RYBARはスームィ・クルスク方面について7日夕方「ウクライナ軍がコレネヴォ郊外に到達した」「スジャがグレーゾーンに入った」と報告、これまでにロシア軍はクルスク州で20拠点を失い、RYBARは「残念ながら敵の用意周到な攻勢準備が実を結んだ」と述べている。
ウクライナ軍の目的が不明なので攻勢が成功しているかどうか判断出来ないが突破スピードは相当早い
RYBARはスームィ・クルスク方面について7日「ウクライナ軍がニコラエヴォ・ダリノを占領した」「ウクライナ軍がダリノを占領した」「ウクライナ軍がスヴェルドリコヴォを占領した」「ウクライナ軍が38K-004沿いにゴンチャロフカ郊外まで前進した」「オレシュニャでも困難な状況が続いている」と報告。
更新した戦況マップの中でも「ロシア軍がゴゴレフカとルバンシチナを支配していない」と示唆しており、RYBARは「国境沿いに最大2,000人の敵戦力が集結している」「ロシア領クルスク州内に最大400人の敵戦力がいる」と述べていた。
その後「ウクライナ軍がオブホフカ、ポクロフスキー、リュビモフカ、トルスティ・ラグ、ゼレニ・シュリャク、ノヴォイヴァノフカ、レオニドヴォ、アレクサンドリア、レベデフカを占領した」「ロシア軍がスジャ方向のウクライナ軍をゴゴレフカまで押し戻した」と報告していたが、7日夕方に「クルスクの状況が悪化している」「残念ながら敵の用意周到な攻勢準備が実を結んだ」と報告。
RYBARは「ウクライナ軍がコレネヴォ郊外に到達した」「ロシア軍がゼレニ・シュリャクの奪還を試みたが失敗した」「スジャがグレーゾーンに入った」「ウクライナ軍がゴンチャロフカを占領した」「ウクライナ軍がオレシュニャを占領した」「ウクライナ軍がメロボイを占領した」「ウクライナ軍がクリロフカを占領した」「ウクライナ軍がゴナルを占領した」「ウクライナ軍がグエヴォを占領した」と報告、ウクライナ軍の攻撃目的について「クルスク原子力発電所かもしれない(外交交渉の材料)」と述べている。
クルスク原子力発電所はスームィ州の国境から直線距離で約57kmも離れており、これが現実的な目標かどうかは謎が残るものの、あるロシア人ミルブロガー(Два майора)は「クルスクに侵入したウクライナ軍が採用している戦術は我々がハルキウ東部を失った2022年秋のものに酷似している」と述べており、今後数日の間に何処まで前進できるかでクルスク原子力発電所に到達できるかどうか判明するだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
まず疑問として400人かそこらでこれだけの領域を制圧できるのか、スームイ州に隣接するこの方面にロシア軍はほとんどいなかったのか、状況がよく分からないですね。
ウクライナ軍の支配地域になっている場所は軒並み低地で、だからこそここまで素早く進撃することが出来ていると思うのですが、裏を返せば周囲の高地は全てロシア軍に抑えられているので態勢を立て直されれば容易にキルゾーンへ変貌して殲滅させる可能性が高いんですよね
目標の一つだと言われているガスパイプライン測定所も今更占領したところで何のメリットも無い上に、仮に原発を占拠して脅迫材料に使用したら今度こそウクライナ国内にキノコ雲が立ち昇ることになるでしょうから、冗談抜きにロシアを無駄に怒らせて自分たちの立場を悪化させるだけの、バルジの戦いや春の目覚め作戦以下の無意味な侵攻なんですよな
おまけにボグダン氏の投稿や他に色々アップされた映像見る限り、ウクライナ軍もクルスク州内の集落や街を徹底的に破壊し尽くしながら進軍しているみたいですし
この規模で進軍しているのであれば、本格的な越境に投入された兵力がウクライナ側のロシア人部隊だけとは思えなくなってきましたね。越境しているのではと言われている一部の部隊の広報を注視する日々が続きそうです。
装備だけならある程度は言い訳も出来ますが、国軍が投入された場合は軍事的にも外交的にも大きな転換点となり得ます。
どのような結果になるかはわかりませんが、失敗した側にかなりの引責人事が起きるのは間違いありません。
今までの自由ロシア軍による越境は「ロシア人部隊だから」という建前でしたが、国軍が投入されているとすれば話は変わってきますね。
外交問題どうの以前に、まずは押し寄せる宇軍撃退しないとね…
スジャにある欧州向けガスパイプラインの拠点がウクライナ軍に制圧されたという情報が流れて欧州のガス価格が一斉に高騰しているそうです。外交も無視する訳にはいきませんし、その点ではウクライナにとって地雷案件かと。
ForbesのAxe先生にまで「貴重な兵力の浪費」と酷評されちゃってるんですが…
方面軍から対応する部隊の選定・集結・移動・配備までに2〜3日掛かるでしょうから、初動でスカスカであろう地域を突破できる所までは順調に進めるでしょう
問題は今日明日からで、実際にどれだけの戦力がいるのか次第ですが足が止まるでしょうね
ハルキウ奪還と戦術が似ているという話ですが、元自国領土とは話が違ってくるので、そう上手くいくとは思えません
(そもそも目的が不明なので何を持って成功かが不明ですが)
ロシア側の対応遅くない?民間人避難させてるから?それともウクライナ側の攻勢限界待ち?
