ウクライナ人が運営する情報分析グループ=DEEP STATEは2日「ウクライナ軍がクピャンスク方面でロシア軍を押し戻した」「ロシア軍がシヴェルシク方面で前進した」と、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARも「ロシア軍がヴェリカノボシルカ方面で複数拠点を占領した」と報告した。
参考:Мапу оновлено
参考:Проблемы в Дзержинске, продвижение на Новопавловском направлении — сводка за 28 февраля
DEEP STATE基準だとクピャンスク北郊外は「ロシア軍侵入以前の状況」に復帰した
ウクライナ人が運営する情報分析グループ=DEEP STATEはクピャンスク方面オスキル川沿いについて「ウクライナ軍がクピャンスク北=線路沿いでロシア軍を押し戻した」と報告、DEEP STATE基準だとクピャンスク北郊外は「ロシア軍侵入以前の状況に復帰した」となり、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARの評価と食い違いが発生した格好だ。
シヴェルシク方面のビロホリウカについてDEEP STATE(集落の大部分がグレーゾーン)とRYBAR(集落の大部分をロシア軍が支配)の評価には差があるものの、重要なのはビロホリウカ保護区の高台、白亜採石場、白亜採石場の背後に回り込むのを阻むゾロタレリウカ保護区、ヴェルフノカミャンスケの4ヶ所で、ここをウクライナ軍が保持するかぎりロシア軍がビロホリウカ方向からシヴェルシクに進むのは困難だ。
RYBARは「ロシア軍がゾロタレリウカ保護区の一部を占領した」「この森林を巡る戦いは現在も続いている」と主張、DEEP STATEも「ロシア軍がゾロタレリウカ保護区方向に支配地域を広げた」と報告したが、この森林地帯にかかるグレーゾーンは極わずかなので大騒ぎする状況ではない。
仮にロシア軍がビロホリウカ方向の守りを突破しても「一方向からの攻撃のみ」でシヴェルシクを落とせる可能性は非常に低く、ドネツ川沿いの広大な森林地帯=セレブリャンスキー自然保護公園も正面から突破するのが困難なためゼレベツ川沿いからリマン方向へのアプローチが必要になり、シヴェルシクの南方向でRYBARが主張する「ロシア軍の成功=イヴァノ・ダリウカやスピルネなど」も「その後どうなったのか」について何ヶ月も続報がない。
DEEP STATEもシヴェルシクの南方向について「(両陣営から)登場する視覚的証拠が少なすぎて前線位置を特定するのが困難だ」と指摘しており、この戦場の解像度は「視覚的証拠の位置を結ぶタイプの戦況マップほど明確ではない」と注意する必要がある。
DEEP STATEはヴェリカノボシルカ方面におけるロシア軍の狙いについて「敵の目標はオドラドネ経由でコマールに到達することだ」「そこに到達できればバハティルを東西から挟み撃ちにすることができる」と指摘していたが、RYBARは「ロシア軍がスクドネを占領した」「ロシア軍がブルラツケを占領した」と報告。
DEEP STATE基準でも両拠点はグレーゾーンに収まっているためRYBARの報告に驚きはなく、ロシア軍はじわじわとモクリ・ヤリー川沿いに北上しているのだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
ネコちゃんが今日も元気で生きていられますように🐱
不条理なウクライナ戦争の現状に宇中猫状態。
猫の目には戦争はどう映ってるんでしょうね。
猫が状況を理解してないのは確実なので。
謎の爆音が頻繁に聞こえて、人々が右往左往している。
煩いな静かにしてくれ。あと早く餌よこせ。
とでも思ってるのかな?
餌くれる人は居なくなったし、変な爆音が頻繁するし、人間がいっぱい死んで怖いとか?
戦場には腐肉を求めてネズミが湧きまくるので猫は重宝されます
いつも餌をくれてたばあちゃん。最近見かけないな。どうしたのかな?
そにれしても、お腹すいたなぁ。
仕方ない、いっぱいいるネズミでも喰うか。。。
といった感じでしょうか。
何とも切ないですね。。。
とうとう猫まで動員しはじめましたね!
猫の手も借りたいとはまさにこのこと!
