ウクライナ戦況

ウクライナ軍はスジャ方向で安定を取り戻し、ベルゴロド西部に侵入

ロシア国防省は18日「ウクライナ軍がベルゴロド西部に侵入した」と、RYBARも「ウクライナ軍が国境を突破してベルゴロド州内に侵入した」と報告、さらにRYBARはクルスク方面スジャ方向についても「ウクライナ軍はゴゴレフカ付近で状況を安定させることに成功した」と報告した。

参考:Минобороны России
参考:Бои на границе в Белгородской области
参考:Курское направление: обстановка в районе Суджи и на границе с Сумской областью
参考:Президент розповів, чи проводить Україна операцію в Бєлгородській області

ゼレンスキー大統領もベルゴロド西部方面での作戦実施を認める

ロシア国防省は18日「ウクライナ軍がベルゴロド西部のデミドフカ方向とプリレセ方向に侵入した」と発表、RYBARも「ウクライナ軍が国境を突破してベルゴロド州内に侵入した」「敵のドローン運用が活発なためデミドフカ方向に侵入したウクライナ軍を直ぐ撃退するのは不可能」「グラフォフカ方向に侵入したウクライナ軍が渓谷沿いに前進を試みている」「プリレセ方向に侵入したウクライナ軍は集落を迂回して後方を遮断しようとしている」「ウクライナ軍が大砲とドローンで14H-472経由の移動を遮断した」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

さらにRYBARは「ウクライナ軍の目標はデミドフカ~グラフォフカのライン(14H-472)まで前進すること」「現在も攻撃が続いているものの目標には到達していない」「現地では敵のドローンの運用が非常に活発」「この攻撃を支援するため空爆も行われているという報告がある」とも述べており、ゼレンスキー大統領も「ベルゴロド州で作戦を実施しているのか」という質問に「そこで作戦が行われている」「我々がクルスクから逃げ出したと考える人もいるが別の場所に侵入した」「敵が我が国の領土内にいる限り戦略的な対抗措置が絶対に必要だ」と言及。

恐らく戦略的な対抗措置とは「停戦交渉までロシア領土の一部を保持し続ける(スジャ方向に保持する占領地と合わせて状況を複雑化する)」という意味だと思われ、自由ロシア軍のような賑やかしの攻撃とは異なると示唆しているのかもしれない。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

因みにRYBARはクルスク方面スジャ方向について「国境に近づくほどロシア軍の攻勢ぺースは著しく低下している」「ウクライナ軍はゴゴレフカ付近で状況を安定させることに成功した」「グエボとゴナルの解放に関する一部の報道は現地のデータによって確認がとれていない」と報告。

今のところDEEP STATEはベルゴロド西部方面とクルスク方面スジャ方向について何も言及していない。

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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ

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コメント

  • コメント (65)

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    • どぶろく
    • 2025年 3月 19日

    ちょっと政治寄りだけど、この事で、最大のスポンサーさんのお気持ちにどう影響するのかなぁ

    17
      • 通りすがりA
      • 2025年 3月 19日

      ウクライナのエネルギー施設やインフラに対する攻撃を30日間停止することで合意した。と報道され、1.海上停戦、2.陸上停戦、3.恒久和平、という段階で進める予定で、次の協議は23日にサウジアラビアのジッダで行われるとのこと。
      まだ陸上戦は停戦になっていないとはいえ、新たにロシア領のベルゴロド州へ侵攻することをトランプ政権が好意的に見てくれるとは思い難い。面子を潰されたとまではいかないけど、ゼレンスキーは邪魔だとは思ってそう。
      また、空中ミサイル戦はウクライナが圧倒的に物量で劣っていて不利だったが、何はともあれアメリカの介入で停戦に出来たのは元来はウクライナに有利なこと。そのときにロシア領へ侵攻するというのは、アメリカへの配慮に欠けるとは思う。

