ウクライナ戦況

ウクライナ軍はクピャンスク方面で反撃、ロシア軍はバイク攻撃が成功

RYBARは「クルスク方面のロシア軍がノヴォイヴォノフカを解放し、ヴィクトロフカ方向への突破口を開いて数キロ前進した」と、DEEP STATEは「ウクライナ軍がクピャンスク方面でロシア軍を押し戻した」「ヴェリカノボシルカ方面でロシア軍のバイク攻撃が成功した」と報告した。

参考:Мапу оновлено!
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参考:Головне управління розвідки показало кадри роботи на північних околицях н.п. Кругляківка, Харківської обл.
参考:Ворог на початку місяця мав тактичний успіх біля Приютного і намагається його розвинути
参考:Курское направление: рывок в направлении Викторовки и освобождение Плехово обстановка по состоянию на 18:00 18 октября 2024 года
参考:Донецкое направление: Освобождение Островского, Цукурино и Максимильяновки обстановка к исходу дня 18 октября 2024 года
参考:Освобождение Максимильяновки, наступление под Коренево — сводка за 18 октября

ウクライナ軍がクピャンスク方面で部分的にロシア軍を押し戻すもの、戦線全体で見ればロシア軍に押し込まれている格好

RYBARはクルスク州コレネフレスキー地区について「ロシア軍がノヴォイヴォノフカを解放した」「ロシア軍がヴィクトロフカ方向への突破口を開いて数キロ前進した」「リュビモフカとニジニ・クリン方向で現在も戦闘が続いている」「トルスティ・ラグは半包囲状態で過去24時間に多数のウクライナ人が投降したという報告がある」と、DEEP STATEは「空挺部隊と海兵隊がノヴォイヴォノフカ一帯で戦闘を続けているが状況は厳しい」「ウクライナ軍がヴィクトロフカ方向に前進するロシア軍を阻止した」と報告。

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DEEP STATEとRYBARのヴィクトロフカ方向に対する言及は「空中強襲旅団が公開した映像」を評価したもので、映像に登場する複数の装甲車輌のうち2輌はで破壊されているため、DEEP STATEは「ヴィクトロフカ方向への前進を阻止した」と、RYBARは「ヴィクトロフカ方向への突破口を開いた」と主張をしているのだ。

つまりRYBARは「視覚的に確認された最高到達点までをロシア軍支配地域だ」と主張しているのだが、まだ「グレーゾーン」というのが妥当なところだろう。

但し、この視覚的証拠はノヴォイヴォノフカとマラヤ・ロクニャを結ぶ38H-160にロシア軍車輌が侵入していると裏付けており、ウクライナ軍がノヴォイヴォノフカ集落内に存在しないことを強く示唆している。

DEEP STATEはクピャンスク方面オスキル川沿いについて「ウクライナ軍がクルフリャフカ郊外からロシア軍を押し戻した」と報告、視覚的にもウクライナ軍がクルフリャフカ郊外の家屋=に取り付いたロシア軍を攻撃する様子が登場。

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ウクライナ国防省情報総局も19日「クルフリャフカを奪還する作戦を7日から14日まで実施して取り付いた敵を排除し、敵の移動ルート上の地雷を設置した」と発表、掃討作戦の様子を収めた映像も公開したが、ロシア人ミルブロガーやマッパーらは「ロシア軍がクルフリャフカ集落内に前進した証拠だ」と主張して前線位置を集落内に前進させている。但し、RYBARは今のところ何も言及していない。

DEEP STATEはコンスタンチノフカ方面について「ロシア軍がクレシチェエフカ方向で前進した」「ロシア軍がアンドリーウカ方向で前進した」と報告、これで同方向の評価はRYBARとほぼ一致した格好だが、T-0504沿いやクレシチェエフカ北東には大きくな食い違いが発生している。

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特にT-0504沿いからチャシブ・ヤール南郊外に伸びたロシア軍支配地域(RYBAR基準)が事実かどうか状況が一変し、これが事実ならチャシブ・ヤール方向に関する報告の頻度が大きく増えるはずだ。

