ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏はポクロウシク方面の状況を「壊滅的」と呼び、ノヴォホロディフカ喪失についても「防衛手段がなかったため3日間の戦闘で占領された」「こんな事は初めて」「ロシア軍は無傷のビル、アパート、工場を手に入れた」と語った。
参考:Пресконференція Зеленського та прорив РФ на Покровськ
ロシア軍はポクロウシク、ディミトロフ、セリダブに進むための非常に便利なフロンティアを手に入れた
ポクロウシク(人口約7万人)はドニプロペトロウシク州に隣接するポクロウシク地区(人口約38万人)の中心都市で、ドニプロペトロウシク州からドネツク州に向う主要道路や鉄道が、ポクロウシクからコンスタンチノフカ、ドルジュキーウカ、クラマトルスク、スラビャンスクに向うための幹線道路が接続する重要な物流拠点だ。今年2月に陥落したアウディーイウカから約40kmほど離れているため「比較的安全な拠点」と考えられていたものの、既にロシア軍はポクロウシクの目前に迫っており、ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏は以下のように述べている。
“たった5日間、実質的には3日間の戦闘でノヴォホロディフカが占領された。我が軍が3日間で街を失ったのは防衛手段がなかったためで、市内には破壊されていないビル、アパート、工場が残されており、ロシア軍はポクロウシク、ディミトロフ、セリダブに進むための非常に便利なフロンティアを手に入れた。この3つの拠点はドンバスの前線へ移動するための重要な移動ルートで、ドンバスの防衛、ドニプロペトロウシク州やザポリージャ州の防衛にとっても欠かせない場所だ”
“クルスク侵攻が不要なものだったとは言わない。これは必要な作戦だったかもしれないが、私が話をしているのは優先順位に関するものだ。ポクロウシクには現在稼働している唯一の炭鉱があり、製鉄に使用する全てのコークス炭を生産している。それにも関わらず大統領の会見(Ukraine 2024 Independence forumのこと)でポクロウシク方面の状況、ノヴォホロディフカの喪失、前線での失敗、敵の突破口が主要議題に上がらなかったことに驚いている”
“なぜノヴォホロディフカは3日間の戦闘で失われたのか?なぜポクロウシク方面に対する敵の攻勢を止められなかったのか?これは街の中にも郊外にも要塞がなかったからで、要塞建設に関する大統領令が履行されていないからだ。大統領は前線の状況を安定化させるため何をしたのか、現在何に取り組んでいるのかを自身の口で語るべきだった。クルスクからは良いニュースが届いているものの、今直ぐ解決策と責任者を必要とする壊滅的な状況について沈黙するのは何故なのか?”
ブトゥソフ氏は読むのを躊躇するほどの長文で問題点を書き連ねているが、ポクロウシクとディミトロフを失うと「ドネツクが2つに分割される=スラビャンスク地区とクラホヴエ方面のこと」と指摘しており、ポクロウシク方面の状況を「壊滅的」と何度も言及している。
DEEP STATEの共同創設者=ロマン・ポゴリリー氏もRBC-Ukraineの取材に「ロシアにクルスクとポクロウシク・トレツクを交換する意思(戦力を転用する意思)はない。ロシアはポクロウシクにほぼ到達しトレツクに入ろうとしている。私はウクライナ軍を信じたいが、このペースが続くなら直ぐに(防衛ラインが)崩壊するかもしれない」と述べており、クルスク侵攻作戦を継続すれば東部戦線に決定的な何かが起こるかもしれない。
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
「プーチンは自国民や自国領の保護よりも他国領土での戦争を優先させている」というゼレンスキーの批判が、見事に自分にも当てはまっているのが興味深いです。
双方が自国領土防衛を犠牲にしたチキンレースをやっているのですが、先に音を上げるのはおそらくウクライナの方でしょう。
補給の問題がありますからね。
馬鹿正直に守るだけの戦力すらなくなったから、思い切っての攻勢に出たんだろう
クルスクに回した兵力が、ポクロウシクにあったとしてもすり潰される未来しか見えないしね
ただ潰されるだけの戦いをするよりは、チキンレースに持ち込む方がワンチャンあるかもしれない
>クルスク侵攻が不要なものだったとは言わない。これは必要な作戦だったかもしれないが、私が話をしているのは優先順位に関するものだ。
いや貴方もクルスクに従軍取材に行ってウッキウキだったじゃん
ウクライナ軍の能力で両立できないことくらい分かってたことでしょうが
恐ろしい反撃はわかりきっていたのに熱狂していた去年のガザの市民がそうでした。
私の知人のウクライナ系も数日間は冷静さを捨てて興奮してました。抑圧的な状況の鬱の中での華々しい一瞬は、常では考えられないほどの麻薬なのでしょう。
恐ろしい反撃はわかりきっていたのに熱狂していた去年のガザの市民がそうでした。