限界に達して息切れした所を一気に叩くつもりでは
作戦術レベルで普通に考えれば、これは陽動でしょ。クルクス方面の守備隊で対応出来なければ、距離的にドネツク方面で突進しているロシア軍主攻戦力用の予備兵力を転用するしかなく、必然的にロシア軍の前進は止まるしかない。この作戦の成否判定は陽動に成功した上で投入戦力の損失を軽微に抑えて策源地まで撤退出来るかどうかで決まるものと思います
話では、地上兵力が展開されておらず航空と国境防衛隊のみが当ったとか。流石に今は急ぎ展開準備中でしょうが、数日はかかっても不思議じゃなさそうです
ロシア人ミルブロガーによるとロシア軍の不手際だそうです
情報収集に失敗した上、ここの防衛を担当していたのは旧式装備の新人徴収兵で構成された部隊とカデロフツィ、しかもカデロフツィは真っ先に逃走したため徴収兵は多数の戦死者と投降者を出しました。
カディロフツィは動画撮るから戦うヒマが無いから仕方ない。
停戦交渉をする上でのカードにするつもりなのでしょうか。
部隊の規模から考えても占領地を長期間維持するのは難しいですし
そうなると交渉を早期に実現したいという意思があるのかもしれないですね。
停戦の交渉材料にするためには少なくとも一定の期間はロシアが取り返せないと思うほど強固に占領しないといけません。そうでないとロシアは交渉ではなく力でこの地域を取り返そうとしますから。
なので、占領自体を交渉材料にするつもりなら占領した面積から考えるとウクライナ軍は近い内に少なくとも数万人はこの地域に増援を送ると思います。防衛拠点を作り上げ、補給路を確保していくには大量の人員が必要ですから。
増援を送らないならここまで進んでしまうと補給線の維持が不可能なので一撃離脱が狙いとなり何らかの目標に達すれば撤退するでしょうね。
一撃離脱形式だとする狙いはどこかになりますが、どなたかがが書き込んだ空軍基地狙いのほうがまだ理解できますが、原発狙いはさすがにやばいですね。国際的な支援に大きな支障が生じる危険性がありますから。
さすがに原発を交渉材料にする勢力をかばうことは難しいですよ。それこそウクライナ支持者のよく使う悪しき前例を作ることになりますので。
ウクライナが苦戦してる今クルスク州侵攻する意味が分からんが
ロシア軍も何やってるんですかねぇ
ロシア軍に関してはクルスク侵攻などを想定して
数が多くドネツク州にいるロシア軍を抽出さえすればこんな事態にならずに済んだろうに
それが狙いと見るのが一番自然ですかね
ロシアが国境をしっかり守らざるを得ない情勢にしてしまう事で、今はウク東部に集中出来ている戦力を移動させる企図では。
戦力に関してはロシア国内の戦闘になるので徴兵した部隊が使えますから、そういう意味で東部や南部から戦力を抽出する必要はないと思われます。
距離も遠いですしね。
ただハリコフ方面からは一定数戦力の抽出があるかと思います。
何がなんだか分からない。何かの戦記ものの最後の突撃みたい。
もしかしてロシア軍、奇襲察知してなかった?
シルスキーもわざとクリミア攻撃をちらつかせて、こちらの注意をそらしてた?