DEEP STATEはクラホヴォ・ヴフレダル方面について「ロシア軍がマクシミルヤ二フカ南郊外で支配地域を広げた」「ロシア軍がヴフレダルの北西で支配地域を広げた」と、RYBARは「ロシア軍がマクシミルヤ二フカ集落をほぼ制圧した」「ロシア軍の激しい砲撃を受けてマクシミルヤ二フカを守るウクライナ軍が段階的な撤退を開始したという情報があったが、これが事実であると確認され、集落ではロシア軍による残敵掃討が進められている」と報告。

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ドネツクからクラホヴォまでの間にはコンクリート製建造物や大規模工場を要する強力な防衛拠点=マリンカやクラスノホリフカが存在し、特にクラスノホリフカはN-15沿いに対して高台に位置するため、2014年から2023年後半までロシア軍の前進を許してこなかったものの、昨年12月にマリンカが、今年7月にクラスノホリフカ市内中心部(完全占領は9月)が陥落、さらにポクロウシクに向けて前進したロシア軍が南に南下したことで防衛ラインが崩壊してしまった。

約1年前は前線からクラホヴォまで16km以上も距離があったのに、ロシア軍がO-0510経由でクラホヴォに直進する場合、RYBAR基準なら約3km、DEEP STATE基準でも約4kmしかなく、マクシミルヤ二フカの陥落はクラホヴォを守る最も分厚い防衛ラインが貫通されたことを意味する。

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DEEP STATEはヴェリカノボシルカ方面で起ったロシア軍の前進についてНиколаевский Ванёк(ウクライナ人が運営するTelegramチャンネルで正体は不明なものの情報の正確さで人気がある)を引用する形で「ロシア軍がオートバイ攻撃を実施し、残念ながら攻撃は成功してしまった。現地部隊は『攻撃に対する準備が出来ている』と上級司令部に報告していたものの、どういう理由かわからないが準備できていなかった。ハルキウ州のときと同じように諜報機関が敵の攻撃時期、規模、手法に関する情報を提供していたのにだ」と指摘。

敵の攻撃は第394自動車化狙撃連隊と第336海軍歩兵旅団で構成され、この部隊は多くのオートバイやバーギーを保有しているため「同じ攻撃が今後も続くだろう」と述べている。

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追記:RYBARはクピャンスク方面オスキル川沿いについて「ロシア軍がクルフリャフカ集落に足場を築いた」と報告、つまり登場した視覚的証拠について「ロシア軍が押し戻された」と評価するのではなく「ロシア軍がクルフリャフカ集落内に前進した証拠」と評価したのだろう。

どちらの評価が正しいのかは暫く様子を見れば判明するだろう。

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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ

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コメント

    • MK
    • 2024年 10月 19日

    人も装備もカツカツなのに防衛準備出来てないって言うと無能の烙印アンド責任問題にされるなら準備おk!って報告しつつ逃げちゃうかなあ‥自分も

    50
      • かぼ
      • 2024年 10月 19日

      新兵は殆ど補充されず、来ても老人徴兵新兵
      右も左も判らない新兵ならロシア軍がやってるみたいにスコップだけ持たせて穴掘りでもしてる方がまだ合理的だけど
      ウクライナ軍は、普通に戦わせて無駄死にさせてるんだろうなあ・・・

      40
        • 無名
        • 2024年 10月 19日

        ロシア兵は砲弾が降り注ぐ最前線でも穴を掘ります。
        徴集されたウクライナ兵は送り込まれた所にしっかりした陣地が無いと、陣地も何もない所に連れていかれた。と不満を言います。

        34
          • Mr.R
          • 2024年 10月 19日

          その場合ウクライナ兵の反応の方が普通な気がするんだ……

          12
            • 七志
            • 2024年 10月 20日

            ただしウクライナの戦場においてはロシア軍の行動が正義というね……

            その場で戦えって言われて、「塹壕ないんかい!」ってなる状況で
            「ほな掘るか」ってなるロシア兵と「塹壕無いと戦えない」ってなるウクライナ兵だと生き残る可能性が高くなるのはロシア兵で……

