DEEP STATEとRYBARはクルスク方面の変化について報告、特にRYBARは「ウクライナ軍はロシア軍がスームィ州に緩衝地帯を作ることを恐れているというより、新たな突破口を開くことを期待して大規模な戦力を集中させている」「ウクライナ軍は攻撃に十分な能力を有している」と警告した。
参考:Мапу оновлено
参考:Успехи ВС РФ в Курской области Обстановка по состоянию на 15.00
ウクライナ軍はベルゴロド西部方面で起きているような攻撃を実行するのに十分な戦力を有していると警告
DEEP STATEはクルスク方面について「グレーゾーンがヴェセリフカ方向とヴォロディミリフカ方向に伸びた」と、RYBARは「レベデフカの南でロシア軍支配地域が広がった」「ロシア軍がノヴェンケ東郊外で支配地域を広げた」「グレーゾーンがヴォロディミリフカ方向に伸びた」と報告、DEEP STATEは1週間以上前に「レベデフカの南でウクライナ軍支配地域が後退した」と報告済みなので、RYBARの報告ほど前線は大きく変化していない。
RYBARはクルスク方面の状況について「ヴォロディミリフカ~ヴェセリフカ~ジュラフカのラインで戦闘が続いている」「ロシア軍がヴォドラヒ方向に攻撃を行ったという報告もあるが確認が取れていない」「ゴゴレフカ方向で戦闘が続いている」「依然としてオレシュ二ャ、グエボ、ゴナルは敵に占領された状態」「この方向には第80、第82、第95空中強襲旅団、第17重機械化旅団が存在するため『(スジャ方向の前線が崩壊した際の)混乱したウクライナ軍部隊』を相手取るより困難な状況」と指摘。
因みにRYBARは19日、クルスク方面から撤退したウクライナ軍について「力を失っていない」「実戦(ベルゴロド西部方面)が示しているように国境を突破する能力を十分持っている」と評価していたが、今回の報告でも「ウクライナ軍はロシア軍がスームィ州に緩衝地帯を作ることを恐れているというより、新たな突破口を開くことを期待して大規模な戦力を集中させている」「ウクライナ軍はベルゴロド西部方面で起きているような攻撃を実行するのに十分な戦力を有している」と警告している。
因みにDEEP STATEは「ロシア軍がポクロウシク方面で前進した」とも報告したが、もはや東部戦線での前進テンポは停滞(戦闘自体が激しくないという意味ではない)に近く、ある程度の変化(もしくは重要な進展や言及)が溜まった段階で戦況マップを更新する予定だ。
関連記事:ベルゴロド西部方面、ウクライナ軍が複数集落に侵入して足場を拡大
関連記事:ロシア軍が東部戦線の複数方向で前進、ウクライナ軍も占領された集落を奪還
関連記事:一方的でなくなった2025年の東部戦線、ウクライナ軍も黙っていない
関連記事:ロシア人ミルブロガー、クルスク方面やベルゴロド方面の状況は複雑
関連記事:将来の停戦ラインを巡る戦い、ロシア軍が東部戦線の複数方面で前進
関連記事:トレツクに関する嘘報告とウクライナ軍の反撃、市内は巨大なグレーゾーン
関連記事:ロシア人ミルブロガー、クルスクから撤退したウクライナ軍は力を失っていない
関連記事:ウクライナ軍はスジャ方向で安定を取り戻し、ベルゴロド西部に侵入
※アイキャッチ画像の出典:24 ОМБр імені короля Данила
<「ウクライナ軍はロシア軍がスームィ州に緩衝地帯を作ることを恐れているというより、新たな突破口を開くことを期待して大規模な戦力を集中させている」
クルスクに戦力を誘引されてるのは結局ウクライナ軍じゃないか(憤怒)
仮にドラパティが優秀でとてつもなく頑張っていたとしても、ウクライナ首脳部がクルスクやベルゴロドへの越境攻撃に執着するあまり他の戦線からまたリソースを引き抜くようなマネをするなら仰る通りウクライナは自分が仕掛けようとした罠に自分で嵌ってしまった形になりますな…
ウクライナが停戦交渉で攻勢が必要なのは東部南部戦線です
・政治的要因(プーチンがトランプの態度を見ながら意図的に
ドンバス侵攻を遅らせている可能性)
ロシアは公約として「ドンバス解放」を掲げているので、ここは
ロシア側の最大の「弱み」でもある
・本格的な泥濘期に突入したという気候的要因
・そもそもロシア軍が攻勢限界あるいはローテーションに入った
という軍事的要因
以上からウクライナがなけなしの精鋭で攻勢をかけるべきは
東部ドンバスですが、どうやらロシアの辺境のど田舎にまたまた
ウクライナは精鋭をつぎ込み「映え」を狙う戦略のようですね呆
まさに仰る通りですね。
高度に政治的な軍事作戦すぎて、意図がさっぱり分かりません。
『点と線』陸上支配の表現はありますが、点と線すら期待できない地域ですし…
