ゼレンスキー大統領は2022年に外国人義勇兵で構成する外国人軍団を創設したが、kyiv Independentは21日「外国人義勇兵を迎え入れてきた外国人軍団が事実上解体される」と報じ、外国人義勇兵らは「馴染みのない部隊へ散り散りに配属されるのではないか」と懸念している。
参考:Exclusive: Ukraine’s foreign legion to be effectively dismantled, volunteers sound alarm
国際的な義勇兵で構成された外国人軍団の解体は良い面よりも問題を多くの部隊に持ち込む可能性が高い
ゼレンスキー大統領はロシアと戦うために外国人軍団(ウクライナ領土防衛部隊外国人軍団)を2022年2月27日に創設、プーチン大統領が始めた侵略に抵抗するウクライナ人を助けるため2万人以上の外国人が駆けつけ、この外国人軍団は「自由のために戦う象徴」として大々的にメディアも取り上げたが、kyiv Independentは21日「ウクライナは外国人義勇兵を迎え入れてきた主要組織の1つを事実上解体する計画で、外国人義勇兵は苦労して築き上げてきた部隊のアイデンティティを失い、馴染みのない部隊へ散り散りに配属されるのではないかと懸念している」と報じた。

出典:Mil.gov.ua
ウクライナには陸軍が管轄する外国人軍団=Інтернаціональний легіон оборони Україниと、国防省情報総局が管轄する外国人軍団=Міжнародний легіон при ГУР МО Україниが存在し、両者は完全に別組織で別命令系統だが、ウクライナ陸軍は16日「前線の状況、国防軍の構造、戦闘部隊のニーズが大きく変化したため、外国人義勇兵に対する新たなモデルを採用し、彼らが持つ技術を必要としている部隊で最大現活用する」と発表。
現在の計画では外国人軍団の3個軍団(計3,000人)が年末までに別の旅団や連隊に編入される予定で、これに所属する外国人義勇兵はkyiv Independentの取材に「既存の旅団や連隊の指揮下に入るのか、それとも新設部隊の指揮下に入るのか何も知らされていない」と、健康上の理由で2024年11月に除隊した第2外国人軍団司令官のミロシュニチェンコ元大佐も「この計画は馬鹿げている」「外国人との付き合い方には経験が必要だ」「これまで苦労して築き上げてきた信頼が危機に晒されている」「もし信頼を失えば外国人義勇兵を失うことになる」「つまり彼らは契約を破棄して帰国するだろう」と述べている。

出典:2 Інтернаціональний Легіон
さらに別の将校も「外国人軍団は様々な出身国の義勇兵を管理する課題に適応してきた。例えば英語とスペイン語の通訳を配置することで義勇兵が任務前に十分な説明を受けられるよう配慮してきた。もし彼らを一般部隊に配属すれば義勇兵を管理する課題を一から学ばなければならないし、特に現在の外国人軍団には南米出身者が多く、彼らはスペイン語しか話せない」「さらに外国人軍団のブランドを失うことは外国人義勇兵の募集を困難にさせるだろう」「残念ながら今回の措置は良い面よりも問題を多くの部隊に持ち込むはずだ」と指摘した。
他の外国人義勇兵も「移動先の指揮官が経験の異なる様々な外国人とどのように連携し、通訳などのニーズにどう対応するのか不安だ」「我々は契約締結から6ヶ月経過すればいつでも契約を解除できるため、こうした不確実性を理由に帰国を選ぶ可能性もある」「我々が恐れているのは作戦への参加ではなく準備が整っていない状況に放り込まれることだ」「準備不足の兵士を作戦に送り込めば失敗を招くだけだ」「各部隊にそれぞれ異なる友情や仲間意識の絆があるので現在の形を維持すべきだ」と述べており、今回の変更はあまり歓迎されていない様子だ。

出典:International Legion
因みにkyiv Independentが取り上げたのは陸軍管轄の外国人軍団(2022年8月時点で約2万人)の方で、国防省情報総局管轄の外国人軍団(2022年8月時点で約500人)は影響を受けないが、一般的にウクライナ領土防衛部隊外国人軍団と言えば「国際的な義勇兵で構成された陸軍管轄の第1軍団~第3軍団」を指すことが多く、kyiv Independentが言及した年末までに別の旅団や連隊に編入される3個軍団とは第1軍団~第3軍団のことで、出身国や文化的括りが偏っている他部隊の扱いについては良くわからない。
ベラルーシの反体制派で構成されたパホニア連隊などは既に消滅しており、もしかすると第1軍団~第3軍団位しかまともに機能していないのかもしれない。さらに外国人軍団の部隊名に使用されている〇〇軍団、〇〇旅団、〇〇連隊、〇〇大隊、〇〇分遣隊は部隊の規模を指す用語ではなく愛称に近いので、そこに深い意味を求めても無駄な気がする。
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※アイキャッチ画像の出典:2 Інтернаціональний Легіон





















>国防省情報総局管轄の外国人軍団(2022年8月時点で約500人)
何そのやばそうな部隊、ヴォストーク大隊みたいなの?