架空の戦記物でなくとも、一発逆転を期して最後の突撃なんて事例は少なからずありますよ。ただ本当に逆転した例はあまり思い当たりませんが。
まあ逆転できたら「最後」では無いですしお寿司
軍事的合理性に欠いてるようにしか見えない攻撃故にロシア軍にとって完全に予想外なので奇襲が成立したという形と思われます。
傍から見ても現状は、政治的な(それも外部から見ると理解に苦しむ類の)理屈のみで東部戦線の苦境を見過ごして越境攻撃を強行したようにしか見えません。
今は、奇襲効果があるうちに出来る限り戦果を拡大する段階にありますがそれが過ぎた時、ピンポンダッシュ作戦で逃げかえるならマシです。
本気でロシア領の占領維持を考えている場合、その戦力を東部戦線に回せとしか言いようがありません。
ピンポンダッシュで補給を切る、とかこの場合出来るのかしら。ちょっと違いそうだけど、絵図面の全体がわからないとおかしいとも言えなさそう。
関ヶ原での島津の中央突破
大阪夏の陣の真田の家康本陣への強襲
沖縄戦での反撃
まぁロマンはありますね
島津の中央突破だけは大将が生還したため一応成功って感じですかね。
ウクライナの意図としては考えられるのは停戦交渉時のトレード材料を作るためですかね?
今回の戦争でイギリスが噛んだ場合記念日に絡める行動が特に多い
そして明日8/9はヒロシマ原爆の日
原発をマジ破壊してロシアに全責任被せるために攻撃可能地点まで強行しているという可能性はある
普通に考えればあり得ないながらも全責任をロシアにかぶせて宣伝戦で勝利した成功体験がウクライナには複数ある以上警戒は必要だろう
原発破壊に一ミリでも関与が疑われるならウクライナは御終い。放射性物質がNATO領土に届くなら明確な攻撃としてウクライナを攻撃する必要があるでしょう。それをしなければロシアがやった時に何も出来なくなる。
ウクライナのドローン攻撃でロシアのクルスク原発が一時電源喪失、IAEAが双方に自制を呼びかけ
スプートニクがウクライナによる原発破壊を主張
こんなネタ未満の推測に所詮スプートニクとはいえ後押しするな
最初の情報でちょっかいを出した程度かと思っていたら、ウクライナ軍は精鋭の4個旅団を投入しているという情報が出て来て驚いています。奇襲もあったとは言えこの規模の面積を占領しているのですから相当な兵力を投入していることは事実なのでしょう。ドンバスを放っておいてこんな実りの薄い作戦に投入しているのなら、控えめに言ってウクライナ軍の判断は奇妙です。
こんな作戦を行うウクライナ軍の目的について考えてみましょう。私は二つ考えています。
まずは他コメントでも挙げられている講和交渉の際に切るカードという説です。ハリコフのロシア軍橋頭堡との交換に使えるのは確かでしょうが、個人的には交渉時までウクライナ軍がこの橋頭堡を維持できる確率は低いため懐疑的です。
もう一つはよく言えば認知領域での状況を巻き返す、悪く言えばSNSで「バズる」ための作戦という説です。黒海艦隊への攻撃など、軍事的合理性に乏しいが一過的な話題にはなる作戦を実行した前科がウクライナにはあるので個人的にはこちらを本命に見ています。大統領が芸人であることと関係があるのでしょうか?しかし、これが真実ならウクライナ兵はSNSで消費されるために死んでいる訳で気の毒ですね…
最後にこの作戦の成否ですが、私はウクライナにとって悪い結果を予想しますね。一見広大な領土を占領したように見えても奇襲によって無人の野を駆けただけで、(三回目なのに簡単に奇襲されるロシアもどうかと思いますが)実は伴っていません。すぐに叩き出されて、ロシア国内の攻撃によってロシア人の戦意を高めるだけでしょうね。志願兵が不足しているらしいので丁度いいですね。ウクライナに感謝でしょう。
>>ロシア国内の攻撃によってロシア人の戦意を高めるだけでしょうね。
モスクワのテロとは比較にならない位、国民の意志がウクライナ侵攻に前のめりになる可能性が高い。大部隊に国境を突破されたらある程度奥まで侵攻させてから兵站切って叩く方が敵の損害を増やせるのではないだろうか?