      59
    • うっかりさん
    • 2025年 3月 19日

    まだ続けるのか・・・

    40
      • kitty
      • 2025年 3月 19日

      「停戦じゃないぞよ もうちっとだけ続くんじゃ」

      18
    • nk
    • 2025年 3月 19日

    お互いに停戦する気無い模様ですね、中途半端は遺恨を残すのでもう徹底的に遣り合うしかないでしょう。

    29
      • 通りすがりA
      • 2025年 3月 19日

      少なくともロシアは、「アメリカとの代理戦争」は停戦、終わりにするつもりでしょう。構図が変わって、「ロシアとウクライナ&欧州」の紛争が続く可能性はあります。ロシアが重視してる交渉相手はアメリカであって、ウクライナではない。

      72
      • hoge
      • 2025年 3月 19日

      「プーチンはインフラへの攻撃を30日間停止することで合意し、軍へ攻撃停止を命じた」と
      報道された数時間後にウクライナがロシアへインフラ攻撃したみたいですね
      ゼ大統領は「そんな話は聞いていないし、合意もしていない」と頬かむりをしています
      もう止まりそうにありませんね

      アメリカとロシアの合意内容を総合的に考えるとロシアはオデッサまで獲って
      ウクライナを黒海から締め出し内陸の残骸国家として放置する
      アメリカはこれを黙認する……という方向性に見えますね、今のところ

      61
        • kitty
        • 2025年 3月 19日

        黒海艦隊再建とかするのかなあ。
        そもそも黒海艦隊の母港がこの戦争の原因の一つだった。
        いつかカリーニングラードが原因の戦争もやるんだろうなあ。

        5
      • 難しい
      • 2025年 3月 19日

      ロシアが言ってる非ナチ化(親露国化)、非軍事化ははっきり言えば傀儡国化
      最低でも首都を落とすか軍を復活できないくらい叩かないと通らない要求
      サポリージャもハルキウもドニプロも落とせてないしあと3年やっても落ちなさそう

      つか占領地=割譲地って発想自体19世紀か?ってレベルなんだが、まあスラブ人達の中ではそうなんでしょうね

      6
        • 通りすがりA
        • 2025年 3月 19日

        >つか占領地=割譲地って発想自体19世紀か?ってレベルなんだが
        21世紀の「科学技術」は進歩していても、「政治の出来」や「民の判断能力」が19世紀よりも優れているなどと過信しないほうがいい。個人的には、21世紀の自称先進国の民度は優れていないと思う。科学技術の進んだ時代に生きる人間は、文化や制度面でも自分達は優れていると慢心するきらいがあると考える。そして、バイデン達のように失敗する。
        「戦争を真に放棄できた社会」は尊ばれるべきだが、「戦争の否定を美辞麗句にしただけの妄想社会」はただの怠惰が蔓延る煉獄でしかない。スラブ人を一括りにして貶せるほど、本当に今の日本人は子供たちに安心を与えられる国家を運営できているのか。せいぜい同じ程度か、あるいはそれ以下ではないのか。(民への方策であっても、子供たちへの安心感と、老人への媚びへつらいは別儀として。老人への貢献度なら、日本は世界一を誇る)

        30
    • 通りすがりA
    • 2025年 3月 19日

    案の定、またやったか・・・
    どうして、ポクロフスクやトレツク方面の部隊が頑張ってるのに、こういう方向にばっかり余力を使ってしまうのか。政府が作戦失敗を認めたくなく、「我々がクルスクから逃げ出したと考える人もいるが別の場所に侵入した」と言い張りたいがための作戦であることは見え見え。もう何回目か忘れたが、この間違いは正されないのだろうな。
    ポクロフスクの奪還にはゼレンスキーは直接言及していないが、現地の司令官が成果を出すことは認めたくないのだろうか。

    78
      • 2025年 3月 19日

      囲碁でも戦争でも終盤戦はヨセ、ダメ詰めなど戦線を整理し、新たな争点を作らないのがセオリーですがウクライナは新たな争点を作り続けることがセオリーなので

      6
    • Mr.RPG
    • 2025年 3月 19日

    これ以上戦線を広げるのは自軍を苦しめるだけだと思うんですが…

    せっかくポクロウシク方面で反撃できているのにこんなことしていたらまたロシア軍に取り返されてしまいますよ…

    スジャから兵士は無事に撤退できても兵器の方はかなり鹵獲されたようですし、こちらも同じ結果に終わるのが目に見えてます。

    39
      • 通りすがりA
      • 2025年 3月 19日

      あと、「特別軍事作戦」には動員しないことになっている国内防衛用のロシア兵は、クルスクからウクライナ兵が撤退すれば規則的には追撃には加わらないわけですが、ベルゴロド州へ転戦になることが決定した感じがします(クルスクの残土にへばりつくなら、その掃討も)。これは、ロシア側に様々な口実を与えるだけの政治上の下策だと思います。

