DEEP STATEはクルスク州コレネフスキー地区について18日夜「オブホフカ一帯のウクライナ支配地域が後退してグレーゾーンになった」と、ドネツク州トレツク方面、ポクロウシク方面、ザポリージャ州フリアイポレ方面についても「ロシア軍が前進した」と報告した。
参考:Мапу оновлено!
参考:Курское направление: атаки ВСУ в Глушковском районе и продвижение ВС РФ в Кореневском
38K-006からリュビモ二フカ方向の前線位置が明確になってきた感がある
DEEP STATEはクルスク州コレネフスキー地区について18日夜「オブホフカ一帯のウクライナ支配地域が後退してグレーゾーンになった」と報告、さらに38K-006沿いのビャホヴォとヴネザプノエが戦況マップのグレーゾーンから外れているため「同拠点はロシア軍支配地域に移行=占領された」と解釈するのが妥当で、RYBARはコレネフスキー地区について「ロシア軍がコレネヴォの南東で支配地域を広げた」「ロシア軍がオブホフカの南で支配地域を広げた」と、グルシコフスキー地区について「ウクライナ軍の支配地域がポリトトデルスキーの北に登場した」と報告した。
視覚的にもロシア軍がコレネヴォ(村)とリュビモ二フカの間にある大きな森林地帯周辺=Ⓐでウロシア軍陣地を攻撃する様子、ウクライナ軍の無人機がオブホフカの南にある森林地帯=Ⓑにテルミット焼夷剤を散布する様子が登場しており、段々と38K-006からリュビモ二フカ方向の前線位置が明確になってきた感がある。
DEEP STATEはドネツク州トレツク方面について「ロシア軍がザリズネ市内のテリコン一帯を占領した」と報告、更新した戦況マップの中でも「ロシア軍支配地域がザリズネ市内にほぼ収まった」と示唆しており、厳密な行政境界線で言えば「若干の荒野」が未占領状態だが、もはや「ロシア軍がザリズネを占領した」と言っても差し支えないはずだ。
さらにDEEP STATEの戦況マップは「トレツク市内中心部に向けてグレーゾーンが伸びた」と表記し、視覚的にもウクライナ軍がパン工場付近=Ⓐでロシア軍陣地を攻撃する様子が登場、ロシア人らも「中央鉱山に向けてロシア軍が前進している」と報告している。
トレツク市内中心部は両軍が交戦するグレーゾーンから1km以内にあり、特に中央鉱山、これに隣接するテリコン群、T-0516沿いのアパート地区を巡る戦いがトレツク攻防のピークになる可能性が高い。
DEEP STATEはポクロウシク方面について「ロシア軍がウクライナスクからC-051137方向に前進した」と報告、まだウクライナスクに隣接したテリコンを巡る戦いは続いているものの、ロシア軍は西に向けて前進しており、この動きは「セリダブを南から迂回するものか」「ヒルニクの西側面に出る動き」のどちらかで、ロシア軍は定番となってきた線路沿いからの前進を狙っているのかもしれない。
因みにDEEP STATEはザポリージャ州フリアイポレ方面についても「ロシア軍がマルフォピル郊外のダーチャを占領した」と報告、この方面は全く動きがない前線なので唐突なロシア軍の前進に何の意図があるのか不明だ。
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
38K-030が奪還されるのは時間の問題ですね。ロシア軍がゼレニ・シュリャク付近の交差路までたどり付けば孤立するウクライナ軍部隊もでてくるかも…
グルシコフスキー地区への新規侵攻には第95強襲空挺旅団が参加しており、これはトレツクから移ってきたと言われている。
その新規侵攻が停滞する一方で、95thが抜けた途端にトレツクではロシア軍が中心部へ大幅に前進しているのだから、贔屓目に見ても失敗しているようにしか思えない。
スナゴストへ反攻をかけたロシア軍の背後を襲うという狙い自体は理解できるが、それが失敗に終わったのが明らかになった今でも新規に開いた前線に固執するのは意味がわからない。
グルシコフスキー地区への新規侵攻には第95強襲空挺旅団が参加しており、これはトレツクから移ってきたと言われている。
その新規侵攻が停滞する一方で、95thが抜けた途端にトレツクではロシア軍が中心部へ大幅に前進しているのだから、贔屓目に見ても失敗しているようにしか思えない。
クルスクはまだまだ流動的な様子みたいですね、フリアイポレ方面でロシア前進は珍しいですね膠着長かったような気がするけど動き出しましたね。
フリアイポレはウクライナも相当固めてあるはずですが、突破されるとなると一気にザポリージャ方面動くでしょうけどどうなりますかね。
流石にウクライナも戦線を整理し始めたのでは?
ロシア軍が進撃したというより、ウクライナがフリアイポレに撤退したという印象ですね
ドニエプル川沿いは、戦線は動いていないけど、戦闘はあるみたいだから。一気に、サボリージャ市攻略を狙うか。それとも、オレホポを挟み撃ちする気か。ウクライナ軍が耐えるか。どうなるのかな。
東部の状況が改善されるまで持たずにクルスクでも後退開始ですか…短い春でしたね(秋ですが)
なんか「勝利計画」が好評でロシア領への攻撃も解禁されるっぽい(8時からのプライムニュース楽しみにしてる)から、クルスクの役目が終わったんじゃないかな
残念ながらあなたが楽しみにしていたプライムニュースでは計画でもなんでもない、要求リストと切り捨てられたようですね。
うん、残念でした
ふむ、ではクルスクから兵を引き上げて東部に充てたらどうだろうか
実際、スジャをクリンキーにするよりかは、そのほうがまだましではないかと思います。
ディミトロフ、セリダブ、ヒルニク、クラホヴェの防衛ラインが突破されれば、ポクロウシクを保つことは難しくなります。恐らくですが、ロシアの進軍が小康状態で再編や補給に入っている今が、東部に増援を送る最後の機会。
クルスク方面とポクロフシク方面、どちらかを諦める決断が必要ならば、クルスクを捨てるべきだと。
そこに気付くとは…やはり天才か(テンプレ?)