私も話題にするために派手な行動しているに一票ですね
このままだとイランvsイスラエルの方に話題が取られそうなのでウクライナに注目してもらうための宣伝活動でしょう
今のウクライナの穀物輸出はほぼ戦前の水準まで回復し、うち8割程度がオデッサなど海港経由の輸出もです。残りもドナウ川河港経由や鉄道輸送などで、一時東欧諸国と摩擦になっていたトラック輸送はほとんど行われていません。
これなどは、黒海艦隊への攻撃によってロシア海軍の行動が極度に不活発化した事の、直接の成果の一つじゃないですかね。
可能性を否定はしませんが、穀物輸出をロシアが本気で阻止したいのなら、潜水艦による妨害や港湾へのミサイル攻撃などやりようはいくらでもあります。ウクライナの穀物を必要とする途上国等に配慮して穀物輸出を許す方針に転換したと考えた方が私には自然に思えますね。
ロシアも地雷原用意してなかったのかな?
ロシアも平和ボケだねえ。
この奇襲成功(今のところ)がザポリージャ州やヘルソン州のどこかなら軍民の士気は多いに高まって、欧米の評価も爆上がりだけど。
Forbesの例の人があまり喜んでないどころか、この兵力を別の方面に使うべきとかかなり批判的なのがね。
数千程度なのにロシア側がいまだに対応していないのも疑問
この方面には10万くらいの軍が訓練していると西側の話であったし、となりのハリコフでは五万の軍がいる
ひょっとしてかなり撤退してそれを理由に危機感をあおり新規の動員を始めようとか考えているのかな?
契約兵の値段が高騰してるから安い動員兵で賄いたくなったのではなかろうか。
今までは西側の兵器をロシア領内で使わないというタテマエがあったからロシア人部隊を使ってたけど、ミサイルでのロシア領内攻撃が容認されて西側装備の正規軍も投入できるようになったということか
欧米の反応を見るのも目的の一つでしょう。
欧米製兵器での越境攻撃を正当化したり、見て見ぬふりをしてくれたら今後も使うでしょうし、怒られたら今後はやっぱり自国かロシア製兵器でやるしかない。みたいな。
>ロシア領内攻撃が容認されて西側装備の正規軍も投入できる
東部戦線のウクライナ軍が劣勢なので国境警備が薄いクルクス州で
正規軍の越境作戦実施、天然ガスパイプライン施設,鉄道,電力など
インフラ破壊が目的で占領地確保・要塞構築はないでしょう
インフラ破壊はそれこそ自爆ドローンでも可能で、既にスジャのガスパイプライン施設には何度か攻撃をかけています。
手薄な地域への嫌がらせというのは発想としては当然あるでしょうが、他の地域の防衛(特に東部戦線)をないがしろにしてまでウクライナ軍にとっては貴重極まりない精鋭旅団を投機的な作戦に使う事は、どう考えてもマイナスでしかないと思われます。
>ロシア領内攻撃が容認されて西側装備の正規軍も投入できる
東部戦線のウクライナ軍が劣勢なので国境警備が薄いクルクス州で
正規軍の越境作戦実施、天然ガスパイプライン施設,鉄道,電力など
インフラ破壊が目的で占領地確保・要塞構築はないでしょう
米国報道官の話では、事前に知らされていない。政府の方針に反していない。急ぎ情報を聞き出している。との話でした。
恐らく表面上を取り繕っているだけで混乱していると推測されます。
ウクライナ側の兵員はこの侵攻の深さだと無事帰還出来ないことを前提且つ指揮統制の整った忠誠心マックスの死兵の精鋭部隊で迅速に侵攻しているだろうからロシアは結構手を焼くとは思うかな。
只戦術的には今の所上手く行っている様に見えるが、戦略的には何がしたいのか不明なのと結局戦況には影響余り無いと思われるし、ロシアからすると裏切り者のロシア人部隊と西側装備で固めたウクライナ正規軍が祖国ロシアに諦めずに侵攻し暴虐の限りを尽くしているとプロパガンダが捗るし、予備役動員や自称特別軍事作戦から戦争への格上げを行うハードル下がるので、もっと奥まで深く都市破壊しながら侵攻されるのはある意味歓迎とロシア上層部は考えているかもね。
恐らくまだ民間人が大勢残っているでロシア側は大規模な空爆とかできないのでは?
