kyiv Independentは16日「ウクライナの動員年齢が18歳ではない理由は武器の数ではなく将来の人口動態に関係がある」「米国の動員年齢引き下げ要求は『戦争から国が生き残れなければ将来の人口動態を心配しても意味がない』という観点からのものだ」と報じている。
参考:As US pushes Kyiv to lower draft age, why won’t Ukraine conscript younger men?
ウクライナが戦場で印象的な結果を残せないのは「武器不足のせいなのか」「兵士不足のせいなのか」と問われるなら「両方」と答えるのが妥当
ウクライナ軍の兵士不足が顕著になったのは反攻作戦の失敗直後=2023年10月に始まったアウディーイウカを巡る戦いで、追加動員を行うにはソ連方式の動員アプローチ(杜撰な軍人登録リストの更新と管理、不正に利用される動員延期カテゴリーの抜け穴や制度、効率的な動員作業を阻害する様々な法的制限など)を改めないと国民の理解を得るのが難しく、さらにザルジニー総司令官が要求した45万人~50万人の追加動員はゼレンスキー大統領にとって政治的にも資金的にも受け入れ不能だったため、総司令官を交代し、動員法を改正し、新たな動員の土台が完成したのは2024年5月だ。

出典:President of Ukraine
新たな動員の波は当初「軍を満足させるもの(推定月3万人)」と言われていたものの、企業が申請した「従業員に対する動員延期=労働力確保」の申し込み件数は政府の想定を越え、戦争参加を拒否する国民は軍人登録リストを更新せず、動員逃れに関する不正や犯罪も相変わらずで、動員法改正で認められた路上での軍人登録チェックや召喚状の発行も「入隊しなくない動員対象者」と「ロシア人プロパダン」の餌食になって人権侵害の象徴に祭り上げられしまい、ウクライナは動員目標の2/3しか人員を確保出来ていない。
さらに苦労して動員者を確保しても脱走兵(2024年に起訴された脱走兵は6万人以上)が急増したため「穴の空いたバケツ」に水を注ぎ込んでいるようなもので、ゼレンスキー大統領は11月末「脱走兵の自発的復帰に関する法案」に署名、戒厳令中に脱走した兵士に「2025年1月1日まで自主復帰すれば刑事責任を問わない」と呼びかけたが、ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏は「馬鹿げた法案のせいで動員者を旅団に連れてきても到着後直ぐに帰宅する」と述べており、この法案は「脱走兵の自主復帰」ではなく「脱走は罪に問われない」と間違った形で認識され「新たな脱走兵」を生み出してしまった。

出典:24 ОМБр імені короля Данила
新たな動員努力は脱走兵の急増で台無しにされたものの、ウクライナは動員可能な30歳台の男性が減少し、40歳台や50歳台の動員が増えたため「兵士の高齢化問題」にも頭を悩ませており、第65機械化旅団の大隊指揮官はEconomistの取材に「司令部から送られてくる新兵の殆どは高齢者でやる気がなく役にたたない」「一握りの若い新兵を除けは全員が45歳以上だ」「私のところにやって来る50歳以上の新兵は医師の診断書付きで戦闘部隊ではなくデイケアセンターを管理している気分になる」と証言するほどだ。
そのためバイデン政権はウクライナ側に「動員年齢を25歳から18歳に引き下げるべきだ」と要請、ゼレンスキー大統領は「人員不足は武器の到着が遅れているの原因」と反論しているが、kyiv Independentは16日「ウクライナの動員年齢が18歳ではない理由は武器の数ではなく将来の人口動態に関係がある」「戦いのため若い兵士が必要なことは分かっているが子供を作るのにも必要だ」「それでも米国が動員年齢の引き下げを要求しているのは『もっと厳しい計算』をしているためだ」「この戦争から国が生き残れなければ『将来の人口動態を心配しても意味がない』という観点からの要求だ」と報じている。

出典:United Nations