追記:ウクライナ・ロシアの電子戦について興味深い投稿を発見したので参考までにどうぞ
回収されたロシアの自爆ドローンを検査したところ、16個のCRPAアンテナを備えた衛星ナビゲーションシステムを搭載しており、ウクライナ側の電子戦に対抗しているらしい。
ロシア軍が使用するUMPK(滑空爆弾)に搭載された衛星ナビゲーションシステムには8つのCRPAアンテナが備えられているが、ウクライナ側の電子戦能力の向上によりUMPKについては無効化しやすくなっている。しかし、CRPAアンテナを12個備えたタイプのUMPKも登場しだしたらしく、いたちごっこが加速している。
CRPAアンテナ→上空からやってくるGPS信号と地上からやってくる妨害信号が異なる方向からやってくる事を利用し、信号が来る方向、到着時間を測定するアンテナの配列で構成され、妨害信号を除去する事が可能。
勉強になるなぁ
もう新商品を改良して如何に競争に勝つかの戦いに見えて来た
テレビだってドンドン薄くなったし、PCもガンガン軽量化して果てはタブレットまで現れ、スマホでネットが出来るようにすらなった
時代の変わり目に生きてるなぁ~と実感
第2次大戦は戦車や戦闘機が急速に進歩したけど。
この戦争では、ドローンなんだな。とありきたりな感想。
シリア軍も即死だし。怖すぎだ。
絶対無理だと思うけど。ウクライナ軍とドイツ軍が模擬戦したら、ドイツ軍は勝てるのかな?
シリア軍は即死というより陰謀だ
抵抗せず、強固な陣地を放棄して撤退する上層部の命令が何度も出てきた
盟友であるイランとレバノンから援軍が派遣されたが、突然裏切ったシリア軍の一部から奇襲攻撃を受けた
明らかに、中上層部の多くは買収されたり裏切られたりして、内部からシリア軍を瓦解させた
先日、旧シリア軍の残りのわずかな一部がいわゆる新政府軍を襲撃し、昨年の時よりも大きな戦果を収めた。これも昨年「まともな戦いができずに終わった」ことを証明している
現代のドイツ軍……陸軍には六万人(平均34歳)、動ける戦車もまともな火砲も二百に満たず、編成も戦術も古臭い
ちなみに備蓄砲弾は1週間分しかないようです
同じ規模でもウクライナ軍に勝つのは難しいだろう。ましてウクライナ軍の人数はドイツ軍の10倍以上だ
情報ありがとうございます、勉強になります。
Cometa-Mというものもヒットしました。中国製、Chinese-made circular CRPA jamming-resistant satellite navigation systemを使っているとい指摘も見かけまして。
日本が、対中国を考えるのであれば、これと向かい合う必要性もありそうですね(日本の電子線防御を突破しそうだなと…)
専門的な話はよくわかりませんが、前の大戦でドイツ空軍夜戦部隊とイギリス空軍爆撃隊との電子の戦いを思わせるような状況がこの戦争でも行われているのですね。慣性誘導より精度の良いGPS誘導によるエクスカリバー弾などの誘導弾が使用され、今度は、GPS電波を妨害することによって、GPS誘導弾の効果を減殺する。妨害電波が出されたら、電波の指向性を利用して、妨害電波のノイズを除去する方法を考えるとは。電波の飛んでくる方向の検出なんて、相当大きな装置が必要なのでは、と思ってましたが。貴重な情報ありがとうございます。
スターリングラードに固執して、戦力を浪費しまくった総統閣下と同じ轍を踏んでいる。
戦争と政治は一体とはいえ、上層部が変に口出しするとろくな事がないのは80年たっても変わらないということか。
一時的に突破できたとしても長期間維持できるかは別の話。
補給線が伸びるとジリ貧になる。
まーたお得意のギャンブル始めるんか…
ギャンブルは成功の目があるから成立しますが、これは失敗が確約されている(というか何をしたら成功なのか定義されていない)ので、ギャンブル以下です(涙目)
折角温存出来た戦力をベルゴロドに全ベッドする方針は、戦略的には疑問符しか浮かびませんね……
国境の集落は占拠してスームィに緩衝地帯作られるのは阻止したでは世論の責任追及は、免れないと判断しているのでしょうか
最早、クルスク侵攻した事自体が戦略的失敗としか言いようがない戦況なのを話題上書きして国内からの批判回避の為にやっているとしか思えません
というか壊滅的被害は免れた可能性が高いとはいえ撤退戦をした直後の部隊を即座に新戦線の攻勢にすげ替えは、クルスク撤退を決めた直後に泥縄的立案した政治目的の場当たりの計画にしか見えません
何故ここまで東部の自国領ではなく北部の敵国領にこだわるのでしょうか……
停戦交渉がこれから本格化しようとしているタイミングで
ロシア本土に敢えて攻めこむ意図がよく分からないです
「交渉を有利に進ませる為」ならば、なぜスジャをしっかり
守らなかったのか?なぜあんな酷い潰走劇を演じたのか?