とりあえずスジャにある欧州向け天然ガスパイプライン施設を制圧したとのこと。破壊してロシアの外貨収入を絶ってもよし、EUとの交渉材料にしてもよし、ということなんだろうか。
バイプラインはウクライナを経由している?から、ウクライナの収入も減るけど、いままても破壊工作してるみたいだし、綺麗サッパリしたいということかも。
クルスク原発はスジャから60kmとのこと。
スジャのガス測定ステーションは主にウクライナを経由して東欧諸国へガスを送る拠点なので、ガスの供給を止める目的ならウクライナ国内で止めれば済む話で、わざわざスジャを占領する必要はないんですよね。
本当にウクライナが何をやりたいのか全く理解できません…。
まごう事なき迷作戦
突入戦力が欧州に向かうガスパイプライン施設を占領したという情報もあるので戦果アピール+ガス供給遮断の匂わせで更なる援助拡大もしくはNATO直接参戦の交渉材料にしたいんですかね…?
ロイターがいまさらクリミア占領によるプーチン政権解体の記事を掲載したりしてますし、どうもウクライナ軍は投機的作戦に全てをかける基本方針で他の戦線の地道な立て直しは放置する流れという嫌な予感が…
ロシア側は攻勢が来ることまでは予測してたけど
侵攻部隊の規模と質に関して想定を大幅に上回っていて対応に手間取ってると予想。
西側装備の精鋭4個旅団というのが本当なら,完全に想定外でしょうね。
ピンポンダッシュを想定していたら、ブルドーザーでやって来て門扉ごと破壊してきたみたいな感じです。
兵とは詭道、を地で行く作戦ですね。
さすが芸人大統領ゼレンスキー閣下、視聴者の度肝を抜いて大爆笑させることについては天才的です。
「考えはしても、まさかやらないだろうと人々が思うことをやる」日テレのバラエティ番組のプロデューサーに必須の能力を持っていると言えますね。
とりあえずスジャにある欧州向け天然ガスパイプライン施設を制圧したとのこと。破壊してロシアの外貨収入を絶ってもよし、EUとの交渉材料にしてもよし、ということなんだろうか。
バイプラインはウクライナを経由している?から、ウクライナの収入も減るけど、いままても破壊工作してるみたいだし、綺麗サッパリしたいということかも。
クルスク原発はスジャから60kmとのこと。
ウクライナを経由するパイプラインをわざわざロシア領内で破壊する意味がわかりません。破壊するならウクライナ領内ですればいいと思いますが。
ロシア本土に攻め込んで失敗したナポレオンやナチスの轍を歩むことになるのか、あるいは回避できるのか…
今までを考えたら、惨敗で終わりそうな気が…
ピンポンダッシュにしては投入兵力の規模が大きい
今後ロシアが反撃してくると想定すれば、この範囲の戦線を維持するには兵力が少ない。
何ともよく分からない。
2400人というのが本当であれば現在広がった戦域をカバーする程度で、後続に部隊を派遣することになれば無理して人的資源を引き抜かないとならない。
どこが戦略目標なのかわかりませんが重装備を抱えて到達できるのはスジャ程度で、州都クルスクはもちろん原発は非現実的に思いますね。
ただし、近距離まで接近して砲撃を加えることはこのペースで進めば可能性はかろうじてあるかと。
そのためにはE38沿いまでR200を進めるか、或いはE38沿いに進んでバリシエ・ウゴニから直線を取るかですが
意図がわかりませんが、かつて
石油がなくなる前に打って出る
として当初だけ快進撃した某帝国っぽい感じがして、先行きが心配。
今作戦の合理的な出口戦略を持っていることを、淡く期待。
クルスク攻勢の投入兵力は数個旅団に達し、これまでのピンポンダッシュと違ってハリコフ攻勢の緒戦に匹敵する大規模なものとなっている。地雷処理型ストライカーが投じられていることから、先鋒を務めるのは西側装備の第82旅団。温存していた精鋭部隊を投じた奇襲作戦となった。
谷沿いに制圧地域を拡大しているが今後数日でロシア軍の徴収兵部隊及び対NATO用旅団の投入が進み、数と奇襲効果のアドヴァンテージ消失と共に支配地を失う結果に直面するだろう。問題は”何を”作戦目標にしているかである。
交渉のために領土や原発を人質にするというのはあり得ない。原発までは90km近く離れており領土を維持するためのマンパワーが絶望的に不足している。ロシア領内であればプーチンは大手を振って徴収兵を投じられる。これほど戦術的に攻勢を実施したウ軍がそれを理解していないとは思えない。
