ロシア国防省が10月25日までに発表した「ロシア連邦領上空で撃墜したウクライナ軍無人機」の数は1,748機に達し、ウクライナ軍は14日~25日までの12日間で製油所5ヶ所、石油備蓄施設1ヶ所、天然ガス施設1ヶ所、弾薬工場1ヶ所、変電所2ヶ所を攻撃することに成功した。
ウクライナ軍がロシアに与えた損害については何も断言出来ないが、それでも今年の冬はロシアにとって「一方的に明かりと熱を奪うもの」ではなくなるだろう
ロシア国防省は1日~13日までに「クリミア、黒海、アゾフ海、ロシア連邦領上空でウクライナ軍の固定翼式無人機を計985機撃墜した」と発表していたが、14日~25日までに「クリミア、黒海、アゾフ海、ロシア連邦領上空でウクライナ軍の固定翼式無人機を計793機撃墜した」と発表、これで10月1日~25日までに撃墜した無人機は計1,748機となり、このペースで推移すれば今年7月に記録された「1,824機」を超える可能性が高い。
| ロシア国防省が10月に発表したクリミアを含むロシア連邦領内で迎撃した自爆型無人機(固定翼のみ) | ||
| 月 | 日 | ロシア国防省の報告数 |
| 10月 | 30日夜~1日未明 | 20機 |
| 1日夜~2日未明 | 85機 | |
| 2日夜~3日未明 | 0機 | |
| 3日夜~4日未明 | 117機 | |
| 4日夜~5日未明 | 32機 | |
| 5日夜~6日未明 | 251機 | |
| 6日夜~7日朝 | 208機 | |
| 7日夜~8日朝 | 53機 | |
| 8日夜~9日朝 | 19機 | |
| 9日夜~10日朝 | 23機 | |
| 10日夜~11日朝 | 42機 | |
| 11日夜~12日朝 | 32機 | |
| 12日夜~13日朝 | 103機 | |
| 13日夜~14日朝 | 40機 | |
| 14日夜~15日朝 | 59機 | |
| 15日夜~16日朝 | 51機 | |
| 16日夜~17日朝 | 61機 | |
| 17日夜~18日朝 | 41機 | |
| 18日夜~19日朝 | 45機 | |
| 19日夜~20日朝 | 7機 | |
| 20日夜~21日朝 | 55機 | |
| 21日夜~22日朝 | 33機 | |
| 22日夜~23日朝 | 139機 | |
| 23日夜~24日朝 | 111機 | |
| 24日夜~25日朝 | 121機 | |
| 計1,748機 | ||
ゼレンスキー大統領は既に「ネプチューンとフラミンゴミサイルを同時に使用した攻撃が行われた」と明かし、ロシア連邦領内でもフラミンゴミサイルの残骸が発見されているが、ロシア国防省はウクライナ軍参謀本部とことなり「長距離攻撃に使用された武器の種類」「発射された長距離攻撃兵器の総数」「迎撃に失敗して着弾した長距離攻撃兵器の数」を明かしていないため、仮に計1,748機の撃墜数が事実でも「発射された長距離攻撃兵器の数」は1,748機以上になり、ウクライナ軍の長距離攻撃兵器能力は月2,000機/発台に到達していると解釈するのが妥当だろう。
15日にはウクライナから1,300km離れたバシコルトスタン共和国のウファオルグシンテス製油所が攻撃され、16日にはヴォルゴグラード州知事が「エネルギーインフラを狙った大規模な無人機攻撃が発生した」「無人機の残骸が落下してバラショフスカヤ変電所500kV)が炎上した」と報告、ウクライナ特殊作戦軍も「サラトフ製油所を攻撃(今年2回目)した」と報告し、Telegram上にもサラトフ製油所付近が炎上する様子が投稿され、17日にはクリミアのフヴァルディースケ石油備蓄施設が攻撃される様子が登場。