私の知人のウクライナ系も数日間は冷静さを捨てて興奮してました。抑圧的な状況の鬱の中での華々しい一瞬は、常では考えられないアッパーなのでしょう。
冷静で現実的な戦況分析をしていたボグダンさんでさえクルスク侵攻開始直後は、その熱狂に舞い上がっていましたからね。
正に溺れる者は藁をもつかむ、「絶望」の中ではたとえ偽りであったとしてもどんな小さな「希望」にも縋ってしまうのが人間の性…。
クルスクでの勝利を信じ高揚したボグダンさんの顔を見ていると、本当にいたたまれない気持ちになりました。
同感です。ボグダン氏のようにウクライナ兵たちの苦境を目の当たりにされている方だからこそ、彼らを救えるかもしれない情報に冷静さを失うのでしょう。人はこのようにして判断力を喪失してしまうことは、忘れないでおきたいものですね。
現状ウクライナ軍は東部戦線でほとんど抵抗を行わず撤退というより放棄してるように見受けられます。
ただ放棄するつもりにしてはインフラ破壊などを行っている様子が見られません。
撤退時に爆薬で建物を壊す等はそれ程手間なく出来ると思うのですが、それも実施せず。
本当にこれ上級司令部が命令して撤退してるにしては奇妙だと思います。
計画的に後退してるというより、大急ぎで後退してるように見えてしまいます。
工兵もいないんじゃねーの。
訓練されてない動員兵に建造物の爆破とか無理でしょ。
そんなことをやれば国民の支持を失う
元々ウクライナ東側は親ロシアの傾向あるのに
冗談抜きにラインの守りやらかしてんなあ。あんな僻地で講和する訳ないだろうに
ポクロウシク前面の要塞(防衛線)に投資せずに、クルスク攻勢に賭けた(兵力も引き抜いた)というのが、さっぱり理解できないんですよね。
ノヴォホロディフカ、焦土戦、少なくとも設備破壊くらいはすべきですが。
ウクライナ上層部は、どういった命令を下したのか。クルスク侵攻で上層部のリソースがどのくらいとられたのかも気になります。
ウクライナの前線兵、アウディーイウカ陥落後も勇敢に戦い耐え抜いてきましたが、報われない話ですね…
もしかして、ここを見ていない人の多くは、事の深刻さを理解していないどころか、クルスクでのウクライナの攻撃が今のこの戦争におけるすべてと思っているんじゃなかろうか?と動画などを見て思っておりました。
ウクライナは、まともに塹壕を作っていなかったり、ロシアは、ほぼ無傷で街を獲得できたりというのは、現在如何に深刻かということですが、こういう情報が無ければ、自分も誤情報に踊らされているのではないか?と少々怖くなります。
一般の方々は、まさかウクライナが防衛線を整備できていないとは、思わないでしょうからね。
深刻さを理解してなければ、引かずに戦え。
退却となれば、なぜ下がるのかとなりかねない怖さもあるなと…
自分=日本が戦争当事者であれば、認知の歪みは、仰るように怖い事態だなと思ってしまいます。
ポクロウシクの重要性が理解できてないんだと思う。
去年の反転攻勢で言えばトクマクが陥落するようなもんなのに。
ポクロウシク方面の危機を伝える報道ですら、ポクロウシクの事を、ドネツク州の小都市って書いてますから、陥落したとしても、日本ではたいした影響はないって論調になりそうです。
たしかに『小都市』とだけ書かれていれば、過小評価してしまいますね。
日本で考えても、小都市であったとしても、ICや鉄道ジャンクションなどの交通の要衝になるような重要な場所あるのですが…
賤ケ岳の戦いにおける、関ケ原周辺(大垣・米原)あたりをイメージすれば分かりやすいんでしょうかね?(日本人、戦国時代好きでしょうから)
ポクロウシクの重要性、仰る通り、理解されていないのでしょう。
トクマク陥落のようなインパクトは、仰る通りですね。
キーウ方面(ハリコフ市迂回ルート)・ハリコフ・ドニプロ・ザポリージャから、鉄道路線・道路に至る補給路。
加えて、最前線への経路になると考えただけでも、重要性は分かりやすいのに難しいものですね…
ヴクレダール方面のように、ウクライナ兵が開戦以来、最前線(補給末端)で堅守した要塞を考えればなのですが。
ウクライナ最前線の要塞・開戦以来の堅守が、ポクロウシク周辺陥落により壊死しかねないリスクがあると見れば、(後方の防衛線も期待できないため)とんでもない大打撃なのに…。
あまり余所の話はすべきでは無いと思いますが、ニュース系サイトの掲示板・コメント欄などはこちらのような軍事系ブログサイトとは全然空気感が違うというのは感じますね
“もうじきクルスクを制圧してモスクワの近くまで進軍する。モスクワがミサイルの射程に入れれば、プーチンは停戦に応じるか降伏するだろう”みたいなコメントが飛び交っているのを見るとびっくりします
情報統制って重要なんだなと痛感させられます
防衛線が無いとは…。騙されてました。
セリダブ方向もノヴォホロディフカ〜ミハイリイカ迄の南北線路沿い・森林沿いに陣地構築されてると聞いていたのですが…。無かったのでしょうか。
>もしかして、ここを見ていない人の多くは、事の深刻さを理解していないどころか、クルスクでのウクライナの攻撃が今のこの戦争におけるすべてと思っているんじゃなかろうか?と動画などを見て思っておりました。
その動画ってダー○ウエポンズとかですか?