最初っからそうしろよとツッコむ人はウクライナ軍に不在だったんですかね…いやいても政治的圧力に屈したんだとは思いますが
もはやこの戦争も終わりが近づいていますが、私はウクライナに徹底抗戦を説く日本人が理解できません。日本という国はそもそも、「負けたら民族滅亡だ!」という被害妄想から一方的に戦争を仕掛け、派手に惨敗してアメリカの属国となりドン底まで落ちながら、建前上は憲法9条で軍備を一切合切放棄したおかげで、80年間もの平和を享受してきたわけです。ウクライナに言うべきことは、「日本と同じように無条件降伏し、憲法で軍備を放棄して駐留うロシア軍に守ってもらいなさい。さすれば長期間、平和になります」と言うことでは無いでしょうか。それが日本が敗戦国としての経験からできる最も有用なアドバイスだと思うのですが。お気持ちではなく論理的に有効な反論があるのであればぜひ聞いてみたいものです。
そういうのは冷戦時代のアネクドートで聞いたことがあるな
貴方のその人を煽るようなコメントがここの空気を悪くしている事をいい加減自覚してはいかがでしょうか?
建設的な議論を行いたいのであれば言葉を選ぶ必要があるのでは無いでしょうか?社会人として必須スキルのはずですよ?
私は事実のみを指摘しています。事実無根の中傷が含まれると判断するのであれば、ぜひとも具体的に指摘や反論してください。また、私は表現には注意しており、たとえそう思っても「劣◯民族」等のレイシズムに繋がるような発言をする気はありませんので悪しからず。
日本の世論の動向は、ウクライナ戦争の戦況への影響が著しく小さいので、ウクライナ戦争の戦況特化の本サイトでは、日本の動向は書く必要がありません。
戦況の本論が、不要情報のノイズで減衰するので、本論の邪魔になります。
そんなに言ってることおかしいかな?
このコメ主、なんか毛嫌いされているようだけど、この人のことを「嫌い」な感情は客観的に妥当といえるほど「理性的」なのかな?
ある意味では特に反論無いです。
ただ、それについては「最初の最初にするべきだった」でしかないですね。
俺はそういう意味では橋下とかムネオに賛成してたんです。
同時に西側のメディアを大量にウクライナ国内に引き込んで報道させまくるってのがセットならば完璧でしょう。
そしてその上で派手に報道させつつロシアと交渉する。恐らくロシアが握れるのは「NATO入りはしない」程度に止まったでしょうね。
でも、ミンスク合意がどんなものだったとか、特にSWIFT除外が異常なほどスムーズに決定された事で(つまりですね、ロシア進出した西側企業のロシアとの巨額の長期契約はあの段階で多くがクリアされてたんです……! だからあまり事業に問題ないって報道されてたでしょ? あの時はえっ?って思いましたよ、俺は)そんな事は無理だったんです。
戦う事になってたんです。
それだから多分停戦は出来ませんよ。ウクライナの正規戦遂行能力を破壊するしか無いと思っています。そしてそれはロシアの責任でもあります。何故かというとウクライナが勝つ見込みが無い以上続ける事は死傷者が増えるだけだからです。
今はもうロシアは勝たなければなりません。
「ウクライナを攻めてるのがアメリカじゃなくロシアだから」で終わる話では
「ベトナムを攻めてるのがアメリカだった時、ベトナムは降伏しなかった」
「アフガニスタンを攻めてるのがアメリカだった時、タリバンは降伏しなかった」(なお、ソ連が攻めた時も同様)
という事実もあるので、それだけで終わる話ではないでしょうね。ペリーによる開国要求の頃から色々ありましたが、脱亜入欧を掲げたこともある日本はアメリカに降伏してもそれなりにやっていけましたが、それをしたところで未来への軋轢が増えるばかりの場合もある。
湾岸戦争のように、米軍を中心とした多国籍軍が圧倒的優勢で、さっさと降伏したほうがよいケースも勿論あります。
ただ、同じスラブ民族で、ロシア帝国の頃から200年近くも影響下にあったウクライナがロシアと共存できないという理屈はないですから(だとすればベラルーシもできない)、ゼレンスキー政権の停戦を拒否して国民を死なせ続ける徹底抗戦の在り方は間違っていると私は考えています。
同感です。国家権力、政府とは自国の国民を守る為に存在しています。
その国民を守る為という観点から見てゼレンスキーがやっている国民を死なせてじりじり押され続ける英米や中国の利益にしかならない終わりなき徹底抗戦と、ロシアが要求する4州の併合と中立を認めての停戦。
どちらが「国民を守る」行動かは明らかです。
こういう話のキモは「ウクライナがロシアと共存できない」ではなく「ロシアが西側に傾くウクライナを許せない」(それを受けてウクライナが「許せないからと武力行使してきたロシアとは”共存”したくない」という順番)なので・・
で、これが俗に「復縁を求めてくるDV夫」と表現される理由
その前の「妻の無用な挑発」が抜けてますよ。
なんでも手を出したほうが負けだし、ロシアが目的をいろいろと羅列しすぎて「妻の無用な挑発」とやらを活かせてないのが悪い
先に手を出したのはクーデターを引き起こしたアメリカです。
民主的に政権交代がなされたのならロシアは侵攻に至らなかったでしょう。
しょうがないよ
たとえアメリカが裏で糸を引いててもウクライナとロシアはその20年も前から別の国なんだから、ロシアの侵攻を肯定する理由にあまりならないかと
>なんでも手を出したほうが負けだし
それを言ったらアメリカなんか以前から世界のあちこちに手を出しまくってますがな
アメリカは絶対正義だから問題ないとでも言いたいのかな?