18日にはウリヤノフスク州のヴェシュカイマ変電所が攻撃される様子が登場、19日にはオレンブルク州の天然ガス施設が攻撃される様子が登場し、カザフスタンのエネルギー省も「天然ガスの輸入を停止せざるを得なくなった」と発表、さらにサマラ州のノヴォクイビシェフスク製油所が炎上する様子も登場、20日にはウクライナ軍参謀本部が「ストームシャドウの使用を含む大規模なミサイル攻撃でブリャンスク化学工場を攻撃した」と報告したが、これに関しては視覚的な証拠やロシア側の言及は登場していない。
22日にはウクライナから1,700km離れたスタヴロポリ地方のコペイスク弾薬工場が爆発する様子が、ダゲスタン共和国のマハチカラ製油所が無人機で攻撃される様子が登場、23日にはウクライナ軍参謀本部が「無人機でリャザン製油所とベルゴロド州ヴァルイキ近郊の弾薬庫を攻撃した」と発表し、Telegram上にもリャザン製油所が炎上する様子が登場したが、ヴァルイキ弾薬庫の攻撃を示す視覚的な証拠やロシア側の言及は登場していない。
15日~21日の間の攻撃結果が50機前後の自爆型無人機で引き起こされたとするなら「目標への到達率」を相当なもので、ロシア軍の防空体制に問題があるのか、ロシア国防省発表の撃墜数と「実際の飛来数」に大きな開きがあるのかのどちらかだと思われるが、ウクライナ軍は12日間で製油所を5ヶ所、石油備蓄施設を1ヶ所、天然ガス施設を1ヶ所を攻撃することに成功(実際にはもっと視覚的証拠があるのだが情報を整理するのが面倒くさいので代表的なものだけに限定)した。
ウクライナ軍がロシアのエネルギーインフラに与えた損害については何も断言出来ないが、それでも今年の冬はロシアにとって「一方的に明かりと熱を奪うもの」ではなくなるはずだ。
追記:ウクライナ空中機動軍は22日「第132独立偵察大隊がドネツク州ポクロウシク方面のクチェリヴ・ヤルを奪還した」と報告したが、ウクライナ軍参謀本部は25日「第82空挺突撃旅団がドネツク州ポクロウシク方面のスヘツケを奪還した」と発表して集落を制圧した様子を公開した。
この集落はロディンスケの北東に位置し、集落を守っていたロシア軍兵士が投降する様子も映っている。
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※アイキャッチ画像の出典:ЦАПЛІЄНКО_UKRAINE FIGHTS






















元々ウクライナがインフラ攻撃始めたから戦場をインフラにも拡げたのであって、クリミア大橋攻撃しなければウクライナ国民が熱と明かりを奪われる事も無かったのでは…
本気で言っているなら流石にロシア擁護が酷すぎませんかね?
そうですね、私の同情心はウクライナ憲法(111条の手続き)に依らずに違法に自分達の代表(ヤヌコビッチ)を放逐された親露派ウクライナ人に向いていますので
どうしても親欧派ウクライナ政権への評価は辛く、ロシア側擁護になりますね
民主主義および法の尊重に対する、あなたの意識には感服です
ところであなたの支持するロシアの現政権は、ロシア憲法3条に反して政敵を投獄、殺害しており
13条に違反して国内の言論も弾圧しているのですが、そのあたりの自身の認識の整合性って、どのようにとっているんですか?
日本でもいくつか不審死があったと思いますが政府、政治家が関係していないという証拠を提示してみてください。
横から失礼しますが悪魔の証明はご存じで??
気になっていたので良い機会ですので書きますが
あなた、またはあなた方は少しロシア人、ロシア系ウクライナ人へのヘイトが行き過ぎていませんか?