            本来はウクライナ兵は準備された防御線に守られるはずだけど、汚職やらなんやらでそれが無い。
            そしてまず穴を掘れのロシア兵は一度取り付いたら塹壕を掘り上げてる。
            結果的に防御側より攻撃側のほうが地形に護られているという状態だけど

            19
    • ののの
    • 2024年 10月 19日

    オートバイ攻撃って、本来なら第一次大戦の騎兵突撃よろしく鉄条網と機銃座1つで簡単に粉砕できるの攻撃なのに、それすら防げてないのはどうしたことか。
    前線の兵力密度はいったいどうなってるんだ?拠点や集落の間を薄っぺらい哨兵線が繋いでるだけとかだったら絶望する。

    25
      • ななし
      • 2024年 10月 19日

      > 拠点や集落の間を薄っぺらい哨兵線が繋いでるだけ
      その通りなのでしょうが、第一次大戦と違うところは
      ウクライナの防衛陣地を圧倒的な砲撃・FPV自爆ドローン
      滑空爆弾で削りまくり、偵察ドローンでウクライナ側の
      抵抗力が喪失したか入念に探り、ないと判断したところで
      オートバイで乗り込み制圧する、というところですかな

      52
        • ras
        • 2024年 10月 19日

        ドローンと言う安全な観測者を手に入れたことで、現在の敵陣地の路面がほぼ完全に理解できるようになったことが大きいですね。
        脆弱なはずの騎兵が、運や観測主の腕に左右されず自ら敵陣地の安全をほぼリアルタイムで観測して計画した突撃ができるようになったので、平野におけるバイク兵はこれまでの先入観を廃して評価しなければならないでしょう。

        51
        •     
        • 2024年 10月 20日

        相手の良い戦術をパクるのは基本だけど・・・・
        バイク戦術を西側はパクれるのか? 人命軽視と言って、出来なさそう。 日本は・・・・できるかも。

        3
          • 田舎者
          • 2024年 10月 20日

          日本でも偵察におけるバイク使用は高評価だったはずです。

          狭い場所の通り抜けはもちろん、慣れれば路面の凹凸を避けながら利用しながらの走行も可能ですし。不意の銃撃を受けた際には、バイクを倒して降車しバイク自体を盾にする訓練もあります。

          見通しの良い平原で突撃の有効性が意外だった…までではないでしょうか?

          4
      • やみと
      • 2024年 10月 19日

      集まった歩兵や装甲車などは、ドローンに発見されて砲弾で吹き飛ばされやすい
      だから防御線自体が緩くなり、精鋭なバイク突撃隊が隙間を見つけて突入しやすくなる
      ウクライナ軍の火砲が圧倒的に劣勢で、練度の低い新兵の割合が高くなると、この戦術を防ぐのは難しい

      32
      •  
      • 2024年 10月 19日

      現在の戦場は双方の非接触線能力が強化された結果として、一個の部隊はWW2の頃の何倍もの面積の防御を担当しています
      実際におっしゃる通り拠点や集落の間を薄っぺらい哨兵線が繋いでるだけなのですが、それは兵力が足りないからとかではなく、非線形会戦がはるか後方にまで及ぶ戦場ではかつてのような大規模な物資集積所を置けず、展開できる兵力の上限がおのずと決まってくるからです

      20
      • ふむ
      • 2024年 10月 19日

      ドローンで頭を押さえて少なくとも即座には機銃使えないようにしたらバイクで突撃、って感じですかね
      鉄条網は依然有効そうですが無いのか効果薄いのか…

      密集陣形から散兵戦術への流れと考えると、装甲車からバイクへも自然な流れなのでしょうが
      やる方の精神負荷はどんどん上がってそうですね…

      17
        • kasugi
        • 2024年 10月 20日

        定石通り工兵ときっちり連携しているのでしょう

        戦車を擁するガッチガチの機甲部隊とバイクが併用されている映像もありましたし、バイクはいまや諸兵科連合の一部です

        8
    • 2024年 10月 19日

    クルスクは冬までにウクライナ支配地域はスジャだけになってそうだな。

    44
      • たむごん
      • 2024年 10月 19日

      スジャ周辺まで、仰る通り迫られそうですよね。

      スジャ南部も、ロシア軍がプセル川を超えてボルキ一帯を押し戻してり、冬頃には補給路切断を気にする必要がでてくるかもしれませんね…

      (2024.10.13 クルスク州の戦い、ロシア軍に突破されたウクライナ軍左翼は困難な状況 航空万能論)