まあ、あれが日本のTV・新聞等の情報を見てる一般人が思い描いてる状況でしょうね
ロシア崩壊カウントダウンを信じてますよ
プロパガンダの自家中毒って恐ろしいですよね
ポクロウシク方面ウクライナ軍瓦解から他の東部戦線、南部戦線もロシアの攻勢が始まりそうですね。以前兵員損耗1-7だのゼレンスキーが戯言述べていると思ってたけどそうならなんでこんなことになるのかと、結局は単なるプロパガンダであったとこれから色々な面でウクライナのプロパガンダが事実により否定されることになるでしょうね。
>>ポクロウシクには現在稼働している唯一の炭鉱があり、製鉄に使用する全てのコークス炭を生産している
末期のドイツ第三帝国がマンガンの鉱山を失って高度な軍需生産が完全に止まる寸前だったのを思い出しますね…
しかし、ポクロフスク方面におけるロシア軍の南下速度は凄まじいですね…この分なら来週中にクラホフカに着くのでは?そうなったらネヴェルスケとクラスノゴロフカのウクライナ軍はほぼ完全に包囲されます。その場合アウディーイウカ撤退時のような壊滅的な事態に陥る可能性が高いでしょうね。
また、一部Mapperがロシア軍がノヴォトレツケから北に川を渡ったと主張しているのが興味深いです。事実なら、ノヴォエコノミクネ方面に回り込んで、T-0504線の物理的遮断とディミトロフに対する二つ目の攻撃軸を形成しようとしているのでは。
大丈夫です!
心配する必要なんてありません!!
きっとウクライナにはここから完璧な逆襲を決めるスペシャリティな作戦が存在するのですから!!!
東部を奪還しクリミア半島も奪還しそしてロシア奥深く進んでプーチンに参ったと言わせるはずです!!!!
こっから一気にウクライナに戦局が傾くのはプーチン死亡(暗殺、寿命問わず)ぐらいしか
考えつかないよ、、、
どうせここ一年で貰った西側の兵器は半分以上クルスクで溶けちゃっただろうし、、、
残りの兵器を全部使って、モスクワや手近な原発を破壊しまくることくらいかなぁ
逆転はまず無理だけど、無理心中に近いことは出来るやろ
奇跡によりマンシュタイン元帥による第三次ハリコフ攻防戦勝利を再現出来ればあるいは
潰逃してるんだな東部ウクライナ軍はポクロウシクが砲の射程圏内に入った可能性もあるし来月中に陥落するかもしれん
さすがに来月は厳しいって。もし達成出来たら今年中にキーウ到達ワンチャンあるレベル。
ポグロウシクがもしかするとキスカ島状態になっていて、後には二匹の犬しか残っていない可能性も。
まあドローンが飛び回っているだろうから、こっそりと脱出するのは無理なんで有り得ないとは思いますが。
(ポクロウシク方面はもう)駄目みたいですね……
予備戦力が無い、援軍が来ないってこういう事なんです。
相手が優勢の時に援軍が来ないって事はそこで頑張っていても(いよいよこれはもう駄目かな……)ってなっても退却の支援すら無い訳ですよ。そして本来それくらいはするための戦力がクルスクなどと言う東部で戦っていた兵士達に取ってみると「……は?」という場所に投入されている。
もっと言うと取ってもたいして価値のない所を取って喜んでいる(と思ってる可能性が高い)。行ってしまった連中は楽な所で遊んでいると思う兵士も当然出て来るでしょうという事。実際は重要な戦略目標である原発やクルスク州都への道は完全に通せんぼされて動きようが無いだけですが。
そうするとこの状態ですらかなり冷静で怒りを抑えられる人でも「ここはずっと守っていられないから後退して~の守備につこう」ってなるはずなんですよね。実際その方が合理的です。しかしこれをみんなでやってしまうだろうし、しかも残っても「俺達だけかよ!」だと意味が無い。ウクライナの前線の兵隊達がやる気十分でも前線を支える意味が無くなってしまうんです。
もうこれだけでもクルスク攻撃は失敗です。しかも、それが重くのし掛かってくるのはゼレンスキーでは無く、東部で戦う兵士や指揮官達です。ゼレンスキーが「クルスク攻撃に意味はある」と逃避な発言を繰り返す度にウクライナの東部戦線のどこかが崩れていくでしょう。
「たとえ失敗になったり、思った結果にならなくてもやらないといけない作戦」があります。
それが東部戦線を維持し、守る、そちらの作戦です。
「大成功しない限り意味が無く、それどころか有害な作戦」こちらはそもそも大成功する見込みがあってすらやめるべきです。失敗する可能性があるんですから。
クルスク攻撃は当然こちらです。
そして遠からず失敗か成功か明示的に明らかになります。
俺はやってしまった事自体が失敗だと思ってますが。主戦線である東部を守るウクライナの指揮官や兵士達が納得する訳無いからです。成功してすら不満が残りそうな作戦ですが「何がどうしたら成功なのか今ですらわからない」ので論外です。
軍事的には、大失敗で利点がゼロだったクルクス侵攻ですが
これまでもやってきたプロパガンダを推し進める為には必要で政治的には大成功だったのでしょうね
ウクライナ紛争の和平も遠のいたので英米はニッコリな状況でしょう
日本語のネット内では、ココみたいに確定した情報から冷静に状況分析なんてしてる場所は、極めて例外的であり
むしろロシアなんて経済でも軍事でも政治的にも崩壊寸前だと発言しない奴はロシア工作員だと罵られるのがオチな風潮があるように思えます