科学的、論理的な根拠が無いにも関わらずロシア人は〇〇だという確かエストニアのプロパガンダを転載されていますよね?以前、それを指摘したら立腹されたのか即それを削除されましたが。
引用であるとしてもそれが固有の特性だという科学的、論理的な根拠を示す事ができないのなら、それが無い旨を明示するべきです。
それをしないのならその言論の意図、本質に同調する事になり、憎悪、差別の扇動でしかありません。
あなたの行為は過去にナチスドイツがユダヤ人、スラブ人を民族という属性で評価した行為、
第二次世界大戦中、アメリカが日系人を同様に評価し、最終的に強制収容所に収容した行為、現在では中国と北朝鮮また韓国が同様に日本人を評価している行為と同等かそれを助長する行為です。
中国で日本人の子供が刺殺された事件があり、「日本人の子供だから」と属性を理由に肯定する人々がいます。彼らの動機、免罪符が、またはそれを助長したのが反日教育、世論なのは良くご存じだと思います。
全ての人が冷静に判断出来る理性や教養を持つわけではありません。
その言論が最終的に引き起こす”可能性”の重大性を鑑みれば、内容を一般に広く公開している以上、あなたにはあらゆる責任を負う義務があります。「個人、他人の主張である」または「見なければ良い」という甘え等、いかなる理由も正当性を得ません。
あなたは特定民族、”血”を理由に子供が殺される中国のような国に日本を導きたいのですか?
モニター越しに眺めている私にエストニア人の考えやエストニア国内の空気感まで読み取れませんが、エストニア国内の報道がプロパガンダだと断定する根拠はどこにあるんですか? 貴方がもしエストニアの歴史的背景にこんかぎり精通して、エストニア人から共感を得るような自説が披露できるならどうぞうやってご覧内なさいよ。勿論、SNS上や御自分でプラットフォームでやってください。
貴方から見れば私が異質なのかもしれませんが、私から見れば貴方の考え異質に見えます。貴方の主義主張には最低限の敬意を払いますが、現実的にわかりあえないものは分かり会えないので、主義主張を押し付けあうのではなく互いに距離を取るのが懸命でしょう。
あなたは本当にロシア人がエストニアが主張するような民族グループだと考えているのですか?
その科学的、または生物学的な根拠は?それらはエストニアから明示されていますか?
よく読んでください。
エストニアの空気や歴史的背景等は関係ありません。
科学的、論理的な根拠が無いにも関わらず特定のグループを評価する行為自体が憎悪、差別を助長する行為、完全な民族、人種差別です。
敵愾心を煽り支持を集める意図もあるのでしょうがやってはならない事です。
日本人も過去から現在にかけて他国から同じ事をされているのにも関わらずその認識を持てる事に困惑するばかりです。
いいですか、私は貴方の主義主張に最低限の敬意を払いますが、根本的に考え方が違うと感じるので貴方と解釈の違いについて議論する気は一切ありません。
私は中立でもないし取り扱う内容は偏っていると常々公言していますし、それを他者に押し付ける気もなく、異なる主義主張を展開するのも(度が過ぎなければ)結構なんですけど、それを押し付けないようにしてもらいたい。
追記:正しいか正しくないかではなく、私が度が過ぎると判断したコメントは消していくのであしからず。何度も繰り返しますが、このサイト運営は公平でも中立でもありません。
“公平中立”に何か拘りをお持ちのようですが、それについては言及していません。敢えて言えば情報の正確性について問うています。根拠不明な情報についての検証が全くなされていないからです。対象が違うだけであなたの地図に対する姿勢と違いはそうありません。
かなり感情的になられているようで、基準についても、理屈よりそれに由来していると感じますが、追及しませんし、根拠不明の情報を正確だと喧伝するのも自由です。偏向するのも同様です。
ただし、根拠の無い情報で憎悪を励起させる行為は正しくありません。
これにはあなたのいかなる理屈も通用しません。
国家が身分と安全を保障し、本邦に合法的に滞在する外国人の安全を脅かす様な行為は慎んで頂けるよう、お願いいたします。
普通に拒否します。今後も興味がある分野について自由にやりたいようにやります。
根拠不明な情報についての検証が全くなされていない?
貴方の主張の根拠は検証済みで正しいと証明されているの?
もう面倒くさいのでさよなら。
タダ乗りの身分で管理人すら対象に世直しが始まるとは…
ここは身分で書き込む内容を変えなければいけないのですか?
私もあなたも有料会員ななんかではなく個人ブログのただの訪問者なのでね。
元記事にはAと書いてあったのにここではBと書かれているぐらい明確に間違っているならともかく、今回のような極めて正解を見出しにくい複雑なテーマに対して我々訪問者が独自の見解で運営主に審判を下すのはおかしなことだと思いません?
