ウクライナ戦況

ウクライナ軍がポクロウシクで領土を奪還、ロシア軍は南ドネツクで前進

DEEP STATEとRYBARは東部戦線について「ウクライナ軍がポクロウシク方面でロシア軍を押し戻した」「ロシア軍がクラホヴェ・ヴェリカノボシルカ方面で前進した」と報告したが、ここまで東部戦線の動きが低下したのはアウディーイウカ陥落後(2024年3月頃)以来だ。

参考:Мапу оновлено
参考:Отход под Покровском, взрыв моста под Суджей, сложности в Дзержинске, освобождение Андреевки
参考:Покровско-Мирноградское направление: тяжелые бои вдоль всей линии фронта
参考:Покровско-Мирноградское направление: тяжелые бои вдоль всей линии фронта обстановка по состоянию на 16:00 6 марта 2025 года

領土奪還が続くポクロウシク方面におけるドラパティ陸軍司令官の改革は本物かもしれない

ホルティツィア作戦・戦略グループの司令官にドラパティ陸軍司令官が着任し、問題視されてきた部隊の統一運用、能力のある指揮官への権限委譲、無人機部隊や砲兵部隊の協調性が改善され、ウクライナ軍はピシュチャネ、コトリーネ、リシフカをほぼ奪還することに成功していたが、DEEP STATEは「ウクライナ軍がウスペ二フカ集落からロシア軍を押し戻した」と、RYBARは「ウクライナ軍がウダチネ集落と炭鉱第1立坑からロシア軍を押し戻した」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

ウクライナ軍はコトリーネ~ウダチネ方向のロシア軍をT-0406の南にほぼ押し返すことに成功し、3つあるポクロウシク炭鉱の立坑施設もロシア軍から奪還した格好で、ドニプロペトロウシク州方向に向かうロシア軍もウスペ二フカで阻止することに成功しており、ここまで来ると「ドラパティ陸軍司令官の改革」は本物かもしれない。

DEEP STATEはクラホヴェ・ヴェリカノボシルカ(南ドネツク)方面について「アンドリイフカの北でグレーゾーンが広がった」「ロシア軍がブリヴィル南のポケット占領した」と、RYBARは「ロシア軍がアンドリイフカを占領した」「ロシア軍がスクドネとブルラツケの間で支配地域を広げた」「ロシア軍がプリヴィルを占領した」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

ロシア軍が東部戦線で「継続的な前進」を遂げているのはアンドリイフカ方向とヴェリカノボシルカ方面だけで、ここまで東部戦線の動きが低下したのはアウディーイウカ陥落後(2024年3月頃)以来だ。

追記:RYBARはポクロウシク・ディミトロフ方面東方向について「ウクライナ軍がエリザベティフカ集落内や周辺地域でロシア軍を押し戻した」と報告した。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

追記:RYBARはポクロウシク・ディミトロフ方面について6日「ウクライナ軍がエリザベティフカ集落を奪還した」「ウクライナ軍がエリザベティフカ周辺でロシア軍を押し戻した」「ウクライナ軍がシェフチェンコ東郊外に足場を築いた」と報告。

DEEP STATEはエリザベティフカ集落や周辺地域についてロシア軍による占領や前進を認めていないものの、RYBARは「ロシア軍車輌がエリザベティフカ近郊で攻撃を受けたことが確認され、ウクライナ軍は集落からロシア軍を追い払うことに成功したようだ」と、シェフチェンコについても「ウクライナ軍の装甲車輌群はシェフチェンコ到達前に大部分が破壊されたものの、少なくとも1輌がシェフチェンコに到達して歩兵を降車させることに成功した」と述べた。

出典:Михайло Драпатий

これまでも単発の反撃は幾つか報告されてきたが、ホルティツィア作戦・戦略グループの司令官にドラパティ陸軍司令官が着任して以降、ポクロウシク方面のウクライナ軍は8集落方向で領土を奪還した可能性(DEEP STATEとRYBARの報告の合計)があり、このような連続した反撃の成功は2023年の反抗作戦以降に見たことがなく「興味深い兆候」と言えるだろう。