      43
      • hoge
      • 2025年 3月 19日

      数日前の報道ですが3月に入ってからのクルスク崩壊で
      ウクライナは昨年8月から今年2月までの2.5ヶ月分の損害を受けたそうです
      規模感的には戦車110、軍用車両650、火砲250くらい
      概ね全作戦期間の1/4以上の損失を2週間強で出したという話
      戦車の損失で揃えるとアメリカの機甲師団が2個師団、綺麗さっぱり失くなったと……
      もちろん数字が盛られている可能性は否定できないのですが
      多少割引したところでこの有り様で戦線を広げるのはちょっとわかりませんね
      英・仏からのご要望でしょうか?

      話は逸れますけど、負け惜しみでしょうか
      無傷で捨てられたエイブラムスがボロクソに批評されてたのはちょっと笑いました
      燃費悪いし、複雑で使いにくいし、こんなの要らないとウクライナ兵は不満を漏らしていたそうです

      30
      • うくらいだ
      • 2025年 3月 19日

      あまり意味なさそうですよね。

      クルスクの時のような奇襲はさすがにもう通用しないと思う
      相手も、対応してくるだろうし
      となると、この侵攻の意味があまり見出だせない
      精々、盗んでるロシアの金の返済を免除してもらうくらいか。

      21
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2025年 3月 19日

    どう考えても戦略的・戦術的に有効だとは思えないので、政治的な決定でのベルゴロド攻勢なのでしょうね
    クルスクの時と違って全面的な奇襲効果は期待できないので、今回はピンポンダッシュに留めないと損失が笑えない事になりかねません
    ちょっと正気を疑う展開ですが、もしかしたら何かしらの勝算があるのかもしれません

    18
    • ニーモーター
    • 2025年 3月 19日

    うーん、せっかくアメリカとロシアが交渉に入ったのにわざわざロシア側に口実を与えてどうするのか…
    「見ましたかトランプ大統領。我々ロシアは停戦受諾の用意をしていたのにウクライナはまた越境攻撃をしましたぞ!」
    と言われたらトランプ大統領ブチギレで最悪ウクライナ支援の即時停止に為りかねないのに…

    61
      • nk
      • 2025年 3月 19日

      ウクライナは色々と立ち回りが上手くないですよね、アメリカとロシアの勝手な停戦等興味無しでウクライナの今迄通りの主張をまだ通したい意向なんでしょうけどそんな甘いものでは無いのでもっと現実的に動いた方が良いと思う。

      42
        • 2025年 3月 19日

        ゼレンスキーは自分が頭がいい思ってる節がありますね。端から見ると余計なことやってるようにしか見えないんですが、本人は裏をかいてやったとか論説で勝ったとか思ってそうです…

        42
      • Easy
      • 2025年 3月 19日

      というか,トランプ氏とプーチン氏の間で「アメリカが撤退するための形作り」をやってる感がありますね。
      本質的にトランプ氏はウクライナから手を引ければそれでヨシ。
      トランプ氏が気にしているのはアメリカ国民であって、ウクライナがどうなろうと気にしてないですよね。

      56
        • nk
        • 2025年 3月 19日

        確かにウクライナがこれではアメリカが手を引くのも仕方無いよねという世論が醸成されたら、アメリカは手を引きやすくなり本命の中国シフトに力入れることが出来るしロシアとしてもアメリカが手を引くのは大歓迎で欧州が支えるといっても程度はしれているのでお互いにメリットが有りますね。

        42
          •    
          • 2025年 3月 19日

           トランプ大統領は、中国と全面対立するのかな? 嫌がらせはすると思うけど。
           ウクライナ戦争の前は、「西側の兵器が無双します」「東側の兵器はやられメカです」だったけど。
           ロシアが予想以上の強敵で。中国はロシア以上が想定できるわけで。ソ連との軍拡で、アメリカ自身が疲弊して、日本とドイツがブイブイ言っていたのを、覚えているはずなんだけどな。 
           全面対決は得策ではないという判断をしても、おかしくないんだけどな。

