DEEP STATEとRYBARはポクロウシク方面について28日夜「ロシア軍が複数方向で前進した」と、特にRYBARは「ロシア軍がノヴォホロディフカ、ノヴォトレツケ、クラスヌイ・ヤルクルティ・ヤル、ミハイリウカ、マリ二フカを占領した」と報告、この方面の防衛状況は崩壊している。
参考:Мапу оновлено!
参考:Покровское направление: бои в Гродовке и начало штурма Селидово обстановка по состоянию на 20:00 28 августа 2024 года
参考:Южнодонецкое направление: освобождение Константиновки Обстановка к исходу 27 августа 2024 года
参考:Russian forces approaching town of Selydove in Donetsk Oblast, media reports
参考:От фронта до тыла. С какими вызовами столкнется Украина осенью и к чему стоит готовиться
参考:Зеленський про Курську операцію: Продовжуємо збільшувати територію нашого контролю
ロシア軍は事実上『戦闘なし』でノヴォホロディフカを占領
DEEP STATEはポクロウシク方面について28日夜「ロシア軍はノヴォホロディフカ郊外のテリコンを占領した」「ミハイリウカ集落内で支配地域を広げた」と、RYBARは「ロシア軍がノヴォホロディフカ、ノヴォトレツケ、クラスヌイ・ヤルクルティ・ヤル、ミハイリウカ、マリ二フカを占領した」「ロシア軍がフロディフカ市内で大きな成功を収め支配地域を広げた」「ロシア軍はムイコラフカ方向に支配地域を広げた」「ロシア軍はセリダブ方向に前進して市内に侵入した」「ロシア軍がヴォブチャ川西岸で前進した」「ロシア軍の偵察部隊がウクライナスク近郊に企業や住民が逃げている」と報告。
DEEP STATEとRYBARの報告には大きな違いが生じているものの、RYBARは「ポクロウシク地区南側におけるウクライナ軍の問題は大きくなりつつあり、ロシア軍は事実上『戦闘なし』でノヴォホロディフカを占領した。ロシア軍は急速に支配地域を拡大させ、フロディフカの中心部から敵を叩き出し、セリダブに迫っている」と述べている。
DEEP STATEの新たな報告か視覚的証拠が登場してみないと何とも言えないが、RYBARの報告が事実ならポクロウシク方面の防衛状況は「危機的」というよりも「崩壊している」と表現するのが妥当かもしれない。
DEEP STATEはクラホヴェ方面について27日「ロシア軍がヴフレダルをパヴリフカ西郊外とヴォディアンから包囲しようとしている」と報告していたが、28日夜「ロシア軍がヴフレダル方向に支配地域を広げた」「ロシア軍がパヴリフカ西郊外で支配地域を広げた」と、RYBARも27日夜「ロシア軍がコスティアンティ二フカを占領した」「ロシア軍がコスティアンティ二フカ郊外で支配地域を広げた」「ロシア軍がコスティアンティ二フカとポブジェダの間で前進した」と報告。
コスティアンティ二フカ~ヴォディアン~ヴフレダル線=T-0524ラインの一角だったコスティアンティ二フカを失い、ロシア軍はヴォディアン方向にも足場を築きつつあり、遂にヴフレダルの南でもロシア軍が前進してきたため、この方面の状況は非常に怪しくなってきた。