因みにkyiv Independentは「ウクライナ軍兵士の平均年齢は43歳前後」「兵士の高齢化を懸念する政府高官も『彼らは年齢が高くそれほど健康でもない』と指摘した」「ゼレンスキー大統領も『新しいテクノロジーを学ぶには高齢者より若者の方が向いている』と述べた」とも報じたが、現役兵士や退役軍人の中には動員年齢の引き下げに反対する者もおり、退役軍人のマリア・ベルリンスカ氏は「まだ人生を知らない学生を戦場に送るのは不条理だ。我々はロシアから欧州全体を守っている。だからNATOの軍隊を戦いに参加させる時だ。彼らの仲間をウクライナに送る時だ」と訴えた。
ウクライナが戦場で印象的な結果を残せないのは「武器不足のせいなのか」「兵士不足のせいなのか」と問われるなら「両方」と答えるのが妥当で、西側の高性能な武器さえあれば「兵力差を覆せるか」と問われると「ゲームのルールを変えるなら」と答えなければならない。

出典:U.S. Air Force photo by Senior Airman Cedrique Oldaker
仮にF-16が何機あったとしても「ゲームのルールを変えるほどの能力サイズ」ではなく「戦場の不均衡を是正する能力サイズ」で、単体の兵器システム(核兵器を除く)をどれだけ投入してもゲームのルールを変えるには至らず、魔法のように米空軍の航空戦力、人員、ノウハウをウクライナへ移転できれば「地上戦中心の消耗戦」から「航空優勢が勝敗を左右する戦い」にゲームのルールを変えることは可能だろう。
ロシアは自国の強みを活かせるルールをウクライナに強制できるのは核兵器のお陰で、どれだけで「ロシアに核兵器を使用する度胸はないので欧米は本気で支援しろ」と言っても、そこに100%の保証はないため「ロシアが課すルール」を正面から覆すのは政治的に難しく、乱暴な言い方をすれば「核抑止」が正常に機能しているため「ロシアに有利なゲームのルール」を変更するのが困難なのだ。
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※アイキャッチ画像の出典:24 ОМБр імені короля Данила
昔みたいに選挙権と兵役をセットしていたのは一理あるんだなと…
安全圏から勇ましい事を言っている人々の声が大きくなりすぎた
少子高齢化あるあるで、老人の既得権益(投票数の力)みたいになっちゃいましたよね。
ウクライナ人の若者・現役世代が、仰るような構造が変わる見込みがないため、諦めて海外脱出するのも理解できるなと。
やっぱスターシップトゥルーパーズの世界観が正しいんやね(ニッコリ
さあ素晴らしい連邦のためにあなたも機動歩兵に入隊しよう。市民権も取れるよ!
???「これが管理民主主義だ!分かったか!」
内勤の軍人とか退役軍人の先生方は皆重症なんですがそれは
今のウクライナの実力じゃ戦争するよりロシアに併合される方がマシだろ
あれでGDP10位前後はあるし一人当たりでも中進国程度はある
EU、NATOに加盟したところで2030年までにイギリス、フランス、イタリアがトップ10から消え去る具体的な可能性がある現状ではな
ないない
ロシアは失敗国家指数みたいな総合的な視点から見た指標が悪すぎる(侵攻前の2022年はウクライナより悪かった)
GDPみたいな一側面だけで見るのはどうかと
何よりロシアに併合される方がマシとか単にロシアの侵略成功を望んでるだけだろ
アルゼンチンが安定評価扱いのクソ指標やん
GDP非難しといてそれよりもっと主観的なデータを取り上げるのはどうなん?
失敗国家ランキングがソース!!!の人ちょいちょい現れるな同一人物だろうけど
それ、なんとわーくにが成功国家に分類されてんだよなあ…このザマで
いや別にいいじゃん成功国家なら。第三者が日本は安定した国家だと評価してるんだから
それともそんなに自国を貶したいんですか?
思考停止の馬鹿丸出しって感じ、なんか話通じてないっぽいし
>>いや別にいいじゃん成功国家なら
なにがいいの?
>>第三者が日本は安定した国家だと評価してるんだから
信憑性に疑問符がつく評価なぞ有害無益でしかないわ
>>それともそんなに自国を貶したいんですか?