      12
    • 無名
    • 2024年 10月 19日

    クルスク方面は、ウクライナ寄りのISWもマラヤロクニャ近くまでロシア軍が制圧してるって評価してますね。
    モルドバにウクライナの迎撃ミサイルが落ちたとか、ウクライナが核兵器開発に踏み切るのでは。なんて話も聞こえたりしてますし、どうなることやら。

    27
    • 通りすがり
    • 2024年 10月 19日

    人手の足りないところから、順番に侵食されていってますね。
    前線のウクライナ兵士は、今何を目的に何のための戦っているのだろう? 領土奪還が不可能であることは明らか、ゼレンスキーは停戦から逃げているが追加動員にも及び腰で援軍はない。自分達が生き延びる可能性は日に日に下がっていく一方でローテーションもない。
    逆にロシア軍は、手柄と戦果と昇進の機会が目の前に転がっているのだから、士気が下がることがありえない。奪った領土は兵士にとっては報奨の尺度になる。

    36
    • kasugi
    • 2024年 10月 19日

    そもそも装甲車があるとしても、歩兵は触接前に降車して匍匐前進でにじり寄り、最後の遮蔽物から先は味方の支援を当てにして駆け抜けるしか無いわけで

    じゃあバイクで突っ切ったほうが早くていいじゃんというのは、実際のところ合理的な考え方なのですね、直立姿勢で走る人間と比較すれば前面投影面積もあまり変わりませんし

    ロ軍は装甲車や戦車の支援によりバイク突撃を後押しする場面もあり、もはや苦肉の策の次元を超えて、潤沢な支援とともに積極活用すべき新たな定石となりつつあります

    43
      • かぼ
      • 2024年 10月 19日

      ウクライナ軍も途中まではバイクを結構使っていたみたいですが
      バイク突撃なんて、それなりの技量と訓練が必要なわけで
      最近はあまり聞かなくなった所を見るとウクライナ軍に錬度は相当落ちてるのかもしれませんね

      37
      • Mr.R
      • 2024年 10月 19日

      しかし現地部隊がいう「準備していた」とは何だったのか……うごご
      バイク突撃、頭上をドローンに抑えられていたら阻止は厳しそうですね。その辺ロシア軍はドローン部隊との連携をガッチリ固めているんでしょう。

      26
      • Hakugen
      • 2024年 10月 19日

      バイクが走行可能な場所では、バイクの方が装甲車輌よりもドローン攻撃にやられにくい(避けやすい)らしいです。

      27
        • ふむ
        • 2024年 10月 19日

        やれてもも個別ですしね

        自爆ドローンで兵員輸送車を中身ごと複数人一挙に倒せていたのが、バイク兵部隊の内1人倒すに留まるようになっては厳しいでしょう
        その内ドローンを群れで飛ばして次々突撃させるとかになるんですかね…

        17
    • 通りすがれ
    • 2024年 10月 19日

    密集していると装甲車でも自爆ドローンでやられるのでそれなら車間距離開けてバイク突撃すればやられるのは1人か2人というのは超合理的ではありますね(絶対やりたくないですが)
    つまるところ近未来兵器の理想形はモスピーダバイクなのかも

    43
    • たむごん
    • 2024年 10月 19日

    クルスクのロシア軍、とんでもない楔を打ち込んでいるように見えます。
    ウクライナ軍クルスク占領地北部の部隊、なんで粘っていて・どの部隊か分かりませんが、これ大丈夫なんでしょうかね?(勝利計画の政治的要請なのでしょうが…)

    ソ連(ロシア・ウクライナ)の鉄道に詳しい方に教えて頂きたいのですが、100年近く基礎インフラとして使われており、資源運搬用の長大な貨物列車・重装甲車両運搬に対応してますから、道床・路盤がしっかり作られていると考えています。

    泥濘期であっても、補給物資の運搬は鉄道であれば問題ない・物資は問題なく運べる。このように考えているのですが認識あっていますかね?