DEEP STATEはトレツク方面についても「ロシア軍がT-0516に沿ってトレツク市内を前進した」と報告、あと1kmほどT-0516に沿って前進されると市内中心部のアパート地区や中央鉱山に到達される恐れがあり、ここを巡る戦いがトレツクの運命を決めるはずだ。
因みにRYBARはクルスク方面について毎日言及しているもの、DEEP STATEは同方面の評価を更新していないため戦況マップへの落とし込みを見送っているが、RYBARの評価を一言で言うと「DEEP STATEが報告済のウクライナ軍支配地域に近づいている=ウクライナ軍支配地域が拡大しているという意味」となる。
追記:ウクライナメディアも「ロシア軍がセリダブに迫っている」と報じており、DEEP STATEの共同創設者=ロマン・ポゴリリー氏もRBC-Ukraineの取材に「ロシアにクルスクとポクロウシク・トレツクを交換する意思(戦力を転用する意思)はない。ロシアはポクロウシクにほぼ到達しトレツクに入ろうとしている。私はウクライナ軍を信じたいが、このペースが続くなら直ぐに(防衛ラインが)崩壊するかもしれない」と述べており、クルスク侵攻によって生じたリスク(東部戦線で戦っていた旅団と予備戦力の転用)が表面化した格好だ。
一方でゼレンスキー大統領は「クルスク侵攻によってポクロウシク方面におけるロシア軍の前進スピードが鈍った」と主張し、28日夜の演説の中で「ウクライナ軍はクルスクで支配地域を拡大し続けている」「毎日のように捕虜交換のための金貨を補充し続けている」「我々がロシア領内に持ちこんだ緊張は『これ以上の圧力をドネツク方面にかけることが出来ない』ことを意味し、これをロシアは理解しなければならない」と述べているため、クルスク侵攻が「ドネツク方面からの戦力転用をもたらす」と賭けているのだろう。
関連記事:ポクロウシク方面の戦い、ロシア軍がノヴォホロディフカ全体をほぼ占領
関連記事:ゼレンスキーの謎認識、クルスク侵攻でポクロウシクへの敵前進が鈍化?
関連記事:ポクロフスク方面の防衛はボロボロ、ロシア軍がkm単位の前進を続ける
関連記事:ポクロフスク方面の戦い、ロシア軍がノヴォホロディフカ市内中心部に到達
関連記事:ドネツク州西部の状況は悪化の一途、ロシア軍はクラホヴェ方面でも前進
関連記事:逼迫してきたポクロフスク方面、ドローンパイロットまで塹壕に送り込む
関連記事:悪化し続けるポクロフスク方面の状況、ロシア軍がノヴォホロディフカに侵入
※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
ディミトロフ郊外に既にロシア軍がいるとの報告やセリタブの中央まで占拠されているとの報告も上がってたり、ロシア軍の進軍スピードが早すぎて情報が錯綜してますね。
管理人さんの評価通りまさしくウクライナ軍の防衛は崩壊してるんでしょうね…
ポクロウシクを守るために他の周辺地域を放棄しているか、東部を守る兵士達の心が折れた可能性が高いですね。「自分達は見捨てられた。」とか。
ノヴォホロディフカからポクロウシクまでは鉄道がまっすぐ走っている。高低差があまりないことを意味するので、ロシア軍の進軍は楽かもしれない。
防衛ラインを作るなら、谷が直ぐ近くにあるノヴォホロディフカ近郊に作ったほうが良いと思うけどな。
占領されなくても兵站拠点が戦場になったら、兵站に支障が起きるだろうに。
アウディーイウカも戦略価値ないって言っていたぐらいだから、ポクロウシクもないんだろう。
地図上では、クルスクのほうが面積が大きいので、ウクライナ軍は大勝利中と主張できなくもない。何の意味があるかはひとそれぞれだけど。
ポクロウシク方面のウクライナ軍は大変だけど。それ以外のところは持ちこたえている。なぜ、ここを軽視するのかは不明。吐出部をたたく作戦でもあるのか?