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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України

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コメント

    • ゆめ
    • 2025年 3月 06日

    ワンちゃん、ふわふわだねぇ、お人形さんみたいだねぇ、かわいいねぇ

    34
    • 珍宝閣
    • 2025年 3月 06日

    軍神ドラパティですか
    露軍がクルスク奪還に比重を傾けているとはいえ、すごいですね

    それにしても、ここ数日の露軍の減速を見ると、クルスクがいかに自殺行為であったかを改めて実感させられます
    軍事の素人である政治家が作戦に首を突っ込み始めるとろくなことになりませんなあ

    22
      • NIVEA万能論
      • 2025年 3月 07日

      というより陸軍司令官であるドラバティが直々に担当する地域のためリソースを優先的に配分しているのではないですかね。仮にも陸軍司令官なのですからその位の権限はあると思いますよ。

      今まではろくに増援も来ずFPVドローンすら不足して、ドローンオペレーターも塹壕に放り込むような惨状でしたが。

      17
        • ポクロウシク
        • 2025年 3月 07日

        本来ポクロウシクは、ここを抜かれたらドニプロに侵入される最重要防衛拠点だったのに、これまでリソースが割かれて来なかったと言うのがウクライナ軍上層部の謎な所なんです。
        それこそ1月くらいまで、ちゃんと管理してりゃ防げたようなミスを月1ペースでやらかして、大量の領土を失陥していたウクライナ軍が異常だったんではないかと

        10
          • 2025年 3月 08日

          一応1月末に一個旅団回した噂はあります。
          問題はそれがフランスで新編成してた第155独立機械化旅団だとか、、、
          西側装備で訓練を受けたまっさらの旅団ですが、編成中に脱走兵が多発したいわくつきの
          旅団なので、実践は未知数ですね。

      • かず
      • 2025年 3月 07日

      後の世の戦史物で彼が全軍の指揮を取ってさえいたらと書かれる人物かも

    • Dr.Strangelove
    • 2025年 3月 06日

    私もウクライナ軍の復調にドラパティ司令官の手腕が寄与している可能性は高いと思います。もちろん確かなことはしばらく分かりませんが。

    しかし、政治分野は完全にウクライナ政府にとってお先真っ暗です。(ウクライナ国民にとってとは限りませんよ)特にウクライナ軍に対する情報提供の停止は大惨事でしょう。それにこれはゼレンスキー大統領のミスやトランプ大統領の「乱心」といった戦術的なことによって全て説明できるものではなく、アメリカにとってより戦略的なイデオロギーによる決定です。

    アメリカはおそらくロシアと戦略的に提携し、中国に対し優位に立ちたいのでしょう。そのためにウクライナを言わば「お土産」として渡すつもりなのだと思います。これが上手くいくかどうかは分かりません。プーチン大統領が現在も側近等からの意見を聞きながら検討している筈です。今後公式な立場表明があるはずで、それが最終的決定です。

    それにしても、ここまで慎重になるとはプーチン大統領にとって言葉は非常に重いものなのだと実感しますね。「スラヴ」の語源は言葉を意味する「スローヴォ」だと言われます。この伝統が今も生きているのでしょう。全くトランプ大統領とは大違いです。

    25
      • hoge
      • 2025年 3月 06日

      トランプはロシア向けのメッセージでは
      アメリカ……主に民主党によるウクライナへの内政干渉と
      それが失策であったことを認めつつも

      ウクライナとのディールでは
      ウクライナ(クーデター後の政権)の立場をアメリカは尊重し支持するという
      内容で提案しており、言うほどロシアに譲歩している感じはしません

      アメリカが本当にロシアへ譲歩するなら
      ロシアの庭先であるウクライナから完全に手を引いたと思います
      今のところまだその判断がされたようには見えません