街を無傷で明け渡した理由として2パターンあると思います。
1.無傷で奪還する算段がある。
2.クルスク、はたまた噂される別のロシア領土への攻勢に回してて東部の防衛に割り当てる軍事リソースが枯渇して無抵抗放棄した。
ここでの懸念というか問題点としては、奪還するリソース及び能力が今のウクライナには無さそうというところでしょうか。
ほんとにウクライナ政府は東部は切り捨てる予定なのか、前線部隊が勝手に放棄したのか色々疑問が湧いてきます。
戦線崩壊なら,まだもう少し抵抗があるはずですから。
これはかなり上級レベルでの東部放棄の決定があったと見なすべきかなと。
ただ、それを発表してしまうと士気が壊滅してせっかくのクルスクでの勝利に水を差しますから、一部の戦力になりそうな部隊は転戦という名目で後方に下げ。
残りの部隊はそのまま最前線に放置して時間稼ぎの駒にしているのだと考えれば大体の辻褄は合うかなと。
放棄というより「敗走」だと思います。ポクロフスクを守るウクライナ軍は6個旅団あるけど、人員は約半数しかおらず定員割れしている。加えてこれを補充する予備戦力はクルスクに集中している。1個旅団5000人とすると約15000人。一方ロシア軍はポクロフスク方面だけでも60000人の兵力がある。これはハリコフ反攻と同様に大きな戦力差による敗走だと思う。ハリコフではロシア軍がハリコフから南部戦線に大戦力を移動したところをウクライナが大軍で奇襲した。今回は逆でしょう。
コークス工場ですか
確かマリウポリ陥落で3割くらい製鉄量が削れてましたけと、コークス無しだと高炉生産が確実に詰むんでどれくらい下がるか見ものですね
ノヴォホロディフカ北側の防御線が無かったとは、驚きました。
市街地北側と線路二股分岐沿い、そして占領された郊外テリコンを含めたラインが防衛線と聞いていたのですが…。
ウクライナ軍が抵抗少なく後退したのか、そもそも防御陣地すら無く後退したのかでは全く意味合いが変わってしまいますね。
一先ずディミトロフ方向は、ロシア軍が戦線突破でしょうから、線路沿い分岐を東側に進めばムイコラフカ側面ですし、西側なら直ぐにディミトロフ南側市街地です。遮る物は無さそうですので、近々ディミトロフ攻防戦の可能性が。
三方向西側もセリダブ方向は大勢決した様ですし、
南側ヒルニク方向もカルリブカ北側の貯水池西岸陣地を占領された様ですので、これでヴォフチャ川西岸を南下しE50を越えられ、ウクライナスク方向のリシフカを抑えられれば、ハリツィニフカへの交通路も遮断される事になりますね。よって東岸地域の交通路はクラヒフカ東側の出入り口のみとなり、ヴォフチャ川東岸地域がほぼ包囲される状況に近づいてます。ウクライナ軍としては厳しい戦況ですね。
今もポクロウシクの炭鉱が稼働してるってマジっすか?装甲車や兵士が走り回る隣で鉱夫がツルハシ振って石炭運んでるの?
ロシアはそれを見逃してるのか?
炭鉱の発展と衰退の歴史はそのままやがて東部住民、ドンバス地域の不満の種となっていった。まだ稼働しているといっても地産地消みたいなもんで特に誰も気にしていなかったレベルかと。
メトインヴェストが議会に独禁法対策の根回しをしてまで買収する程度の規模と価値はありますよ。
予測耐用年数が30年以上残っており、戦時中でも開発が進んでいて、三月頃から新しいベンチカットが始まっていましたし。
確かに国単位で見れば殆どが地産地消ですが、ウクライナは原料炭の生産に(主要な輸入先であったロシアが輸出制限をしたこともあり)力を入れている最中でした。戦争が無ければ国産は三割を軽く超え、更に増加していたでしょう。
産業に対する電力無制限供給の条件が高価な輸入電力の利用率を八割以上であることも考慮すると、産業界は何から何まで輸入で賄えばいいと簡単に言える状況でもないかなと。
実は戦争ってのはそういう一面があり。
国家を挙げて総力戦だ!とメディアでは喧伝されていても。一般市民の生活は普段と何も変わらないんですよ。
戦線が動いて最前線になると途端に生活が破壊されますが、それまでの間は、市民生活は平常運転なんですよ。
逆に言えばその平常運転の市民生活が国家の生産力と兵站を支えているので、戦線が押し込まれるのはイコールで生産力と兵站を破壊されることになり。あまりよろしくは無いんですね。
ウクライナでは今でもザポリージャ州やドニプロペトロウシク州の製鉄所が稼働しています。
生産量は戦前の2,100万tから620万tに激減していますが、そのうち330万tを輸出し、貴重な外貨獲得源になっています。
鉄鉱石はドニプロペトロウシク州を中心に採掘できるところが多いのですが、問題はコークスで、その最後の鉱山がポクロウシクになります。
これを失うと、ウクライナはコークスを輸入しない限り、製鉄が困難になるのです
援軍が来ない所で、しかもろくな防護施設もない所で、ずっと守っていても最後は玉砕するだけです。
何故かというと(もう流石に駄目だ……)ってなると実は退却もままならないからです。
適切に退却させるためだけにも援軍とか予備戦力っているんですよ。
ですが、ゼレンスキー准将はそれは勝利計画のためにクルスクに注ぎ込んでおられる。
モスクワのための勝利計画では?と思いますが、最早。