大した戦闘もなしに陥落してるところを見ると、ウクライナ軍ポクロウシク周辺の拠点は全て捨ててポクロウシクに集結してるのかも知れませんね。
ポクロウシクが敵の侵攻を止めるための要塞でしかないのならそれも有りかも知れませんが、四方に補給路を伸ばす結節点なので砲兵やドローン近付けるのは拙いのでは…
どっちにしろロシアとしては泥濘期前にポクロウシクへの補給線をしっかり確保して、10月以降はじっくり市街戦で制圧の方針かも知れませんね。
物資無し、予備無し、引き抜き有り、の状態であったとしても東部全体では数十万は居るはずなので各所に集結し戦力回復しているはずですね。場所は不明ですが。
ポクロフシクが鉄道や道路のハブなのであれば接近された時点で重砲や空爆などの管制下に入るので存在価値を失います。よって食い止めるべきはポクロフシクの外縁部であって今の前線なのです。戦略的な後退だとしたらまたしてもウクライナ軍は間違いを犯していることになるでしょう。
>今の前線
ノヴォホロディフカが陥落したからなぁ。今の前線じゃ、もう遅い気がする。
防衛ラインを作るなら地形を考えると、ノヴォホロディフカあたりか、プログレスあたりだけど。プログレスは・・・・。プログレス突破の後、ロシア軍快進撃だからなぁ。ウクライナ軍やそれを絶賛する専門家とか、頭の良い人の考えは解からない。
プログレスの二の舞にならないことを祈りましょう。
ポクロフシクが鉄道や道路のハブなのであれば接近された時点で重砲や空爆などの管制下に入るので維持する価値がなくなります。食い止めるべきはポクロフシクの外縁部、今の前線までです。これがもし戦略的な撤退なのどとしたらウクライナ軍はまた間違いを犯したことになるでしょう。
一回投稿できたか分からなくて連投してしまいました。申し訳ない
これはもう攻めてる側のロシア軍があまりに上手く行きすぎて逆に不安になってるかも知れませんね。用心してみたらポクロウシク市内も当初のクルスク並みにスカスカだった…なんて事は流石にないと思いますが。
戦線崩壊に近い状態のようなので、更新も大変ですね。
もうディミトロフ突入の情報が出始めてますから。
セリタブも陥落寸前、ウクラインスクも郊外にロシア軍が迫ったそうです。
既にグレーゾーンはセリダブ中心に迫り、一部の未確認の報告によるとディミトロフ南郊外に偵察部隊が侵入したと言う。
西進してポクロウシクを目指す動き、補給路となるE50道路を固めるためセリダブ周辺を攻略する動きに加え、南旋回して東部に残されたウ軍を包囲する動きが同時に見られる。
当初は南進して補給路を固めてから東進するのではないかと予想していたため、予想以上に崩壊が早い。
数日以内にもセリダブは陥落しポクロウシクが砲兵射程圏内に入るかも知れない。そうなればドンバスの補給ハブは機能停止し、複数の戦線が一気に動き始める。
もう10kmきってるから、既にPokrovskは砲兵の射程内だよ。ドローンだってもう届くわい
かなりのスピードで進軍していますね。
ロシアはよくクルスクと比べて東部で少ししか進軍していないと言われていますが、それは要塞化されたエリアの話であって、要塞化された部分が突破されると進軍スピードはあがるものなのですが、それ以上のスピードで驚いています。この速度だとウクライナ軍は中途半端に後ろの都市に入っても追いつかれるだけなので、かなり後退しているのではないでしょうか?とはいえ都市にこもっても徴兵された方々の運命は死守になってしまうかも知れません……。
ロシアテレグラムではf16の撃破が予想されていますね。これはウクライナ側がF16のパイロットが亡くなられたとの発信をしたがゆえですが(あくまでパイロットが死亡しただけで機体については言及なし)現在になって亡くなられたパイロットの方は数年前に前線にと転勤していたので元F16パイロットだ。F16は破壊されていない。という情報が出回り始め何が何だかと言った状況ですが、少なからずF16パイロットがインタビューを受けていた航空基地は特定されていたので、何かしらの動きがあったものかと思われます。