      > アメリカはおそらくロシアと戦略的に提携し、中国に対し優位に立ちたい

      長期的な視座ではこのような意図も否定はできないわけですが
      現時点では停戦そのものがプライオリティのトップで
      それ以外は全て流動的と判断していると考えます

      38
    •  
    • 2025年 3月 06日

    なけなしの戦力を注ぎ込んでるだけで持続性もないだろう

    25
      • 黒酢
      • 2025年 3月 07日

      ゼレンスキー氏が停戦する気持ちに傾いているのなら、今のうちに使えるだけの戦力を使うかもしれませんね。
      トランプ政権はウクライナでの停戦を4月20日までに実現したい意向のようですし、仮にトランプ氏の掲げる停戦案に合意する意向なら今までの過度に戦力の消耗を避ける長期的な戦略から、戦力の消耗を気にせずに奪い返せるだけ奪い返す短期的な戦略に切り替えたかもしれないと思います。
      いずれにせよウクライナ軍としても、ポクロウシク近郊の集落とT-0504の道路付近にロシア軍がいる状態で停戦を向かえるのは避けたいでしょうから、今は停戦が成るまでの間に戦力が持続すれば良いって考えなのかもしれませんね。

      まぁ「停戦が成れば」の話ですが。

      10
    • たむごん
    • 2025年 3月 06日

    動物は癒しですね、雪の上にある足跡っぽいのも見てました。

    ワンちゃん、もう御主人様とお家に帰ろう。

    19
      • Mr.R
      • 2025年 3月 06日

      野生化しつつあるペットや家畜も問題になるでしょうね。
      戦場で様々なモノ(意味深)を食べた野犬の群れとか豚とかどうするのやら···

      7
        • 匿名
        • 2025年 3月 07日

        紛争や疫病や飢饉で野晒しにされた兵士・住民の死体を漁って、人肉の味を覚えてしまった野犬やその他野生動物(特に大型の猛獣)が今度は生きた人間を捕食対象として狙い始めるのは古代からあるある。

        6
          • たむごん
          • 2025年 3月 07日

          ヒグマに、その話がありましたね。

          国内に武器が、ばら撒かれたわけですから、戦後も護身用に手放せないかもしれませんね。

          1
    • ななし
    • 2025年 3月 06日

    ドラパティ将軍はマンネルハイムになりえるでしょうか
    「上」が絶望的に無能ですが、、、

    冬戦争も中越戦争も一個の司令官ではなく、全体が有能
    だったからの結果です。甚大な損害を出しつつも祖国に
    未来を開いた

    無能極まる「上」が居座る気満々で暗い未来しか見えない

    管理人さんが動物ピックアップしててホッコリ♨️

    18
      • kitty
      • 2025年 3月 07日

      さすがに学習しただろうから、爆弾犬とかは使わないでしょうね。

      3
        • Mr.R
        • 2025年 3月 07日

        ロボット犬に熱い眼差しを向けていたりして

    • NHG
    • 2025年 3月 06日

    しかしロシア軍の進撃マップでの速度や範囲と比べるとなんとも寂しい
    奪還地域を保持できる態勢は作れてるのだろうか

    17
    • 通りすがりA
    • 2025年 3月 06日

    ウクライナ軍の奪還のニュースは本来なら朗報なんですよね。しかし、ヴェリカノボシルカ方面やバフムート方面、ロボティネ周辺などはかつて2023年に反転攻勢で奪還した土地であり、結局全ては失われてしまった。
    問題は、政府に終戦への青写真と具体的計画がないこと。今、2025年の2月から3月に頑張って土地を奪還しても、戦争が2026年まで続いてしまえば結局は失われてしまう。それだけ、ロシアとは国力差があり、長期戦になればなるほどウクライナは不利になる。しかし、米国を無用に挑発し、支援の一時停止を招いたゼレンスキーにその力量があるとは到底思えない。
    2023年のウクライナ兵士の頑張りは何も報われなかった(ローテーションもない)。2024年のクルスクでの頑張りも、灰燼に帰す寸前。2025年の兵士の頑張りは、少しは報われるのだろうか。