皮肉はともかく、前に書き込んだ事がどうやら現実化してきてますね。
兵隊がやってられなくなってきてるんだと思います。退却すらもままならない状態で放置されたらそうなりますが。
しかもこれ東部戦線だけでは無いですよ。勝利計画の要であるらしい?クルスクの方でも発生しますから。
(俺達なんでまだこんな所にいるんだ?)って考えはじめる兵隊達が多数出て来たら問題になります。
「別にいいじゃん 何か大統領とかには考えがあるんだろー?」という中央部や西部出身の兵隊と
「……なんだと! 俺の家族がいる、年老いた母がいる街が今ロシアに占領されようとしてるんだぞ!」ってなりそうな東部の兵隊が言い争いをし始めたらもう終わりの始まりです。
まともに戦う事なんて無理になるでしょう。
ISWはクルスクからウクライナ軍を追い出すのに五万必要だとか言っていますが、士気を高く維持して「ここをずっと確保するぞー!」って兵隊ばかりの訳ないのでそんなに必要な訳ありません。
本当にISWも「いつものISW」です。結構いい給料貰ってるんだろうなと思うと本当にうらやましい。
数十万都市のクルスクを占領しているならともかく、今ウクライナ軍がいるのは一面森と畑の野原みたいな場所ですからね。
このままここで11月のアメリカ大統領選挙まで頑張るんでしょうか。
出口が全く見えません。。
見方によっては、クリンキーより酷いですよこれ。
すっかりお通夜ムードになっていますが、ここ最近東部前線でウクライナが壊滅的な打撃を受けたという話は聞こえてきません。もしウクライナがポクロウシクを始めとした東部前線を戦略的に切り捨てる判断を下したのであれば、それは単なる敗退ではなく戦力を温存し、より持続可能な戦争を見据えた高度な作戦判断と言えるでしょう。
ロシアがヘルソンから撤退した際、ほとんどの戦力を温存して撤退したように、今ウクライナも同じように戦力を維持し、必要な時に反撃を仕掛ける準備を整えている可能性があります。ロシアからすればいくら時間がかかっても良いからウクライナ軍を消耗させたいと思っているはずですが、その狙いが必ずしも成功しているとは言えません。
これをもってウクライナ軍の抵抗力が衰えていると決めつけるのは早計かもしれません。むしろウクライナ軍が戦力を温存しつつ戦局を見極めている可能性があり、これは非常に戦略的な動きと言えるでしょう。
ウクライナ軍が戦力を温存している可能性は考えられます
ですが、交通の要所であり人口の多いポクロウシクが戦場になりかねない状況まで下がってしまう事に違和感を感じます
本来であるならば、もっと前かつ防衛陣地の整った所に戦力を投入して迎撃すべきだと思います
ポクロウシクを捨てるのか、それとも大規模な市街戦で防衛する気なのかがはっきりしないのが気になります
航空優勢がロシア側にある現状では、小規模な前進基地は滑空爆弾の格好の的となりやすいです。この脅威を避けるためにも、より大きな都市で迎え撃つ方が防衛上有利と言えるのではないでしょうか。
ポクロウシクのような交通の要所は補給ルートが複数存在するため、持久戦においても優位性があります。実際、補給線が限られていたアウディーイウカやバフムートでさえウクライナ軍は長期間にわたりロシア軍に対して粘り強く抵抗してきました。
ポクロウシクが大規模な市街戦の舞台になるかどうかは今後の戦局次第ですが、ウクライナ軍が高度の柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対処することを期待しています。
アウディウカは事前に要塞化された工場があったからで、バハムトはまだ序盤でロシアも航空戦力を前面にだしてなかった時期だし。問題は滑空爆弾に耐えきれる構造物が多くあるかじゃないのかな
まさに今がその「壊滅的な打撃」なのでは…
壊滅的な打撃の定義はさまざまですが、領土損失の速度だけを見れば、今までと比べて壊滅的な打撃と捉えることもできるかもしれません。しかし重要なのはウクライナ軍の経戦能力です。現状ではその能力が衰えているとは言えません。
>しかし重要なのはウクライナ軍の経戦能力です。現状ではその能力が衰えているとは言えません。
冬季の電力はどうするんですか? あと3ヶ月で厳冬期ですけど・・・
民間人を凍え死にさせながら、軍隊だけ温存することがウクライナの勝利なのでしょうか?
Pokrovskを喪失したら、他戦線の継戦能力も削られるわけだが。
この町があるからこそ、補給が届いてたんだぞ。
おそらく今はもうPokrovskをハブとした補給は阻害されてるから、
他戦線も補給が細ってきていて、これからドミノ的に押し込まれると思う。
撤退ではなく「敗走」だと思います。ポクロフスクを守るウクライナ軍は6個旅団あるけど、人員は約半数しかおらず定員割れしている。加えてこれを補充する予備戦力はクルスクに集中している。1個旅団5000人とすると約15000人た。一方ロシア軍はポクロフスク方面だけでも60000人の兵力がある。これはハリコフ反攻と同様に大きな戦力差による敗走だと思う。ハリコフではロシア軍がハリコフから南部戦線に大戦力を移動したところをウクライナが大軍で奇襲した。今回は逆。
東部の現状として軍事界隈で推測されている現状は主に以下の3つです。
①ウクライナ軍が戦略的判断のもと組織的に防衛に適切なラインまで後退している
