DEEP STATEは12日「ロシア軍はドローンから民家に旗を落として集落全体を占領したと主張しているだけ」「ウクライナ軍はスタロマイオルケ北郊外の農場を保持している」と主張したものの、遅かれ早かれスタロマイオルケを失うことになると示唆した。
参考:Тривають бойові зіткнення на північних околицях Старомайорського
参考:Sergey Pidyumenko
もし第128領土防衛旅団や第1戦車旅団の誰かが私と戦いたいなら受けて立つ
ロシア国防省は10日「スタロマイオルケを解放した」と発表、RYBARも「ロシア軍がスタロマイオルケを解放した」と報告、ロシア大統領旗がスタロマイオルケ集落内=Ⓐに掲げられている様子も登場、これに対してDEEP STATEは12日「ロシア軍はドローンから民家に旗を落として集落全体を占領したと主張しているだけ」「ウクライナ軍はスタロマイオルケ北郊外の農場を保持している」と主張したものの、遅かれ早かれスタロマイオルケを失うことになると示唆した。
DEEP STATEは「ウロジャイン方向でも敵は襲撃を繰り返しており、集落の中心部まで侵入されたこともある」「敵は何れスタロマイオルケ北郊外にやって来るだろう」「北郊外の農場を失うとウロジャイン方向を守るウクライナ軍部隊の状況は著しく悪化する」と述べ、さらにウクライナ人兵士(Sergey Pidyumenko)がFacebookに投稿した内容を紹介しており、この興味深い投稿内容を要約すると以下のようになる。
“2023年8月に第35海兵旅団、第129領土防衛旅団の第253突撃大隊(現在は第7大隊アレイ)、第128領土防衛旅団はスタロマイオルケを解放、その後の防衛は第128旅団が担当した。当時の指揮官は戦闘経験が豊富で各中隊との連携も上手く機能したため、敵の攻撃から集落を守ることが出来た。2024年2月に第128旅団の第230大隊にやって来た新しい指揮官は最低限の戦闘経験しかなく、前線での戦闘参加も初めてで、攻撃や防御といった基本戦術も理解していなかった。この新指揮官は「士官学校を卒業している自分の方が戦闘に精通している」と主張して中隊長らの意見を無視した”
“2024年4月にスタロマイオルケ方向の右翼防衛に失敗したが、この責任を問われた指揮官は誰もおらず、それどころか第231大隊の指揮官は第128旅団の副司令官に昇進した。これが我が軍のやり方なのか?右翼8ヶ所の陣地と15k㎡の土地を失えば昇進できるのか?経験豊富な兵士を大勢失っても昇進できるのか?5月5日に敵はスタロマイオルケ方向の防衛ラインを突破して集落全体を火力管制下に置いた。敵は集落の周囲に機関銃を配備した観測所を設置して全ての侵入路を掌握している”
“全ての話と状況をまとめると「右翼防衛に失敗した指揮官は昇進した」「スタロマイオルケは防衛に失敗して敵の支配下にある」「集落にいた兵士らは包囲されたまま」「彼らは敵に捕まっていないものの『全てが敵の制御下にある』とキーウに報告した」「この方面の防衛を指揮していた第1戦車旅団のレオニード・コーダ大佐は西部作戦司令部に移動して昇進した」「第128領土防衛旅団の第230大隊と第120領土防衛旅団の171大隊の兵士らは包囲網に閉じ込められたままで支援を得られていない」となり、私は今回の投稿で大きなリスクを犯しているが、もし第128領土防衛旅団や第1戦車旅団の誰かが私と戦いたいなら受けて立つ”
この話がどこまで本当なのかは不明だが、投稿内容はスタロマイオルケ方向で観測された前線の推移に近いものがあり、これをホラ話と聞き流すのは流石に無理だろう。
関連記事:ウクライナ軍、イワニフスキーとスタロマイオルケのロシア軍占領を否定
関連記事:ロシア軍がイワニフスキーを占領、露国防省はスタロマイオルケ占領を主張
※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
新しい指揮官が来るのも、慢心していて失敗するのも仕方無いところはありますが
それを昇進させてしまうのは組織としてアウトですね…
230大隊の新しい指揮官は昇進してないように読める。
昇進したのは231大隊の指揮官。
効率よく味方を殺して、被害を最小限に抑えたという評価なのかも。
若い新人士官つて大変だよな。
ハイハイ言う事聞いてたら部下に舐められるし
かと云つて強引にやり過ぎると後ろから撃たれる。
実際に戦うことになるのは法律第8271号だと思いますが。
結果的に仲間を見捨てたようになるんですかね?
