います。可能性が高い云々の前に、別の世界線の話になってしまっています。穀物輸出の合意などが行われたのは7月でしたが、5月にハリコフ撤退があった世界線だとその後の戦争経過も何もかもが違ってきます。
記入が悪く誤解を招き失礼しました。
ハリコフ州からの退却はご指摘通り9月ですが、都市のハリコフ周辺からの露軍退却は22年5月下旬から6月上旬ごろです。
国境までロシア軍は退却したかと。
この際ウクライナ側が国境を超えることにより「祖国ロシアの安定が脅かされたとき」という
ロシアの核ドクトリンをアメリカは軽く懸念しております。
また、ドニプロ河西岸地域退却は22年10月初めに開始の11月中盤までの期間になるかと。9月という記載は間違っておりました。
特にこの際は「戦場でロシア軍部隊に壊滅的な損害が生じたとき」という核ドクトリンを米国は深刻に懸念して行動しています。
明治政府の場合は、福島安正大佐を中心として、あくまでも独自の情報収集を地道に行い、独自の判断で交渉を行い、ロシア軍の戦力を過小評価も、過大評価もせず、太平洋艦隊、バルチック艦隊を全滅させながらも、特に陸軍部隊砲兵の砲弾不足を理由としてこれ以上の継戦は無理と判断して、アメリカを仲介とした交渉、妥協、打算を行い、特に北樺太などは一度日本軍が占領しながらもロシアに返還し、休戦交渉を成功させたのです。
ウクライナの場合は、情報収集も戦略もイギリスを中心とするNATO諸国の情報機関や軍事顧問に頼りすぎ、兵士の訓練や部隊の編成、兵器の補給もそうですし、外交交渉で独自の判断も決定もほとんどできなくなってしまったのです。
日露戦争の日本軍は、日英同盟でのイギリスの協力はありましたが、陸軍においても海軍においてもイギリス人の軍事顧問が戦略や作戦を決定していたわけではなく、兵士の訓練や部隊の編成も独自に行えるようになっていたのです。
今のウクライナ軍は編成や訓練、補給、指揮統一でいえば、幕末の戊辰戦争の藩兵レベルくらいにバラバラ、あるいはそれ以下だったかもしれません。いくら衛星通信やドローンがあっても指揮統制が幕末レベルだったのです。
クラホヴェやヴェリカノボシルカの喪失を認めてない状態でドニプロ侵入されたら公式がなんて説明するのか気になる。
まあ心理的効果が多少あるぐらいでロシア的にもドニプロ入りはそんなに優先度高くないか。
確かに他の都市でロシア兵が旗をふる動画が登場したら(あぁ、ここは陥落したんだな)ってなる。シヴェルスク方面の信用度の低さはちょっと尋常じゃないですね
シヴェルシク方面についてはAMK mapping氏がかなり詳しくまとめているので時間がある方は一読してみてほしい。 ウクライナ軍も一部で反撃しているようだけど、主要な防衛拠点である採石場の補給が脅かされ包囲されかかっており油断できない状況のよう。 この戦闘がロシア軍勝利で終わるか、ウクライナ軍が守り切れるかは分からないけど、少なくともいつもの旗揚げピンポンダッシュのような感じではないと思う。
ロシア軍がほぼ制圧したクルスク州スヴェルドリコヴォに対して、ウクライナ軍がウクライナ国内方向から奪還作戦を行おうとしたけど、国境を超える前から砲撃とドローン攻撃にあって、複数の軍用車両を失ったみたいです。
スヴェルドリコヴォを奪還しようと試みること自体は間違っていないと思う。スジャやマラヤ・ロクニャの孤立は最悪の結果に繋がるから、せめて撤退路だけは確保しないといけない。しかし、ロシア軍も執拗に補給路&撤退路を潰しにきている。奪還が難しいようならもう補給路を維持できる望みは薄い、道が完全に塞がれる前に全面撤退するしかないだろう。
3年経っても停戦に対する当たりが強いままだね
自分にとってこの戦争は安全保障のジレンマが引き起こした悲劇にしか見えない
自分たちが絶対的正義だと信じて二分間憎悪に励む人々は頭を冷やせ
異星人・異種知性体が登場するSF以外は殆ど読んでいないミーハーですが、今こそ神林さんのレコメンドを信じて読むべきか…。私は米国に間接的に○されたと、真正SFファンからは「トンデモ認定」の理由で考えている人間ですから、米国で国際戦略と戦争の絵図面を書いている連中は2分間何処か常時憎悪…呪詛しています。只、意見が極端に分かれ世界や個人が争う事こそ、戦争屋の思う壺とも考えていますので、なるなるさの言葉も重いです。今や情報技術とその独占はオーウェルの想定を遙かに上回る所まで来てしまいました…。
スミマセン! 妹を○された&なるなるさん、の“ん”が抜けてました。ネット嫌いで長年距離をとっていましたので…
アメリカ匕首伝説はアメリカの支援がなければ立ち居かないような準備しかしていないし、戦争準備が出来ていなくとも、米露双方との外交ルートは整備出来たのにしなかった宇政府の責任転嫁以外の何者でもないと思います。確かに米前政権、現政権、民主、共和両党共に問題のある行動はあります。しかし結局それは
全て宇の現状への理解不足、宇政府への不信感に由るもの。宇政府が客観的で現実的な情報を出さず、米現政権どころか前政権ともろくな外交ルートを作れなかった事が原因でしょう。
バフムト、チャシフヤール、リマン、シヴェルシク、トレツクの北ドネツク戦域は露軍からすれば占領域の中でも本土から一番遠い上に、宇のクラマトルスクに近すぎ。しかも当初のリマン、イジュームから迂回する算段も崩れて、クピャンスクやポクロウシクに比べてかなり優先順位が低いんじゃないかと。
対する宇軍もハルキウ-クラマトルスク補給線周辺では精強ですが、その他の戦域では散々ですし、露軍としてはこの宇の生命線を北(クピャンスク)と南(ポクロウシク)からいかに脅かせるか、
それが今後の戦争の注目点ではないかと思います。
トランプ米大統領とプーチン露大統領の停戦合意が近く前線凍結
とすればプーチン政権ロシア軍が何処まで占領するかでしょう
優先順位は露クルスク州のウクライナ軍掃討、宇ドネツク州南部
ポクロウシク占領だとすればウクライナ軍も主力精鋭を投入する
ので停戦前の最終決戦場になるかもしれません
この先どうなろうと時間はロシアに味方する