ウクライナ戦況

ウクライナメディアによる2024年の総括、ロシア軍に打ちのめされた1年

kyiv Independentは今年の戦いを総括する記事の中で「ウクライナ軍の人員不足は解決されず、重要な戦闘で敗北が迫り、戦況を好転させる見込みがないまま2024年を終えようとしている」と報じ、まもなくロシア軍が限界を迎えるという評価についても「当てにならない」と指摘した。

参考:Ukraine ends year battered, with Russian troops pushing north, east, and south
参考:Our readers’ questions about the war, answered. Vol. 7

プーチンにとってウクライナを征服することが最大の目標で「世界とはそういうもの」と考えている

kyiv Independentは2024年について「ロシア軍はアヴディーイウカやヴフレダルを占領し、不味いローテーションの隙を突いてトレツクやニューヨークにも攻勢を開始し、追加の負担を強いるためハルキウ州北東部にも再侵攻し、ポクロウシク、クラホヴェ、ヴェリカノボシルカにも迫っている」「ウクライナ軍は兵力と火力が劣勢にも関わらずクルスク州侵攻を開始した」「人員不足は解決されず、幾つかの重要な戦闘で敗北が迫り、ほとんど戦況を好転させる見込みがないまま2024年を終えようとしている」と報じ、読者の興味深い質問にも以下のように回答している。

出典:Минобороны России

現実的に見てウクライナが持ちこたえられる時間はどれぐらい残されているか?

“ロシア軍は我々の問題が改善するまで速いテンポで領土を獲得できるだろうが、もう一つの重要な視点はロシアがいつまで「現在の攻勢強度」と「被っている損害」に耐えられるかだ。これについて明確な答えを導き出すのは不可能だ。なぜならロシアは(我々と違って契約による動員を続けているため)いつでも大規模な強制動員に頼ったり、北朝鮮の派兵規模を拡大することができるからだ”

“さらに経済的指数や装甲車輌の損耗率に基づいて「現在の攻勢を長く続けられない」という兆候も登場しているが、ロシア軍の戦術が「兵士数に依存した数位的優位」であり続けるなら、これらの兆候は当てにならない”

出典:Президента России

プーチンの最終的な望みはソ連の再現で、これがウクライナを攻撃した理由なのか?

“プーチンはソ連の一部だった国々が独立したとは考えおらず、この地域は現在でもロシアの裏庭であり続け、当該国がどのように振る舞うべきか、何を望むべきを決定するのはロシアなのだ。特にウクライナやベラルーシのような国が独自の言語や文化を通じてロシアと異なるアイデンティティを形成するのを拒否している。プーチンにとってウクライナを征服することが最大の目標で「世界とはそういうもの」と考えている。つまり「強ければ何でもできる」という世界だ”

“プーチンの現実では西側諸国がソ連崩壊後のロシアを不公平に扱って屈服を強いたため「受けた仕打ちをやり返しているだけ」なのだが、実際には何度も西側諸国から救済を受け取り、G7に招待され、あらゆる重要な会議に出席できる機会を与えられた。それでもロシア人の見方では「不公平だった」ということになる”

出典:Офіс Президента України

ロシアが過去10年間で獲得した占領地の支配を維持させ、ウクライナがNATOに加盟する可能性を公平な取引だと思うか?

“12月22日に発表された世論調査では47%のウクライナ人が「領土の一部がロシアに占領された状態でのNATO加盟」を支持している。ウクライナ国民は疲弊しているため「占領地に対するウクライナ主権の放棄を伴わないNATO加盟と停戦」なら大半が支持するだろう”

“逆に公式の和平条約に調印してドネツク、ルハンシク、ザポリージャ、ヘルソン、クリミアを譲渡する可能性は0に近く、ロシアも主権が及ぶ範囲の拡張を明記した和平案を望んでいるため、近いうちにウクライナとロシアが合意するとは思えない”

出典:Vitaly V. Kuzmin / CC BY SA 4.0

ウクライナが行動を起こせばエスカレーションを招くと恐れられるが、プーチンがやっていることもエスカレーションだ。なぜ同盟国はロシアを過剰に恐れるのか?

“ロシアが核兵器を保有する強大な国だという神話を売り込むことに成功したからだ。西側諸国の人々はロシアを超大国だったソ連の後継国と見なしている。ロシアはウクライナ、シリア、ジョージア、欧州での活動を通じて「ソ連と同じ影響力がある」と宣伝し、多くの人々は「ロシアは永遠で決して負けることのない国」という幻想を植え付けられ、それを心から信じている。アレクサンドル・プーシキン、レフ・トルストイ、フョードル・ドストエフスキーといった作家は「時代を超越するロシア文化の偉大さ」を示すため売り込まれている”

“さらにナポレオン戦争や第二次世界大戦も「ロシアが常に勝利する」という神話を作り出すためプロパガンダに利用されているが、実際には戦争に負けている。過去1世紀の間に3回も負けている。日露戦争、第一次世界大戦、アフガニスタン戦争だ。プーシキンもトルストイもドストエフスキーも当時のロシアを助けることは出来なかった”

占領地で暮らすウクライナ人の様子はどんな感じなのか?彼らは本当に分離主義者でプーチンを支持しているのか?