極めて正解を見出しにくい?
「ロシア人という民族は〇〇だ」という言論が本当に正しいとでも考えているのですか?
中国人が「日本人という民族は〇〇だ」と主張したらどう返答しますか?
最初のコメントを冷静にもう一度読み返してください。これは良識の問題でもあります。ポジショントークではありません。
当然「ロシア人という民族は〇〇だ」という言論が正しいとは思いませんよ。
しかしエストニアの歴史的背景を踏まえ、エストニア国民から自然に湧き出た感情だとすればこれ差別的な思想ではなく意味合いが変わってきますよね(これが事実という根拠はないですがもちろん事実でないと断言できるほどの根拠もないですね。あればむしろ教えてほしいです)。
あなたの良識は疑いようがないですが、そのやり方は人種差別を盾に気に食わない意見を封殺しようとしているようにしか見えません。
管理人さんと名無しの元ウクライナさんのやり取りを拝見させていただきました。
元ウクライナさんの主張を見た印象は、差別主義者の詭弁です。
元ウクライナさんは、ここにいるものはエストニアの主張する「ロシア人」を準用しており、ステレオタイプ的評価からくるナチス等の差別的行動の危険性を指摘し反省を求めているように思います。
但し、ここにいるものでエストニアが主張する「ロシア人」観は誰も知らないと思いますし、私は元ウクライナさんが主張するまで知りませんでした。
また、国としての「ロシア」や「ロシア軍」「ロシア政府」という主語は使いますが、「ロシア人」という対称が曖昧な書き込みをしたことはなく、あまり見た記憶もありません。
以上から、元ウクライナさんの主張は、人道倫理を語りながら、実際には私がしていないステレオタイプ的評価を前提に批判を展開しています。これは論点のすり替えであり、むしろ元ウクライナさん自身が私を『反ロシア的』というステレオタイプに当てはめています。よって、差別を批判するふりをして、自らの差別意識を正当化しているようにしか見えません。
ロシア支持者の認識はどうなっての?
インフラ攻撃なんて敵の戦意を挫いたり、継戦能力を削ぐ譲渡手段なんだから胸張って効果的で王道の戦術を駆使してるって言えばいいじゃん。
先日ロシア軍のインフラ攻撃を受けたウクライナのシビハ外相は「エネルギーを奪う事はジェノサイドに相当する」と主張してましたけどね。
いやあなたの国も全く同じ事やった上にさんざん戦果自慢してたでしょ、というツッコミしか出てきませんでしたが。
ロシアが戦争始めなければ
ウクライナ国民が熱と明かりを奪われる事も無かったのでは…
…そもそも、米英が「オレンジ革命」で露にチョッカイ掛けなければ戦争も起きなかったのでは…🤔?
ソ連ロシアが優しくしていればウクライナは西側寄りにならなかったのでは?
