DEEP STATEは5日と6日に「ウクライナ軍がクルスク州コレネヴォ方面で押し戻された」「ロシア軍がハルキウ州クピャンスク方面、トレツク方面、ヒルニク・クラホヴォ方面で前進した」と報告、特にトレツク市内ではロシア軍が市内中心部のジェルジンスキー鉱山に迫っている。
明日以降、DEEP STATEやRYBARの報告にザポリージャ方面の動きが反映されるかもしれない
DEEP STATEはクルスク州コレネヴォ方面について「ロシア軍がリュビモフカ近郊でウクライナ軍を押し戻した」「ロシア軍がリュビモフカ集落内で前進した」と報告、特筆すべきはリュビモフカの北西にある大きな森林地帯の状態で、ウクライナ軍はコレネヴォ方向の38K-030を保護する重要な陣地をほぼ失っている。
ここを失うとクレブナ川沿いの占領地維持が怪しくなり、リュビモフカ方向の守りも厳しくなるだろう。クレミヤノエの南西にある大きな森林地帯を失うか、リュビモフカ方向に突破されるとウクライナ軍はコレネヴォ方向から撤退するしかなく、もうセイム川より南の地域=グルシコフスキー地区のロシア軍部隊を孤立させるのは不可能な状況になってきた。
DEEP STATEはハルキウ州クピャンスク方面について「ロシア軍がベレストベ北西地域に前進した」「ロシア軍がミャソジャリフカ方向に前進した」と報告、ステルマキフカ~ミャソジャリフカ~アンドリエウカの渓谷ラインの裏に回り込まれるの阻止してきたベレストベの状況が怪しくなっているが、1年以上もロシア軍の前進を阻止してきた渓谷ライン自体も崩壊しつつある。
この渓谷ラインを突破されるとオスキル川沿いまで広大な農地しかなく、点在する集落も防衛拠点として活用できる規模もコンクリート製建造物も備えていないため、ピシュチャネ方向と同じことになるかもしれない。
DEEP STATEはトレツク方面について「ロシア軍がトレツク市内の自動車整備工場一体を占領した」と報告、視覚的にもウクライナ軍が自動車整備工場の南=Ⓐでロシア軍を攻撃する様子、ウクライナ軍がアパート地区付近のグレーゾーン=Ⓑでロシア軍を攻撃する様子が登場。
トレツクを巡る戦いの激戦区は市内中心部のアパート地区とジェルジンスキー鉱山になると予想され、ロシア軍は鉱山まで約200mの位置に迫っており、これを阻止できるかどうかが街を守るウクライナ軍の運命を左右するだろう。
DEEP STATEはヒルニク・クラホヴォ方面について「ロシア軍がツクリネ北郊外の線路沿いを占領した」「ロシア軍がツクリネ集落の東半分を占領した」「ロシア軍がヒルニクの北で前進した」「ロシア軍がポケット内で支配地域を広げクラスノホリフカを完全占領した」と報告。
因みにウクライナ軍南部司令部は5日「ザポリージャからウクライナ東部に向う兵站ルートを制圧するため、ロシア軍は数日以内にオリヒウやマラ・トクマチカ付近で新たな攻撃を開始するだろう」と発表、ザポリージャ方面でロシア軍の動きが視覚的に確認されたものの、まだ「小競り合い」なのか「本格的な前進」なのかは判断がつかない。
もし本格的な前進なら明日以降、DEEP STATEやRYBARの報告にザポリージャ方面の動きが反映されるだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
墜落したロシアのドローンS-70が解析されてステルス性能やAIの搭載といったロシアの主張していた性能とは全然違う代物だったらしいからそれでウクライナはポジるんや
前線付近で墜落した機体の残骸がもうフランスやイギリスにある電波暗室があるRCS測定施設に輸送されたのでしょうか?ちょっと早すぎませんかね?
ソースはdefenseblogのDylan Malyasovが書いた記事
あまり私は詳しくないからもし見落としとかあったら教えて欲しい
リンク
見て分かるほどに杜撰だった可能性が…?