“私たちは最近公開したドキュメンタリー(Shadows Across the Rive)の中で占領地の暮らしぶりを克明に描いた。控えめに言っても占領地では拉致、拷問、虐殺は日常的な光景だ。占領地に留まることを選択した人々には様々な理由があるため、全てを一括りにして親ロシアと呼ぶのは間違いだ。ロシアは検問所や国境で徹底的なチェックを行い、特に携帯電話のデータの中で親ウクライナを示すものを見つけると通過を許可せず、占領地に残る人々は全て親ロシアだという幻想を作り出そうとしている”

“占領地に残る人々の何割が親ロシアなのかは知るずべがない。そのような考えの人々がいるのは事実だが、ロシアが占領地で実施した偽の選挙結果は何の証拠にもならない。何とか占領地から逃げ出すことに成功した人々の話では占領地における親ロシアは少数派だ”

出典:Генеральний штаб ЗСУ

因みにUkrainska Pravdaは2023年の戦いを総括する記事の中で「自分達で作り出した罠に嵌った」「我々はロシア人を嘲笑し、軽蔑し、無能で馬鹿な集団として描かなければ敵に同調していると疑われた」「社会全体がロシアを必要以上に蔑んだことが今年の結果を招いた」と、RBC Ukraineは「政治家も軍も厳しい状況を認識しているにも関わらず『戦争に必要な厳しい措置』を国民に伝える準備が出来ていない」「誰もが貴重な時間を浪費しながら困難な決定を先送りし続けている」と指摘していた。

kyiv Independentは2024年を「ウクライナは北、東、南から押し寄せる敵に打ちのめされたまま1年を終える」と表現しており、まもなくUkrainska PravdaやRBC Ukraineからも2024年を総括する記事が出てくると思うが、2024年は「人員不足」「戦争疲れ」「大幅な領土の喪失」「クリンキー上陸作戦の失敗」「大統領選でのトランプ勝利」など明るい話題が全くないため、2023年よりも厳しい内容になるかもしれない。

関連記事:ウクライナメディアによる2023年の総括、自分達で作り出した罠に嵌った
関連記事:ウクライナメディアによる2023年の総括、政府は困難な現状を認められない

 

※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України

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コメント

    • もへもへ
    • 2024年 12月 26日

    前半はともかく、後半になると負け惜しみじみた文面になってるような。

    2025年は徹底抗戦するも講和するも選択の年になると思いますが、世論の推移を見守りたいですね。

    81
      • 2024年 12月 26日

      もうゼレンスキーの停戦交渉は受け付けないと明言されているのできびしいでしょうね。
      というかロシアは急いで停戦する必要がなく、アメリカには停戦したい背景がある以上ロシア有利の交渉になること自体は確定しています。
      となると蚊帳の外に置かれたゼレンスキーが暴発して交渉決裂が一番あり得る未来でしょうか。

      13
    • reon
    • 2024年 12月 26日

    自力で戦えない国の悲哀ですね
    スポンサーの意向に逆らうなら自力で何とかするしか有りません

    64
    • ななしびと
    • 2024年 12月 26日

    ロシアは崩壊する、備蓄が底を尽きる、限界を迎えつつある…開戦後によく見た言説ですね。
    3年経とうとしてますがそうなったでしょうか? なっていませんね、というのが答えだと思います。
    記事中に指摘がある通り、ロシアにはまだ戦争を続ける余力があります。それが北朝鮮頼みの部分があったとしても、です。
    ISWもよく「持続可能な損害/攻勢ではない」と主張していますが、その持続可能でない攻勢をもう何か月続けていて、今後何カ月、何年でロシアは止まるのでしょうか?
    不明である以上、持続は不可能などというのは「もし損害だけがずっと重なればいずれ0になる」以上の意味は持ちません。kyiv independentの言い方を借りればまさしく「アテにならない」です。
    限界を迎えているのはむしろウクライナのほうであるというのが事実であり、ここから奇跡的に動員がうまくいき奇跡的に訓練がいきわたり奇跡的に反撃に必要な武器弾薬がキッチリと届けられれば2025年にウクライナが反攻を開始するということもあるかも知れません。
    「アテにはなりません」が。

    81
      • kitty
      • 2024年 12月 26日

      開戦間もないころにウクライナ軍人の「この戦争はすぐに決着はつかない。5年は想定しないと」とかいうコメントを見たことがあったと記憶してたんですけど、ウクライナのどこに5年も継戦できる余裕があったんでしょうな。

      23
        • cosine
        • 2024年 12月 26日

        そんなもん、NATO・EUやG7の兵器とお財布で5年戦うぜッでしかなかったでしょうね…

        といっても、5年分の兵士ご用意されてないですけど…

        39
          • 匿名
          • 2024年 12月 26日

          少数精鋭の高性能西側兵器で雑魚ロシア軍相手に無双するシナリオだったんでしょ。きっと。(白目)