米英の後押し(という名の内政干渉)があったから大して意味はないかと
中東の春にしろ、あの当時の米英の対外工作は禍根を残す事例ばかり
反体制というウクライナ国内の情勢と合致したものはしかたないのでは
アフリカのマリでロシアが反フランス感情をたきつけてクーデター起こしたけど内政干渉とは言われてないんだし
そのような次元の低い話ではありません。YouTubeではなくご自分で勉強された方が良いと思いますよ。
その認識は非常に正確です。
ここにコメントをされる方々には軍事に偏重した方が非常に多いので、マイダンクーデター以降のウクライナ政府、軍の修正された主張をそのまま鵜呑みにされている方が多いです。
オレンジ革命はウクライナの民主化運動であり、権利関係はウクライナ国とその市民にあります。米英の支援があったとしても、それは合法的な外交活動であり、ロシアと関係悪化するリスクがあっても、ウクライナ主権者が選択したものです。
一方で、ロシアの侵略は、権利関係はロシアとウクライナの国家間であり全く別の話です。侵略は国際法違反であり、挑発されたからという理由で武力行使の正当化や、関係悪化を覚悟の革命であっても、因果関係のすり替えであり、法的にも倫理的にも無効です。
まぁ親露派とウクライナ極右勢力の長きにわたる民族抗争が国家間の問題にまで発展し、ロシアもウクライナもお互いにもっと歩み寄っていれば、両国ともこんな惨劇にはならなかったでしょうね。
今の外交関係のままミンスク合意のような戦闘停止について合意した文書を再び作成しても、お互いが反目し合っている以上どちらかが「相手が先に合意を破った」とか言って戦闘再開する可能性があり、両国が信頼し合う外交関係に修復するには数十年単位で時間が掛かるかもしれませんので、それまで本当の意味での停戦からの終戦までの道のりは長く険しいものになるでしょうね。
俺はロシア支持というよりロシアが勝つと思ってる派だけど、クリミア大橋攻撃なんて政治的理由で、あれがなくてもロシアはインフラ攻撃をやってるよ。
逆にそれをやらないで戦争に勝とうとなんて虫が良すぎる。
そんな事でいちいち気持ち悪い擁護すんな
ロシア軍的にはインフラ攻撃にはインフラ攻撃で仕返しするという謎思想を抱えてるようには思う。
プーチンもそんな事言ってるし。
一方でロシア系ミルブロガーは最初っからウクライナのインフレ吹き飛ばせって主張を繰り返してるけど。もう戦争中なんだし報復するより先制した方が効果あるやろ。って意見には同意するのだが。
初手全力を出さずエスカレーションラダーとして紛争の規模や性質を管理するのは、軍事的にはエスカレーションドミナンスとかエスカレーションコントロールとか呼ばれて研究されている分野ですね
アメリカも初手核爆弾とかはやりませんし、東西問わず存在実用されている概念かと
意義としては、恐らく長期的視野によるコストやリスクの最小化でしょう
単一の紛争だけを考えるなら初手全力がランチェスター第2法則から最適ですが、国の運営は単一の紛争で勝てば終わるものでは無いので消耗し過ぎると「次」で滅ぼされます
結局はボディブローでしかないインフラ攻撃なんぞに数限りあるミサイル群を投入するのは躊躇いがあるんじゃないかと。双方がインフラ再建は困難と幾ら主張したところで、再建が出来てしまっている。
さらりと行われる歴史修正
俺でなくても見逃さないね
歴史修正というのは大袈裟過ぎますね。
ロシア軍がインフラへの攻撃を避けているのではという話はかなり初期に現地でもありました。
そりゃあ、緒戦ウクライナを実力で席捲できると信じていた時期は、後々自分のものになるのだからインフラへの攻撃は避けるでしょうよ。
武力による全土制圧が手詰まりになって早々のその年秋には無人機によるインフラ攻撃を始めているんだから「元々ウクライナがインフラ攻撃始めた」と印象操作しちゃあ「歴史修正」と言われても仕方がないよね。
なお現在
今年の冬はどうなんだろう?
2022年の欧州とウクライナは記録的な暖冬で助かったけど・・
まぁ、極寒のロシアがオール電化とか100%石油ストーブなんてことはないはずだから、即致命傷なんてことはないだろうけど
寒さは厳しいはずだからインフラ攻撃すれば去年より効果は期待出来そうではあるけどね。流石に自国の身を大きく削ってまで支援はしないだろうしウクライナには暖冬でなければ厳しい冬になりそう。
ロシアの暖房に関してはセントラルヒーティングなら集中管理だし、それ以外でも燃料があるのかは問題になる。ロシアと一言で言っても広大な国土だから地域ごとに差が出るとしか言い様がないよね。
失礼ですがコペイスク弾薬工場はスタヴロポリ地方ではなくチェリャビンスク州コペイスク近郊に位置しています…それにしてもウラル以東の施設にも無人機が飛んでくることも増えましたね。クレムリンにドローンが突っ込んで大騒ぎになってた頃が懐かしいです。
ロシア国民を苦しめるプーチンは速く消えてほしいですね。
これは全世界の願いです
中東やアフリカ.南米や 日本や韓国を除くアジアは全世界に入りますか?
