動員法改正案には当初「復員規定」が盛り込まれていたもののウメロフ国防相やシルスキー総司令官の要請で削除され、法案成立後「動員解除に否定的な意見」が複数登場していたが、国防省は14日「動員解除の手続きと条件を定めた法案の作業が12月18日までに完了する」と発表した。
参考:Міноборони обіцяє напрацювати законопроєкт про умови демобілізації до 18 грудня – Костенко
何らかのテコ入れがないと動員作業や兵士の供給に問題が生じると考え直したのかもしれない
ウクライナではロシア軍の侵攻に対応するため厳戒令を発令して強制動員を実施していたが、厳戒令中の動員者に関する「服務期間」が定められていなかったため、兵士の親族らが「他の人間が戦争に行く時が来た」「勝利の責任(負担)は平等であるべきだ」「軍人にも家族がいる」「1人だけで戦争に勝つことはできない」と訴え、ゼレンスキー大統領も復員を指示し、政府が提出した動員法改正案には当初「動員から36ヶ月間が経過した兵士を交代させる復員規定」が盛り込まれていた。

出典:Чіткі терміни служби
この復員規定はウメロフ国防相やシルスキー総司令官の要請で削除され、最高議会は代わりに「交代と動員を直接関連づけた新しい法律を8ヶ月以内に作成しろ」と国防省に義務付けていたが、ステファンチュク議長は6月「私は戦時中に復員を行うような国を知らない。唯一の例は1919年のウクライナ人民共和国だけだ。そして1919年に何が起ったかを説明する必要はないだろう。私にとって中央ラーダの過ちを繰り返さないことが非常に重要だ」と言及。
ステファンチュク議長の発言は「戦時中の動員解除は行われない」と強く示唆しており、ウクライナ人兵士のセルヒー・フネズディロフ氏(24歳)は「戦いに疲れ果てた部隊の兵士を新兵で交換すべきだ」と訴えても変化がないことに業を煮やし、この問題に世間の関心を集めるため自ら部隊を脱走し、New York Timesの取材に応じた際「兵士の交代について協議を強制するにはこうするしかなかった」と、キーウ経済大学の学長も「これは間違いなく大きな議論だ。これまでプライベートな場で議論されてきたデリケートな問題を公の場に持ち込み、多くの人々が衝撃を受けた」と指摘。

出典:Сергій Гнезділов New York Timesの取材に応じたウクライナ人脱走兵
New York Timesも「フネズディロフ氏の行動はウクライナ軍が直面している問題の核心を突いた。ウクライナ軍の戦力はロシア軍に対して劣勢なため十分な補充兵を動員しない限り、疲れ果てた兵士を交代させる余裕がないのだ。さらに動員解除が明確に定められていないことも軍の動員努力の妨げになっている。多くのウクライナ人は無期限の動員について『戦場への片道切符に等しい』と恐れているため、動員に応じて入隊することに消極的だ」と指摘していたが、ウクライナ国防省は14日「動員解除の手続きと条件を定めた法案の作業が12月18日までに完了する」と発表して注目を集めている。
これまで国防省は「動員解除に関する話題」に沈黙を保ってきたたため「今回の唐突な発表」に大変驚いたが、ウクライナ軍では部隊のローテーションも行われず、無期限動員と皮肉られる勤務条件のため所属部隊からの脱走が急増(2024年1月から9月までに5.1万人が脱走/この数字は2023年全体の2倍以上)しており、何らかのテコ入れがないと動員作業や兵士の供給に問題が生じると考え直したのかもしれない。
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※アイキャッチ画像の出典:24 ОМБр імені короля Данила
2024年1月から9月までに5.1万人が脱走、、、どんなプロパガンダしようが前線にいる兵士のこの行動が全てを物語る。
>2024年1月から9月までに5.1万人が脱走/この数字は2023年全体の2倍以上
普通に軍崩壊してますよね。一ヶ月で5千人以上脱走って
そりゃここまで押されまくるわけだと納得です
脱走が、すごい増えてますね…
来年、脱走の増加ペースが止まらなければ、大変な事になるだろうなと。
こんだけウ軍に逃亡兵がいるなら露軍はもっと上手に戦って圧倒しろよとは思うのですが。攻勢をかける難しさ故なのか単に戦術に改善の余地アリなのか・・・(どっちもな気もするが。)
ウクライナの「脱走」の多くは休暇からそのままバックレるのが大半。
最前線の任務中からの敵前逃亡もあるにはあるがそれはまだ少数なので戦線の完全崩壊には至ってない。
なるほど。ウクライナ政府がローテーションに消極的な理由の1つとして説得力があります。
むしろ、ロシアがどのような方法で休暇バックレを回避しているのか気になります。
人口はウクライナの何倍もいるので、積極的で勇敢な人を採用するだけで十分で、逃げようとする臆病者を無理やり連れてくる必要はない
「今回の戦争の正義性と必要性」、「勝てる」、「死傷者はそれほど多くない」などと信じる
地元の物価にとっては収入が高く、万が一不幸になった時には家族にも高額な賠償が
ロシア軍は正規兵士の命を相対的に重視しており、必要がなければむやみに捨てない
末端行政組織の管理能力に比較的優れている
部隊のローテーションは無くても休暇はあるって事?