②ウクライナ軍が大規模反攻のために後退している
③指揮系統が麻痺し潰走状態
結論から申し上げますと私個人の考えとしては①と③の折衷であり、何もかも崩壊でお手上げと言うわけではなく少なくともポクロフスクで何かしらの組織的抵抗はするつもりなのだろうと考えています。
②の反攻に関しては反攻どころか戦略的柔軟性に不可欠な戦略予備のリソースの多くをクルスク等に投じている状態であり、今のウクライナにポクロフスクのロシア軍突出部を大規模包囲出来るような能力は最早無いと断言致します。
結論に至った過程としましては、③に関してはこれまでのウクライナ軍の特徴としてバフムートやルハンシクで失敗を犯してロシア軍に戦術的に敗北しそこに展開していた部隊は壊滅的打撃を被るもののその後のロシア軍の雪崩れ込みを食い止める新規防衛線の構築は怠らないという傾向があります。これら過去の経緯と現在の状況を鑑みてお手上げお通夜状態と油断するにはまだ早い可能性があると判断致しました。
しかしだから①だと言うのかと考えますと、ウクライナ軍はポクロフスクでの成功に欠かせないロシア軍の消耗を狙えるノヴォホロディフカで遅滞戦術を行わなかったどころか、ノヴォホロディフカをロシア軍の堅牢な前線拠点とするのに十分な高層住宅などを破壊する事も出来ずにずるずると後退していきました。この点は明らかに組織的行動とは言えず、指揮系統が履行出来ないほど崩壊しかけた状態である事もまた事実なのでしょう。
以上の事から私はウクライナ軍はポクロフスクで抵抗を行うために組織的後退はしているものの、その組織的行動力は半ば崩壊し撤退にあたっての目標を中途半端に達成できないまま後退している状況なのではと推測致す次第です。
でもこれ、本当に壊滅的なんだろうか。
というのも:まず現在でも西側の支援と動員は続いており新たな兵力が持続的に生み出されているはずで、東部戦線が崩壊している、という観察は、その兵力がすべてクルスク攻勢の補充として使われている、ということを前提としていると思うのだけど、ほんとうにそうだろうか。クルスク攻勢はいまだに焦点が見えてこないことから誰もが何のことやら半信半疑だけど、そんな作戦に逐次投入的に予備兵力を注ぎ込んでいるのだろうか。クルスク侵攻戦は兵を前線に回さず、攻勢作戦のための予備兵力として蓄積した結果だけど、ウクライナの首脳部がその第二段を狙っているとは考えられないだろうか。
ゼレンスキーはほとんど東部戦線に言及していないそうだけど、それはなぜだろう。都合の悪い状況から目を背けている、と言うだけの話だろうか。人の注目をクルスク攻勢に誘導するためとは考えられないだろうか。
ウクライナ軍は遅滞戦闘すらろくに行わずに後退しているように見えるけど、これは崩壊の兆しなのだろうか。小規模な街で踏みとどまっても滑降爆弾が飛んできて抵抗拠点を破壊されるだけだし、兵力の温存を図るためにより強固な防衛拠点,ボクロウシクとディミトロフ線に兵力を集中させるために急速に後退しているのじゃあなかろうか。ロシアの進行速度が速いわりにウクライナの捕虜が増えたと言う話は聞こえてこない。
どうも戦況図を見ているとドイツのスターリングラード侵攻戦を思い出してならないのだよね。ドイツの首脳部はドンとボルガの間のソ連軍の後退戦を崩壊と思い込んで安易に精鋭を突出部先端の市街戦に投入し、急速な侵攻によって生じた長大な側面を二線級の部隊に任せた結果ひどい目にあったけど、ここまでロシアの進行が速い、つまり突出部の側面が急速に伸びてゆくのを見ると大丈夫かいなと思う。これまでロシアは突出部ができると前進をストップして突破口を拡大する運動を繰り返し、いわば平押しの、ゆっくりだけど隙のない戦いをしてきたのだけど、ここに来て進行速度がいやに急調子で。
独ソ戦の際のヒトラーの敗因に、ソ連の前線の兵力とその損失を過大評価し、予備兵力を過小評価した、というのがあった。クルスクで奇襲が成立した原因の一つとしてまさに同じこと、予備兵力の過小評価があったと思うのだけど、どうだろうね、例えばウクライナは現在、ポクロウシク・ディミトロフを最終防衛ラインと決め、そこに兵力を後退・集結させてロシアの侵攻軍を市街戦に巻き込み、ロシアの突出部のどこかで補給ラインを切断する、たぶん冬期攻勢のための予備兵力を蓄積しているとは考えられないだろうか。
アメリカの選挙で支援状況どう転ぶかもしれないし、考えすぎかもしれないけど、ここのコメやジャーナリストのウクライナ悲観論を読んでるとクルスク侵攻前の状況もこんな感じだったかなと思ってしまう。つまり奇襲の成立しやすい環境ができあがりつつあるのかなと。
それはその通りで,戦力を後方に集めるための撤退であるのは確かでしょう。
が、何度も言うように。そこでカウンターを打つための最強部隊をほとんど全部クルスクの野原に送ってしまったんですよ。
これで「いや、まだ機甲戦力部隊の半分をウクライナは隠しているんだ!」となったら。
まさにそれは主力を二等分して別々の戦場に送るという絵に描いたような戦力の分散と逐次投入でして。
サイの目はどっちかに転ぶんでしょうが、どっちに目が出ても「ウクライナ軍って自滅してるよね」という現実からなかなか逃れられないんですね。