それはお前じゃん
>信憑性に疑問符がつく評価なぞ有害無益でしかないわ
一応著名なシンクタンクが長期間かけて調査してるし参考にしてる国も多いんだけど
まあキミの中では信用できないんでしょ、「西側」の調査期間だから
>信憑性に疑問符がつく評価なぞ有害無益でしかないわ
じゃあお前にとっての信頼できる評価ってなんだよ
まさか自分の脳内か?
まあ、その指数のもとはアメリカのシンクタンクみたいですけどね
敵対国は自然とそうなる
あのあたりの数字は西側算出だからねえ
政治的な対立で数値割り振ってるので
西側よりの国はクーデターを起こされにくいとかはあるけど
ロシアの旅行動画を見るとロシア人は普通に生活水準が高く見える
ウクライナ人はロシア語を話せるんだから喧嘩するよりは仲良くしたほうがいいと思うんだけど
どうしてそんなにEUに憧れを抱いて戦争おっぱじめるのか、合理的な判断ができない理由があるんだろうね
EUに入りたがってるのはウクライナ西部だからでは?
ウクライナのGDPの大半は東部の資源もある工業地帯で、西部の方は農業とかぐらいで、東部との所得格差とEUに近いからこその憧れみたいな。
後東部はロシア系多いけど、西部はそうでもないしどちらかというとポーランド系とかそっちの方ですしね
ロシアの旅行動画を見るとロシア人は普通に生活水準が高く見える
私もそう思います。
モスクワやサンクトペテルブルク等は街並みは人々は品を感じる。
対してアメリカは地下鉄にはホームレスとドラッグ中毒者が入りびたりゾンビの町や集団万引きなどあり得ない事象に溢れている。
ロシアの暗黒面が報じられないから、目に付かないだけでしょう。
昔の北朝鮮はこの世の楽園と言っていた人達みたい。
体制に逆らうと暗殺されたり投獄される国なんか嫌だけどね。
生活水準と政治体制を比較しても仕方ないのでは。ゴールデンリングの街並みは素敵ですし発達も十分していますよ。
都市ランキングでもモスクワは大阪より上のランクに位置していますし、北朝鮮とは比べるものではないのでは。ちなみにワシントンは大阪より下です。
ウクライナは個人主義があまりにも強いので、ロシアとは相性が悪いんです。ウクライナの騎兵は古来から精強なことで知られていましたが、ひどくそれぞれの思惑を組織の目標よりも優先する傾向が強く、また権力を嫌うので独自の王を建てることもついにできませんでした。
かたやモンゴルの支配下で帝国の何たるかを叩き込まれ、ついに自ら帝国となるに至ったロシア。かたやモンゴルの支配から逃れてザポリージャで盗賊のようなことをして好き勝手してきたウクライナ。出自は同じでも現在地はあまりにも異なってしまいました。
旅行動画なんてロシア連邦をあまねく踏破しているわけでもないでしょう?地域格差は60倍くらいあると思うし、よく言われる徴兵が活発じゃない都市部だけ見て水準が高いと言うならどうかと思う。
モスクワとか各企業の本社があるような大都市に於いては収入が桁違いだし、そう言う重要な所が欧州に近いと言うのも今のロシアの泣き所で広い緩衝地帯を欲しがる理由の一つであると思う。
東西ドイツの統一コスト、人口比が4:1・経済格差6:1くらいだったのですが、300兆円以上と言われており今でも格差があり資金投入してるんですよね…
(国家として受け入れないと仮定して)経済面だけ見れば、ロシア・ウクライナの人口比=経済格差は、東西ドイツと似たようなものなので、ウクライナ住民に配る事になるお金は膨大です。
ロシアが、西ウクライナ地域を想定していないのはEU寄りの政治面もあるのですが、産業資源に乏しいだけでなく経済的デメリットについて仰る点もあるのかもしれませんね。
EUが、ウクライナ復興費用を負担しながら投資もしてくれて、生活水準をEUレベルに引き上げてくれるというのは夢想というのも、膨大な費用を考えれば言い換えれると思うんですよね…
まあそもそも米軍ですら2017年発表の新ドクトリンFM3-0で「もはや米軍は長距離打撃能力でも統合防空システムの整備でもロシア軍に遅れを取っておりこれまであった装備の優位は失われた」と述べているわけで、兵器の供与でゲームのルールを変えることを期待するのは難しいですよ
それこそ限定戦争の枠を飛び越えていくという話になるわけですが、そんな綱渡りはすべきではありません
自分の意見に過ぎませんが、ウクライナの劣勢の要因は兵士不足(宇国民のせい)でも兵器不足(西側諸国のせい)でもなく、双方に限りがあることを理解しているのか不明な指揮統率の問題(宇政府のせい)だと思います。
兵力にも兵器にも制限があるのに無謀な攻勢を繰り返す。守勢でも防衛線を固めず嘘報告ばかり。その癖もう破綻した防衛線にすがり、兵器兵力をドンドン削られていく。それが西側の在庫切れや国民の兵役忌避に繋がれば、平気で責任転嫁する。
確かに兵力兵器の不足は問題ですが、これらは準備時間が必要なのも事実です。初期のウクライナ兵士達が努力で稼いだ時間を宇政府は有効活用したのか?
