kyiv Independentは29日夜「1年以上も激しい戦闘に耐えてきたポクロウシクの守りが崩れ始めたようだ」「市内に浸透した敵を掃討しても敵が浸透してくる南郊外を封鎖しないと状況は変わらない」「ポクロウシクでの戦いはウクライナ軍にとって有利な消耗戦にはならないだろう」と指摘した。
参考:Pokrovsk defense deteriorates further as Putin claims encirclement — what we know
参考:Analysis: Ukraine learns hard lessons from Russia’s evolving tactics after clearing Dobropillia ‘breakthrough’
冬の慰めは「新たなドブロピリア型浸透が発生しない」というだけで、取りつかれてしまった都市内での浸透は止まらないかもしれない
シルスキー総司令官は25日、ポクロウシク方面を視察した際「私はあらゆるレベルの指揮官に状況の情報を歪曲して報告したり、情報そのものを隠蔽するなと強く命じた。これらの不誠実さは兵士の命という非常に高い代償を伴う。私の要求はそれが何であれ事実を明らかにすることで、戦場の状況を隠蔽する者に指揮官の資格はない」と述べ、DEEP STATEも29日「ポクロウシク市内への浸透作戦は悪天候と防衛ラインの脆弱な部分(ドローンから隠れやすい地形のこと)を活用したもので、ポクロウシク南郊外の防衛を担当していた旅団指揮官の嘘にも助けられた」と指摘した。
DEEP STATE基準で見てもポクロウシク市内の大部分がグレーゾーンに移行し、これまで「市内の状況を明確にできない」と言ってきたRYBARもロシア軍の安定的な足場=ロシア軍支配地域を設定し、まだロシア軍の成功に関する規模や内容は一致していないものの「ここ数日でポクロウシク市内の状況が急速に悪化した」と評価の方向性は同じで、kyiv Independentも29日夜「1年以上も激しい戦闘に耐えてきたポクロウシクの守りが崩れ始めたようだ」と報じている。
“ロシア軍がポクロウシク郊外に初めて到達したのは2024年の晩秋頃で、初めて市内への侵入に成功したのは2025年7月下旬だった。ロシア軍は守りが手薄な部分を見つけて防衛ラインを突破し、数十人のロシア人がポクロウシク南市内への侵入に成功したものの、専門の攻撃部隊を迅速に投入したことで足場を固められる前に分断して殲滅することに成功したが、10月19日に「前線と考えていた場所」から数km後方のポクロウシク駅付近で民間人が射殺され状況が変わった。新たな大規模浸透が始まったことは明らかだった”

出典:7 корпус ДШВ
“第7軍団は駅舎に対する攻撃映像を公開して「敵は排除された」と主張したが、ウクライナ軍が次々と公開するドローン攻撃の映像は「ポクロウシク市内に多くのロシア軍兵士が浸透している」と示唆し、ウクライナ軍参謀本部も27日「最低でも200人程度のロシア人が市内に蓄積されている」と認め、この混沌とした状況は明確な前線という概念をますます曖昧なものにし、DEEP STATEの前線を視覚化する作業はどんどん困難になっている。DEEP STATEの共同創設者であるロマン・ポゴリリー氏は市内の状況について「浸透してきた敵兵士は無秩序に動き周り、待ち伏せ攻撃を含む破壊活動や偵察活動を行っているだけだ」と言う”
“ロシア軍のポクロウシク方面に対する侵攻規模と範囲、それに伴うウクライナ軍の防衛力分散を考えると短期間で陥落の危機から救うことは困難か、そもそも実現不可能な任務かもしれない。ポゴリリー氏によれば市内に対する7月の浸透は掃討可能なほど規模が小規模だったものの、現在は同様の対処方法が通用しないという。ポゴリリー氏は「市内の特定地域を掃討できても全体的な状況は大して変わらない」「なぜなら敵の浸透作戦に対する根本的な問題が解決されないからだ」「つまり浸透を許している南郊外を封鎖しないと状況は変わらない」と指摘した”

出典:68 окрема єгерська бригада ім. Олекси Довбуша
kyiv Independentは「短期的にポクロウシク・ディミトロフ都市群の守りが持ちこたえたとしても、その周囲を三方から包囲され、残存する補給ルートにロシア軍の無人機が迫っているため、もはやポクロウシクでの戦いはウクライナ軍にとって有利な消耗戦にはならないだろう」と指摘しており、2025年にロシア軍が採用してきた組織的な大規模浸透についても以下のように報じたことがある。