          23
            • 2024年 12月 27日

            >>ロシアは崩壊する、備蓄が底を尽きる、限界を迎えつつある…開戦後によく見た言説ですね。

            主語をロシアからウクライナに変えるだけでスッキリする文言ですな。

            14
              • 1
              • 2024年 12月 27日

              古い戦車出してきてるから戦車がもう無いんだ、カート使ったから兵員輸送車がもうない、バイク乗ってるから車両がない、シャベル持ってるから銃が枯渇してる。・・・・色々ありましたねえ

              12
    • たむごん
    • 2024年 12月 26日

    NATO加盟=EU加盟、にんじんを捨て去る所から、始めた方がいいんですよね。

    NATOは、アメリカのハワイ=グアム、イギリスのフォークランド諸島など対象外です。
    ウクライナも、ミサイル=ドローで空爆されたエリアを、対象外にする話も議論されるでしょう。

    EU加盟は、トルコを見れば分かりますが、何十年も加盟交渉が止まっています。
    ウクライナが、停戦後すぐに加盟するのは、現実味がありません(欧州安定メカニズムなどもあるからです)。

    政治家の語る夢に騙されず、非常に厳しいスタートラインから、現実を見る時期ですね。
    ハーメルンの笛吹き男が、話を盛ってるだけなわけです。

    60
      • NHG
      • 2024年 12月 26日

      トルコはギリシャとキプロスで揉めたのが原因だからウクライナには当てはまらないのでは
      NATO加盟は正直、それをテコに国土を諦めるほうへ国内世論を誘導するものかと思ってたけど。NATOの集団安保と別口(「宇のロシア占領地での戦闘は除外」だったかか)と考えてるらしいから現状では無理筋だとは思う

      しかし、ロシアがウクライナとの再侵攻で第三次世界大戦を覚悟せざるをえないような状況にしないと再侵攻を防げないとも思うし、何らかのかたちでNATO噛ませないと平和は訪れない気はする

      4
        • たむごん
        • 2024年 12月 26日

        トルコは色々な問題を抱えているうえに、ドイツよりも人口が多いですから、欧州議会トップクラスの議員を輩出する国になってしまうんですよね。
        トルコは地政学的に需要な位置ですから、ニンジンをぶら下げて、気を引いておく必要があるのかなと見ています。

        ウクライナのために、NATOが血を流すのかという問いには、非同盟国のため助ける義務がなかったというのが結論でしょうね。

        18歳以上徴兵の提案、『毒まんじゅう』に賛否どちらを選んでも、なりかねないなと見ています。
        賛成すれば政権崩壊リスクにより継戦困難な可能性、反対すれば徹底抗戦が足りないと批判されてNATO加盟が遠のく感じなのかなと。

        15
          • NHG
          • 2024年 12月 26日

          というか誰もウクライナのために血を流したくないからの抑止力(赤信号みんなで渡れば怖くない理論)としてのNATOかな
          あくまでロシア目線での話なので、英仏など有志による対宇二国間協定(を結んでいるウクライナに攻撃する)よりNATO加盟国への攻撃のほうがリスク大きいのは明らかかと

          5
            • たむごん
            • 2024年 12月 27日

            NATOと二国間協定を比較したときに、どちらの方が有効なのかは仰る通りですね。

            ウクライナとの各種二国間協定は、派兵義務・戦時生産による武器提供といった条項がないため、どうしようもないなと…

            6
        • ななしい
        • 2024年 12月 26日

        ロシアが能動的に侵攻してるという捉え方がまずミスガイディッドなんですね
        ロシアはアメリカとウクライナの煽りに対し受動的にリアクションする側ですから
        極論、ウクライナのNATOへの接近さえなければロシアは侵攻に踏み切ってません

        24
          • NHG
          • 2024年 12月 26日

          紛争抱えた国はNATO入れないんだからウクライナと欧米に原因があるとするほうがミスガイデッド(ミスリード的に使ったけどあってるのかな?)
          それにグレーゾーン介入にまっ黒な武力行使でリアクションした時点で負けですよ

          5
            • ななしい
            • 2024年 12月 27日

            Misguidedは“心得違い”とか訳される単語です
            まぁそれはどうでもいいことですが
            もちろん紛争を抱えた国はNATOに入れませんが、NATO(とEU)への加盟を目指すを憲法に明記し、バイデン氏の息子をガス会社役員として飼い、クリミアの奪還の為に武力行使をいとわないと大統領令で制定されたらロシアの恐怖は頂点に達するでしょう(実際、結果はあまりにも予想通りです)
            バイデン氏と民主党の極左勢力(世界をアメリカの価値観でフラット化すれば理想の世界が訪れると信じる勢力、関税無し、規制なし、すべてが”自由”(この”自由”にはアメリカの価値観に隷属するというニュアンスが含まれる)で開かれた、市場とアメリカ的価値観を信奉する勢力)がカラー革命を主導し、ロシアは常にそれにリアクションする(せざるを得ない)側です
            NYTがウクライナとCIAの10年にわたる協力関係を記事にしましたが、ソビエト崩壊以後、特にオリガルヒに国を私物化されたエリツィン時代に周辺で好き放題されてきたロシアの、ウクライナは最後ともいえるレッドラインです
            アメリカが、ロシアが行動を起こさないと高をくくっていたのか、それとも軍事行動を起こさせてそれを負かすことが目的だったのか、そのあたりははっきりしませんが、だれが考えてもロシアを刺激するだろうという動きをわざわざロシアの周辺で行ってきたのはアメリカです