    29
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2025年 3月 06日

    お、お、お犬様だああああ!?
    やはり殺伐としたミリタリー話にはお猫様・お犬様が必要。古事記にもそう書いてある

    ロシア軍全体の動きが減っているのが季節要因なのか、長く続いた攻勢の維持限界なのかはまだはっきりしませんね
    逆にクルスクでは元気いっぱいな感じですので
    両軍共にリソースを投入する箇所を絞っているのか、相手の動きに対して投入する事にしたのか。単に互いに思惑が外れている可能性も捨てきれないです

    21
    • ras
    • 2025年 3月 06日

    管理人様による犬派の懐柔策だ…

    ポクロウシク方面含めウクライナ軍の戦術が変わってきているのは確かですね。ロシア側が色々考察しているのを興味深く読んでいますが、基本的にはロシア側が広く薄く広がってる中で統制の改善と戦力集中から天候もあって押し戻しに成功している様子。
    これまでの進軍は基本ウクライナ軍の隙間を突いていたのでまともに反撃されると弱いでしょうね。

    19
    • nk
    • 2025年 3月 06日

    自分がもし仮に徴兵されて前線の塹壕に籠もってたら犬猫いたら非常嬉しいだろうなと、士気向上とメンタルケアに非常に有用に働くと思う。

    9
      • じゃぐりんぐ
      • 2025年 3月 06日

      犬猫様を庇って斃れる未来しか見えないっすよそんなフラグ

      12
        • 名無し
        • 2025年 3月 07日

        随分前に爆発処理に使われるUGVを使用してた米軍兵士がアフガンでUGVが壊れて修理不可能になった際に悲しんでたって話を見たから人間はロボットにでも愛着が湧いちゃうみたいなんですよね

        9
    • gepard
    • 2025年 3月 06日

    親猫ニャンコスキー派の門戸開放政策による認知戦の威力を親犬派イヌコビッチ政権は深刻に受け止め、政権軍は特別犬作戦を発動した。

    26
      • ななし
      • 2025年 3月 07日

      まさかのgepardさんが乗ってて草
      犬派猫派の対立は我が国でも深刻ではありますねw

      3
    • a.k
    • 2025年 3月 06日

    今のウクライナ軍はリソースの追加が出来ず、他方面からの移動のみで何とか賄っていると思われますから、他所に空隙が出来てそこを責められる危険性が増すんじゃないかと思われますが、どうなるんでしょうねぇ?

    個人的にはアメリカからの軍事情報遮断が本格的にウクライナ軍にとっての「腰に来る」ダメージになって、急速にあちこちの前線が崩壊しそうだと考えています。

    ポグロウシク方面で特にポジション改善になりそうもない、戦術的にあんまり意味の無い「攻勢」やっても、ますます不利になる消耗戦が進むだけだと思うんですが。

    そう言えばトランプが「ゼレンスキー氏からのわび状をもらった」と発表したのを「そんな事は一切やっていない」と自ら反論したようですが、いったい何を考えてるんだか?と、
    ゼレンスキーの余りの外交センスの無さには、駐米ウクライナ大使みたいに顔を覆うしか無いですね。

    38
    • Mr.R
    • 2025年 3月 06日

    ウクライナコントロールマップより、3/6に位置情報が特定された各戦域の動きになります。
    クルスク方面
    マラヤロクニャのすぐ北、線路が湾曲している辺りにロシア軍のFAB-3000が着弾した模様
    トレツク
    トレツカヤ鉱山周辺のロシア兵にドローン攻撃が行われた
    スタジアム周辺のウクライナ軍陣地にクラスノポールによる攻撃が行われた
    ザバルカ地区で大型ドローンのバーバヤーガと行動するアゾフ旅団が確認された。
    ポクロウシク方面
    第425スカラ連隊がピシュチャネでロシア軍を攻撃する様子が確認された
    クピャンスク北方面
    第151機械化旅団がドヴォリチナでロシア軍を攻撃する様子が確認された。