不謹慎ながら爆笑してしまいました。
こいつ…強いぞ
目を見れば判る…
ウクライナ側は、内戦の利を発揮する立場なのですが、クルスク占領地~トレツク、クルスク占領地~ヴェリカノボシルカ方面、ここだけでも500km近く離れているんですよね…
ウクライナ軍の戦力不足が、4年目になって特に現れ出しているのは、(クルスク侵攻の失敗はあるものの)考えてみれば至って普通なんですよね。
ロシアの基礎的な国力と、長期戦に向けた仕組み作りが異常なわけで、どういった分担をしながら誰が仕切っているのかは非常に興味深く感じています。
アメリカ=ウクライナ外交は決裂しましたが、衛星情報・電波情報・人的情報など、この全てをヨーロッパが補えるわけではないですから厳しさに拍車がかかるかもしれません…
別件ですが、カナダをファイブアイズから除外するという話しも少し出ているようで、アメリカはいろいろ流動的な感じがしますね。
ウクライナ側も停戦見込んで各地域で奪還作戦を組んでた印象受けるけど、米ウの調印式が最終的に署名段階で流れるとはウクライナの人間も思って無かったでしょうね、優先順位の第1位が停戦するであればトランプに土下座してでも調印してロシアに停戦圧力かけて貰う方が現実的だと思うがもう今更なので欧州と一緒に継戦というさらなる茨の道へ進んでしまいました。
カナダのファイブアイズを除外する提案有りの記事は拝見しましたが、米は将来的に一強終焉は受け入れざる得ないも米に都合の良い形での枠組みを再構築に入ったのかなと思いましたが、ある程度纏まるまで世界秩序が凄いことになりそうですね。
駐米ウクライナ大使マルカロワ大使が、目を閉じ・首を振り・うつむく映像が流れており、仰るように完全に想定外だと証明しています。
ゼレンスキー大統領もXで、米ウ会談で全く言わなかった『Thank you』を繰り返していて、会談後打ち切り後にヤバいと気付いたようです。
アメリカとの関係悪化により、4月20日イースター停戦は先延ばしになる可能性が極めて高そうであり、仰る通り奪還作戦の意味合いが薄れてしまいそうなのも厳しいですね。
『盟主の私を国際社会から排斥!?今まで戦争準備を整えてあげたけどもう知りません。ー最強の経済力と軍事力をもったアメリカの逆転物語ー』
…こうならないといいですね、本当に。
いままで、なろう系のこういうあらすじに現実味がなかったんだけど、まさか国のトップ同士でしかも欧米と日本はこうなるよう嬉々と世論形成してるのが気がかりですね。アメリカも超大国で、ロシアと同じでいざとなれば自国で経済を回せることを忘れてる人が多いように感じますし、事態の深刻さをきちんと受け止めている人とで温度差があり過ぎるのも嫌ですね。個人的には。
まさに仰る通りです。
御指摘の通り、アメリカは自国でほぼ完結できるため、世界の安全保障あらある程度手を引くという選択肢があります。
日本は仰る通りで、シーレーン及びチョークポイントから手を引かれれば、国民生活だけでなく企業生産も全てダメになります。
グローバル企業は、海外工場を持っていて生産拠点を移転することになるでしょうが、工場撤退する地方が悲惨なのは周知の事実だろうなと…
今年の首脳会談で、石破首相=ゼレンスキー大統領を比較すれば、石破首相がトランプ大統領との会談を無難に乗り切ったことは再評価されるかもしれませんね。
それと書き忘れたが、記事のベリカノボシルカ方面だが、ひよっとしてドネツク南部のウクライナ軍は崩壊しているかも?
激しい戦いが続いていましたから、消耗してる可能性はあります。
現状、どうなってるのでしょうね?