塹壕から後方基地に戻った場合の事でしょうか
トランプ氏の当選直後なので、もしかしたら水面下で停戦の準備をしているのかもしれませんね…
除隊できるアピールをして多数を動員を見込めるように持っていって最後にワンチャン賭けようと思ってるのかもしれんね。
勿論これで動員の結果が芳しくなかったら停戦に動くしかないかみたいな選択肢も込みで。
てか除隊できる期限が決まったとしても、少し考えてみ」ば阿鼻叫喚状態で尋常じゃやい最前線に行こうと思う人は少ないと思うけど!
1月にはトランプ政権が発足するため、停戦交渉の行方に注目が集まる。タイミングとしては軍部不満分子のパージを準備した動きでは無いだろうか。
1917の中央ラーダやバンデラナチス協力政府は歴史的に内部分裂と外国勢力への過度な依存で崩壊してきた。
内なる敵は、停戦合意が成ればゼレンスキー政権最大の脅威となるだろう。
普通に考えれば劣勢の状況で動員解除を行うことはステファンチュク議長の言うように愚策でしょう。しかし前線の兵士は疲れ切っており、戦場へ送られるのを嫌がるウクライナ人も、動員に期限が設けられれば態度を軟化させる可能性もあります。
世論調査において和平派が増えているとは言っても、ウクライナ西部の民族主義者は未だ戦闘意欲を保っていると思われる訳で、ウクライナの戦争継続におけるアキレス腱である動員問題が万一解決されれば、戦況はウクライナ有利とはいかないまでも、膠着状態となる可能性はあるでしょう。ロシアにとって戦況は楽に勝てると言うほどの状況ではないと思います。
一方、もしウクライナ政府が問題を悪化させる(例としては、熟練兵が大量に復員するも新兵の動員がうまくいかないなど)ようなことがあればウクライナ軍の崩壊も見えてくると考えます。動員問題こそ、2025年のウクライナを左右する最重要課題でしょうね。
>ロシアにとって戦況は楽に勝てると言うほどの状況ではないと思います
楽に勝てるか、苦労をして勝つか、ウクライナの動員問題次第となると。ゼレンスキー政権のこれまでの実績を見るに、前者になりそうな気がしますが。
動員解除法案を作成、今冬に大規模強制動員後、法案の施行を恒久的に凍結
とか邪悪なこと想像しちゃった
もう戦闘開始から1000日近く経過してるのに、未だ動員やローテの議論中
会議は踊るされど進まず
前回の動員と脱走関連の記事でも気になっていたのですが、この5.1万人の脱走者というのは(軍には留まっているが任務を放棄したタイプの脱走も含む)公訴の数を基にしたものでしょうか?