グレーゾーンや諜報の世界はともかく大きな軍事介入には一応の建前用意してるからね
それに上の人の言を借りると、「アメリカに無条件降伏し、駐留してるアメリカ軍に守ってもらいながら、アメリカの作った秩序による平和を享受してる国の人間」としては多少の下駄はかせるよね
アメリカの行いすべてをわざわざ擁護する気はないけどね
自作自演のトンキン湾事件や大量破壊兵器保有の捏造が一応の建前扱いならもはや何でもありでしょう。
ロシアにも一応「ロシア系住民」の保護という建前はありますよ
なのにキーウ侵攻をしたり非武装化を求めたりするからここまでこじれてるのでは
いちおう補足入れておきますが、上の人のコメントを読んで「考え方の異なる国に無条件降伏し、その影響を受ける」ことがどういう意味を持つのか気づきがあったような気がしたので書きました
いわゆる生殺与奪の権をよその(こちらの考え方を認めない)国に握られることの副作用を軽く見すぎなんじゃないのと
平行線になるでしょうが、そもそもその結婚自体が無理やりだったような……
地政学的な話をこの例えで表すのはピントがズレているとしか言えませんね。
例え話というものは大体進行させていくとズレが生じていくものですにゃん
例え話で説明することにこだわりすぎているのか、登場人物の増加や設定の複雑化が進み、そもそもなんのための例え話だかわかんなくなっているのもよく見かけますにゃん
そうだ、国家を一個人に例えた場合、内戦はどう例えたもんでしょう?やはり多重人格?…だめか。
あと善悪論も意味無いように思います。勝てば官軍と言いますし、現実世界の問題を解決してくれるわけでもないし。
ウクライナは、北ベトナムやタリバンのように粘り勝つことができません。南ベトナムやガニ政権のように負けて滅びます。
北ベトナムやタリバンは、民衆の広範な支持を得て一撃離脱の遊撃戦で勝ちました。南ベトナムやガニ政権は、汚職蔓延で民衆から嫌われ、アメリカはもぐら叩きのような遊撃戦に疲れて飽きて傀儡政権を見捨てました。
ウクライナが負けるのなら、早く降参する方が犠牲者を増やさずに済みます。今さら勝利計画なんか、寝言以外の何物でもない。
実際のところ、日本も敗戦後は緩衝国として機能してきたわけだし、ウクライナがその役割を果たせないわけはないんですよね。後は、緩衝国として、どれだけロシアから譲歩を引き出せるかの問題が、今後の政治課題になる可能性は高いと思います。下手にNATO傘下に入り、直接対峙するような国になるほうが、よほどに危険でしょう。そういう意味で、ゼレンスキー政権のセンスの無さが際立ちましたね。勝っただの負けただのだけが重要な人が、最後まで戦えと無茶な事を言っているだけです。
まぁ、日本で起きた問題と言えば、対立国であるソ連が崩壊したことで、緩衝国としての役割が大きく低下したことから、その地位的なものも何となく低下してしまって、以後失われた何十年かの時代に突入してしまったわけですが。
時代は変わり、今は中国の台頭で、台湾は今、その緩衝地帯としての役割を謳歌している感じですけどね。
日本は緩衝国ではありません
立派なアメリカの前線基地です
中曽根元総理は日本をアメリカの不沈空母であると認めていました
(実際には誤訳を黙認)
両方を兼ねるという柔軟な考えには至りませんか?
緩衝国たるには絶対中立か、蝙蝠的に振る舞い大国同士の衝突を防ぐ役割が求められます
日本はソ連とアメリカを公平に扱ったり、ソ連とアメリカの衝突を防ぐような努力を果たしていたしょうか?
政党的にには、自民党と社会党でバランスをとっていました。
それだけに、冷戦後は社会党は役割を終えたとも見れます。
日本は、政治的には明らかにソ連とアメリカの間で揺れていたのも事実としてあります。日本が豊かであった理由として、社会制度は双方の間をとっていたというのもあると思います。
内政と外交をごっちゃにすると訳が分からなくなります
そんなことを言えば、西ドイツだって、第五共和制フランスだって、何なら労働党時代のイギリスも緩衝国です
このやり取りの勝ち負けには興味が無いので。しかし、物事は複雑なので、多面的に見る必要はあると思います。
日本は、社会党という存在があったため、ソ連的には日本の脅威度が下がり、尚且つ日本がいつソ連に寝返るか分からないという脅威から、アメリカが日本に対してサービスする必要があったという件に関しては実際にあったことです。
中曽根氏は清和会系なので、アメリカ寄りの発言をするでしょうが、それがすべてを表すわけではありません。
何なら、アメリカとしては、その脅威度を下げるため、民社党のような政党を作ったのも事実としてあります。調べれば、この政党がアメリカ(CIA)の支援で作られたという事も普通に明らかになると思います。基本的には、日本における社会主義勢力の弱体化のために作成されました。日本が、ソ連になびくことが無いのであれば、このようなものを作成する必要もなかったでしょう。
付け加えるなら、日本はアメリカに従ってモスクワ五輪もボイコットしました(イギリスやフランスは参加)
日本はどうあがいてもアメリカべったりで、’緩衝’ には値しません
もう一度、緩衝国の意味をしらべなおしてください。私から言えるのはそれだけです
その通りですね。
「勝っただの負けただのだけが重要な人たち」という言葉に共感します。本質が見えず、つまらない幻想に縋り続ける無能な人たちが、自分たちは安全な場所から他人にだけ戦えと煽る。最も打倒すべきは敵国ではなくこの種の自国内の病巣でしょうね。
日本の無条件降伏の例は少し微妙ですが、1950年代のハンガリー動乱、1968年のプラハ侵攻、いずれもそれぞれの主権国家がソ連軍(+ワルシャワ条約機構軍)の一方的な軍事侵攻をうけ、誰が見ても明らかな主権侵害をされています。
しかし、当時は今日のウクライナのように西側が軍事援助をして抗戦するという考え方自体がなかったために、幸か不幸か、国土は荒廃せず、それぞれの国民はじっと我慢しているうちに、ソ連の崩壊に至りました。
歴史の教えるところでは、確かに、「大義ある戦いよりも腐った平和」の道をとるほうが有益なことが多いのは事実だと思います。
全くもって仰る通りです。