クルスク方面では原発付近の塹壕がかなり強化されて周りの町を巻き込んでの防衛戦が引かれていますし、反撃を開始して数個の集落を取り戻した(ウクライナ軍がいない事を確認した)と報告しているので、ここから数週間で膠着するかジワジワと削り取られるのか動きが気になるところですね。
クルスクに行かずに東部を固めて何とか和平を申し込んだ方が良かった…と言われないか心配です。
先日のミサイル攻撃の結果、イヴァーノ=フランキーウシク州のコロミア飛行場でF16のパイロットが死亡、フメリニツキー州のスタロコンスタンチノフ飛行場でF16破壊の可能性(ロシア国防省の情報筋)という話がありますね。
F16の破壊については視覚的な情報は今のところ出ていないので話半分に聞いておいた方がいいと思います。
飛行場で1機、パトリオットによる撃墜で1機の2機で確定みたいですね
クルスク原発のある地域方面では住民以外の出入りの禁止処置がとられたみたいですね。
ドイツBuild誌の記者Julian Röpcke氏も、ノヴォホロディフカはインフラがほぼ残されている…つまり砲撃で更地にせずともウクライナ兵による守備が破られた旨ツイートしてますね
クルスクに兵力注ぎ込んだら当然東部戦線は崩れるという事なのか、実はウクライナの釣り野伏か何かなのか…
ちゃんと毎日見てる人間ですら情報が錯綜して追いかけられないってこれで戦線崩壊してないって言うのは無理があるよな。ヤフーニュースとか見てたらそんな気配微塵も感じないから情報統制ってすげーって思うわ
情報統制された中でも水面下でキチンとした事実に基づいた情報をまとめたり発信してくれる人がいるのは頼もしいですね。
ただ、木を隠すなら森という訳で統制する側が誤った情報を発信する媒体を3つほど用意して、やっぱり体制側の情報の方が正しいじゃないかと糾弾する人間を用意すれば大抵の人は誘導されちゃいますからね。何を指して、というのは控えますけど。
今の時代は、情報バラマキ・ボランティア(アクセス数で金になる)が沢山いますからねぇ。
さすがに露骨に誤った情報を流すとバレるので、事実をベースにした偏った情報を流すことが重要。
解釈ミス・誤認を起こさせれば良いのです。
大手メディア・政府が嘘を流すとまずいので。誰誰さんが言っていますという形にする。誰誰さんがそう言ったのは事実。内容は事実か不明、虚偽でも。メディアとしては嘘は流していないと、しらをきれる。
この件に限らず金主によって報道が曲げられているから、相当深刻なのかも知れません
仰る通りです。
日本は第三国であり、経済貿易歴史の関係性が薄くても、この報道状況ですからね。
日本が、当事国の戦争であれば、さらに強い同調圧力も覚悟すべきでしょうね…
ついに一角が崩れましたか・・ウクライナ軍も崩れそうで粘っていましたが、これまででしょうか?崩れる範囲は広がりそうですね。
もはや、自国の兵だけでは無理でしょう。武器の提供で挽回できると思っているゼレンスキーの認識も甘いと思います。しかし、援軍を送る国も現れないでしょうし。
ちょっとウクライナ軍側の存在感の無さが尋常では無いので。
これは戦線崩壊ではなく、戦略的に後方に撤退したと見るべきでしょう。
この戦争で初めてというくらい、ウクライナ軍が土地にこだわらずに軍事的な観点から戦線を引き直した、という点でエポックメイキングです。
ただ。
普通に考えればボクロウシクに集めているはずなのですが。
噂ではロシア領侵攻の第二弾を用意しているということで、そっちに回されている可能性もあります。
少し前までは戦闘や包囲がありましたが、今はそれも減っていますからね。時々、死守に近い話を耳にしますが殿で置いていると考えるべきでしょうね。
全体的にロシアの撤退の時と同じ雰囲気が出ています。
新たな戦線を実際に開くと、ロシアは少し兵力振り分けに困るかもしれませんね。