単にほぼ直訳で外国人軍団です。International Legion of the Defence Intelligence of Ukraine
GUR管轄の強襲任務とか担当ですね。少し前だとキンバーン強襲とかで公式発表されてます
義勇兵言ってるけど欧米の特殊部隊が居るパターンな感じがしますね。
『南米の出身者が多い』さらりと重要なことが書いてあるなと。
『出稼ぎだった』特に否定する気はないのですが、反ロシア=正義の◯◯みたいに言われてましたが傭兵化していったのが分かりますね。
現代は義勇兵って呼ぶけどやっぱり傭兵だよなこれ
もしくはPMC?あとは自称退役の人とか
傭兵で、問題ないと思います。
『金の見返りがない』義勇兵の意味は、これが大事なわけで、そもそも間違えてますね。
日本人義勇兵の方によると、所属部隊ではボーナスや経費の条件も悪化してるため欧米出身者が集めにくくなって、南米系のリクルートに力を入れてると。ただ素人も少なくないので戦力は下がってるとも。
仕事なので、仰るような状況に、なっちゃいますよね。
『志』『大義』みたいな報道されてましたが、出稼ぎまさにそういうもんだなあと感じてしまいます。
外国人軍団の40%が南米出身の筈で軍事経験のある者だけを厳格に選抜していたが戦力不足なのか後に条件は緩和、そもそも傭兵化していったのか分かるんですか。
昔からこの手の義勇兵絡みである勝手に外野が正義として持ち上げていただけの可能性は?参戦の理由なんて純粋に義憤にかられて参戦した人も居れば金銭的な理由もあるし先端のFVPドローン操縦技術を学びたい人(何の為に?)と様々。
義勇兵をどう思うかは自由でしょうが日本人の思う「ボランディア」みたいな物で綺麗な方に思うのはどうかと思いますね。昔から正規軍が派遣される名目上の義勇兵とかはザラにある。フライングタイガースとか義勇兵とか普通に言われているが普通に金銭は発生している。
傭兵と言っても特段問題ないと思いますよ。
上記で説明されている方もいらっしゃいますが、『金銭的見返り』が合わなくて、南米出身が増えているということですし。
人生いろいろですから、稼ぐという目的があっても、特段否定する気はないです。
>義勇兵(ぎゆうへい、英: military volunteer)は、正規軍に所属せず、金銭的見返りを求めずに自発的に戦闘に参加した戦闘員を指す。
>正規軍に属する志願兵や政府の関与で組織される補助的な軍事組織としての民兵や金銭的な見返りを求める傭兵とは区別されるが、これらもしばしば士気を鼓舞する目的などで「義勇兵」と称される場合がある。
(義勇兵 Wiki)
義勇兵と称するのは、傭兵は正規軍とはみなされず、戦時国際法上問題があるからだと思いますが。
民間人扱いされる可能性があり、そうなると捕虜としての扱いを保証されませんし。
まさに本質・建前なわけで、仰る問題をクリアするためなのでしょう。
ウクライナ・ロシア、(片方だけでなく)双方どちらも義勇兵として主張する方が、都合がいいわけで。
(義勇兵)ウクライナ=ロシア(傭兵)こういった報道(主張)も見かけるわけですが、『どちらも傭兵(義勇兵)』くらいに俯瞰して見るのが肝要かなと思っています。
ウクライナ軍外国人部隊「自殺的任務」で離脱者増加 疲弊と混乱、台湾人兵士が証言 産経新聞
「新兵が新兵を率いる状況」
「消耗品のように扱われている」
2025/1時点で公称2万、体感数千。
おそらく実数はもっと少ないのでしょうが
この台湾人兵士の主張が事実なら
「畑からとれた兵隊を使い捨てる」に等しい
そんな部隊をすら解散せざるを得ない状況になったということは
かなり深刻では
ウクライナ軍 黄、緑、青
ロシア軍 白、赤
ロシア軍とウクライナ軍にも色がない人居るけど見分けつくんかな?