            33
              • 2024年 12月 27日

              プーチン大統領が年次の質問会でウクライナ侵攻を「もっと早く決断すべきだった。」と答えているのが正にその通りだと思いました。

              16
    • DEEPBLUE
    • 2024年 12月 26日

    最高指導者を引きずり降ろさないと駄目な所まで来てると思います。

    47
    • Dr.Strangelove
    • 2024年 12月 26日

    ウクライナメディア視点なのでいくつか突っ込みどころはありますが、全体的には現状を正しく認識できていますね。些か、というよりも、かなり遅過ぎますが。

    特に興味深いのは”現在の攻勢を長く続けられない」という兆候も登場しているが、ロシア軍の戦術が「兵士数に依存した数位的優位」であり続けるなら、これらの兆候は当てにならない”というところですね。装甲車両不足がロシア軍の急所だという見解がウクライナにとってさえ怪しいものであるという事実は、時間が経てば経つほどロシアが優位になることを示しています。完全な滅亡を望まないのならば、苦しい条件であろうとウクライナは一刻も早く停戦しなければなりません。米英が阻止しないことを望みます。

    >>プーチンはソ連の一部だった国々が独立したとは考えおらず、この地域は現在でもロシアの裏庭であり続け、当該国がどのように振る舞うべきか、何を望むべきを決定するのはロシアなのだ
    まるでロシアが特別周辺国に高圧的であるかのように書かれていますが、ここで「ロシア」を「アメリカ」に、「ソ連の一部だった国々」を「ラテンアメリカ諸国」に入れ替えればそっくりそのままアメリカの帝国主義に関する文になります。ピッグス湾事件、グレナダ侵攻、チリ軍事クーデターその他諸々を考えればロシアが特別に帝国主義だとは言えないでしょうね。むしろよく我慢した方だと個人的には思います。

    123
    • 774
    • 2024年 12月 26日

    なんて言えば良いのか、まだ現実を直視で来ていないというか

    > プーチンにとってウクライナを征服することが最大の目標で「世界とはそういうもの」と考えている。つまり「強ければ何でもできる」という世界だ”
    頼りにしている欧米こそ力で支配する歴史そのもの、イスラエルをに最大の支援をしてるのはどこだと思っているんだ

    > ウクライナ国民は疲弊しているため「占領地に対するウクライナ主権の放棄を伴わないNATO加盟と停戦」なら大半が支持するだろう
    ロシアにとって現実の安全保障の問題だからウクライナがNATO加盟を夢見ているうちはロシア戦争を続けるだろうな

    89
    • 名無し
    • 2024年 12月 26日

    もう少しでロシアは限界を迎える、何々や備蓄が底をつく、これは持続可能ではないと言っているのはあくまでスポンサーであるアメリカとイギリスですからね
    決して公言しませんが彼らがそれらの言葉の後に続けて言いたい言葉は「もう少しでそうなるからそれまで戦い続けろ」ってところですかね
    そのいつまで経っても来ることがないもう少しを信じて氏に続ける事になるのは不憫としか言いようがない
    つくづく他国に命綱握られた状態で戦争などするべきでないと感じますね

    67
    • 匿名
    • 2024年 12月 26日

    ロシアや北朝鮮はもう戦車もミサイルも弾薬も尽きてスコップで戦ってるだのセダンで突撃してるだの毎日垂れ流してる場合ですかね?いや、だからこそか。

    40
      • toto
      • 2024年 12月 26日

      スコップとセダンだけでも毎日これだけの領土が奪えているのだから、ウクライナの塹壕を守る兵士は足腰も立たない老人兵ばかりか、という話になりますからね。

      40
        • cosine
        • 2024年 12月 26日

        セダンでやってくる得物はスコップだけの軍団とか…
        民間の「道から外れてしまった人達」でももうちょっとまともな装備あるのでは。

        仮にもお給料貰って武器も持ってる(はず)の人達がそんなの相手に敗走してたら…

        31
        • 田舎者
        • 2024年 12月 27日

        もしくは、初期の装備充実した露軍より、スコップを装備しセダンで突撃を敢行している今の露軍の方が強いという帰結も可能でしょう。

        半分冗談ではありますが、両方費用対効果抜群であること明らかですし、何より“戦意の高さ”がうかがえます。

        10
      • 2024年 12月 26日

      それらの人達はウクライナどうこうではなく単にロシアの損失や失敗を馬鹿にしたいだけなので…

      21
    • 納屋の戸
    • 2024年 12月 26日

    日露戦争とかいつの話をしてるんですかね
    あれで賠償金取れずに外国債が増えた結果増税と戦争特需に頼り始めるっていう、どちらかといえばウクライナの願望に近い展開なんだけどな

    34
      • 2024年 12月 26日

      日露戦争はまだいいとして、
      第一次世界大戦は負けたと言えるのでしょうか? 判定が難しいところではあります
      あとアフガニスタンはソ連なのでウクライナも一緒ですし、そもそもアフガン侵攻を始めたのはブレジネフ(ウクライナ人、ウクライナ共産党出身)なんですけどね