>ウクライナ外交は決裂
トランプ米大統領の言う通り3年間もあれば下手な交渉人でも停戦できただろ
正義感だけのTVコメディアン素人が日本・西欧リベラルたちには通用しても
熟練外交交渉は出来ないという事実、役者大統領を選んだウクライナ人の悲劇
聡明な日本国民はリベラルポピュリズムに踊らされず自主国防を推進すべき。
丸3年間は長すぎた上に、エネルギー施設攻撃はエスカレートしたわけですから、仰る通り長すぎました。
初年度は、あのスタイルでよかったかもしれませんが、少し変化すべきだったかもしれませんね。
アメリカに依存しているのは、目(偵察能力)・耳(諜報能力)がよく言われるのですが、神経(データリンク)、手足(武器のライセンス)など、あらゆる所に貼り巡らされているなと…
日本の自主国防、仰る通り重要であり、どこから解決するのがよいのか優先順位も考えていく必要があるかもしれませんね。
いつも貴重なウクライナの情報をありがとうございます。
戦況図を見ているとここのサイトに限らずいつも気になることがあります。
地名の表記ゆれが激しい点です。
例えばНовоочеретуватеはノボオチェレツバテぐらいがいいかな、と。
ヴァ行をバ行で置き換えると見た目が悪いかな…
すみません、ちょっと気になったので…
ゼランヌではなくジェラーノエだとか、プロレスではなくプログレスだとか、それぐらい発音とズレた表記ならともかくとして、ノヴォチェレトゥヴァテとノボオチェレツバテくらいの表記揺れクソどうでもいいです…
地名の話題ついでにチェとテだとかヴァとバとかより重要なことで1点だけ地図での表記にツッコませていただきます
ウクライナの高速道路の区分は大きい方からM、H、P、Tの4つです、Nはありません
ドネツクとザポロジエを結びバハティル近郊を走っているのはN15ではなくH15です
ただこれは管理人氏のミスではなく、おそらく管理人氏が地図を作る上で下敷きにされているgoogle mapの段階での表記間違えによるものでしょう
ちなみにM、H、P、Tとは別にE区分の道路も出てきますが、これは欧州自動車道路に選定され複数国家を貫いて走る道路につけられるもので、ウクライナ国内区分としてのものとは別です
例えばポクロフスク近郊を走るE50はフランスから遠く中央アジアまでを結ぶルートとしての番号で、ウクライナ国内としてはここの道路はM04です
ギョエテとは 俺のことかと ゲーテ言い
ヴ、ヴェリカノボシルカ方面はヴェセレから伸びる三重の対戦車壕があるから(震え声)
お猫様のインパクトが強すぎて記事の内容が頭に入ってこない
にゃーん
ゼレンスキーが意地を張って停戦交渉が相当伸びない限り、シヴェルシクが停戦までに陥落することは無さそうです。
一方、南北からのバハティル包囲機動は現実味を帯びてきましたね。迂回距離20km以上を、それも今までずっとウクライナ軍の兵站・後方指揮拠点が布陣していた(==市街などもほぼ被害を受けていない)無傷の戦線後方を貫通しての包囲など可能なのかと思っていましたが、どうやら停戦までにポクロウシク以南のドネツク州の大部分はウクライナの地図から消滅しそうですね。
猫カワ(・∀・)イイ!!
にゃーん
トランプも彼のスタッフも「ウクライナの事は心配していた」と思います。
プーチンに媚びるというかロシアより過ぎると言われる発言や動きが目立ちました。
これはトランプとプーチンの求める国家像が似通っていたりとかそういう理由もあるのでしょうけども、まずトランプが狙っていたのは「早期の戦闘停止」だったと思います。
「俺は再選された! 公約は果たす! ウクライナは停戦させる! すぐにだ! プーチンは俺は嫌いではない! 彼も俺の事は嫌いではないと思う! だからすぐに話し合いだ!」
これでガーッと押しきって、とにかく現状で線引きしようじゃないか、ってのがトランプの考えだったと思うんですね。
そして、これで大事な事は「ロシアが得したとロシア人もウクライナ人も欧米人も思う事」なんです。そうじゃないと現状戦場で有利なロシアが妥結する訳無いので。だから、ゼレンスキーや欧州首脳や欧米メディアが発狂するレベルで非難するのはある意味折り込み済みだったと思うんですね。そして、そういう状況があればプーチンもロシア国内向けにアピールする意味でもその「いい条件」で署名がしやすい訳です。