つまり、この問題多く内包しそうな外国人部隊の再配属をせざる得ない状況ということでしょうね
記事タイトル読んで「戦後の話か…もうそんな段階まで米露で話を進めやがってぇ…」なんて思ってたら今!?ダメでしょ解体したら
解体を言い出すという事はあまり機能していないのでは?
外人部隊は、無茶苦茶な任務は拒否するって話も聞こえるので、扱いにくかったのかもしれません。
外国人部隊として固まってると言うこと聞かないからバラして各部隊に分散…?
もしそうなら軍事的合理性はないですね
2つの可能性があります
外国人部隊は、危険で割に合わない任務ばかりを割り振られ部隊を維持できないほどに損耗したか、某レモンくんやフランス人部隊のようにすぐに尻尾を巻いて逃げ出す軟弱者ばかりで使い物にならなかったか
外国人軍団といえば、「ロシアと戦うロシア人部隊」と喧伝された自由ロシア軍団が実際はウクライナ軍の部隊であって、画像で確認できる限り車両や小銃などの装備もウクライナに供与された事がある西側製ばかりでしたが、その辺のミリオタでも分かるレベルなのに当時の日本の専門家()が何故誰もツッコまなかったのかは永遠の謎ですね。
彼らは専門家でありながら武器を見て西側製か東側製かの区別も出来なかったんですかね。
?
自由ロシア軍団は元からウクライナ軍の精鋭部隊なんだから西側兵器を装備してて当然じゃないですか?
当時ウクライナ大統領府顧問のポドリャクが自由ロシア軍団について「(ウクライナは)関与していない」と明言していましたが?
少なくとも自分の知る限り実際はウクライナ軍の部隊であるという報道は皆無でしたよ。
ウクライナ負けろ!!!
もはや隠そうともしないのは草
これはひどい
元指揮官が残念がってるのは分かるが、そもそも解体して再配置するだけの兵がいるのか?
もう窓口としても閉じるんじゃないですかね。今いる兵士が情報局行きになるか、
すり潰されるのかは存じませんが。
ウクライナとしてももう意味のない金食い虫部隊を潰すだけだし、ロシア側の西側の介入が云々の主張にも反論出来る(ロシア側は情報局付きの外国人部隊の解体まで求めて取り合わないだろうけど)から批判はあっても、宣伝用の実態のない部隊を潰す努力はしてるのではないでしょうか。
用がなくなったロバの末路でしょ?
川に浮いてると思うが…
義勇兵なら戦時国際法で捕虜になる権利が保障されているけど、プーチンは傭兵だと早い内から宣告しているから捕虜に成れない立場ですよね…
気に入らない兵士の個人情報をロシアに投げ渡していたり、身分証の発行をしなかったり、給料の未払い、武器の横流し……
外人部隊には確かにいろいろな問題がありましたよね
外国人部隊の扱いづらさもあると思うけど、ウクライナ軍の普通の部隊の兵士の経験値や質の低下が厳しくなって、外国人傭兵を分散して、一般の部隊兵士にコルセットをはめる必要が出て来たのでは。ロシア侵攻の際に、兵員不足になったドイツ軍がイタリア軍やルーマニア軍をはさみこんで、コルセットをかけた陣形にしたこと。あの時は、まとまって動いていたけど。後、ロシア軍もワグネルなどの各警備会社所属の軍隊を解体して、経験値のある部隊をばらまいて、反乱を抑え、質を高めたことを思い出させる。