それね、独立直後から一部の人だけがわかってたウクライナの「ヤバさ」なんだよなぁ。基本的にあの国は他責思考なので。
戦争開始前はその矛先がロシアに向いてたのだが…
ウクライナの年代別人口見事に二十代が抉れてますよね。
そこを動員すれば短期的には前線の後退を遅らせることは出来るでしょうけど、中長期的には国家を維持する為の年代を消費するんで、未来を犠牲に戦線を維持するのかどうかって事になる感じの。
退役軍人の「我々はロシアから欧州全体を守っている。だからNATOの軍隊を戦いに参加させる時だ。彼らの仲間をウクライナに送る時だ」と言うのは分かるけど、NATO加盟国の国々からしたら「何故同盟国ですら無い国の為に派兵して血を流さねばならない?」って意見が国民から出るんでしょうね。
もし派兵して犠牲出ようものならデモやらなんやらで政権が吹っ飛んだり、選挙で落とされたりしそうですし。
はっきり言えばウクライナのために他国の若者が血を流す意味は無いですからね。
そこに例えば政治的だったり戦略的だったりする意味があるのだとしても、大事な子どもをよく知りもしない他国での戦争へ赴かせて戦死させて、「それでもあなたのご子息の戦いには意味があった」などと言われようが、
政治上や歴史上の意味が例えあったとしても大事な子どもが遠く見知らぬ土地で死ぬ必要もなく死んでいったという事実自体は変わらないんですよ
あれ〜?まんま日本のテレビや新聞で報道してるロシアの悲惨な状況そのものだけど、これって一体どういうことかな?(棒)
テレビ新聞に限らずネットでさえ弱小でガタが来てて毎日大損害!なロシア軍が支援を受けてて士気も高く精強なウクライナ軍!を相手に前進してる事実を受け入れずに来年ロシアは崩壊する!をもう3年近く言い続けてるという…
それほどロシア軍が弱体でロシアという国家が限界ならばウクライナ軍が各地で敗れてどんどん後退していてロシア軍が前進しているという事実をどう見るのか
情報だけを見て考えもしない人が多すぎるんですね。管理人さんはウクライナ寄りであると明言された上で客観的に記事を書いておられるのでとても参考になります。
Twitterとかでも、今まで割とマトモな分析・見識を投稿してきた筈の垢がウクライナ戦争の話題が絡んだ途端にその手の与太話を全部鵜呑みにして、反論は全部親露派呼ばわりしてるのを何人も見かけるなって。(白目)
実はそれはまだマシな方で、本当に酷いのは親ウクライナの立場から理性的・現実的に物を見ている方が攻撃を受けることだと思っています。彼らの多くは政治的に保守で自らの行為を愛国的だと考えていると思いますが、やっていることは新左翼の内ゲバそっくりです。新左翼から知性を抜いたバージョンなど関わりたくもありませんな。
ここのコメ欄にも時折乗り込んで来ますね
海外でもTatarigami氏やAMK Mapping氏(こちらはやや親露か)がウクライナ政府・軍のマズさを指摘すると、親ウ派の方々に「敗北主義者め」とか罵られてたりするので、なんだかなあという感じですね
どうして応援する方向や主義主張が同じはずなのに、意見を認めずに罵るのかが理解できない世界です
エコーチェンバー現象は界隈の中で同質化した多数の仲間と意見の異なる少数の仲間(敵)の構図になると深刻化するのです
多数派が少数派を攻撃するのはある種のいじめが変質したものと言っても良い
界隈の外にいる敵とはそもそも接触することが無い
第二次世界大戦時のプロパガンダで踊らされているのと同じですね。