意味不明です
ゼレンスキーとその背後にいる支援勢力は、何が何でも
紛争を終わらせたくないので、ロシアを挑発して怒らせて、
停戦交渉を破綻させようとしているようにしか見えません
全力投球する場所間違えてるとしか言いようが…
クルスクはもうすっぱり忘れてくれ。この際州都のスィームさえとられなければOKでもいいまである。クルスクでは重装備を敵に奪われまくる潰走を演じたが、貴重な戦闘経験持ちの人員だけは無事に撤収させられたのだから、これを無意味に消費するなんて最悪手だ。
どうせ停戦など成立しないし、したとしてもイスラエルのときのように破談するのだから、継戦能力を保持しなくてどうする。この人員を東部のローテ要員に回せば、徴兵されたばかりの新人をまともに訓練する貴重な時間が稼げる。下がってしまえば厄介な露徴兵軍団も北朝鮮軍も国境を越えて追撃できないのだからウクライナにとって遥かに有利になるのに、なぜ分からない?
>クルスクはもうすっぱり忘れてくれ
いや侵攻方向がクルスクですよ。性懲りもないとしかいいようが
>どうせ停戦など成立しないし、したとしてもイスラエルのときのように
破談するのだから
「何が何でも紛争を終わらせるものか!」という意思は感じますね
しかし「どうせ」と言い始めたら、停戦交渉は無意味になります
ガザ同様、世界の大半の国家国民は停戦終結を望んでいますな
粘り強く交渉を進めなければならない時に、最悪の悪手ですよ
いったい何回悪手をウクライナ首脳陣は繰り出すのか
もはや「わざと、意図的にやっているのだな」と思ってしまう
流石にもう潮時なんじゃない。結局今ロシア軍と渡り合っている戦力は既に国家の予備力の範疇をとっくに超過していて、今やってることは、戦力の前借りに過ぎない訳でしょ。仮に、ロシア軍を一時的に追い返せたとしても、押し戻されることさ確定的であり、停戦後に深刻な影響を及ぼす事が現実なんじゃないの。それとも、既にそんな事どうでもいい位に、ウクライナは後に引けないのかな?
緩衝帯作らせたくないので、もっと遠くで仕掛ければいいのに近場で再エントリーってことですかね。
このエリアって何か重要拠点あるんでしょうか?なんにもないとこだとまた広く薄まるように誘われて、限界点でモグラたたきされるってことになりませんかね?