大統領府も戦後交渉を見据えて土地の取捨選択を始めたことを隠さなくなってきていますし、ポクロウシクごと東部を完全に捨てる路線も現実的な可能性に思えます。そうなると、おっしゃるとおりにクルスク侵攻に全振りするのでしょうか。クルスクも塹壕戦を仕掛けられていて、原発を取りに行こうとしたとて2023攻勢の二の舞になりそうですが、、おそらくまだ賭けているのでしょうね。
戦略的と言うか戦術レベルに見えるかなぁ
ここが引くとあっちもこっちも連鎖的に不利な盤面になるけど、全体が安定するまで引くのか気分次第で死守するのか謎。ウクライナの守りたい防衛ラインが見えてこないのよ、このままだとそこかしこで包囲されることになりそう
ロシアのFPVドローンと滑空爆弾のチーミング攻撃が効果絶大で、ロシア軍機を迎撃しようとすると、FPVドローン(光ファイバー制御のも登場)の対人攻撃がおこなわれて、対空兵器を使うことも出来ずに、ロシア側は偵察ドローンの情報をもとにして、滑空爆弾で攻撃すれば良いので、ウクライナ側はお手上げ状態という事でしょうか?ロシアのS-300は今まで隠していた動作モードで動作していることが確認されたという報道もあり、アメリカが対抗してウクライナに提供するF-16AMのEW関連を改造しているとも言われていて、ウクライナ軍も、自動でFPVドローンを排除出来る方法が必要な状態の様ですね。
プーチン「圧倒的じゃないか、我が軍は」
ゼレン・ザビはもはやソーラーレイを持ち出すしかないかも
ソーラーレイを使われるとコロニーレーザーが撃たれる。
タス通信や独立系メディアのヴェルストカによると、ウクライナ軍のクルスク侵攻で国防意識が煽られロストフ州やモスクワ州で軍志願者が増加していると伝えています。 だとすると志願者減少で人的資源の供給に問題を抱えていたロシア軍にとっては助け舟になった形です。 それにしてもATACMSとストームシャドウのロシア領使用禁止の再確認や、戦力誘引の失敗と東部からクルスクに兵を引き抜いたことによるポクロウシク戦線の崩壊などウクライナ軍の行動全て裏目に出てない…?
ドイツ国内で、マルダー歩兵戦闘車等ドイツが供与した軍用車両もクルスク侵攻に使われた事が物議をかもしていて、ノルドストリームの件もあって支援の先行きが微妙です。
ウクライナ自身がロシアによる侵攻をきっかけに国防意識が青天井になったのに、ロシアでそれが起きないわけがないんですよね。
初めから分かってはいましたが、実際に数字や現象として表れてきましたね。
歴史的に見ればロシアがちょっと領土失ったぐらいで揺らぐ訳がないのは明らかなのになぁ…
多かれ少なかれ、そういう軍国青年が出てくるのは当然だけど、問題は大規模動員などの(義務としての徴兵以外での)強制動員を国民が受け入れるほど盛り上がるかどうかではないか
結局プーチンの支持率が高いのは一般国民と戦争を切り離せてるのが大きいから、その必要がないほどロシア国民の繊維が高まるかどうか
*クルスク方面の戦闘を新たな志願兵(愛国青年の)だけで切り抜けれるほど集まるなら話は別
一応、強制動員については今の動員されてる人達を解除させる為と
理由を言ってますし、前線に動員されないのでしたらそんなに反発もないのでは?
その動員がスムーズ(?)に進んでいるのも前線に行かずにすむからなわけだから、ウクライナ南部から転出された契約兵だけで全部賄えるのかどうかが重要なのでは?
今、上のコメントを読み返すと動員が焦点になってるけどキモは動員の有無ではなく、徴集兵・動員兵が戦場に送られる状況になっても容認するほどロシア国民の”国防意識”が高まったかどうか
そのあたりは第二次動員の可否という形で割とハッキリ表面化するはず(ロシア軍は人手不足なのは周知の事実だし、ロシア世論を読むのがプーチン大統領の仕事なので)
もしやウクライナ東部方面軍は拠点や戦線の維持は諦め、なるべく戦闘を避けて戦力を温存しロシア側に警戒を強いる事で遅延作戦を行う方針に変えたのでは?