あるはずのステルスポリマーがなかったみたい。
AIは搭載されてたチップがショボかったのかな。
別に残骸を測定しなくても墜落前にはっきりレーダーに写っていたとしたらステルス性能が低いと判断していいと思う。
ロシアのステルス技術はあまり高くないと聞いたからそんなもんなのかもしれないね
ステルス性能はなかったのにウクライナ領内でも撃墜できなかったウクライナ防空部隊…
ま、まぁロシア領内での出来事ではあったらしいし…
F-22の初戦果は気球で、ステルス戦闘機 Su-57 初の撃墜はステルス攻撃機か。
排気ノズルもむき出しの4機しかない実験機ですしねぇ
まだロシアの主張していた性能も何も発表すらしてないでしょ
せいぜい、性能目標値ぐらいで
制裁と戦争で開発も遅れてますし多分二年遅れくらいに運用開始でしょうね。
試験飛行で両機運用飛ばしてみたらバグって制御取り戻せなかったのかと。
S-70はおいておいてNATOがSu-57を捕捉できていたのかが気になりますね。
黒海上空を飛んでたわけじゃないから、遠すぎてAWACS等で見つけられないと思う。
この距離で見つけられるなら、もう少し滑空爆弾防止できてると思う。
排気ノズルが剥き出しなのは1号機だけで、今回墜ちた機体の映像から不鮮明ながら、2号機以降の可能性がある。
あくまでドローンなんだからSu-57よりステルス塗料等の技術は簡易的で高性能ってよりコスパが重要なのでは?あの形状でサイズが小さければ低RCSは間違いない訳で。いつもの様に米英が見下していた方が色々都合が良いでしょう。
Su-57の僚機にもなるから、Su-57と同等以上のステルス性能がないと編隊として見つかって、巻き添えでSu-57も見つかりそう。
そんな性能要求ないでしょ
各国が開発してるロイヤルウイングマン、有人機以上のステルス性能を要求してるなんて話は聞いたことも見たこともない
むしろいかにコストを下げて大量生産出来るか?なんて話が出てるのに
ステルス塗料自体にステルス技術が駆使されているのでは?西側の手に落ちても技術が流出しないように。
そういえば、子供の頃にアンデルセン童話で似たような話を読んだような気がするw
なんでそこそこ大きいニュースなのにここで記事にならないんだろう?
すでに実戦に投入されて大きな戦果をあげている兵器、ではないですからね。
所詮クリミア戦争前に企画開発された代物なので、後年から見れば戦間期に構想された奇妙な兵器に分類されてしまうかもしれないという判断かな。
ドニエプル川沿いのカミヤンスケで攻勢発起しウクライナ側との境界になっていた干潟を強行突破して橋頭堡を確保したような情報が流れていますね。ここから進撃されるとザポリージャ市に到達して確かに東部戦線への補給は難儀するでしょう。
この辺りは地形もあってか2年くらい動きがなかったんですがね……
ポクロウシクとかクルスクに引き抜いていたんでしょうね……
ここを連中にとってのクリンキーにできれば良いのですが
管理人さんのマップをZ垢が引用してた。
多くのマップがある中で一番見やすいマップだしな
写真の男性結構いい年齢だと思うんだよね、とても機敏には動けないだろうことはわかるが、前線出て戦わないと人足らないのは厳しいですね。
今50代の人でも、兵役時代にBMPやT72とか扱ってた人は、簡単な訓練受けたらすぐにでも扱えるので、重宝されてるみたいです。
クルスク方面、もうこれダメなのでは?
38K-030が遮断されたら北進してた部隊は補給が切れますし、後は包囲されるだけにしか見えないです
まだスジャ方面に戦力があるのかもしれないですけど、この状況では時間の問題で各個撃破されるだけにしか思えません
ここで撤退なんかしたら総崩れですから、どっちにしろ同じ=だったら最後の一兵まで戦わせてロシアにダメージを与える方が理に叶っています。誰にとっての利なのか、という観点の問題はありますが。
クルスク方面、ウクライナ軍はコレネヴォ・その北部北西部を狙う目標は、変わっていないのでしょうか…。
ゼレンスキー大統領が、勝利計画を掲げていましたが、勝利計画にクルスク占領が含まれているため(政治的要請により)撤退できないだけに見えます。
追記です
クルスク占領
>クルスク州の一部占領
今後占領される順番としてはヒルニク→トレツク→セリタブで、その後にコンスタンチフカからチャシブヤールやディミトロフ&ポクロウシクで、その頃にはクビャンスクの東側もヤバくなってるんだろうけど、ポクロウシク周辺やチャシブヤールを重点的に守っても、他の手薄な場所が陥落して重点的に守ってた場所も包囲されやすくなるというパターンにハマってしまってるのは兵士の数が足りないからなのは明白だから、今後もっと手薄な場所を攻められても時間を稼げない感じが顕著になってくだろうね。
てかボウチャンスクやリプシのロシア軍さえ追い出せない乏しい戦力じゃ無理でしょ。
クルスク決戦とは何だったのか(棒)