2024年前半の脱走に関する公訴数が3万件弱だったことを考慮すると、9月時点で5.1万人というのは脱走のペースが上がっているのかもしれませんね。
議会が脱走者に対する軍の対応(法的措置が始まるまでに復帰すれば罪に問わない)を追認するにあたって、保留されていた分が処理されたなどで一時的に増加した可能性もありますが。
脱走者数の意味や内訳は気になるところです。
事務処理上の問題で急増したなら、以前からより大きな数字が眠っていた事になりますし、そもそもどういった定義で”脱走者“とカウントしたかで、潜在的な意味が変わってきます。
それはそれとして、五万人以上の脱走元兵士が存在しているなら、権力者にとって随分と不都合な状況ではないかと。家族・友人・知人を含めると、大きな政治勢力になり得る数字です。
2023年末までの脱走に関する公訴が約3万3千だったはずなので、24年の9カ月だけで(少なく二種の脱走を合わせた数が)5万強であった場合、実際には既に10万を超えていてもおかしくはないと思います。
参考になります。5万でも衝撃的でしたが、確かに10万以上の可能性も説得力があると思います。
多くは休暇からバックレという話と合わせると、
”ローテーションを行おうにも、現状では無視できない割合で脱走が発生する“ということになりますし、それを受け入れる土壌が後方にあるという解釈が妥当でしょう。統計調査と乖離し、ウクライナ国民の戦意は相当に低いのでは?と考えざるを得ませんね。
ヒント情報を繋ぎ合わせて、そう思うように誘導されてる可能性もありますが。
うやむやの内におわりそうですね。
そんな状況ではないし
トランプ大統領になった瞬間停戦するつもりだろw
戦争継続するなら動員解除など無理だし、一部だけ返してうやむやにするかなぁ?
まあ、いつ停戦するのか、そしてその内容は?
それはロシアが決める事なのでトランプになった所でどうにもならない
ミンスク合意、ミンスク2合意、イスタンブール停戦交渉のどこかでどうにかすべきだったのでしょうが後の祭りですよね
ロシアの要求は最初から現在に到るまで全く変化が無いので丸呑みでしょう
NATOは直接参戦する気も無いし、西側では「ロシアは戦争をして消耗したから負け!」って報道でうやむやにする予定かもしれませんが・・・
凄い脱走だけど、そりゃ脱走もするでしょうという内容だから仕方がない。ここ最近の、簡単に攻め込まれてる箇所はこれ原因でしょうかね?戦闘の跡があまり無い箇所が増えてますし。
判断が遅い!(画像略)
やらないよりはマシだけどとにかく判断が遅い!
本当にやる気なら大統領令でさっさと出すはずで渋々感がありますね。というかこれから調整なら来年春までは少なくともかかりそうで。
まあ前線の兵士に希望となる効果はありそうです。
実際に復員が始まった場合、書類上は生きていることになっている人が
いつまでたっても帰ってこないみたいな話も少なくないでしょう。
一旦兵士になってからの、戦場行ってからの脱走よりもさっさと国外逃げちゃった大量の人達を連れ戻す事考えた方が良いと思いますけど。凄まじい数ですし。他国を恫喝してる暇があるならまず自国民を何とかして欲しいですねえ。
議論するとは言ったが、「決定するとは一言も言って無い」
36ヶ月復員が、結局は白紙になって消えたのと同様になるだけだと思いますが。
また現実的にも、今強制的に張り付けさせ続けてる前線の兵士を下げたら、それに代わって穴埋めする肉壁要員が現時点でもまるで足りない状態なのに、どうするんだろうなぁ?
仮にそれで多少は動員出来ても、訓練その他で最低数カ月の時間がかかる上に結局は意欲の低い素人の案山子しか作れないだろうに、しかも供給される武器弾薬は常に不足している。という解決不可能な問題が起こるのは目に見えてるのはどうするんだろうと。
国民の反発を恐れて何とか口先三寸で誤魔化したいけど、事実上はどうにもならない、という様子しか伺えません。
キエフや西部の人間、さらに政府の役人や政府系企業の人間がまだ残ってるだろう。
そいつらを入隊させて交換要員にすればよい。
なに?ロシア系とハンガリー系などの少数民族以外やロシア語話者以外には行われない?