文明の利器が発達してもそれを使う人間はそう簡単には進化できないてことなんでしょうね…
あまり言うべきではないのですが、Twitterとかはともかくテレビに出演する研究者に知人がいるのですが、本音を言えばウクライナは反攻に失敗した上ロシア軍は回復しており、決定的劣勢だと去年時点で言っておりました。しかし立場上公では言えないとも言っておりました。
日本は特に学閥が十分に分かれておらず、米国の国際関係学のシカゴ大のように強力な独立性をもって発言できる立場を持つ大学などの研究機関が少ないですね。
情報ありがとうございます、勉強になります。
国立大学の教員は、ポストが少なく上が詰まっていて、准教授ですらかなり狭き門な訳ですからね。
私立大学の教員も、天下りが官民(官僚マスコミ出身)ともに大量にいるわけで…。
日本の研究者は、あくまでサラリーマンという仰るような事情を理解せずに、テレビ新聞での研究者の話しを鵜呑みにするのは危険だと感じています。
ぶっちゃけアメリカでもマトモなこと言ってるのがマクレガー氏やリッター氏、ブラック氏などの『元』や『退役』って肩書が付く人ばかりなのでお察し。
カールソン氏やミアシャイマー教授などの現役の人でも少なからずいますが。
早期停戦なんでやらなかったのというのが、そもそもなわけで…。
NATO・欧米が増援の大規模兵士を送らない時点で、人口差は確定してます。
NATO諸国の仇敵が、ウクライナ(ソ連・ロシア帝国)だったわけで、歴史的・文化的に兵士を送る義理がないんですよね。
まあウクライナがアメリカの発言を信じて若者動員して将来立ち行かなくなったとして、その時のウクライナにはアメリカに報復する能力ありませんからね
若年層動員するなら勝利を保証して担保を差し出してくれる訳でも無し、拒んで負けたならウクライナが悪いと責任逃れできる
「言うだけならタダ」なのでアメリカは誘導巧いですね
NATO諸国の兵士達もウクライナ政府上層部の言うところの「準備された強固な陣地」(ドローンにバレバレで砲撃で崩れさる浅い塹壕、或いはそれ以下)での最期を意義ある物とは思わないでしょうよ。
本当にあんなご都合主義、無責任の権化が誰に責任転嫁しようが全て自分達のせいでここまでの劣勢になったとしか言いようがない。緒戦の健闘が健闘だけに残念で仕方ない。
シリアのテコ入れの件もあるし、この期に及んでモスクワで暗殺テロ(NBC対策部門トップの将軍)やらかしたのね
ロシア側を怒らせるだけで戦況には何一つ寄与しないと思うんですけどねえ
停戦・講和時にSBU(ウクライナ保安庁)の解体も要求されそう。今までもロシア国内のテロやシリアのHTSへのテコ入れ、アフリカのワグネル部隊へのテロなども裏にいるらしいので。
SBUとGRUは放置できませんわな
西側のメディア統制を傘に着てやりたい放題テロして
マリの反体制派支援とかああいうこと放置するなら第三世界が誰も西側を支持しなくなるの当然ですわ
解体というか「戦犯の引き渡し」まで行くと思うのよね
例えパフォーマンスとしてでも学徒動員くらいやらないと関係国の理解は得られない所まで追い詰められてるという自覚を持って欲しいですね。ウクライナ国民と政府には。
でもロシア兵はとっくに枯渇して、北朝鮮兵が毎日何万人も無駄死にしてるって、テレビで偉い先生が解説してたから余裕(棒)
私、テレビは妻が付けているのを受動的に脇見している程度しか視ていないのですが、そんなに報道が偏っているのですか?