さらに古くは、ローマに徹底反抗して一時はカンネーであれほどの大勝をしたカルタゴは、最終的には敗戦して悲惨に滅びました。大人しく属州になっていれば、ローマの繁栄を享受でき、しかもローマ自身は勝手に腐って自壊したわけです。一時代をどれだけ席巻した勢力や国家であっても、未来永劫の繁栄などありはしない。今日のアメリカ西側の没落もそうでしょうし、我々は生きてはいないでしょうが、数百年後にはBRICSが覇権国家を続けている道理も無いでしょう。目の前の平和を捨てて、あるかもわからない無意味な理念や国家という幻想のために戦争する。実に愚かなことです。
あらゆる事象への興味も尊敬もないようなので
最新の社会学だか人類学で深いテーマとなっている「共感がもたらす攻撃性」というものを一度読まれることをお勧めします。
私から言わせれば、「あらゆる事象への興味も尊敬もない」のは、国家や制度といった「手段を目的化」したり、あるいは歴史的ヒロイズムに酔いしれて「生きることを自ら放棄する」戦争参加者や、あまつさえ、「自分はやらないことを他人に強要する」戦争賛美者達ですね。このような人たちは、一体、どのような理屈を持って自分や他人の命を捧げようとしているのか?自己や他者の存在に興味を持ち、その尊厳を本気で考えているとは、とても思えません。
なるほど、国家も制度のひとつの形と言いたいわけですね。
そういう思考なら共産主義など大嫌いでロシアに降伏しろなど言わないものと思いますが
社会制度自体を嫌うアナーキズムの極みまで行ってる可能性も読み取れます。
日本が裕福でよかったですね。
人間にとって必要なのは「国家」ではなく「社会」です。国家のために人間が存在するわけではなく、人間が多数集まって「社会」を形成する際の一つの方便が「国家」なわけです。ただの手段であるはずの国家を、「国家の存続のためにはその構成員が犠牲にならなければならない!」となってしまっては、まさしく「手段の目的化」でしょう。ちなみに私はアナーキストでもなければ菜食主義者でもありません。
方便ですね
社会の重要性を認識していたら、その延長である言語や文化や人種の集合である国家をそのようには言い表さないはずです。
ローマ帝国の話が出てきたついでで語ろうかと思いますが
かつてのローマも文化的な多様性を尊重してましたが、滅んだ原因としては結局そのような文化や国家を守ろうとする意識が希薄になったからで、その後宗教的な封建国家が生まれるようになったのも、その反動ではないかと考えています。
言語や文化や人種は、国家が成立する前から存在しています。国家は最も「後付け」の概念であることを理解してください。本題と記事内容とも話が逸れすぎていますのでこの辺りにしますが、あなた自身もまた、国家に縛られる必要も尽くす必要もないのだという点を、ぜひ忘れないでください。
「双子語」という物をご存知でしょうか?
双子の子供が言語圏の違う両親の使う言葉から勝手に言語を作り出すという現象で、成長し社会性を身に着ければ消えて行くものらしいです。
またAI同士を語り合わせると同様に勝手に言語を作り始めるようですが、こちらは致命的なエラーの原因になり兼ねないので恐らく開発者が止めるのでしょう。
つまり言語の発生とはこのような物であり、それにより生まれる文化はあやふやな物です。
「時代が違う」などよく聞くと思いますが、この言葉こそあやふやさの象徴だと思ってます。
要するに何が言いたいかというと、こういった時代によって様々に変わるあやふやなものを根拠に、集団の在り方を否定するのは危険な思想だということです。
あの、国家はあくまで政治・社会形態の一形態でしかないですよ
これから何年掛かるかわかりませんが、人類は「国家」よりも大きな地球規模の社会形態を作るに至るか、今後も「国家」というレベルで覇権・生存競争を続けるかはわかりませんが「国家」というあり方が永遠である訳ではないでしょう
話の論点としては「徹底抗戦は国民(国家に属する人間)にとって有益かどうか?」と「現在のウクライナの状況は過去の歴史に照らし合わせて、どうあるべきか?」であって「ロシアに降伏しろ」という話ではないと思うのです
人類が国家という枠、集団という形態を取らなくなる必要がなくなるとしたら人類の個体数が恐ろしく減って…
いえ無駄な議論ですね、鳥や獣ですら群れという形態を作って外敵に備えているわけですし、物語を創作するならもっと別のとこでやるべきでしょう。
あと論点と言われましたが「空」という方は揶揄したい気持ちが強すぎて真面目な議論はできる気がしません。
横からですが一応補足しますと、私が推測するにおそらく空氏はプルードンから始まる19世紀の社会主義・無政府主義論、特にペシミズム派(ゲルツェンなど)の系譜を基幹として、個人主義論を語っております。現代の著名人でその一派を言いますと言語学の大家であるチョムスキーが挙がりますが、彼も決して揶揄ではなく、真に国家と共同体を人間が作り出した共同幻想と考えておられるのでしょう。
彼は貴方が指摘した共産主義支持ではなく、むしろ無政府主義論的に攻撃しております(ちなみに無政府主義は共産主義を否定し第一インターナショナルが崩壊した歴史があります)。
仰る通り群れ形成など、動物学をこれらの無政府主義・超個人主義への批判にするのは尤もです。ただし動物学は本当に多様で、一部の種は個人主義的に生きるものもあるので一概には言えません。
ご存じないようですが、マルクスの盟友エンゲルスは国家の死滅を説いています。
共産主義とは一国社会主義のスターリニズムのことではありませんよ。
カルタゴは一度は全面的に降伏して非武装化を行い一時は(ローマの実質的な属国として)繫栄したもののローマにつぶされたので、カルタゴを例に出すのは不適切な気がします
状況的に戦後の日本への警告として言及されることの多い国のはず
>日本が敗戦国としての経験から
いつの時代の話をしてるの?
中国は元号を廃止したから時代の感覚が薄れて来てるのかもしれませんが、日本人にとって、今は令和の時代なんですよ。
昭和の時代の話を持ち出して、アドバイスしてやれというなら、むしろ、アメリカがアフガニスタンの経験からアドバイスしてやるべきなんだよ。
いや、むしろ中国の侵略を2度防いだベトナムがアドバイスするのが最適じゃないか?