    21
    • イーロンマスク
    • 2024年 10月 19日

    バイク攻撃と言われると北斗の拳連想してしまう\ヒャッハー/
    実際どのような運用何でしょうかね

    22
      • 理想はこの翼では届かない
      • 2024年 10月 19日

      今のところ聞こえてくる範囲では、歩兵戦闘車・兵員輸送車の代わりに塹壕線へ近づくために使っているのと、迂回するための移動ですかね
      バイクに乗ったままヒャッハー!は無理があるので、近づいたら一旦乗り捨てて塹壕戦やって、回収してまた次へだそうな

      35
      • 匿名
      • 2024年 10月 19日

      戦隊モノや仮面ライダーに登場するような武装付きのバイクを想像してしまった

      6
      • 見える景色
      • 2024年 10月 19日

      ピンクのモヒカンが浮かんでしまいました。

      10
    • 58式素人
    • 2024年 10月 19日

    度々、記事に上がるのだけど。
    ウクライナ軍の不足している装備とは何なのでしょう。
    まさか、小火器迄不足しているのかな。軽機関銃とか・・・。
    ソ連時代の備蓄を使い尽くした、と言うことかな。
    思い出してみると、郷土防衛旅団の装備不足の記事の中で、
    小銃と軽迫数門しかないしかない、と言うフレーズはありましたね。
    開戦当初よく記事になっていたDP27やPM1910は消耗したのかな。
    いずれも歩兵突撃の破砕には必需品と思うのだけど。火力が不足に思えます。
    そうなら、多少古くても制圧射撃の出来る機関銃を渡す必要があるのでは。
    もしまだあるならば、弾の種類は違うけれど、ブローニングM1919やMG42など。
    いずれも実績があります。M1919はまだあるのでは。十分な銃弾と一緒に。
    WW2の小銃弾は、威力が大きいので、今の歩兵の防弾装備は楽に貫通します。
    垂直の鋼板面なら、AP弾なら、至近距離で30mm近くまで貫通するでしょうし。

    7
      • イーロンマスク
      • 2024年 10月 19日

      フォークランド紛争で重機関銃を使うアルゼンチン軍に対してイギリス軍は対戦車ミサイルで対抗したのを思い出しました
      ふと思いましたが重機関銃は重いので今だとドローンの恰好のマトなのかもしれません
      少なくとも見晴らしの良い場所に陣取ったら簡単に攻撃されそうです

      19
        • 58式素人
        • 2024年 10月 19日

        他の火器(榴弾砲など)と同じように、運用でカバーかな、と思います。
        MG42の場合、連続して150発撃ったら、銃身を予備のものと交換して、
        複数の銃身を冷やしながら交互に使うそうですから、1弾帯(200発?)
        を1分くらいで撃ったら、銃身の冷却を兼ねて、すぐに移動でしょうか。
        あと、旧日本軍の重擲弾筒(口径50mm)も有効と思えます。
        仏陸軍でそっくりな物を現用中のようです。
        つるべ撃ちにして、すぐ移動でしょうか。
        ブローニングM2になると、移動が大変ですから、軽車両に車載でしょうか
        現場の軍人はもっと工夫を擦りでしょうが。

        8
          • 伊怜
          • 2024年 10月 19日

          ウクライナ軍の陣地機関銃は主にMG3、ロシア軍はKordだから迅速な移動に関しては問題なさそうだけど、MG3は汎用機関銃だから威力と射程がちょっと不安ね

          6
            • 58式素人
            • 2024年 10月 21日

            ”ロシア軍はKordだから”
            M2が欲しいですね。移動が大変ですが。
            一人で引っ張れるように、
            三脚に空気タイヤがついたりすると
            良いのでしょうが・・・。

      • 七志
      • 2024年 10月 19日

      大戦期の武器はまず弾があるのか問題と、そもそも使える状態のがあるのか問題があります。
      博物館から引っ張り出してきたところで、油差しとかの整備はしないといけないし、博物館に銃弾があるとは限らないしで使い物にはならないかと。
      あとはかき集めた装備であればあるほど部隊によって規格がバラバラになるので、補給が死にます。
      なので、結局統一規格の物が丁度よくねってなってるからこそ弾がねぇ、武器がねぇって話になっているのかと……

      各企業が作ってる試作品を貰おうにも、今のウクライナは購入ではなく提供をもとめるから誰も相手にしてくれないだろうし……
      ウクライナの長い冬はいつ明けるんですかね……?