“ロシア軍兵士にとって複雑な地形や夏に生い茂る樹木はドローンの監視から逃れる絶好の隠れ場所だ。そのためウクライナ軍のドローン監視網はドブロピリアに浸透してきた敵に気づくことが出来なかった。しかも浸透してくる敵は防衛陣地の正面を迂回して襲いかかってくるのではなく、ひたすら戦闘を回避して後方地域の奥深くに前進してきたため発見がさらに遅れ、これが何を意味するのかも良く分からなかったため対処が遅れ、前線ラインの後方に多数のロシア軍兵士が存在すると判明するとウクライナ軍は大混乱に陥ってしまった。一部指揮官が状況を正確に報告しなかったことも状況把握の混乱に拍車をかけた”
“この状況はDEEP STATEが告発することで公の問題として認識され、ウクライナ軍は当初「非公式な戦況マップ=DEEP STATEの情報を信じるべきではない」「ドブロピリア方向の突破は破壊工作グループによる活動に過ぎない」と主張したものの現実の状況は悲惨だった。ロシア軍のゾロティ・コロディアズ方向に対する「うさぎの耳」のような突破はクラマトルスクとドブロピリアの接続を分断する恐れがあり、ようやく状況を認識した軍上層部にとっても「ロシア軍のT-0514到達」は決して容認できないシナリオだったため、デニス・プロコペンコが率いる国家親衛隊第1軍団や第93機械化旅団を投入した”
“手遅れになる寸前で強力な対応が取られたためロシア軍の浸透は止まり、ゾロティ・コロディアズに侵入していた敵も駆逐された。クチェリヴ・ヤルを含む幾つかの地点は暫く持ちこたえることに成功したものの、後方地域と分断されたため救援の望みはなかった。ロシア軍によるドブロピリア方向の突破劇は終わりを迎えたが、ここから得られた教訓はウクライナ軍にとってほろ苦いものになっている。戦争は4年目に突入し、戦略的予備戦力も枯渇している状況でウクライナ軍はロシア軍に対抗する能力を依然として保持している”
“しかし戦争終結の道筋は見えず、ロシア軍の前進戦術とドローン戦術は向上するばかりで、ドブロピリア方向の突破劇は分散されずぎた防衛能力の低下が招く結果を示す警告だ。まだ次のドブロピリア型浸透がいつ何処で発生するかは分からないが、ウクライナにとっての慰めは生い茂った樹木が枯れる冬の到来で、今後数ヶ月間はドブロピリア型浸透と同じことをやるのは不可能だろう。それでもロシア軍は来年の春から夏にかけてドブロピリアの成功体験を別の場所で再現する可能性が、それまでに浸透戦術により多くの改善を組み込んでくる可能性が高い”
“そしてウクライナ軍の課題も明確だ。今回と同じような危機が発生した場合、より大きな崩壊に発展しないよう事前に準備しておくことが大切だ”
2023年や2024年にも樹林帯を利用した前進例は何度も確認されていたものの、2025年の浸透戦術はもっと組織的かつ大規模な分散戦術と地形活用の組み合わせで、全ての試みが成功したわけでもないが、ロシア軍は生い茂った樹木が枯れるまでにクピャンスクとポクロウシクに取り付き、冬の到来に影響を受けない地形効果=避難を拒む住民が多数残る都市建造物に戦力を蓄積することに成功した。
ドローンの監視から逃れる絶好の隠れ場所がない状況で「取り付いた都市」への継続的な戦力供給が可能なのかどうかは不明だが、これが可能なら冬の慰めは「新たなドブロピリア型浸透が発生しない」というだけで、取りつかれてしまった都市内での浸透は季節に影響されない人工建造物のおかげて止まらないかもしれない。
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※アイキャッチ画像の出典:93-тя ОМБр Холодний Яр

























そもそもいくら都市という要塞があるとはいえ、3方向を囲まれた状況で優位な消耗戦も糞もないと思うので、3方向囲まれるような事態が起こったら無理をせずに後退して新たな防衛ラインを設置するのが良いと思うのですが。。。。
毎回ウクライナ軍は3方向囲まれて唯一の補給路をドローンに叩かれてるのに頑張って維持しようとするのはよほど優位に戦えてるという実感があったんでしょうか。
仮にポクロウシク市から撤退したところで、また別の都市の周囲に突出部を作られて包囲されるだけなので
ウクライナ軍を批判する方達はよく「大人しく撤退しろ」「無理攻めせず戦力を温存しろ」と仰られるのですが、その大事に取っておいた兵力をどこに投入せよというのでしょうか?
