ウクライナ人が運営する情報分析グループ=DEEP STATEは「ウクライナ軍が投稿したポクロウシク占領を否定する偽動画は社会からの信頼を損なう」と予想したが、kyiv Independentは4日「ウクライナ軍はAI生成による恥ずべき情報操作でウクライナ人とロシア人の双方から嘲笑を浴びた」と報じた。
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最低でもポクロウシク・ディミトロフの年内保持(完全占領を否定できる形での保持)は政治的厳命だろう
DEEP STATEは3日「ロシア軍がポクロウシク市中心部で足場を築いている様子を撮影し続けている。第425独立強襲連隊=スカラ連隊のXにAIで生成された偽動画が投稿され、ロシア人の主張を否定しよとしたが、これは社会からの信頼を損なうだけだ。これはXのアカウントがハッキングされだけで、第425独立強襲連隊の意思とは無関係であることを願っている」と指摘したが、DEEP STATEの予想どおり今回の雑な情報操作は社会からの信頼を損なってしまう。

出典:425 SKALA
kyiv Independentは4日「プーチン大統領がポクロウシク占領を正式に宣言し、ロシア国防省もポクロウシク市内中心部を兵士がのんびりと歩き、中心部の広場で国旗を掲げる映像を公開した。ウクライナ軍は直ぐに『和平交渉に干渉するためのプロパガンダだ』と発表、第425独立強襲連隊はロシアのプロパガンダを暴くと謳って『ロシア軍兵士が国旗を掲げた同じ場所でウクライナ国旗を掲げるウクライナ軍兵士の映像』を投稿したが、これはAI生成による恥ずべき情報操作でウクライナ人とロシア人の双方から嘲笑を浴びた」と報じた。
大半のウクライナメディアも「沈黙を保つことでなかったことにする」という態度を取っており、もうポクロウシクに関連した参謀本部の発表が「気休め」だと誰もが理解している雰囲気で、kyiv Independentもポクロウシクの状況について以下のように述べている。
“ポクロウシクにおけるウクライナ軍の支配はバフムートの戦いの最終段階と似た形で静かに消滅ししつある。ロシア軍による同市の完全支配は否定されているものの、事実上の確保に近づきつつある。取材に応じた兵士は「北市内の北側に幾つかの陣地を保持しているが、大部分の陣地は孤立状態でドローンによる補給しか受けられない。市内の陣地を包囲されたままにしておくのは本当に愚かだ。本来ならポクロウシク近郊の防衛ラインを強化すべきなのに、(上層部は)彼らを市内にとどまらせている」と証言した”
“全体に見るとポクロウシク市内からの後退は秩序あるものだが、ディミトロフの状況は悲惨だ。既に悲惨と呼ぶべき同市への補給はさらに悪化し、ロシア軍によるポクロウシク北東郊外への前進もディミトロフへの締め上げを強めているように見え、このままでは2022年のマリウポリ以来初めて作戦レベルでウクライナ軍が包囲されるかもしれない。もはやディミトロフへの移動は徒歩レベルでも待伏せ攻撃に直面する始末なのに、第7軍団は「今月3日までの1週間で人員のローテーションが数回成功した」と主張して包囲を否定した”

出典:Генеральний штаб ЗСУ
“しかし、第38海兵旅団の兵士らはhromadskeの取材に「少なくとも11月29日以降のディミトロフは完全な包囲状態だ」「我々の大隊で最後のローテーションが行われたのは11月12日だった」「包囲解除に向けた取り組みが実施されており、その一部は成功している」「ロディンスケ~チェルヴォニ・ライマンに対する反撃が成功すればディミトロフの保持は可能だ」と述べ、kyiv Independentの取材に応じたディミトロフ市内で戦う旅団将校も「ディミトロフの戦いは地獄のようだ」と証言した”