          6
      • たむごん
      • 2025年 3月 19日

      時期が、本当に最悪ですよね…

      停戦阻止を目的に、あえて狙ったタイミングですが、何のメリットがあるのか本当に謎です…

      政治外交的にアメリカの面子を潰しかねない上に、軍事的にも余力が削られるわけで、本当によく分からないなと。

      30
    • まこまこ
    • 2025年 3月 19日

    アメリカが、事前に知っているとは、思えない。とすると、UKかなぁ。ヨーロッパの一部だけど、陸続きではないし。

    10
    • うーん
    • 2025年 3月 19日

    ゴゴレフカでなんぼ粘ったところで、スジャが陥落した時点で大勢は決している。

    クルスク方面の失敗を糊塗するために、さらに失敗を重ねるとは愚の骨頂。

    以上

    42
    • 匿名希望
    • 2025年 3月 19日

    ……もうなんと言っていいか分からない
    まだクルスクにベッドですか…
    戦況よりトランプ大統領の反応に注目したいです

    28
      • T.T
      • 2025年 3月 19日

      まあほら、スジャからの撤退作戦をやったのならば、撤退支援の部隊が出張ってきて撤退部隊の収容を完了するまで抵抗するのは普通だから。その後の前線位置は、地形次第としか。

      4
    • もへもへ
    • 2025年 3月 19日

    不本意な結果とはいえせっかくクルスクから足抜けできたのに、また政治的作戦をやるのか….

    ゼレンスキー大統領の認識だとクルスクにロシア軍を誘引できたおかげで、ポクロウシクとトレツクで優勢になったという認識らしいので今度はベルゴロドで同じ効果を狙ってるのでしょう。
    またクルスク侵攻当初にウクライナでは士気が大いに上がったことから国民の不満を逸らして士気を上げるプロパガンダ効果も重視してそうです。

    クルスクではまだそれっぽい理由を用意できましたが、今度はどのような理由を用意するのか楽しみです。

    正直、ウクライナがどんな無茶苦茶な事やっても欧州が必ず擁護するからこんな事になってるわけで。
    本当にウクライナ軍に勝利してほしいなら、こんな無茶な作戦は止めるよう助言すべきなんです。
    それとも欧州NATO参謀達の頭では画期的作戦に見えてるのか、NATOの作戦立案能力は実はゴミなんじゃないか疑惑が出てきた。

    37
      • レプタリアン
      • 2025年 3月 19日

      そんなNATOが全部馬鹿みたいじゃないですか!
      政権変わったので馬鹿なのは欧州だけですぅ

      19
      • 名無し
      • 2025年 3月 19日

      >>NATOの作戦立案能力は実はゴミなんじゃないか疑惑が出てきた。

      日本人はNATOの力に夢見すぎなんよなあ
      23年の反転攻勢にガッツリ関わってたのは米英なのに大失敗したし、NATO加盟国でウクライナ兵を訓練するにしても、ウクライナ側から「こんな訓練じゃあ戦場で生き残れないよ??」てマジレスされる有様

      19
      • 朴秀
      • 2025年 3月 19日

      白昼堂々航空優勢なしで要塞線を目指して地雷原に縦列突撃かます作戦を立てる程の能力ですよ(白目)
      作戦立てた人は薬でもやっていたんでしょうか?