正直、将来計画してる台湾侵攻へ影響を被ってる中国はもとより、食料品の価格高騰→先進国の買い付けで更に高騰コンボ食らってる途上国も(表向きはどうあれ)十分迷惑被っていると思いますね…
まぁ、欧州諸国でさら迷惑だとは思ってるでしょう。出さないで良いカネを出して高い油を買う羽目に成ってるんですから。
ロシア人に取ってすら儲け度外視で気分が良くなる程度の意味しか無い戦争なんですから、傍から観てたら阿呆くさいとしか思えない。
日本にとっても、頭の痛い問題ですね。
対中国は、『ウクライナに出来る規模の攻撃は必ずできる』と想定したうえで、少なくとも1桁上の攻撃ができるとも考えるべきだからです(北朝鮮もどこまで攻撃能力があるのか悩ましいですね)。
北朝鮮とロシア国境に跨がる川に橋が建設されているのが衛星画像で確認されています。
列車が通るようなことがあればまずその貨車には各種兵器が積載されるでしょうね。ロシアの支援で無人機の工場が既に作られていても驚きません。
仰る通りで、(他国は)安全な後方地帯として、砲弾のように供給も期待できるわけですからね。
本当に厄介だなと感じます…
ロシアは効果的な低空脅威迎撃のノウハウがないんだろうな。
別に我が国に限った話ではありませんが、日本にだってないと思いますよ。
無人機(というよりは低コスト巡航ミサイル)攻撃の有効性は証明され各国でブームになっている以上、日本もそれらの脅威に対する対処法を身に付けてほしいものです
相手方に対して、戦争を仕掛けても、得るものより失うものが大きいという認識をさせるのが抑止力の基本ですので、
個人の感想ですけど。
安価な巡航ミサイルに対して、安価な迎撃手段の追求は必要でしょう。
でも限度があるので、結論としてはやられた分はやり返す、十分な報復手段を確保するしか無さそうです。
ウクライナ民族主義者にとっての抑圧者・弾圧者であったロシア帝国もソ連もかなり悲惨に滅亡。この戦争でロシア連邦もインフラ攻撃に加え様々な工作や謀略で痛打を受け続けています。ウクライナ側は更に悲惨。それなのに、この戦争の原因と継続の一端である米国は殆どノーダメ。世界の数え切れない戦争に関与し、膨大な人命を奪っている米国は世界が苦しめば苦しむ程肥え太る。究極の格差です。植民地支配で世界を苦しめた欧州は2度の世界大戦の主戦場となり荒廃。アジアで欧州のお株を奪った大日本帝国は焼け野原。ユダヤ人を筆頭にロマ人やロシア人の絶滅を遂行したナチスは壊滅の上、ほぼ世界中で“悪”のテンプレ。米国は只の1度も滅亡処か存亡の危機にさえ陥らず、謝罪も反省も禄にせず、世界と自然を翻弄・破壊。天道は何処に?
アングロサクソンのナショナルアイデンティティ、大英帝国と同じものを、仰る点は感じています。
覇権国が、地域1番国を抑えるために地域2番国を支援、地域1番国vs地域2番国としてぶつける有名な常套手段かなと。
日露戦争は有名で、イギリスは無傷で目的達成したうえに両国に恩まで売ったわけですが、日本はボロボロになり今でも税金(相続税など)の負の遺産に苦しんでますね。
しばしば日本とイギリスは似たような立ち位置と言われますが賢さ、狡猾さでは日本はイギリスの足元にも及びませんね。国民性なのか、インテリジェンスの差なのか、両方なのか。
まさに仰る通りです。
今の世界の火種、イギリスあまりにも狡猾すぎて、(なぜか一番恨みを買わずに)多く関わっているなというのは感じます…
ウクライナ戦争・ガザ戦争では、日本の方が上手に立ち回ってるように見える面もありますが、ここからどうなるのか見守りたいと思います。
さすがに天道思想を世界史に当てはめるのは、どうかしてる。
失敬、失敬。「お天道様」「神仏」位のニュアンスで、「思想」なんてハイソなもんじゃぁござんせん。「天網恢々疎にして漏らさず」って話はどうなったんで?って感じです。