      45
        • 納屋の戸
        • 2024年 12月 26日

        一次大戦は内戦後の国家存続策なのにね
        どう考えてもその後のシベリア出兵による植民地化と、二次大戦で民族ごと滅亡させられそうになったのを跳ね除けた勝利とは比較にならない

        30
        • ras
        • 2024年 12月 26日

        なんだかんだ反抗に成功したところで敵国の間諜策が当たって革命→不利な停戦条約なのでWW1は明確に敗北かとは思います。
        まあ日露戦争と同様負け方が上手くその後に残せたという評価で良いかと。戦争2年目くらいまではウクライナが見習うべきなのはウィッテだったのですがね…。

        15
          • 田舎者
          • 2024年 12月 27日

          ブレスト=リトフスク条約や前後するソビエト・ウクライナ戦争は今後を予想する上で参考になりそうです。

          1
    • 虚構を断つ審判の刃
    • 2024年 12月 26日

    2024年のウクライナ戦争を振り返ると、国全体が試練に直面した一年だった。人員不足が解決されず、戦況が好転しないまま、領土を失い続けた現実は否定できない。しかし、この厳しい現状を受け入れるだけでは、未来を守ることはできない。ウクライナは、自らの生存をかけて、戦争に必要なすべての厳しい措置を実行しなければならない。

    まず、ウクライナが取るべき最も重要な行動は、18歳以上の国民を全面的に動員することだ。戦争は限られた軍人や一部の犠牲の上で成り立つものではなく、国家全体で担うべき責任だ。動員された国民は、「国民抵抗旅団」として迅速に組織され、地域防衛や後方支援、さらには最前線での戦闘においても重要な役割を果たすべきだ。

    国外に避難したウクライナ国民にも、祖国を守る責任がある。彼らを対象に徴兵を適用し、安全な地域で訓練を行い、後方支援や戦後再建の支援に参加させるべきだ。祖国を失えば、避難先での未来もない。この現実を全ての国民が認識し、国家存続のために行動を起こすべきだ。

    ロシア占領地の現実を見れば、降伏がいかに危険かは明白だ。偽の選挙や拉致、拷問が横行する支配は、民意ではなく恐怖と暴力によるものだ。ロシアが語る「民意」は虚構であり、降伏論はその専制支配を容認するに等しい。降伏は平和ではなく、自由の喪失とさらなる暴力を招くだけだ。これを理解しない降伏論は、現実を見誤った危険な妄言に過ぎない。

    プーチン政権が力による支配を目指している以上、この戦いは単なる領土紛争ではなく、民主主義と自由そのものを守る戦いである。この戦争が全世界にとっての試金石であることを認識し、さらなる協力を強化しなければならない。

    ウクライナには、戦争を勝ち抜く覚悟が求められる。この戦争を勝利で終わらせるために、すべての力を結集し、侵略者に断固たる反撃を示さなければならない。国家存続のための闘いに、妥協や遅延の余地は一切ない。勝利の鍵は、ウクライナ国民の覚悟と行動にかかっている。

    3
      • cosine
      • 2024年 12月 26日

      ウクライナ人がそうしたければなさればよかろう。
      日本人がそれを支援するかは全く別の話ですが。

      52
      • マンゴー
      • 2024年 12月 26日

      虚構を断つどころか、虚構に塗れてますよ

      41
      • Corazon
      • 2024年 12月 26日

      最近このAIっぽい文章流行りなんですかね・・・

      57
      • 弾正
      • 2024年 12月 26日

      しょうもないことを長々と、最後迄読む気力も湧きません

      36
      • toto
      • 2024年 12月 26日

      取り合えずもう、何も書くな。
      文章がAIだとしても、ハンドルネームだけで痛々しさが伝わってくる。

      40
      • コンビニ
      • 2024年 12月 26日

      バイデン大統領ここは日本です

      23
      • 犬の〆
      • 2024年 12月 27日

      お願い!もうAIに変なこと教えるのはやめて!

      4
    • cosine
    • 2024年 12月 26日

    今年の総括ということで、ロシアも戦勝には未だ道半ばである以上100点からは程遠いですが、ウクライナはマイナスが大き過ぎて差し引き0点ですら付けられないでしょうね…

    21
      • toto
      • 2024年 12月 26日

      サッカーで例えると
      ロシア   選手11人、得点7、失点2 監督陣は徐々に強化、控え選手あり
      ウクライナ 選手7人、得点2、失点7、自殺点13 監督は無能、コーチはクビで交代、控え選手ゼロ(逃亡)
      みたいな感じですかね。選手数の差と、自殺点が致命的すぎると思いますが。

      35
        • nk
        • 2024年 12月 26日

        確かにウクライナは戦略とか戦術以前に選手の数が足りてないですよね、西側という審判がウクライナ贔屓なのでなんとか頑張っていますが観客は本音ではロシア応援してる割合が高い感じでしょうか。

        23
    • kame
    • 2024年 12月 26日

     私同様に考えている人がいるかは分かりませんが、結局の所、ゼレンスキー政権がすべきだったのは早急なNATO加盟ではなく、プーチン大統領率いる「現在のロシア」との交渉だったんでしょう。交渉する事を親露的な行動だと批判する人など無視して、ロシアに譲歩してでも中立を維持してれば今回の戦争は無かったと私個人は考えています。無論、「もしも」の話ですし、今更どうにもなりませんが。