マスコミはウクライナ軍の作戦を「謎」「目的不明」とかオブラートに包んだ表現ですが。こんなの、ちょっとでも軍事が分かってれば「間抜け」「頭が悪い」「素人でもなかなかやらない大失敗」という評価しかウクライナ軍には出来ないです。
まあもう少し考えれば、何でいくらかかでも残っていた予備の旅団、戦力をウクライナ軍がわざわざクルスクに投入したかといえば、これらの旅団を今からポクロウシクに投入したところで、ロシア軍の前進を阻止できるという成算が成り立たないからです。それくらい全体的な戦力比が隔絶している、すでにウクライナ軍に勝ち目がないということです。
抵抗がないのは、ウクライナ軍が戦力温存のために後方に退却したからというよりも、そもそも部隊の配置さえもすでにされてない、もはや配置する部隊がすでにいないのかもしれません。
今までと比較して露軍が急調子で前進していること、宇軍部隊の撃破或いは武器兵器の鹵獲報告があまり見られないのは確かにどういうことなんだろうかとおもう。
あともう一つだけ気になるのは
「ドローンで常に監視されているような戦況(クルスク吶喊というイレギュラーはあるけどアレはまず互いの戦力が集中している最前線ではない)で敵方に露見しないように兵の撤退を行う」
のってだいぶ難しい事だと思うんだけれど、そこに対する合理的な説明が自分の中で見つからないので、奇襲の為の釣り野伏説と予備兵力不足の戦線崩壊説はまだ両立しうる論だと思う
夜逃げみたいなもんっすよ。夜間になるとドローンの監視も厳しくなるから、そのタイミングで撤退してるんだと思います。あと、ウクライナ戦争でのロシア軍って、慎重すぎてほとんど追撃してないし、現時点で戦線崩壊説を唱えるのは、某ロシアカウントダウンと同じくらい根拠が薄いっすね。
「ドローンの監視が薄れる夜間に一斉に退却してる」というのは確かに想定出来る方法ではあるのだけれど、その移動している様子がまるで観測されていないのがどうしても解せないのですよね
(兵站と同じく大規模撤退を行うには兵員輸送車両等物資を多く集めないといけない訳で、そこら辺に関する報告が上がってないのも違和感)
ロシア軍が慎重過ぎるのはとても頷けるところ。
釣野伏1:崩壊1:まだなんも分からん8、くらいの考えで見てる方が良いんでしょうね
戦線に限って言えば全く支えれていないから崩壊していると表現して良いのでは?
潰走か敗走か撤退かは表現と見方の違いで今は何とも言えませんが。
これについては、ヒントが今回のクルスク奇襲作戦に含まれています。
ウクライナ軍は巧妙にドネツクの戦線から戦力を引き抜いています。最前線の塹壕の兵士はそのままに,その後方に位置取るドローン部隊や砲兵部隊、突破口を塞ぐ機甲戦力の予備部隊などを少しづつ引き抜いているんですね。
これなら一見、ロシア側には気付かれないわけです。
そしてその引き抜かれた戦力は、必ずしも全てがクルスクに送られたわけではない、ということですね。
これがバルジの守りなのか、スターリングラードか…ということですか。
しかしスターリングラードの例であれば完全包囲されても耐えられる、市民とともに抵抗する要塞化がなされてる必要があります。市民の避難が今更行われていることから都市の要塞化の可能性は薄い…そもそもこの拠点をロシア側に隠蔽して要塞化するくらいなら縦深を持ったゼレンスキーライン建設するかと思います。
勿論現代の都市がそれなりに堅牢なのはそうですが、完全包囲に近づくにつれて当然抵抗できなくなるでしょう。
今残ってる住民、ほとんどロシア系、
無駄な抵抗なんてしないぜ、冷静、
ポクロウシクを完全包囲?
現実見れば、その力は足りない、
ロシア軍、慎重に動いて計画もスロー
突っ込む前に考える、リスクは高め。
もし本当に包囲されりゃ、ウクライナ軍、オワコン
>ここのコメやジャーナリストのウクライナ悲観論を読んでるとクルスク侵攻前の状況もこんな感じだったかなと思ってしまう
それな
クルスクみたいにロシアが油断したところで大打撃を与える展開になりつつあると思う
やっぱウクライナ軍を過小評価するべきではないとは思うねえ。
上にも下にも予想を軽く飛び越える国ですから。少なくともウ軍に決定的に致命傷を負わせた感じはしないし。
確かにあまりにも早い崩壊っぷりのために一周回って何か策でもあるのではないかという考えも頭によぎりますが、普通に考えてロシア軍の側面を衝いて攻勢を頓挫させるような兵力があるなら、その兵力でポクロウシク前衛の集落を固める方がはるかに合理的かと思いますね。
そろそろクルスクやハルキウの部品工場がどうなったのかが見たいですね・・・
Xに流れている情報だと、「クルスクすら劣勢」と言われていますが
F-16の撃破情報が出回ってるね
ウクライナ空軍 アレクセイ・メシャ中佐 コロミア飛行場にてイスカンデルの
攻撃を受けF-16とともに攻撃に巻き込まれた。
F-16が最低でも1機大破、情報の出元は地元メディア(ルツク市長、市議会議員)より
どうやら空中退避して帰ってきたら攻撃を受けたらしいが、
情報統制がかなり厳しく詳細は不明
WSJでは米当局者の話として墜落事故で破壊されたって記事が出ましたね。
露国防省は破壊については未確認という事みたいですが、WSJが記事を出したという事は破壊されたと見てもいいのでしょうか?