今の進軍ペースならキエフまで1年以上は稼げますし不利な状況で戦って壊滅して数十km/day進まれるよりマシと判断した可能性は無いでしょうか?
もちろんそう考えるべきですね。
真に崩壊しているなら装備品の鹵獲や武器弾薬の遺棄が大量に見つかるはずですが、それがほとんどないので。
そもそもシルスキー将軍の得意分野はこういうソ連式の遅滞戦略ですから、ようやく本領発揮というところかなと。
住民の避難開始時期が遅すぎますから遅滞戦術をとってるというのは考えにくいのではないでしょうか。
そう考えると戦線崩壊というより戦線放棄に近いかもしれませんね。
その辺すべて含めて釣り野伏せだとしたらウクライナ恐るべし…となりますが、はたして事実はどうなのか判明するのはまだ先になりそうですね。
勝手に撤退してる部隊が多いのでは?
先日、救出か撤退を懇願してる部隊の映像が流れてたんですが
直属の上官を嫌い、師団長や政府に話を通してくれと言ってるみたいでした
やはり、無理な死守命令を受けてるみたいです、ロシア軍に抵抗する兵器や弾薬も
ない状態で戦えと、補給もロシアの監視ドローンで徹底して潰されてるみたいですし
主力は撤退済みで、切り捨て対象の捨て石部隊と住民には何も知らせていないという可能性も考えられます
そうであれば「装備品の鹵獲や武器弾薬の遺棄」が大量に見つからないのと、「撤退を懇願してる部隊」が両立する事は可能なので
なんにせよ、ポクロウシクでの戦闘が始まらないとウクライナ軍の方針がはっきりとはわからないと思います
ここで撤退してロシアの主力を誘い出し。
そこを精鋭西側戦車旅団で叩く!
・・・え?叩く西側戦車の旅団はクルスクで足止め中?
誰だよ肝心な予備兵力をそんなとこに送ったのは?
え?大統領?
という状況ですので。。。
遺棄するほどの武器弾薬も無いのでは?
春に可決された米国の支援はクルスク方面に全ツッパされてる気配があり、東部の部隊は昨冬の窮状から更に悪化した極貧状態にあると思われます
遅滞戦略は防衛線を何層も用意して敵を削るものであり、現状のウクライナ軍の行動をそのように形容するのはふさわしくありませんね
この方面のウクライナ軍部隊にはすでに武器も弾薬もないので、上級司令部に撤退や救出を哀願していて、前進するロシア軍が放棄されたウクライナ軍の武器や弾薬を捕獲することもない、で十分筋が通る話です。
多少でも後方に温存されていた戦力はすでにクルクスに投入されてしまい、救出を懇願されてもどうにもならないということでしょう。打つ手なし、中国古典的な兵法の原則としては
「三十六計逃げるに如かず」
という段階です。
もしかして、ドネツクはもう見捨てた?