ウクライナのこの動きはゼレンスキーの背後にいるだろう英国やEUや北欧諸国、そして米国民主党の意向が強く働いている気がします。
トランプにとっては4月20日までに停戦に持ち込ませたかったはずですが、それだけは絶対に阻止するという事でしょう。停戦すること自体は英国もEUも内心では望んでいるはずだと思うんですが、それでトランプにポイントを与えたくないとなれば、停戦するなら5月以降でないといけない。それなら今だけでいいからウクライナ軍に死力を振り絞らせて、なんならプーチンやロシア側を怒らせる事で停戦交渉自体を一度は紛糾させたい。
そんな程度の事だと思います。
勿論ゼレンスキー自身は分かり易い形でのウクライナ勝利という状態でない限りは停戦は全く望んでいないはずです。つまり、不可能なんですけど、それは。
プーチンはプーチン自身というかロシアのためにも少なくとも一時的停戦くらいは4月20日までには到達したいと考えていると思います。その停戦が長続きするかはともかく、トランプに対する支援と、一度でも停戦させたという事実をつくり、ウクライナ市民にそれを体感させるためにも停戦はしたいはず。全く空襲警報が鳴らない日が続いたらストレスは全然違うはずなので継戦意欲はかなり落ちるでしょうから。
つらつら考えるとトランプ側が後一段ウクライナ側とその背後の英国や欧州に対して強く出る可能性が高いですね。ウクライナはともかく英国以下は停戦をトランプが放り出したらそれこそ悪夢だと思いますし。その時には米国の支援はありませんからね。
サウジでの会合が終わりましたが公式の声明はなかったですね
色々と推測はできますが、根拠がないので捨象するとして
はっきりわかったことだけ
アメリカ-ウクライナの会合 → 1時間
アメリカ-ロシアの会合 → 12時間以上
はい、「話にならない」ウクライナは蹴り出されました
名将ゼレンスキーの常人には思い付かない作戦にロシアも困惑してそう
いや本当になんで?
むしろ、ゼレンスキー閣下にはロシア終身名誉元帥の称号こそが相応しい。ロシア軍を戦争の勝利に導いた最大の功労者。ウクライナ軍の勝利を最も妨害してみせた大英雄。ザルジニー前総司令官も、彼という存在には勝てずに去っていった。
戦略目標として意義があることを想定するならば、緩衝地帯として削られることの阻止になるでしょうか。
最悪なのは、ロシアに実は緩衝地帯作りの意図は無く、国境地帯にウクライナ側を貼り付けておくためのブラフだった場合か。
効率的に削れるスームィ方面へ戦力を投下してくれるならウェルカムでしょうね
ここ一週間でさっそくF16にも損失が出たと言われてますし
ここ2,3年で繰り返し言われたことの真逆を行くスタイルなのは本当に酷いです
補給末端のクピャンスク、東部・南部を後回しで、本当に大丈夫なんでしょうかね?
3月末は、もしも春の泥濘期・戦力再編中なだけならば、4月からは目算が狂ってしまうわけで…
ロシア領内にある程度上手く攻め込めても、まず建前作るのが難しく、ロシアは国内だと徴兵軍使用でき、ロシアの縦深深く、兵站厳しく、戦略的に意味が無く、戦線増え、兵員物資が囚われ、より損耗し等全く意味不明で戦争には勝てないにせよロシアに損耗強いるつもりあるのか疑うレベル。
結局は泥濘期終わったらロシアの攻勢始まり、あっという間に多くの血で得たロシア占有地をサクッと奪還される未来しか見えないが停戦はする気ないんだという強い気持ちは感じる。
AMK mappingが呆れてウクライナ国旗外した気持ちが分かった。
最早呆れるしかない
TCGに喩えるならば、スーサイドビートダウンVSランプコントロールといったところになりそうです。
スーサイドビートはまだ続いているようですが、低速コントロールを仕留めきれなければ、自傷ダメージが嵩んでいる分だけ一般的なデッキ以上にボコボコにされることになってしまうでしょう。
ウクライナはこういう悪足掻きをすればするほど停戦・講和時のロシアからの要求がより過酷になるだけじゃないの?
何ならこうやって戦力や武器弾薬消費して、継戦能力を減らして余計に領土削られそうな気が。
相手が戦えなくなればもうただただ進むだけになりますし。
根本的にベルゴロドで突破口を開いてどうするのという本質的な問題が……どうするの?