    60
      • cosine
      • 2024年 12月 26日

      そんな判断ができるなら、そもそもドンバスでの火遊びが過ぎることは無かった…のだとすればどうにもなりませんね。
      ロシアの自重をロシアの弱さと誤認した果ての哀れなる末路です。

      67
        • tane
        • 2024年 12月 27日

        >ロシアの自重をロシアの弱さと誤認した

        これは本当にそう思います…。
        出典を忘れてしまいましたがネオコンについて「相手の『自重』『謙虚』を『弱さ』と見なして攻撃を始める」と分析している研究者がいました。そして「恥知らずであるため反省をできず、同じ過ちを繰り返す」とも述べられていました。(このふたつは別の書籍だったかもしれません)

        あまり言いたくないのですがウクライナ戦争にもバイデンアメリカにもピッタリ当てはまるな、と…。
        かつては日本が「ゲーム理論を理解していない」と批判を受けることも多かったですが、今や批判していた側がゲーム理論に基づいていないように思います。

        戦争で得られるものは反省だけという警句がありますが、今回こそ反省と分析ができればと思います。
        無論、多大なる被害を出しているロシア側もです。

        17
      • toto
      • 2024年 12月 26日

      まあ、「現実を直視する」ことが出発点になるなら、【国民の僕】という映画がバズッただけの芸人を大統領に選んだ時点で、政治の現実が見えていないので。2014年から分離独立紛争をやってる国が、大統領に選んでいい人選じゃない。今のシリアで、暫定政権が「映画で活躍した俳優」を次期政権の大統領に、と言い出すようなもの。

      52
      • 2024年 12月 26日

      もともとゼレンスキーはロシアとの交渉を期待されて大統領に選出されました
      ウクライナ東・南部の圧倒的支持を得て、親欧米派のポロシェンコを破った親(?)露派であり、ロシアからの選挙援助も得ていたと思われます
      しかしながら、素人政治家のため”政治”ができず、支持率が低下したため、強固な支持基盤を得るために反露に舵をきったことで現在があります

      批判はあるかもしれませんが、政治家とはこれまで積みあがった利権と妥協、暗黙のルールの調整者でなければなりません。お隣の国の大統領もそうですが、素人政治家のゼレンスキーには決定的にその資質がなく、レッドラインを安易に踏み超えたことがこの戦争の原因と考えています。

      48
    • ななし
    • 2024年 12月 26日

    そもそも勝てる自信があったらユーゴスラビアの時のようにNATOが直接出しゃばってる

    わずか10万ぽっちの在欧米軍と弱体化しきったヨーロッパの軍隊じゃ、ロシア軍と正面から殴り合うのは土台無理
    トルコが参戦するなら話も変わるが、彼らからすればなぜウクライナやヨーロッパのために自分らが出血しなくてはならないのかというかんじだろう

    46
      • toto
      • 2024年 12月 26日

      今の情勢だと、トルコが参戦する可能性が高いのはシリアでしょうね。シリア民主軍(SDF)を支持しているのはアメリカですが、シリア北東部はイラク・イランとも国境が近い上に、南からはイスラエルが進出してきている。まだまだ予断を許さない状況。
      トルコにとってみれば、クルド人問題や、ベイルート、アレッポ、ダマスカスへのイスラエルの進出を許さないことの方が圧倒的に国防の課題ですし、アメリカにしてもウクライナに在留米軍はいませんが、シリアには2100人がおり、イラクの在留米軍とも絡むので、自国兵の安全の問題でもある。ウクライナなどはどうでもよいでしょう。

      >トルコ大統領、シリアのクルド人武装勢力に「武器放棄か壊滅か」

      15
      • 名無し
      • 2024年 12月 26日

      わーくにのネット民の中ではトルコは欧米とロシアの間をフラフラしてる裏切り蝙蝠扱いされてるけど、今のNATOの戦力じゃ米国除けばNATOの主戦張れる戦力なんだよなあ…
      少なくとも弱りきったイギリス、イタリア、ドイツよりよっぽど強いし

      31
        • 名無し
        • 2024年 12月 26日

        トルコが難民を管理しなくなるとどうなるかは2015年に証明されてる上、ナゴルノ=カラバフと先のシリアでロシアの影響力を確実に削ってるのも彼ら

        本来なら債務危機起こしたギリシャや万年敵国だらけのイスラエルを切ってでもトルコとの関係は良好にしておかなくちゃならないのにな

        24
          • 匿名
          • 2024年 12月 26日

          ウクライナのケリが着いたら今度はロシア・トルコ間の対立が激化しそう。トルコもトルコで先述されてる通りアメリカやイスラエルも敵に回しそうだけど。

          3
            • ななし
            • 2024年 12月 26日

            優先順位としてはSDF>イスラエル>ギリシャ>ロシア、イランくらいのもんだろ
            ロシアとは別に仲がいいとも言えないが、国境は接してないしギリシャ強いてはEUへの圧力を考えるといてもらわないと困る