ですが、これで一番得するのはウクライナになるはずだったんですね。何故かって言うと、早めに終わるから。時間はロシアの味方なので。ここは多分動きませんので。
結局、米国については支援を積み増す事は出来ません。支援は減らす、停戦させるで当選したトランプに増やす、もっと言うと大きく支援を増やす選択肢はない。またちょっとくらいバイデン時代から増やしてもたいして変わらない。
欧州とか英国は支援をすると見得を切りましたが、英国の支援、ハイこれ融資ですね。しかも、何が担保に取られるか判然としてない融資です。正直これはヤベぇ奴だと思うんですが、ゼレンスキーやウクライナ人にはわからない。何を要求してくるか知れたものでも無いのに。トランプの要求が一見きつそうで、何処の何で取引をするか明示してあった事を思い出してください。でも、ウクライナは英国信じちゃう。報道を読んで失礼ですがちょっと笑ってしまいました。
まあそれはともかくこれでトランプが停戦を放り出しても米国国民としては「しょうがないな……」にしかならない形は出来上がりました。これはこれで停戦に向かう可能性は高いです。米国の支援は減るのが大体決まってしまったし、欧州の信頼性には負の信頼がいっぱい積み上がっています。割と早い段階で欧州は根を上げると思います。
そして、この形で一番得したのは多分ロシアです。トランプ政権との関係も悪化する理由も無いですしね。
ゼレンスキーを独裁者と言ったりホワイトハウスで口論になって追い出してゼレンスキー、ヨーロッパにアメリカの梯子外しの最悪の事態を予感させウクライナに譲歩させ停戦させる。これが全て織り込み済みならトランプは相当な策士だ。
トランプが全てを狙っていたとは俺はあまり思っていません。
ゼレンスキーがどこかでトランプが気にしていたポイントに気がついてそれにあわせるかなと考えていたのではと思います。
そのポイントはスピードです。出来るだけ早い停戦です。
ロシアが少なくとも数年は戦えるし、その間は余程大きな梃子入れがウクライナにない限りは優位性は揺るがず、それどころかどんどん差が開いていくはずです。だからとにかく早い方がいい。
ゼレンスキーがトランプに妥協させられたという形でもいいのです。欧州諸国がもっと支援出来たのにでもいい。
無理矢理戦いをやめさせたのはトランプでいいんです。トランプは俺の見たところでは「悪役」になる事を恐れない人だと思います。
しかしゼレンスキーにはわからなかったのだと思います。実際どんな形であれ戦闘が終結すると彼は選挙に直面します。だからロシアに勝った形が出来ないと停戦終戦したくない。
実際俺が「こうなのでは?」と思うトランプのプランでは特に最前線に近いところで戦ってる兵士や取り残された住民にとっては多いに有難いものになるはずです。それでいて、ゼレンスキーの面子も「超大国米国の乱暴者の大統領に承諾させられた」だけで済む。今報道でもやってるように「悪いのはトランプ」で済みます。
ただそこにはゼレンスキー達の都合はあまりありません。彼の立場はトランプのプランでも結局危ういままなのです。またそれを支持していた西側の多くの指導者やメディアについても。
これが問題だったのでしょう。
ゼレンスキーや欧州の指導者達が望むプランは「まず彼等が助かる為のプラン」です。
トランプのプランではまず助かるのは「取り残された住民や最前線で劣勢の状況で戦わされている兵士達」です。
これを両立させるのは非常に難しい事だと思いますね。
流石に深読みしすぎでしょうけど、債権者をヨイショして手加減してもらう演技をテストしたと見ると面白いです。
理不尽でも我慢してロシアの機嫌をとって(講和会議でブチ切れるなんてもってのほか)、「今回はこの辺で勘弁しておいてやろう」という方向に誘導して損失を抑える。
この練習として圧迫面接を行ったが結果は見ての通り。これが本番の講和会議だったら停戦・講和はまず望めなくなっていたような。
ビジネスマンと言われるトランプ氏の実像がイメージ通りなら、気に入らない商売相手に頭を下げて実利をとるのは普通のことだと思っているでしょうし。
もしも彼に落ち度があったとすれば、『ビジネスと戦争は違う』という視点が抜け落ちてた点ですね
トランプ氏は何度も破産していましたが、そこから這い上がってアメリカの大統領になることができました
ゼレンスキーは違います、おそらく彼が負けたらトランプ氏と違って『次の機会』なんて無いので、疑心暗鬼で死に物狂いなんです
そこを理解できなかったんだと思います