法案の内容が公表されて、なおかつ議会で正式に可決されてから言えばいいのに、でしかないですね。
まあ高確率で「ふふっ 言ってみただけ♡」ってなると思いますし、なによりもウクライナの戦争なんて生きたくない男達はそう受け取っているでしょう。
とっくにゼレンスキー政権をそういう意味では信用しなくなっていると思いますので。
じゃあ、なんでこんな話を流すのかというと、好戦的な女性達はこのお話を信じたがるでしょうから、戦争に行くのを渋る男達に彼女達から、
「戦争に行っても帰れるって政府が言っているのだから行けばいいのに(大意)」みたいな事を言わせるためじゃないかなと。
当然抵抗するでしょうが、信じたいものを信じる人ばかりが今のウクライナの戦いを支えておりますので、「戦争に行っても戻ってくれるんだから」さん達は頑張るはずです。
うーむ、分断が進みますね。
こういう不誠実な態度は更に問題をややこしくしていくと思いますけど、もうゼレンスキーには手が無いのでしょう。
そして当然米国もこれを見ていると思いますので、(こいつらはもう無理だな)と次期政権を担う人達は考える可能性もまた高いです。
いよいよ末期的になってきたと思いますので、これは意外と早くこの戦争については終わるかもしれませんね。
>意外と早くこの戦争については終わるかも
トランプ再選で、戦争が先に終わるか、政権が限界を迎えるか、の綱引きになってきた感があります。アメリカの支援が先細りすれば戦争は負けに向かい、政権は財政的にもちません。その穴を誰が埋めるかでもEUも含めて揉めるでしょうし。
「戦場での優劣」が決定的になった今、“終わらせ方をどうするか”に国際政治の重心もまた移っていくと思われます。
突っ込みすぎた西側が簡単に終わらせる事が出来るかは怪しいです。
今盛んにNATOやらEUやらがロシアの危機を訴えているのは、負けた博打に突っ込んだ負債を有耶無耶にするためかなと思います。なんか夢見てたんでしょうねぇ、ロシアを降伏させた暁にはー、みたいな感じで。
英国のジョンソン元首相が「米国が手を引くなら英国が派兵する必要がある」とか言っていましたが、何時もの英国人の口だけかもしれませんけど、個人的には「やれば?」でしかないです。
英国は支える気持ちが有るんですよと表明しつつ、「でもNATOが参戦すると世界大戦になるかも知れないじゃ無いですか!」とか言って止めて貰うつもりでしょう。
でも、個人的には「はよしろ 躊躇うな」でしかないです。なんならNATOにも暇を出して貰っては如何か?ウクライナとの戦いに英国軍を出している間はNATOではありませんって事にして。
ボリスジョンソンも前は愉快な人に見えましたが、今は醜悪な英国のジェントルマンにしか見えません。
やっぱり英国人は英国人です。
ボリスジョンソンはロンドン市長時代から、トンデモがゆえに人気のあった人。市長でさえ無理なのに首相になってはいけない人です。
で、イスタンブール合意を潰して無理やり継戦させ今のウクライナ&米欧日側の苦境/”敗北”を招いた戦犯です。
今のボリスは失脚し保守党は政権を喪いました。ただ単に勝手なことを言ってるだけの存在ですよ。
ただ、戦犯のボリスとしては、ハッキリとウクライナが降伏すれば戦争責任、敗戦責任の追及※が待ってますから部外者にも拘らず無責任に英国参戦を煽っているということですよ。
※英国ではイラク戦争の責任追及が議会他で行われ当時のブレア首相も議会で証人喚問・責任追及されている。イラク戦争は”イラクに脅かされる英国”が自衛権を行使し、その英イ戦争に米日ウク他の有志連合が集団的自衛権を行使したという無理筋な建付けなんで英国の開戦責任は重大。”イラクに脅かされる英国”自体が、政府がでっち上げたフェイクであることがあらためて明らかにされた。ま、保守党は戦争にもちろん賛成していたから、事実関係はともかく個人責任追及という点では甘いものになり英国家として反省したとは言い難い。本来ならブレア以下は国際刑事裁判所送りだろう。
英国は労働党政権になりました。ウクライナだけが問題ではないですが保守党が一方的に負けて労働党政権になったという格好で、わーくにの総選挙と似ています。
労働党も転向して実はウヨい(今の党首が前党首を含め激しくレッドパージし、ネオリベネオコンのブレア路線回帰)のですが、次も選挙で勝ちたいなら保守党、特にボリスの尻拭い(ウクライナをガンガン支援)をするかは疑問が残りますな。
うーん。管理人さんまでも「強制動員」ですか。
もともと動員による徴兵は、徴兵リストに基づいて行われるから最初から強制性があるので、「頭痛が痛い」の類です。
無作為の街頭ハイエース徴兵なんかを「強制動員」と表現するのはまだわかるんですけどね。
国家総動員もまたわざわざ「強制」なんて付けるまでもない概念であるわけで。
法的な表現で言えばそうなのかもしれないか、ウクライナメディアも戒厳令下の男性動員を強制動員(TCH.ua)、自発的ではなく強制的入隊(BBC Україна)、強制動員もしくは強制徴兵(РБК-Україна)、強制動員(24Канал)、強制動員(УНИАН)、強制動員(Новини України)などと表現しているので、個人的には問題ないと思いますが駄目でしょうか?