こういった事態に陥る前に救援に向かう予備として活用するだと思います。
今までのツケが回ってきて予備戦力が枯渇している状況のようですし、ウクライナ軍司令部は批判されても仕方ないかと思います。
純粋に戦術練度の差が出ている気がします。
記事でも書いてあるようにロシアは戦術を向上させて来ました。対して、ウクライナは同じような失敗を繰り返す傾向があります。
相手の進化についていけないなら、こうなるよなというお手本じゃないでしょうか?バックにいるアメリカがベトナム、アフガンと戦略的に似たような手を使われて負けているので、学習性を教えてもらえなかったのかも知れません。
「作戦」と「戦術」を混同していませんか?
戦術ならウクライナ軍も相応に向上させているようですが。
戦術面は双方とも向上させているというのがより正確だと思います。もちろんロシア軍も日本のネット上で言われているほど間抜けな軍隊とも思いませんが。
けど防衛側に戦術革新なんて起こしようがないような気もする
どう敵の浸透を許さないかといえばドローンの監視網を厚くするなどで結局は、ドローン操縦士だったり予備戦力などの物量・マンパワー不足が弱点だし
まあ、確かにこの手の浸透戦術への対策は実際WWIで確立していて、単純に陣地同士の隙間を作らない、或いは後方に予備歩兵大隊を置いておくなのですが、十分な兵がいなければ実際どうしようも無い。
ここまで前線を維持した甲斐があったか疑問ですね…
自国領土を取られたくないのもわかるんですが、兵士を無駄死にさせているようにしか見えない。
毎回囲まれても後退せず維持しようとするのは軍事的合理性より政治的理由を優先させているからではないかと思います。
勿論単なる個人の推察で根拠はありませんが、今回はどうなるのでしょうね。
>>毎回囲まれても後退せず維持しようとするのは
>>政治的理由を優先させているからではないかと思います
今回に限っては維持するのが当たり前ですよ。ポクロウシク抜かれたら次のまともな防衛拠点は100km後方のパブログラードまで何も無いんですよ。落としてはならない絶対防衛線で、後ろに浸透されたり都市に特殊部隊が入り込んできたりしたら総力を上げて排除しないと詰みます。なのでウクライナ軍の都市に固執する姿勢は明らかに正しいです。
正しかったのですがウクライナはあろうことかこの都市を落としました。もう終わりである。チェックメイト。
後退もなにもありません。ここの防衛こそが乾坤一擲の最後の作戦であって、これを終えたら次は無いです。マリアナ沖でぼろ負けしてなおも戦争続けるようなものです。
まあ、幸い今ならドネツクを渡せばヘルソンとザポリージャの一部が帰ってきて、スームィ州とハリコフ州からも露軍が撤退するという破格の話をトランプがつけてきました。しかもヨーロッパが平和維持軍を送ってくれる。ゼレンスキーは運がいい。
陥落する前に条件受け入れをしないとダメだろうけどもう遅そう
やっぱりこの3件の記事で総括されつつありますが、この状況に至るまでの流れと混乱はクピャンスクに類似してて、現場はもう気づいたら浸透されてた、正確な数がわからないほどに…という状態なのでしょうね。
これはまあドローン兵の時代になっても前線兵がいないと、野戦陣地戦よりむしろ都市は防衛しがたいということ…
追記
ウクライナがすべき準備というのは結局足りないと言われ続けている予備戦力で…
次善で有効な策は現状予想されていない進路や身を隠せる建物にも罠を設置していくことくらいしか思い浮かばず…何かありますかね
ドローンを主軸にした早期発見、早期攻撃でロシア軍の防衛陣地への接触そのものを拒否する戦術は、総動員を拒否している事による兵員自体の枯渇(それに伴う予備戦力の枯渇)という問題を上手くカバーしていましたが当然、ロシア軍も無策で漫然と攻め続ける訳は無く対策戦術を確立されてしまったという感じですね。