したがって、ウ軍の目標はもっと機動力の高い人質、すなわち人間である可能性が高い。ハマスのように多数の捕虜及び民間人を拉致しロシアの動揺を誘う計画である。もちろんこれは国際的な非難を浴びる可能性が高いがバイデン政権が中東情勢と米選挙にかかり切りの状況では大したレスポンスができないとタカをくくっているのだろう。
前線がジリ貧の状況で最後の賭けに出た形だ。
アメリカの大統領選挙を踏まえた、政治的な作戦ではないかな?地域や作戦の設定には米軍が協力していると思います。
もしトランプが当選したら、こういうことはできなくなるだろうし、終戦に向かう可能性も高いですからね。
ウクライナ政府や軍部の中に,この作戦をどうしても行いたい有力者や一大勢力がいるという内部分裂,意思統一不全説に一票。
キーウ防衛の精鋭4個旅団投入が本当なら徹底抗戦派に消えてもらう為にも見えますね
精鋭が丸ごと生き残ってると停戦交渉にも進めない
映画版アルキメデスの大戦思いだすわぁ(名作です)
この作戦についてはウクライナ側の目的が首尾よく成功しない限りはその全てがウクライナ側に悪く回ると思います。
まず第一に他の戦線を事実上見捨てて戦略的に意味不明な所に戦力を投入した事。これは作戦失敗場合は他の戦線を戦っている兵士達を事実上裏切るものです。作戦を立案して実行した事自体他の戦線で頑張ってる兵隊達への裏切りです。
第二にロシア側に侵攻したという事実が残る訳ですがこれはロシアが常日頃言っている「ウクライナ軍がロシア系住民の多い居住地に砲撃を頻繁に繰り返していた」という主張を文字通り裏打ちする話になります。危険なウクライナ人達という訳です。原発狙いだとしたら文字通りそういう事になるでしょう。ロシアがやったと言い張ってザボリージャ原発にロケット弾を撃ち込んだ過去もありますから。
第三に単純に戦力が喪失する可能性が高いからです。この無意味な(と思われる)縦進の深さは戦闘正面の狭さもあって失敗した場合は壊走にしかなら無い可能性が高いです。
第四にこんな意味不明な失敗したら何も残らない作戦を実行する連中に支援をし続ける国なんてあまりないでしょうというか、これでも支援し続けるようなら西側諸国は文字通りどうかしています。ウクライナは頭の悪い蛮族扱いになるでしょうから。
第五に殴られたら殴り返す気質のロシア人が普通に怒るだけでしょう。
つまり、絶対に成功しなければいけない、しかも何が目的であろうが成功する可能性が少ない作戦という訳です。
Forbesの例の人ですら酷評するのは当たり前の作戦ですが、そもそも何故これが通ったのかが疑問です。作戦実行しようとするだけでも能力と判断力を普通は疑われると思います。
端的に言ってウクライナの終わりの始まりだと思います。そしてこれは多分戦後にも尾を引くような悪い影響が残ると思いますね。
戦争が追いつめられると最後に乾坤一擲の反撃をして戦果を出した上で交渉をやり易くしよう、という「一撃講和論」が出てくるのが常ですが、恐らく今回のウクライナの攻勢はそれかそれに近い物かと思われます。
政治的な要求で始まった作戦であれば軍事的な整合性が無くて当然ではありますね。
東部戦線の穴も埋められずハリコフも押し返せない状況下で、このような博打的要素が極めて強い作戦を実施する時点で、相当ウクライナ側の焦りが感じられます。
ロシア側の油断も有ったんでしょうが、恐らく数日もかからずこの攻勢は止まり、押し返される状況になるでしょうね。
すでにスジャではウクライナ軍の前進が止まってます。
虎の子のパトリオットを前進させたり、ウクライナ軍に残った精鋭部隊(3個連隊?)を全て投入しているという情報もありますし、うまく撤収が出来ずに戦力を磨り潰してしまった場合、停戦時の交渉も相当不利になるのではないでしょうか?
負けてる側の政治的要求から始まった攻勢はラインの守り作戦、もしくは春の目覚め作戦等が有名ですが、恐らく結果も同じようになるかと思われます。
ヨーロッパへのガス施設占領とか、EU総出でウクライナの方にキレそう。つか、パイプライン自体は普通にウクライナ領内通っているのだから、わざわざロシア領内の施設押さえる必要無いのでは?