    5
    • col
    • 2025年 3月 06日

    コトリーネ方面も露軍の不用意な突出部になっている。
    もう一月以上経ってるが、ポクロウシク市街にかかれてない。
    炭鉱だけ獲っても確保続けられる訳が無い。
    何を考えてるのか分からない。

    7
    • ゴルバチョフ
    • 2025年 3月 06日

    やはりこうなってくるとクルスクに侵攻したのが悔やまれますね。

    4
    • うくらいだ
    • 2025年 3月 07日

    この犬かわいいなー
    避難してほしいぜ

    6
    • 通りすがれ
    • 2025年 3月 07日

    管理人氏は猫派だと思っていましたw
    1ヶ月以上東部戦線で反撃できるようならいよいよロシア軍の攻勢限界が見えてきたと見て良いのかもしれませんね

    4
    • グロズヌイ
    • 2025年 3月 07日

    クルスクなどという愚行に出ずに東部に戦力を蓄積し、戦力ローテーションを上手く機能させ、トランプに対しては平身低頭土下座してこれでもかと手土産(鉱物資源etc)を持たせて、ちびちびと若年層の動員を行っていれば、今や相当マシな戦況だったのではなかろうか。たらればにすぎませんけど。
    少なくとも今みたいな1年足らずで継戦能力が枯渇するような絶望状態ではなく、2年でも3年でもロシアに付き合える余裕(勝てるとは言ってない)がウクライナに生まれていただろうに。

    8
    • 七資産
    • 2025年 3月 07日

    俺の敗けだワン
    好きにしろ

    • 58式素人
    • 2025年 3月 07日

    先日記事の猫ちゃんやこの記事のワンコは、部隊のペットなのかな。
    過去にも色々なペットがいたようですし。
    先日見た動画では、何と、ヒグマ(!!)も居たそうだし。

    1
    • メロン
    • 2025年 3月 07日

    なにっ
    犬の可愛さが奇襲してきたぞ

    4
    • たら
    • 2025年 3月 07日

    ロシアの東部戦線の動きが鈍る一方でクルスクの攻勢が活発化。
    馬鹿にされていたゼレンスキーの戦力誘因戦略は実は意味があったのでは?

    3
    • ウクライナの癌
    • 2025年 3月 07日

    それこそ宇軍は2022年来泥臭く戦えてきましたし、これが本来の姿
    で、南部反転攻勢が準備されてる頃〜去年末の今までが異常に弱かっただけではないですかね。理由として考えられるのは文民の(文民統制の範囲を超えた)不相応な介入の影響ではないかと。
    ハルキウ反転攻勢の成功は露軍の戦略的ミスを宇軍が的確に突いただけの話でしたが、あれで欧米の関心が一気に高まり宇に潤沢な資金兵器を投入する体制が整えられました。しかしそれを調整するべき人間が軍事にも外交にも疎く、計画性ももない割に攻撃的な手法は大好きなゼレンスキーだったのが宇の悲劇だったのではないか?
    外交ではゼレンスキーが声高に更なる軍事支援を要求しますが、何の根回しも概算もないので、本当に必要有効か全く不明にも関わらず、ゼレンスキーに脅されるまま惰性で欧米が支援してきたのが実情ではないでしょうか?
    国内ではゼレンスキーがその”外交”で引っさげてきた(他人様の)資金兵器頼り。人事権も握っていて軍事的に正しい判断でも容赦なく解任される訳で、結局軍事の判断よりもゼレンスキーの感情が優先されていたのではないか?
    それがトランプとゼレンスキーがかなり個人的な衝突を繰り返し、米国からの資金が止まったことで、ゼレンスキーを伺わなくとも露軍と戦えるようになったからこそ、宇軍が息を吹き返したのではないか。
    トランプの支援停止は結局宇を苦しめるだけなので再開してほしいですが、あんなゼレンスキーを介して資金兵器を供与した所で米にも宇にも有効に使われる見込みなんて一切ないというのもわからないでもないです。あんな奴を増長させても露以外の得にならない。