素人の勝手な菅ん替えですが。
一つの利点として、モスクワまでの距離があるのでは。
約530kmだそうです。
150km/hのドローンで約3.5時間、
亜音速の巡航ミサイルで0.5時間でしょうか。
占領地内を長低空飛行すると、
最前端を突破するまで探知されないでしょう。
仮に巡航ミサイルを使えば、空襲警報が出てから、
ミサイルがモスクワ周辺に着弾するまで、
ロシア側は対策が間に合わないかもしれませんね。
もちろん、最前線付近のロシア側レーダーは念入りに潰すとして。
なんとも夢のある仮想戦記ですね
ロシア軍がドローン優勢を確保してるのに
敵地に突出したクルスクの最前線にミサイルシステムなんか並べるほど
ウクライナの軍人も頭悪くないと思います
ヒント:作戦立案はゼレンスキー大統領(元コメディアン)を中心とするウクライナ中枢が周りに相談しないで決めました
そして作戦立案で最も重視されたのはSNS映えです。
自分で書いておいて何ですが、眩暈がしてきますね。
シビリアンコントロールで、文民が孫子の兵法を理解していればいいのですが、ゼレンスキーやバイデンのような手合いだと自軍を自滅に誘う羽目になる、ということが、反面教師的に実証されています。
ゼレンスキーがクルスクへの越境部隊を
激励(督戦?)に行ったニュースがNHKに流れてたので
クルスクにまだまだリソース使うつもりだな
ゼレちゃんが行った場所は毎回ロクな目に遭わない定期
つまりクルスクももう駄目やね()
視察した都市は陥落し、握手した首脳は失脚する
他にコメントを書いた人も居られますが。
S-70の件では、ロシアは大ポカをやらかしたのでしょうね。
ステルス爆撃機のコンセプトは悪くないと思うのですが。
やはり、最初から無人飛行をするには、まだ早かったのでは。
滑空爆弾に次ぐ有効な投下兵器が欲しかったものと想像します。
ただ、もっと小さくてもよかったのでは、と思ったり。
WIKIでは2か所の爆弾倉に上限2,000kgの誘導弾、または非誘導弾、だそうですが、
1,000lb 爆弾×2、または2,000Lb誘導爆弾×1くらいでよかったのでは?
過去例でいうと、昔のドイツのH0-229くらいの大きさで。
ウクライナは、なぜ同種のものをアントノフ社で作らせないのだろう。
亜音速であれば、金属製でなくても良い、木骨/木皮で良いと思うのですが。
そして、フェライト含有電波吸収塗料を塗れば良いのでは、と勝手に想像します。
以前も書きましたが、そうした機体があれば、クリミア大橋など、
とっくに落橋させていたと思うのですが・・・。
夏頃にはクルスク原発またはクルスク市を占領してロシアとの交渉材料にするだの、モスクワまで打通してプーチンの首を獲るだの熱狂してましたね…。
クルスク東部でも反撃に出てるようだけどまだ反映はされないか
ウクライナ軍がクルスク侵攻では一気にドドーン!進んだのに対して
ロシア軍は全ての前線で数kmだけジワジワと毎日の普通のお仕事の様に進めてますね
去年の反転攻勢もそうですがウクライナ軍は一気に大反撃して局面を変えようとばかり
堅実に削ってきてるロシア軍とやり方が対照的
だって、マスコミ映えとスポンサー受けに全振りしてるから
長期戦でロシアを削り続ければ勝てる!なんて楽観論が有りますが、
他ならぬウクラナ自身が「長期戦は耐えられない」と行動でハッキリ示してるんですよね。
無人機一機撃墜した程度ではしゃいでる場合すかね…?
正直、弾薬庫や製油所破壊よりもチャチな戦果なのに。
クルスク侵攻は21世紀版春の目覚め作戦で終わりそうですね。
ラインの守り作戦かもしれない。
仮にも「アルデンヌ突出部の連合軍の包囲殲滅」や「ハンガリーの油田死守」などという戦略的目標のあった作戦と、その場のノリと勢いで目標もなく精鋭をドブに捨てたクルスク侵攻を同列に語るとかドイツへの侮辱なり
44年末の状況で、油田だけ確保したところで
なんも意味ないですけどね
それでも油田があるだけマシじゃないですか。
クルスクなんて何も無いですよ!
ロシア軍がもしザポリージャ方面から攻勢をかけたらウクライナ軍に対応できる部隊はいるんでょうか?
ロシア側の戦力誘引の策略かもしれませんがここはクルスクから兵を引いて備えるべきと思うのですがウ首脳部にはクルスクからの転進の二文字すらなさそう…
どうですかねえ。ロシアにとっては兵站が及びにくい場所だから、この方面のロシア軍は結構スカスカのような。
クルスク侵攻の時は、スジャからのロシア側からの侵攻に備えるように見せることで兵力集中を欺瞞しましたからねえ。案外、ウクライナの方からザボリージャに逆侵攻をかけるつもりなのかも。
と、ロシア側を警戒させて全く別方面から攻勢をかけたりしてね。あくまで予想ですが。
ザポリージャの草原はあまりにも何もないので、ドローンを適切に運用すればロシアの戦力集結は事前に察知して阻止砲撃できるので少ない兵でも守れることもあるかと思います。亀戦車実用化前までは。