ロシア軍の前進が速すぎますね
ノヴォホロディフカやセリダブのような市街地にここまで速く侵入できるとは
ウクライナ側はポクロウスク周辺には早くから防衛線を引いていると報道していたけど、機能しているとは言い難い
逆にロシア側はどうするのかな
ポクロウスクを包囲を最優先とするのか、南進してクラスノホリフカの部隊と合流をめざすのか
予想出来ないですね
ロシアの進撃が早すぎて住民が多数取り残されているので市街戦を避けたかもしれないですね。
両軍とも今さら民間人のことをいちいち気にかけてないと思うぞ。
残ったのはロシア系住民が主でしょうから、
ロシア側への協力者がたくさんいたのかもしれません
どうなんでしょうね。興味深いです。
個人的には、クラスノホリフカの部隊が西に進むのが理想でしょうか。この部分のウクライナ軍が健在だと、あとあと厄介になりそうですからねぇ。ポクロウスクの防衛ラインの強固さ次第ですが。
ノックして弱そうなら、ポクロウスク攻撃。強そうなら慎重にクラスノホリフカの部隊との合流でしょうか。
ここのロシア軍は圧倒的優位になっても堅実な侵攻をやってるという印象。
極端な突出部を作ったりせず補給が付いてこれる速度以上の突破は避けている。
クルスクのウクライナ軍が勢いに乗って進んだはいいが1週間でスタミナ切れになったのと対照的。
可能性としてはウクライナ軍は既に周辺の集落から撤退してポクロウシク市内に集まっているというのが一番あり得るんじゃないですかね。そうでもない限りロシア軍の進軍が早すぎます。
赤い津波に全て飲み込まれた…
プログレスで47旅団が壊滅して以降は多点突破・突破口の連結という縦深攻撃の基本が行われて本当にウクライナ軍が消滅してしまった
やっぱ怖いっすねソ連軍は
ウクライナ軍も旧ソ連軍だろ
ウクライナ軍は非常に厳しい状況に直面していますがまだ慌てる必要はありません。逆に考えれば戦術的に土地を譲ることで戦力を温存している状況です。バフムートの頃と比較するとウクライナ軍の戦略は着実に改善されており、消耗戦を避けつつより効率的な防衛戦術を展開しています。
現在ロシア軍が進撃を続けていますが、ウクライナ軍はポクロフスク市内での市街戦において反撃の機会をうかがっているのかもしれません。ポクロフスク市内での戦闘が、ウクライナ軍にとっての正念場です。
この時点での防衛が成功すればロシア軍の進撃速度を鈍らせることができ、最終的には反撃に転じる可能性も高まります。
国際社会の支援も続いており防空システムや戦術的な援助が強化されることで、さらにロシア軍の攻撃を防ぐことができると信じています。ウクライナ軍は今後の戦いで必ずやその真価を発揮し、平和と自由を取り戻す日が来るでしょう。彼らの勇敢な戦いに、私たちは引き続き全力で応援し続けます。
このような形での戦線の崩壊というか、恐らくは撤退、そして後方で集結がなされているのは「新しい援軍も交代の部隊も期待できない」からでしょう。
今まで頑張っていたウクライナの兵隊達が単純にただ戦意が尽きたとは思えません。
支援部隊や交代の部隊が来ないなら結局ジリ貧ですからもう少しマシに守備を構築できる後方の地域に移動しているものだと思われます。
ただ、この動きは崩壊が急激すぎるので近くの部隊同士での話し合いや連携はあったとしても統一された形での指示は無いものだと思います。あればここまで崩れないはずです。しかし、現地の指揮官達も「やめろ!」とは言えない。ただ止まっていても結果が見えているからでしょう。
そういうのを続けていると「譲ってはいけない場所」も気がついたら譲ってしまっている可能性が高く、事実そうなっているのだと思うのですね。ロシア軍もまたそういう場所についてはややきつめの攻撃を加えて退却を促すと思います。
これをどうにかするには結局まとまった数の援軍を出すしかありません。だが出す気がない。キーヴの守備部隊は今や動かせないでしょう。クーデター十分有り得ると思いますから。多少事情が見えている人達にとっては「この先当分停戦はない ゼレンスキー政権が続く限り」は絶望感を感じる人もそれなり多いでしょうし。