>日本という国はそもそも、「負けたら民族滅亡だ!」という被害妄想から一方的に戦争を仕掛け
War Guilt Information Programが生きてた昭和ならまだしも、さすがに21世紀にそんな史観を持っている人間は少数派だと思われ。
ハルノートとか知ってます?
まぁ、そこは”「負けたら民族滅亡だ!」という被害妄想から戦争を継続した”という感じでしょうかね?
しかし、ハルノートとか、外で10人に聞いたら、何それ?春の景色が表紙のノート?ってな感じで誰も知らないでしょうね・・いや、マジで。
ですが、ハルノートを出させるに至った点に関しては、やはり帝国の無能も関係はなくはないでしょうね。
日本人は無意識ではアメリカに負けたことが未だに屈辱なんです
その憂さ晴らしでウクライナを応援している
ロシアを応援すればメディアから干され非国民扱い
歴史的文脈で言えば、アメリカに負けたことが屈辱という人はいそうですね。
個人的には、アメリカはウザいという印象です。
大雑把でダサい考えを押し付けるあたりが本当にウザい。そのダサさを受け入れざるをえないほど、国力がある点がまたウザい。
自国の文化がしっかりしている国ほど、アメリカに関して言えばウザいと思ってると思う。
ウクライナが徹底抗戦を止めて停戦すべきであるのは同感です。
少しだけ反論致しますと、大東亜戦争は日本が被害妄想から一方的に仕掛けた戦争ではありません。
正確に言えば「日本がアメリカによって引き込まれた戦争」です。ハル・ノートの中身をご覧になられた事は無いでしょうか?
関東軍の暴走による満州建国と日中戦争開始後、本来ならばすぐに終わったであろう日中戦争は英米の援蒋ルートでさながら今のウクライナ戦争と全く同じように泥沼化、ABCD包囲網、そしてハル・ノート。米民主党のローズヴェルトがモンロー主義で対独・対日戦に自ら参戦できなかったが為に、日本を戦争に引き摺り込んで日本から仕掛けさせた戦争以外の何物でもありません。
それから、日本はアメリカに降伏して大日本帝国であるよりも「良い結果」になったのかと言えば、全くそうではありません。今の日本は経済的にも政治的にもアメリカ始め海外資本の属国ですよ。日本企業の株はじつに40%を海外資本に独占され、日本人がこれほど懸命に働いているのに給料は30年間事実上全く上がらず。
アメリカは決してGHQによる直接占領の7年間で日本を手放したのではありません。
私は他者のどのような主義や主張も尊重しますが、そのような極端な史観を持っているのは日本人ではとてつもない少数であるという点は指摘しておきましょう。ごく一部の思想集団(はっきり言えば民族右翼)にしか支持、共有されてません。後半も半分程度は同意しますが、大日本帝国が存続していた場合の最も近しい帰結はおそらく北朝鮮(あらゆる意味で大日本帝国に瓜二つ)なので、良いか悪いかの相対比較をすれば、結果は自ずから明らかかと私は考えます。北朝鮮(大日本帝国)か、現代の日本国か、居住地を自由に選んで良い、と言われたらあなたはどちらを選びますか?そういうことです。
自身は多数派でお前は少数派だという発言は何に置いても私の嫌いな物です。
加えて日本が北朝鮮と瓜二つというのも侮辱以外の何物でもありません。
以前からあなたからはそういう臭いがしてました、尊重も何もあったものではありません。
ここの利用者どうしである限り立場は対等です。
相手の意見を尊重しないなんてのは思ったとしても書いてはなりませんよ。
自分がどういう主義主張が嫌いかをぶちまける場でもありません。
私は多数派だから正しい、少数派正しくない、と言っているわけではないのですが、ただ一つ、疑問に思うことがあります。大日本帝国という悪夢に郷愁を抱くあなたの思想は多くの日本人には支持も共感もされていません。また、大日本帝国への郷愁に基づく反米思想など、オウム真理教や統一教会の信者よりも少数派で危険思想の扱いを受けるでしょう。その多くの日本人が支持していない限界思想が、その日本人達が構成する現代の「日本」という国家と、なんの関係があるんでしょうか?私にはどうしても、あなたが大事にするその思想が、日本や日本国にとって何の意味があるものなのか、全くわからないのです。
私もその大日本帝国に憧れ抱いて反米思想に偏ってるような話が誰のことかわからないので根底から噛み合わないようです。
ただオウムや統一みたいな連中より私はよっぽど危ない思想の持ち主だと言われてるのは伝わります。
自分の主義主張が絶対と言うつもりはありませんが、少なくとも大東亜戦争の部分は多くの歴史家やフーヴァー研究所の研究者、かのマッカーサーですら言った事であり決して極右のみの主張では無く保守派中心に認知が広まりつつある物である事は線引きとしてはっきりさせて頂きます。
貴方様がどれだけ私の主義主張を言葉で乏めようが構いませんが、大東亜戦争の事について違うと仰るのであればどう違うのか具体的に指摘して頂けますでしょうか。
フィリピンのマッカーサー王国を潰されて大のキルジャップ勢だったのが、いざ日本の王様をやらされたら、対ソ連でそうならざるを得なかったのを理解した話は好き。
こういう主張は少数派だ、とかやめませんか?
多数派だから正しい、少数派だから間違いとでも
おっしゃりたいのかな
あなたのコメントは思想色が強く出過ぎてますな
思想を持つのは自由ですがコントロールしましょう
(上から目線)
ハルノートは、要するに、
「日本は九ヶ国条約を遵守すべし」(=中国の領土と主権の尊重、内政不干渉、中国市場の門戸開放と機械均等)
「日本は四ヶ国条約を遵守すべし」(太平洋の現状を武力で変更しないこと)
「日本は三国同盟から抜けるべし」
という提案でしたが。
日本が対米英蘭開戦を決定したのは、日本がそれらの条約を守るつもりがなかった、独伊と組んで東亜征服したかった、ということです。
主義主張は人それぞれなのでどうこう言うつもりはないんですが、その画像はあなたの写真なんでしょうか?