突破口を開く理由は居座るためでしょうね。
居座る理由は…えぇと…う~んと…困ったなぁ…
流石に「どれだけ長く逃げずに留まれたかのガマン大会あるいはチキンレース」ではないとは思いますが…教えてゼレンスキー
どっちにどっちが誘引されてるとかそういう話はバイアスを映すだけでほぼ意味がない気もする
前線が固まった状態で片方の戦力がやたらと多いとかじゃないんだから、NとSの磁石みたいなもんでしょ
現在の状況をウクライナ寄りの人が見たら、
「クルスクの戦いでロシアが惹きつけられた結果、東部前線でウクライナ軍がある程度の膠着に持ち込むことに成功した」
となるはず
私個人としてはクルスク後退後、ウクライナ軍のこの方面担当の司令部と部隊の間でどんなやり取りがあったのかが気になる
「よくぞ敵の攻撃を掻い潜りスジャから生きて帰った!早速だが諸君には次のミッションを遂行して貰いたい。スジャを攻略せよ。」
「よくぞスジャから帰還した。諸君の次のミッションはベルゴロドへの越境攻撃だ。戦略目標?どこまで進めばよいか?それは諸君がどのくらい進軍できるかで変わってくる。」
とかポンコツなやり取りが繰り広げられてる可能性がフツーにありそうでなんとも…
いわゆる「高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応」という奴ですね。
プーチン大統領はウクライナ軍による越境攻撃を「テロ組織によるテロ攻撃」と認定してますが、
この場当たり的な攻撃を見ていると正にその通りと思えますね。
F-16然り、エイブラムスやブラッドレー然り、ウクライナ領内のロシア側の兵站が延びた先の最前線で使われれば相当に厄介であったはずでしょうに、なんでわざわざロシア側が自国内の戦力で淡々と処理できる場所へと持っていってしまうのか…
敗戦で大量のウクライナ軍が復員することになったら命が危ないからウクライナ軍がすり潰されて壊滅するまで戦闘に投入しようという事ではないのか?もう勝てる見込みはないから戦場はどこでもいい。
どうせやるなら露の本土の方が派手だからいいと思っているのではないか。運が良ければモスクワまで行ってプーチンに城下の誓いをさせる希望もゼロではない。とか思っているかもしれない。いずれにせよ末期症状であることには違いはない。
この政治指導者勝つつもり無いでしょ?
ロシアがリソースを注ぎ込んで主体的にクルスクを奪還していることを考えたら
ロシア領の占領は停戦を遠のかせるのでは
ウクライナはまだ戦うつもりなのか?
兵は詭道にあり。
常識に凝り固まったロシア軍の固い頭では、
・重装備を失って撤退したばかりの兵を
・わざわざベルゴルドとクルスクの2方面に分散し
・目の前に春の泥濘期が迫って来るこのタイミングで
・舗装道路もロクにない敵地に突っ込んでいく
なんて思いもしないことでしょう。だからこそ、ロシア軍の思考の範囲外からの攻撃が決まるんですね。
これがゼレンスキー大統領の手腕というやつですよ。
確かにゼレンスキーの手腕は天災的ですね!まさに鬼道
ロシア軍は意表をつかれて呆気にとられているでしょう!
国内外の多くのメディアで活動が指摘されるロシアの情報工作員らしき人々”だけ”が
あらゆるブログやSNSで、クルスクやベルゴロドへの攻勢に猛反発しているのを見れば見る程
ウ軍の逆侵攻は誤りどころか、政治的に極めて有効でロシアにとって痛い手なんだろうなとしか..
私は工作員じゃないし、あまり書き込みもしてないし、猛反発もしてない立場の人間ですが、クルスクやベルゴロドへの侵入は悪手だったと思ってます。
・クルスク:ピンポンダッシュして国内の戦意を上げつつ、ロシア軍の戦力をドネツク方面から誘引するつもりだった。しかし、なぜか交渉用の敵領確保という目標も加わった結果、逆に精鋭を半年にわたり拘束される。ロシア軍の反攻を受け重装備を放棄し壊走。
・ベルゴロド:目標不明。恐らく、クルスク敗戦による戦意と外交信用の低下を敵領再侵入で回復しつつ、スジャ南側を攻めるロシア軍の後背を脅かし牽制する意図と思う。クルスク占領地の縮小で溢れた戦力を転用しているのではないか。しかし、最寄りの中規模集落ラキトノエでさえ20km以上先でロシアに与える実損は皆無。
要するに、クルスクやベルゴロドへの侵入は完全に国内・EU向けの政略的作戦で、軍事的には現段階で意味不明なのです。ここの軍事ヲタクの諸兄が呆れるのも当然。
確かにこのブログにも「情報工作員」が混じってるかもしれません(というか以前コメントにそれっぽい人湧いてフルボッコにされてました)が、どちらかといえば親ウクライナ派の失望が大きく反映されているのかなぁと思います。
>政治的に極めて有効でロシアにとって痛い手
あなたがそう思われるのはもちろん自由なのですが、
どのような点が「政治的に極めて有効」なのか、
「ロシアにとって痛い手」なのか具体的に書かれてみては
いかがでしょうか?
でなければ単なる煽りか負け惜しみになってしまいますよ
要するに不毛なゴミ扱いされてしまうので、それはあなたに
とっても本意ではないでしょうから