現実的に可能とは思えませんが浸透する為の遮蔽になる樹林帯を全て焼き払った上でウクライナ軍は都市に陣取りロシアドローンから身を守る焦土戦術位しか思いつきません。
実際浸透戦術に対する最大の対抗策は焦土戦ですね
「最低でも200人程度のロシア人が市内に蓄積されている」はクルスク侵攻初期にRYBARが「敵は数百人」と報告していたのと同じようなもので、おそらく正しくはないでしょうね。
最前線の確認できたのが200人程度って事でしょうからね
「200人なら叩き出せる」と考えたらえらい目にあうでしょうな
西側が本格的に介入しない限り、ロシア軍をウクライナ軍単独では押し返せない。NATO諸国や、反ロシア諸国からの兵器供与や情報支援のみでは現状維持がやっとの状況。せめて航空攻撃や空爆支援出来れば、戦況を覆せるかもしれないが···、それも出来ない。そして、ウクライナ軍が反攻作戦で押し返せたとしても、相手には核戦力もある。核兵器を保有しない国において、現代の戦争は非常にやりにくい。
ポクロウシクで耐えてきたのって外周陣地であって都市じゃないでしょ。市街地に踏み込まれた瞬間総崩れじゃないか。頑強なコンクリートアパートを活かした防衛ラインはどこにいった
もう建物に詰める歩兵もいないのか
ウクライナ人とロシア人はよく似てる(少数民族除く)し、言葉も通じるから、一度入り込まれたら敵味方の区別も難しいかと。
現実的にロシアを現状の戦線で止めるのは難しい、されどまだ戦える戦力は一定程度は保持しているが兵器は支援で何とかなっても、兵員の補給に練度が全く追い付かず各方面で押されている。
結局は相当後方で防衛ライン引き直す以外には無いでしょうから、まずはもう守れ無いであろうクピャンスク、オスキル川東側、ポクロウシク等は政治的に難しい云々では無く、潔く撤退し兵員後方へ逃がすが現状出来る最適解な気もします。
「ロシア軍によるポクロウシク攻略は失敗した。」とかいう軍や政府の発表もあって、市内には1000人以上の住民が残っているようなので、動くもの全てを攻撃する。というわけにはいかないみたいです。
多勢に無勢な状況で、むしろよく一年耐えたよ
ロシアと同じくウクライナにも蓄積されたノウハウはあるだろうし、インフラ破壊が続けばより如実に効果が出る
来年も泥沼な遅々として進まない戦争は続きそうだ
問題はロシア軍もウクライナのインフラを破壊し続けてるからウクライナも多大な悪影響は避けられないかと
そうですね。インフラ破壊は対等だとしても戦力の補充がままならないウクライナが不利であることは結局は変わらないです。
補充がまともにいかないということは、兵士の疲弊を加速させる結果になり時間が経つほど不利が加速する状況ですね。
多勢に無勢な状況でロシア軍は本当に頑張った。ちょっと前までウクライナ軍って100万人超えてたんですよね。対してロシア軍は60万人程度だった。現在はウクライナ軍は人が居なくなった、後方にも余力は一切ないので反撃用の戦力を前線部隊から抽出するレベル。一説によればウクライナ軍は毎日600人くらい脱走してるらしい。肉弾特攻作戦をやり過ぎたんでしょうね。
逆に言えばロシアは散兵戦術をやれるだけの兵士一人辺りの能力の高さ、要はたくましいと言う事、金の問題ではあるが忠誠心があると言う事でしょうね。
侵入して潜伏しながら破壊活動なりをしながら更なる増援を待つわけです。
ウクライナ兵がそれが出来ない。
前にも指摘されていましたが脱走兵が多すぎる。動員兵が主力ですが除隊のメドもなく士気もなく、ここでも指摘されていましたがポーランド訓練の部隊すら脱走でどうしようもなくなる状態でしたね。ロシアと同じ戦術が採れないという事です。さらに主力の40、50のオッサンはズルさみたいのも覚えてますからねえ…