Ω「クルスク攻勢は東部戦線から戦力を脱出させ将来のキーウ防衛戦に転戦させるために行わせたのだよ」
ΩΩΩ「な、なんだってー」
ウクライナ軍は撤退なんてしてませんよ
ただ20キロオーダーの突破口を形成されただけです
プログレス以降続いたロシア軍の多点突破・突破口の連結という動きは典型的な縦深攻撃のメソッドでした
抵抗がないのはこれがとんでもない広さの突破口だからです
ブルシロフ攻勢におけオーストリア軍、カポレットの戦いにおけるイタリア軍、ルミャンツェフ作戦における南方軍集団のようにドネツク戦線のウクライナ軍司令部はこの突破口からどれだけの敵が雪崩込んでどこに戦力を指向しているのかすら把握できなくなって対応力を飽和させてしまっているのでしょう
はっきり言って他国軍の介入なしにこの突破口は塞げません
ルミャンツェフ作戦みたいな物量推し現代でやったらただでさえ損害の多いロシアの装甲戦力更に減ってしまうから無難にいつもの両翼包囲&正面押しだと思う。
ルミャンツェフ作戦が作り出した数十キロオーダーの突破口という状況を例に出してるんであってルミャンツェフ作戦事態はどうでもいいんで関係ないコメントつけるのやめてもらえますかね
迫り来る山のようなロシア軍と迎え撃つ防御側司令部の狼狽っぷりを想像すると、黒溝台の会戦に近いかも知れませんね。
違いは防御側に増援に使える戦力が手元に無いか枯渇しているせいで戦力の逐次投入すらできてない事、奇跡の大逆転を起こしてくれた二十八サンチ砲のようなゲームチェンジャーが無い事でしょうか?
もしかしたらF16が全てを好転してくれる!?
市街戦つっても包囲されないための周囲の防御陣地ありきであって、市街だけぽつんと存在しても囲い込まれておしまいでしょ
現状ろくな塹壕も見えないポクロウシクでまともに防衛戦が展開できるとは思えない
そういう意味でいうとポクロウシク市内への補給路の失陥に繋がるような拠点はまだどこも落ちてないから嵐の前の静けさといえる。T-0504が早期に遮断されるかどうかが今後の判断軸かな
死守命令は出なかったみたいだな
古来戦争は敵対勢力同士の戦力の均衡が一旦崩れると急速に決着が付いていく。近年ではアフガンのタリバンと政府軍の戦いがそうだった。西側報道では圧倒的に武器も兵力も勝っているはずの政府軍がRPGとAKで武装した羊飼いタリバンの攻勢であっという間に瓦解した。ウクライナ戦争では露軍は兵器も古く戦術は劣悪で兵士を犠牲をいとわず突入させる戦術で攻勢をかけ大量の死傷者を出していると報じてきた。戦場の現実はその報道を全く裏ずけていないが、日本では報道を信じている人が多分圧倒的ではないかと思う。間違った情報を与えられた人たちか世論を形成していくことは全く危険極まりない。大日本帝国が負ける戦争に踏み込んでいった過程も全く同じだ。戦争は外交の究極の姿であり戦争そのものを否定する気はないが、無責任でいい加減な政治家やマスコミの戦時プロパガンダに煽られて一時の気の迷いで後で後悔するようなことがあってはならない。
まあ敗走にしては、投降兵の集団も撃破鹵獲された兵器の山も報じられていないから、コントロールされた撤退ではないかと双方とも訝しむのは当然なことなんだけどね。マレー半島の電撃戦は20km/日ぐらいだったから、これぐらいの進撃速度でないとなかなか捕捉殲滅とはいきませんな。
>まあ敗走にしては、投降兵の集団も撃破鹵獲された兵器の山も報じられていないから、コントロールされた撤退ではないかと双方とも訝しむのは当然なことなんだけどね。
このご意見は露軍のハリコフとへルソンからの撤退の時の状況にピッタリです。当時西側のメディアはウクライナ軍の電撃勝利、露軍の敗走と表現してミスリードしました。実態は露軍のお家芸の撤退戦、戦線縮小、スロビキンラインの急速な構築にこそ本質があったわけです。しかしマスコミによって仮想世界で構築されたウクライナ軍の電撃勝利は西側諸国、ウクライナ軍を勘違いさせ露軍の罠に誘い込まれる壊滅的なクリミヤを目指す反転攻勢に繋がってしまったわけです。
ウクライナ軍勝った勝ったの西側の戦時プロパガンダは結果的にウクライナ軍を破滅に導びくわけです。偽情報は極めて危険です。
孫子いわく「敵を知り己を知れば、百戦して危うからず、敵を知らずして己を知れば、一勝一負す、敵を知らず己を知らざれば、戦うごとに必ず危うし」
ウクライナは「敵を知らず、己を知らず」の状態に陥ってしまいました。クルスクへの侵攻などはその極限的な愚行であると思われます。
いえいえ、さすがに重装備を遺して撤退せざるを得なかったハルキウやヘルソンが「敗走ではない」とは主張しづらいですねえ。クルスクについても侵攻中とはいえ現時点ですら集団投降の視覚的事実があるわけで、これまた敗走していないとは言いづらい。
したがって、後半の貴殿の主張に巻き込もうとされるのは迷惑というものです。
綺麗事になるが住民の避難はうまく完了したのだろうか、クルスクでも同じだけど、前線が接近したりグレーゾーンでの避難はほんとに着の身着のままで避難後の生活も困難が続くだろうし。
避難が十分前もって行えなかったところから戦況が想定外で撤退・崩壊してるのだろう。住民生活を守るためにも東部戦線死守のため犠牲になってきた兵士をおもうとほんと戦争は救いがない
あれ程ウクライナの「優勢」を騒いできた日本メディアも遂にロシア軍の前進を認めたか。もうこれは小手先の言葉遊びで誤魔化せる物じゃないよ。
クルスク侵攻を始めてから
あのForbesが常に
ウクライナに悲観的なのが興味深い
かのメディアは民主党ベッタリな印象なので
やはりアメリカに事前調整なく
ゼレンスキーが暴走したのかな