違うならその画像の人物に要らぬ誤解を与えないように変えた方が良いと思うんですが……
何度か画像が出てる人が出た時に話題に上がってますが、おそらく画像は意識して設定してないですね(前のアニメ系の写真が表示されてた人は自分でもわからないって返してました)
実際画像設定どういう仕組み何でしょうね…
うまく出せるかどうかわかりませんが、
Gravatarというサイトにアカウントを作って、
好みの写真をアップロードするとメアドに画像が連動されるようです。
書き込みが反映されていないようなのでもう一度。
Gravatarというサイトでアカウントを作成して
写真をアップロードする仕組みです。
だから画像は意図的なものだと思います。
日本とウクライナは比較出来ないだろ
日本は戦争始めた側だし
ロシアに守ってもらうって?誰に攻められるの?ポーランド?ロシア以外のありえないよ
アメリカによる日本統治には色々問題はあったが、少なくともロシアの様に虐殺や子供の連れ去りはなかった
>アメリカによる日本統治には色々問題はあったが、少なくともロシアの様に虐殺や子供の連れ去りはなかった
日本人はそう言えても、ベトナム人はそう言えないでしょう。凄惨な虐殺や枯葉剤散布を行ったので。アメリカがベトナムにやったことと、ロシアがウクライナにやったことのどちらがより非人道的かは誰も答えは出せないでしょうが。(ある意味で、両方から侵攻を受けたアフガニスタンだけが答えを出せるかもしれません)
ともあれ、そういうことを行ったことがある国家である以上、あくまでビジネスライクで割り切って物事を考える必要があります(日本とて、かつて満州を侵略しました)。アメリカは同盟相手にはなりえるが、国防条件や民族性が日本とは一致しないため信頼できる相手ではないと。(別の言い方をすれば、利害の一致する範囲内でしか同盟関係は期待できない)
日本が降伏した1945年のアメリカ合衆国の経済力と今のロシアの経済力を同一視するような考えは全く無意味かと
1945年のアメリカ合衆国には日本や旧西ドイツおまけに戦火で破損した西ヨーロッパ各国を養う圧倒的な経済力と
それに付随する平和的安定的な選択肢を与える程度の余裕がありましたが
今のロシアにそのような経済力等はあるのでしょうか?
今のロシアの経済力その他国力ではウクライナの植民地化しかできなく
ロシアの強圧的支配下で「奴隷の平和」しかウクライナ国民には与えられないかと
当時の日本にとってアメリカは世界で最も豊かな国でありその文明的な市民生活に日本人は憧れを抱きました
だから自分もああなりたいとその陣営に加わることを良しとしました
今のキーウにとってもその対象はアメリカでありロシアではありません
ですからそのように日本人が薦めたところで「お前はアメリカの下に付けて自由で豊かになれたけどこっちはロシアだ条件悪すぎるだろ」と反発されて終わりでしょうね
>今のキーウにとってもその対象はアメリカでありロシアではありません
この論題に歴史の答えが出るのは、北朝鮮と韓国の決着がつくときだと思っています。
韓国は、日本と同様の道を選んだ。北朝鮮は、中露の下であることを条件が悪いとは考えなかった。無論、民主政体と軍事独裁体制の違いはもろにあるでしょうが。この2国のどちらが最後に勝つかで、どちらの道がよりましだったかの一つの例題が示されるかと。あるいは、ロシアを選んだベラルーシと、アメリカを選んだウクライナもそうですが。
ただ、“ウクライナの民”が民主主義政体での経済的繁栄を享受したいならアメリカを選ぶのは妥当でしょうが、現実に2024年9月にウクライナを支配する政体は、北朝鮮やミャンマーなどに極めて近い軍事独裁体制(戒厳令を理由に選挙を拒否し続ける)。果たして、今のゼレンスキー政権にとって望ましい陣営は本当にアメリカなのかは疑問が残ります。ベラルーシのルカシェンコですら建前の選挙はやりましたが、ゼレンスキーはそれすらやる気がない。
水と油がロシア憎しで無理やりくっついている印象があり、この不協和音が改善されるとも思えない。
無条件降伏した後は、日本がそうであったように、敗者の憲法は勝者により書き換えられることになります。
ロシアがウクライナに軍備を放棄する主旨の憲法を与える可能性は限りなく低いように思いますので、あなたの仰ることは蓋然性がありません。
むしろ無条件降伏後は、敗者はロシアの戦奴と化すでしょう。ロシアの前身と言っていいかつてのモンゴル帝国が定石とした戦法です。
後退ではない、転進である!