ここまでやられるとロシア軍も領土奪還後にハリボテではない部隊を国境へ配置しなければならなくなるわけで、これまでの越境攻撃と同じなら後は速やかに撤退できれば大成功なんでしょうが…できるのか?
コレネヴォまで行った部隊は20kmくらい行軍してますよね…
停戦交渉・戦後を見据えても、軍事力が安全保障の担保になりますからね。
精鋭部隊・装備をここですり潰して、どうするのかなと。
ロシア大衆が、強硬になれば停戦が遠のくわけですし。
ロシア侵攻に、他国装備を活用していたとすれば、外交の根回しは本当に大丈夫なのかなと…
ヨーロッパのガス価格指標は、2024年最高価格38.750に急騰しています(Dutch TTF Natural Gas Futures 取引 – 9月 2024)。
ウクライナの役人は先物取引で儲けたのかな。危機の自己実現は可能だから。バイデン一族が儲けてたら凄いな。
たしかに、汚職社会・コネ社会ですから、仰る点は現実的な話と思います。
日本でも近々の日銀発表、日銀関係者・官僚・記者は、情報漏洩・リークを繰り返していますから怪しいと言われていますね。
上級国民は、身内・親戚を使うのもありでしょうし、真相は闇の中なのかなあと。
元々、陸続きの国の戦争で、守るだけで相手を攻撃してはいけないなんて、よほど戦力差が無い限り勝てる要素0の条件付けられていただけ。
ロシア側は、攻撃正面を自由に選択できるしそこに戦力を集中できた。一方それ以外の場所は、攻めて来ないという前提で2線級、3線級NO部隊で体裁を整えればよいのだから楽だった。
ロシア側は、ドンバス地方などの東武線線の主攻側に戦力を集中し、相当の人員と装備品を消耗している。特に戦車などの機動兵器は払底している状況で、ウクライナが装甲戦力を伴って進行した場合、クルスク方面に救援に行ける部隊があるか疑わしい。今春のウクライナの攻勢を止めたような対戦車陣地も無い中では、押し留めることは不可能に近い。
作戦目標が何なのかは不明だが、クルスクの原発を抑え、ザポリージャ原発と交換することを目標にしているのかもしれない。
また越境攻撃したことで、ウクライナ支援に変化がなければ、ロシアはクルスク方面の国境を固める必要が生じ、東部戦線の戦力を引き抜くか、他の地域から増強するしかなくなり、ドンバウ方面への圧力が低下することが期待できる。力技で押し返すより、よほど効率が良い。
かなりのギャンブルではあるが、戦略上それほど誤っているとも思えない。
そもそもクルスクが何故がら空きだったかという理由を考えてみてはいかがでしょうか?
特に戦略的に重要な目標も無く、交通の要所でもなく、原発は遥か60km先。
そこにウクライナの事実上の最後の戦略予備兵力を投入してくるとは思っても無かったのでしょう。
得られるものがあるとすればニュースの見出しを飾るインパクトだけです。
また、ロシア軍の抵抗を破って60km先の原発を奪取できるだけの大戦力ならば、ザポリージャの奪回も容易でしょう。
現に実際にクルスクへ投入出来てるのは3~4個連隊で到底十分な戦力とは言えません。
ロシア軍の戦力に関しては、ロシア国内なので徴兵で構成された戦力を投入出来ますから、他の戦線から引き抜く必要もありません。
ザポリージャのロシア軍は、原子炉を背後に置いて重火器や戦車で武装して立て籠っています。
その重火器や戦車を、原子炉に付帯被害を及ぼさずに無力化することは事実上困難で、仮に多大な犠牲を払ってできたとしても、ロシア軍が原子炉に何かしないという保証がありません。だから手を出せないのです。
一番効果的な手段は、クルスクの原発を同様に抑えて、原子炉を停止させて一帯への送電を止める。電力供給が不安定化すれば、ドンバス方面への兵站にも影響が出ますし、長期化すれば冬がやってきます。今まで他人事だったロシア国民も、実生活に影響が出れば厭戦気分が生まれるかもしれませんし、それがプーチンにとって一番痛いところです。
仮にロシアが被人道的だなんだと喚いても、自分たちが先にそれを行なっているわけですから、誰も聞く耳など持たないでしょうね。
ロシアウクライナどちらがやっても、欧米各国は良い顔しない
そしてウクライナは欧米各国の信頼を失えば致命傷になる