ハンガリーに多くのウクライナ人が逃亡の成功をしたと
言ってました、今だに国境警備は厳しく国外逃亡は
難しいでしょうが彼らは終戦後の復興を考えれば
生き残ってほしいです、国境警備や拉致する職員は
かなりの屈強な人達なので彼等が前線に行けば
戦後復興なんて国境警備している人にも言えるよねぇ。これで国境警備をザルにして人が流出するのを止めないならどこかの時点でウクライナの戦線は崩壊する可能性はあるし、仮の話で今の状態で逃げた奴がロシア優位での戦後の復興になった時にわざわざ関わろうとするのかも疑問だわ。
拉致に関しては批判はされるべきだが兵力が無ければそもそも戦えないし、貴方の考えだと後方でのほほんとしている罰として戦闘力が高いから前線に送れって言っている感じを受ける。そんな理屈なら安全圏で兵站とかやっている兵士まで対象になるし、貴方が毛嫌いしている国境警備員なんていよいよ追い詰められたら普通に前線投入されるでしょう。今投入しなきゃ意味が無いと思っているなら、それは逃亡者に対しても同じ事。
普通に行きたくない人を活かしたいだけですが?
国境警備隊を順番にしてはどうですか?不平等なのが
良くないと思うだけですよ、国の為に戦場で生命を落せと
選択肢を自分が消されたら貴方は同じ事を言えますか?
負けた指揮官の昇進、おそらく逆の報告を上に上げたのではないかと。つまり損失の隠蔽と戦果の誇張をやっちゃったのかもしれませんね。
そもそも指揮官人材の不足と枯渇が原因ではないかと思います。
まず開戦前から比べ動員等で大幅に部隊が増え組織規模も大きくなり、また緒戦で経験豊富な指揮官も散ってしまい、指揮官が全く足りなくなった。
当然結果の出せない指揮官は交代させられるが降格では無く別部署へ移るだけ。ポストは有るので輪番制の様になり、適正有無もみなくなる。
よって交代者も有能とは限らない。人材育成したくても、熾烈激戦の塹壕や市街地で候補者は擦り潰されている。よって不適格な抜擢や経験不足の人事が横行する。部隊内で不平・不満が溜まり士気が低下。よって結果が出ない…。不のスパイラル、無限ループに陥ってるのではないかと。勝手な考察ですが。
無能な指揮官が来たら、敵のドローンの餌食になる場所をお勧めするんちゃうんか。
命かかってるんだから命令無視とか。
直属ならそれでいいけど上の上だったりしたらアウト
Majakovskもスタロマイオルケは事実上制圧されたとジャッジしていましたし、Poulet volantも集落は奪還されて現在行われているのは郊外に残っているウクライナ軍の掃討戦であるとしていたので、ウロザイネも着々と集落内を制圧しながら北上しつつあるとのことでしたから、指揮官の無能さもあるでしょうけどハリコフに部隊も武器弾薬も装備も奪われている以上は遅かれ早かれ現在のような状態になっていたでしょうね
その各戦線の部隊と装備を吸い取っているハリコフ方面もボルチャンスク市内でロシア軍が反撃を開始したという話が出てきている上に、WarGonzoもリプシ方面でウクライナ軍がライボケに向けて何度も反撃を行っているものの悉く失敗して撃退されていると報告するなど、兵力でもドローン戦力でも遥かに上回っているのに苦戦している感じですし
まるで旧日本軍の問題点が色々と今のウクライナ軍にデジャブするのは気のせいなのだろうか。戦時中の軍隊とはいえいうて官僚組織だから色々と迅速に効率的に動けないんだろうなとは思う。
旧日本軍といえば祖父が職業軍人として満州→フィリピン→インドネシアで終戦と昔言っていたことを思いだすが、最終的にはインドネシアのある島の防衛部隊にいたが海の補給路を完全に潰され自給自足で死守命令というか撤退の手段もないので、とんでもない地下塹壕陣地を島に作って玉砕するつもりで待っていたら、アメリカの飛び石作戦で終戦してたと笑ってたのを思いだす。
旧日本軍は終戦間際でもまだ練度や士気の高い部隊もある程度いたそうだが、ウクライナ軍は先の反攻作戦で練度と士気の高い部隊が壊滅していると思われるので今は国民擲弾兵のような部隊でなんとか頑張っているのかなとも思うがなかなかに切なくなる。