私の生え際も転進中です
…アスに向かって
クルスクにウクライナが越境攻撃を開始したのが2024年8月6日です。
そして現在は2024年9月19日ですね。
大体一月半過ぎました。
そしてスームィ~スジャのラインは結局余り安定せず、それ以外の目立った連絡線もありません。
無いからコレネヴォに拘っていた訳ですが、当然のようにしっかり守られてる。
クルスクに侵入したウクライナ軍の士気はまだ高いかも知れません。よくわからない作戦である事や事実上東部を放り出してここにいるのに疑問や不安を感じるよりもロシア領内を闊歩出来る攻撃出来る喜びの方がまだ上回っているかも知れません。
でもお腹も空くし燃料もドンドンなくなる筈なんですよね。付け加えると外部への連絡もしにくい模様で。
結局こうなると時間の問題だと思うんですが、そうなってるだけかなと思います。
他の東部戦線はもう純粋にウクライナ側は人手が足りないんでしょうね。
やっぱりクルスク越境攻撃は微妙ですよ。
沖縄本土戦が始まるまで戦況悪化した日本軍ですら半年は戦い続けたし、一週間で終わると豪語していたパラグアイ戦争は5年かけてパラグアイ崩壊しました。
「かつて理想に準じたウクライナという美しい国があった」という評価のためならもう1500万人くらい死んでもう3年くらい特別作戦続いても良いという気でいる以上一ヶ月なんて超短期スパンの有利不利など当事者は気にすらしてないのでしょう。
すでにひめゆり部隊相当の女性兵士部隊や妊婦まで最前線出ているとはいえまだ年単位で粘るでしょうあれは
ドローン兵が初期の狙撃兵並みの練度が必要だったのが、ウクライナではあまりにも大量消費されて、体力とか関係ない女性兵も出てきているようです。
戦闘工兵の次に死亡率が高いとか。
ロシア人ですら、女性兵の遺体を見て悲惨やなあとか言ってるロシアの新聞記事見た。
クルスク方面コレネヴォ、ロシアが防衛したということは、ウクライナはどうするのでしょうね。
ウクライナは、リュビモフカ周辺から圧迫を受けているため、早めに前線を下げた方がいいよう思うのですが…。
(勝利計画の一部のため)政治的な要請で前線を維持しているのか、純粋に軍事面で前線を維持しているのかが気になっています。
セリダブが、ポクロウシク方面では包囲の動きに感じますので、状況を見守りたいと思います。
追記です。
ウクライナの電力不足について、3割不足の可能性という具体的な数字がありましたので、ご興味があれば。
電力が3割も足りなければ、計画停電が頻発する事になりますね(電気は需給バランスをとる必要があるため)。
スジャ占領・ガス施設により、東欧ハンガリーなどに圧力をかけるべきという考えを見かけました。
現実は、ハンガリーから大量の電力供給を受けているため、ガス供給により圧力をかけるのは難しい情勢ということが分かりやすいと思います。
>2024年6月の国別の電力輸入元は、42%がハンガリーから(35万7100MWh)、17%がスロバキアとルーマニアから(29万7000MWh)、16%がポーランドから(13万8100MWh)、8%がモルドバから(6万6200MWh)だったという。
(2024.9.19 ウクライナ、今冬の電力が3割不足の恐れ、インフラ攻撃でIEA指摘 朝日新聞)
(2024.7.4 ウクライナは6月に過去最大の電力を輸入 ウクルインフォルム ukrinform)
ハンガリーは開戦後もロシアと関係が良好で問題になってましたがそのハンガリーから4割も電力輸入しててあーだこーだ言ってたわけですか……
平和な日本で育った純朴な市民の私には何がどうなってるか全くわからない…
インドだって欧米経由でウクライナにも弾薬売ったりしてるそうですし(ロシアの抗議にも関わらず)
わからないで終わってしまえばそこで試合終了ですよ
情報リテラシーは一生鍛え続けねばならぬことです
ハンガリーから電気を大量に融通して貰いながら、文句を仰るように言いまくってるんですよね(外交・プロレスかもしれませんが…)。
ハンガリーの原発は資金・設備・核燃料、火力は天然ガス調達を、ロシアに凄まじく依存しているのが実体です。
ハンガリーのエネルギー産業が、ロシアに大きく依存していることを考えれば、戦時中ウクライナに電力融通している事実に驚く方は多いのではないでしょうか。
>(5)エネルギーの輸入依存率は約54%(石油は86.9%、天然ガスは67.2%)と高く、輸入量のうち、石油の40.9%、天然ガスの95%をロシア産が占めている(2022年)。エネルギー別発電割合は、原子力が44.6%、天然ガスが25.2%となっている(2022年)。
>ロシア国営原子力企業ロスアトムが建設中の本プロジェクトは、120億ユーロ以上の費用のうち80%はロシアの融資で賄われる。
(ハンガリー基礎データ 外務省)
(2023年9月24日 ロシア依存の原発で電気代安く 「東方開放」ハンガリー、狙いと課題 朝日新聞)
(2024年7月12日 [ハンガリー] パクシュ5、6号機計画、EUの対ロシア制裁の完全免除を確保 電事連)
今回の弾薬庫攻撃で大戦果を挙げた自爆ドローン等の製造は優先的に電力が回されるとは思いますが
それで割を食うのはウクライナ国民である事を考えると複雑ですね。
戦時中ですから、電力不足の中でも、兵器産業を優先しないといけませんからね。
太平洋戦争の日本もそうでしたが、戦争が長期化すればドンドン貧乏になるため、庶民の生活は仰るように割を食ってしまいますね…
クルスク方面のdeepstateマップは意図的に情報制限してのが見え過ぎてて全くアテになりませんね…
deep stateは時にはウクライナ政府や軍上層部を批判するから、疎まれて情報をもらえてない可能性もあります。
たしかに可能性もありますが、司令部以上からは疎まれていても部隊レベルで信奉されて情報を融通してもらえてそうな気はしてます。
クルスクでウクライナ側がリアルタイムの最新情報を晒す必要は無いですし、そもそも敵国内である以上自国内と同じようには情報が手に入らないでしょう。
ただし、速度も確度も低減した情報ばかり垂れ流し続けた挙句に戦果も芳しくなければ、「報道しない自由」と扱き下ろされるメディアと同レベル扱いされかねないですが。
グルシコフスキー地区に新規侵攻したのはトレツクから転戦してきた第95強襲旅団とのこと。
一方で第95強襲旅団が抜けたトレツクでは途端にロシア軍が市の中心部まで進撃。
クルスク侵攻はロシア軍を東部から誘引するためというのがウクライナ側の主張ですが、クルスク侵攻では一貫してウクライナ側のほうがその罠にはまってしまっているように見えますね。
ロシア軍からしたら誰も居ないところに勝手に陽動に引っかかってくれてありがたい話です
プーチン・ロシアはクルスク、ドネツク両方面での力のかけ具合について、アメリカ大統領選挙というイベントスケジュールを意識しているのだろうか。