    6
    • ウクライナは決して弱くない
    • 2025年 3月 07日

    “欧米の支援がなければ立ち居かない哀れな国”の筈なのに欧米の支援が不十分な時期には反撃に成功する皮肉さよ。

    1
      • 名無し
      • 2025年 3月 07日

      支援は一瞬で届く物じゃないし一瞬で使い切る物でもありません。
      元々、今支援が断たれてもウクライナ軍は今年の夏頃までは継戦出来ると言われていました。

      3
        • 不健全な組織
        • 2025年 3月 07日

        支援継続が確約されてる間はまともに機能せずに、継続が不安定になったら機能しだす組織と言うのも、かなり不健全では?

        5
      • じゃぐりんぐ
      • 2025年 3月 07日

      売電の置き土産がやっと現地に届いてきたのでは。

    • 駐米大使
    • 2025年 3月 07日

    宇軍の功績で欧米にふんぞり返り、欧米の資金で宇軍に介入してくる、ロシアに負けるのは宇軍の指揮統率のせい、欧米の資金不足のせいだと公言してきたゼレンスキーについて、本当にウクライナの今後にとって有用か判断されても良いんじゃないかな。
    例えば元最高司令官から左遷された駐英大使をトランプとの厳しい外交交渉が展開されてる米国に配置換えするとか?共和党を説得出来ればトランプもGO出すだろうけど、共和党説得には最低限計画性が必要で、まあゼレンスキー率いる本国政府には用意出来ないんだから、出来る人間を直接米国に送れば良いんじゃないかな。

    3
    • もへもへ
    • 2025年 3月 07日

    ポクロウシク方面のウクライナ軍の反撃成功は勿論司令官の改革の成果でもあると思いますし、増援で無人機部隊も増強されている成果でもあると思います。
    またこの方面のロシア軍は去年暮れ頃からずっと進撃続きで今までと違ってしっかりと塹壕を掘る時間がなかった為、陣地が脆弱であったのも要素だと考えます。

    つまりロシア軍が陣地を固める前なら今のウクライナ軍でも十分奪還が可能であると証明されたので、この方面以外での東部戦線でもすぐにでも反撃してロシア軍が陣地を固める前に奪還すべきです。

    本当に4月に停戦するなら後のことは考えなくてもいいので、無茶も可能と考えます。

    2
      • 七志
      • 2025年 3月 07日

      4/20で全てが力尽きる前提で全力投入したら、政治的都合で停戦がご破算、または結論つかなかった時に訪れるのが戦前の崩壊という破滅なので、後のことを考えないのは出来ないかと。

      ロシアもクルスク奪還したら「さて次は停戦前に東ドネツクだ」とならないと言えないですし……

      2
        • 匿名
        • 2025年 3月 07日

        停戦後はその後の講和・交渉でクリミアと東部4州以上の領土割譲をロシア側が要求してくる可能性が非常に高いし(最低でもドニエプル川以東かノヴォロシア地域。この辺に一番地下資源も集中している。)、ウクライナ側はそれを突っ撥ねる交渉材料となる戦力を人的物的に削り落とされている真っ最中ですし。

        2
          • じゃぐりんぐ
          • 2025年 3月 07日

          レアメタルだ何だってゼレンスキーの勝利計画でぶち挙げられた実在も疑わしい見せ札では?
          トランプはそれに乗っかって見せて「この額の権益がある(はず)の植民地に手を出したら・・わかってんな?」という流れなのでは。

          この記事見て結構なるほどでした。
          >ウクライナに米国が期待するほどお金を生むレアアースなんてあったのか?

          1
    • 名無し
    • 2025年 3月 07日

    クルスク戦線でロシア軍がスジャ南東部で国境までの打通に成功したみたいですね。
    これで現地のウクライナ軍の補給路が更に無くなるな…

    2
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