            4
      • 伊怜
      • 2024年 12月 26日

      トルコも別に親欧米じゃなくてインドに近い立ち位置だしな、利用できるなら親ロシアにもなる国だ
      NATO加盟国としての役割は期待しないほうがいい

      23
      • cosine
      • 2024年 12月 26日

      そのトルコさんは今はシリアがありますからね。
      しかも場合によってはイスラエルやアメリカとかち合う可能性もあるという。本格的にはならないのでしょうけど。

      16
    • toto
    • 2024年 12月 26日

    2024年が「ロシア軍に打ちのめされた1年」
    2025年が「欧米に見捨てられた1年」
    2026年が「ロシアに拾われた1年(必要なところだけ)」
    にならなければよいが。欧州はともかく、トランプ政権から見捨てられる可能性は結構あるのではと思う。ドイツもとても他人の事なんか見てられる状況じゃないし。

    33
      • cosine
      • 2024年 12月 26日

      トランプと「握る」にしても、プーチン視点で「恩を売れる」のは中間選挙に勝つための「果実」を相手が求めてきた時…となれば、あと2年前後は続きそうな気もしています。
      米側もだからこそ18歳を引き摺り出せと言っているのでは。
      いずれにせよ、宇露米のいずれかで重大な政変が起こるのでなければですが。

      なんというか、2026年の冬季五輪(2月)やサッカーW杯(6〜7月)の時に終結してるイメージができないんですよね…

      10
    •  
    • 2024年 12月 26日

    >“12月22日に発表された世論調査では47%のウクライナ人が「領土の一部がロシアに占領された状態でのNATO加盟」を支持している。ウクライナ国民は疲弊しているため「占領地に対するウクライナ主権の放棄を伴わないNATO加盟と停戦」なら大半が支持するだろう”

    この選択肢が多数派になる時点でゼレンスキー政権の求心力はまだまだ強いようだね
    来年はどうなるか楽しみだ

    10
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2024年 12月 26日

    全体的に正しいのですが、正しいがゆえに何を今更という感じが強いですね
    特にエスカレーションのくだりは本当に何を今更という感しかありません

    >ウクライナが行動を起こせばエスカレーションを招くと恐れられるが、プーチンがやっていることもエスカレーションだ。なぜ同盟国はロシアを過剰に恐れるのか?

    まず、ウクライナを支援している国々はウクライナの同盟国では無いのに何を言っているんだとしか言えないですし、なんでウクライナのために自国を核戦争に巻き込むリスクを取らなきゃならんのかと
    ウクライナメディアの論調だから仕方ない話ではありますが、他国がウクライナのためにリスクを取ることを当然のように主張されると、前提となる認識がズレてるんだろうなと痛感させられます

    25
    • 匿名
    • 2024年 12月 26日

    ロシア『今まで何度もそちら側から停戦反故にしてきたクセして何を今更泣き言言ってるのかな?』

    24
    • 皇道派
    • 2024年 12月 26日

    簡単な話
    NATOは対ロシアの同盟なのになぜそれが許されると思ったんだ?
    EUは凄そうに見えてもただの環境保護ばかりの「わかりやすい」お題目に支配された
    民主主義の悪いところが集まった経済圏だよ?たとえ東部地域が過疎化していって実質属国化しているだけの

    そこに農民が主体のウクライナが入り込んだらほぼ100%過疎化するけど…東部農民デモも終わらないよ?
    あ、降伏する頃には東部ウクライナはロシア連邦加盟領になってるから解決か!
    どんな馬鹿らしい戦争だよ と開戦当初から思わされております。ゼレンスキー早く退任してくれ…

    19
    • ひこまろ
    • 2024年 12月 26日

    まだ底じゃ無いと思うよ
    ナイフはまだ落ちてるんだよ。
    本格的に気合いを入れられるのは来年だと思うよ

    11
    • 七資産
    • 2024年 12月 27日

    大規模な徴兵しないとあと半年の命ってところかな?

    3
    • ななし
    • 2024年 12月 27日

    はっきり言ってしまうと、英米は世界最大の領土と資源を持つ
    ロシアを自分らの覇権維持に疎ましいと考え、200年に渡って
    干渉し続け、ロシアの解体をめざしていたわけです。

    ロシアは絶えず受け身で対応し続けていますが、そろそろ
    北のヒグマは目覚める時かもしれませんね
    欧米の横暴はあまりに目に余る。世界の癌になっていますな

    これに反論したい方は、イスラエルに対する欧米の対応を整理
    して解説してから投稿してくださいな

    21
      •  
      • 2024年 12月 27日

      >これに反論したい方は、イスラエルに対する欧米の対応を整理
      して解説してから投稿してくださいな

      この「イスラエルを例に出せばロシアはマシだから許される」みたいな感じ本当に嫌い
      そんなので西側がロシアを許してくれるとでも思ってるのか?