ゼレンスキー・ウクライナの方は、アメリカ大統領選挙のスケジュールありきで色々なプランを考えていると思うのだが。
戦後のことを考える必要があるので、かなり強く意識はしていると思っています。
仮にトランプが勝利した場合なら、「ヴァンス構想」を叩き台に紆余曲折を経て停戦合意に至る可能性はありますが、ハリスが勝利した場合だと戦後の形が見えにくく、朝鮮戦争の結果をより曖昧にしたような“なし崩し停戦”くらいしかないんじゃないかと。
純軍事的な観点では、東部の優勢はほぼ固まったので、詰め将棋の段階(無理せずじわじわ押すだけ)なのだと思います。
追記です。
ウクライナの電力不足について、3割不足の可能性という具体的な数字がありましたので、ご興味があれば。
電力が3割も足りなければ、計画停電が頻発する事になりますね(電気は需給バランスをとる必要があるため)。
スジャ占領・ガス施設により、東欧ハンガリーなどに圧力をかけるべきという考えを見かけました。
現実は、ハンガリーから大量の電力供給を受けているため、ガス供給により圧力をかけるのは難しい情勢ということが分かりやすいと思います。
>2024年6月の国別の電力輸入元は、42%がハンガリーから(35万7100MWh)、17%がスロバキアとルーマニアから(29万7000MWh)、16%がポーランドから(13万8100MWh)、8%がモルドバから(6万6200MWh)だったという。
(2024.9.19 ウクライナ、今冬の電力が3割不足の恐れ、インフラ攻撃でIEA指摘 朝日新聞)
(2024.7.4 ウクライナは6月に過去最大の電力を輸入 ウクルインフォルム ukrinform)
同じ内容投稿、申し訳ないです。
トレツク中心市街への総攻撃もいよいよという感じですが、もっと危ういのはクルクスの方面、特にクレミヤノエのロシア軍を包囲しているウクライナ軍であり、このままだと南への退路をロシア軍に遮断されて完全に逆包囲されてしまいます。
バルジの戦いでバスト―ニュを包囲したドイツ軍が、パットンの第3軍の戦車師団に側面を突かれたようなのと同じです。
グルシコフスキー地区のウクライナ軍の攻撃は一種の牽制だと思いますが、それでロシア軍の逆包囲が停まるかはわかりません。
新たな戦況報告はほぼ全てRYBARの方が正しくなってきていますね。戦況報告は優勢側の方が合っているとは言いますがただでさえ情報統制が厳しいロシア側のRYBARの情報精度がここまで明確にDeep Stateより上になりつつあるのは、それほどロシア軍が圧倒的に優勢になっているという事なのでしょうね。
FIRMSで確認。
例の弾薬庫、まだ反応が続いてますね。まぁ戦術核クラスの爆発があった以上鎮火には相当の時間を要するのは当然とも思いますが。
各激戦地では相変わらず酷い数の反応です。相対的にはウクライナ支配地域がボコボコにされているようにしか見えませんが。
一方でロシア軍支配地域でも何箇所かに気になる反応があります。具体的にはアウディイウカ南部の立体交差等ですね。
先日地元の県庁に行ったらロビーに赤十字のウクライナ向け募金箱が設置されていたため、微額ながら募金したところ、『チャリン』ではなく『コンッ』と、明らかに箱の底に当たった音がしてショックを受けましたね。無論係の人が毎日募金を口座に入れている可能性もあるんでしょうが……
……ウクライナが厳しい状況なのは間違いなく、早く降伏した方が犠牲が少ないという意見もある意味では正しいというのは理屈としては分かります。
それでも主権国家としてウクライナには自由のために頑張って欲しいと思う私は変人なんでしょうかね? それとも安全な国から口だけ出す唾棄すべき害悪か。
私も国家が侵略に対し主権を守る戦争というテーマにおいては反対するつもりはないんですが
詰まるところロシアが核兵器をしないというプーチンの理性だけで持ってる情勢ですから
その理性を否定したりレッドラインとかいう「やれるもんならやってみろ」的な挑発は勘弁願いたいのが正直なところです。
特におかしなことでは無いと思いますよ、どんな主義主張でも少数派の意見でも他人から何言われようと思われようと無理に意見を変えたり、多数派に迎合する必要は無いと思いますよ。
私個人の考えは理想論や感情論、善悪論は一旦置いておいて、現実的にウクライナは遅かれ早かれロシアに屈服する可能性が非常に高いので、ウクライナとスポンサーの西側は上手い負け方考える段階ではないかと思うという所ですが、やはり価値観や考え方は人に依って大分違うし異論こそ勉強になるなという所で人は人、自分は自分ということで何ら恥じることでは無いと思います。
なんか、ここのコメント欄、日本が絡むと途端に荒れ始めるな。
それはともかく、クルスクでのウクライナ軍の後退が凄まじいな。どこかで「ロシア軍は進軍速度が遅いから雑魚!」みたいな言説を見かけたが、ウクライナが劣勢である事は事実だし、精神勝利では誤魔化せないフェーズに入っていると思う。
精神的勝利で中毒にならないためにも、ここのマップは重要ですね。誰が、どこを支配してるのか明確です。それが戦争における戦略の主目的ですから、ここの管理人さんは分かっておられる。相対的に、局地的な戦術の話は、非常に少なめになっていて、実際の戦況が非常に分かりやすいですね。
実生活でも精神的勝利は害のほうが大きいので、その魅力に負けないように日々精進ですよ。
まぁ、日本の事となると、ロシアやウクライナに言っている事と真逆になる人もおられますし、人間色々とあるんでしょうね。日本以外だと、中韓でしょうかね。自分的には、そういうのはとっくに受け入れてしまったので、へー、凄いなとかしか思わなくなりましたが・・
ここには荒らし目的の工作員て来てますか?
他のサイトだと、罵詈雑言や無意味なコピペを連投したり、自作自演でレスを重ねて無駄にツリーを長くして議論を妨げる奴が居る。
一見すると居なさそうですが、過去記事に「俄国」と書いているコメントが複数あって、意味が分からないから翻訳かけたら俄国って簡体字でロシアの事。
中国人もここ見てるのかってびっくりした。
まあ荒らしでなければ我々が外国ブログ(それこそRybarとか)を見るように外の良質な情報を見るのは結構なことだとは思います。
多少荒れてると言っても、有益な情報を持参しようとする人や議論をする気がある人がまだ多いのはこのブログが良質な記事であることに故ですね…それでもちょっとまた度が過ぎそうな気配が合って不安ですが。
仰る通りです。
国や距離関係なく自由に発言出来るのがネットの良さですが、顔が見えない分気軽にコメント出来るので、自分も荒らさないように気をつけないとと思います。
フリアイボレってどこだよと思ったらサボリージャか
中洲を取り返したりしてたのは知ってたがこっちでも攻勢かけるのか?