せめて少しでもロシアとの交渉内容をウクライナ側に伝えていたら、ここまで酷いことにはならなかったでしょう
トランプのプランが早期停戦であることは明白ですよね。そして、そのために強引でもまとめ上げようとしていることも。
ゼレンスキーやヨーロッパはそこに乗った方が良かったと思います。というのは、間接的にプレイヤーが増えたからです。しかも、一番厄介なのが。
ロイターの報道によると、イスラエルがシリアにロシア軍基地を残すようにアメリカに依頼したようです。
イスラエルとロシアは対立していましたが、イスラエル側にロシアを利用する価値が生まれました。
ネタニヤフからすれば、ロシアがウクライナに無駄な戦力を削がれず、シリアその他に力を入れてくれた方が利益になります。つまり、早期停戦は役に立つ。
ユダヤロビーのアメリカでの力は言わずもがな。イギリス、フランス、ドイツはイスラエルに頭が上がりません。イスラエルとウクライナは利益相反に入りつつあります。
ウクライナにとっては最悪ですし、ヨーロッパにとっても。イスラエルに遠慮などないです。トランプの行動を正当化する材料になるし、ドイツあたりは非公式であれ公式であれ、イスラエルからクレームが入れば態度を変える。
中東で敵が多いイスラエルからするとロシアがピースキーパーになるなら、役に立つんですよ。駄々こねた結果、一番厄介なのが出てきてしまった。失策ですね。
>これで大事な事は「ロシアが得したとロシア人もウクライナ人も欧米人も思う事」
>そういう状況があればプーチンもロシア国内向けにアピールする意味でもその「いい条件」で署名がしやすい訳です。
この辺りは面白いと思います。
実際「得した感」だけで戦後のロシア国民が納得するかは微妙ですが、プーチンも大国ロシアとしてのメンツだけでこの戦争を続けてる印象があるので、機会があれば終戦も可能だと思います。
今まではそういう機会は全くなかったので
クピャンスク方面のウクライナ軍の反撃をどう考えるか。
1.トレツクやポクロウスクの反撃と同じ傾向で、クピャンスクも一時的な反撃になるのではないか。
トレツクの反撃も2、3人の少数の構成の多数のグループでの浸透は可能だ。しかし、ウクライナ軍がトレツクを奪還できる見通しはないと思う。クピャンスクの反撃もロシア軍を遅らすことと宣伝ではないか。
しかも、クピャンスクのすぐ上のドボリチネやサバドネやステトボノボリルカなどを、ロシア軍はつい最近とっている。これらはオスコル河が問題だか、ロシア軍がその北のトポリをとったのが大きい。今回のウクライナ軍の反撃はそこまでのものではないのではないか。
2.そう判断するには、まだまだ早い。しかし、ウクライナ軍参謀本部はクルスクの優先度を下げたかもしれない。
なぜなら、従来はクルスクへの増援が優先だった。しかし、最近、ポクロウスクやクピャンスクへ、クルスクから優良部隊を引き抜いているからだ。
このクピャンスクへもクルスクから特殊作戦軍第8目的連帯が引き抜かれている。例によって全部隊でなく、ドローン担当部隊だけの可能性もある。しかし、ウクライナ軍が補給の維持でクルスクを諦めたか、滑空爆弾等による損害に耐えられなくなったか、そういう兆候の可能性もあると思う。
ロシアは昨年から包囲→補給遮断→大鍋煮のパターンを踏むようになってきましたね。
これで喧伝されてるみたいに毎日1000人も死傷してるんでしょうか。
ウクライナ軍は不利な地形で包囲されても撤退せずギリギリまで粘りますから、ロシア軍は大釜を作ったあとに占領を急がず火力投射でウクライナ軍を削るターンを設けているようです。
特に市街地は川沿いの低地に作られることが多いので、チャシブヤールやトレツクみたいな鉱山都市を除くと、どこでも撃ち下ろしの格好のキルゾーンになってしまいますね。
戦術を変えるべきでしょうが、これは国土防衛のイデオロギーと表裏一体ですからおいそれとは変えられないのでしょう。
怪我人が千人出でもおかしくない。バイクを暴走させて、転倒すれば、死傷者だ。
写真の猫ちゃんの毛並みは、これも三毛猫になるのかな?。
コメントでも分かるように、もしかしたら停戦へのキーワードは猫なのかもしれません。
佐竹のお殿様にプーチンが送ったミールくんのことを思い出して調べたら昨年病死していた
悲しい(T_T)
知事がその前年プーチン大統領に送られたゆめちゃん(秋田犬)は存命ですから、ミールくんの分まで生きて寿命を全うしてくれることを願ってます
んんん!