      20
    • 赤狐
    • 2025年 3月 19日

    率直に言って愚かな作戦と言うしかありません。
    こういう作戦は余力がある方がやるべき事であって余力がない方がやる事ではありません。
    まして、クルスクでは事実上ロシア側に手心を加えられています。だがそうやって浮いた戦力をベルゴロドに注ぎ込むのではロシア側は怒るよりもまず呆れるでしょう。
    そして、ポクロフスクとかでも散発的な反攻作戦を展開していますが、あれもまた何が目的かよくわからない。なんとなくポクロフスク防衛にはなっている感じにはなりますが、連絡線は今も切られたままです。
    そしてこれはプーチンにとって「ウクライナの人々は停戦したくないので少なくとも代表者が替わるまでは停戦合意した所で無駄だ」とトランプに言うには十分ですし、そしてトランプもそれについては文字通り何も言い返せないでしょう。
    ウクライナの一般市民はともかく、ゼレンスキーはやっぱり結局戦闘状態を続けたい、ロシア側は何れはやめたいがそれは今ではない、米国はというかトランプはすぐやめろで、英国やEUは今となっては夢物語のようなウクライナや西側にとって有利な条件で無いと停戦はしたくない。
    つまりこれは停戦は無いという事です。今の枠組みでは。
    ただし、これはトランプに限らず、なんなら米国の民主党にとっても最早イラッとする行動の筈です。こういう無駄な作戦でリソースを消耗するのが常態化していましたが、またやったわけです。米国が支援から手を引く可能性は高くなったと思いますし、そしてその口実が出来ました。
    ウクライナ市民はまだこのゼレンスキーを支持し続けるのでしょうか。

    51
      • 555
      • 2025年 3月 19日

      エネルギーインフラであるクラスノダールへの攻撃と言い、トランプの面子を潰しに来てると思う。

      37
        • 通りすがりA
        • 2025年 3月 19日

        トランプの面子を潰すことに成功すれば、また支援は停止され、結果として負けますよね。ウクライナは誰と何のために戦ってるのだろうか?

        34
          • 理想はこの翼では届かない
          • 2025年 3月 19日

          フランスとイギリス…かな?

          23
        • 赤狐
        • 2025年 3月 19日

        それは間違いなくあると俺も思います。
        何しろトランプとプーチンが頭越しで停戦を決めても、ウクライナは破ればいいだけですからね。それで停戦はしなくて済む。
        別口ですが一応ホワイトハウスにも相談したらしいハマスというかガザへの大規模空爆もそうでしょう。
        多分、米国側に言った時は「警告のために空爆する」くらいだったのだと思いますけどね、あちらは。
        あれはトランプ・プーチン会談にあわせたものだと思いますし。
        例のガザ地区を米国が引き取ると言ってからの欧米諸国からの「ガザはパレスチナのもの発言」とかを引き出した意趣返しもあるでしょう。
        あれも半分はトランプの面子潰しでしょうし。

        トランプの方がおかしい訳じゃないと思いますね。
        おかしいのは「国際社会」(=西側諸国)です。
        ただ異常者の集団の中では心優しい人は「異常者」でしかありませんので、トランプがおかしいというのも一面では事実です。トランプが心優しいかはともかく、これは比喩ですと一応は言っておきますけども。

        36
          • kitty
          • 2025年 3月 19日

          トランプは平均的なオツムのアメリカ人のオヤジ代表みたいなもんで、パワーエリートが営む国際政治の場では異質なんですよね。

          14
            • やみと
            • 2025年 3月 20日

            エリート……か?
            今のEUのリーダーたちは、いかに票を得るかということでエリートなのかもしれないが、それ以外の分野では無能で幼稚だ
            なんというか、武家が主導した幕府時代の京都公卿のようなものでしょうか、パワー(金、エネルギー、工業、武力など)の変化が見えず、自分自身の運命をコントロールすることもできません

            2
            • やみと
            • 2025年 3月 20日

            エリート……か?
            今の欧洲のリーダーたちは、いかに票を得るかということでエリートなのかもしれないが、それ以外の分野では無能である
            なんというか、武家が主導した幕府時代の京都公卿のようなものでしょうか、パワー(金、エネルギー、工業、武力など)の変化が見えず、自分自身の運命をコントロールすることもできません

            4
              • kitty
              • 2025年 3月 20日

              パワーエリートはもちろん皮肉ですよ。

              5
      • hoge
      • 2025年 3月 19日

      会談では東西両陣営のメディアが予想した通り
      プーチンはクルスクでのウクライナの戦争犯罪についてトランプへ伝えたとのことで
      この状況でベルゴロド侵攻は本当に色々な意味で最悪ですね