何度も言及しているが、戦争における重要な決定は軍事的合理性よりも政治的合理性が優先されることがあり、現在のウクライナにとって戦略的に重要な都市からの後退は外交交渉の立場に影響を及ぼすため、最低でもポクロウシク・ディミトロフの年内保持(完全占領を否定できる形での保持)は政治的厳命だろう。
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※アイキャッチ画像の出典:93-тя ОМБр Холодний Яр






















回復不能な死地に突っ込んでくるor踏みとどまる敵軍を叩いて削るだけのボーナスステージ。ここで戦力を削り取ってしまえば、年明けの早い時期にコンスタンチノフカ攻略に着手できそう。もうあれだけの大都市を守れる歩兵はいないからあっさり落ちるでしょ
狭い回廊に、突っ込んでるわけですからね…
仰る通り、待ち構える側は狙いやすいですし、こんな粘り方で消耗して今後どうするつもりなのかなあと。
政治的要請で年末までと言っても、『まだ約1カ月もある』わけで、どんどん削り取られることになりそうですね。
西側陣営の何処かが広範囲のドローンを無力化できるソフトキル兵器を開発し、ウクライナのドローンは量子通信機能を備え妨害電波が全く効かない、とかだったら多少の希望はある。若しくは人工知能制御の徘徊型兵器を群れをロシアの工業地帯に万単位でぶち込むとか。
いまのロシア軍なら、6週間くらいで、その夢の技術とやらの裏をかく戦術を考案して、試してくるでしょうね。
政治的パフォーマンスを優先し続けた結果がこれですよね
ティックトッカーの敗北です
道化師出身ではKGB出身には勝てなかったということでしょう
Rybarの地図を見るとディミトロフ市内が包囲されてて全戦闘区域になってるから 今年は持たないよ
政治的合理性を優先しすぎた結果が現状であるので、そろそろ間違いに気が付いたほうが良い。ウクライナは今だにロシアと停戦条件で交渉出来ると勘違いしているけど、現状ではアメリカとロシアが戦況鑑みて合意した内容を飲むか否かなだけなので玉砕する迄都市守った所で戦力失うだけで無意味。ウクライナが一定の発言力持つには戦線を完全膠着させロシアが進め無くなった際となるので、その目標に向かって進むべきだけど行動見てると全く持って見込みが無い。
このタイミングでキエフの療養所でGRUと軍人が揉め事が起きてGRUの一団が立て籠ってるニュースが出てきましたね…
元の情報確認できてないのですが、ウクライナであればGURのことでしょうか。
GRUはロシアの情報総局です。
GURでした。
すみません。
ポクロウシクが落ちたって事は、戦後のウクライナ経済は鉄鋼業壊滅か
あの辺でっかい炭鉱あったよね
補給線の事もあるからウクライナ軍は何とかしてポクロウシクを死守しようとしたわけだけど…
一部の人は「ポクロウシクは戦略上、失っても問題はない。ロシア軍は無意味に大量の兵士を失ったからウクライナ軍の作戦勝ちだ」とか言っている…。
>ポクロウシクは戦略上、失っても問題はない。ロシア軍は無意味に大量の兵士を失ったからウクライナ軍の作戦勝ちだ
…あれ? バフムトやアウディーイウカの時も同じ事を聞いたような
つくづく、早めに「現在のラインで停戦」しておけば良かったのにと。
続ければ続けるほど負けが増える状態ですね。
敗戦受け入れのタイミングを逸して、北海道をソ連に取られた世界線の日本みたいなもんですね。
ほんとギリギリでしたね。
戦後の発展も、北海道の炭鉱を使えなくなっていればなかったでしょうし。
東北・関東も、太平洋側の海運が使いにくくなれば、高度成長期の工業発展が不可能だった地域あるでしょうね。
日露戦争なんか国内からの批判も相当あったのに日本有利なタイミングで停戦してるからな
自分が汚名を被ってでも停戦する勇気があった英雄たちに今の我々は生かされている
せめて去年のうちにでも停戦さえできてりゃこんな悲惨なことにはならなかったでしょうね。悲しいもんですが