猫ちゃん!猫ちゃん!
険悪な雰囲気が予想される会合に猫を放っておく、というのは案外本当に効果があるかもしれませんね。
喧嘩というのはある種互いの合意のもとで行われるわけですから、敵対の意志を持つ集中力を削ぐ物品があるというのは良さそうです。
トランプとゼレンスキーが話し合ってた会議室には大きな象がいたんでしょうね。
タッカー・カールソン:
昨日のゼレンスキー記者会見で最も印象的だったことの一つは、リンジー・グラハムの反応だった。
二人は古くからの友人だが、グラハムは1時間以内に彼を否定した。
これは単なる取引上の不誠実以上のものだ。
スケープゴート化だった。
リンジー・グラハムはこれから何が起こるかわかっている。
過去3年間、西側諸国の暗黙の支援を受けて、ウクライナ政府は驚くほど多くの重大犯罪を犯してきた。
ウクライナ人は大量のアメリカ製兵器を国際闇市場で1ドル20セントで売った。
これらの兵器は現在、ハマス、メキシコの麻薬カルテル、シリアを支配している勢力など、世界中の武装集団の手に渡っている。
ウクライナ人が自国のアメリカ製バイオラボで病原体をどうしたかは神のみぞ知る。
米国の諜報機関でさえ確信が持てない。
ウクライナ人はまた、さまざまな国で政治的暗殺で多数の人々を殺害し、アメリカ人ジャーナリストやヨーロッパの国家元首を含む他の人々を殺害しようとした。
これはすべて真実であり、いつか明らかになるだろう。
今からゼレンスキーのせいにし始めたほうがいいだろう。
日本の報道で消されている会談の全容
・最初の40分間、ゼレンスキーは合意内容以上の事を言おうとし続けた。ゼレンスキーはプーチンと交渉するつもりはなく、戦争費用はロシアが負担すると全面的に主張した。トランプが「双方の人々が亡くなっているのは悲劇だ」と言うと、ゼレンスキーは「ロシアが侵略者だ」と口を挟んだ。
・一方、トランプは米国が軍事援助を継続する事を明らかにした。ゼレンスキーはあと数分間冷静さを保っていれば合意に署名できた筈だ。
・この議論は、トランプがプーチン大統領について、ゼレンスキーがするような言い方をすれば合意は難しいだろうと指摘した事から始まった。
ヴァンスは、バイデンがプーチン大統領を罵倒したが、それでは何も解決しないというもっともな指摘をする為に口を挟んだ。
・ゼレンスキーとトランプの関係は穏やかで安定していた。ヴァンスが話し始めた時、ゼレンスキーは彼を尋問し始めた。
その時点までの記者会見の間、誰もが聴衆に直接主張していた。ゼレンスキーはヴァンスに挑み、敵対的な質問をする事にした。彼はプーチンが停戦を決して守らないという主張に戻り、交渉は無意味であると再び仄めかした。一体何故こんな事をするのか?