      またトランプは既にロシアがやったという戦争犯罪の調査からアメリカの手を引かせているので
      ウクライナは両国から、前もって調整された台本通りに滅多打ちされているように見えます
      どうしてこうも悲惨な構図になる前に幕引きにしなかったのか、本当にわかりません

      32
    • たむごん
    • 2025年 3月 19日

    ザポリージャ戦線も慌ただしくなってるのに、何やってるんでしょうね…

    ウクライナ軍の作戦、人口規模を比較すれば、高度に政治的な作戦よく分からないなと感じます。

    スジャ 人口6000人
    スームィ市 人口25万人
    コンスタンチノフカ市人口6万人
    クラマトルスク市人口14万人
    ポクロウシク市人口6万人(避難により今は激減)
    ザポリージャ市人口70万人

    10
      • たむごん
      • 2025年 3月 19日

      追記です。
      中東はガザ停戦不安定化、イエメン空爆。インド太平洋は、豪州沖を中国海軍が演習など、アメリカの余力もどうなるのか分かりません。

      欧州ウクライナ平和維持軍も、ドイツ・イタリア・ポーランドなどが自軍派遣に難色を示しており、ベルゴロド方面に新戦線開いてて大丈夫なんでしょうかね?

      17
    • レプタリアン
    • 2025年 3月 19日

    このベルゴロドの動きってトランプガチギレするんじゃないの?

    23
    • うくらいだ
    • 2025年 3月 19日

    何が一番驚くかって、クルスク占領軍の苦境の傍らでこの作戦を計画してたことだよな
    そして、停戦交渉前提の作戦の甘さも見え隠れする
    ゼレンスキー的には手柄が何もない状況だから、何かしら停戦交渉で勝ち取りたい部分があるだろうが、アメリカの支援もバイデンまでなのでむしろタイムリミットあると思うが

    嫌がらせ的に荒らすだけならまだわかるけど、ちゃっかり占領しようとしてるのもどうかと。あまりにも政治色が出過ぎている気がする。

    30
    • 懐中電灯
    • 2025年 3月 19日

    また自分達の首を絞める無用な攻勢を仕掛けている。
    クルスクが潰走したというのに...

    26
    •  
    • 2025年 3月 19日

    露メディアRTは撃退した旨を主張
    ウクライナ側の作戦参加:兵士200名、戦車5両を含む全29両
    ウクライナ側損失は、兵士最大60名、少なくとも戦車1両、突破車両3台、その他装甲車両7台を喪失

    ロシア側から見た戦果は当然盛っているでしょうけども、3割に近い人員と車両の喪失とすると痛いですね…

    18
    • 我が祖国万歳
    • 2025年 3月 19日

    せっかく停戦への動きが進み始めたというのに…
    やはりウクライナは平和を望んでいないのでは?

    15
    • nachteule
    • 2025年 3月 19日

    > 我々がクルスクから逃げ出したと考える人もいるが
     どれだけまともに撤収出来たかで判定される筈なんですけど、損害は最小で理路整然と撤収出来たんでしょうかね?

    11
      • 名無し
      • 2025年 3月 19日

      BBCの撤退出来た兵士の証言見ると砲撃とカミカゼドローンまみれで地獄みたいな惨状だった言ってたんで察する。

      17
    • 八等兵
    • 2025年 3月 19日

    ベルゴロドに対する攻撃は既に撃退された動画が出回っています。
    さすがにこれから防衛線を突破できるだけの大戦力を追加投入する余力はないと思いますし、そもそもクルスクと位置が近すぎて戦力誘引になるかどうかも疑問ですので何がしたいのかわかりませんね。

    18
      • メロン
      • 2025年 3月 20日

      ピンポンダッシュに失敗した子供に待ち受けてるのは、怖い住人の襲撃だからな……

      5
    • Mr.R
    • 2025年 3月 19日

    一言で言うと(作戦立案の)責任者出せ、ですかね。
    3/9撮影の衛星画像では国境から2~3キロ程度の場所に対戦車壕が確認できます。そこまでたどり着けたとも思えませんし、この作戦でどれだけの犠牲が出たのか···んなことやってる場合かよ