そしてドネツクからの戦力転用は何れなされると思います。
ドネツクでロシアが「これは出来る限りやっておくべき」という仕事が片付いたらその後でクルスクに部隊は動くと思います。その時はね。
兵力結集中とも思えたがクールな管理人殿が、崩壊と見るのが妥当と感じるならそうなのだろう
或いは両方の事が起きてるのかな
古今東西、撤退が計画通りに理路整然と進む,なんて「もしそんなことが出来たら戦史に残る偉業として1000年先まで讃えられる」レベルのレアケースです。
負け戦の撤退戦は悲惨なもんです。ただ、2割損耗で済むか6割失うか、それでその先の展開が変わりますから。完璧では無くみっともない敗走になろうとも,それでもやるしかないんですね。
なので、この先にもまだもう一波乱二波乱ぐらいはあるでしょう。まだまだこの戦争は終わらないでしょうね。
ポクロウシク前面は、止まりませんね。
トレツク・ヴウレダールは、防衛側の状況悪化が止まらず、陥落後に周辺がズタズタになることが懸念事項でしょうか。
ノヴォホロディフカ(ポクロウシク前面)の陥落が非常に早いため、ウクライナ軍が意図した撤退なのか余力がないのか気になっています。
クルスク攻勢準備~クルスク攻勢の結果、ドネツク方面への負担があまりにも大きかったですね…
追記です。
ウクライナ前線の兵士は、ここまで存分に勇敢に戦っていますから、無理に粘って殲滅されるよりも後退するのも悪くないですね。
ウクライナ戦争は、今年中に終わる気配がなく、来年以降も続くわけですから…
全体のリソースが限られてるからな
クルスク>ハリコフ>ドネツク
こういう優先順位があるのだろう。
ロシア軍が戦果盛ってるのはあるんだろうが勢いに乗って士気が高いのは分かる。
正直、その優先順位自体、正気とは思えないですが。
ウクライナ軍の動きを見るとそんな感じなんですよね。
戦術でどんなに優れていても戦略の失敗を上回ることができない、という箴言が身に沁みます。
仰る通りですね。
ドネツク州占領で停止するという、外交的な裏取引でもあるのだとすれば別なのですが。
クルスク侵攻により、ロシアは停戦交渉棚上げを発表してるんですよね…
プロレス陥落後の進撃速度は、ドネツク方面ロシアの削られ方は少なく感じます。
ザポリージャ州の残った地域、ドニプロ州も、現実的に考えれば削られていく可能性も視野に入ってきたなと…
戦況図の方が、ウクライナ軍は戦力の3割をクルスクに移動ししたと言ってましたが
実はホントの事だったのかもしれません、第47機械化旅団?ですか
所属してたエイブラムス戦車がクルスクで撃破されてる映像があるとか
本当に47旅団もクルスク戦に参加してるなら、47旅団は本部がキーウにあり、最精鋭部隊として名高いので、他の旅団よりは志願兵が集まりやすいので、戦線から抽出したのではなく、新規の兵士で編成した部隊を送ったのだと思います。
ロシアの名将、ゼレンスキ―将軍が行った「クルスク侵攻による敵戦力の分断」は大成功したみたいですね。
戦後ゼレンスキ―将軍は、東部戦線を勝利に導いた「英雄」として称えられるでしょう。
そもそもこの戦争を企画したのは西側だしな
キーウ政権を操縦しロシアをひたすら挑発し戦争に引きづりこんだ
双方ボロボロにしてウクライナ(ゼレンスキー)ロシア(エリツィンのような操り人形)を擁立して豊富な資源を根こそぎ手中に収めたいのである
ノヴォホロディフカはほぼ戦闘なしで占領とのことですが、郊外に防衛線を築くのが不思議ですね
古いデータですがノヴォホロディフカの人口の6割以上がロシア系だったとのことです
大部分の住民は避難しているでしょうが、残るとしたら主にロシア系でしょうから
もしかしたら、ウクライナ兵は町に残ったロシア系住民に追い出されたのかもしれませんね
カルリブカ、ネベルズケ、ウクレダルにはウクライナの
最精鋭がいるけど、包囲が迫っているね
何度もロシアの攻勢を撃退したけど、、、今回は無理だ