まるで旧日本軍の問題点が色々と今のウクライナ軍にデジャブするのは気のせいなのだろうか。戦時中の軍隊とはいえいうて官僚組織だから色々と迅速に効率的に動けないんだろうなとは思う。
旧日本軍といえば祖父が職業軍人として満州→フィリピン→インドネシアで終戦と昔言っていたことを思いだすが、最終的にはインドネシアのある島の防衛部隊にいたが海の補給路を完全に潰され自給自足で死守命令というか撤退の手段もないので、とんでもない地下塹壕陣地を島に作って玉砕するつもりで待っていたら、アメリカの飛び石作戦で終戦してたと笑ってたのを思いだす。
旧日本軍は終戦間際でもまだ練度や士気の高い部隊もある程度いたそうだが、ウクライナ軍は先の反攻作戦で練度と士気の高い部隊が壊滅していると思われるので今は国民擲弾兵のような部隊でなんとか頑張っているのかなとも思うがなかなかに切なくなる。
>>敵は集落の周囲に機関銃を配備した観測所を設置して全ての侵入路を掌握している
沖縄の前田高地で孤立した志村大隊みたいだ。
包囲から夜間脱出を試みたが、脱出ルートには照準のついた米軍機関銃陣地が待ち構えていて大損害を出し脱出を断念
沖縄戦の時もだけど士官学校出て部隊で見習士官を経てすぐに大隊長に戦時昇進させてるからベテランの中年中隊長を経験不足の若い大隊長が指揮する構図。
現在のウクライナ軍も似たような状態なのかもね。
今のウクライナ陸軍士官学校の教育は、当然旧・ソ連軍式のものではなく、NATO軍式でしょうから、今の長期戦、消耗戦、大規模な野戦に合ったものではなく、市街戦や局地戦、複雑な電子機器を多用する治安作戦を重視したような教育かもしれません。
しかし今のウクライナでの戦闘は、長期化すれば長期化するほど、昔の第一次世界大戦の西部戦線や、沖縄戦のような、反斜面陣地だとか、馬乗り戦法とか、まな板戦法のような、地味な陣地戦になっているわけです。そういう戦況では、昔ながらの
「パックフロント」
だとか、前線砲兵だとか、チュイコフとかいうような、地味なソ連軍式の基本の方が実戦的と言われてます。
新米指揮官の失敗は孫ピンの遥か昔から繰り返されてる構図ではある
どこかで経験積まないといけないんだろうけど、人間だれしもペーペーの下では戦いたくないところ
沖縄戦での米兵も
「前いた士官学校出たばかりの曹長殿は『突撃しろ』ばかり言ってたから『お先にどうぞ』って言ってやったら黙っちゃった(笑)」
「次来た曹長殿も同じだったら『どうぞお先に』って言ってやるつもりだったけど『おれに付いてこい!』と言って飛び出していったから、みんな慌ててライフル持って追いかけたんだ ハハッ…でも丘を越えたところで何か叫んだと思ったら倒れて戦死したんだ。立派な人でしたよ。名前の一つも聞いとけばよかったけど残念」
って感じのことをドキュメンタリーで答えてたから、人の出入りが激しい軍組織として不可避なんだろうな
内部から包囲を抜ける努力は非常に厳しそうですね。
通信は繋がってるようですから、早ければ早いほど内外呼応して救出の可能性があるとは思うのですが、この兵士のお怒り具合からすると救援無しとでも言われたんでしょうか。
無能な上司がいると、部下が苦労する。でしょうか。思い切り上司批判・責任追及。
そもそも指揮官人材の不足と枯渇が原因ではないかと思います。
まず開戦前から比べ動員等で大幅に部隊が増え組織規模も大きくなり、また緒戦で経験豊富な指揮官も散ってしまい、指揮官が全く足りなくなった。
当然結果の出せない指揮官は交代させられるが降格では無く別部署へ移るだけ。ポストは有るので輪番制の様になり、適正有無もみなくなる。
よって交代者も有能とは限らない。人材育成したくても、熾烈激戦の塹壕や市街地で候補者は擦り潰されている。よって不適格な抜擢や経験不足の人事が横行する。部隊内で不平・不満が溜まり士気が低下。よって結果が出ない…。不のスパイラル、無限ループに陥ってるのではないかと。勝手な考察ですが。
あいかわらずこのサイトは親ロ派の巣窟なの?(´・ω・`)
ウクライナ批判≠親ロ派
てか元ネタのDeep stateはガチガチの親ウクライナ派だけど(ウクライナ人?)
ウクライナにしろロシアにしろ全く関係無い国のどちらか一方に肩入れする気持ちが全く理解出来ません。
プロ野球とかのつもりかな?