エネルギー貯蔵庫はね、実際どれくらいの影響下はしらないが派手だ
ってかそろそろマジで終わってほしいね
ここ落ちたら停戦案のんでくんねーかな
民主主義なんちゃらはもうどこ吹く風、結局地域覇権争いだし、もう十分殺しあったろ
アメリカのジャイアンが乗り込んできて、日米首脳会議でサハリン2の話出たみたいな話もでてきたけど、ちょっとエネルギーあがるの勘弁してほしいね。
ドローン戦争の一つの典型例となっていて。
双方とも、前線歩兵が火力投射をドローンの間接攻撃にアウトソーシングしてるんですね。
侵入してくるロシア兵も防衛するウクライナ兵も、自分達は隠れて後方のドローン部隊に敵の位置を連絡するだけなんですよ。
建物の部屋と部屋に隠れて、ひたすらスマホで敵の位置をチクり合ってるんです。銃撃もバズーカも撃たない。なので、双方とも敵の位置がさっぱり分からない。
でも、現場に近づく補給や増援の兵士は、バンバンとドローンに狩られていく。
迂闊に家から出たら死亡。ロシア兵も、ポクロウスクに入ったらもう,帰れないんですね。
なんかもう、戦争というより陰湿な掲示板での煽り合いみたいですね。
2025年、よもや戦争がこんな形になってしまうとは。
卑劣というよりも最適化しただけのように思えますね
安全な場所から敵を一方的に攻撃できるならそれに越したことはないわけで、最終的に陰湿なインターネット文化と収斂した形に進化したのかな、と
究極的にはいかに楽して敵を殺せるかの競争でしか無い戦争に、『正々堂々』や『カッコよさ』を求める方がお門違いな気がします
湾岸戦争の時も、まるでテレビゲームみたいに簡単に敵を殺せることから、「ニンテンドー・ウォー」なんて呼ばれてましたね
スターリングラードでは、狙撃戦がありましたが、この戦争でスナイパーってどうなってるんでしょうね。
FPVドローン兵にスポッターが取られている予感。
スナイパー自身もFPVドローン兵にされていたりして。必要技能が被りすぎ。
ウクライナはロシア兵と話をしてる民間人もドローンで攻撃してる。
開戦当初に見られたような、毒入りの食事を渡してるとか、ロシア兵に「あなたが死ねばそこに花が咲くから。」とか言って花の種を渡そうとする。とかのタイプかもしれないのに。
最終的には、ポクロウシクに残ってる住民は親露派だ。って言って見捨てて撤退しそう。
避難勧告に応えない・応えられない1000/60000の人間を、最後まで守って玉砕なんて浪花節をウクライナとかロシアが持つようなことは無いでしょうね。
しかし、ポクロウシクの国政調査で民族的にはロシア系2割なのに、6割がロシア語を母語にしているとか複雑。
アウディーイウカ陥落後、前線どんどん崩れていきましたからね。
ポクロウシク方面の前線歩兵は、とんでもない受難の中、長期間耐え抜いてきたと思いますよ。
現代の浸透戦術ってドローンに見つからないように数人規模で孤独に隠れながらジリジリ移動していき、運良く到達できたら味方が来るまで隠れ続ける…って想像するだけで怖くて仕方がないです。味方は広範囲に散らばっていて助けもすぐ来れないし、この状況で士気を維持しなくてはいけないなんて訓練不足の寄せ集めの徴兵じゃあ逃げるのもしょうがない気がする。
ウクライナの情勢判断の遅れ、ないしは隠蔽が市民の避難意識や避難のタイミングに悪影響を与えたとしたら酷い話です。更にロシア兵に友好的に接している(様に見える)市民をウクライナ側が撃っている…という記述の書き込みがありましたが、億万が一本当なら、東部の住民がロシアに好意的なのはマイダン以来続いていたロシア系ウクライナ人圧迫の自業自得ですので、即刻止めないとウクライナが益々不利になるだけです。それとも半ば判っていても止められ無い程に不信感と憎しみが募っているのでしょうか…。