>最低でもポクロウシク・ディミトロフの年内保持(完全占領を否定できる形での保持)は政治的厳命だろう
敵の制圧宣言を否定するためだけにまた見込みのない戦場に部隊を送り続けるんですかね。
「戦争における重要な決定は軍事的合理性よりも政治的合理性が優先される」事は確かにあっても、特に反転攻勢失敗後のウクライナ軍は政治的パフォーマンスとも受け取れる作戦や行動が多すぎる、というかドニプロ川渡河作戦やクルスク侵攻など軍事的合理性が皆無な作戦ばかりやっているという印象です。
優勢な側ならともかく勝ちにくい側の軍がこんな事ばかりやってたらそりゃ勝てないでしょ、としか言いようがありませんね。
ドローンはもちろん、FABもドンドン落とされて削られるだけでは?映像いろいろでてますし。
無謀な兵力消耗になっていれば、この先の防衛は大丈夫なのかなあというのは素朴な疑問があります。
『ポクロウシク陥落=即停戦』こんな事になるわけもなく、前線の戦闘まだまだ続いていくでしょうし…
レジスタンスも、色々言われてましたが、以前ほど話しを聞かなくなった気がするんですよね。
ウクライナ東部=ロシア文化・言語が近いというだけでなく、ウクライナ政府の汚職や戦争長期化などにより、もう信頼がなくなっているのかなというのが少し気になっています。
消耗戦は国力と人口差が明確に出ますからね。
軍が存在して戦えるから交渉とか出来る余地があるのであって、戦えなくなれば相手の要求呑むか戦争に負けるしか選択肢無くなるでしょうし。
ウクライナ東部はロシア帝国時代に入植者多かったからかロシア系多いですもんね。
長期化して疲れてロシア領でもいいから終わってほしいって意見も多そうですし、東部でもウクライナ寄りの人間はもう大抵中西部に逃げてるのでは?
レジスタンスは西部とかが戦場になったら増えそうな気はしますけど。
まあ、西部は反露が強い民族主義者多いのもあってかロシアもいらないって発言ありましたけど。
まさに仰る通りです。
ロシア系が多いですし、仰る通り逃げてるのもあるでしょうね。
現実問題、どこを終わり所として考えてるのか、ちょっとよく分からないんですよね。
『戦争長期化=支援離れリスク・政権交代リスク』戦争早朝化すれば当然のようにリスクがでてくるわけで、ウクライナが思うようにいかない事も、トップリーダーならば頭に入れてるはずなわけで…
汚職継続・政権維持という変数があるのであれば、色々と話しが代わってくるなあとは思います(150億円の汚職は次元が違うレベルですからね)。
マリウポリのような、巨大な地下シェルターがあれば、完全包囲でも、3カ月くらいはもつだろうけど。範囲が狭くなると、ドローンや無人車両による補給も難しくなるだろう。
>最低でもポクロウシク・ディミトロフの年内保持(完全占領を否定できる形での保持)は政治的厳命だろう
想像し得る限りの中で、最悪のパターンが来た
政治的都合を優先して兵力をいたずらに消耗するクリンキーの渡河作戦みたいな事を、何故いまになって繰り返してしまうのか
批判が届かないのか、政治的都合の優先にまさるものがないのか、単に無能なのか
ひと昔前なら、現場の事実を確認できる手段が少なく、言ったもん勝ち的な部分はあるかもしれないけど、昨今の戦場で何がおこっているのかよく分かる今の状態で、ディミトロフの年内保持にそれほどの交渉カードとしての強みがあるか疑問なところはあるね。
それよりも損害を少なくして、まだ戦える戦力を保持する方がむしろ交渉カードとして使えそうなきがしないでもない
「あえて包囲されることで どの方向に撃っても敵に命中させることができる」 -Zelen tsu “Siege and tactic”(然子の兵法 包囲戦術)
ローリングバスターライフルとかメイオウ攻撃とか撃てるならそれでよいのでしょうけど…
出版元は民明書房?
「ははははは、こいつはいいぞ、どっちを向いても敵ばかりだ。狙いをつける必要もない、とにかく撃てば敵に当たるぞ!」 グエン・バン・ヒュー