      12
        • Mr.R
        • 2024年 10月 19日

        ドローン狩りのピックアップに、2連マキシムをポン付けしてるのは見たことある

        2
        • 58式素人
        • 2024年 10月 19日

        弾のことを言えば。
        7.62mm×63(30-06弾)も、7.92mm×57(モーゼル弾)も、
        現役で生産されています。
        ついでに、7.7mm×56R(303ブリティッシュ弾)も現役とのこと。
        もちろん、7.62mm×54R(ラッシャン弾)も現役です。
        銃の方ですが、MG42やM1919は現役としている国があり、
        部品の生産もされているようです。
        予備兵器としている国も多いようです。確か、日本もそうです。
        集め方によると思います。

        7
          • kasugi
          • 2024年 10月 19日

          生産されてると言っても好き者の趣味用途でしょう
          湯水のようにばらまく軍の需要にはまるで足りないのではありますまいか

          7
            • 58式素人
            • 2024年 10月 19日

            30-06弾やモーゼル弾は、現役使用の国もありますから、
            趣味にも使っているでしょうが、行けるのでは、と思います。
            303ブリティッシュ弾は、後備兵器に多いようです。
            日本製とイタリア製銃器用は、ホントに趣味性が強いので、
            生産はしていますが、少ないみたいです。
            30ラッシャンは全くの現役です。

            2
      • J
      • 2024年 10月 19日

      ボグダン動画によると
      小銃の弾を1発単位で管理してるらしいので
      機関銃どころか個人用の
      歩兵火器が足りてないと思われる

      ウクライナ軍に徴兵されても
      装備は支給されないため
      自腹で装備を買うところから始まる

      10
        • 58式素人
        • 2024年 10月 19日

        やはりと言うべきか、そんな可能性があるのですね。
        戦闘機/戦車/大砲/ミサイルも大事ですが、歩兵装備も大事ですね。
        限られた戦争資源を上手く配分して欲しいものです。
        陸戦は、何といっても、歩兵が最後に決めるのですから。

        4
    • Mr.R
    • 2024年 10月 19日

    クピャンスク方面
    NEXTAというメディアのアカウントがあげていたクルフリャフカ村の動画では、座標(49.5357785, 37.7153379)の辺りで戦闘が行われていたみたいですね。

    9
    • みー
    • 2024年 10月 19日

    クルスクの状況でびっくりしました。泥濘期なのであまり動かないのかと思っていましたが、道路をマラヤ・ロクニャ方向に突き進んだのでしょうか。
    クレミヤノエは包囲されていたはずがグレーゾーンになり、クルスク北西方向は三方から包囲されているようにも見えます。

    13
      • 無名
      • 2024年 10月 19日

      ロシア軍はクルスクに水陸両用車両を多数投入したみたいです。
      だからウクライナ側の西側重量車両は動けないような所でも攻めてくるし、川を越えて来るみたいです。
      ドローンや砲撃で叩くチャンスではありますけど、偵察ドローン対策に天候が悪い時を選んでるみたいです。

      32
        • みー
        • 2024年 10月 19日

        教えて下さりありがとうございます。
        >水陸両用車両を多数投入したみたいです。
        >偵察ドローン対策に天候が悪い時を選んでるみたいです。
        こういう所がぬかりないと感じます。

        16
        • 名無し
        • 2024年 10月 19日

        相手は無理だが自分達は機動可能とは流石だな…
        かつて世界最強クラスの座に君臨していたソ連赤軍の血を色濃く受け継いでいるだけのことはある

        15
          • 伊怜
          • 2024年 10月 19日

          というか、「ソ連国内」での戦闘だからソ連兵器の設計思想が遺憾なく発揮されてるんだよね。ソ連時代なら緒戦でウクライナを占領されてそれを奪還するシナリオも想定していただろうし…