NewsweekやForbesがヒドイのはネットで見てわかるのですが、そもそも海外情勢を日本のメディアで知ろうともしないので、日本のオールドメディアのネット報道の潮流もよくわからんのですけど。
正直、他所様がヒドイとここで嘆いてる人を見ると、ここで言ってもしょうがないじゃん…とも思うんですけどね。
>テレビは妻が付けているのを受動的に脇見している程度しか視ていない
私もテレビ見てませんし、“テレビ離れ層”に、テレビの影響を受ける層がどのような考え方になりやすいかの情報を提供くださっていると思いますよ。
地方新聞見てたらクルスク全土をウクライナが支配してるみたいに色塗ってあったよ
知らない人はロシアが押し込まれてると思うんじゃないかな
誤認を誘導してるように思えますね…
あえてウクライナの成功例とロシアの損害だけ報道することで読者や視聴者が誤認するように思える。
追記ですがこう書いたものの、メディアだけが悪いとは思えません。読者や視聴者が求めるものを追求するのがメディアですから正義のウクライナが悪のロシアを成敗する劇場を読者や視聴者が求めている点もあるかと思います。
地方新聞を書いてる人間たちが、「クルスク」が州の名前であり、州都でもあることすら知らない可能性。Wikiでも、項目名が「ウクライナによるクルスク州占領」と、素晴らしくミスリードを誘うものになってるから、この辺だけ見て記事書けばそうもなる。
記事を書く上で最低限グーグルマップぐらいは見て欲しいと思いますけどね……
別にDEEP STATEを見ろとかそんな事は言わないので……
言っちゃなんだけど、地方/田舎のそういう層の人たちなんかテレビで放送してることが世界の全てなんで
そんなに偏ってないですよ。
テレビ局系のネット記事を見れば分かりますが、Forbesほど偏った記事はありません。
テレビの情報は遅いし詳しくもないけど、嘘自体はそこまで無い(“そこまで”)。
タイムラグはありましたが、ウクライナの劣勢もちゃんと報道されてます。
「我々はロシアから欧州全体を守っている」
欧州全体?
「だからNATOの軍隊を戦いに参加させる時だ」
そんなロジックで参戦があると?
なんか残念な気持ちになる
自分たちの戦争しといて、さも西側の守護神のような物言い
さすがとしか言えないっすよね
隣家に強盗が押し入ったからといって隣の家の人が我が家を守ってくれたことにはなりませんからね
同様にウクライナの受けた被害はあくまでウクライナのものであって誰かの被害を肩代わりをしたわけではない
筋の通らぬ言い分を受け入れてウクライナを知らない人々をウクライナの戦場に送る方が遥かに不条理ですよね
その上、家を国家と例えると、ウクライナがドネツクとルガンスクにドメスティックバイオレンスかましたので、ドンバスが親戚の怖いヤクザの伯父さんに泣きついて、「うちの血族に何手を出しとんじゃわれぇ!」とロシア軍が乗り込んできたタイプで、強盗というよりも強奪。ぶっちゃけ、スラブヤクザ家の仁義なき戦いであって、西側が関与せねばならない理由はどこにもない。
ロシア組もウクライナ組も今は亡きソビエト一家から袂を分かった兄弟分…
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は2024年2月26日に「ウクライナでロシアを倒すことは欧州の安全保障にとって不可欠」と言いました。また、この時に西側の地上部隊をウクライナに派遣する可能性についても排除するべきではないと言いました。
これは即フランス政府から公には否定されましたが、これに類する事を散々ゼレンスキーに吹き込んだのではないかと思います。
だからこそこのようなゼレンスキーの物言いに「それは違う」という欧州や英米の上層部の言葉がないのです。
本当に何も言っていなければ彼等は否定するはずですが、この手のゼレンスキーの発言については彼等はむしろ拍手するだけです。
という事で、俺は欧州も英米も血を流すべきだと思います。「義勇兵」として出せば簡単でしょう。
特にイスタンブールでの停戦をさせなかった英国についてはSASを全員出したらどうでしょう?