日本に親ロも親ウもほぼおらんでしょうな。
ネットで頑張れ頑張れ言ってるだけで。
みんな行ったこともなければ言葉すら知らないのだから。
特定地域を悪く言う意図はありません、という前提の元で。
北海道や一部東北ではそれなりに民間交流があり、お付き合いもあるんですよね。逆に極東ロシアも同様です。元日本の土地もありますから。ただし、支持してるかはまた別の問題ですね。
ウクライナと縁がある人はオンラインぐらいじゃないですかね?直行便も無いですし
プロ野球ファンやサッカーファンにも、いろいろな人が居て。
媚びチームの批判厳禁のファンもいれば、ダメなプレイや作戦は批判するファンもいる。
昔に比べると批判厳禁が少しづつ増えている感じかな。特に若い人。
現代は、右も左も内部での相互批判禁止。他のイデオロギーはボロクソに言ってもOKみたいな風潮が強くなった。その結果、批判者=内部のものではない、敵という認識になってしまう。また相手をナメまくる脳みそになった。
昔は相手に敬意を持ち議論の上での最低限のマナーは厳守だったけどね。
ディープステートや告発したウクライナ兵士は親露派だったのか…
もう終わりだよこの国
親宇親露のくだらない口喧嘩は不毛。
前提の前提。
絡みたいならヤフコメ、2ちゃんでやってくれ
以上
ウクライナの苦境という自分の気に入らない事実を提示されただけで親露派と認定するの良い加減やめたら?
引用元DEEP STATEは、親ウクライナのOSINTですよ。
悪い面に向き合えることは、辛い事であり大人なんですよ…
途中から来た無能な上官で現場が悲惨な事になるのは昔から言われてますが避けられないものなんですね。
平時でも無能な上司やコンサルにかき回されて崩壊する会社あるあるなのに簡単に逃げ出せない戦場でも同じとか救いが無いなあ
こういうことは、過去の戦場でも、戦争以外でもあることです。
しかし、戦争中のウクライナでこういう話が出るのは、やはりウクライナ側の戦況が良くないのでしょうね。
戦況が良ければカバーされて起こりにくいし、起こっても外に出ないことが多いからです。
日本の大企業・公務員も同じく、人事異動で上司の当たり外れがありますからね。
軍隊は巨大組織であり、しかも戦時中の戦死・ローテーションですから、人事評価も難しいのだろうなと。
DeepStateは興味深く、かなり頑強に抵抗して防衛していた方面ですからね。
長期戦による疲労・補給状況、ハリコフ攻撃前後(予備部隊の引き抜き)などの面からも、情報があれば合わせて考えてみたいと思っています。
兵士が包囲・それに近い状況なのであれば、現場指揮官の判断が遅かった可能性・理由が気になりますね。
会社だったら無能な直属上司は今の時代、告発権力の高い女性をけしかけてパワハラ.セクハラって訴えれば消せる可能性が高いですし、戦場でも直属の上官であれば後ろから何故か弾が飛んでくるで名誉な戦死になりますが、やはりその上となると手が出せないのが困るところですね。
しかし、ドローンから国旗を投下ってw
この戦争のドローン戦術はどこまで深化するんだ。
なんなら鉄の煙突に磁石で国旗付けたりしてるぞ。
旧ソ連の戦い方で苦情が出て西側方式の戦い方を恐らくやった結果が燦々たる物なら、何を学ばせるのがベストなんだろうなぁ。近い所でアフニスタン国軍が西側方式の戦い方しようとしたら航空支援がなくて駄目だったとか、レオ2戦車の戦い方にしてもロシアの地雷密度とか想定外で実情と違っていたって話しあったよね。
現時点でウクライナにそれ程アドバンテージが無い以上は、ロシアが取っている戦い方とウクライナのリソースを上手く調整した戦い方を策定して教えるぐらいしないと駄目なんじゃないかな。本当にこの戦争は色々な教訓が出てくるな。
> 旧ソ連の戦い方で苦情が出て西側方式の戦い方を恐らくやった結果が燦々たる物なら、何を学ばせるのがベストなんだろうなぁ。
教育が現場の変化に追いついていないパターンかな。
西側式、旧ソ連式、現場式があって、現場式が一番現実的なんだろうけど。
上層部やエリート様は、舶来品志向というか西側礼賛状態でしょうね。
日本でも90年代以降はエリートは社会主義的物は悪、自由主義的物にすれば全て解決みたいな思考が強くなったし。 都合の悪いことは全てソ連式・ソ連文化(ロシア文化)で説明して、ソ連式やソ連文化(ロシア文化)を排除しようとするから、混乱に拍車をかけるような(レッテル貼りで問題を直視していない)。 体制そのものが、脱ロシア・脱ソ連だからしょうがないけどね。
横から失礼します。
>上層部やエリート様は、舶来品志向というか西側礼賛状態
というよりも、供与されている兵器に影響を大きく受けているように思います。
また、以前から所有している東欧規格の兵器との平行運用も問題かと。
初戦で反撃を急がず(今更ですが)、ウクライナ側が兵科の編成や、訓練にもう少し時間とリソースを割けていたら、もうちょっと違った結果が見えていたかもと個人的には考えています。
でもそもそも「体制そのものが、脱ロシア・脱ソ連だからしょうがない」に尽きるんですけどね。。。