    11
      • Mr.R
      • 2025年 3月 19日

      追記:この記事のXを引用して3/9撮影の衛星画像を貼ります。参考までにどうぞ。

      4
    • 無名
    • 2025年 3月 19日

    フランスで18日、絶滅が危惧され、保護対象となっているクマを猟銃で撃ち殺したとして罪に問われている猟師の男の裁判が始まった。

    被告は2021年11月20日、フランスとスペインを隔てるピレネー山脈でイノシシ狩りをしている最中にメスのクマに襲われた。

    被告は子グマ2頭を追って森から出てきた母グマと遭遇。猛突進を食らい、数メートル引きずられた後、母グマを猟銃で撃ち殺した。

    脚にけがをし、ショック状態にあった被告は仲間の猟師らの手当てを受けた後、ヘリコプターで病院に搬送された。

    国内では熊に殺されかけた猟師を裁こうとして、国外では停戦に反対する。
    ヨーロッパは何を考えてるのかわからない国々になった。

    14
      • 名無し
      • 2025年 3月 19日

      その事例で言うならわーくにも大して変わりないからあまり口を出さない方がいいかと…

      8
        • Mr.R
        • 2025年 3月 19日

        安全な所にいる人に限って現地で大変な思いをしている人のことを蔑ろにしがちですよね。

        9
        • 通りすがりA
        • 2025年 3月 20日

        >あまり口を出さない方がいい
        無能官僚を際限なくのさばらせる、我が国の最大の悪癖たる言葉の一つだと思う。口に出さないから、何時までも問題と認識すらされない。チラシの裏やSNSに書いても、情報の海に消えてしまう。

        3
        • kitty
        • 2025年 3月 20日

        警察が撃っていいって言ったから、撃ったら免許剥奪事例…。

        4
    • 七資産
    • 2025年 3月 19日

    戦線が長いから薄い所の突破は不可能ではないんだろうけど
    無謀だよなあ

    8
    • 追剥強盗武士の手習い
    • 2025年 3月 19日

    トランプとプーチンの会談なんて、トランプが一方的にまくしたてただけで、プーチンからいなされて、実質10分程度だろうなあ。あんな雲をつかむような話で停戦になんかならんだろう。しかし、ゼレンスキーは停戦に期待しているのかな。急に陣取り合戦はじめたようだが。あまり停戦に期待しない方が良く、じっくり攻略していくべきだろう。長くかかるだろう。まあ、ポクロウシクを迂回してでも、ザパロージェ方面へ向かって進行し、ドニエプル川東岸を広く占領して、渡河の準備をした方が良いのでは。しかし、それには大規模な戦力が必要だろうな。北朝鮮だけでなく、中国とイラン、アフガニスタンの支援が得られれば万全だが。アメリカとバチバチの中国には期待できるが習近平は毛沢東ほどの胆力はなさそうだし、イラン、アフガニスタンには今、余裕がないし、そもそも「ぷー助」は、ウクライナへパトリオット他の兵器を供与しているイスラエルに卑屈ときているからイスラム教徒たちの支援は望めそうにない。アメリカが一時的に手を離しても、ウクライナの1.5倍の戦力蓄積がせいぜいだろうから、ちまちまと占領地を3歩進んで1歩下がる的な攻撃しかないな。

      • やみと
      • 2025年 3月 20日

      増兵してきたロシア軍と違って、ウクライナ軍の人数はどんどん減っていますよ。無謀な反攻のおかげで、貴重な若者を無駄に失ったし、そもそも人口はもっと少ない方だった……
      ザルジニーは解雇される前からウクライナの徴兵速度は損失を補うのが難しいと言っていた
      あとは双方の兵力差がさらに広がるだけだろう

      9
      • kitty
      • 2025年 3月 20日

      プーチンとプーさんはややこしいので比喩表現は避けた方がw

      2
    • しゅら
    • 2025年 3月 20日

    おそらくトランプのメンツを潰したと言うことでアメリカの援助が止まる気がします。
    ゼレンスキー個人は是が非でも停戦したくないのでしょう。
    彼は停戦しても大統領としての立場が弱くなるだけなので意味がないと考えてそう。

    現場の兵士のモチベーションは最低レベルだと思われますが、それでもベルゴロド侵攻、続けられるんでしょうか?

    2

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