出せばいいのですよ。彼等がやらせたに等しいのですから。
そして、ウクライナをそもそも煽ったのは米国のビクトリアヌーランドなどです。それがあの「尊厳の革命」をやらせた。
米国ももっと出すべきでしょう。血を流せばいいのです。それこそCIAを出せばいい。優秀なCIAの皆さんならロシア相手には無双するはずです。強さを見せて貰えばいいと思いますね。
初年度は傭兵と合わせて結構な人数の義勇軍は送られていたんですけどね。危険任務で壊滅か扱いが悪すぎて帰ったようですが。細かく調べていないですが最近ではイギリス系義勇軍がウクライナ軍から間違って攻撃されてそこそこの被害が出たとかいうニュースが流れていました。
本当にただの間違いだったのか怪しいものだと思っています。
義勇兵同士の軋轢でしかも犯人の方はイスラム国に近い思想という。
そしてウクライナはシリアの反政府組織に協力しました。
なるほど、イスラム国とウクライナが協力して、そしてそれを欧米が認める構図で、なおかつ今シリアでああなってるという中であんな騒ぎが起きた。
これなら確かに停戦は出来ないと思います。
ウクライナの実情を調べると何が出て来るか知れたものではないですし、ロシアは当然のようにまずそれを要求してくるでしょう。
「そもそも何故こういう事になったのか調べたい」と。
なんなら日本やその他の地域の立ち会いすら求める可能性があります。公平を期すために。
実際俺も知りたいんですよね。実はどうなっているのかを。
ゼレンスキー外交の失敗で戦争が起きてたのにゼレンスキーを総大将で戦争するってシステムとして問題あるよね
実際その後も問題起こしまくってる
失敗した無能が厚顔無恥に最上席に座り続けている状況では、権力機構が健全になるのは夢のまた夢ですからね。失敗が辞任に繋がらないなら、人間は平然と同じ過ちを繰り返す。
正直に不味いですと言えば左遷されるクソ環境に、多少の汚職をしないと生きていけなかった旧ソ連のクソさが相まって最悪のクソ循環が生まれてしまった、と。
要塞が出来てなかった件も、土木業者にしてみれば戦争の行く末は見えてるんだから西側の金をもらえるだけもらってロシアに組み込まれた方がお得、みたいな思考なのかな
米国…というよりも外国企業にとっての関心は、ウクライナ中西部を今後どう「経営管理」していくかであり。
西側流のAIなどによる省人化が「高齢化が急加速したウクライナ」にも持ち込まれる中で、現地民は必要な層が必要なだけいればいい側と人を補充したいロシア側双方の事情に基づく流れになっていくのでしょう。
ウクライナの若者はウクライナという入れ物がなくなっても欧州人やロシア人として生きていけるけど、
死んでしまったらそれまでだし、若者全滅して老人だけになってもおしまいだ
所詮ウクライナも人造国家だ、シリアも今まさになくなろうとしているし
そういう捉え方をしていられるのは私達がいわゆる大国の一員だからであるということだけは忘れるべきでないでしょうね。
30~50歳のボリュームゾーンがまだまだ徴兵できそうなんですけど、なんでその層をもっと徴兵しないんですか?
一番脂が乗ってる年齢なので若造なんかよりよっぽど強そうですが
経済を回すのに一番力がある層だからでは?免除も多く取得していそう。
大学入学して、徴兵逃れしてるのも話題になりましたが、徴兵対象外の公務員などの職種など色々あるんですよね。
>大学生は徴兵対象外 30代の入学者数は侵攻前の20倍
>現地のジャーナリストなどでつくる団体「NGL.media」によると、30歳から39歳で新たに学生になった男性の数は、ロシアによる軍事侵攻前の2021年には2186人だったのが、2022年には3万277人と13倍に増加。さらに、2023年は4万3722人と侵攻前の20倍になりました。
(2024.1.31 ウクライナ内閣、国会に新しい版の動員法案を登録 ウクラインフォルム)
(2024年2月19日 大学生が20倍?ロシアと戦わない“徴兵逃れ”の実態は? NHK)
追記です。
>・1種(А種)公務員全員、2種(Б種)公務員と3種(В種)公務員の50%、特別期間の経済機能と住民の生活確保にとって特別に重要な企業、組織、団体で勤務する者は、留保対象となる(職務を遂行する)。
ウクライナに限らないだろうけど、公務員でも特に警察官や消防官、刑務官などの治安・防災系の公務員は徴兵されるにしても最後から数えた方が早そう。