          29
        • TKT
        • 2024年 10月 19日

        水陸両用車両はどこかで使うと思ってました。空挺軍の装備でも水陸両用の車両は多いですし、上陸作戦が本来の任務の海軍歩兵ならばなおさらそうです。 海軍歩兵は海岸への上陸ばかりではなく、河川における遡江作戦でも使われます。

        満州における日本陸軍、関東軍でも水陸両用車両の研究はしてましたし、満州侵攻では実際にあちこちを迂回突破されました。警戒の薄い湿地を突破する作戦は、ソ連の大作戦争映画
        「ヨーロッパの解放」
        でも描写されていました。

        10
        • たむごん
        • 2024年 10月 19日

        ソ連(ロシア・ウクライナ)は、東ヨーロッパの戦場で戦う想定(簡単な川を超えるなど)して、装甲車輛を開発しています。

        戦車の重量・横幅をそれぞれ制限して、橋梁を走行できるようにしたり、貨物列車に積み込めるようしているとも言われているんですよね。

        マスコミは、西側戦車のカタログスペックが優越している事を宣伝してきましたが、必ずしも大活躍していない背景にはこういった事情もあります(ロジスティクス面などもありますね)。

        (2020.7.31 ロシア連邦軍はT-72B3戦車が河川を潜水横断する映像公開 ミリレポ)

        17
        • 匿名
        • 2024年 10月 19日

        元からロシア自体が大小の河川や湿地が無数にあるので、ロシアの装甲車両(特にBMPやBTRシリーズ)は総じて水陸両用機能が付いている印象。流石に戦車は専用の装備無しでは無理らしいですが。

        13
    • iooi
    • 2024年 10月 19日

    いやー、本当にこれどうするんだろ。
    ウクライナ領土内で核兵器もどき使ってロシア兵追い払うとか(???)
    ほら、原発から燃料棒抜いて撒くだけで済むだろうし

    2
      • 七志
      • 2024年 10月 19日

      風向きが東からの風だったらルーマニアやポーランドがブチ切れるやつやないですか〜

      冗談はさておき、マトモな国ならまだしも、チェルノブイリに穴掘ったロシア軍にそれ効くんですかね……

      18
    • ニーモーター
    • 2024年 10月 19日

    クルスクもクピャンスクも補給線がガタガタになって冬を迎えるとは…
    最初は待遇が悲惨と言われたロシア兵のほうが焚き火やらでぬくぬくして過ごせるのではないですかね…

    19
    • paxai
    • 2024年 10月 19日

    クルフリャフカを奪還する作戦を7日から14日ってのは割と気になったんだよねー
    そもそも7日時点ではロシア軍はクルフリャフカに侵入出来てないと思うのだが。

    4
    • nk
    • 2024年 10月 19日

    認めないで精神的勝利に縋るまたは無かったことにするの2択で行くのではないかと思ってます。まあそろそろ精神的勝利に縋るにせよ何にせよ毎日の様に戦線を数キロ突破されている状況では、実際の戦場では一方的にやられている可能性が極めて高い中での北朝鮮軍がロシア側で参戦となるのは胸が熱い。スジャ攻略に乗り出すロシア軍と北朝鮮軍vs精鋭ウクライナ部隊と各国からの義勇兵という名目の退役軍人部隊、、、ロシア側勝利にてクルスク解放休息後にウクライナ領に緩衝地帯創設しに侵攻開始の未来かな。

    13
    • Col
    • 2024年 10月 21日

    装甲車に10人載せていくよりもバイク10台の方が良いし安い。
    前線で整備できる。
    移動距離が数キロでも隠しやすい、到着後も隠しやすい。
    地雷、ドローンで全滅しにくい。
    少なくとも自力で退却できるし、その時は装備を捨てて二人でも乗れる。
    後方の部隊が補給物資を届けるのもバイクなら少数でやれる。
    硬直アタマには、有効性が分からない。

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