      6
        • qpp
        • 2024年 12月 27日

        別にロシアは西側に許して「もらう」必要がないじゃん。ウクライナと欧州はあるけど。3年前と立場は逆なんだよね。ロシアはEUという泥船の経済圏から一抜けできたことに感謝すらしてるかもしれないレベル。

        24
        • マンゴー
        • 2024年 12月 27日

        >そんなので西側がロシアを許してくれるとでも思ってるのか?
        このナチュラルな傲慢さが今回の戦争に繋がったんだなと改めて認識させてくれる

        24
        • 田舎者
        • 2024年 12月 27日

        一部同感です。

        200年という単位は東方進出をわざと回避しており、南下政策を無かったことにしています。また、ソ連の一連の行動をどう解釈したら”受け身“と取れるのか不明です。

        ロシア目線の都合の良い事例を抽出して並びたて、トドメにイスラエル関連の非道をもって、欧米を絶対悪のように語るのは、ロシアを絶対悪のように語っている西側プロパガンダと類似性を感じます。

        5
          • ななし
          • 2024年 12月 27日

          帝政ロシア・スターリン独裁のソ連の南下政策と東方進出は
          我が国同様、植民地拡大政策の一環でした

          これを現代の価値観で善悪を論じても意味はないです
          問題なのは、米英がいまだその価値観で世界戦略を組んでいる
          ことです。ロシアは植民地拡大政策は放棄しています

          イスラエルの行動を許容している以上、ロシアに対する
          強力な経済制裁や、ウクライナに対する膨大な軍事支援は
          何の為なのか?そろそろ疑問を持ってもよいのでは

          ロシアは我が国にとって現実的な脅威ではありません
          極東のロシア軍事戦力を精査しても北海道に上陸・制圧
          する戦力など全くない。防衛に徹している状況です

          こんな状況で自称「軍事専門家・研究所」とやらが、なぜ
          声高にロシア脅威論を喚くのか。その真意はどこにあるか

          4
            • 田舎者
            • 2024年 12月 27日

            ならば、200年などと言わず、“ソ連解体後のロシア”と仰っていれば内容に多少の説得力があったでしょう。

              • 田舎者
              • 2024年 12月 27日

              ただそれも、現実にキーウ侵攻し、下にも書きましたが国内でザルニツァとか生活安全基礎などと数年で変貌してしまった現在の軍国化ロシアには通用しないと考えています。

              手負いの強大な猛獣に警戒するのは当然かつ最低限の対処です。”本土上陸する能力が無い”としても”警戒しなくて良い“と解釈すべきでは無く、少なくとも中朝に支援する可能性はあるでしょう。

              一方、米英に関して意見の相違は少ないと思います。加えて、衰退し覇権国家の実力を喪失しているにも関わらず、無理をゴリ押しした結果が現状の世界情勢だと考えています。

        • 暇な人
        • 2024年 12月 27日

        ロシアは何をしても許されないし、イスラエルは何をしても許される
        これが米英の西側ルールなんですけど、それを世界が許すかどうかですね

        10
          • ななし
          • 2024年 12月 27日

          「無理が通れば道理引っ込む」の世界が改めて可視化されたと
          ロシア以上に暴虐無人の米英は好き勝手をして、その支援を
          受けるイスラエルもまさにやりたい放題ということです

          これが「法の秩序」を喚く欧米の実態ということですな

          5
      • general
      • 2024年 12月 27日

      つい先日友好国アゼルバイジャンの民間機に迎撃ミサイルぶち込んだ挙句頬被りしてる件について
      いかにも旧共産圏らしい人命軽視の隠蔽仕草だとしか思えないですけどそこんところ親露派のあんたはどう思ってらっしゃる?

      5
    • 暇な人
    • 2024年 12月 27日

    まだキエフインディペンデント紙は認識が甘いというかなんというか
    ロシアの何倍もの損害をだしているのはウクライナ
    ロシアは損害抑えつつ、ウクライナを可能な限り消耗させているだけってのを認識していない

    3
      • 田舎者
      • 2024年 12月 27日

      ザルニツァとか生活安全基礎など…勝ってる側の本気度が全く別次元のように感じます。

      軍靴の音は近付くばかり、何もかもが恐ろしい。

      1
    • 弾正
    • 2024年 12月 27日

    大本営発表でもなくオールドマスメディアの世論誘導でもなく(一般人にはなかなか難しい作業の)世界中のWEBからの情報収集に基づく本ブログは誠に貴重であります。管理人様には感謝しかございません。そして諸氏のコメント欄も誠に示唆に富むものが多く有難く拝見させて戴いております。ただそのコメントですが、できれば対立をただただ煽るようなものはやめていただいて、ミリオタ(失礼!)らしく現状を冷静に分析したものにして戴ければ幸いです。そして有史以来、戦争が絶えることはなく、地域紛争には常に覇権国の争いが重なると言う過酷な人類史ではありますが、そうなのであれば、なおさら(ミリオタとして)「大日本帝国はなぜ失敗したのか」「ベトナム戦争でなぜ米国は負けたのか」「911からイラク戦争への流れとはなんだったのか」「東西対立およびグローバルサウスとは何か」などの世界的視点のもとに「今後日本が戦場とならずにするにはどうしたら良いか」をも示唆して戴くようなコメントであればこれほど有難いことはございません。何卒宜しくお願い致します。

    8
      • 通りがかりさん
      • 2024年 12月 29日

      相手を悪と断じて懲罰したい気分の輩が多すぎるのが問題ですね。ぶっちゃけ邪魔。

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