追記:戒厳令下の男性動員を動員と強制動員と区別しているのは「18歳~60歳までの男女が自発的に入隊する動員」と「25歳~60歳の男子が強制的に入隊する動員」に分かれるためで、ロシアの動員も「予備役を強制動員した部分的動員」と「契約による動員」と使い分けるように注意しています。
そういうお考えなら、構わないと思いますが、もともと「強制徴用」などプロパガンダ用語から派生した表現に思えたもので。失礼。
そもそも当のウクライナのメディア達がそういう表現をしているのであれば、問題無いと思いますよ
そこにさえ嘘が含まれているとは思いませんし
「18歳~60歳までの男女が自発的に入隊する動員」
↑このうちの男性は要するに、「18~24歳の『早く兵隊になって戦いたい』者」と、「25~60歳の『身体能力検査で不合格だけど兵隊になって戦いたい』者」です。
>「25~60歳の『身体能力検査で不合格だけど兵隊になって戦いたい』者」です。
こういう出鱈目は止めましょう。ただウクライナを馬鹿にしたいだけなら他所でやってください。
動員延期の対象になっている政府関係者、企業が動員延期を申請している労働者だって戦いたければ志願するでしょ?
いや、実際に、
「片手や片足を失くした者が、戦場に戻り任務に復帰している」
というニュース記事がありましたよ。
それほどの身体障害が元からあれば徴兵検査は不合格だし、戦傷として負ったのであれば普通なら廃兵院の保護対象になっていても不思議はないですが。
前述の記事では「祖国のために戦う」美談調で報道されていましたよ。
それから健常者であれば、まずは「25歳~60歳の男子が強制的に入隊する動員」の義務が課されるはずです。
健常者なのにこの義務が免除されていたら、「あいつはずるい」と見られるでしょう。
医師の診断書で「兵役不適格」と証明されるから、「ずるくない、仕方ない」となる訳でしょう(この制度を悪用する兵役忌避の事例もありますよね)。
Yahoo未来に残す戦争の記憶2024年2月18日配信
「意識が戻ったら足がなかった」戦火に見舞われたウクライナ兵士の今 #平和を願って
↑義足を着けて地雷除去任務に復帰した話です。
Reuters2023年4月3日
「アングル:求む義肢装具士、ウクライナ戦傷者増加で不足深刻」
↑「四肢切断された兵士の多くは、戦場に戻ることを志願している」という証言があります。
「25~60歳の『身体能力検査で不合格だけど兵隊になって戦いたい』者」は、出鱈目じゃないですよ。
貴重な情報ありがとうございます。
整理させてください。ウクライナでは、負傷し義足になっても前線に戻りたいという勇敢な人がいる一方で、ローテーションも組めないほど兵数が不足している。
また、動員逃れや忌避感が強いという観察もある。これらを組み合わせるとウクライナの現状が推察できます。
1.死傷者はかなりいると思われる。
2.国内に戦う気のある人材は払拭しつつある。
3.片っ端からの動員に政府は踏み切る気がない。
結論として、ウクライナは全体として、ベトコンやタリバンではなく、かつての本邦や適当な言い訳で苦しい戦争から逃げるアメリカの同類ということですね。
であれば、結論はシンプルです。早晩負けますね。戦う勇気のある人たちが限界を迎えた時が崩壊点になるかと。
>予備役を強制動員した部分的動員
予備役なんだから強制も何も招集されたら動員に応じるのは当然なんでは?