今までプーチンは悪魔だ独裁者だと言ってれば褒めてくれる連中としか付き合って来なかったツケが回ってきたんだと思う。
もっともなことしか言ってないんですよね。結局。非難してれば戦争に勝てるなどと言うことは決してないわけです。バイデンやマクロンが非難して何が起きた?ウクライナはボロボロじゃないですか。
ゼレンスキーが景気良く何か言えば勝てるんですか?領土奪還できるんですか?答えはNOです。そもそも国内の動員すらできないくせして、戦場の現実を変えることは出来ない。絵空事言ってる暇があるなら、現実的なことをしよう。これが普通の感覚だと思います。
私は最近情報の整理が追いつかなくて、世間が大いに注目し話題にする情報を見てから大元の全文を確認しカットされた情報から発信元にどういう意図があるか推測するという手法を取ってますが
ヴァンス副大統領がゼレンスキーを失礼だと咎めたという話、どうやらアメリカとウクライナの合意をアピールする場でロシアの悪行のプレゼンを始めたものだから、それは受け入れ難いかったんでしょうね。
トランプはこの後プーチンとも話を進めていかなければならないので、それはやめてほしいのが正直なところでしょう。
ゼレンスキーはいつも通りのようでしたがそれが通じなかった。
むしろウクライナの肩を持つつもりがないと感じ取ってしまったので戦後の安全保障の話まで持ち出してしまった。
そりゃあ段階を踏んで進めるものを結論から求めていたら進まないですよね。
今までがそうだったように
些細なことのようで、スタート地点の認識が違ったら導き出される結論も変わってくるからゼレンスキーが一言いいたいのも分かるかな
アメリカの支援がないと戦えないという次元では何としても繋ぎ止めたかっただろうけど、プーチンよりの認識のまま(プーチンの主張のみを100%織り込んだ)停戦案なんてまとめられたら意味がないわけで・・
ゼレンスキーはロシアに対する完全勝利をアメリカに要求して、
トランプ大統領は和平を要求
そりゃあ決裂するわ、だからトランプ大統領はゼレンスキーには停戦の準備が無いと発言した
完全勝利を目指すと言えば、非現実的で敵対的で交渉にならないのは当たり前ですね。
ゼレンスキーも不用意なことを口にしたものです。イスラエルがアメリカにロシア軍のシリア基地が残留できるよう依頼したばかりなんですが。
ウクライナがロシアに完全勝利したら、シリアが手薄になるじゃないですか?それをネタニヤフが許すとでも?
実質的にゼレンスキーは西側に対して絶対的な影響力を持ち、好き放題できるイスラエルに喧嘩売ったという事ですね。アメリカに喧嘩売るだけでもヤバいのに、話し合いなど通じないイスラエルに喧嘩を売りますか。ロシアの条件で無条件降伏させられるかもしれませんよ。相手が悪すぎましたね。
NHKのデータ放送しか読んでないけど
どうもアメリカ政府幹部や共和党議員の発言等まとめると
アメリカはかなりブチ切れていて「ゼレンスキー」という個人の人格に対する信頼関係が修復不可と言って良いほど崩壊・破綻しているようだ
マクロンが毎日ワシントンに直伝してなんとかならないか粘ってるみたいだけど、毎日電話してるぐらいだから、余程ブチ切れていてうまくいっていないと見るのが妥当
欧州会議連中はなんか停戦計画なるもの出したみたいだけど、誰得な内容なので、取り敢えず考えてみました的なポーズ見せでしょうか
ゼレンスキーが辞めない限り、事務レベルでの交渉もウクライナはままならない状態に陥ったと言えるでしょう
ゼレンスキーの何年もの友人で、ウクライナ移住まで招待されている共和党親ウクライナ派のグラハム上院議員が
「ゼレンスキーの辞任を求める。奴はビジネスパートナーでは無かった」
と言っているレベルだから交渉窓口が全滅だと思います。
イギリスは2月24日の欧州軍創成でも
「アメリカが支援しないなら、軍隊は出さない。」(因みに去年は単独でも軍隊を出す宣言していた)
だったけど、昨日の会議でも
「軍隊を出す準備は出来ている。但しアメリカの支援が前提だ!」
と言っているらしいから、どこも平和維持軍を出す余裕なんてない
ホワイトハウスから去るようにウクライナ側に伝えると、駐米大使やゼレンスキー氏のアドバイザーは何が起きたかを認識し、涙ぐんでいた。ただし、ゼレンスキー氏は何が起きたか認識せず、引き続き議論したがっていた。
ゼレンスキー、マジモノのヤバい人間だった