まぁ予備役が義務なら強制動員というのも間違いではないが・・・
一応整理すると、以下の通りです。
「徴兵」は、一般的に、成年に達した男性に徴兵検査(身体能力検査)を受けさせ、合格者に対して一定期間訓練を施すこと。合格者は入隊。訓練終了後に一旦除隊。
病気や怪我で一時的に健康を損なっている場合、大学に進学する場合等は、検査が延期される。
訓練終了後に職業軍人となることを希望する者は、「志願兵」として軍に残る。志願兵は、一般的に下士官になれる。
「動員」は、一般的に、過去に訓練を受けた後除隊し予備役または後備役となっている者を、召集して再入隊させること。
強制的な動員は、召集令状のような形で行なわれる。令状に従う義務がある(但し健康状態が悪化していると動員免除となりうる)。
強制的でない動員は、志願兵の採用数を増やす追加募集のような形で行なわれる。募集に応じるか否かは個人の自由。
蓋を開けてみれば「戦争が終結したら動員を解除する」とかかも。
”36か月勤務で動員解除”なら3年生き延びた現役の動員兵なんてほぼほぼいない※からウクライナ政府にとってさして痛くないのではないかな。
※24年4月にブダノフが”ウク兵は46万”と言っている由。延べで兵力200万とすると150万が融けた計算。当初兵力が数十万だから、今の部隊は”3人目の綾波”状態だ。
というわけで、ウクライナとしては国民の要求に”見かけ上の譲歩”をして少しでも動員に応じる人間を増やしたり、戦場の将兵を宥めて脱走、投降を防ぎたいというところでの話なんだろうね。
とはいえ、敗戦必至だし政権への国民の信頼も希薄だしロシアになった元ウクライナ地区は景気良いしで、ウク民の気持ちを政権側に引っ張れるか、遠心力を弱められるかといえばムリムリでしょう。少し前にゼレンスキーが予言したように”あと3、4カ月で戦争は終わる”方向に見える。
綾波レイは魂の無い女でしたが、ウクライナ兵は差し詰め魂の無い兵士といった所になるのでしょうか
少なくとも、欧米の一部連中やウクライナ上層部にとってはそうかなと
素朴な疑問なんですが脱走兵ってそこから逃げてどうやって暮らしてるんだろう?
人目に触れない所で身分を隠してるのかな?
個人的には大部分は既に死んでいるかなと
汚職のために書類上は生きていた兵士が、順番が回ってきて休暇に行ったことになっているにも関わらず帰ってこない、すると事務的には脱走と処理されます
脱走兵が故郷に戻ってもすぐにバレそうな気もしますが、どうなんでしょうね
個人的には「脱走兵 = 戦死者」という可能性もあるのではと思っています
脱走兵なら捕まえて再び前線送りできますし、数字として公表されてもそこまでインパクトはありませんが、これが戦死者の隠語だった場合は話が大幅に変わってきてしまいます
「戦死者」には補償金出す必要がありますが「脱走兵」ならむしろ懲罰的に給与取り消しすらしかねないので、戦費調達に苦労している立場ならやりかねないのです
東からは多くの難民が押し寄せ、数百万人が国外に逃れ、一部の公務員が入隊した。人手不足に過負荷が加わり、末端行政の機能不全を招いたのだろう
徴兵官が街で頻繁に尋問していることも、住民の現状をよく把握できていないことを証明している
失踪(戦死)とみなされたり、情報伝達がうまくいかなかったりすると、脱走兵を探すこと自体が起こらない
自宅ではなく親戚や友人の家に隠れていると、なおさら気づかれにくいだろう
よくわかりませんが皆さん東の方角に行かれますね
動員しても兵力の使い方を間違える最高指導者では無駄死にだよなあ・・・
前線に投入されたら最後死ぬまで戻れないのでは、そりゃ自主的に動員解除(脱走)するしかありませんよね。
しかしプロパガンダによって「ウクライナは勝てる」だの「ロシアは弱い」だのを信じ込まされ、前線に投入されると話が全く違っていたなんて酷い話です。
結局メディアに騙されず、いち早くウクライナから脱出したウクライナ人が正しかったとはなんとも救いのない話ですね。
もう戦線縮して守り切れる範囲に減らすべきなんですよ。
戦線広げるから兵力足りなくなってあちこち抜かれローテーション組めなくなってる
ステファンチュク議長って見るからにガタイもいいし50前後とまだそれなりに若いんだから自分が前線に出て頑張ればいいのにね(小学生並みの感想)